2017年04月30日

今日で4月が終わる(CLACLA日記)

 世は大型連休中。


 今日で4月が終わる。
 一日一日を本当に大切にして、自分自身の為したいこと為すべきことをしっかり為していきたい。
 そして、死を絶対に忘れない。


 快晴。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温も上昇し、春らしい。
 季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。


 花粉禍、そこそこ出る。
 目の周りの痒みあり。
 そして、両耳の不調も続く。


 またぞろ北朝鮮が何かやらかし、その脅威が強調されている。
 北朝鮮という国家そのものに対しては腹立たしさを感じ続けているが、しかし、だからと言って日々垂れ流されている情報を鵜呑みにするかといえばそうではない。
 怖いことは、北朝鮮がこの国の諸々に体よく利用されること。
 そして、米韓日との全面的武力衝突であるとか北朝鮮による米軍基地や原子力発電所の攻撃などではない、より局地的な紛争が発生することである。


 目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 カフェインの摂取が災いしてか、4時過ぎに寝床に入るもなかなか眠りにつけず。
 しかも、5時40分過ぎには目が醒め、そのまま寝直せず冴えてきたため、6時50分頃起きる。


 朝一で、毎週恒例の洗濯をすませる。
 風も吹き、乾き非常によろし。
 ああ、すっきりした!!


 オーボエのポール・グッドウィンとテルツェットが演奏したモーツァルトのオーボエ4重奏曲他<ハルモニアムンディ・フランス>、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』(クラリネットのベニー・グッドマンの特集)を聴いたりしながら、仕事関係の作業や『鶴丸文造の遍歴時代』の改稿作業を進める。


 11時頃外出し、下京図書館へ。
 松浦寿輝の『黄昏客思』<文芸春秋>、アルカント・カルテットが演奏したドビュッシー、デュティユー、ラヴェルの弦楽4重奏曲集<ハルモニアムンディ・フランス>、ピエール・ローラン=エマールが弾いたリゲティのピアノ作品集<SONY>を返却し、パノハ・カルテットが演奏したドヴォルザークの弦楽4重奏曲第8番&第9番<カメラータ・トウキョウ>、アンサンブル・ウィーン=ベルリンが演奏した管楽のための作品集<同>を新たに借りる。


 午後、まずドヴォルザークのCDを聴く。
 第8番、第9番とも初めて耳にしたのだが、いわゆるボヘミア的な歌唱性と抒情性に富んだ作品で、実に耳馴染みがよい。
 パノハ・カルテットも音楽の要所急所を押えつつ、スマートさを併せ持ったクリアな演奏を行っていた。

 続けて、管楽のための作品集を聴く。
 ウィーンとベルリンの管楽器の名手たちが、ヤナーチェクの『青春』、パーヴェル・ハースの管楽のための5重奏曲、リゲティの管楽5重奏のためのバガテル&管楽5重奏ための10の小品集、ジェルジー・クルタークの管楽のための5重奏曲というチェコとハンガリーの作曲家の作品を演奏したアルバム。
 精度の高い演奏が繰り広げられている。


 あまりの眠たさに、14時過ぎからしばらく昼寝をする。


 YouTubeにアップされたマルクス・シュテンツ指揮オランダ放送フィル他が演奏したディーペンブロックのLes elfesやムソルグスキーの『はげ山の一夜』を聴いたりしながら、連城三紀彦の『女王』<講談社>を読み進める。


 夕方になって外出し、京都芸術センターで用件を片付けたのち、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、パノハ・カルテットのCDとNHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』の一部(広上淳一指揮京都市交響楽団が演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」から第3楽章)を聴いたりしながら、4月の創作活動を振り返ったり、雑件を片付けたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
 カルテット・アマービレが出演していた。

 続けて、アンサンブル・ウィーン=ベルリンのCDを聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『女王』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 馬鹿につける薬はない。
 そして、馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなりたくない。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

通常進行ののち、努力クラブを愉しんだ(深夜のCLACLA)

 どんよりとした感じはありつつも、晴天へ。
 途中雷が鳴り雨も降ったが。

 日中は気温も上昇する。
 季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。


 花粉禍、続く。
 目の周りの痒みやくしゃみの連発に悩まされる。
 そして、両耳の不調も続く。
 やれやれ。


 ミサイルの発射で、北朝鮮の脅威がまたも強調されている。
 それにしては、首相は外遊し、原子力発電所は稼働を続けている。
 よく右翼や保守、愛国を自称する人々はすぐに平和ボケだのなんだのと言い募るが、これこそ平和ボケの最たるものではないのか。
 胡散臭くきな臭い。


 目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、アルカント・カルテットが演奏したドビュッシー、デュティユー、ラヴェルの弦楽4重奏曲集<ハルモニアムンディ・フランス>、NHKのラジオ深夜便(1時台は指揮者山田和樹へのインタビュー)、YouTubeにアップされたピアノのデヤン。ラツィックとヤン・ヴィレム・デ・フリエンド指揮東オーケストラ(オランダ交響楽団)が演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第23番を聴いたりしながら、連城三紀彦の『女王』<講談社>を読み始めたり、作業を進めたりしたのち、3時20分過ぎに寝床に就く。


 9時半に起きる。

 午前中、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業や『鶴丸文造の遍歴時代』の改稿作業を進める。


 午後、フランク・ベールマン指揮ハノーヴァーNDRフィルが演奏したフェスカの交響曲第1番他<CPO>、クリスティアン・フレーリヒ指揮ベルリン放送交響楽団が演奏したシュポアの序曲集<同>、YouTubeにアップされたアントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの序曲『フィンガルの洞窟』とヴァイオリン協奏曲(リザ・フェルシュトマンの独奏。第1楽章のカデンツァは、この曲をピアノ協奏曲に編曲した際のティンパニが活躍するものを転用。両曲ともピリオド・スタイルが援用されていた)、フリーダー・ベルニウス指揮オランダ放送フィルが演奏したモーツァルトのフリーメーソンのための葬送音楽を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『女王』を読み進めたりする。


 17時半過ぎに外出し、人間座スタジオへ。
 努力クラブのやりたくなったのでやります公演『フォーエバーヤング』(合田団地君作・演出)を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!!

 開演前終演後、関係各氏と話をする。


 終演後、夕飯をすませたりしたのち、23時半過ぎに帰宅する。


 以上、4月29日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 01:46| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

努力クラブのやりたくなったのでやります公演『フォーエバーヤング』

☆努力クラブのやりたくなったのでやります公演
 『フォーエバーヤング』

 作・演出:合田団地
(2017年4月29日19時開演の回/人間座スタジオ)


 大声が席捲し、臆面のなさが美徳とされるような状況の中では、含羞の持ち主はつくづく評価がされにくい。
 だからと言って、自分自身の在り様を変えるとすれば、それではそれこそ恥も外聞もなさ過ぎる。
 やりたくなったのでやります公演と銘打たれた努力クラブの『フォーエバーヤング』は、そのタイトルから幕切れに到るまで合田団地という人のそうした矜持がよく示された作品となっていた。

 舞台はとある駅。
 どうやら終電を逃してしまったらしい女友だち二人が会話を始めて…。
 日曜日も公演が残っていることもあり、あえて詳細については触れないけれど、一聴とりとめのないやりとりの中に、30歳を迎えようとする彼女彼の今がこれ見よがしにではなく、けれどはっきりと描き込まれている。
 さらにその上で、喩えるならば表面は凪いでいるのに、その実水中では留まることなく水が動いているかのような行間の豊かさというか、細やかな表現丹念な作劇にも心をぐっと動かされた。
 加えて、お客さんを喜ばせる術はむろんのこと、合田団地という劇の作り手の投球配分の計算の高さ、緻密さもやはり忘れてはならないだろう。

 あて書きや演出があってのことだが、演者陣も合田君の意図によく応えていたのではないか。
 川北唯は台詞づかいばかりでなく一人の無言の場面での佇まいにも強く魅かれたし、楠海緒も再スタートを切るに相応しい演技を行っていた。
 また、大石英史も劇全体をよく捉えた演技を心掛けていた。

 いずれにしても、脚本・演出・演技の各面で、それぞれの特性美質が十分十二分に発揮された公演であり、ぜひとも多くの方々にご覧いただければと思う。

 ああ、面白かった!!!
posted by figarok492na at 01:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする