2017年04月28日

ベートーヴェンを聴き、ワンマンショーを愉しんだ一日(CLACLA日記)

 晴天。

 朝方、気温が下がる。
 季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。


 花粉禍、それなりにあり。
 目の周りの痒みに悩まされる。
 そして、両耳の不調も続く。


 安倍首相はロシアやイギリスを訪問の予定だが、国内では極右森友学園への国有地売却問題で籠池氏が安倍昭恵首相夫人の関与を疑わせるかのような発言を行っている。
 いろいろと考えることあり。


 北朝鮮が脅威であるというのであれば、早く日本海沿岸の原子力発電所をなんとかすべきなのではないか。
 原子力発電所はあえてはずすようなミサイル発射、軍事攻撃しか北朝鮮は行わないというのか。
 なんともかとも。


 目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、YouTubeにアップされたジェイムズ・ガッフィガン指揮オランダ放送フィル他が演奏したベートーヴェンの『静かな海と楽しい航海』、オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団他が演奏した同じくベートーヴェンの大フーガと『プロメテウスの創造物』序曲、『エグモント』抜粋、『シュテファン王』序曲、『献堂式』序曲<ともにWarner>、OBCで岡村隆史のオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、3時半頃寝床に就く。


 9時に起きる。

 午前中、クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業や『鶴丸文造の遍歴時代』の改稿作業を進める。


 午後、クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」<同>やNHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』、クレンペラー指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団が演奏したベートーヴェンの『プロメテウスの創造物』抜粋<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
 『オペラ・ファンタスティカ』では、シカゴ・リリック・オペラでのマスネの歌劇『ドン・キホーテ(ドン・キショッテ)』上演のライヴ録音が放送されていた。
 フェルッチョ・フルラネットのタイトルロールで、アンドルー・デイヴィスの指揮による上演である。


 松浦寿輝の『黄昏客思』<文芸春秋>を読了する。
 刺激を受けるところ少なからず。
 そして、先日長谷川郁夫の『吉田健一』<新潮社>を読み終えたばかりだが、この一連の文章が吉田健一のそれを意識して為されたものであることも興味深かった。
(両者の関係性については、全く意識していなかった。何度も記していることだけれど、こうした偶然が僕にはよくある)


 19時少し前に外出し、買い物をすませてからJR二条駅近くのK’s office-京都二条の館-へ。
 6回目となる丸山交通公園ワンマンショーの定期公演を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!


 帰宅後、NHK・FMの『DJクラシック』や、ミヒ・ガイック指揮オルフェオ・バロック・オーケストラが演奏したシューベルトのイタリア風序曲第2番&第1番他<DHM>を聴いたりしながら、友人と話をしたり丸山交通公園ワンマンショーの感想を投稿したりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 その代わり、小麦粉粒クラッカーを食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

丸山交通公園ワンマンショー 第6回定期公演

☆丸山交通公園ワンマンショー 第6回定期公演

 脚本・出演:丸山交通公園
(2017年4月28日19時半開演/K’s office-京都二条の館-)


 K’s office-京都二条の館-に会場を移した丸山交通公園ワンマンショーは、今回6回目。
 毎回熱心な常連さんやご新規さんが集まっているのは、何よりだ。

 で、笑の内閣の韓国公演が終了したとの近況報告に続いて、前半のネタ『無職が怒って何が悪い』が始まる。
 時折派遣など仕事はやっているが基本はいわゆるニート、無職と宣言した丸山君。
 日ごろいらいらすることばかり。
 そうしたいらいらの在り様をまずはぼやき節で笑わせる。
 そして中盤以降、エネルギーが高じた「待ってました!」と声をかけたくなるようなきれっきれっのきれ芸が展開。
 特に、終盤は中江兆民の『三酔人経綸問答』もびっくりの大爆発で大笑いだった。

 ちょっとした休憩を挟んだ後半は、『鬼の独白』。
 前回の『僕の好きな先生』に続いて、ペーソス、さらにはシリアスを押し出した作品だ。
 鬼といえば、丸山君も好きな筒井康隆の『死にかた』という短篇小説があるのだけれど、あちらの鬼が厳然とした存在であるとすれば、こちらの鬼は異形の存在の鬼の中でもはじかれ者の鬼。
 ついには鬼ヶ島も逃げ出して…。
 虐げられる者がさらに自らより弱く低い立場に在る者を虐げる。
 丸山君の一連の作品に通底する主題がはっきりと盛り込まれており、笑うに笑えないでも笑ってしまうといった内容になっている。
 丸山君の落語好きがよくわかる、おかかなしいラストも作品にぴったりだった。

 と、今回も笑いどころ聴きどころ見どころの豊富なワンマンショーでした。
 ああ、面白かった!!
posted by figarok492na at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする