2017年04月04日

一気に春らしくなった(CLACLA日記)

 晴天が続く。

 気温も上昇し、一気に春らしくなった。
 季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。


 花粉禍、ひどし。
 目の周りの痒みやくしゃみの連発に悩まされる。
 そして、両耳の不調も続く。


 安倍内閣と与党が共謀罪を押し進めようとしている。
 当然の如く、極右森友学園への国有地売却問題や自衛隊のPKO問題などはうやむやのままだ。
 胡散臭くきな臭いかぎり。


 ロシアでテロが発生する。
 いろいろと考えることあり。


 目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、19時過ぎに外出して、錦湯さんへ。
 新生1回目となる錦湯劇場を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!

 終了後、出演の月亭方気さんや常連さんらと少し話をしたのち錦湯さんをあとにして、買い物をすませてから帰宅した。

 遅めの夕飯後、ヴァンニ・モレット指揮アタランタ・フーギエンスが演奏したフランチェスコ・ザッパの6つの交響曲<DHM>、NHKのラジオ深夜便、youtubeにアップされたパーヴォ・ヤルヴィ指揮hr交響楽団が演奏したストラヴィンスキーの『花火』と幻想的スケルツォを聴いたりしながら、錦湯劇場の感想をアップしたり、円城塔の『プロローグ』<文藝春秋>を読み進めたりしたのち、3時過ぎに寝床に就く。


 7時過ぎに目醒め、いろいろと考え事をしたのち、8時過ぎに起きる。

 午前中、ファジル・サイが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ集<naïve>、リナルド・アレッサンドリーニ指揮ノルウェー歌劇場管弦楽団が演奏したモーツァルトの序曲集<同>、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルが演奏したシェーンベルク編曲によるブラームスのピアノ4重奏曲第1番<EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業や『鶴丸文造の遍歴時代』の改稿作業を進める。


 午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や『武田和歌子のぴたっと。』、ガリ・ベルティーニ指揮ケルンWDR交響楽団が演奏したマーラーの交響曲第4番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『プロローグ』を読み進めたりする。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団他が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第2番「十二月革命に捧げる」&第12番「1917年」<同>を聴いたりしながら、『プロローグ』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ヴィニャフスキ国際ヴァイオリンコンクールのライヴ録音を聴く。

 続けて、ラトル指揮バーミンガム・シティ交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第7番<同>、ホルンのマリー・ルイーゼ・ノイネッカー、ピアノのヴォルフガング・サヴァリッシュ、ヴァイオリンのフランク・ペーター・ツィンマーマンが演奏したブラームスのホルン3重奏曲<同>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『プロローグ』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

錦湯劇場 新生第1回(通算第26回)

☆錦湯劇場 新生第1回(通算第26回)

 出演:月亭方気さん、リスナップ・藤本康志さん、銭湯熟女・湯毛さん
(2017年4月3日20時開演/錦湯)


 前支配人月亭太遊さんが九州に移り、新支配人に桂三幸さんを迎えた錦湯劇場の新生第1回。
 が、あいにくよんどころない事情で三幸さんはお休み。
 ということで、月亭方気さんが差配を買って出た新年度一回目の錦湯劇場だったが、蓋を開ければ常連さんにリピーターさん、ご新規さんでなかなかの盛況となり、まずは何よりである。

 で、これまでの雰囲気を一転、出囃子に乗って方気さんが登場し、颯爽と高座へ。
 前回は新作をかけたけれど、今夜は古典二席を演じますとまずもって宣言。
 お客さんの様子をうかがいつつ、本題の『天災』に入った。
 錦湯さんでの『天災』といえば、少し前に桂あおばさんが演じたところだけれど、あなたあおばさんがお師匠のざこばさん譲りの無手勝流とすれば、こなた方気さんは歯切れのよいテンポでたったっと話を進めていく。
 もちろん、そこは方気さんだけに、要所急所で表現をデフォルメさせてきちんと笑いを掴みつつだ。
 紅羅坊奈丸の説諭のくだりも面白いが、男が別の相手に説教してやろうと飛び込んだあとの流れのよさが強く印象に残った。

 続いて、漫才コンビ・リスナップの藤本康志さんが登場。
 ちなみに、藤本さんは伊集院光と今は亡き名優日守新一を足して二で割って陽性にしたような感じの顔立ちの方で、お客さんに声をかけたりしながら、自己紹介を兼ねたおしゃべりでわかせる。
 と、よい頃合いで銭湯熟女の湯毛さんが今度は登場。
 あまりの銭湯愛が高じて、遂には錦湯さんで自らの写真を撮影、錦湯さんなど京都の限られた銭湯でしか手に入らない写真集まで発売を始めた湯毛さんだけど、藤本さんはその写真集を肴にしつつ湯毛さんから話を引き出していく。
 湯毛さんのとぼけた口調と、時折藤本さんが繰り出す鋭いジャブがよいコントラストを生んでいた。

 トリは、方気さん。
 夏を見越してそろそろ怪談噺でもと、ホテルで起こったどっきりするようなエピソードで盛り上げてから、方気さんは『皿屋敷』を演じた。
 姫路の古い荒れ屋敷は、昔々代官のはかりごとで殺されたお菊さんの幽霊が夜な夜な現れて、一枚二枚と皿を数えることから皿屋敷と呼ばれている。
 それを聞き込んだ若い衆は、これはおもろいと皿屋敷に押し掛けるが…。
 といった展開のおなじみの噺で、方気さん自身、ここ錦湯さんで一度かけたことがある。
 『天災』同様、快活なテンポながら丹念に筋を運びつつ、ここぞというところで表現を大きくして笑いを生み出した。

 最後は、方気さん、藤本さん、湯毛さんの三人による大喜利が行われた。
 ただし、これまでの太遊さんが仕切りに徹する大喜利とは趣を変えて、今夜は方気さんと藤本さんが掛け合いを重ねながら回答していくというスタイル。
 二人の息がよく合っている。
 そして、その隙間をぬって湯毛さんがオフビートなぼけを口にしていた。

 と、新生第一回目の錦湯劇場も盛りだくさんでした。
 毎週月曜20時は、皆さんも錦湯さんへぜひ!
 ああ、面白かった!!
posted by figarok492na at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする