2017年02月09日

クワドラブルパンチ(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。
 雪も降る。
 今夜遅くから明日にかけてさらに雪が降るらしい。

 気温もぐぐっと下がり、寒さがとてつもなく激しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に、風邪やインフルエンザ、ノロウイルスにはお気をつけのほど。


 気圧と湿度と眠気と寒さのクワドラブルパンチ。
 まるで岩下志麻と小川真由美、津川雅彦、西田敏行が演じる『カルテット』のよう。
 と、いうところから、ジェームス三鬼春奈という地口を思い付き、さらに、渡る世間は三鬼ばかり、ならぬ渡る世間は海緒ばかりという地口を思い付く。

 両耳の不調も続く。


 まもなくアメリカのトランプ大統領と日本の安倍首相との首脳会談が開催される。
 正直、「朝貢外交」のお蔭もあって表面上は安倍首相にとってプラスの結果となるのではないか。
 少なくとも、そのような情報操作を行うことはまず間違いない。
 いずれにしても、日米腫脳怪談とならぬよう願うばかりだ。


 小池都知事や石原元都知事云々かんぬんがかまびすしい。
 金田法務大臣や稲田防衛大臣云々かんぬんだけを騒ぐことも、実は本質を見逃すことになるのだけれど、それより何より目くらましの八百長猿芝居感が強い。
 絶対に騙されまい。


 昨夜、諸々作業を進め、結局明け方5時近くに寝床に就く。


 それでも、9時半に起きる。

 午前中、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDRエルプフィルが演奏したブラームスの交響曲第4番&第3番<SONY/BMG>、ピアノのアンドレ・プレヴィン、ヴァイオリンのヴィクトリア・ムローヴァ、チェロのハインリヒ・シフが演奏した同じくブラームスのピアノ3重奏曲第1番<PHILIPS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業や『鶴丸文造の修業時代』の改稿作業を進める。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』やピアノのマリア・ジョアン・ピリスとアンドレ・プレヴィン指揮ロイヤル・フィルが演奏したショパンのピアノ協奏曲第2番&24の前奏曲<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業や『鶴丸文造の修業時代』の改稿作業を進めたり、吉川トリコの『光の庭』<光文社>を読み進めたりする。
 途中、あまりの眠さに負けて少し昼寝をした。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、「ワルシャワの秋」国際現代音楽祭におけるシモン・ビヴァレツ指揮ニュー・ミュージック・オーケストラのコンサートのライヴ録音を聴く。

 その後、オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」(モノラル録音)他と第5番(同)&第7番<Warner>を聴く。


 夕飯後、『鶴丸文造の修業時代』の改稿作業を進めたり、妄想ドラマ館『クヴァルチェット』を投稿したり、『光の庭』を読み進めたりする。


 今日は、甘い物は食さず。
 我慢我慢。
(昨日は、丸山交通公園君のワンマンショーの前に購入したパフ入りの大ぶりの板チョコを食す。なかなか美味しうございました。ごちそうさま!)


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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クヴァルチェット(妄想ドラマ)

☆妄想ドラマ『クヴァルチェット』


 2017年夏に放送予定のNHKの特別ドラマ。
 京都岩倉の鬱蒼とした森の中にある豪壮な洋館。
 若き日、共にモスクワに留学しながらも今は袂を分かった四人の音楽家たちが、一線を退いた芸術家のためのシェアハウス「芸術家の家」の開設記念に招待される。
 そして、彼女彼らが再びショスタコーヴィチの弦楽4重奏曲第8番を演奏しようとするとき、秘められた過去が暴き出され始める。
 ジェームス三木が日本の過去と現在を真正面から問う渾身の一作。
 プロローグ、第一部「遙かなりモスクワ」、第二部「夢破れて山河あり」、エピローグによる構成。


●主な登場人物
三鬼美樹/みきみき 岩下志麻(回想:吉岡里帆)
 第1ヴァイオリン奏者。財界人三鬼喬(寺泉憲)の次女として生まれる。他の三人とともに孤高のヴァイオリニスト羽村翔より音楽を学び、モスクワへと留学。その後、アメリカ人の音楽プロデューサーと結婚しニューヨークに移住。離婚後もそこに留まる。

朝吹ねずみ/あさぶきねずみ 小川真由美(回想:大西礼芳)
 チェロ奏者。同じく羽村翔より音楽を学ぶ。モスクワ留学終了後は旧東ドイツで学び、現在はベルリンに在住。

家弓護国/かゆみもりくに 津川雅彦(回想:上川周作)
 ヴィオラ奏者。同じく羽村翔より音楽を学ぶ。帰国後、JBK交響楽団の首席ヴィオラ奏者となる一方、帝都芸術大学の教授として後進の指導にあたる。モスクワ留学中、社会主義に幻滅した彼は、日本を美しくする会の一員として政治活動を繰り広げている。同郷の山下奉文を尊崇し、その写真(水野晴郎)を肌身離さず持っている。

北別府玄/きたべっぷはるか 西田敏行(回想:宮坂健太)
 第2ヴァイオリン奏者。同じく羽村翔より音楽を学ぶ。他の三人より数歳若い。帰国後、ホームレス生活などを送ったのち、現在は地元の青少年センターで若者たちに音楽を教えている。

羽村翔/はむらしょう 三田佳子
 孤高のヴァイオリニスト。日系ロシア人。戦中は共産主義者の疑いで獄中に在ったこともある。敗戦後、独自のメソッドで三鬼らを育て上げ、四人を連れてモスクワを訪れるが謎の失踪を遂げる。

五反田司郎/ごたんだしろう 江守徹
 芸術家の家を設立した人物。実は羽村翔の子息で、本名は羽村礼人(はむられいと)。母の失踪の謎に迫る。

羽村勝/はむらまさる 矢崎滋
 翔の弟。ハムカツの愛称で知られる日本労働者党の幹部。

三鬼雪子/みきゆきこ 床嶋佳子
 美樹の母。櫟公爵家の出身。

三鬼今日子/みききょうこ 草村礼子
 美樹の祖母。

櫟秀隆/くぬぎひでたか 磯部勉
 元伯爵。雪子の叔父で美樹の大叔父。親方と呼ばれる指揮者。

高杉咲良/たかすぎさくら 鷲尾真知子
 芸術家の家の事務員。元小劇場の俳優。

村角大地郎/むらすみだいちろう 森田順平
 芸術家の家の管理人。

村角大洋子/むらすひろこ 浅利香津代
 大地郎の妻。

小林聖太郎/こばやししょうたろう 山下規介
 五反田司郎の秘書。実は公安警察の刑事。
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丸山交通公園君のワンマンショーのあと、大切な予定をすませた(深夜のCLACLA)

 どんよりとした感じのお天気が続く。

 気温も上昇せず、まだまだ寒さが厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に、風邪やインフルエンザ、ノロウイルスにはお気をつけのほど。


 両耳の不調が続く。


 安倍首相はトランプ大統領のご機嫌取りで大忙しだが、国会では金田法務大臣や稲田防衛大臣がいろいろとやらかしている。
 共謀罪やらPKOのかけつけ警護その他もろもろ、もともと無理があるのだ。
 ところが、マスメディアは予想の通り、小池都知事がどうこう東京都議会がどうこうと目くらましの八百長猿芝居のショーアップに余念がない。
 度し難いかぎり。


 馬鹿を支える者が一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなるまい。


 昨夜、オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団他が演奏した序曲集&『エグモント』の音楽とクレンペラー指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第7番&『プロメテウスの創造物』抜粋他<Warner>を聴いたりしながら諸々作業を進めたのち、3時少し前に寝床に着く。
 で、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたショパンの24の前奏曲<ドイツ・グラモフォン>を聴きながら眠る。


 8時15分に起きる。

 午前中、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDRエルプフィルが演奏したブラームスの交響曲第4番&第3番<SONY/BMG>、ピアノのアンドレ・プレヴィン、ヴァイオリンのヴィクトリア・ムローヴァ、チェロのハインリヒ・シフが演奏したブラームスのピアノ3重奏曲第1番&ベートーヴェンのピアノ3重奏曲第7番「大公」の第1楽章<PHILIPS>、オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第6番「田園」を聴いたりしながら、仕事関係の作業や『鶴丸文造の修業時代』の改稿作業を進める。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』やクレンペラー指揮によるベートーヴェンの交響曲第2番&第5番、第3番「英雄」&大フーガを聴いたりしながら、仕事関係の作業や『鶴丸文造の修業時代』の改稿作業を進める。


 保坂和志の『地鳴き、小鳥みたいな』<講談社>を読了し、吉川トリコの『光の庭』<光文社>を読み始める。


 18時台に外出して買い物をすませたのち、二条駅近くのK's office-京都二条の館-へ。
 丸山交通公園君のワンマンショーを愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!

 開演前終演後、丸山君はじめ関係各氏と話をする。

 終演後、大切な予定をすませる。
 途中、夕飯をとったりもした。
 ああ、面白かった!!


 24時近くに帰宅。
 クレンペラー指揮によるベートーヴェンの交響曲第4番&第7番、第8番&序曲集を聴きながら観劇記録を投稿したり作業を進めたりする。


 以上、2月8日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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丸山交通公園ワンマンショー

☆丸山交通公園ワンマンショー

 出演:丸山交通公園
(2017年2月8日19時半開演/K’s office-京都二条の館-)


 先月下旬に自らが主催するオール京都の『沼楽屋大爆発』を無事終えた丸山交通公園が、本業とでも呼ぶべきワンマンショーを開催するというので迷わず足を運んだ。
 会場のK’s office-京都二条の館-は二条駅から歩いてすぐ、千本通北向きを小さな道に入ってすぐの三階建ての瀟洒な住宅の二階、もとはダイニングキッチンと思しき場所をフリースペースに活用した部屋である。
 本寸法の公演を打つことは難しいだろうが、今回のようなソロライヴや小ぶりな一人芝居二人芝居、ワークショップには使い勝手のよいスペースではなかろうか。

 で、冒頭の近況報告のトークは、twitterの宣伝では一切触れなかった今日が誕生日という「カミングアウト」から。
 自らの免許証をお客さんに回して見てもらい、それが事実であることを確認してもらう。
 丸山君、お誕生日おめでとうございます!
 これからの一年が今まで以上に幸多く充実した一年となりますように!
 その後、『沼楽屋大爆発』のことやワンマンショーのお手伝いをする人材募集などを話したのち、前半のネタ「プラトンのイデア」に突入する。
 どうしても賢ぶりが持て囃される傾向に小劇場界隈、ここは哲学、プラトンのイデアでも題材にして見返してやろうという趣向。
というのはもちろん前口上だけど、それでも『饗宴』を引用しつつプラトンのイデア論をネタにトークを展開していく。
 中でも就職面接の寸劇、面接を受けに来たイデア論を体現した青年の妄想暴走ぶりが肝となっていた。

 小休止を挟んだ後半は、「でぶ」の話。
 かつては痩せていた丸山君も今は身長181センチの体重98キロ。
 まごうことなき「でぶ」ではあるが、痩せたり明るいでぶになったりするのは社会に屈するようでそんな真似は是が非でも避けたい、自分は思索するでぶでありたい、それではどんな手があるか。
 ということで、再び妄想が暴走し始める。
 上岡龍太郎ばりの流れるおしゃべりで、語る語る。
 特に、でぶが着々と勢力を拡大し遂には国政に打って出ることになった国民の生活が第一ならぬ国民の食生活が第一の選挙演説は、丸山君のバーバルセンスも十分に発揮されて大いに笑わせられた。
 とともに、丸山君の一連の作品、公演に共通する差別される者、迫害される者の弱さと強さ、卑しさと美しさがその根底に垣間見えたことも事実で、その点笑いつつあれこれと感じ考えたりもした。

 しめて45分。
 丸山君の怒濤の如きおしゃべりを愉しんだ。
 ああ、面白かった!!

 さて、今度はどんなネタが飛び出してくるか。
 次回のワンマンショーが待ち遠しい。
posted by figarok492na at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする