2017年01月24日

松方弘樹が亡くなった(CLACLA日記)

 俳優の松方弘樹が亡くなった。74歳。
 同じく俳優の近衛十四郎の長男として生まれる。
 弟はこれまた俳優の目黒祐樹。
 東映に入社し、同社を代表するスターの一人として映画、さらにはテレビドラマで大活躍した。
 また、一時レンタルという形で大映にも所属した。
 時代劇現代劇両面で、細かく計算された上での押し出しの強い演技を披歴し、『仁義なき戦い』シリーズや『北陸代理戦争』、『柳生一族の陰謀』、テレビドラマの『大江戸捜査網』、『遠山の金さん』等々、数多くの作品に出演する。
 一方で、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』で素の陽性な部分を見せるなどバラエティ番組にも登場。
 加えて、釣りの趣味でも知られ、マグロの一本釣りはテレビ番組ともなった。
 プライベートの話題も含めて、今では数少なくなった映画スターの雰囲気を保った役者さんの一人であった。
 脳リンパ腫で闘病中だった。
 深く、深く、深く、深く黙祷。

 松方さんを偲んで、『柳生一族の陰謀』の徳川家光の物真似をした。
 哀しい。


 青空は見えつつも、どんよりとしたお天気の一日。
 午後になって湿った雪が降り始める。

 気温は全く上昇せず、寒さがとてつもなく厳しくとてつもなく激しい。
 寒い寒い寒い寒い寒い!!!!!
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に、風邪やインフルエンザ、ノロウイルスにはお気をつけのほど。


 気圧と湿度と寒さのトリプルパンチ。
 そして、両耳の不調が続く。


 国会が開かれている。
 共謀罪がなければ東京オリンピックが開催できないなどというのであれば、東京オリンピックなど返上してしまえばよい。
 目先鼻先口先舌先の徒は度し難い。
 腹立たしいかぎり。


 目くらましの八百長猿芝居はますます横行蔓延するだろう。
 絶対に騙されまい。


 昨夜、19時過ぎに外出して錦湯さんへ。
 16回目となる「毎週月曜 錦湯劇場」を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!

 終了後交流会に参加し、遅めの夕飯をすませて2時台に帰宅する。
 その後、作業を進めたのち、4時近くに寝床に就く。


 8時40分過ぎに起きる。

 午前中、ラルキブデッリ他が演奏したモーツァルトのディヴェルティメント第17番&第10番<SONY>、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ウィーン・フィルが演奏した『ウィーンの夜会』<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、錦湯劇場の感想を投稿したり、仕事関係の作業や『鶴丸文造の修業時代』の改稿作業を進めたりする。


 午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』(冒頭のトークで、松方弘樹の想い出が語られていた)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 16時過ぎに外出して仕事関係の用件を片付け、ついでにお米(10キロ)を買うなどして帰宅する。
 雪のせいで相当濡れてしまたった。
 湿った雪は嫌いだ。


 帰宅後、ヴァイオリンのギル・シャハムとピアノの江口玲が演奏した『ザ・フィドラー・ジ・オペラ』<同>やシャハムとアンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団が演奏したバーバー&コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲<同>を聴いたりしながら、『鶴丸文造の修業時代』の改稿作業を進める。


 高橋源一郎の『動物記』<河出書房新社>を読了する。
 今書かれるべくして書かれた連作集だった。
 ああ、面白かった!

 ほかに、吉田秀和の『音楽紀行』<中公文庫>の拾い読みもした。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で昨年のウィーン芸術週間からイゴール・レヴィットのピアノ・リサイタルのライヴ録音(2016年5月8日、ウィーン・ムジークフェライン大ホール)を聴く。
 ヨハン・セバスティアン・バッハのパルティータ第4番、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」、プロコフィエフのピアノ・ソナタ第7番などが演奏されていた。

 続けて、エマーソン弦楽4重奏団が演奏したウェーベルンの弦楽4重奏のための作品集<ドイツ・グラモフォン>とピエール・ブーレーズ指揮ベルリン・フィルが演奏したウェーベルンの作品集2(一部省略)<同>を聴く。


 夕飯後、『鶴丸文造の修業時代』の改稿作業を進めたり、津島佑子の『狩りの時代』<文藝春秋>を読み始めたりする。


 今日は、甘い物は食さず。
 我慢我慢。


 それにしても、寒い!!!!!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

錦湯劇場 第16回

☆毎週月曜 錦湯劇場 第16回

 出演:桂三幸さん、月亭太遊さん
(2017年1月23日20時開演/錦湯)


 寒い。
 とにかく寒い。
 京都生活もそろそろ30年になるが、それでもこの底冷えの寒さには慣れがこない。
 そんな寒さの中でも、ご新規さん、常連さんと錦湯さんには結構なお客さんが集まった。

 16回目となる昨夜の「毎週月曜 錦湯劇場」は、支配人の月亭太遊さんと桂三幸さんというおなじみの二人が登場。
 R-1グランプリの話題など長めのトークで盛り上がったところで、三幸さんがそのR-1グランプリ用のネタを披露する。
 すでに錦湯さんで試したことのあるネタだが、磨きがかかった上にネオはめ物のほうも絶好調でしっかりきっちり笑いを生んでいた。
(終演後、お師匠の文枝さんの前で披露した顛末について三幸さんは語っていたのだけれど、これもおかしかった)

 続いて、太遊さんが登場。
 こちらもR-1グランプリ用のネタから。
 マニー・マ少年合唱団と他のネタを融合させたもので、インパクトは抜群だ。
 さらに、ネオラクゴの『ドクトル・パンデミック』を演じた。
 世界征服をたくらむビッグカウス団の四天王の一人、ドクトル・パンデミックは自らの作戦を成功させんがために洋菓子店に修業に入るが…。
 といった展開の作品で、ドクトル・パンデミックのキャラクターはじめ笑いどころ満載の作品である。
 とともに、太遊さんがそこにこめたものについて改めて思ったりもした。

 その後、三幸さんが再び高座に上がってたっぷり語ったあと、二人のトークで再び盛り上げ、昨夜の錦湯劇場はお開きとなった。

 ちなみに、昨夜のツイキャスの配信は安定していたようで、それも何より。
 ただし、ツイキャスもいいけど、ライヴはなおいいので、毎週月曜20時は錦湯さんにあなたもぜひ!
 ああ、面白かった!!
posted by figarok492na at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする