阪神大震災から22年が経った。
犠牲となった全ての方々に、深く、深く、深く、深く、深く黙祷。
どんよりとした感じはありつつも、青空の見えた一日。
日中は少し気温が上がったが、昨夜遅くから今朝にかけてはこの冬一番の寒さとなった。
寒い寒い寒い寒い寒い!!!!!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪やインフルエンザ、ノロウイルスにはお気をつけのほど。
両耳の不調が続く。
俳優の神山繁が亡くなった。87歳。
広島県呉市の出身で、海軍経理学校を卒業。
演出部研究生として文学座に入座し、のちに俳優となった。
1963年、芥川比呂志らとともに文学座を脱退し、劇団雲を結成。
さらに、福田恆存に従い演劇集団円に参加する。
演劇のほか映画やテレビドラマでも大活躍し、『ザ・ガードマン』や大河ドラマなど多数出演した。
切れ長の瞳にしゅっとした鋭い顔立ち、薄めの頭髪と、まさしく剃刀とでも呼びたくなるような怜悧な役回りを得意としていたが、晩年にはそこに丸みと軽やかな滑稽さが加わって好々爺然としながらも腹に一物も二物もありそうな人物を演じるようになった。
印象的な役柄としては、前者では『大岡越前』第4部の水野和泉守、後者では『科捜研の女』第2シリーズの老研究者を挙げておきたい。
元夫人は、俳優で同じく文学座を脱退した文野朋子(その後再婚し、京都に移り住んだ)。
深く、深く、深く、深く黙祷。
京都大学名誉教授の岡田節人も亡くなった。89歳。
日本を代表する発生生物学の研究者で、クラシック音楽の愛好者としても知られた。
深く、深く、深く、深く黙祷。
アメリカのトランプ次期大統領が好き勝手なことを次々とほざいている。
不愉快の極みである。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、19時過ぎに外出して、錦湯さんへ。
「毎週月曜 錦湯劇場」を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
終了後、NHKの海外向けテレビ放送のインタビューに答えた。
『フェイク・ショウ』も含めて、これで4回目になるんじゃないか。
その後、交流会に参加し、遅めの夕飯をすませ、1時台に帰宅する。
帰宅後、作業を進めたのち、3時半過ぎに寝床に就く。
9時に起きる。
午前中、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮ウィーン・フィル他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの楽劇『サロメ』全曲<DECCA>を聴いたりしながら、錦湯劇場の感想を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。
14時台に外出して、仕事関係の予定をすませる。
その後、OPAのブックオフ・プラスの500円棚の中古CDを1枚購入し、タワーレコードやJEUGIA三条本店、京都文化博物館をのぞき、京都フィルハーモニー室内合奏団の事務局を訪ねて来期の自主公演の予定の資料をもらったり、ウイングス京都や京都芸術センターで用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて17時半頃帰宅した。
帰宅後、早速購入したばかりのラルキブデッリ他が演奏したモーツァルトのディヴェルティメント第17番(第3楽章のメヌエットが有名)&第10番<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、白石一文の『ここは私たちのいない場所』<新潮社>を読み進めたりする。
ラルキブデッリ他が演奏したモーツァルトのディヴェルティメント集は、均整がとれてインティメートな味わいの深い聴き心地のよい一枚。
いずれも、弦楽4重奏とホルン2の編成で、ナチュラルホルンのアブ・コスターとクヌート・ハッセルマンも妙演を披歴していた。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』でアルフレード・ベルナルディーニ指揮バロッカネルネのコンサートのライヴ録音(2016年5月14日、レーゲンスブルク聖オズワルト教会)を聴く。
テレマンの管弦楽組曲とオーボエ協奏曲、コントラルトのマリアンネ・ベアーテ・ヒェランが独唱を務めたヨハン・セバスティアン・バッハのカンタータ第170番&第35番が演奏されていた。
続けて、ラルキブデッリ他が演奏したモーツァルトのディヴェルティメント集とジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したシェーンベルクの交響詩『ペレアスとメリザンド』<ドイツ・グラモフォン>を聴く。
夕飯後、『鶴丸文造の修業時代』の改稿作業を進める。
『ここは私たちのいない場所』を読了する。
ああ、面白かった!
今日は、甘いものは食さず。
昨夜は、交流会で甘いものを食したほか、開演前に錦湯劇場の常連さんにチョコレートをいただいて食したりもした。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年01月17日
錦湯劇場 第15回
☆毎週月曜 錦湯劇場 第15回
出演:月亭太遊さん、桂文五郎さん
(2017年1月16日20時開演/錦湯)
この冬一番の寒波が到来し、みぞれ交じりの雪が降って厳しい寒さというあいにくのコンディションにも関わらず、「毎週恒例 錦湯劇場」にリピーターさん常連さんとけっこうなお客さんが集まったのは、それこそその名の通り毎週開催しているからのことだろう。
15回目となる今回は、予告されていたツイキャスの配信とともに、錦湯さんそのものの取材に訪れていたNHKの海外向けテレビ放送のクルーも入るというメディアと繋がりの深い一夜となった。
出演は、支配人の月亭太遊さんにちょっとお久しぶりとなる桂文五郎さんのお二人。
ツイキャスやテレビの取材を意識しただけではなく、あんまり意識しないようにお客さんを促しつつ冒頭のトークで笑いを生み出していく。
で、早速ツイキャスの配信を始めたところ、ワイファイの調子が今一つのため、太遊さんは安定した場所確保のため錦湯さん中をさながら盗聴器探しの探偵よろしくぐるぐると動き回りながらトークを引き出すという状態に。
もしかしたら、4月以降のポスト太遊体制を意識したわけではないだろうけど、結果文五郎さんが話の中心へと躍り出た。
そこは、10年間の社会人生活を経て桂文珍さんという本寸法も本寸法のお師匠さんの下で修業を積み、年季があけた現在は各所で前座として研鑚活躍する文五郎さんだからこその自らの体験経験に基づいた落語・落語界への信条心情真情をたっぷり聴かせてもらうことができた。
むろん、太遊さんもそれでは終わらせない。
途中高座に上がり、月亭方気さんの郷里石川県は七尾市の方言の話題をマクラでふってから初期のネオラクゴ『場末のバステト』を演じた。
舞台は九州の田舎町。
そこには、誰かれかまわず猫を捨てていくバステトなるお店があって…。
熊本弁を駆使したくすぐり豊富な内容で、昨夜は作品のエッセンス、肝の部分に絞った口演だったが、その分、ツイストとなるワイプの部分(話の跳躍)も一層活きていた。
終盤、ツイキャスが安定してからは、太遊さんと文五郎さんの掛け合いも増し、錦湯劇場だからこその話となったのではないだろうか。
こうした配信は今後も予定されているようで、次回以降どのような展開となるか愉しみだ。
と、今回も刺激に満ちた会となりました。
ああ、面白かった!!
ちなみに、終了後クルーの方の取材を受けたのだけれど、使ってもらえるかな?
出演:月亭太遊さん、桂文五郎さん
(2017年1月16日20時開演/錦湯)
この冬一番の寒波が到来し、みぞれ交じりの雪が降って厳しい寒さというあいにくのコンディションにも関わらず、「毎週恒例 錦湯劇場」にリピーターさん常連さんとけっこうなお客さんが集まったのは、それこそその名の通り毎週開催しているからのことだろう。
15回目となる今回は、予告されていたツイキャスの配信とともに、錦湯さんそのものの取材に訪れていたNHKの海外向けテレビ放送のクルーも入るというメディアと繋がりの深い一夜となった。
出演は、支配人の月亭太遊さんにちょっとお久しぶりとなる桂文五郎さんのお二人。
ツイキャスやテレビの取材を意識しただけではなく、あんまり意識しないようにお客さんを促しつつ冒頭のトークで笑いを生み出していく。
で、早速ツイキャスの配信を始めたところ、ワイファイの調子が今一つのため、太遊さんは安定した場所確保のため錦湯さん中をさながら盗聴器探しの探偵よろしくぐるぐると動き回りながらトークを引き出すという状態に。
もしかしたら、4月以降のポスト太遊体制を意識したわけではないだろうけど、結果文五郎さんが話の中心へと躍り出た。
そこは、10年間の社会人生活を経て桂文珍さんという本寸法も本寸法のお師匠さんの下で修業を積み、年季があけた現在は各所で前座として研鑚活躍する文五郎さんだからこその自らの体験経験に基づいた落語・落語界への信条心情真情をたっぷり聴かせてもらうことができた。
むろん、太遊さんもそれでは終わらせない。
途中高座に上がり、月亭方気さんの郷里石川県は七尾市の方言の話題をマクラでふってから初期のネオラクゴ『場末のバステト』を演じた。
舞台は九州の田舎町。
そこには、誰かれかまわず猫を捨てていくバステトなるお店があって…。
熊本弁を駆使したくすぐり豊富な内容で、昨夜は作品のエッセンス、肝の部分に絞った口演だったが、その分、ツイストとなるワイプの部分(話の跳躍)も一層活きていた。
終盤、ツイキャスが安定してからは、太遊さんと文五郎さんの掛け合いも増し、錦湯劇場だからこその話となったのではないだろうか。
こうした配信は今後も予定されているようで、次回以降どのような展開となるか愉しみだ。
と、今回も刺激に満ちた会となりました。
ああ、面白かった!!
ちなみに、終了後クルーの方の取材を受けたのだけれど、使ってもらえるかな?