青空が見えていると思ったら、どんどんどんよりとなって雪が降り始める。
本格的な雪だ。
気温もぐぐぐぐっと下がり、この冬一番の寒波だそう。
寒い寒い寒い寒い寒い!!!!!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪やインフルエンザ、ノロウイルスにはお気をつけのほど。
気圧と湿度と寒さのトリプルパンチ。
心身ともに重たい。
そして、両耳の不調が続く。
安倍首相が共謀罪なしに東京オリンピックの開催は無理だとのたまっているらしい。
それなら、とっとと東京オリンピックなど返上してしまえばよい。
テロの発生を恐れるのであれば、共謀罪より何より原子力発電所をなんとかするのが先なのではないか。
だいたい、福島の東京電力第一原子力発電所自体、ちっともコントロールできていないくせに。
目先鼻先舌先口先の徒、忌むべし。
先日のアメリカのトランプ次期大統領の記者会見での様子を、日本のマスコミが「トランプ節などと報じている。
しょせん香具師山師の類いの妄言暴言ではないか。
馬鹿も休み休み言え、の一語だ。
雪の中、センター試験が行われる。
例年思うことだが、どうして受験生にとってこんな厳しい季節が選ばれねばならないのか。
もっとなんとかならないものかと思う。
目くらましの八百長猿芝居がますます横行蔓延しそうである。
東京オリンピックがらみの、それも本質から外れたニュースその他。
絶対に騙されまい。
昨夜、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第1番&シューマンの交響曲第4番他<SONY/BMG>、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進め、2時20分過ぎに寝床に就く。
が、いろいろと考え事をしていて、結局4時近くまで眠れず。
8時半に起きる。
クラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィル他が演奏したヴェルディの歌劇『ファルスタッフ』第3幕<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
9時台に外出して、仕事関係の用件を片付けたのち下京図書館へ。
アバド指揮ベルリン・フィルが演奏した『ファルスタッフ』全曲とベートーヴェンの『献堂式』&『レオノーレ・プロハスカ』の音楽<同>、角田光代の『笹の舟で海をわたる』<毎日新聞社>、宮部みゆきの『悲嘆の門』上・下<同>、鹿島茂の『モンフォーコンの鼠』<文藝春秋>を返却し、予約しておいた矢野誠一の『ぜんぶ落語の話』<白水社>、小野正嗣の『九年前の祈り』<講談社>、白石一文の『ここは私のいない場所』<新潮社>、朝比奈あすかの『少女は花の肌をむく』<中央公論新社>、町屋良平の『青が破れる』<河出書房新社>、ジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したシェーンベルクの交響詩『ペレアスとメリザンド』&浄夜<ドイツ・グラモフォン>、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮ウィーン・フィル他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの楽劇『サロメ』全曲<London>を新たに借りる。
帰宅後、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』の改稿作業を進めたりする。
『いずくにか』の改稿作業は最後まで終えて、第二稿を完成させた。
が、まだまだだ。
午後、シノーポリが指揮したシェーンベルクを聴く。
後期ロマン派時代のシェーンベルクが作曲した2曲で、作品の持つとろっとした感じやリリカルさは分厚く表現されている反面、細部でしまりのなさというか、粗さを感じたりもする。
そういえば、ヨーロッパ滞在中の1994年1月18日にデュッセルドルフのトーンハレで聴いたシノーポリとフィルハーモニア管のコンサートでもこの浄夜とマーラーの交響曲第5番がプログラミングされていたが、基本は巧いオーケストラなのに、ホールの音響もあってか、どこか粗い感じがしたのが気になって仕方なかったことを思い出した。
続けて、ドホナーニが指揮した『サロメ』全曲を聴く。
タイトルロールのキャサリン・マルフィターノやブリン・ターフェルといった歌手陣も含めて、均整のとれた演奏に仕上がっている。
耽美性云々ではなく、作曲者の持つ理智性がよく表されているように思う。
仕事関係の作業を進めたり、『ぜんぶ落語の話』を読み始めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
雪がひどいひどい。
寒さがひどいひどい。
帰宅後、ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したスメタナの管弦楽曲集<DECCA>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
弦楽合奏のための作品の特集で、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮によるモーツァルトの弦楽のためのアダージョとフーガ、ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮によるベートーヴェンの大フーガ、岩城宏之指揮によるレスピーギのリュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲、ハインツ・ヴァルベルク指揮によるチャイコフスキーの弦楽セレナードが放送されていた。
続けて、『クラシックの迷宮』を聴く。
「黛敏郎ソングブック」と題して、黛敏郎が映画音楽のために作曲した歌(ソング)の数々が放送される。
こういう愉しい音楽を聴いていると、岩城宏之が記していたように黛敏郎の何もかも(右翼とかなんとか)が高度な冗談と思えて仕方がなくなってくる。
さらに、『FMシアター』も聴く。
山路和弘、小林勝也他の出演による『冬の曳航』(桑原亮子作)が放送されていた。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。