2016年10月28日

雨降り 体調芳しからず(CLACLA日記)

 雨降り。
 どんよりとしたお天気の一日。

 微妙な気温。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に、風邪など召しませんように。


 親知らずの抜歯の影響で、体調芳しからず。
 加えて、薬のせいかお腹の調子も芳しからず。
 気圧と湿度のWパンチ。
 そして、両耳の不調も続く。
 やれやれ。


 核兵器そのものを違法とする核兵器禁止条約への交渉を始めるとの決議が、国連の委員会で賛成多数で採択された。
 しかし、日本はアメリカに追随して反対する。
 核の傘の下にあるというのが、その理由である。
 いろいろと考えることあり。

 安倍内閣、と自民公明与党、並びに癒党がTPPを押し進めている。
 やれ押し付け憲法は改正せねばならぬ、それ愛国心を涵養せねばならぬと大騒ぎする連中が、それこそアメリカ政府のお先棒を担ぐことに血道をあげる。
 これほどおかしな話もないではないか。
 胡散臭くきな臭い。

 今上天皇(明仁天皇)の生前退位に関するヒアリングの対象者に、大原康男、櫻井よし子、百地章、八木秀次、渡部昇一といった商売右翼、似非保守の連中が加えられている。
 それこそ大御心に叛く不敬不忠の徒である。
 度し難い。

 文化勲章にノーベル医学生理学賞受賞の大隅良典、草間彌生、平岩弓枝、船村徹らに贈られ、文化功労者に岩井克人、小松和彦、杉良太郎、田中信昭、津村節子らが選ばれることが決まった。

 目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
 絶対に騙されまい。


 昨夜、ネーメ・ヤルヴィ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したウェーバーの序曲集&ヒンデミットのウェーバーの主題による交響的変容<CHANDOS>、マティアス・バーメルト指揮ロンドン・フィルが演奏したパリーの交響曲第5番他<同>を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。


 8時に起きる。

 午前中、ボザール・トリオが演奏したアレンスキーのピアノ3重奏曲第1番&第2番<PHILIPS>、マリス・ヤンソンス指揮ロンドン・フィルが演奏した交響組曲『シェエラザード』&スペイン奇想曲<EMI>、リカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルが演奏したシューベルトの交響曲第3番&第5番<同>、近衛秀麿指揮ベルリン・フィルが演奏したハイドンの交響曲第91番<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の改稿作業を進めたりする。


 午後、パーヴォ・ベルグルンド指揮ボーンマス交響楽団が演奏したシベリウスの交響曲第1番と第3番&第6番<EMI>、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』(途中まで)を聴く。
 『オペラ・ファンタスティカ』では、アルベルト・エレーデ指揮フィレンツェ5月音楽祭管弦楽団他が演奏したドニゼッティの歌劇『ラ・ファヴォリータ』全曲が放送されていたが、タイトルロールのジュリエッタ・シミオナートをはじめ非常に立派な歌唱で、とても聴き応えがあった。


 仕事関係の作業を進める。


 長嶋有の『三の隣は五号室』<中央公論新社>を読了する。
 ちょっと変わった間取りのアパート、第一藤岡荘の五号室の代々の住人のエピソードを積み重ねることによって時代の変遷と、人の生活、日常のあり様を巧みに切り取ってみせた作品。
 ああ、面白かった!!


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 体調は芳しくないが、一人暮らしゆえ仕方ない。
 近くにできたセブンイレブンで、オープン記念のマヨネーズをもらったりもした(ちゃんと買い物もしたけど)。


 帰宅後、実家に電話をかけ、父、母、母方の伯母と話をする。
 多謝。
 その後、ベルグルンド指揮ボーンマス交響楽団が演奏したシベリウスの交響曲第4番<EMI>、クラウス・テンシュテット指揮ベルリン・フィルが演奏したワーグナーの歌劇『ローエングリン』第3幕前奏曲と楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲<同>を聴いたりしながら、畠中恵の『若様とロマン』<講談社>を読み始めたり、雑件を片付けたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、テノールのダニエル・ベーレとオリヴァー・シュニーダー3重奏団のコンサートのライヴ録音(2016年2月19日、ケルン西部ドイツ放送センター)を聴く。
 ベーレ自身が編曲したピアノ3重奏伴奏によるシューベルトの歌曲集『冬の旅』が演奏されていたが、作品に沿って、不協和音も辞さない現代的な表現に後期ロマン派風な抒情的な表情づけも加わった伴奏となっていた。

 続けて、『DJクラシック』の広上淳一の音楽ってステキを聴く。
 「宇宙を感じるクラシック」と題して、宇宙をイメージした音楽が放送されていた。

 続けて、チャールズ・マッケラス指揮プラハ室内管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第25番、第28番、第29番<TELARC>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『若様とロマン』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする