2016年10月25日

どんよりとしたお天気の一日(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。
 雨も降る。

 気温はあまり上昇せず、じめ寒い。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に、風邪など召しませんように。


 気圧と湿度のWパンチ。
 そして、両耳の不調が続く。


 日曜日の衆議院選挙の補選は、結局自民党が2勝した。
 やはり、民進党は解体してしまったほうがよいのではないか。
 正直、この政党(の幹部連)は本気で自公与党体制を倒そうなどとは思っていないように感じられてならない。


 与党に加え癒党がTPPを推し進めようとしている。
 もうそれだけで胡散臭くきな臭い。


 目くらましの八百長猿芝居には、絶対騙されまい。


 昨夜、19時過ぎに外出して錦湯さんへ。
 3回目となる「毎週月曜 錦湯劇場」を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!

 終了後、交流会に参加したあと遅めの夕食をすませ、さらにいろいろとあって帰宅が遅くなる。

 で、諸々作業をすませ、4時過ぎに寝床に就く。


 9時少し前に起きる。

 午前中、ボザール・トリオが演奏したアレンスキーのピアノ3重奏曲第1番&第2番<PHILIPS>、マリス・ヤンソンス指揮ロンドン・フィルが演奏したリムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』&スペイン奇想曲<EMI>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。

 11時台に外出して、仕事関係の用件を片付ける。


 午後、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>とシューベルトの交響曲第3番&第7番「未完成」、第5番&第6番、第8番「ザ・グレート」<いずれも同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、戸田学の『上方落語黄金時代』<岩波書店>を読み進めたりする。


 夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、アレンスキーのピアノ3重奏曲集を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ドイツの管楽5重奏団・マーロット5重奏団のコンサートのライヴ録音(2015年4月15日、ドイツ・ノイス・ツォイクハウス)を聴く。
 ドヴォルザークのスラヴ舞曲集からやピアソラ、スコット・ジョプリンの作品、メンデルスゾーンの『夏の夜の夢』の抜粋などが演奏されていた。

 続けて、リムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』&スペイン奇想曲やウラディーミル・アシュケナージさん指揮ロイヤル・フィルが演奏したショスタコーヴィチの交響曲第6番<DECCA>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』を読み返したり、『上方漫才黄金時代』を読み進めたりする。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

錦湯劇場 第3回

☆毎週月曜 錦湯劇場 第3回

 出演:月亭太遊さん、桂恩狸さん
(2016年10月24日20時開演/錦湯)


 スタートから3回目となる錦湯劇場は一転、これまで支配人(MCと仕切り)に徹してきた月亭太遊さんの4作品再演をメインに据えたネオラクゴnight。
 加えて、桂恩狸さんが自作と古典の二席を演じてOnly meぶりを発揮してもいた。

 定刻8時を少し過ぎて、ご新規さん、リピーターさん、常連さんで大盛況となったところで、太遊さんが登場。
 にっぽんばし道楽で先週土曜日の夜に開催された3をはじめ、過去3回の太遊のまつりについて振り返りつつ、今夜の趣向などを語って盛り上げる。

 で、ほどよいところで恩狸さんが高座へ上がり、桂三実さんとの二人でできるもんの第1回でネタおろしを果たした「喫茶鉄」を演じる。
 昼食をとろうと会社の先輩後輩が向かった先は、今話題の喫茶鉄なる店で…。
 といった展開で、いわゆる鉄ちゃん、鉄道ネタの作品だ。
 当然それにちなんだくすぐりもいろいろと盛り込まれているが、それより何よりおかしいのは恩狸さんの筋の運び方というか語り口。
 笑いの世界では牛刀をもって鶏を割くことになんの問題があるものか、と改めて強く感じた。

 続いて、着物に着換えた太遊さんが再登場。
 まず恩狸さんの「喫茶鉄」に触れてから、自らのネオラクゴについて説明を行い、本題の『くぐつぐつ傀儡軒』に入る。
 男が向かった先は、ロボットがラーメンをつくるという傀儡軒なるラーメン店で…。
 前回の錦湯劇場で、桂ちきんさんと笑福亭智丸さんが絶賛していた映画の『スティング』じゃないけど、ツイストツイストツイスト(捻り捻り捻り)が何度も効いた作品であり、すでに何度も接していながらそのツイストに大笑いしてしまった。
 なお、演じ終えたあとに裏読み可能性な作品であることの説明が太遊さんからあった。

 小休止ののち、太遊さんが演じたのは、『再教育テレビ』。
 深夜も深夜、ど深夜にテレビのザッピングを続けていた男が目にしたものは、「再教育テレビ」なる常軌を逸した番組で…。
 ぶっとんだキャラクターと展開が持ち味の、太遊さんならずとも「危険」だと思ってしまう作品である。
 が、その「危険」さがまたネオラクゴの妙味心髄。
 眠れる獅子は「再教育テレビ」を見よう。
 ネオラクゴを聴こう。

 太遊さんに代わって、再び恩狸さんが高座へ。
 所変れば品変わる、海に備えた閑所(便所)板を使って用を足す海辺の村の住人たちが大阪の宿に泊まったはよいが…。
 という、なんとも尾籠な古典の『閑所板』。
 ここにきてこれをかけるというのが、やはり恩狸さんのOnly meたる所以ではなかろうか。
 それにしても、中間の茶漬けを食うあたりは「えげつない」なあ(もちろん、誉め言葉でもある)。

 で、三度太遊さんが登場。
 ぜひ畏まったほかの落語会でも恩狸さんに『閑所板』をやって欲しいと笑わせる。
 さて、ネオラクゴ3作目は、『シガー&ラミー』。
 男の目の前に現われたのは、自称地縛霊のシガー&ラミー。
 てっきり自由を謳歌し尽くした二人だと思って、男は話に耳を傾けるが…。
 自由自由というけれど、あんたの自由はほんまもんの自由なんかいな?
 笑いながらも、そう自問せざるをえない作品である。
 さらば、シガー&ラミー。

 小休止を挟んだ最後は、『蝶よ、花よ』。
 舞台はとある島、蝶よ、花よと育てられた少女はアイドルを目指すが、実はこの少女、誰がどう見たって…。
 これもまたツイストツイストツイストが効いた作品。
 そして、こうやって4作品が並べばネオラクゴに脈々と流れるメッセージもわかろうというもの。
 大いに笑い、大いに身につまされた。

 ラストは太遊さんと恩狸さんのトークで幕となった。
 基本的には支配人に徹するという太遊さんだけれど、できれば今後もこういった機会を設けて欲しい。
 いずれにしても、ますますバラエティに富む錦湯劇場に皆さんもぜひ!
 ああ、面白かった!!
posted by figarok492na at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする