青空は見えつつも、どんよりとしたお天気の一日。
夕方以降、気温が下がる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
NHKのラジオ・ニュースを聴いていると、安倍首相や稲田防衛大臣と自衛隊絡みのニュースがどうにも耳につく。
なんらかの意図が働いているのか、否か。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
騙されまい。
昨日、14時過ぎに外出していくつか用件を片付けてから河原町へ。
(土日に加え、時代祭もあってか、河原町は相当な人出だった)
20年近く前からの友だちとおち合い、花遊小路のさらさでお茶をしながら話を愉しむ。
お互いの近況からの繋がりで、小林秀雄などの話題にもなりとても愉しかった。
阪急に乗って淡路乗り換えで恵美須町まで行き、そこで別の用件のある友だちと別れる。
で、にっぽんばし道楽で開催されたよしもと落語ライブvol.5『太遊のまつり3』を愉しむ。
詳しくは、前々回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
開演前中入り中終演後と、錦湯さんの会の常連さんなどとおしゃべりをした。
その後諸々あって、2時40分過ぎに寝床に就く。
夕方以降カフェインを摂り過ぎたか、6時40分過ぎに起きる。
午前中、アルフレッド・ブレンデルが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第25番、第24番、第27番、第23番「熱情」と第30番〜第32番<PHILIPS>、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』(先頃亡くなったネヴィル・マリナーの特集)を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。
13時少し前に外出して、スペース・イサンへ。
THE GO AND MO’S第23回公演『松村の右』(黒川猛さん脚本・演出)を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
開演前終演後、小屋主の松浦さんをはじめ、関係各氏と話をする。
烏丸通の文具店TAGで来年用のダイアリーを購入し、夕飯用の買い物をすませ、16時40分過ぎに帰宅する。
帰宅後、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラが演奏したブラームスの交響曲第4番&ハンガリー舞曲第5番、第6番<同>、エフゲニ・キーシンが弾いた同じくブラームスのピアノ作品集<RCA>を聴いたりしながら、『皇帝のいすぎる十二月』の作業を進めたり、松浦寿輝の『BB/PP』<文藝春秋>を読み進めたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で、井上道義指揮大阪フィルの第500回定期演奏会で演奏されたベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」のライヴ録音(2016年7月22日、フェスティバルホール)を聴く。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
クラリネットの勝山大輔が出演していた。
さらに、モッツァフィアートが演奏したベートーヴェンの管楽アンサンブルのための作品集<SONY>、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団ドゥラルモニー(ハーモニー)が演奏したモーツァルトのセレナード第10番「グラン・パルティータ」&第12番「セレナード」<ハルモニアムンディ・フランス>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『BB/PP』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年10月23日
THE GO AND MO'S第23回公演『松村の右』
☆THE GO AND MO’S第23回公演『松村の右』
脚本・演出:黒川猛
出演:黒川猛、森本研典
(2016年10月23日14時開演/スペース・イサン)
昨夜の『太遊のまつり』の月亭太遊がプロの座にあぐらをかかない果敢な攻めの姿勢の持ち主だとすれば、かつてベトナムからの笑い声で鳴らし、現在THE GO AND MO’Sでの活動を続ける黒川猛は、あえてアマチュアであることの自負と気概の持ち主と評することができるだろう。
スペース・イサンでは久しぶりの公演となったTHE GO AND MO’S第23回公演『松村の右』でも、そうした黒川さんの本領がいかんなく発揮された約100分となっていた。
そして、今回はもはやGOMO’Sではおなじみ劇団太陽族の森本研典がゲスト出演し、こちらもその芸達者ぶりを十二分に披歴していた。
で、オープニングに続いては、一本目のコント『喜劇王犬養チョップ』の再演。
森本さん演じる昭和の喜劇王犬養チョップの顔芸消耗芸と黒川さん演じる活動弁士の名調子のコントラストが活きた作品だが、初演時の壱坪シアター・スワンの密室的な空間と違い、イサンの広めの間尺では受ける印象がだいぶん変わっていたことも事実だ。
二本目のコントは、『4分間の漫才師』。
よんどころない事情から15年もの間活動を休止せざるをえなくなったわかばとエコーという漫才コンビの復活を、漫才ネタ込みで描いてみせた「大人のためのスケッチ」とでも呼びたくなるような作品である。
黒川さんの漫才愛とともに、森本さんの演技の巧さ、二人のこれまでの積み重ねが如実に示されており、なかなかぐっとくる。
そうそう、コンビ別れの原因が他の作品にも通ずる時事ネタだったこともそうだけど、それより何より、二人が吸っていた煙草がわかばとエコーであるというそのさりげなさがまた嬉しかったなあ。
三本目のコントは、『侍カンフー』。
黒川さんの無茶ぶりに、カンフー役者に扮した森本さんがあてがわれた物を使って応えていくという内容。
森本さんの必死のぱっちがどうにもおかくるしい。
いやあ、大いに笑った。
四本目のコントは、『偽笑点』。
タイトルに偽りなし。
黒川さん演じる仕切りの偽落語家が繰り出すお題に、スクリーンに映し出されたあの「話題の人々」(のイラスト)がそれらしい言葉を答えていくという趣向で、当然の如く、政治芸能分野の時事ネタブラックネタが飛び出していた。
あぶないあぶない。
最後のコントは、再び森本さんが身体をはった『ボロボロのピエロ』。
ぎりぎりのライン、限度を知っているからこそのこの笑いである。
しかも、この五つのコントの間には、あのチャンピオン(今はなんと呼ばれてるんだっけ?)が肉体美を駆使する映像作品『五輪』五本が挿入されるというのだから、これぞまさしく正真正銘の盛りだくさん。
エンディングの『オレオーレ詐欺』を含めて、GOMO’Sの妙味を存分に味わうことができた。
そして、12月17日、18日には東山青少年活動センターの創造活動室で、岡嶋秀昭と筒井加寿子をゲストに迎えた第24回公演『斎藤の咳』が予定されており、こちらも本当に愉しみである。
ああ、面白かった!!
脚本・演出:黒川猛
出演:黒川猛、森本研典
(2016年10月23日14時開演/スペース・イサン)
昨夜の『太遊のまつり』の月亭太遊がプロの座にあぐらをかかない果敢な攻めの姿勢の持ち主だとすれば、かつてベトナムからの笑い声で鳴らし、現在THE GO AND MO’Sでの活動を続ける黒川猛は、あえてアマチュアであることの自負と気概の持ち主と評することができるだろう。
スペース・イサンでは久しぶりの公演となったTHE GO AND MO’S第23回公演『松村の右』でも、そうした黒川さんの本領がいかんなく発揮された約100分となっていた。
そして、今回はもはやGOMO’Sではおなじみ劇団太陽族の森本研典がゲスト出演し、こちらもその芸達者ぶりを十二分に披歴していた。
で、オープニングに続いては、一本目のコント『喜劇王犬養チョップ』の再演。
森本さん演じる昭和の喜劇王犬養チョップの顔芸消耗芸と黒川さん演じる活動弁士の名調子のコントラストが活きた作品だが、初演時の壱坪シアター・スワンの密室的な空間と違い、イサンの広めの間尺では受ける印象がだいぶん変わっていたことも事実だ。
二本目のコントは、『4分間の漫才師』。
よんどころない事情から15年もの間活動を休止せざるをえなくなったわかばとエコーという漫才コンビの復活を、漫才ネタ込みで描いてみせた「大人のためのスケッチ」とでも呼びたくなるような作品である。
黒川さんの漫才愛とともに、森本さんの演技の巧さ、二人のこれまでの積み重ねが如実に示されており、なかなかぐっとくる。
そうそう、コンビ別れの原因が他の作品にも通ずる時事ネタだったこともそうだけど、それより何より、二人が吸っていた煙草がわかばとエコーであるというそのさりげなさがまた嬉しかったなあ。
三本目のコントは、『侍カンフー』。
黒川さんの無茶ぶりに、カンフー役者に扮した森本さんがあてがわれた物を使って応えていくという内容。
森本さんの必死のぱっちがどうにもおかくるしい。
いやあ、大いに笑った。
四本目のコントは、『偽笑点』。
タイトルに偽りなし。
黒川さん演じる仕切りの偽落語家が繰り出すお題に、スクリーンに映し出されたあの「話題の人々」(のイラスト)がそれらしい言葉を答えていくという趣向で、当然の如く、政治芸能分野の時事ネタブラックネタが飛び出していた。
あぶないあぶない。
最後のコントは、再び森本さんが身体をはった『ボロボロのピエロ』。
ぎりぎりのライン、限度を知っているからこそのこの笑いである。
しかも、この五つのコントの間には、あのチャンピオン(今はなんと呼ばれてるんだっけ?)が肉体美を駆使する映像作品『五輪』五本が挿入されるというのだから、これぞまさしく正真正銘の盛りだくさん。
エンディングの『オレオーレ詐欺』を含めて、GOMO’Sの妙味を存分に味わうことができた。
そして、12月17日、18日には東山青少年活動センターの創造活動室で、岡嶋秀昭と筒井加寿子をゲストに迎えた第24回公演『斎藤の咳』が予定されており、こちらも本当に愉しみである。
ああ、面白かった!!
喜っ先の間合いでの笑負 太遊のまつり3
☆にっぽんばし道楽 落語ライブvol.5『太遊のまつり3』
出演:月亭太遊さん、桂恩狸さん、月亭遊真さん、B・プルートさん、NGさん
(2016年10月22日19時開演/にっぽんばし道楽)
皮を斬らせて肉を斬れ、肉を斬らせて骨を斬れ、骨を斬らせて髄を斬れ、という柳生流の極意に適い、切先と肉体との間の距離、いわゆる宮本武蔵のいう太刀先の見切りを心得た文章の達人と誉めそやしつつ、そんな小林秀雄に対してあえて肉を斬らせて皮を斬り、骨を斬らせて肉を斬り、髄を斬らせて骨を斬る覚悟で我流の勝負に挑んだのは花田清輝だが…。
なんて、いったいなんのこっちゃらと訝るむきはご容赦のほど。
昨日、大阪まで足を運ぶ直前まで二十年近くの親友と久しぶりに小林秀雄のことなぞ語っていたため、勢い余って筆が滑ってしまった。
わけじゃない。
一つには、大阪日本橋はにっぽんばし道楽(中古DVD&CD店1階奥のライブスペース。実にインティメートな趣きの会場だ)で開催された『太遊のまつり3』の月亭太遊さんには、それこそ髄を斬らせて骨を斬る、八方破れ無手勝流もあえて辞さない巌流島に降り立った宮本武蔵もかくやと思わせる緊張感が窺えたからだ。
むろんそこは必勝ならぬ必笑、寄らば斬るではなく寄らば笑わすの喜っ先の間合いでの笑負ゆえ、お客さんともども和やかな雰囲気を醸し出してもいたが、それでも1回目、2回目の錦湯劇場ではあえて「支配人」に徹した太遊さんの落語家芸人表現者としての本来の意志意欲が強く表されていたことも事実だろう。
(冒頭の部分は、『花田清輝評論集』<岩波文庫>所収の「太刀先の見切り」より。そういえば、太遊さんが敬愛する岡本太郎と花田清輝は親しい関係にあったんだった)
開演時刻の19時を少し押したあたり、ムード満点の音楽とともにやおら太遊さんが登場。
今回の会の趣旨を詳しく説いたスタートのトークと、マニフェストとでもいうべき影マイクのラップに続いては、ジャズを流しながらの『寿限無』を語る。
が、ジャジーな掛け合いが続くかと思いきや、これは冒頭のみで高座を下りた。
で、仕切り直しののち、稲川淳二風のマクラからネオラクゴの『幻影百貨店(マーヤーデパート』へ。
細かいくすぐりもそうだけど、やはり全宇宙規模、形而上的な世界へも果敢に突き進む振り幅の広さがこの作品の魅力だと改めて思った。
と、ここでトイレへどうぞと促す中入りへの影マイクラップあり。
そう促されちゃしょうがないとおっとり刀でトイレへ向かった。
さて中入り後は一転、古風な出囃子から太遊さんが高座に上がり、古典の『くっしゃみ講釈』を…。
漫然とやるわけがない。
突然、会場の後方からB・プルートさん&NGさんが乱入し、慌てて遊真さんも参戦、さらには司会の桂恩狸さんまで現われラップバトルが勃発するという韻土人じゃない印度人もトランプもびっくりの展開。
即興感と八百長感丸出しだけれど、そこがまた面白い。
太遊さんのラッパーぶりはもちろんのこと、太遊さんの無茶なふりに応えたB・プルートさん&NGさん(まさしく「飛び道具」)、遊真さん(ラップに挑戦!)、恩狸さん(××師匠の物真似に挑戦!どんなんかんなあ)の奮闘ぶりも強く印象に残った。
そして最後は、再びネオラクゴの『ムーンパレス』。
くすぐりのおかしさは言わずもがな、結構展開の妙も冴えていて大いに笑った。
ラストのトークで反省の弁も出るなど、全てが意到りて口随うという具合にはいかなかったかもしれないが、ネオラクゴの真髄、太遊さんの心髄が十二分に発揮された会だったことも確かだ。
ああ、面白かった!!
ところで、こうやって太遊さんと向き合うお客さんはいる(今後、さらに増えていくはずだ)、恩狸さんや遊真さん、B・プルートさん&NGさんといった介添人もいる。
あとは、ブレーン。
ではないな、太遊さん本人が「ブレーン」と呼びたくなるような人なので。
そうそう、今太遊さんに必要なのは宮本武蔵を巌流島まで運んだ船頭のような存在なのではないか。
史実はひとまず置くとして、「もちょっとゆっくりいきましょうや」と佐々木小次郎との勝負を決する助言を何気なくしたのも、もしかしたらこの船頭さんだったのかもしれないから。
出演:月亭太遊さん、桂恩狸さん、月亭遊真さん、B・プルートさん、NGさん
(2016年10月22日19時開演/にっぽんばし道楽)
皮を斬らせて肉を斬れ、肉を斬らせて骨を斬れ、骨を斬らせて髄を斬れ、という柳生流の極意に適い、切先と肉体との間の距離、いわゆる宮本武蔵のいう太刀先の見切りを心得た文章の達人と誉めそやしつつ、そんな小林秀雄に対してあえて肉を斬らせて皮を斬り、骨を斬らせて肉を斬り、髄を斬らせて骨を斬る覚悟で我流の勝負に挑んだのは花田清輝だが…。
なんて、いったいなんのこっちゃらと訝るむきはご容赦のほど。
昨日、大阪まで足を運ぶ直前まで二十年近くの親友と久しぶりに小林秀雄のことなぞ語っていたため、勢い余って筆が滑ってしまった。
わけじゃない。
一つには、大阪日本橋はにっぽんばし道楽(中古DVD&CD店1階奥のライブスペース。実にインティメートな趣きの会場だ)で開催された『太遊のまつり3』の月亭太遊さんには、それこそ髄を斬らせて骨を斬る、八方破れ無手勝流もあえて辞さない巌流島に降り立った宮本武蔵もかくやと思わせる緊張感が窺えたからだ。
むろんそこは必勝ならぬ必笑、寄らば斬るではなく寄らば笑わすの喜っ先の間合いでの笑負ゆえ、お客さんともども和やかな雰囲気を醸し出してもいたが、それでも1回目、2回目の錦湯劇場ではあえて「支配人」に徹した太遊さんの落語家芸人表現者としての本来の意志意欲が強く表されていたことも事実だろう。
(冒頭の部分は、『花田清輝評論集』<岩波文庫>所収の「太刀先の見切り」より。そういえば、太遊さんが敬愛する岡本太郎と花田清輝は親しい関係にあったんだった)
開演時刻の19時を少し押したあたり、ムード満点の音楽とともにやおら太遊さんが登場。
今回の会の趣旨を詳しく説いたスタートのトークと、マニフェストとでもいうべき影マイクのラップに続いては、ジャズを流しながらの『寿限無』を語る。
が、ジャジーな掛け合いが続くかと思いきや、これは冒頭のみで高座を下りた。
で、仕切り直しののち、稲川淳二風のマクラからネオラクゴの『幻影百貨店(マーヤーデパート』へ。
細かいくすぐりもそうだけど、やはり全宇宙規模、形而上的な世界へも果敢に突き進む振り幅の広さがこの作品の魅力だと改めて思った。
と、ここでトイレへどうぞと促す中入りへの影マイクラップあり。
そう促されちゃしょうがないとおっとり刀でトイレへ向かった。
さて中入り後は一転、古風な出囃子から太遊さんが高座に上がり、古典の『くっしゃみ講釈』を…。
漫然とやるわけがない。
突然、会場の後方からB・プルートさん&NGさんが乱入し、慌てて遊真さんも参戦、さらには司会の桂恩狸さんまで現われラップバトルが勃発するという韻土人じゃない印度人もトランプもびっくりの展開。
即興感と八百長感丸出しだけれど、そこがまた面白い。
太遊さんのラッパーぶりはもちろんのこと、太遊さんの無茶なふりに応えたB・プルートさん&NGさん(まさしく「飛び道具」)、遊真さん(ラップに挑戦!)、恩狸さん(××師匠の物真似に挑戦!どんなんかんなあ)の奮闘ぶりも強く印象に残った。
そして最後は、再びネオラクゴの『ムーンパレス』。
くすぐりのおかしさは言わずもがな、結構展開の妙も冴えていて大いに笑った。
ラストのトークで反省の弁も出るなど、全てが意到りて口随うという具合にはいかなかったかもしれないが、ネオラクゴの真髄、太遊さんの心髄が十二分に発揮された会だったことも確かだ。
ああ、面白かった!!
ところで、こうやって太遊さんと向き合うお客さんはいる(今後、さらに増えていくはずだ)、恩狸さんや遊真さん、B・プルートさん&NGさんといった介添人もいる。
あとは、ブレーン。
ではないな、太遊さん本人が「ブレーン」と呼びたくなるような人なので。
そうそう、今太遊さんに必要なのは宮本武蔵を巌流島まで運んだ船頭のような存在なのではないか。
史実はひとまず置くとして、「もちょっとゆっくりいきましょうや」と佐々木小次郎との勝負を決する助言を何気なくしたのも、もしかしたらこの船頭さんだったのかもしれないから。