2016年10月06日

『狗神家の一族』の作業に取りかかる(CLACLA日記)

 台風一過。
 青空となる。

 気温はひとまず置くとして、ようやく秋が近づいているのではないか。
 夕方以降、涼しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に、風邪など召しませんように。


 両耳の不調が続く。


 国会が続く。
 目先鼻先口先舌先の言葉には、本当にうんざりする。
 ペテン師香具師の類いにはゆめゆめ騙されまい。


 NHKのラジオニュースを聴いていて、どうしても違和感を覚えること。
 例えば、リオ・オリンピック&パラリンピックやノーベル賞の結果を伝えるニュースで、日本の××××選手がオランダの選手に勝ちました、だとか、ノーベル××賞にアメリカの科学者が選ばれました、といった具合。
 オランダの選手やアメリカの科学者の名前はどこにいったのか?
 前はしっかり名前まで伝えていたのではないか?
 「乗客に日本人はいませんでした」
 と吉井和哉は昔歌ったが、その言葉(歌詞じゃなくて)ともどこかで繋がってくる話だと思う。
 本当にしっくりこない。


 昨夜、ファジル・サイが弾いたモーツァルトのピアノ作品集<WARNER>を聴いたりしながら作業を進め、1時50分に寝床に就く。
 『ラジオ深夜便』2時台のエディット・ピアフの特集を聴きながら眠る。


 8時に起きる。

 午前中、フォルテピアノのマルコム・ビルソンとジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツ(EBS)が演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第20番&第21番と第25番&第26番「戴冠式」<ともにARCHIV>、ガーディナー指揮EBSが演奏した同じくモーツァルトの交響曲第40番&第41番「ジュピター」<PHILIPS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、過去の作品の読み直しを行ったりする。


 午後、ベルリン弦楽8重奏団が演奏したブラームスの弦楽5重奏曲第1番&第2番<同>、NHK・FMの『クラシック・カフェ』でパーヴォ・ヤルヴィ指揮シンシナティ交響楽団が演奏したラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌ、ラ・ヴァルス、『ダフニスとクロエ』組曲第2、ガーディナー指揮オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティーク(ORR)が演奏したベルリオーズの幻想交響曲<同>、フォルテピアノのロバート・レヴィンとガーディナー指揮ORR他が演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」&合唱幻想曲<ARCHIV>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、畠山丑雄の『地の底の記憶』<河出書房新社>を読み進めたりする。


 17時台に外出して、京都芸術センターで用件を片付ける。
 旧知の人と遭遇して、少し立ち話をする。
 元気そうで何より。

 で、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルのコンサートのライヴ録音(2016年8月26日、ベルリン・フィルハーモニー)を聴く。
 ブーレーズのエクラとマーラーの交響曲第7番「夜の歌」が演奏されていた。
 こういうコンサートはぜひ生で聴きたい。
 マーラーもだけれど、ブーレーズを生で聴きたい。

 続けて、アルテミス・カルテットが演奏したメンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第2番、第3番&第6番<ERATO>、シャルル・デュトワ指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したオネゲルの交響曲第4番「バーゼルの喜び」<同>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『狗神家の一族』(犬神家の末裔から解題)の作業に取りかかったりする。


 『地の底の記憶』を読了する。
 ああ、面白かった!


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする