今日で10月も終わり。
今年も残り2ヶ月となる。
一日一日を本当に大切にして、自分の為したいこと為すべきことをしっかり為していかなければ。
そして、死を忘れないこと。
青空は見えつつも、どんよりとした感じが増す。
気温は下がり、肌寒い。
朝晩はめっきり冷え込む。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
体調、なんとか戻る。
まだ万全とまでは言えないが。
両耳の不調は続く。
TPPを推し進めようと安倍内閣、自公与党に癒党がやっきだ。
与党の参考人の言葉を耳にすると、TPPを可決させるために屁理屈を並べたてているようにしか聴こえない。
こういう連中に愛国だのなんだのと偉そうなことを言われたくないものだ。
アメリカの大統領選がもつれにもつれている。
いろいろと考えることあり。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、モザイク・カルテットが演奏したシューベルトの弦楽4重奏曲第10番&第13番「ロザムンデ」<ASTREE>やNHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
8時に起きる。
NHK・FMの『きらクラ!』の再放送を途中から聴きながら、仕事関係の作業を進める。
そういえば、昨日の『きらクラ!』の本放送は高校野球の中継のためお休みだった。
いろいろと事情はあるのだろうけれど、やっぱりFMでの野球中継は何かが違うと感じる。
9時台に外出して、仕事関係の用件を片付ける。
帰宅後、湯浅卓雄指揮アイルランド国立交響楽団が演奏した山田耕筰の交響曲『かち鬨と平和』他<NAXOS>、湯浅卓雄指揮ニュージーランド交響楽団が演奏した芥川也寸志の交響三章<同>を聴いたりしながら、『御神酒徳利』の改稿作業を進めたり、『さよふけて』を書き進めたり、10月の創作活動について振り返ったりする。
『さよふけて』は、最近読み込んだある人の演劇のテキストに刺激を受けたこともあった書き始めた小説だ。
ただ、自分はやはり「物を語(騙)る」欲求が強い人間だということを改めて痛感してもいる。
午後、マリス・ヤンソンス指揮ロンドン・フィルが演奏したリムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』&スペイン奇想曲<EMI>、ボザール・トリオが演奏したアレンスキーのピアノ3重奏曲第1番&第2番<PHILIPS>、アルフレッド・ブレンデルが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」〜第11番<同>、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏した同じくベートーヴェンの交響曲第5番&第1番<RCA>、デヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したシューベルトの交響曲第4番「悲劇的」<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、よしもとばななの『鳥たち』<集英社>を読み進めたりする。
今回図書館で借りた2枚のCD、リムスキー=コルサコフとアレンスキーは本当に当たりだ。
中古で見つけたらぜひとも購入しておきたい。
まもなく外出して、仕事関係の用件を片付けてから錦湯さんへ。
4回目となる錦湯劇場なり。
それじゃあ、行って来ます!
2016年10月31日
2016年10月30日
『さよふけて』を書き進める(CLACLA日記)
晴天。
いいお天気、いい青空の一日。
朝晩は気温が下がり、肌寒さを感じる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
親知らずの抜歯の影響で、体調が芳しからず。
ようやく光明が見えてきた感じだが、万全ではないため諸々断念せざるをえず。
残念だが、仕方ない。
そして、両耳の不調も続く。
アメリカ大統領選は泥仕合、韓国の朴大統領も何やら危うい状況に追い込まれてきた。
それに引き換え、この国の首相は未だ安泰のようだ。
おめでたいかぎり。
実におめでたい。
そうそう、そろそろ北朝鮮がまたぞろ何かやらかすのではないか。
そんな気がしてならない。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、ピアノのポール・クロスリーが弾いたドビュッシーのベルガマスク組曲他<SONY>を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
8時に起きる。
午前中、ボザール・トリオが演奏したアレンスキーのピアノ3重奏曲第1番&第2番<PHILIPS>、マリス・ヤンソンス指揮ロンドン・フィルが演奏したリムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』&スペイン奇想曲<EMI>、youtubeに投稿されたフランスのメゾ・ソプラノ、マリアンヌ・クレバッサのアリア集の録音風景などを聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『さよふけて』を書き進めたり、畠中恵の『若様とロマン』<講談社>を読み進めたりする。
午後、ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団が演奏したロシア序曲集<ドイツ・グラモフォン>、オリヴァー・ナッセン指揮クリーヴランド管弦楽団他が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『妖精の口づけ』他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
途中、体調もあってしばらく昼寝をする。
16時台に外出して、夕飯用の買い物をすませる。
身体はまだ重たいが、一人暮らしゆえ仕方ない。
帰宅後、ピエール・ブーレーズ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『ペトルーシュカ』&『春の祭典』<同>、ジョン・ウィリアムズ指揮ボストン・ポップス管弦楽団が演奏した『ベスト・オブ・ジョン・ウィリアムズ&ボストン・ポップス管弦楽団』<PHILIPS>から映画『ジョーズ』のテーマ、『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』からインペリアル・マーチ(ダース・ベイダーの主題)、『スター・ウォーズ』のメイン・テーマを聴いたりしながら、雑件を片付ける。
『春の祭典』を聴きながら『ジョーズ』のテーマを思い出したので早速聴き、ついでに『スター・ウォーズ』の有名な2曲も聴いておく。
このベスト・アルバムは、ジョン・ウィリアムズのいわゆる美味しいところを集めた一枚で、聴き勝手使い勝手がよい。
『若様とロマン』を読了する。
ときは明治の半ば、旧幕府の旗本家出身の若い巡査たち、「若様組」の面々を主人公とするシリーズ中の一冊。
ストーリーテリングの巧さは言うまでもないけれど、そこに時の流れというものが厳然と存在していることが、畠中さんの作品の特徴ではないか。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、小松長生指揮セントラル愛知交響楽団のコンサートのライヴ録音を聴く。
メンデルスゾーンの劇音楽『夏の夜の夢』抜粋とブラームスの交響曲第2番が演奏されていた。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
ヴァイオリンの辻彩奈が出演していた。
さらに、シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団が演奏したビゼーの交響曲他<DECCA>、リカルド・シャイー指揮ベルリン放送交響楽団他が演奏したツェムリンスキーの交響曲第2番他<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『さよふけて』を書き進めたり、よしもとばななの『鳥たち』<集英社>を読み始めたりする。
こういう書き方は好きではないが、『鳥たち』は、これぞばななといった感じの作品だ。
実は、『鳥たち』の前に渡邊啓貴の『シャルル・ドゴール』<慶應義塾大学出版会>を読み始めたのだけれど、老眼者には活字の小ささが辛いことに加え、
>イヨネスコの有名な戯曲『最後の授業』ではドイツ定国に併合されることが決定したアルザス地方で公用語としてのフランス語を失うフランス系住人の哀切が語られていた<
という一文に?となったこともあり、途中下車することにした。
それって、アルフォンス・ドーデの小説のことではなかろうか?
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
いいお天気、いい青空の一日。
朝晩は気温が下がり、肌寒さを感じる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
親知らずの抜歯の影響で、体調が芳しからず。
ようやく光明が見えてきた感じだが、万全ではないため諸々断念せざるをえず。
残念だが、仕方ない。
そして、両耳の不調も続く。
アメリカ大統領選は泥仕合、韓国の朴大統領も何やら危うい状況に追い込まれてきた。
それに引き換え、この国の首相は未だ安泰のようだ。
おめでたいかぎり。
実におめでたい。
そうそう、そろそろ北朝鮮がまたぞろ何かやらかすのではないか。
そんな気がしてならない。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、ピアノのポール・クロスリーが弾いたドビュッシーのベルガマスク組曲他<SONY>を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
8時に起きる。
午前中、ボザール・トリオが演奏したアレンスキーのピアノ3重奏曲第1番&第2番<PHILIPS>、マリス・ヤンソンス指揮ロンドン・フィルが演奏したリムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』&スペイン奇想曲<EMI>、youtubeに投稿されたフランスのメゾ・ソプラノ、マリアンヌ・クレバッサのアリア集の録音風景などを聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『さよふけて』を書き進めたり、畠中恵の『若様とロマン』<講談社>を読み進めたりする。
午後、ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団が演奏したロシア序曲集<ドイツ・グラモフォン>、オリヴァー・ナッセン指揮クリーヴランド管弦楽団他が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『妖精の口づけ』他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
途中、体調もあってしばらく昼寝をする。
16時台に外出して、夕飯用の買い物をすませる。
身体はまだ重たいが、一人暮らしゆえ仕方ない。
帰宅後、ピエール・ブーレーズ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『ペトルーシュカ』&『春の祭典』<同>、ジョン・ウィリアムズ指揮ボストン・ポップス管弦楽団が演奏した『ベスト・オブ・ジョン・ウィリアムズ&ボストン・ポップス管弦楽団』<PHILIPS>から映画『ジョーズ』のテーマ、『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』からインペリアル・マーチ(ダース・ベイダーの主題)、『スター・ウォーズ』のメイン・テーマを聴いたりしながら、雑件を片付ける。
『春の祭典』を聴きながら『ジョーズ』のテーマを思い出したので早速聴き、ついでに『スター・ウォーズ』の有名な2曲も聴いておく。
このベスト・アルバムは、ジョン・ウィリアムズのいわゆる美味しいところを集めた一枚で、聴き勝手使い勝手がよい。
『若様とロマン』を読了する。
ときは明治の半ば、旧幕府の旗本家出身の若い巡査たち、「若様組」の面々を主人公とするシリーズ中の一冊。
ストーリーテリングの巧さは言うまでもないけれど、そこに時の流れというものが厳然と存在していることが、畠中さんの作品の特徴ではないか。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、小松長生指揮セントラル愛知交響楽団のコンサートのライヴ録音を聴く。
メンデルスゾーンの劇音楽『夏の夜の夢』抜粋とブラームスの交響曲第2番が演奏されていた。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
ヴァイオリンの辻彩奈が出演していた。
さらに、シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団が演奏したビゼーの交響曲他<DECCA>、リカルド・シャイー指揮ベルリン放送交響楽団他が演奏したツェムリンスキーの交響曲第2番他<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『さよふけて』を書き進めたり、よしもとばななの『鳥たち』<集英社>を読み始めたりする。
こういう書き方は好きではないが、『鳥たち』は、これぞばななといった感じの作品だ。
実は、『鳥たち』の前に渡邊啓貴の『シャルル・ドゴール』<慶應義塾大学出版会>を読み始めたのだけれど、老眼者には活字の小ささが辛いことに加え、
>イヨネスコの有名な戯曲『最後の授業』ではドイツ定国に併合されることが決定したアルザス地方で公用語としてのフランス語を失うフランス系住人の哀切が語られていた<
という一文に?となったこともあり、途中下車することにした。
それって、アルフォンス・ドーデの小説のことではなかろうか?
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年10月29日
体調は芳しくなくとも、創作活動は続ける(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気の一日。
かすかに青空は見えつつも。
気温は下がり、肌寒さを感じる。
それでも、まだ秋という感じはしない。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
親知らずの抜歯による症状で、身体が重たい。
両耳の不調も続く。
体調、芳しからず。
最終盤となったアメリカ大統領選だが、今度はFBIがクリントン候補のメール問題に関して再捜査を始めるという。
なんともかとも。
今日も今日とて、目くらましの八百長猿芝居のオンパレードだ。
絶対に騙されまい。
昨夜、ヨエル・レヴィ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したシベリウスの交響曲第2番&交響詩『フィンランディア』<TELARC>やNHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進め、2時に寝床に就く。
8時に起きる。
毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、あまりよろしからず。
まあ、仕方ない。
午前中、ボザール・トリオが演奏したアレンスキーのピアノ3重奏曲第1番&第2番<PHILIPS>、マリス・ヤンソンス指揮ロンドン・フィルが演奏したリムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』&スペイン奇想曲<EMI>、サイモン・ラトル指揮バーミンガム・シティ交響楽団が演奏したマーラーの交響曲第7番「夜の歌」<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の改稿作業を進めたり、『さよふけて』という新しい作品を書き始めたりする。
午後、ラトル指揮バーミンガム・シティ交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第7番<同>、ソプラノのルチア・ポップとクラウス・テンシュテット指揮ロンドン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第4番<同>、テンシュテット指揮ベルリン・フィルが演奏したワーグナーの序曲・前奏曲集<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
16時台に外出して、仕事関係の用件を片付ける。
その後、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。
一人暮らしは辛い。
帰宅後、ラルキブデッリが演奏したブラームスの弦楽6重奏曲第1番<SONY>を聴いたりしながら、畠中恵の『若様とロマンス』<講談社>を読み進めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
朝比奈隆指揮NHK交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第8番のライヴ録音(1997年3月6日、NHKホール)が放送されていて、その重心が低いというか、独特の重たさを持った演奏に、ああ、これだこれだ、これが朝比奈さんが指揮したブルックナーだと思い起こした。
と、言って、大阪フィルを指揮した同じ曲や第4番「ロマンティック」、第5番、ほかにリヒャルト・シュトラウスのアルプス交響曲やブラームスの交響曲第4番の実演に接しながら、僕は朝比奈隆という指揮者の良い聴き手だったわけではない。
「立つ男」とでも呼びたくなるような朝比奈さんより、僕は「踊る男」山田一雄のほうが好きだったのだ。
続けて、『クラシックの迷宮』を聴く。
小倉朗の生誕100年を記念した番組で、神保共子の朗読と山岡重信指揮東京フィルが演奏したエリー・ホール・エッツによる朗読と音楽『海のおばけオーリー』、小栗まち絵のヴァイオリンと森正指揮NHK交響楽団が演奏したヴァイオリン協奏曲の2曲が放送されていた。
さらに、バリトンのボー・スコウフスがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で歌ったシューベルトの歌曲集『白鳥の歌』<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『さよふけて』の打ち込みを行ったり、『若様とロマン』を読み進めたりする。
今日は、朝食にメロンパンを食す。
昨日、近くに新しくオープンしたコンビニで買っておいたもの。
なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
体調は芳しくなくとも、創作活動は続ける。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
かすかに青空は見えつつも。
気温は下がり、肌寒さを感じる。
それでも、まだ秋という感じはしない。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
親知らずの抜歯による症状で、身体が重たい。
両耳の不調も続く。
体調、芳しからず。
最終盤となったアメリカ大統領選だが、今度はFBIがクリントン候補のメール問題に関して再捜査を始めるという。
なんともかとも。
今日も今日とて、目くらましの八百長猿芝居のオンパレードだ。
絶対に騙されまい。
昨夜、ヨエル・レヴィ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したシベリウスの交響曲第2番&交響詩『フィンランディア』<TELARC>やNHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進め、2時に寝床に就く。
8時に起きる。
毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、あまりよろしからず。
まあ、仕方ない。
午前中、ボザール・トリオが演奏したアレンスキーのピアノ3重奏曲第1番&第2番<PHILIPS>、マリス・ヤンソンス指揮ロンドン・フィルが演奏したリムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』&スペイン奇想曲<EMI>、サイモン・ラトル指揮バーミンガム・シティ交響楽団が演奏したマーラーの交響曲第7番「夜の歌」<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の改稿作業を進めたり、『さよふけて』という新しい作品を書き始めたりする。
午後、ラトル指揮バーミンガム・シティ交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第7番<同>、ソプラノのルチア・ポップとクラウス・テンシュテット指揮ロンドン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第4番<同>、テンシュテット指揮ベルリン・フィルが演奏したワーグナーの序曲・前奏曲集<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
16時台に外出して、仕事関係の用件を片付ける。
その後、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。
一人暮らしは辛い。
帰宅後、ラルキブデッリが演奏したブラームスの弦楽6重奏曲第1番<SONY>を聴いたりしながら、畠中恵の『若様とロマンス』<講談社>を読み進めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
朝比奈隆指揮NHK交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第8番のライヴ録音(1997年3月6日、NHKホール)が放送されていて、その重心が低いというか、独特の重たさを持った演奏に、ああ、これだこれだ、これが朝比奈さんが指揮したブルックナーだと思い起こした。
と、言って、大阪フィルを指揮した同じ曲や第4番「ロマンティック」、第5番、ほかにリヒャルト・シュトラウスのアルプス交響曲やブラームスの交響曲第4番の実演に接しながら、僕は朝比奈隆という指揮者の良い聴き手だったわけではない。
「立つ男」とでも呼びたくなるような朝比奈さんより、僕は「踊る男」山田一雄のほうが好きだったのだ。
続けて、『クラシックの迷宮』を聴く。
小倉朗の生誕100年を記念した番組で、神保共子の朗読と山岡重信指揮東京フィルが演奏したエリー・ホール・エッツによる朗読と音楽『海のおばけオーリー』、小栗まち絵のヴァイオリンと森正指揮NHK交響楽団が演奏したヴァイオリン協奏曲の2曲が放送されていた。
さらに、バリトンのボー・スコウフスがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で歌ったシューベルトの歌曲集『白鳥の歌』<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『さよふけて』の打ち込みを行ったり、『若様とロマン』を読み進めたりする。
今日は、朝食にメロンパンを食す。
昨日、近くに新しくオープンしたコンビニで買っておいたもの。
なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
体調は芳しくなくとも、創作活動は続ける。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年10月28日
雨降り 体調芳しからず(CLACLA日記)
雨降り。
どんよりとしたお天気の一日。
微妙な気温。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
親知らずの抜歯の影響で、体調芳しからず。
加えて、薬のせいかお腹の調子も芳しからず。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調も続く。
やれやれ。
核兵器そのものを違法とする核兵器禁止条約への交渉を始めるとの決議が、国連の委員会で賛成多数で採択された。
しかし、日本はアメリカに追随して反対する。
核の傘の下にあるというのが、その理由である。
いろいろと考えることあり。
安倍内閣、と自民公明与党、並びに癒党がTPPを押し進めている。
やれ押し付け憲法は改正せねばならぬ、それ愛国心を涵養せねばならぬと大騒ぎする連中が、それこそアメリカ政府のお先棒を担ぐことに血道をあげる。
これほどおかしな話もないではないか。
胡散臭くきな臭い。
今上天皇(明仁天皇)の生前退位に関するヒアリングの対象者に、大原康男、櫻井よし子、百地章、八木秀次、渡部昇一といった商売右翼、似非保守の連中が加えられている。
それこそ大御心に叛く不敬不忠の徒である。
度し難い。
文化勲章にノーベル医学生理学賞受賞の大隅良典、草間彌生、平岩弓枝、船村徹らに贈られ、文化功労者に岩井克人、小松和彦、杉良太郎、田中信昭、津村節子らが選ばれることが決まった。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
絶対に騙されまい。
昨夜、ネーメ・ヤルヴィ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したウェーバーの序曲集&ヒンデミットのウェーバーの主題による交響的変容<CHANDOS>、マティアス・バーメルト指揮ロンドン・フィルが演奏したパリーの交響曲第5番他<同>を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
8時に起きる。
午前中、ボザール・トリオが演奏したアレンスキーのピアノ3重奏曲第1番&第2番<PHILIPS>、マリス・ヤンソンス指揮ロンドン・フィルが演奏した交響組曲『シェエラザード』&スペイン奇想曲<EMI>、リカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルが演奏したシューベルトの交響曲第3番&第5番<同>、近衛秀麿指揮ベルリン・フィルが演奏したハイドンの交響曲第91番<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の改稿作業を進めたりする。
午後、パーヴォ・ベルグルンド指揮ボーンマス交響楽団が演奏したシベリウスの交響曲第1番と第3番&第6番<EMI>、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』(途中まで)を聴く。
『オペラ・ファンタスティカ』では、アルベルト・エレーデ指揮フィレンツェ5月音楽祭管弦楽団他が演奏したドニゼッティの歌劇『ラ・ファヴォリータ』全曲が放送されていたが、タイトルロールのジュリエッタ・シミオナートをはじめ非常に立派な歌唱で、とても聴き応えがあった。
仕事関係の作業を進める。
長嶋有の『三の隣は五号室』<中央公論新社>を読了する。
ちょっと変わった間取りのアパート、第一藤岡荘の五号室の代々の住人のエピソードを積み重ねることによって時代の変遷と、人の生活、日常のあり様を巧みに切り取ってみせた作品。
ああ、面白かった!!
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
体調は芳しくないが、一人暮らしゆえ仕方ない。
近くにできたセブンイレブンで、オープン記念のマヨネーズをもらったりもした(ちゃんと買い物もしたけど)。
帰宅後、実家に電話をかけ、父、母、母方の伯母と話をする。
多謝。
その後、ベルグルンド指揮ボーンマス交響楽団が演奏したシベリウスの交響曲第4番<EMI>、クラウス・テンシュテット指揮ベルリン・フィルが演奏したワーグナーの歌劇『ローエングリン』第3幕前奏曲と楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲<同>を聴いたりしながら、畠中恵の『若様とロマン』<講談社>を読み始めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、テノールのダニエル・ベーレとオリヴァー・シュニーダー3重奏団のコンサートのライヴ録音(2016年2月19日、ケルン西部ドイツ放送センター)を聴く。
ベーレ自身が編曲したピアノ3重奏伴奏によるシューベルトの歌曲集『冬の旅』が演奏されていたが、作品に沿って、不協和音も辞さない現代的な表現に後期ロマン派風な抒情的な表情づけも加わった伴奏となっていた。
続けて、『DJクラシック』の広上淳一の音楽ってステキを聴く。
「宇宙を感じるクラシック」と題して、宇宙をイメージした音楽が放送されていた。
続けて、チャールズ・マッケラス指揮プラハ室内管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第25番、第28番、第29番<TELARC>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『若様とロマン』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
どんよりとしたお天気の一日。
微妙な気温。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
親知らずの抜歯の影響で、体調芳しからず。
加えて、薬のせいかお腹の調子も芳しからず。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調も続く。
やれやれ。
核兵器そのものを違法とする核兵器禁止条約への交渉を始めるとの決議が、国連の委員会で賛成多数で採択された。
しかし、日本はアメリカに追随して反対する。
核の傘の下にあるというのが、その理由である。
いろいろと考えることあり。
安倍内閣、と自民公明与党、並びに癒党がTPPを押し進めている。
やれ押し付け憲法は改正せねばならぬ、それ愛国心を涵養せねばならぬと大騒ぎする連中が、それこそアメリカ政府のお先棒を担ぐことに血道をあげる。
これほどおかしな話もないではないか。
胡散臭くきな臭い。
今上天皇(明仁天皇)の生前退位に関するヒアリングの対象者に、大原康男、櫻井よし子、百地章、八木秀次、渡部昇一といった商売右翼、似非保守の連中が加えられている。
それこそ大御心に叛く不敬不忠の徒である。
度し難い。
文化勲章にノーベル医学生理学賞受賞の大隅良典、草間彌生、平岩弓枝、船村徹らに贈られ、文化功労者に岩井克人、小松和彦、杉良太郎、田中信昭、津村節子らが選ばれることが決まった。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
絶対に騙されまい。
昨夜、ネーメ・ヤルヴィ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したウェーバーの序曲集&ヒンデミットのウェーバーの主題による交響的変容<CHANDOS>、マティアス・バーメルト指揮ロンドン・フィルが演奏したパリーの交響曲第5番他<同>を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
8時に起きる。
午前中、ボザール・トリオが演奏したアレンスキーのピアノ3重奏曲第1番&第2番<PHILIPS>、マリス・ヤンソンス指揮ロンドン・フィルが演奏した交響組曲『シェエラザード』&スペイン奇想曲<EMI>、リカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルが演奏したシューベルトの交響曲第3番&第5番<同>、近衛秀麿指揮ベルリン・フィルが演奏したハイドンの交響曲第91番<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の改稿作業を進めたりする。
午後、パーヴォ・ベルグルンド指揮ボーンマス交響楽団が演奏したシベリウスの交響曲第1番と第3番&第6番<EMI>、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』(途中まで)を聴く。
『オペラ・ファンタスティカ』では、アルベルト・エレーデ指揮フィレンツェ5月音楽祭管弦楽団他が演奏したドニゼッティの歌劇『ラ・ファヴォリータ』全曲が放送されていたが、タイトルロールのジュリエッタ・シミオナートをはじめ非常に立派な歌唱で、とても聴き応えがあった。
仕事関係の作業を進める。
長嶋有の『三の隣は五号室』<中央公論新社>を読了する。
ちょっと変わった間取りのアパート、第一藤岡荘の五号室の代々の住人のエピソードを積み重ねることによって時代の変遷と、人の生活、日常のあり様を巧みに切り取ってみせた作品。
ああ、面白かった!!
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
体調は芳しくないが、一人暮らしゆえ仕方ない。
近くにできたセブンイレブンで、オープン記念のマヨネーズをもらったりもした(ちゃんと買い物もしたけど)。
帰宅後、実家に電話をかけ、父、母、母方の伯母と話をする。
多謝。
その後、ベルグルンド指揮ボーンマス交響楽団が演奏したシベリウスの交響曲第4番<EMI>、クラウス・テンシュテット指揮ベルリン・フィルが演奏したワーグナーの歌劇『ローエングリン』第3幕前奏曲と楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲<同>を聴いたりしながら、畠中恵の『若様とロマン』<講談社>を読み始めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、テノールのダニエル・ベーレとオリヴァー・シュニーダー3重奏団のコンサートのライヴ録音(2016年2月19日、ケルン西部ドイツ放送センター)を聴く。
ベーレ自身が編曲したピアノ3重奏伴奏によるシューベルトの歌曲集『冬の旅』が演奏されていたが、作品に沿って、不協和音も辞さない現代的な表現に後期ロマン派風な抒情的な表情づけも加わった伴奏となっていた。
続けて、『DJクラシック』の広上淳一の音楽ってステキを聴く。
「宇宙を感じるクラシック」と題して、宇宙をイメージした音楽が放送されていた。
続けて、チャールズ・マッケラス指揮プラハ室内管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第25番、第28番、第29番<TELARC>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『若様とロマン』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年10月27日
三笠宮が亡くなった(CLACLA日記)
三笠宮崇仁親王が亡くなった。100歳。
大正天皇の四男で昭和天皇の末弟、今上天皇(明仁天皇)の叔父にあたる。
戦時中、若杉の名前で南京に派遣されていたが、陸軍の軍記の問題について厳しい姿勢をとった。
一方、東條英機の暗殺等のクーデター計画の際、その内容を憲兵隊に報告したりもした。
敗戦後は、紀元節の復活に反対するなど、リベラルな言動を行った。
また、古代オリエント史の研究でも知られ、東京女子大学等で教壇に立った。
深く、深く、深く、深く黙祷。
晴天。
いいお天気、いい青空の一日。
気温は下がって、肌寒さが増す。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
体調、芳しからず。
そして、両耳の不調が続く。
目先鼻先口先舌先の香具師ペテン師の類いは本当に度し難い。
そして、こういう連中を平然と支持したり、黙認したりする人間こそ、一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなりたくない。
昨夜、フォルテピアノのオルガ・トヴェルスカヤ他が演奏したグリンカの悲愴トリオ他<Opus111>を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
8時に起きる。
午前中、フォルテピアノのバート・ファン・オールト他が演奏したモーツァルトのピアノ4重奏曲第1番&第2番<COLUMNS>、オールトとヴァイオリンの寺神戸亮、チェロの鈴木秀美が演奏したベートーヴェンとフンメルのピアノ3重奏曲集<同>、鈴木秀美とフォルテピアノの小島芳子が演奏したベートーヴェンのチェロ・ソナタ第1番&第2番他<DHM>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
午後、マリス・ヤンソンス指揮ロンドン・フィルが演奏したリムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』&スペイン奇想曲<EMI>、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集とピアノ・ソナタ第20番&第21番<ともに同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、長嶋有の『三の隣は五号室』<中央公論新社>を読み進めたりする。
体調のため、途中しばらく寝床に就く。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
一人暮らしゆえ、仕方ない。
帰宅後、ベルリン・フィル8重奏団が演奏したブラームスの弦楽5重奏曲第1番<PHILIPS>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ヴァイオリンのバイバ・スクリデを中心とした室内楽コンサートのライヴ録音(2015年6月16日、ドイツ・ケンペン・フランシスコ会修道院)を聴く。
モーツァルトの弦楽5重奏曲第6番、ブレット・ディーンのエピタフ、ブラームスの弦楽5重奏曲第2番が演奏されていた。
ブラームスは鋭く切り込んだ演奏だった。
続けて、ボザール・トリオが演奏したアレンスキーのピアノ3重奏曲第1番&第2番<同>、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第39番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の改稿作業を進めたり、『三の隣は五号室』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
大正天皇の四男で昭和天皇の末弟、今上天皇(明仁天皇)の叔父にあたる。
戦時中、若杉の名前で南京に派遣されていたが、陸軍の軍記の問題について厳しい姿勢をとった。
一方、東條英機の暗殺等のクーデター計画の際、その内容を憲兵隊に報告したりもした。
敗戦後は、紀元節の復活に反対するなど、リベラルな言動を行った。
また、古代オリエント史の研究でも知られ、東京女子大学等で教壇に立った。
深く、深く、深く、深く黙祷。
晴天。
いいお天気、いい青空の一日。
気温は下がって、肌寒さが増す。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
体調、芳しからず。
そして、両耳の不調が続く。
目先鼻先口先舌先の香具師ペテン師の類いは本当に度し難い。
そして、こういう連中を平然と支持したり、黙認したりする人間こそ、一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなりたくない。
昨夜、フォルテピアノのオルガ・トヴェルスカヤ他が演奏したグリンカの悲愴トリオ他<Opus111>を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
8時に起きる。
午前中、フォルテピアノのバート・ファン・オールト他が演奏したモーツァルトのピアノ4重奏曲第1番&第2番<COLUMNS>、オールトとヴァイオリンの寺神戸亮、チェロの鈴木秀美が演奏したベートーヴェンとフンメルのピアノ3重奏曲集<同>、鈴木秀美とフォルテピアノの小島芳子が演奏したベートーヴェンのチェロ・ソナタ第1番&第2番他<DHM>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
午後、マリス・ヤンソンス指揮ロンドン・フィルが演奏したリムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』&スペイン奇想曲<EMI>、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集とピアノ・ソナタ第20番&第21番<ともに同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、長嶋有の『三の隣は五号室』<中央公論新社>を読み進めたりする。
体調のため、途中しばらく寝床に就く。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
一人暮らしゆえ、仕方ない。
帰宅後、ベルリン・フィル8重奏団が演奏したブラームスの弦楽5重奏曲第1番<PHILIPS>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ヴァイオリンのバイバ・スクリデを中心とした室内楽コンサートのライヴ録音(2015年6月16日、ドイツ・ケンペン・フランシスコ会修道院)を聴く。
モーツァルトの弦楽5重奏曲第6番、ブレット・ディーンのエピタフ、ブラームスの弦楽5重奏曲第2番が演奏されていた。
ブラームスは鋭く切り込んだ演奏だった。
続けて、ボザール・トリオが演奏したアレンスキーのピアノ3重奏曲第1番&第2番<同>、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第39番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の改稿作業を進めたり、『三の隣は五号室』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年10月26日
左下の親知らずを抜歯した(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気の一日。
夕方になって雨も降る。
気温は上昇し、蒸しっとした感じがした。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
両耳の不調。
そして、親知らず抜歯による諸症状。
体調、芳しからず。
TPPこそ問題なはずなのに、マスコミはTTM(大麻高樹益戸)で騒ぐ。
馬鹿らしいったらありゃしない。
目くらましの八百長猿芝居には踊らされたくないものだ。
昨夜、ウラディーミル・アシュケナージさん指揮ロイヤル・フィルが演奏したショスタコーヴィチの交響曲第9番&第15番<DECCA>、クラリネットのフランクリン・コーエンとピアノのアシュケナージさんが演奏したブラームスのクラリネット・ソナタ集他<同>を聴いたりしながら作業を進め、2時少し前に寝床に就く。
8時に起きて、仕事関係の作業を進める。
9時台に外出し、かかりつけの歯医者さんへ。
レントゲン撮影を行ってから、左下の親知らずを抜歯する。
まず表面を削ってから根っこを抜くという作業で、40分ほどで作業は終わる。
麻酔もあってか痛みそのものはあまり感じずにすんだのだけれど、体質もあってか腫れぼったい感じや熱っぽい感じにとらわれる。
午後、マリス・ヤンソンス指揮ロンドン・フィルが演奏したリムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』&スペイン奇想曲<EMI>、ボザール・トリオが演奏したアレンスキーのピアノ3重奏曲第1番&第2番<PHILIPS>、ピアノのアルフレッド・ブレンデルとクラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルが演奏したブラームスのピアノ協奏曲第2番<同>、ブレンデルが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第20番他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
一応進めはしたが、身体が重たいため作業効率は低い。
まあ、仕方ない。
戸田学の『上方漫才黄金時代』<岩波書店>を読了する。
ああ、面白かった!
夕方になって再び外出し、買い物をすませる。
一人暮らしゆえ、仕方ない。
帰宅後、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番<OEHMS>を聴いたりしながら雑件を片付けたり、長嶋有の『三の隣は五号室』<中央公論新社>を読み始めたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMでトゥガン・ソヒエフ指揮NHK交響楽団の第1846回定期公演の実況中継(サントリーホール大ホール)を聴く。
エリザベート・レオンスカヤを独奏に迎えたベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番とドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」が演奏されていた。
続けて、リムスキー=コルサコフとアレンスキーのCDを聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の改稿作業を少し進めたり、『三の隣は五号室』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
夕方になって雨も降る。
気温は上昇し、蒸しっとした感じがした。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
両耳の不調。
そして、親知らず抜歯による諸症状。
体調、芳しからず。
TPPこそ問題なはずなのに、マスコミはTTM(大麻高樹益戸)で騒ぐ。
馬鹿らしいったらありゃしない。
目くらましの八百長猿芝居には踊らされたくないものだ。
昨夜、ウラディーミル・アシュケナージさん指揮ロイヤル・フィルが演奏したショスタコーヴィチの交響曲第9番&第15番<DECCA>、クラリネットのフランクリン・コーエンとピアノのアシュケナージさんが演奏したブラームスのクラリネット・ソナタ集他<同>を聴いたりしながら作業を進め、2時少し前に寝床に就く。
8時に起きて、仕事関係の作業を進める。
9時台に外出し、かかりつけの歯医者さんへ。
レントゲン撮影を行ってから、左下の親知らずを抜歯する。
まず表面を削ってから根っこを抜くという作業で、40分ほどで作業は終わる。
麻酔もあってか痛みそのものはあまり感じずにすんだのだけれど、体質もあってか腫れぼったい感じや熱っぽい感じにとらわれる。
午後、マリス・ヤンソンス指揮ロンドン・フィルが演奏したリムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』&スペイン奇想曲<EMI>、ボザール・トリオが演奏したアレンスキーのピアノ3重奏曲第1番&第2番<PHILIPS>、ピアノのアルフレッド・ブレンデルとクラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルが演奏したブラームスのピアノ協奏曲第2番<同>、ブレンデルが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第20番他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
一応進めはしたが、身体が重たいため作業効率は低い。
まあ、仕方ない。
戸田学の『上方漫才黄金時代』<岩波書店>を読了する。
ああ、面白かった!
夕方になって再び外出し、買い物をすませる。
一人暮らしゆえ、仕方ない。
帰宅後、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番<OEHMS>を聴いたりしながら雑件を片付けたり、長嶋有の『三の隣は五号室』<中央公論新社>を読み始めたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMでトゥガン・ソヒエフ指揮NHK交響楽団の第1846回定期公演の実況中継(サントリーホール大ホール)を聴く。
エリザベート・レオンスカヤを独奏に迎えたベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番とドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」が演奏されていた。
続けて、リムスキー=コルサコフとアレンスキーのCDを聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の改稿作業を少し進めたり、『三の隣は五号室』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年10月25日
どんよりとしたお天気の一日(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気の一日。
雨も降る。
気温はあまり上昇せず、じめ寒い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
日曜日の衆議院選挙の補選は、結局自民党が2勝した。
やはり、民進党は解体してしまったほうがよいのではないか。
正直、この政党(の幹部連)は本気で自公与党体制を倒そうなどとは思っていないように感じられてならない。
与党に加え癒党がTPPを推し進めようとしている。
もうそれだけで胡散臭くきな臭い。
目くらましの八百長猿芝居には、絶対騙されまい。
昨夜、19時過ぎに外出して錦湯さんへ。
3回目となる「毎週月曜 錦湯劇場」を愉しむ。
詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
終了後、交流会に参加したあと遅めの夕食をすませ、さらにいろいろとあって帰宅が遅くなる。
で、諸々作業をすませ、4時過ぎに寝床に就く。
9時少し前に起きる。
午前中、ボザール・トリオが演奏したアレンスキーのピアノ3重奏曲第1番&第2番<PHILIPS>、マリス・ヤンソンス指揮ロンドン・フィルが演奏したリムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』&スペイン奇想曲<EMI>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。
11時台に外出して、仕事関係の用件を片付ける。
午後、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>とシューベルトの交響曲第3番&第7番「未完成」、第5番&第6番、第8番「ザ・グレート」<いずれも同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、戸田学の『上方落語黄金時代』<岩波書店>を読み進めたりする。
夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、アレンスキーのピアノ3重奏曲集を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ドイツの管楽5重奏団・マーロット5重奏団のコンサートのライヴ録音(2015年4月15日、ドイツ・ノイス・ツォイクハウス)を聴く。
ドヴォルザークのスラヴ舞曲集からやピアソラ、スコット・ジョプリンの作品、メンデルスゾーンの『夏の夜の夢』の抜粋などが演奏されていた。
続けて、リムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』&スペイン奇想曲やウラディーミル・アシュケナージさん指揮ロイヤル・フィルが演奏したショスタコーヴィチの交響曲第6番<DECCA>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』を読み返したり、『上方漫才黄金時代』を読み進めたりする。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
雨も降る。
気温はあまり上昇せず、じめ寒い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
日曜日の衆議院選挙の補選は、結局自民党が2勝した。
やはり、民進党は解体してしまったほうがよいのではないか。
正直、この政党(の幹部連)は本気で自公与党体制を倒そうなどとは思っていないように感じられてならない。
与党に加え癒党がTPPを推し進めようとしている。
もうそれだけで胡散臭くきな臭い。
目くらましの八百長猿芝居には、絶対騙されまい。
昨夜、19時過ぎに外出して錦湯さんへ。
3回目となる「毎週月曜 錦湯劇場」を愉しむ。
詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
終了後、交流会に参加したあと遅めの夕食をすませ、さらにいろいろとあって帰宅が遅くなる。
で、諸々作業をすませ、4時過ぎに寝床に就く。
9時少し前に起きる。
午前中、ボザール・トリオが演奏したアレンスキーのピアノ3重奏曲第1番&第2番<PHILIPS>、マリス・ヤンソンス指揮ロンドン・フィルが演奏したリムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』&スペイン奇想曲<EMI>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。
11時台に外出して、仕事関係の用件を片付ける。
午後、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>とシューベルトの交響曲第3番&第7番「未完成」、第5番&第6番、第8番「ザ・グレート」<いずれも同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、戸田学の『上方落語黄金時代』<岩波書店>を読み進めたりする。
夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、アレンスキーのピアノ3重奏曲集を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ドイツの管楽5重奏団・マーロット5重奏団のコンサートのライヴ録音(2015年4月15日、ドイツ・ノイス・ツォイクハウス)を聴く。
ドヴォルザークのスラヴ舞曲集からやピアソラ、スコット・ジョプリンの作品、メンデルスゾーンの『夏の夜の夢』の抜粋などが演奏されていた。
続けて、リムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』&スペイン奇想曲やウラディーミル・アシュケナージさん指揮ロイヤル・フィルが演奏したショスタコーヴィチの交響曲第6番<DECCA>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』を読み返したり、『上方漫才黄金時代』を読み進めたりする。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
錦湯劇場 第3回
☆毎週月曜 錦湯劇場 第3回
出演:月亭太遊さん、桂恩狸さん
(2016年10月24日20時開演/錦湯)
スタートから3回目となる錦湯劇場は一転、これまで支配人(MCと仕切り)に徹してきた月亭太遊さんの4作品再演をメインに据えたネオラクゴnight。
加えて、桂恩狸さんが自作と古典の二席を演じてOnly meぶりを発揮してもいた。
定刻8時を少し過ぎて、ご新規さん、リピーターさん、常連さんで大盛況となったところで、太遊さんが登場。
にっぽんばし道楽で先週土曜日の夜に開催された3をはじめ、過去3回の太遊のまつりについて振り返りつつ、今夜の趣向などを語って盛り上げる。
で、ほどよいところで恩狸さんが高座へ上がり、桂三実さんとの二人でできるもんの第1回でネタおろしを果たした「喫茶鉄」を演じる。
昼食をとろうと会社の先輩後輩が向かった先は、今話題の喫茶鉄なる店で…。
といった展開で、いわゆる鉄ちゃん、鉄道ネタの作品だ。
当然それにちなんだくすぐりもいろいろと盛り込まれているが、それより何よりおかしいのは恩狸さんの筋の運び方というか語り口。
笑いの世界では牛刀をもって鶏を割くことになんの問題があるものか、と改めて強く感じた。
続いて、着物に着換えた太遊さんが再登場。
まず恩狸さんの「喫茶鉄」に触れてから、自らのネオラクゴについて説明を行い、本題の『くぐつぐつ傀儡軒』に入る。
男が向かった先は、ロボットがラーメンをつくるという傀儡軒なるラーメン店で…。
前回の錦湯劇場で、桂ちきんさんと笑福亭智丸さんが絶賛していた映画の『スティング』じゃないけど、ツイストツイストツイスト(捻り捻り捻り)が何度も効いた作品であり、すでに何度も接していながらそのツイストに大笑いしてしまった。
なお、演じ終えたあとに裏読み可能性な作品であることの説明が太遊さんからあった。
小休止ののち、太遊さんが演じたのは、『再教育テレビ』。
深夜も深夜、ど深夜にテレビのザッピングを続けていた男が目にしたものは、「再教育テレビ」なる常軌を逸した番組で…。
ぶっとんだキャラクターと展開が持ち味の、太遊さんならずとも「危険」だと思ってしまう作品である。
が、その「危険」さがまたネオラクゴの妙味心髄。
眠れる獅子は「再教育テレビ」を見よう。
ネオラクゴを聴こう。
太遊さんに代わって、再び恩狸さんが高座へ。
所変れば品変わる、海に備えた閑所(便所)板を使って用を足す海辺の村の住人たちが大阪の宿に泊まったはよいが…。
という、なんとも尾籠な古典の『閑所板』。
ここにきてこれをかけるというのが、やはり恩狸さんのOnly meたる所以ではなかろうか。
それにしても、中間の茶漬けを食うあたりは「えげつない」なあ(もちろん、誉め言葉でもある)。
で、三度太遊さんが登場。
ぜひ畏まったほかの落語会でも恩狸さんに『閑所板』をやって欲しいと笑わせる。
さて、ネオラクゴ3作目は、『シガー&ラミー』。
男の目の前に現われたのは、自称地縛霊のシガー&ラミー。
てっきり自由を謳歌し尽くした二人だと思って、男は話に耳を傾けるが…。
自由自由というけれど、あんたの自由はほんまもんの自由なんかいな?
笑いながらも、そう自問せざるをえない作品である。
さらば、シガー&ラミー。
小休止を挟んだ最後は、『蝶よ、花よ』。
舞台はとある島、蝶よ、花よと育てられた少女はアイドルを目指すが、実はこの少女、誰がどう見たって…。
これもまたツイストツイストツイストが効いた作品。
そして、こうやって4作品が並べばネオラクゴに脈々と流れるメッセージもわかろうというもの。
大いに笑い、大いに身につまされた。
ラストは太遊さんと恩狸さんのトークで幕となった。
基本的には支配人に徹するという太遊さんだけれど、できれば今後もこういった機会を設けて欲しい。
いずれにしても、ますますバラエティに富む錦湯劇場に皆さんもぜひ!
ああ、面白かった!!
出演:月亭太遊さん、桂恩狸さん
(2016年10月24日20時開演/錦湯)
スタートから3回目となる錦湯劇場は一転、これまで支配人(MCと仕切り)に徹してきた月亭太遊さんの4作品再演をメインに据えたネオラクゴnight。
加えて、桂恩狸さんが自作と古典の二席を演じてOnly meぶりを発揮してもいた。
定刻8時を少し過ぎて、ご新規さん、リピーターさん、常連さんで大盛況となったところで、太遊さんが登場。
にっぽんばし道楽で先週土曜日の夜に開催された3をはじめ、過去3回の太遊のまつりについて振り返りつつ、今夜の趣向などを語って盛り上げる。
で、ほどよいところで恩狸さんが高座へ上がり、桂三実さんとの二人でできるもんの第1回でネタおろしを果たした「喫茶鉄」を演じる。
昼食をとろうと会社の先輩後輩が向かった先は、今話題の喫茶鉄なる店で…。
といった展開で、いわゆる鉄ちゃん、鉄道ネタの作品だ。
当然それにちなんだくすぐりもいろいろと盛り込まれているが、それより何よりおかしいのは恩狸さんの筋の運び方というか語り口。
笑いの世界では牛刀をもって鶏を割くことになんの問題があるものか、と改めて強く感じた。
続いて、着物に着換えた太遊さんが再登場。
まず恩狸さんの「喫茶鉄」に触れてから、自らのネオラクゴについて説明を行い、本題の『くぐつぐつ傀儡軒』に入る。
男が向かった先は、ロボットがラーメンをつくるという傀儡軒なるラーメン店で…。
前回の錦湯劇場で、桂ちきんさんと笑福亭智丸さんが絶賛していた映画の『スティング』じゃないけど、ツイストツイストツイスト(捻り捻り捻り)が何度も効いた作品であり、すでに何度も接していながらそのツイストに大笑いしてしまった。
なお、演じ終えたあとに裏読み可能性な作品であることの説明が太遊さんからあった。
小休止ののち、太遊さんが演じたのは、『再教育テレビ』。
深夜も深夜、ど深夜にテレビのザッピングを続けていた男が目にしたものは、「再教育テレビ」なる常軌を逸した番組で…。
ぶっとんだキャラクターと展開が持ち味の、太遊さんならずとも「危険」だと思ってしまう作品である。
が、その「危険」さがまたネオラクゴの妙味心髄。
眠れる獅子は「再教育テレビ」を見よう。
ネオラクゴを聴こう。
太遊さんに代わって、再び恩狸さんが高座へ。
所変れば品変わる、海に備えた閑所(便所)板を使って用を足す海辺の村の住人たちが大阪の宿に泊まったはよいが…。
という、なんとも尾籠な古典の『閑所板』。
ここにきてこれをかけるというのが、やはり恩狸さんのOnly meたる所以ではなかろうか。
それにしても、中間の茶漬けを食うあたりは「えげつない」なあ(もちろん、誉め言葉でもある)。
で、三度太遊さんが登場。
ぜひ畏まったほかの落語会でも恩狸さんに『閑所板』をやって欲しいと笑わせる。
さて、ネオラクゴ3作目は、『シガー&ラミー』。
男の目の前に現われたのは、自称地縛霊のシガー&ラミー。
てっきり自由を謳歌し尽くした二人だと思って、男は話に耳を傾けるが…。
自由自由というけれど、あんたの自由はほんまもんの自由なんかいな?
笑いながらも、そう自問せざるをえない作品である。
さらば、シガー&ラミー。
小休止を挟んだ最後は、『蝶よ、花よ』。
舞台はとある島、蝶よ、花よと育てられた少女はアイドルを目指すが、実はこの少女、誰がどう見たって…。
これもまたツイストツイストツイストが効いた作品。
そして、こうやって4作品が並べばネオラクゴに脈々と流れるメッセージもわかろうというもの。
大いに笑い、大いに身につまされた。
ラストは太遊さんと恩狸さんのトークで幕となった。
基本的には支配人に徹するという太遊さんだけれど、できれば今後もこういった機会を設けて欲しい。
いずれにしても、ますますバラエティに富む錦湯劇場に皆さんもぜひ!
ああ、面白かった!!
2016年10月24日
平幹二朗と肝付兼太が亡くなった(早めのCLACLA)
平幹の愛称で知られた俳優の平幹二朗が亡くなった。82歳。
広島県の出身で、俳優座を経てフリーとなり、演劇、映画、テレビドラマの世界で大活躍した。
若い頃は端正な顔立ちの二枚目だったが、その後徐々に役柄の幅を拡げ、壮年以降は怪優と呼びたくなるような大きな存在感を示し続けた。
演劇では蜷川幸雄との共同作業をまずは挙げるべきだろう。
また、五社英雄演出による『三匹の侍』を皮切りにテレビドラマにも多数出演し、NHKの大河ドラマでは主役を演じた『樅の木は残った』の原田甲斐役や『国盗り物語』の斎藤道三役のほか、『武田信玄』の武田信虎役、『信長』の加納随天役などでも強い印象を残した。
元夫人は佐久間良子で、子息は平岳大。
深く、深く、深く、深く黙祷。
以前、京都文化博物館のフィルムシアターで平幹さん主演(市川雷蔵の代役)の『千羽鶴』を観たとき、掲示さていたスチール写真の平幹さんを「これ、雷蔵やんなあ」と指さすおっさんがいて、どこに目えついとんねんと突っ込みたくなったことがあったっけ。
トミーズの雅がかっこよくなったみたいな『千羽鶴』の平幹さんには、どうにも無理をしている感があってちょっとかわいそうだった。
声優の肝付兼太も亡くなった。80歳。
鹿児島県の出身で、肝付氏の末裔である。
劇団七曜会を経て、声優として活動を始める。
テレビ草創期から活躍し、最晩年に到るまで数々の作品に出演した。
特に、『ドラえもん』のスネオ(日本テレビ版ではジャイアン役)、『怪物くん』のドラキュラ、『忍者ハットリくん』のケムマキ、『キテレツ大百科』の勉三さんなど、藤子不二雄作品になくてはならない存在だった。
深く、深く、深く、深く黙祷。
快晴。
いいお天気、いい青空の一日。
気温は思ったほどには上昇せず。
皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
昨夜、オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンの変奏曲集<DECCA>を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
8時に起きる。
モザイク・カルテットが演奏したモーツァルトの弦楽4重奏曲第17番「狩り」の第1楽章&第16番<ASTREE>を聴きながら、仕事関係の作業を進める。
10時台に外出して、下京図書館へ。
本とCDを返却し、予約しておいた本とCDを新たに借りる。
帰宅後、早速借りて来たマリス・ヤンソンス指揮ロンドン・フィルが演奏したリムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』&スペイン奇想曲<EMI>を聴いたりしながら、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進める。
ヤンソンス指揮のリムスキー=コルサコフは、機能性に優れたロンドン・フィルを巧みにコントロールして間然とするところのない音楽世界を造り出しており、非常に聴き心地がよかった。
これは中古CDを見つけたら、ぜひ購入しておきたい。
午後、ボザール・トリオが演奏したアレンスキーのピアノ3重奏曲第1番&第2番<PHILIPS>、NHK・FMの『クラシック・カフェ』、マリス・ヤンソンス指揮のリムスキー=コルサコフ、同じくヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第12番「1917年」<EMI>を聴く。
アレンスキーのピアノ3重奏曲2曲は、抒情性とノスタルジーをためた実に魅力的な作品。
ボザール・トリオの均整のとれた演奏も加わって、これまた非常に聴き心地がよかった。
当然、こちらの中古CDも「マスト」である。
『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を終え、某所に送る。
さあ、作品の在庫一掃も『御神酒徳利』を残すだけとなった。
頑張らなくては。
その後、仕事関係の作業を進めたり、戸田学の『上方漫才黄金時代』<岩波書店>を読み始めたりする。
これから外出して、錦湯さんへ。
「月曜恒例 錦湯劇場」の3回目なり。
それじゃあ、行って来ます!
広島県の出身で、俳優座を経てフリーとなり、演劇、映画、テレビドラマの世界で大活躍した。
若い頃は端正な顔立ちの二枚目だったが、その後徐々に役柄の幅を拡げ、壮年以降は怪優と呼びたくなるような大きな存在感を示し続けた。
演劇では蜷川幸雄との共同作業をまずは挙げるべきだろう。
また、五社英雄演出による『三匹の侍』を皮切りにテレビドラマにも多数出演し、NHKの大河ドラマでは主役を演じた『樅の木は残った』の原田甲斐役や『国盗り物語』の斎藤道三役のほか、『武田信玄』の武田信虎役、『信長』の加納随天役などでも強い印象を残した。
元夫人は佐久間良子で、子息は平岳大。
深く、深く、深く、深く黙祷。
以前、京都文化博物館のフィルムシアターで平幹さん主演(市川雷蔵の代役)の『千羽鶴』を観たとき、掲示さていたスチール写真の平幹さんを「これ、雷蔵やんなあ」と指さすおっさんがいて、どこに目えついとんねんと突っ込みたくなったことがあったっけ。
トミーズの雅がかっこよくなったみたいな『千羽鶴』の平幹さんには、どうにも無理をしている感があってちょっとかわいそうだった。
声優の肝付兼太も亡くなった。80歳。
鹿児島県の出身で、肝付氏の末裔である。
劇団七曜会を経て、声優として活動を始める。
テレビ草創期から活躍し、最晩年に到るまで数々の作品に出演した。
特に、『ドラえもん』のスネオ(日本テレビ版ではジャイアン役)、『怪物くん』のドラキュラ、『忍者ハットリくん』のケムマキ、『キテレツ大百科』の勉三さんなど、藤子不二雄作品になくてはならない存在だった。
深く、深く、深く、深く黙祷。
快晴。
いいお天気、いい青空の一日。
気温は思ったほどには上昇せず。
皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
昨夜、オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンの変奏曲集<DECCA>を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
8時に起きる。
モザイク・カルテットが演奏したモーツァルトの弦楽4重奏曲第17番「狩り」の第1楽章&第16番<ASTREE>を聴きながら、仕事関係の作業を進める。
10時台に外出して、下京図書館へ。
本とCDを返却し、予約しておいた本とCDを新たに借りる。
帰宅後、早速借りて来たマリス・ヤンソンス指揮ロンドン・フィルが演奏したリムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』&スペイン奇想曲<EMI>を聴いたりしながら、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進める。
ヤンソンス指揮のリムスキー=コルサコフは、機能性に優れたロンドン・フィルを巧みにコントロールして間然とするところのない音楽世界を造り出しており、非常に聴き心地がよかった。
これは中古CDを見つけたら、ぜひ購入しておきたい。
午後、ボザール・トリオが演奏したアレンスキーのピアノ3重奏曲第1番&第2番<PHILIPS>、NHK・FMの『クラシック・カフェ』、マリス・ヤンソンス指揮のリムスキー=コルサコフ、同じくヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第12番「1917年」<EMI>を聴く。
アレンスキーのピアノ3重奏曲2曲は、抒情性とノスタルジーをためた実に魅力的な作品。
ボザール・トリオの均整のとれた演奏も加わって、これまた非常に聴き心地がよかった。
当然、こちらの中古CDも「マスト」である。
『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を終え、某所に送る。
さあ、作品の在庫一掃も『御神酒徳利』を残すだけとなった。
頑張らなくては。
その後、仕事関係の作業を進めたり、戸田学の『上方漫才黄金時代』<岩波書店>を読み始めたりする。
これから外出して、錦湯さんへ。
「月曜恒例 錦湯劇場」の3回目なり。
それじゃあ、行って来ます!
2016年10月23日
今日はGOMO'Sを観に行った(CLACLA日記)
青空は見えつつも、どんよりとしたお天気の一日。
夕方以降、気温が下がる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
NHKのラジオ・ニュースを聴いていると、安倍首相や稲田防衛大臣と自衛隊絡みのニュースがどうにも耳につく。
なんらかの意図が働いているのか、否か。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
騙されまい。
昨日、14時過ぎに外出していくつか用件を片付けてから河原町へ。
(土日に加え、時代祭もあってか、河原町は相当な人出だった)
20年近く前からの友だちとおち合い、花遊小路のさらさでお茶をしながら話を愉しむ。
お互いの近況からの繋がりで、小林秀雄などの話題にもなりとても愉しかった。
阪急に乗って淡路乗り換えで恵美須町まで行き、そこで別の用件のある友だちと別れる。
で、にっぽんばし道楽で開催されたよしもと落語ライブvol.5『太遊のまつり3』を愉しむ。
詳しくは、前々回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
開演前中入り中終演後と、錦湯さんの会の常連さんなどとおしゃべりをした。
その後諸々あって、2時40分過ぎに寝床に就く。
夕方以降カフェインを摂り過ぎたか、6時40分過ぎに起きる。
午前中、アルフレッド・ブレンデルが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第25番、第24番、第27番、第23番「熱情」と第30番〜第32番<PHILIPS>、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』(先頃亡くなったネヴィル・マリナーの特集)を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。
13時少し前に外出して、スペース・イサンへ。
THE GO AND MO’S第23回公演『松村の右』(黒川猛さん脚本・演出)を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
開演前終演後、小屋主の松浦さんをはじめ、関係各氏と話をする。
烏丸通の文具店TAGで来年用のダイアリーを購入し、夕飯用の買い物をすませ、16時40分過ぎに帰宅する。
帰宅後、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラが演奏したブラームスの交響曲第4番&ハンガリー舞曲第5番、第6番<同>、エフゲニ・キーシンが弾いた同じくブラームスのピアノ作品集<RCA>を聴いたりしながら、『皇帝のいすぎる十二月』の作業を進めたり、松浦寿輝の『BB/PP』<文藝春秋>を読み進めたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で、井上道義指揮大阪フィルの第500回定期演奏会で演奏されたベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」のライヴ録音(2016年7月22日、フェスティバルホール)を聴く。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
クラリネットの勝山大輔が出演していた。
さらに、モッツァフィアートが演奏したベートーヴェンの管楽アンサンブルのための作品集<SONY>、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団ドゥラルモニー(ハーモニー)が演奏したモーツァルトのセレナード第10番「グラン・パルティータ」&第12番「セレナード」<ハルモニアムンディ・フランス>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『BB/PP』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
夕方以降、気温が下がる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
NHKのラジオ・ニュースを聴いていると、安倍首相や稲田防衛大臣と自衛隊絡みのニュースがどうにも耳につく。
なんらかの意図が働いているのか、否か。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
騙されまい。
昨日、14時過ぎに外出していくつか用件を片付けてから河原町へ。
(土日に加え、時代祭もあってか、河原町は相当な人出だった)
20年近く前からの友だちとおち合い、花遊小路のさらさでお茶をしながら話を愉しむ。
お互いの近況からの繋がりで、小林秀雄などの話題にもなりとても愉しかった。
阪急に乗って淡路乗り換えで恵美須町まで行き、そこで別の用件のある友だちと別れる。
で、にっぽんばし道楽で開催されたよしもと落語ライブvol.5『太遊のまつり3』を愉しむ。
詳しくは、前々回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
開演前中入り中終演後と、錦湯さんの会の常連さんなどとおしゃべりをした。
その後諸々あって、2時40分過ぎに寝床に就く。
夕方以降カフェインを摂り過ぎたか、6時40分過ぎに起きる。
午前中、アルフレッド・ブレンデルが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第25番、第24番、第27番、第23番「熱情」と第30番〜第32番<PHILIPS>、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』(先頃亡くなったネヴィル・マリナーの特集)を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。
13時少し前に外出して、スペース・イサンへ。
THE GO AND MO’S第23回公演『松村の右』(黒川猛さん脚本・演出)を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
開演前終演後、小屋主の松浦さんをはじめ、関係各氏と話をする。
烏丸通の文具店TAGで来年用のダイアリーを購入し、夕飯用の買い物をすませ、16時40分過ぎに帰宅する。
帰宅後、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラが演奏したブラームスの交響曲第4番&ハンガリー舞曲第5番、第6番<同>、エフゲニ・キーシンが弾いた同じくブラームスのピアノ作品集<RCA>を聴いたりしながら、『皇帝のいすぎる十二月』の作業を進めたり、松浦寿輝の『BB/PP』<文藝春秋>を読み進めたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で、井上道義指揮大阪フィルの第500回定期演奏会で演奏されたベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」のライヴ録音(2016年7月22日、フェスティバルホール)を聴く。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
クラリネットの勝山大輔が出演していた。
さらに、モッツァフィアートが演奏したベートーヴェンの管楽アンサンブルのための作品集<SONY>、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団ドゥラルモニー(ハーモニー)が演奏したモーツァルトのセレナード第10番「グラン・パルティータ」&第12番「セレナード」<ハルモニアムンディ・フランス>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『BB/PP』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
THE GO AND MO'S第23回公演『松村の右』
☆THE GO AND MO’S第23回公演『松村の右』
脚本・演出:黒川猛
出演:黒川猛、森本研典
(2016年10月23日14時開演/スペース・イサン)
昨夜の『太遊のまつり』の月亭太遊がプロの座にあぐらをかかない果敢な攻めの姿勢の持ち主だとすれば、かつてベトナムからの笑い声で鳴らし、現在THE GO AND MO’Sでの活動を続ける黒川猛は、あえてアマチュアであることの自負と気概の持ち主と評することができるだろう。
スペース・イサンでは久しぶりの公演となったTHE GO AND MO’S第23回公演『松村の右』でも、そうした黒川さんの本領がいかんなく発揮された約100分となっていた。
そして、今回はもはやGOMO’Sではおなじみ劇団太陽族の森本研典がゲスト出演し、こちらもその芸達者ぶりを十二分に披歴していた。
で、オープニングに続いては、一本目のコント『喜劇王犬養チョップ』の再演。
森本さん演じる昭和の喜劇王犬養チョップの顔芸消耗芸と黒川さん演じる活動弁士の名調子のコントラストが活きた作品だが、初演時の壱坪シアター・スワンの密室的な空間と違い、イサンの広めの間尺では受ける印象がだいぶん変わっていたことも事実だ。
二本目のコントは、『4分間の漫才師』。
よんどころない事情から15年もの間活動を休止せざるをえなくなったわかばとエコーという漫才コンビの復活を、漫才ネタ込みで描いてみせた「大人のためのスケッチ」とでも呼びたくなるような作品である。
黒川さんの漫才愛とともに、森本さんの演技の巧さ、二人のこれまでの積み重ねが如実に示されており、なかなかぐっとくる。
そうそう、コンビ別れの原因が他の作品にも通ずる時事ネタだったこともそうだけど、それより何より、二人が吸っていた煙草がわかばとエコーであるというそのさりげなさがまた嬉しかったなあ。
三本目のコントは、『侍カンフー』。
黒川さんの無茶ぶりに、カンフー役者に扮した森本さんがあてがわれた物を使って応えていくという内容。
森本さんの必死のぱっちがどうにもおかくるしい。
いやあ、大いに笑った。
四本目のコントは、『偽笑点』。
タイトルに偽りなし。
黒川さん演じる仕切りの偽落語家が繰り出すお題に、スクリーンに映し出されたあの「話題の人々」(のイラスト)がそれらしい言葉を答えていくという趣向で、当然の如く、政治芸能分野の時事ネタブラックネタが飛び出していた。
あぶないあぶない。
最後のコントは、再び森本さんが身体をはった『ボロボロのピエロ』。
ぎりぎりのライン、限度を知っているからこそのこの笑いである。
しかも、この五つのコントの間には、あのチャンピオン(今はなんと呼ばれてるんだっけ?)が肉体美を駆使する映像作品『五輪』五本が挿入されるというのだから、これぞまさしく正真正銘の盛りだくさん。
エンディングの『オレオーレ詐欺』を含めて、GOMO’Sの妙味を存分に味わうことができた。
そして、12月17日、18日には東山青少年活動センターの創造活動室で、岡嶋秀昭と筒井加寿子をゲストに迎えた第24回公演『斎藤の咳』が予定されており、こちらも本当に愉しみである。
ああ、面白かった!!
脚本・演出:黒川猛
出演:黒川猛、森本研典
(2016年10月23日14時開演/スペース・イサン)
昨夜の『太遊のまつり』の月亭太遊がプロの座にあぐらをかかない果敢な攻めの姿勢の持ち主だとすれば、かつてベトナムからの笑い声で鳴らし、現在THE GO AND MO’Sでの活動を続ける黒川猛は、あえてアマチュアであることの自負と気概の持ち主と評することができるだろう。
スペース・イサンでは久しぶりの公演となったTHE GO AND MO’S第23回公演『松村の右』でも、そうした黒川さんの本領がいかんなく発揮された約100分となっていた。
そして、今回はもはやGOMO’Sではおなじみ劇団太陽族の森本研典がゲスト出演し、こちらもその芸達者ぶりを十二分に披歴していた。
で、オープニングに続いては、一本目のコント『喜劇王犬養チョップ』の再演。
森本さん演じる昭和の喜劇王犬養チョップの顔芸消耗芸と黒川さん演じる活動弁士の名調子のコントラストが活きた作品だが、初演時の壱坪シアター・スワンの密室的な空間と違い、イサンの広めの間尺では受ける印象がだいぶん変わっていたことも事実だ。
二本目のコントは、『4分間の漫才師』。
よんどころない事情から15年もの間活動を休止せざるをえなくなったわかばとエコーという漫才コンビの復活を、漫才ネタ込みで描いてみせた「大人のためのスケッチ」とでも呼びたくなるような作品である。
黒川さんの漫才愛とともに、森本さんの演技の巧さ、二人のこれまでの積み重ねが如実に示されており、なかなかぐっとくる。
そうそう、コンビ別れの原因が他の作品にも通ずる時事ネタだったこともそうだけど、それより何より、二人が吸っていた煙草がわかばとエコーであるというそのさりげなさがまた嬉しかったなあ。
三本目のコントは、『侍カンフー』。
黒川さんの無茶ぶりに、カンフー役者に扮した森本さんがあてがわれた物を使って応えていくという内容。
森本さんの必死のぱっちがどうにもおかくるしい。
いやあ、大いに笑った。
四本目のコントは、『偽笑点』。
タイトルに偽りなし。
黒川さん演じる仕切りの偽落語家が繰り出すお題に、スクリーンに映し出されたあの「話題の人々」(のイラスト)がそれらしい言葉を答えていくという趣向で、当然の如く、政治芸能分野の時事ネタブラックネタが飛び出していた。
あぶないあぶない。
最後のコントは、再び森本さんが身体をはった『ボロボロのピエロ』。
ぎりぎりのライン、限度を知っているからこそのこの笑いである。
しかも、この五つのコントの間には、あのチャンピオン(今はなんと呼ばれてるんだっけ?)が肉体美を駆使する映像作品『五輪』五本が挿入されるというのだから、これぞまさしく正真正銘の盛りだくさん。
エンディングの『オレオーレ詐欺』を含めて、GOMO’Sの妙味を存分に味わうことができた。
そして、12月17日、18日には東山青少年活動センターの創造活動室で、岡嶋秀昭と筒井加寿子をゲストに迎えた第24回公演『斎藤の咳』が予定されており、こちらも本当に愉しみである。
ああ、面白かった!!
喜っ先の間合いでの笑負 太遊のまつり3
☆にっぽんばし道楽 落語ライブvol.5『太遊のまつり3』
出演:月亭太遊さん、桂恩狸さん、月亭遊真さん、B・プルートさん、NGさん
(2016年10月22日19時開演/にっぽんばし道楽)
皮を斬らせて肉を斬れ、肉を斬らせて骨を斬れ、骨を斬らせて髄を斬れ、という柳生流の極意に適い、切先と肉体との間の距離、いわゆる宮本武蔵のいう太刀先の見切りを心得た文章の達人と誉めそやしつつ、そんな小林秀雄に対してあえて肉を斬らせて皮を斬り、骨を斬らせて肉を斬り、髄を斬らせて骨を斬る覚悟で我流の勝負に挑んだのは花田清輝だが…。
なんて、いったいなんのこっちゃらと訝るむきはご容赦のほど。
昨日、大阪まで足を運ぶ直前まで二十年近くの親友と久しぶりに小林秀雄のことなぞ語っていたため、勢い余って筆が滑ってしまった。
わけじゃない。
一つには、大阪日本橋はにっぽんばし道楽(中古DVD&CD店1階奥のライブスペース。実にインティメートな趣きの会場だ)で開催された『太遊のまつり3』の月亭太遊さんには、それこそ髄を斬らせて骨を斬る、八方破れ無手勝流もあえて辞さない巌流島に降り立った宮本武蔵もかくやと思わせる緊張感が窺えたからだ。
むろんそこは必勝ならぬ必笑、寄らば斬るではなく寄らば笑わすの喜っ先の間合いでの笑負ゆえ、お客さんともども和やかな雰囲気を醸し出してもいたが、それでも1回目、2回目の錦湯劇場ではあえて「支配人」に徹した太遊さんの落語家芸人表現者としての本来の意志意欲が強く表されていたことも事実だろう。
(冒頭の部分は、『花田清輝評論集』<岩波文庫>所収の「太刀先の見切り」より。そういえば、太遊さんが敬愛する岡本太郎と花田清輝は親しい関係にあったんだった)
開演時刻の19時を少し押したあたり、ムード満点の音楽とともにやおら太遊さんが登場。
今回の会の趣旨を詳しく説いたスタートのトークと、マニフェストとでもいうべき影マイクのラップに続いては、ジャズを流しながらの『寿限無』を語る。
が、ジャジーな掛け合いが続くかと思いきや、これは冒頭のみで高座を下りた。
で、仕切り直しののち、稲川淳二風のマクラからネオラクゴの『幻影百貨店(マーヤーデパート』へ。
細かいくすぐりもそうだけど、やはり全宇宙規模、形而上的な世界へも果敢に突き進む振り幅の広さがこの作品の魅力だと改めて思った。
と、ここでトイレへどうぞと促す中入りへの影マイクラップあり。
そう促されちゃしょうがないとおっとり刀でトイレへ向かった。
さて中入り後は一転、古風な出囃子から太遊さんが高座に上がり、古典の『くっしゃみ講釈』を…。
漫然とやるわけがない。
突然、会場の後方からB・プルートさん&NGさんが乱入し、慌てて遊真さんも参戦、さらには司会の桂恩狸さんまで現われラップバトルが勃発するという韻土人じゃない印度人もトランプもびっくりの展開。
即興感と八百長感丸出しだけれど、そこがまた面白い。
太遊さんのラッパーぶりはもちろんのこと、太遊さんの無茶なふりに応えたB・プルートさん&NGさん(まさしく「飛び道具」)、遊真さん(ラップに挑戦!)、恩狸さん(××師匠の物真似に挑戦!どんなんかんなあ)の奮闘ぶりも強く印象に残った。
そして最後は、再びネオラクゴの『ムーンパレス』。
くすぐりのおかしさは言わずもがな、結構展開の妙も冴えていて大いに笑った。
ラストのトークで反省の弁も出るなど、全てが意到りて口随うという具合にはいかなかったかもしれないが、ネオラクゴの真髄、太遊さんの心髄が十二分に発揮された会だったことも確かだ。
ああ、面白かった!!
ところで、こうやって太遊さんと向き合うお客さんはいる(今後、さらに増えていくはずだ)、恩狸さんや遊真さん、B・プルートさん&NGさんといった介添人もいる。
あとは、ブレーン。
ではないな、太遊さん本人が「ブレーン」と呼びたくなるような人なので。
そうそう、今太遊さんに必要なのは宮本武蔵を巌流島まで運んだ船頭のような存在なのではないか。
史実はひとまず置くとして、「もちょっとゆっくりいきましょうや」と佐々木小次郎との勝負を決する助言を何気なくしたのも、もしかしたらこの船頭さんだったのかもしれないから。
出演:月亭太遊さん、桂恩狸さん、月亭遊真さん、B・プルートさん、NGさん
(2016年10月22日19時開演/にっぽんばし道楽)
皮を斬らせて肉を斬れ、肉を斬らせて骨を斬れ、骨を斬らせて髄を斬れ、という柳生流の極意に適い、切先と肉体との間の距離、いわゆる宮本武蔵のいう太刀先の見切りを心得た文章の達人と誉めそやしつつ、そんな小林秀雄に対してあえて肉を斬らせて皮を斬り、骨を斬らせて肉を斬り、髄を斬らせて骨を斬る覚悟で我流の勝負に挑んだのは花田清輝だが…。
なんて、いったいなんのこっちゃらと訝るむきはご容赦のほど。
昨日、大阪まで足を運ぶ直前まで二十年近くの親友と久しぶりに小林秀雄のことなぞ語っていたため、勢い余って筆が滑ってしまった。
わけじゃない。
一つには、大阪日本橋はにっぽんばし道楽(中古DVD&CD店1階奥のライブスペース。実にインティメートな趣きの会場だ)で開催された『太遊のまつり3』の月亭太遊さんには、それこそ髄を斬らせて骨を斬る、八方破れ無手勝流もあえて辞さない巌流島に降り立った宮本武蔵もかくやと思わせる緊張感が窺えたからだ。
むろんそこは必勝ならぬ必笑、寄らば斬るではなく寄らば笑わすの喜っ先の間合いでの笑負ゆえ、お客さんともども和やかな雰囲気を醸し出してもいたが、それでも1回目、2回目の錦湯劇場ではあえて「支配人」に徹した太遊さんの落語家芸人表現者としての本来の意志意欲が強く表されていたことも事実だろう。
(冒頭の部分は、『花田清輝評論集』<岩波文庫>所収の「太刀先の見切り」より。そういえば、太遊さんが敬愛する岡本太郎と花田清輝は親しい関係にあったんだった)
開演時刻の19時を少し押したあたり、ムード満点の音楽とともにやおら太遊さんが登場。
今回の会の趣旨を詳しく説いたスタートのトークと、マニフェストとでもいうべき影マイクのラップに続いては、ジャズを流しながらの『寿限無』を語る。
が、ジャジーな掛け合いが続くかと思いきや、これは冒頭のみで高座を下りた。
で、仕切り直しののち、稲川淳二風のマクラからネオラクゴの『幻影百貨店(マーヤーデパート』へ。
細かいくすぐりもそうだけど、やはり全宇宙規模、形而上的な世界へも果敢に突き進む振り幅の広さがこの作品の魅力だと改めて思った。
と、ここでトイレへどうぞと促す中入りへの影マイクラップあり。
そう促されちゃしょうがないとおっとり刀でトイレへ向かった。
さて中入り後は一転、古風な出囃子から太遊さんが高座に上がり、古典の『くっしゃみ講釈』を…。
漫然とやるわけがない。
突然、会場の後方からB・プルートさん&NGさんが乱入し、慌てて遊真さんも参戦、さらには司会の桂恩狸さんまで現われラップバトルが勃発するという韻土人じゃない印度人もトランプもびっくりの展開。
即興感と八百長感丸出しだけれど、そこがまた面白い。
太遊さんのラッパーぶりはもちろんのこと、太遊さんの無茶なふりに応えたB・プルートさん&NGさん(まさしく「飛び道具」)、遊真さん(ラップに挑戦!)、恩狸さん(××師匠の物真似に挑戦!どんなんかんなあ)の奮闘ぶりも強く印象に残った。
そして最後は、再びネオラクゴの『ムーンパレス』。
くすぐりのおかしさは言わずもがな、結構展開の妙も冴えていて大いに笑った。
ラストのトークで反省の弁も出るなど、全てが意到りて口随うという具合にはいかなかったかもしれないが、ネオラクゴの真髄、太遊さんの心髄が十二分に発揮された会だったことも確かだ。
ああ、面白かった!!
ところで、こうやって太遊さんと向き合うお客さんはいる(今後、さらに増えていくはずだ)、恩狸さんや遊真さん、B・プルートさん&NGさんといった介添人もいる。
あとは、ブレーン。
ではないな、太遊さん本人が「ブレーン」と呼びたくなるような人なので。
そうそう、今太遊さんに必要なのは宮本武蔵を巌流島まで運んだ船頭のような存在なのではないか。
史実はひとまず置くとして、「もちょっとゆっくりいきましょうや」と佐々木小次郎との勝負を決する助言を何気なくしたのも、もしかしたらこの船頭さんだったのかもしれないから。
2016年10月22日
行って来ます!(超速めのCLACLA)
どんよりとしたお天気。
気温も下がり、肌寒い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
昨夜、ラルキブデッリが演奏したシューベルトの弦楽4重奏曲第10番他<SONY>、NHKのラジオ深夜便で桂鯛三が演じた『つる』、桂佐ん吉が演じた『田楽喰い』を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
4時過ぎに目醒め、2時間ほど創作についてや自分の死について考える。
8時に起きる。
毎週恒例の洗濯をすませる。
どよんとしたお天気だが仕方ない。
スヴェトラ・プロティッチが弾いたモーツァルトのピアノ作品集<キング>、大友直人指揮日本フィルが演奏したニーノ・ロータの交響曲第1番〜第3番<同>、ペーター・マーク指揮ベルン交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」<IMP>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたりする。
正午過ぎ、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第33番<PHILIPS>を聴いたりしながら、雑件を片付けたり、松浦寿輝の『BB/PP』<文藝春秋>を読み始めたりする。
今から外出して友だちと会い、そのまま大阪に移動。
にっぽんばし道楽で、「太遊のまつり3」を観聴きする予定なり。
どちらも愉しみ。
それじゃあ、行って来ます!
気温も下がり、肌寒い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
昨夜、ラルキブデッリが演奏したシューベルトの弦楽4重奏曲第10番他<SONY>、NHKのラジオ深夜便で桂鯛三が演じた『つる』、桂佐ん吉が演じた『田楽喰い』を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
4時過ぎに目醒め、2時間ほど創作についてや自分の死について考える。
8時に起きる。
毎週恒例の洗濯をすませる。
どよんとしたお天気だが仕方ない。
スヴェトラ・プロティッチが弾いたモーツァルトのピアノ作品集<キング>、大友直人指揮日本フィルが演奏したニーノ・ロータの交響曲第1番〜第3番<同>、ペーター・マーク指揮ベルン交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」<IMP>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたりする。
正午過ぎ、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第33番<PHILIPS>を聴いたりしながら、雑件を片付けたり、松浦寿輝の『BB/PP』<文藝春秋>を読み始めたりする。
今から外出して友だちと会い、そのまま大阪に移動。
にっぽんばし道楽で、「太遊のまつり3」を観聴きする予定なり。
どちらも愉しみ。
それじゃあ、行って来ます!
2016年10月21日
身体のメンテナンスですっきりした(CLACLA日記)
鳥取県を震源とする強い規模の地震が起こった。
京都でも結構な揺れを感じた。
どんよりとした感じは強いものの、青空も見えるお天気。
気温が下がり、肌寒さを感じる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
これまで水面下に押し込められていたものが、一気に噴き上がってきているような状況だ。
いろいろと考えることあり。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
騙されまい。
昨夜、フォルテピアノの小島芳子が弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第45番、第18番、第38番、第40番、第48番<BRILLIANT>を聴いたりしながら作業を進め、2時少し前に寝床に就く。
7時20分過ぎに起きる。
午前中、フォルテピアノのスタンリー・ホッグランドが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第11番、第19番、第35番、第34番、第51番<同>、ヤープ・テル・リンデン指揮モーツァルト・アカデミー・アムステルダムが演奏したモーツァルトの交響曲第27番、第28番、第30番<同>、ケヴィン・マロン指揮トロント室内管弦楽団が演奏したピフルの交響曲集<NAXOS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の作業を進めたりする。
途中、10時台に外出して仕事関係の用件を片付ける。
午後、ジョン・マウチェリー指揮ベルリン放送交響楽団&ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏した『ハリウッドのシェーンベルク』<London>、イスラエル・イーノン指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したラートハウスの交響曲第1番&バレエ音楽『最後のピエロ』<同>、NHK・FMの地震関連のニュースを聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
桐野夏生の『抱く女』<新潮社>を読了する。
彼女にとって書かざるをえない作品なのだと思った。
17時頃外出して、百万遍方面へ。
身体のメンテナンスをすませる。
ああ、すっきりした!!
で、夕飯用の買い物をすませ、19時過ぎに帰宅した。
途中夕飯を挟み、NHK・FMでアレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮NHK交響楽団の第1845回定期公演の実況中継(NHKホール)を聴く。
アレクサンドル・クニャーゼフの独奏によるドヴォルザークのチェロ協奏曲(第1楽章途中から)、クニャーゼフのアンコールであるヨハン・セバスティアン・バッハの無伴奏チェロ組曲第2番からサラバンド、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」が演奏されていた。
続けて、アルテミス・カルテットが演奏したベートーヴェンの弦楽4重奏曲第11番「セリオーソ」&第7番「ラズモフスキー第1番」<Virgin>、ダニエル・ハーディング指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏した同じくベートーヴェンの序曲集(一部省略)<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進める。
ほかに、友人知己との連絡作業を行う。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
馬鹿を支持する者、応援する者、黙認する者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなりたくない。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
京都でも結構な揺れを感じた。
どんよりとした感じは強いものの、青空も見えるお天気。
気温が下がり、肌寒さを感じる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
これまで水面下に押し込められていたものが、一気に噴き上がってきているような状況だ。
いろいろと考えることあり。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
騙されまい。
昨夜、フォルテピアノの小島芳子が弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第45番、第18番、第38番、第40番、第48番<BRILLIANT>を聴いたりしながら作業を進め、2時少し前に寝床に就く。
7時20分過ぎに起きる。
午前中、フォルテピアノのスタンリー・ホッグランドが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第11番、第19番、第35番、第34番、第51番<同>、ヤープ・テル・リンデン指揮モーツァルト・アカデミー・アムステルダムが演奏したモーツァルトの交響曲第27番、第28番、第30番<同>、ケヴィン・マロン指揮トロント室内管弦楽団が演奏したピフルの交響曲集<NAXOS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の作業を進めたりする。
途中、10時台に外出して仕事関係の用件を片付ける。
午後、ジョン・マウチェリー指揮ベルリン放送交響楽団&ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏した『ハリウッドのシェーンベルク』<London>、イスラエル・イーノン指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したラートハウスの交響曲第1番&バレエ音楽『最後のピエロ』<同>、NHK・FMの地震関連のニュースを聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
桐野夏生の『抱く女』<新潮社>を読了する。
彼女にとって書かざるをえない作品なのだと思った。
17時頃外出して、百万遍方面へ。
身体のメンテナンスをすませる。
ああ、すっきりした!!
で、夕飯用の買い物をすませ、19時過ぎに帰宅した。
途中夕飯を挟み、NHK・FMでアレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮NHK交響楽団の第1845回定期公演の実況中継(NHKホール)を聴く。
アレクサンドル・クニャーゼフの独奏によるドヴォルザークのチェロ協奏曲(第1楽章途中から)、クニャーゼフのアンコールであるヨハン・セバスティアン・バッハの無伴奏チェロ組曲第2番からサラバンド、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」が演奏されていた。
続けて、アルテミス・カルテットが演奏したベートーヴェンの弦楽4重奏曲第11番「セリオーソ」&第7番「ラズモフスキー第1番」<Virgin>、ダニエル・ハーディング指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏した同じくベートーヴェンの序曲集(一部省略)<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進める。
ほかに、友人知己との連絡作業を行う。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
馬鹿を支持する者、応援する者、黙認する者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなりたくない。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年10月20日
糸を紡ぐグレートヒェン(CLACLA日記)
どんよりとした感じはありつつも、晴天となる。
気温は上昇し、日中は若干暑さを感じたほど。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
皇后陛下が82歳の誕生日を迎えた。
自民党が総裁の任期延長(3選可能)を決定した。
目先鼻先口先舌先の徒どもの為せる業である。
なんともかとも。
昨夜、フォルテピアノのウルスラ・デュチュラーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第3番、第13番、第30番、第44番、第43番<BRILLIANT>を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
8時に起きる。
午前中、デュチュラーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第10番、第5番、第22番、第37番、第49番<同>、フォルテピアノの福田理子が弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第21番、第20番、第26番、第4番、第31番と第28番、第36番、第14番、第6番、第9番、第8番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたりする。
午後、ジョン・マウチェリー指揮ベルリン放送交響楽団&ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏した『ハリウッドのシェーンベルク』<London>、イスラエル・イーノン指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したラートハウスの交響曲第1番&バレエ音楽『最後のピエロ』<同>、NHK・FMの『クラシック・カフェ』でピアノのアルフレッド・ブレンデルとハンス・ツェンダー指揮南西ドイツ放送交響楽団が演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第25番、フォルテピアノの小島芳子が弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第24番、第25番、第29番、第39番<BRILLIANT>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたり、桐野夏生の『抱く女』<新潮社>を読み進めたりする。
夕方になって外出し、仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、ネポムク・フォルテピアノ5重奏団(福田理子他)が演奏したリンマーのピアノ5重奏曲<BRILLIANT>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ワレリー・ゲルギエフ指揮PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)オーケストラのコンサートのライヴ録音(2016年8月6日、札幌コンサートホールkitara大ホール)を聴く。
レオニダス・カヴァコスを独奏に迎えたブラームスのヴァイオリン協奏曲から第1楽章、ショスタコーヴィチの交響曲第8番が放送されていた。
続けて、ゲルギエフ指揮キーロフ管弦楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」&幻想序曲『ロメオとジュリエット』<PHILIPS>、レオポルド・ストコフスキー指揮ナショナル・フィルが演奏したブラームスの交響曲第2番<SONY/BMG>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたり、『抱く女』を読み進めたりする。
実家に電話をかけ、母と少し話をする。
事務的な用件だったので、今日は短めに切り上げた。
>糸を紡ぐグレートヒェン<
積み重ねられた言葉
アプリオリな言葉
私は引き出しの中から言葉を選び出す
それから拙い手つきで言葉を紡ぎ出す
積み重ねられる言葉
アプリオリな言葉
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
気温は上昇し、日中は若干暑さを感じたほど。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
皇后陛下が82歳の誕生日を迎えた。
自民党が総裁の任期延長(3選可能)を決定した。
目先鼻先口先舌先の徒どもの為せる業である。
なんともかとも。
昨夜、フォルテピアノのウルスラ・デュチュラーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第3番、第13番、第30番、第44番、第43番<BRILLIANT>を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
8時に起きる。
午前中、デュチュラーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第10番、第5番、第22番、第37番、第49番<同>、フォルテピアノの福田理子が弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第21番、第20番、第26番、第4番、第31番と第28番、第36番、第14番、第6番、第9番、第8番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたりする。
午後、ジョン・マウチェリー指揮ベルリン放送交響楽団&ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏した『ハリウッドのシェーンベルク』<London>、イスラエル・イーノン指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したラートハウスの交響曲第1番&バレエ音楽『最後のピエロ』<同>、NHK・FMの『クラシック・カフェ』でピアノのアルフレッド・ブレンデルとハンス・ツェンダー指揮南西ドイツ放送交響楽団が演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第25番、フォルテピアノの小島芳子が弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第24番、第25番、第29番、第39番<BRILLIANT>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたり、桐野夏生の『抱く女』<新潮社>を読み進めたりする。
夕方になって外出し、仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、ネポムク・フォルテピアノ5重奏団(福田理子他)が演奏したリンマーのピアノ5重奏曲<BRILLIANT>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ワレリー・ゲルギエフ指揮PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)オーケストラのコンサートのライヴ録音(2016年8月6日、札幌コンサートホールkitara大ホール)を聴く。
レオニダス・カヴァコスを独奏に迎えたブラームスのヴァイオリン協奏曲から第1楽章、ショスタコーヴィチの交響曲第8番が放送されていた。
続けて、ゲルギエフ指揮キーロフ管弦楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」&幻想序曲『ロメオとジュリエット』<PHILIPS>、レオポルド・ストコフスキー指揮ナショナル・フィルが演奏したブラームスの交響曲第2番<SONY/BMG>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたり、『抱く女』を読み進めたりする。
実家に電話をかけ、母と少し話をする。
事務的な用件だったので、今日は短めに切り上げた。
>糸を紡ぐグレートヒェン<
積み重ねられた言葉
アプリオリな言葉
私は引き出しの中から言葉を選び出す
それから拙い手つきで言葉を紡ぎ出す
積み重ねられる言葉
アプリオリな言葉
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年10月19日
買い物の帰りがけ、雨が強くなった(CLACLA日記)
晴天からどんよりとしたお天気へ。
夕方には雨も降る。
気温は上昇し、あまり秋らしくない。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
今上天皇(明仁天皇)の生前退位の問題に関して、菅官房長官が生前退位を想定した法案を来年国会に提出する考えを示したという。
目先鼻先口先舌先の連中には、陛下の大御心を尊重する気は全くないようだ。
どうにもこうにも。
自民党の総裁任期が延長されるようだ。
3期9年を軸に無期限とする案に関しても議論するらしいが、いいかげんにしてくれよと口にしたくなる。
沖縄県高江のヘリバッド移設への抗議活動を行っている市民に対して、大阪府警から派遣されている機動隊員が「土人」という言葉を口にしたと報じられている。
機動隊員自身も度し難いが、彼にそのような発言を為さしめている存在に一層腹立たしさを感じる。
そして、言葉そのものを禁じても、根底にある意識、感情を変化させることがないかぎり、同じような出来事は今後も長く続くに違いあるまい。
いろいろと考えることあり。
昨夜、フォルテピアノのオルガ・トヴェルスカヤが弾いたメンデルスゾーンの無言歌集<Opus111>を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
8時に起きる。
午前中、グレン・グールドが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのイタリア協奏曲他とモーツァルトのピアノ・ソナタ第8番、第10番、第12番、第13番、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第16番、第17番「テンペスト」、第18番<いずれもSONY/BMG>、グールドとレオポルド・ストコフスキー指揮アメリカ交響楽団が演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』と『皇帝のいすぎる十二月』の作業を進めたりする。
午後、ジョン・マウチェリー指揮ベルリン放送交響楽団&ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏した『ハリウッドのシェーンベルク』<London>、イスラエル・イーノン指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したラートハウスの交響曲第1番&バレエ音楽『最後のピエロ』<同>、ギル・シャハムとアンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団が演奏したバーバー&コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲他<ドイツ・グラモフォン>、シャハムとジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
前川玲子の『亡命知識人たちのアメリカ』<世界思想社>を読了する。
ナチスの政権獲得によってドイツを追われアメリカに移り住んだ亡命知識人たち(ブレヒトやハンナ・アーレント、ブレヒト、マルクーゼら)について考察した一冊。
刺激を受けるところ、大なり。
夕方になって外出し、四条通の正美堂で来年用のダイアリーを購入する。
その後、夕飯用の買い物をすませる。
帰りがけ、雨が強くなった。
やれやれ。
帰宅後、シャハムとシノーポリによるシベリウスのヴァイオリン協奏曲を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ソプラノのラエル・アンドゥエサの来日コンサートのライヴ録音(2016年6月7日、王子ホール)を聴く。
テオルボとバロック・ギターの伴奏でバロック時代の声楽曲を歌っていたが、これはできれば生で聴いておきたかったな。
続けて、モザイク・カルテットが演奏したハイドンの弦楽4重奏曲第41番&第39番&第38番、第42番&第37番&第40番<Astree>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、桐野夏生の『抱く女』<新潮社>を読み始めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
夕方には雨も降る。
気温は上昇し、あまり秋らしくない。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
今上天皇(明仁天皇)の生前退位の問題に関して、菅官房長官が生前退位を想定した法案を来年国会に提出する考えを示したという。
目先鼻先口先舌先の連中には、陛下の大御心を尊重する気は全くないようだ。
どうにもこうにも。
自民党の総裁任期が延長されるようだ。
3期9年を軸に無期限とする案に関しても議論するらしいが、いいかげんにしてくれよと口にしたくなる。
沖縄県高江のヘリバッド移設への抗議活動を行っている市民に対して、大阪府警から派遣されている機動隊員が「土人」という言葉を口にしたと報じられている。
機動隊員自身も度し難いが、彼にそのような発言を為さしめている存在に一層腹立たしさを感じる。
そして、言葉そのものを禁じても、根底にある意識、感情を変化させることがないかぎり、同じような出来事は今後も長く続くに違いあるまい。
いろいろと考えることあり。
昨夜、フォルテピアノのオルガ・トヴェルスカヤが弾いたメンデルスゾーンの無言歌集<Opus111>を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
8時に起きる。
午前中、グレン・グールドが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのイタリア協奏曲他とモーツァルトのピアノ・ソナタ第8番、第10番、第12番、第13番、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第16番、第17番「テンペスト」、第18番<いずれもSONY/BMG>、グールドとレオポルド・ストコフスキー指揮アメリカ交響楽団が演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』と『皇帝のいすぎる十二月』の作業を進めたりする。
午後、ジョン・マウチェリー指揮ベルリン放送交響楽団&ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏した『ハリウッドのシェーンベルク』<London>、イスラエル・イーノン指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したラートハウスの交響曲第1番&バレエ音楽『最後のピエロ』<同>、ギル・シャハムとアンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団が演奏したバーバー&コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲他<ドイツ・グラモフォン>、シャハムとジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
前川玲子の『亡命知識人たちのアメリカ』<世界思想社>を読了する。
ナチスの政権獲得によってドイツを追われアメリカに移り住んだ亡命知識人たち(ブレヒトやハンナ・アーレント、ブレヒト、マルクーゼら)について考察した一冊。
刺激を受けるところ、大なり。
夕方になって外出し、四条通の正美堂で来年用のダイアリーを購入する。
その後、夕飯用の買い物をすませる。
帰りがけ、雨が強くなった。
やれやれ。
帰宅後、シャハムとシノーポリによるシベリウスのヴァイオリン協奏曲を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ソプラノのラエル・アンドゥエサの来日コンサートのライヴ録音(2016年6月7日、王子ホール)を聴く。
テオルボとバロック・ギターの伴奏でバロック時代の声楽曲を歌っていたが、これはできれば生で聴いておきたかったな。
続けて、モザイク・カルテットが演奏したハイドンの弦楽4重奏曲第41番&第39番&第38番、第42番&第37番&第40番<Astree>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、桐野夏生の『抱く女』<新潮社>を読み始めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年10月18日
睡眠不足(CLACLA日記)
晴天。
青空の見えた一日。
気温も上昇する。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
睡眠不足で身体が重たし。
そして、両耳の不調が続く。
胡散臭くきな臭い状況が続く。
目くらましの八百長猿芝居も横行蔓延している。
絶対に騙されまい。
昨夜、19時過ぎに外出し、大垣書店四条店で『ぶらあぼ』11月号を入手したのち錦湯さんへ。
2回目となる「毎週月曜 錦湯劇場」を愉しむ。
詳しくは、前回の記事(落語記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
終了後、交流会に参加したのち、遅めの夕飯をすませる。
さらに、常連さんと立ち話をしたりして、4時過ぎに帰宅。
作業をすませて5時過ぎに寝床に就く。
それでも8時過ぎに起きる。
午前中、フォルテピアノのバート・ファン・オールトが弾いたヨハン・クリスティアン・バッハの6つのソナタ集作品番号5と17<ともにBrilliant>、ジョン・マウチェリー指揮ベルリン放送交響楽団&ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏した『ハリウッドのシェーンベルク』<London>を聴いたりしながら、落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。
午後、イスラエル・イーノン指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したラートハウスの交響曲第1番&バレエ音楽『最後のピエロ』<同>、NHK・FMの『クラシック・カフェ』(アンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団が演奏したラフマニノフの交響曲第2番他)、プレヴィン指揮ロンドン交響楽団が演奏したコルンゴルトの交響曲&劇音楽『から騒ぎ』抜粋<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、前川玲子の『亡命知識人たちのアメリカ』<世界思想社>を読み進めたりする。
途中、あまりの眠さに勝てず、しばらく昼寝をした。
17時過ぎに外出して、京都芸術センターへ。
いくつか用件を片付ける。
で、夕飯用の買い物をすませて18時台に帰宅した。
帰宅後、ボロディン・カルテットが演奏したブラームスの弦楽4重奏曲第1番&第3番<TELDEC>を聴いたりしながら、『皇帝のいすぎる十二月』の作業を進めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で安田謙一郎のチェロ・リサイタルのライヴ録音(2016年4月11日、上野学園石橋メモリアルホール)を聴く。
ベートーヴェンのチェロ・ソナタ第2番と第3番の間にモーツァルトの『魔笛』の主題による2つの変奏曲を挟み、アンコールとしてブラームスの野の寂しさが演奏されていた。
ピアノは、津田裕也。
続けて、ヴァイオリンのギドン・クレーメルとピアノのマルタ・アルゲリッチが演奏したベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第6番〜第8番<ドイツ・グラモフォン>、ピアノのアナトール・ウゴルスキが弾いた同じくベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番&エリーゼのために、ロンド・ア・カプリッチョ<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を行ったり、『亡命知識人たちのアメリカ』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
睡眠不足。
健康管理に気をつけないと。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
青空の見えた一日。
気温も上昇する。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
睡眠不足で身体が重たし。
そして、両耳の不調が続く。
胡散臭くきな臭い状況が続く。
目くらましの八百長猿芝居も横行蔓延している。
絶対に騙されまい。
昨夜、19時過ぎに外出し、大垣書店四条店で『ぶらあぼ』11月号を入手したのち錦湯さんへ。
2回目となる「毎週月曜 錦湯劇場」を愉しむ。
詳しくは、前回の記事(落語記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
終了後、交流会に参加したのち、遅めの夕飯をすませる。
さらに、常連さんと立ち話をしたりして、4時過ぎに帰宅。
作業をすませて5時過ぎに寝床に就く。
それでも8時過ぎに起きる。
午前中、フォルテピアノのバート・ファン・オールトが弾いたヨハン・クリスティアン・バッハの6つのソナタ集作品番号5と17<ともにBrilliant>、ジョン・マウチェリー指揮ベルリン放送交響楽団&ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏した『ハリウッドのシェーンベルク』<London>を聴いたりしながら、落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。
午後、イスラエル・イーノン指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したラートハウスの交響曲第1番&バレエ音楽『最後のピエロ』<同>、NHK・FMの『クラシック・カフェ』(アンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団が演奏したラフマニノフの交響曲第2番他)、プレヴィン指揮ロンドン交響楽団が演奏したコルンゴルトの交響曲&劇音楽『から騒ぎ』抜粋<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、前川玲子の『亡命知識人たちのアメリカ』<世界思想社>を読み進めたりする。
途中、あまりの眠さに勝てず、しばらく昼寝をした。
17時過ぎに外出して、京都芸術センターへ。
いくつか用件を片付ける。
で、夕飯用の買い物をすませて18時台に帰宅した。
帰宅後、ボロディン・カルテットが演奏したブラームスの弦楽4重奏曲第1番&第3番<TELDEC>を聴いたりしながら、『皇帝のいすぎる十二月』の作業を進めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で安田謙一郎のチェロ・リサイタルのライヴ録音(2016年4月11日、上野学園石橋メモリアルホール)を聴く。
ベートーヴェンのチェロ・ソナタ第2番と第3番の間にモーツァルトの『魔笛』の主題による2つの変奏曲を挟み、アンコールとしてブラームスの野の寂しさが演奏されていた。
ピアノは、津田裕也。
続けて、ヴァイオリンのギドン・クレーメルとピアノのマルタ・アルゲリッチが演奏したベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第6番〜第8番<ドイツ・グラモフォン>、ピアノのアナトール・ウゴルスキが弾いた同じくベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番&エリーゼのために、ロンド・ア・カプリッチョ<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を行ったり、『亡命知識人たちのアメリカ』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
睡眠不足。
健康管理に気をつけないと。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
錦湯劇場 第2回
☆毎週月曜 錦湯劇場 第2回
出演:桂ちきんさん、月亭方気さん、笑福亭智丸さん
MC:月亭太遊さん
(2016年10月17日20時開演/錦湯)
2回目となる昨夜の「毎週月曜 錦湯劇場」は、映画の日ならぬ映画の回。
常連さんやリピーターさん、ご新規さんと揃ったお客さんも、もしかしたら早速お好みの映画を観てみたくなってしまったのでは。
まずは、前回より支配人に徹するMCの月亭太遊さんのトークから。
大江能楽堂で短篇喜劇映画の活動弁士に挑戦し見事ラップ弁士でクリアした顛末や、森達也監督の『A』、『A2』の鑑賞等、京都国際映画祭での出来事を語って盛り上げる。
で、ほどよいところで笑福亭智丸さんが登場。
太遊さんを受けて映画に関する話をマクラでしたのち、『色事根問』を演じる。
ぼわんと遊んで暮らしている男、親しい男から一見え、二男、三金、四芸…と女性にもてる男性のありようを教えてもらうも、身形、顔、財力、芸力等々、どれ一つとっても当てはまるものはなく…。
という、古典の噺だけれど、智丸さんは上方落語流儀の渋い語り口でテンポよく演じ上げた。
それにしても、いつもながらこの噺は身につまされるなあ。
続いては、桂ちきんさんが高座へ。
錦湯さん初登場となるちきんさんは、山高帽にツケちょび髭といういでたちで、まさしくチャップリン風。
西本願寺での京都国際映画祭の上映会の司会を務めたちきんさんだが、軽いご当地京都ネタのあと、自らの映画愛をたっぷりとマクラで語る。
年間300本の鑑賞。
その知識ももちろんだけど、何しろ映画に対する愛情が半端ない。
しかも、それを面白馴染みやすく口にできるのだから、淀長さんこと淀川長治や朝のラジオのあの人の後継者もまんざら夢じゃないのでは。
よしもとさん、ぜひお忘れなく。
本題は、そんなちきんさんがどうしてお師匠の桂きん枝さんに入門したかに触れた私落語。
チャップリンの短篇映画の如く、よい間尺の作品だった。
トリは、お久しぶりの月亭方気さん。
ちきんさんの映画好きぶりをわざとくさして、自分は『釣りバカ日誌』が好きだと宣言。
近況報告(同病者としては気になるところ)を経て、金縛りにあったエピソードを披歴してから本題の『皿屋敷』に入る。
もはやあらすじ不要のおなじみの古典で、方気さん話を巧みに刈り込みつつ、登場人物のやり取りの中に独自のアクセントを加えていく。
「人気者」になったあとのお菊さんの変りっぷりも興味深くおかしかったが、方気さんの真骨頂はもしかしたら、代官の青山鉄山がお菊さんを嬲りいじり殺すあたりではないかと感じたりもした。
せっかくちきんさんが来られているということもあり、後半は大喜利をお休みにして、太遊さんの仕切りによる映画にまつわるトーク。
太遊さんから「智丸さんにぴったりの映画は?」と問われたちきんさん(お客さんから見て左端に陣取る)は、「忍者ハットリくんの犬(獅子丸)にそっくりやなあ!」と智丸さんをいじって笑いをとりつつも、質問に対しては真摯にフェデリコ・フェリーニの『道』を選択。
さらに、『スティング』や、方気さん向けの『東京オリンピック』(市川崑監督)と、だてに年間300本ではない話が続く。
と、ここでご新規のお客さんが来場、さらにちきんさんのトークに火がつく。
木下惠介監督の『二十四の瞳』が自分の邦画ナンバーワンだが、ちきんさんのナンバーワンは?
と訊かれて、(好きな映画があり過ぎて)ナンバーワンなんてなかなか絞れないけれど、『無責任』シリーズが大好き、でも、黒澤明監督の『生きる』も素晴らしいと口にし、『生きる』の要所急所を説明していく。
志村喬演じる課長が「生き返る」シーンや、ラストの日守新一についてきちんと触れるなど、同じく『生きる』が大好きな人間としては、そうそうそこそこと嬉しくって仕方なかった。
そして、いろいろ評価や評判はあるけど、まずはそんなものを気にせず、自分で映画を観て感じた点を大事にして欲しいという言葉には打たれたなあ。
ちきんさん、ぜひまた映画の話もたっぷり聴かせてください。
と、錦湯劇場という名前にふさわしい一夜でした。
落語好きや映画好きはもちろん、そうでない方も毎週月曜20時は錦湯さんにぜひ!
ああ、面白かった!!
出演:桂ちきんさん、月亭方気さん、笑福亭智丸さん
MC:月亭太遊さん
(2016年10月17日20時開演/錦湯)
2回目となる昨夜の「毎週月曜 錦湯劇場」は、映画の日ならぬ映画の回。
常連さんやリピーターさん、ご新規さんと揃ったお客さんも、もしかしたら早速お好みの映画を観てみたくなってしまったのでは。
まずは、前回より支配人に徹するMCの月亭太遊さんのトークから。
大江能楽堂で短篇喜劇映画の活動弁士に挑戦し見事ラップ弁士でクリアした顛末や、森達也監督の『A』、『A2』の鑑賞等、京都国際映画祭での出来事を語って盛り上げる。
で、ほどよいところで笑福亭智丸さんが登場。
太遊さんを受けて映画に関する話をマクラでしたのち、『色事根問』を演じる。
ぼわんと遊んで暮らしている男、親しい男から一見え、二男、三金、四芸…と女性にもてる男性のありようを教えてもらうも、身形、顔、財力、芸力等々、どれ一つとっても当てはまるものはなく…。
という、古典の噺だけれど、智丸さんは上方落語流儀の渋い語り口でテンポよく演じ上げた。
それにしても、いつもながらこの噺は身につまされるなあ。
続いては、桂ちきんさんが高座へ。
錦湯さん初登場となるちきんさんは、山高帽にツケちょび髭といういでたちで、まさしくチャップリン風。
西本願寺での京都国際映画祭の上映会の司会を務めたちきんさんだが、軽いご当地京都ネタのあと、自らの映画愛をたっぷりとマクラで語る。
年間300本の鑑賞。
その知識ももちろんだけど、何しろ映画に対する愛情が半端ない。
しかも、それを面白馴染みやすく口にできるのだから、淀長さんこと淀川長治や朝のラジオのあの人の後継者もまんざら夢じゃないのでは。
よしもとさん、ぜひお忘れなく。
本題は、そんなちきんさんがどうしてお師匠の桂きん枝さんに入門したかに触れた私落語。
チャップリンの短篇映画の如く、よい間尺の作品だった。
トリは、お久しぶりの月亭方気さん。
ちきんさんの映画好きぶりをわざとくさして、自分は『釣りバカ日誌』が好きだと宣言。
近況報告(同病者としては気になるところ)を経て、金縛りにあったエピソードを披歴してから本題の『皿屋敷』に入る。
もはやあらすじ不要のおなじみの古典で、方気さん話を巧みに刈り込みつつ、登場人物のやり取りの中に独自のアクセントを加えていく。
「人気者」になったあとのお菊さんの変りっぷりも興味深くおかしかったが、方気さんの真骨頂はもしかしたら、代官の青山鉄山がお菊さんを嬲りいじり殺すあたりではないかと感じたりもした。
せっかくちきんさんが来られているということもあり、後半は大喜利をお休みにして、太遊さんの仕切りによる映画にまつわるトーク。
太遊さんから「智丸さんにぴったりの映画は?」と問われたちきんさん(お客さんから見て左端に陣取る)は、「忍者ハットリくんの犬(獅子丸)にそっくりやなあ!」と智丸さんをいじって笑いをとりつつも、質問に対しては真摯にフェデリコ・フェリーニの『道』を選択。
さらに、『スティング』や、方気さん向けの『東京オリンピック』(市川崑監督)と、だてに年間300本ではない話が続く。
と、ここでご新規のお客さんが来場、さらにちきんさんのトークに火がつく。
木下惠介監督の『二十四の瞳』が自分の邦画ナンバーワンだが、ちきんさんのナンバーワンは?
と訊かれて、(好きな映画があり過ぎて)ナンバーワンなんてなかなか絞れないけれど、『無責任』シリーズが大好き、でも、黒澤明監督の『生きる』も素晴らしいと口にし、『生きる』の要所急所を説明していく。
志村喬演じる課長が「生き返る」シーンや、ラストの日守新一についてきちんと触れるなど、同じく『生きる』が大好きな人間としては、そうそうそこそこと嬉しくって仕方なかった。
そして、いろいろ評価や評判はあるけど、まずはそんなものを気にせず、自分で映画を観て感じた点を大事にして欲しいという言葉には打たれたなあ。
ちきんさん、ぜひまた映画の話もたっぷり聴かせてください。
と、錦湯劇場という名前にふさわしい一夜でした。
落語好きや映画好きはもちろん、そうでない方も毎週月曜20時は錦湯さんにぜひ!
ああ、面白かった!!
2016年10月17日
どんよりとしたお天気から青空へ(早めのCLACLA)
どんよりとしたお天気から青空へ。
朝は雨が降っていたが、その後止み、青空へと変わる。
気温は上昇する。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
午前中は気圧と湿度のWパンチ。
両耳の不調が続く。
昨夜、マルク・ミンコフスキ指揮ルーヴル宮音楽隊管楽アンサンブルが演奏したモーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』ハイライト<ERATO>を聴いたりしながら作業を進め、1時40分過ぎに寝床に就く。
6時過ぎには目が醒め、6時半に起きる。
午前中、フラウト・トラヴェルソの有田正広とボッケリーニ・クヮルテット団員が演奏したモーツァルトのフルート4重奏曲集<DENON>、イスラエル・イーノン指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したラートハウスの交響曲第1番&バレエ音楽『最後のピエロ』<London>、ジョン・マウチェリー指揮ベルリン放送交響楽団&ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏した『ハリウッドのシェーンベルク』<同>、コリン・デイヴィス指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したレーガーのモーツァルトの主題による変奏曲とフーガ&ヒンデミットのウェーバーの主題による交響的変容<PHILIPS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』と『御神酒徳利』の改稿作業を進めたりする。
岩崎美紀子の『二院制議会の比較政治学』<岩波書店>を読了する。
午後、フランク・ベールマン指揮ハノーヴァーNDRフィルが演奏したフェスカの交響曲第1番他<CPO>、チェロのペーター・ブルンスとミヒャエル・ヘルムラート指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したドヴォルザークのチェロ協奏曲他<hanssler>、アンドルー・デイヴィス指揮ロイヤル・ストックホルム・フィルが演奏した『ノーベル賞授賞式典で演奏された作品集』<FINLANDIA>、アンドルー・デイヴィス指揮BBCフィルが演奏したヨーク・ボーウェンの交響曲第1番&第2番<CHANDOS>、ドミトリー・ヤブロンスキー指揮ロシア・フィルが演奏した安倍幸明の交響曲第1番<NAXOS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、前川玲子の『亡命知識人たちのアメリカ』<世界思想社>を読み始める。
途中外出し、仕事用の買い物をすませた。
まもなく外出し、錦湯さんへ。
2回目となる「毎週恒例 錦湯劇場」なり。
それじゃあ、行って来ます!
朝は雨が降っていたが、その後止み、青空へと変わる。
気温は上昇する。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
午前中は気圧と湿度のWパンチ。
両耳の不調が続く。
昨夜、マルク・ミンコフスキ指揮ルーヴル宮音楽隊管楽アンサンブルが演奏したモーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』ハイライト<ERATO>を聴いたりしながら作業を進め、1時40分過ぎに寝床に就く。
6時過ぎには目が醒め、6時半に起きる。
午前中、フラウト・トラヴェルソの有田正広とボッケリーニ・クヮルテット団員が演奏したモーツァルトのフルート4重奏曲集<DENON>、イスラエル・イーノン指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したラートハウスの交響曲第1番&バレエ音楽『最後のピエロ』<London>、ジョン・マウチェリー指揮ベルリン放送交響楽団&ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏した『ハリウッドのシェーンベルク』<同>、コリン・デイヴィス指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したレーガーのモーツァルトの主題による変奏曲とフーガ&ヒンデミットのウェーバーの主題による交響的変容<PHILIPS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』と『御神酒徳利』の改稿作業を進めたりする。
岩崎美紀子の『二院制議会の比較政治学』<岩波書店>を読了する。
午後、フランク・ベールマン指揮ハノーヴァーNDRフィルが演奏したフェスカの交響曲第1番他<CPO>、チェロのペーター・ブルンスとミヒャエル・ヘルムラート指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したドヴォルザークのチェロ協奏曲他<hanssler>、アンドルー・デイヴィス指揮ロイヤル・ストックホルム・フィルが演奏した『ノーベル賞授賞式典で演奏された作品集』<FINLANDIA>、アンドルー・デイヴィス指揮BBCフィルが演奏したヨーク・ボーウェンの交響曲第1番&第2番<CHANDOS>、ドミトリー・ヤブロンスキー指揮ロシア・フィルが演奏した安倍幸明の交響曲第1番<NAXOS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、前川玲子の『亡命知識人たちのアメリカ』<世界思想社>を読み始める。
途中外出し、仕事用の買い物をすませた。
まもなく外出し、錦湯さんへ。
2回目となる「毎週恒例 錦湯劇場」なり。
それじゃあ、行って来ます!
2016年10月16日
たまには休養も大事だ(CLACLA日記)
晴天からどんよりとしたお天気へ。
夕方には、雨も降る。
気温は上昇し、穏やかな一日。
雨とともに、むわっとした感じが強まった。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
風邪にはならなかったものの、身体が重たし。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
新潟県知事選で野党側の米山隆一候補が当選した。
いろいろと考えることあり。
北朝鮮がミサイル発射に失敗したらしい。
いつもの如く、タイミングがよい動きだ。
広島と日本ハムが日本シリーズへの進出を決めた。
好勝負を期待したい。
昨夜、ジョン・マウチェリー指揮ベルリン放送交響楽団&ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏した『ハリウッドのシェーンベルク』<London>やNHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
8時半に起きる。
午前中、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』、デヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したオネゲルの交響曲第2番<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたりする。
『名演奏ライブラリー』はサンフランシスコ交響楽団の特集で、ピエール・モントゥー、小澤征爾、エド・デ=ワールト、ヘルベルト・ブロムシュテット、マイケル・ティルソン・トーマスの歴代指揮者が指揮した録音が放送されていた。
午後、イスラエル・イーノン指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したラートハウスの交響曲第1番&バレエ音楽『最後のピエロ』<London>、NHK・FMの『きらクラ!』、山田一雄指揮大阪センチュリー交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」他<ライヴノーツ>、山田一雄指揮新日本フィルが演奏したモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」&セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」他<フォンテック>、トーマス・ザンデルリンク指揮大阪シンフォニカーが演奏したブラームスの大学祝典序曲&ショスタコーヴィチの交響曲第15番から第1楽章<楽団私家盤>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、岩崎美紀子の『二院制議会の比較政治学』<岩波書店>を読み始めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴く。
尾高忠明指揮東京フィルが演奏したドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」他のライヴ録音が放送されていた。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
ソプラノの田邉織恵が出演していた。
日本歌曲、それもコミカルな調子の作品がチョイスされていた。
中でも、島田陽子作詞、鈴木英明作曲の『大阪ことばあそび』は、タイトル通り、大阪の言葉(大阪弁)のイントネーションとニュアンスが活かされた作品で、実に面白かった。
さらに、ケラー・カルテットが演奏したチャイコフスキーの弦楽4重奏曲第1番&第2番<ERATO>と、小澤征爾指揮ベルリン・フィルが演奏した同じくチャイコフスキーの交響曲第4番&イタリア奇想曲<ドイツ・グラモフォン>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『二院制議会の比較政治学』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
体調もあって、結局夕方の買い物以外は外出しなかった。
たまには休養も大事だ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
夕方には、雨も降る。
気温は上昇し、穏やかな一日。
雨とともに、むわっとした感じが強まった。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
風邪にはならなかったものの、身体が重たし。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
新潟県知事選で野党側の米山隆一候補が当選した。
いろいろと考えることあり。
北朝鮮がミサイル発射に失敗したらしい。
いつもの如く、タイミングがよい動きだ。
広島と日本ハムが日本シリーズへの進出を決めた。
好勝負を期待したい。
昨夜、ジョン・マウチェリー指揮ベルリン放送交響楽団&ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏した『ハリウッドのシェーンベルク』<London>やNHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
8時半に起きる。
午前中、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』、デヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したオネゲルの交響曲第2番<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたりする。
『名演奏ライブラリー』はサンフランシスコ交響楽団の特集で、ピエール・モントゥー、小澤征爾、エド・デ=ワールト、ヘルベルト・ブロムシュテット、マイケル・ティルソン・トーマスの歴代指揮者が指揮した録音が放送されていた。
午後、イスラエル・イーノン指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したラートハウスの交響曲第1番&バレエ音楽『最後のピエロ』<London>、NHK・FMの『きらクラ!』、山田一雄指揮大阪センチュリー交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」他<ライヴノーツ>、山田一雄指揮新日本フィルが演奏したモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」&セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」他<フォンテック>、トーマス・ザンデルリンク指揮大阪シンフォニカーが演奏したブラームスの大学祝典序曲&ショスタコーヴィチの交響曲第15番から第1楽章<楽団私家盤>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、岩崎美紀子の『二院制議会の比較政治学』<岩波書店>を読み始めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴く。
尾高忠明指揮東京フィルが演奏したドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」他のライヴ録音が放送されていた。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
ソプラノの田邉織恵が出演していた。
日本歌曲、それもコミカルな調子の作品がチョイスされていた。
中でも、島田陽子作詞、鈴木英明作曲の『大阪ことばあそび』は、タイトル通り、大阪の言葉(大阪弁)のイントネーションとニュアンスが活かされた作品で、実に面白かった。
さらに、ケラー・カルテットが演奏したチャイコフスキーの弦楽4重奏曲第1番&第2番<ERATO>と、小澤征爾指揮ベルリン・フィルが演奏した同じくチャイコフスキーの交響曲第4番&イタリア奇想曲<ドイツ・グラモフォン>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『二院制議会の比較政治学』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
体調もあって、結局夕方の買い物以外は外出しなかった。
たまには休養も大事だ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年10月15日
昨夜N₂の上映会に参加した 買い物中、昔馴染みに遭遇した(CLACLA日記)
晴天が続く。
日中は気温が上昇する。
ただし、朝晩の冷え込みは強くなっていて、朝など寒さを感じたほど。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
と、記しつつ、こちらはどうも風邪気味。
連日の乱れた生活がたたって、喉の調子がおかしい。
そして、両耳の不調も続く。
過労自殺の問題で、電通本支社に抜き打ち調査が入ったと報じられている。
問題のある企業が厳しく追及されるのは当然のことだ。
まして、大きな権力を持つと噂されている電通ならなおのことである。
けれど、どうして今電通なのか、ということも考えざるをえない。
ガス抜きなのか、それとも水面下でのせめぎ合いの現われか。
全てを陰謀論的謀略や八百長猿芝居ととらえることはしないけれど。
昨夜、19時過ぎに外出して、元田中の喫茶フィガロへ。
N₂の『居坐りの日』の上映会に参加する。
記録用映像の上映ということなので、あえて詳しいレビューは記さないが、作品の表面的な結構意匠ばかりでなく、核となるもの、肝の部分を感じ捉えることができたのは収穫だった。
(開きながら閉じ、閉じながら開く、受け止めながら拒み、拒みながら受け入れているような作品だと感じたのだけれど、終了後の交流会で作・演出の杉本奈月さんがそういった趣旨の言葉を口にしていた)
それと、小説と演劇という違いは大きいとはいえ、自分自身が今創作活動を続けていることもあり、正直匕首を突きつけられているかのような気分にもさせられた。
生の舞台と映像の違いという根本的な問題はひとまず置くとして、ひきの映像ということで、演者陣(ナカメキョウコさん、木村聡太君、ガトータケヒロ君。各々、作品世界によく沿った声質をしている)の細かい演技がわかり辛いこともあり、11月の人間座スタジオでの公演が興味深く愉しみだ。
交流会に参加したあとも、あれこれ話をしていて、帰宅が2時を過ぎる。
で、作業を進め、3時過ぎに寝床に就く。
7時半少し前に起きる。
毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、思った以上によろし。
ああ、すっきりした!
午前中、イスラエル・イーノン指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したラートハウスの交響曲第1番&バレエ音楽『最後のピエロ』<London>、バリトンのマティアス・ゲルネがアンドレアス・ヘフリガーのピアノ伴奏で歌ったシューベルトのゲーテ歌曲集<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたりする。
11時頃外出し、下京図書館へ。
同時に予約したはずなのに、なぜだか遅れて到着した(ラートハウスと同じ図書館に所蔵されている)ジョン・マウチェリー指揮ベルリン放送交響楽団&ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏した『ハリウッドのシェーンベルク』<London>を借りる。
で、室町通のストアデポでノートなどを購入し、四条通の別の文具店で来年用のダイアリーを予約したりする。
その後、買い物をしていると、かれこれ20年近く前からの昔馴染みに遭遇し、1時間半ほど立ち話をする。
分野の違いはあれど、ここのところ考え続けている事どもについて話をすることができた。
13時過ぎに帰宅する。
帰宅後、早速『ハリウッドのシェーンベルク』を2回聴く。
シェーンベルクといえば12音音楽=即難解という構図になりがちだが、このアルバムは彼がアメリカ亡命中に作曲(完成)した、弦楽オーケストラのための組曲、室内交響曲第2番、主題と変奏という調性のある作品を集めたもの。
確かに、シェーンベルクの看板とでも呼ぶべき作品に比べて、実に耳馴染みがよい。
シェーンベルクの一面を識る意味でも、貴重な一枚だ。
(と、言っても12音音楽自体、聴くのは好きだ。ただ、「こういう芸術をわかってる自分ってふふふすごいでしょ」みたいな優越感に浸る人間にはなりたくないし、「これをわからなきゃ平家に非ず、じゃない芸術好きに非ず」みたいな強迫観念に囚われる人間にもなりたくない)
仕事関係の作業を進めたり、荻原魚雷の『閑な読書人』<晶文社>を読み進めたりする。
夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、NHK・FMでアレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮NHK交響楽団の第1844回定期公演の実況中継(NHKホール)を聴く。
チャイコフスキーのスラヴ行進曲、ワディム・グルズマンをソロに迎えたグラズノフのヴァイオリン協奏曲、ストラヴィンスキーの花火、バレエ音楽『春の祭典』などが演奏されていた。
しばらく間を置いて、『クラシックの迷宮』を聴く。
エミール・ギレリスの特集が組まれていた。
続けて、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルが演奏したシェーンベルク編曲によるブラームスのピアノ4重奏曲第1番他<EMI>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』に関係する作業を行ったりする。
『閑な読書人』を読了する。
ああ、面白かった!
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
日中は気温が上昇する。
ただし、朝晩の冷え込みは強くなっていて、朝など寒さを感じたほど。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
と、記しつつ、こちらはどうも風邪気味。
連日の乱れた生活がたたって、喉の調子がおかしい。
そして、両耳の不調も続く。
過労自殺の問題で、電通本支社に抜き打ち調査が入ったと報じられている。
問題のある企業が厳しく追及されるのは当然のことだ。
まして、大きな権力を持つと噂されている電通ならなおのことである。
けれど、どうして今電通なのか、ということも考えざるをえない。
ガス抜きなのか、それとも水面下でのせめぎ合いの現われか。
全てを陰謀論的謀略や八百長猿芝居ととらえることはしないけれど。
昨夜、19時過ぎに外出して、元田中の喫茶フィガロへ。
N₂の『居坐りの日』の上映会に参加する。
記録用映像の上映ということなので、あえて詳しいレビューは記さないが、作品の表面的な結構意匠ばかりでなく、核となるもの、肝の部分を感じ捉えることができたのは収穫だった。
(開きながら閉じ、閉じながら開く、受け止めながら拒み、拒みながら受け入れているような作品だと感じたのだけれど、終了後の交流会で作・演出の杉本奈月さんがそういった趣旨の言葉を口にしていた)
それと、小説と演劇という違いは大きいとはいえ、自分自身が今創作活動を続けていることもあり、正直匕首を突きつけられているかのような気分にもさせられた。
生の舞台と映像の違いという根本的な問題はひとまず置くとして、ひきの映像ということで、演者陣(ナカメキョウコさん、木村聡太君、ガトータケヒロ君。各々、作品世界によく沿った声質をしている)の細かい演技がわかり辛いこともあり、11月の人間座スタジオでの公演が興味深く愉しみだ。
交流会に参加したあとも、あれこれ話をしていて、帰宅が2時を過ぎる。
で、作業を進め、3時過ぎに寝床に就く。
7時半少し前に起きる。
毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、思った以上によろし。
ああ、すっきりした!
午前中、イスラエル・イーノン指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したラートハウスの交響曲第1番&バレエ音楽『最後のピエロ』<London>、バリトンのマティアス・ゲルネがアンドレアス・ヘフリガーのピアノ伴奏で歌ったシューベルトのゲーテ歌曲集<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたりする。
11時頃外出し、下京図書館へ。
同時に予約したはずなのに、なぜだか遅れて到着した(ラートハウスと同じ図書館に所蔵されている)ジョン・マウチェリー指揮ベルリン放送交響楽団&ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏した『ハリウッドのシェーンベルク』<London>を借りる。
で、室町通のストアデポでノートなどを購入し、四条通の別の文具店で来年用のダイアリーを予約したりする。
その後、買い物をしていると、かれこれ20年近く前からの昔馴染みに遭遇し、1時間半ほど立ち話をする。
分野の違いはあれど、ここのところ考え続けている事どもについて話をすることができた。
13時過ぎに帰宅する。
帰宅後、早速『ハリウッドのシェーンベルク』を2回聴く。
シェーンベルクといえば12音音楽=即難解という構図になりがちだが、このアルバムは彼がアメリカ亡命中に作曲(完成)した、弦楽オーケストラのための組曲、室内交響曲第2番、主題と変奏という調性のある作品を集めたもの。
確かに、シェーンベルクの看板とでも呼ぶべき作品に比べて、実に耳馴染みがよい。
シェーンベルクの一面を識る意味でも、貴重な一枚だ。
(と、言っても12音音楽自体、聴くのは好きだ。ただ、「こういう芸術をわかってる自分ってふふふすごいでしょ」みたいな優越感に浸る人間にはなりたくないし、「これをわからなきゃ平家に非ず、じゃない芸術好きに非ず」みたいな強迫観念に囚われる人間にもなりたくない)
仕事関係の作業を進めたり、荻原魚雷の『閑な読書人』<晶文社>を読み進めたりする。
夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、NHK・FMでアレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮NHK交響楽団の第1844回定期公演の実況中継(NHKホール)を聴く。
チャイコフスキーのスラヴ行進曲、ワディム・グルズマンをソロに迎えたグラズノフのヴァイオリン協奏曲、ストラヴィンスキーの花火、バレエ音楽『春の祭典』などが演奏されていた。
しばらく間を置いて、『クラシックの迷宮』を聴く。
エミール・ギレリスの特集が組まれていた。
続けて、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルが演奏したシェーンベルク編曲によるブラームスのピアノ4重奏曲第1番他<EMI>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』に関係する作業を行ったりする。
『閑な読書人』を読了する。
ああ、面白かった!
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年10月14日
お昼過ぎ、図書館へ行った(早めのCLACLA)
晴天。
日中はまだしも、朝晩は気温が下がって肌寒い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
タイのプミポン国王が亡くなった。88歳。
在位70年。
深く、深く、深く、深く黙祷。
昨夜、3時50分近くに寝床に就く。
9時に起きる。
午前中、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコが演奏したハイドンの交響曲第39番、第49番、第1番他<Alpha>、ラルキブデッリが演奏したミヒャエル・ハイドンの弦楽5重奏曲集<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
戌井昭人の『酔狂市街戦』<扶桑社>を読了する。
ああ、面白かった!
13時過ぎに外出し、下京図書館へ。
アントニーニ指揮のハイドンとラルキブデッリのミヒャエル・ハイドン、『酔狂市街戦』、鈴木道彦の『フランス文学者の誕生』<筑摩書房>、辻村深月の『図書室で暮らしたい』<講談社>、畑野智美の『春の嵐』<同>、乾ルカの『花が咲くとき』<祥伝社>を返却し、予約しておいた荻原魚雷の『閑な読書人』<晶文社>、岩崎美紀子の『二院制議会の比較政治学』<岩波書店>、前川玲子の『亡命知識人たちのアメリカ』<世界思想社>、桐野夏生の『抱く女』<新潮社>、松浦寿輝の『BB/PP』<講談社>、イスラエル・イーノン指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したラートハウスの交響曲第1番他<London>を新たに借りる。
帰宅後、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』で、ウィーン国立歌劇場におけるプッチーニの歌劇『トスカ』上演のライヴ録音(ヘスス・ロペス=コボス指揮他)を聴く。
タイトルロールのアンジェラ・ゲオルギューにヨナス・カウフマン、ブリン・ターフェル(いつもながらに威勢がよい)と名歌手が揃って、充実した歌唱を披歴しており、実に聴き応えがあった。
ロペス=コボスは速いテンポで劇性に富んだ音楽つくりを行っていた。
ほかに、余った時間でウラディーミル・アシュケナージさんが弾いたシューマンのクライスレリアーナやクラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルが演奏したヒンデミットの交響曲『画家マティス』も放送される。
ラートハウスの交響曲第1番とバレエ音楽『最後のピエロ』も聴く。
後期ロマン派のなれのはて、というと言葉が悪いかな。
中でも交響曲は、大管弦楽の行きつくところといった感じの音楽となっている。
両曲とも、できれば生で聴いてみたい。
仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたり、『閑な読書人』を読み始めたりする。
まもなく外出して、元田中の喫茶フィガロへ。
N2(本当は小さい2)の上映会に参加する予定なり。
それじゃあ、行って来ます!
日中はまだしも、朝晩は気温が下がって肌寒い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
タイのプミポン国王が亡くなった。88歳。
在位70年。
深く、深く、深く、深く黙祷。
昨夜、3時50分近くに寝床に就く。
9時に起きる。
午前中、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコが演奏したハイドンの交響曲第39番、第49番、第1番他<Alpha>、ラルキブデッリが演奏したミヒャエル・ハイドンの弦楽5重奏曲集<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
戌井昭人の『酔狂市街戦』<扶桑社>を読了する。
ああ、面白かった!
13時過ぎに外出し、下京図書館へ。
アントニーニ指揮のハイドンとラルキブデッリのミヒャエル・ハイドン、『酔狂市街戦』、鈴木道彦の『フランス文学者の誕生』<筑摩書房>、辻村深月の『図書室で暮らしたい』<講談社>、畑野智美の『春の嵐』<同>、乾ルカの『花が咲くとき』<祥伝社>を返却し、予約しておいた荻原魚雷の『閑な読書人』<晶文社>、岩崎美紀子の『二院制議会の比較政治学』<岩波書店>、前川玲子の『亡命知識人たちのアメリカ』<世界思想社>、桐野夏生の『抱く女』<新潮社>、松浦寿輝の『BB/PP』<講談社>、イスラエル・イーノン指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したラートハウスの交響曲第1番他<London>を新たに借りる。
帰宅後、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』で、ウィーン国立歌劇場におけるプッチーニの歌劇『トスカ』上演のライヴ録音(ヘスス・ロペス=コボス指揮他)を聴く。
タイトルロールのアンジェラ・ゲオルギューにヨナス・カウフマン、ブリン・ターフェル(いつもながらに威勢がよい)と名歌手が揃って、充実した歌唱を披歴しており、実に聴き応えがあった。
ロペス=コボスは速いテンポで劇性に富んだ音楽つくりを行っていた。
ほかに、余った時間でウラディーミル・アシュケナージさんが弾いたシューマンのクライスレリアーナやクラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルが演奏したヒンデミットの交響曲『画家マティス』も放送される。
ラートハウスの交響曲第1番とバレエ音楽『最後のピエロ』も聴く。
後期ロマン派のなれのはて、というと言葉が悪いかな。
中でも交響曲は、大管弦楽の行きつくところといった感じの音楽となっている。
両曲とも、できれば生で聴いてみたい。
仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたり、『閑な読書人』を読み始めたりする。
まもなく外出して、元田中の喫茶フィガロへ。
N2(本当は小さい2)の上映会に参加する予定なり。
それじゃあ、行って来ます!
おやすみなさい!(深夜のCLACLA)
青空は見えつつも、どんよりとした感じもあり。
日中はまだしも、朝晩は冷え込む。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
ノーベル文学賞にボブ・ディランが選ばれた。
外出先のテレビでニュース速報を目にしたが、これには本当にびっくりだ。
ボブ・ディランの才能うんぬんとは別の話で。
昨夜、ギターの福田進一が弾いた武満徹のギターのための12の歌(抜粋)とソルの『魔笛』の主題による序奏と変奏曲<ともにDENON>、フォルテピアノの小島芳子が弾いたベートーヴェンのクラヴィーア作品集<同>を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
8時少し前に起きる。
午前中、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコが演奏したハイドンの交響曲第39番、第49番「受難」、第1番他<Alpha>、ラルキブデッリが演奏したミヒャエル・ハイドンの弦楽5重奏曲集とハイドンの弦楽4重奏曲第81番〜第83番他<ともにSONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたりする。
午後、ウィーン・アルティス・カルテットが演奏したベートーヴェンの弦楽4重奏曲第1番&第16番<同>、エリアフ・インバル指揮フランクフルト放送交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第2番と第7番<ともにTELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
乾ルカの『花が咲くとき』<祥伝社>を読了する。
鬱屈した日々を送る小学校6年生大介とその隣人である老人佐藤北海の旅路と、その結末を丹念に描いた一冊。
乾さんの筆力、筋運びの巧さに感心するとともに、軌跡と奇蹟が交差するその内容に強く心を動かされた。
ああ、面白かった!
続けて、戌井昭人の『酔狂市街戦』<扶桑社>を読み始める。
こちらも面白し面白し。
17時過ぎに外出して仕事関係の用件を片付け、ついでにお米(10キロ)を買っておく。
その後、買い物中に急遽大切な予定が入る。
で、あれこれあって帰宅が1時40分を過ぎた。
ああ、面白かった!
以上、10月13日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
日中はまだしも、朝晩は冷え込む。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
ノーベル文学賞にボブ・ディランが選ばれた。
外出先のテレビでニュース速報を目にしたが、これには本当にびっくりだ。
ボブ・ディランの才能うんぬんとは別の話で。
昨夜、ギターの福田進一が弾いた武満徹のギターのための12の歌(抜粋)とソルの『魔笛』の主題による序奏と変奏曲<ともにDENON>、フォルテピアノの小島芳子が弾いたベートーヴェンのクラヴィーア作品集<同>を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
8時少し前に起きる。
午前中、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコが演奏したハイドンの交響曲第39番、第49番「受難」、第1番他<Alpha>、ラルキブデッリが演奏したミヒャエル・ハイドンの弦楽5重奏曲集とハイドンの弦楽4重奏曲第81番〜第83番他<ともにSONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたりする。
午後、ウィーン・アルティス・カルテットが演奏したベートーヴェンの弦楽4重奏曲第1番&第16番<同>、エリアフ・インバル指揮フランクフルト放送交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第2番と第7番<ともにTELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
乾ルカの『花が咲くとき』<祥伝社>を読了する。
鬱屈した日々を送る小学校6年生大介とその隣人である老人佐藤北海の旅路と、その結末を丹念に描いた一冊。
乾さんの筆力、筋運びの巧さに感心するとともに、軌跡と奇蹟が交差するその内容に強く心を動かされた。
ああ、面白かった!
続けて、戌井昭人の『酔狂市街戦』<扶桑社>を読み始める。
こちらも面白し面白し。
17時過ぎに外出して仕事関係の用件を片付け、ついでにお米(10キロ)を買っておく。
その後、買い物中に急遽大切な予定が入る。
で、あれこれあって帰宅が1時40分を過ぎた。
ああ、面白かった!
以上、10月13日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年10月12日
真向かいのマンションがまたぞろかまびすしい(CLACLA日記)
どんよりとした感じはありつつも、青空の見えた一日。
日中は気温が上昇したものの、朝は肌寒さを強く感じる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
正午過ぎ頃から、真向かいのマンションがまたぞろかまびすしい。
本当にかまびすしい。
ここのところ静かだなと思っていたら、このやかましさ。
非常識不見識極まる住人、無能管理人、そしてすっとこどっこいの銭ゲバオーナーに天罰天誅は下る!
あの者どもは、今日も目先鼻先口先舌先の言葉を繰り返している。
度し難いかぎり。
馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなりたくない。
昨夜、フェルディナント・ライトナー指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」&第31番「パリ」、バレエ音楽『レ・プティ・リアン』序曲<タワーレコード/ドイツ・グラモフォン>、ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルが演奏した『ポピュラー・コンサート』<同/DECCA>を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
ライトナーのモーツァルトもクナッパーツブッシュの名曲集も、LP初出時と同じオリジナルのカップリング。
最近のタワーレコードのオリジナル企画のCDときたら、オリジナル・カップリングなぞどこ吹く風のがらくた市で、全く買う気になれない。
企画者の得手勝手ぶりには唖然とするばかりだ。
8時に起きる。
午前中、ラルキブデッリが演奏したミヒャエル・ハイドンの弦楽5重奏曲集<SONY>、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコが演奏したハイドンの交響曲第39番、第49番「受難」、第1番他<Alpha>、youtubeに投稿されたホルスト・シュタイン指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」から第1楽章と第4楽章、グレン・グールドが弾いた同じくモーツァルトのピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲付き」<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたりする。
午後、テオドール・クルレンツィス指揮ムジカ・エテルナ他が演奏したモーツァルトの歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』全曲<同>、フォルテピアノのジョス・ファン・インマゼールとブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番&第4番、第5番「皇帝」<ともに同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたり、乾ルカの『花が咲くとき』<祥伝社>を読み進めたりする。
夕方になって外出し、京都芸術センターで用件を片付ける。
その後、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。
帰宅後、ヴァイオリンのヴェラ・ベスとヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を聴いたりしながら、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ネヴィル・マリナー指揮アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズの来日コンサートのライヴ録音(2016年4月9日、東京オペラシティ・コンサートホール)を聴く。
プロコフィエフの古典交響曲、ヴォーン=ウィリアムズのタリスの主題による幻想曲、ベートーヴェンの交響曲第7番、モーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』序曲、ロンドンデリーの歌(グレインジャー編曲)などが放送されていた。
粗さはあったものの、アンコール2曲目のロンドンデリーの歌に心を動かされた。
続けて、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第5番<DECCA>とスメタナの歌劇『売られた花嫁』抜粋<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたり、『花が咲くとき』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
日中は気温が上昇したものの、朝は肌寒さを強く感じる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
正午過ぎ頃から、真向かいのマンションがまたぞろかまびすしい。
本当にかまびすしい。
ここのところ静かだなと思っていたら、このやかましさ。
非常識不見識極まる住人、無能管理人、そしてすっとこどっこいの銭ゲバオーナーに天罰天誅は下る!
あの者どもは、今日も目先鼻先口先舌先の言葉を繰り返している。
度し難いかぎり。
馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなりたくない。
昨夜、フェルディナント・ライトナー指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」&第31番「パリ」、バレエ音楽『レ・プティ・リアン』序曲<タワーレコード/ドイツ・グラモフォン>、ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルが演奏した『ポピュラー・コンサート』<同/DECCA>を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
ライトナーのモーツァルトもクナッパーツブッシュの名曲集も、LP初出時と同じオリジナルのカップリング。
最近のタワーレコードのオリジナル企画のCDときたら、オリジナル・カップリングなぞどこ吹く風のがらくた市で、全く買う気になれない。
企画者の得手勝手ぶりには唖然とするばかりだ。
8時に起きる。
午前中、ラルキブデッリが演奏したミヒャエル・ハイドンの弦楽5重奏曲集<SONY>、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコが演奏したハイドンの交響曲第39番、第49番「受難」、第1番他<Alpha>、youtubeに投稿されたホルスト・シュタイン指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」から第1楽章と第4楽章、グレン・グールドが弾いた同じくモーツァルトのピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲付き」<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたりする。
午後、テオドール・クルレンツィス指揮ムジカ・エテルナ他が演奏したモーツァルトの歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』全曲<同>、フォルテピアノのジョス・ファン・インマゼールとブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番&第4番、第5番「皇帝」<ともに同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたり、乾ルカの『花が咲くとき』<祥伝社>を読み進めたりする。
夕方になって外出し、京都芸術センターで用件を片付ける。
その後、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。
帰宅後、ヴァイオリンのヴェラ・ベスとヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を聴いたりしながら、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ネヴィル・マリナー指揮アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズの来日コンサートのライヴ録音(2016年4月9日、東京オペラシティ・コンサートホール)を聴く。
プロコフィエフの古典交響曲、ヴォーン=ウィリアムズのタリスの主題による幻想曲、ベートーヴェンの交響曲第7番、モーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』序曲、ロンドンデリーの歌(グレインジャー編曲)などが放送されていた。
粗さはあったものの、アンコール2曲目のロンドンデリーの歌に心を動かされた。
続けて、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第5番<DECCA>とスメタナの歌劇『売られた花嫁』抜粋<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたり、『花が咲くとき』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年10月11日
世は三連休明け(CLACLA日記)
世は三連休明け。
青空は見えつつも、どんよりとした感じが増す。
気温は上昇せず、少し肌寒さを感じた一日。
めっきり秋らしくなってきた。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
東京10区と福岡6区の衆議院補選が告示される。
自民党候補が勝利するのか、野党共闘が成功するのか。
いろいろと考えることあり。
(結果次第では、総選挙が早まるかもしれまい)
稲田、高市、菅の政治資金の問題や、石原慎太郎の責任はこのままうやむやになってしまうのではないか。
馬鹿らしい。
アメリカ大統領選挙は、共和党のトランプ候補が苦戦を強いられているようだ。
まあ、自業自得というほかあるまい。
ヒラリー・クリントンが大統領になれば、TPPが推進されるのではないか。
今は反対しているようだが。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
そして、ますます横行蔓延するだろう。
騙されまい。
昨夜、ルドルフ・ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したリヒャルト・シュトラウスの『ばらの騎士』からワルツ組曲と『カプリッチョ』から月の光の音楽<WARNER>を聴きながら作業を進めたのち、7時過ぎに外出する。
で、いくつか用件を片付けたあと、錦湯さんへ。
「毎週月曜 錦湯劇場」の第1回を愉しむ。
詳しくは、前回の記事(落語記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
終了後、打ち上げの交流会に参加したり、寺町通のサイゼリアで遅めの夕飯をすませたりしたのち、2時台に帰宅。
作業を進めたのち、3時50分頃寝床に就く。
9時に起きる。
午前中、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコが演奏したハイドンの交響曲第39番、第49番「受難」、第1番他<Alpha>、ラルキブデッリが演奏したミヒャエル・ハイドンの弦楽5重奏曲集<SONY>を聴いたりしながら、落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。
午後、ファジル・サイが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ集<naïve>、リナルド・アレッサンドリーニ指揮ノルウェー歌劇場管弦楽団が演奏したモーツァルトの序曲集<同>、アレクサンダー・リープライヒ指揮ミュンヘン室内管弦楽団が演奏したロッシーニの序曲集<SONY/BMG>、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第1番&シューマンの交響曲第4番他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたり、畑野智美の『春の嵐』<講談社>を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、ピエール・ブーレーズ指揮シカゴ交響楽団が演奏したバルトークの管弦楽のための協奏曲<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進める。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、山宮るり子ハープ・リサイタルのライヴ録音(北海道斜里町での公開収録)を聴く。
続けて、ブーレーズ指揮シカゴ交響楽団が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『火の鳥』全曲他<同>、アナトール・ウゴルスキが弾いたピアノ小品集『ショート・ストーリーズ』<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたりする。
『春の嵐』を読了する。
南部芸能事務所に所属する漫才コンビ・メリーランドの溝口新城と、その周囲の人々の姿を描いた連作集の三冊目。
笑いの世界を舞台とした向日性に富んだビルドゥングス・ロマンで、読んでいて気持ちがいい。
ああ、面白かった!
続けて、乾ルカの『花が咲くとき』<祥伝社>を読み始める。
ほかに、山本直純の『オーケストラがやって来た』<実業之日本社>の拾い読みもした。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
青空は見えつつも、どんよりとした感じが増す。
気温は上昇せず、少し肌寒さを感じた一日。
めっきり秋らしくなってきた。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
東京10区と福岡6区の衆議院補選が告示される。
自民党候補が勝利するのか、野党共闘が成功するのか。
いろいろと考えることあり。
(結果次第では、総選挙が早まるかもしれまい)
稲田、高市、菅の政治資金の問題や、石原慎太郎の責任はこのままうやむやになってしまうのではないか。
馬鹿らしい。
アメリカ大統領選挙は、共和党のトランプ候補が苦戦を強いられているようだ。
まあ、自業自得というほかあるまい。
ヒラリー・クリントンが大統領になれば、TPPが推進されるのではないか。
今は反対しているようだが。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
そして、ますます横行蔓延するだろう。
騙されまい。
昨夜、ルドルフ・ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したリヒャルト・シュトラウスの『ばらの騎士』からワルツ組曲と『カプリッチョ』から月の光の音楽<WARNER>を聴きながら作業を進めたのち、7時過ぎに外出する。
で、いくつか用件を片付けたあと、錦湯さんへ。
「毎週月曜 錦湯劇場」の第1回を愉しむ。
詳しくは、前回の記事(落語記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
終了後、打ち上げの交流会に参加したり、寺町通のサイゼリアで遅めの夕飯をすませたりしたのち、2時台に帰宅。
作業を進めたのち、3時50分頃寝床に就く。
9時に起きる。
午前中、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコが演奏したハイドンの交響曲第39番、第49番「受難」、第1番他<Alpha>、ラルキブデッリが演奏したミヒャエル・ハイドンの弦楽5重奏曲集<SONY>を聴いたりしながら、落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。
午後、ファジル・サイが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ集<naïve>、リナルド・アレッサンドリーニ指揮ノルウェー歌劇場管弦楽団が演奏したモーツァルトの序曲集<同>、アレクサンダー・リープライヒ指揮ミュンヘン室内管弦楽団が演奏したロッシーニの序曲集<SONY/BMG>、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第1番&シューマンの交響曲第4番他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたり、畑野智美の『春の嵐』<講談社>を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、ピエール・ブーレーズ指揮シカゴ交響楽団が演奏したバルトークの管弦楽のための協奏曲<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進める。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、山宮るり子ハープ・リサイタルのライヴ録音(北海道斜里町での公開収録)を聴く。
続けて、ブーレーズ指揮シカゴ交響楽団が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『火の鳥』全曲他<同>、アナトール・ウゴルスキが弾いたピアノ小品集『ショート・ストーリーズ』<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の改稿作業を進めたりする。
『春の嵐』を読了する。
南部芸能事務所に所属する漫才コンビ・メリーランドの溝口新城と、その周囲の人々の姿を描いた連作集の三冊目。
笑いの世界を舞台とした向日性に富んだビルドゥングス・ロマンで、読んでいて気持ちがいい。
ああ、面白かった!
続けて、乾ルカの『花が咲くとき』<祥伝社>を読み始める。
ほかに、山本直純の『オーケストラがやって来た』<実業之日本社>の拾い読みもした。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
錦湯劇場 第1回
☆毎週月曜 錦湯劇場 第1回
出演:桂三幸さん、林家染八さん、桂三実さん
MC:月亭太遊さん
大喜利出演:宇多川どどどさん、ふじいりさん
(2016年10月10日20時開演/錦湯)
通算100回目を迎えた錦湯さんでの企画は、今回から「錦湯劇場」と名前も変わって新たなスタートを切った。
昨夜は三連休最終日ということもあってか、ご新規さんやリピーターさんも多数集まって栄えある第1回に相応しい大盛況となった。
まずは、新シーズンよりMCと大喜利の仕切り、加えて劇場の差配に徹する旨を表明した「支配人」月亭太遊さんが登場。
新生錦湯劇場や、この間の近況、出演者の面々の紹介などで盛り上げる。
で、客席がほどよく暖まったところで桂三実が高座へ。
毎回何かが飛び出す三実さんだけれど、昨夜は突然ギネス(世界的記録)に挑戦しますと宣言し、30秒間アルシンドなっちゃうよと一心不乱に唱え続ける。
その言葉のチョイスも含めて、やはりおかしい。
さらに、ミュージックステーション風に今夜のネタを紹介してから演じたのは新作の『もしも』。
もしもクレオパトラの鼻があと少し低かったら世界の歴史は変わっていただろう。
なんて言葉があるけれど、こちらは仲の良い高校生二人組。
「もしもなになにだったら」とあれこれ仮想することであら不思議、それこそ「面白くなき世を面白くするものは心なりけり」とばかり、つまらぬ授業もおもろ愉しくなっていく…。
端正な語り口から繰り出される変化球的なくすぐりが三実さんらしい。
サゲも含めて、笑いながらもじわじわっとあとを引く作品だった。
続いて、林家染八さんが登場する。
当代の林家小染さんのお弟子さんで、実は息子さんでもある染八さんだが、林家アルシンドですと三実さんを受けてから自己紹介にかかる。
今回が錦湯さんへの初登場ということで、お客さんの雰囲気を十分に窺ってから入った本題は、『狼講釈』という珍しい噺。
文無しで空腹となった旅の男、ようやと見つけた村は寺方と芸人ならば親切にするということで、ここは嘘も方便、講釈師であると自分の身分を偽るが…。
噺の肝は、逃げ出した旅の男が狼に囲まれて講釈を口にする部分。
難波戦記ではじまったものがそこは素人のあさましさ、次から次へと違う演目にずれていってしまう様が面白く、ちょっと筒井康隆風ですらある。
(てか、筒井康隆が講談や落語によく親しんでいたってことか。そういえば、鳶の巣文殊山をもじった鳶の巣文殊菩薩なんてフレーズもあったっけ)
トリを務めたのは、おなじみ桂三幸さん。
100回目は残念ながらお休みだった三幸さんだけれど、こうやって第1回の登場で第二のホームグラウンドへの借りは返した(?)。
桂アルシンドですと前の二人を受けたり、入門前の染八さんとのいきさつをマクラで語ったりしたあと、本題へ。
毎日五升の酒を呑み続ける滞在客にそろそろ宿賃を払ってはもらえまいかと切り出す宿の主人だったが、あいにくこの客は一文無し。
ところがこの客ときたら、裏の竹藪の竹を使って細工物をこしらえるのでそれを売ればよいなどと言い出す始末…。
といった展開の、『竹の水仙』だ。
いわゆる左甚五郎モノで、基本は丹念に語りつつもやり取りの合間、ここぞというところでの感情表現というか、アクセントの付け方に笑わされる。
最後は、恒例の大喜利。
太遊さん仕切りの下、作家の桜井さんが考案したお題に出演者の面々が挑むというスタイルも健在だ。
昨夜は三幸さん、染八さん、三実さんと大喜利猛者の宇多川どどどさんでスタートし、途中いてもたってもいられなくなったのだろう、客席からふじいりさんが参入した。
三幸さん、三実さん、どどどさんのコンスタントな解答に触発されてか、染八さんも俄然闘志を燃やし始めたのも錦湯さんでの大喜利ならでは。
そして、子を持って知る親の恩、ならぬ仕切りして知るプロの労(ネオキャクノセントラル)。
太遊さんの仕切りの妙に改めて感じ入った次第。
と、新装開店に相応しい落語三席に大喜利とバラエティに富んだ内容でした。
今後さらなるパワーアップが予想される錦湯劇場へ、皆さんもぜひ!
ああ、面白かった!!
出演:桂三幸さん、林家染八さん、桂三実さん
MC:月亭太遊さん
大喜利出演:宇多川どどどさん、ふじいりさん
(2016年10月10日20時開演/錦湯)
通算100回目を迎えた錦湯さんでの企画は、今回から「錦湯劇場」と名前も変わって新たなスタートを切った。
昨夜は三連休最終日ということもあってか、ご新規さんやリピーターさんも多数集まって栄えある第1回に相応しい大盛況となった。
まずは、新シーズンよりMCと大喜利の仕切り、加えて劇場の差配に徹する旨を表明した「支配人」月亭太遊さんが登場。
新生錦湯劇場や、この間の近況、出演者の面々の紹介などで盛り上げる。
で、客席がほどよく暖まったところで桂三実が高座へ。
毎回何かが飛び出す三実さんだけれど、昨夜は突然ギネス(世界的記録)に挑戦しますと宣言し、30秒間アルシンドなっちゃうよと一心不乱に唱え続ける。
その言葉のチョイスも含めて、やはりおかしい。
さらに、ミュージックステーション風に今夜のネタを紹介してから演じたのは新作の『もしも』。
もしもクレオパトラの鼻があと少し低かったら世界の歴史は変わっていただろう。
なんて言葉があるけれど、こちらは仲の良い高校生二人組。
「もしもなになにだったら」とあれこれ仮想することであら不思議、それこそ「面白くなき世を面白くするものは心なりけり」とばかり、つまらぬ授業もおもろ愉しくなっていく…。
端正な語り口から繰り出される変化球的なくすぐりが三実さんらしい。
サゲも含めて、笑いながらもじわじわっとあとを引く作品だった。
続いて、林家染八さんが登場する。
当代の林家小染さんのお弟子さんで、実は息子さんでもある染八さんだが、林家アルシンドですと三実さんを受けてから自己紹介にかかる。
今回が錦湯さんへの初登場ということで、お客さんの雰囲気を十分に窺ってから入った本題は、『狼講釈』という珍しい噺。
文無しで空腹となった旅の男、ようやと見つけた村は寺方と芸人ならば親切にするということで、ここは嘘も方便、講釈師であると自分の身分を偽るが…。
噺の肝は、逃げ出した旅の男が狼に囲まれて講釈を口にする部分。
難波戦記ではじまったものがそこは素人のあさましさ、次から次へと違う演目にずれていってしまう様が面白く、ちょっと筒井康隆風ですらある。
(てか、筒井康隆が講談や落語によく親しんでいたってことか。そういえば、鳶の巣文殊山をもじった鳶の巣文殊菩薩なんてフレーズもあったっけ)
トリを務めたのは、おなじみ桂三幸さん。
100回目は残念ながらお休みだった三幸さんだけれど、こうやって第1回の登場で第二のホームグラウンドへの借りは返した(?)。
桂アルシンドですと前の二人を受けたり、入門前の染八さんとのいきさつをマクラで語ったりしたあと、本題へ。
毎日五升の酒を呑み続ける滞在客にそろそろ宿賃を払ってはもらえまいかと切り出す宿の主人だったが、あいにくこの客は一文無し。
ところがこの客ときたら、裏の竹藪の竹を使って細工物をこしらえるのでそれを売ればよいなどと言い出す始末…。
といった展開の、『竹の水仙』だ。
いわゆる左甚五郎モノで、基本は丹念に語りつつもやり取りの合間、ここぞというところでの感情表現というか、アクセントの付け方に笑わされる。
最後は、恒例の大喜利。
太遊さん仕切りの下、作家の桜井さんが考案したお題に出演者の面々が挑むというスタイルも健在だ。
昨夜は三幸さん、染八さん、三実さんと大喜利猛者の宇多川どどどさんでスタートし、途中いてもたってもいられなくなったのだろう、客席からふじいりさんが参入した。
三幸さん、三実さん、どどどさんのコンスタントな解答に触発されてか、染八さんも俄然闘志を燃やし始めたのも錦湯さんでの大喜利ならでは。
そして、子を持って知る親の恩、ならぬ仕切りして知るプロの労(ネオキャクノセントラル)。
太遊さんの仕切りの妙に改めて感じ入った次第。
と、新装開店に相応しい落語三席に大喜利とバラエティに富んだ内容でした。
今後さらなるパワーアップが予想される錦湯劇場へ、皆さんもぜひ!
ああ、面白かった!!
2016年10月10日
体育の日 アンジェイ・ワイダが亡くなった(早めのCLACLA)
体育の日。
世は三連休の最終日。
ポーランドの映画監督、アンジェイ・ワイダが亡くなった。90歳。
1955年の『世代』で長篇デビューを果たし、以後『地下水道』、『灰とダイヤモンド』、『婚礼』、『大理石の男』、『鉄の男』、『ダントン』、『悪霊』、『コルチャック先生』、『カティンの森』など、反独裁主義に裏打ちされたポーランドの歴史を背景とする骨太な長篇作品を生み出し続けた、巨匠と呼ばれるに足る世界的な映画監督の一人である。
数々の作品から強い影響を受けてきたが、『カティンの森』には本当に圧倒された。
深く、深く、深く、深く黙祷。
昨夜、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第21番<ドイツ・グラモフォン>や、NHK・FMの『ラジオ深夜便』で六代目柳家小さんが演じた『笠碁』を聴いたりしながら作業を進め、2時半過ぎに寝床に就く。
当代の小さんさんの『笠碁』を聴いて、落語家噺家として生きることの難しさを改めて痛感した。
8時に起きる。
午前中、ラルキブデッリが演奏したミヒャエル・ハイドンの弦楽5重奏曲集<SONY>、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコが演奏したハイドンの交響曲第39番、第49番「受難」、第1番他<Alpha>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番<DHM>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』の作業を始めたりする。
『勝呂又吉のこと』は、『皇帝のいすぎる十二月 もしくは、愚民勝呂又吉伝第一部』と解題することにした。
午後、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの3重奏協奏曲(ヴァイオリンのギル・シャハム、チェロのトゥルス・メルク、ピアノのイエフィム・ブロンフマンの独奏)他、ヴァイオリン協奏曲&ロマンス第1番、第2番、交響曲第3番「英雄」、第7番&第8番とリヒャルト・シュトラウスの交響的幻想曲『イタリアから』、交響詩『ドン・ファン』&『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』<すべてARTE NOVA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の作業を進めたりする。
辻村深月の『図書室で暮らしたい』<講談社>を読了する。
作品でも感じていた辻村さんの人となりがさらにはっきりと伝わってきた。
続けて、畑野智美の『春の嵐』<同>を読み始める。
まもなく外出して、錦湯さんへ。
今回から装いも新たとなった『毎週月曜 錦湯劇場』の第1回目なり。
愉しみ愉しみ。
それじゃあ、行って来ます!
世は三連休の最終日。
ポーランドの映画監督、アンジェイ・ワイダが亡くなった。90歳。
1955年の『世代』で長篇デビューを果たし、以後『地下水道』、『灰とダイヤモンド』、『婚礼』、『大理石の男』、『鉄の男』、『ダントン』、『悪霊』、『コルチャック先生』、『カティンの森』など、反独裁主義に裏打ちされたポーランドの歴史を背景とする骨太な長篇作品を生み出し続けた、巨匠と呼ばれるに足る世界的な映画監督の一人である。
数々の作品から強い影響を受けてきたが、『カティンの森』には本当に圧倒された。
深く、深く、深く、深く黙祷。
昨夜、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第21番<ドイツ・グラモフォン>や、NHK・FMの『ラジオ深夜便』で六代目柳家小さんが演じた『笠碁』を聴いたりしながら作業を進め、2時半過ぎに寝床に就く。
当代の小さんさんの『笠碁』を聴いて、落語家噺家として生きることの難しさを改めて痛感した。
8時に起きる。
午前中、ラルキブデッリが演奏したミヒャエル・ハイドンの弦楽5重奏曲集<SONY>、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコが演奏したハイドンの交響曲第39番、第49番「受難」、第1番他<Alpha>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番<DHM>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』の作業を始めたりする。
『勝呂又吉のこと』は、『皇帝のいすぎる十二月 もしくは、愚民勝呂又吉伝第一部』と解題することにした。
午後、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの3重奏協奏曲(ヴァイオリンのギル・シャハム、チェロのトゥルス・メルク、ピアノのイエフィム・ブロンフマンの独奏)他、ヴァイオリン協奏曲&ロマンス第1番、第2番、交響曲第3番「英雄」、第7番&第8番とリヒャルト・シュトラウスの交響的幻想曲『イタリアから』、交響詩『ドン・ファン』&『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』<すべてARTE NOVA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『皇帝のいすぎる十二月』の作業を進めたりする。
辻村深月の『図書室で暮らしたい』<講談社>を読了する。
作品でも感じていた辻村さんの人となりがさらにはっきりと伝わってきた。
続けて、畑野智美の『春の嵐』<同>を読み始める。
まもなく外出して、錦湯さんへ。
今回から装いも新たとなった『毎週月曜 錦湯劇場』の第1回目なり。
愉しみ愉しみ。
それじゃあ、行って来ます!
2016年10月09日
世は三連休の中日 母と電話で話をした(CLACLA日記)
世は三連休の中日。
晴天。
いいお天気、いい青空の一日。
気温はぐっと下がり、肌寒さを感じる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
ボブ・ディランの『戦争の親玉』が脳内を駆け巡る今日この頃。
いや、この曲を知ってからというもの、いつも頭の中でこの曲が微かに鳴っている。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進め、3時近くに寝床に就く。
8時に起きる。
午前中、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコが演奏したハイドンの交響曲第39番、第49番「受難」、第1番他<Alpha>、ラルキブデッリが演奏したミヒャエル・ハイドンの弦楽5重奏曲集<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の読み直しを行ったりする。
NHK・FMの『名演奏ライブラリー』はパリ管弦楽団の特集ということで愉しみにしていたら、高校野球の中継のためお休み。
3位決定戦まで中継するのはやり過ぎなんと違うのか。
いつものことながら、FMで野球中継なんぞやってくれるなよと思ってしまう。
午後、仕事関係の予定をすませる。
その後、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番、第85番〜第87番、第88番「V字」〜第90番<いずれも同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、辻村深月の『図書室で暮らしたい』<講談社>を読み進めたりする。
17時過ぎに外出して、仕事関係の予定をすませ、京都文化博物館や京都芸術センターで用件を片付ける。
帰宅後、ヴァイル指揮によるハイドンの交響曲第45番「告別」&第46番<SONY>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中、実家から電話があり、母と30分近く話をする。
頑張らなくては。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴く。
アンドレア・バッティストーニ指揮東京フィルが演奏したニーノ・ロータのバレエ組曲『道』と、小林研一郎指揮東京フィルが演奏したチャイコフスキーのイタリア奇想曲のライヴ録音が放送されていた。
バッティストーニといえば、先ごろ東京フィルの首席指揮者の就任が決まったばかりだ。
好評を得ている両者の実演にぜひとも接してみたい。
なかなか関西で聴く機会はないだろうが。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』も聴く。
クラリネットの吉田誠が出演していた。
さらに、ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第47番とモーツァルトのポストホルン・セレナードによる交響曲<ともに同>、ヴァイル指揮ザ・クラシカル・バンドが演奏したシューベルトの交響曲第7番「未完成」&第8番「ザ・グレート」<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の手直しを行ったり、『図書室で暮らしたい』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
昨日友だちと、急に寒くなるんとちゃうんかななどと話していたら案の定そうだ。
夜になって、さらに気温が下がってきた。
重ねて、皆さんお風邪など召しませんように。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
晴天。
いいお天気、いい青空の一日。
気温はぐっと下がり、肌寒さを感じる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
ボブ・ディランの『戦争の親玉』が脳内を駆け巡る今日この頃。
いや、この曲を知ってからというもの、いつも頭の中でこの曲が微かに鳴っている。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進め、3時近くに寝床に就く。
8時に起きる。
午前中、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコが演奏したハイドンの交響曲第39番、第49番「受難」、第1番他<Alpha>、ラルキブデッリが演奏したミヒャエル・ハイドンの弦楽5重奏曲集<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の読み直しを行ったりする。
NHK・FMの『名演奏ライブラリー』はパリ管弦楽団の特集ということで愉しみにしていたら、高校野球の中継のためお休み。
3位決定戦まで中継するのはやり過ぎなんと違うのか。
いつものことながら、FMで野球中継なんぞやってくれるなよと思ってしまう。
午後、仕事関係の予定をすませる。
その後、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番、第85番〜第87番、第88番「V字」〜第90番<いずれも同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、辻村深月の『図書室で暮らしたい』<講談社>を読み進めたりする。
17時過ぎに外出して、仕事関係の予定をすませ、京都文化博物館や京都芸術センターで用件を片付ける。
帰宅後、ヴァイル指揮によるハイドンの交響曲第45番「告別」&第46番<SONY>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中、実家から電話があり、母と30分近く話をする。
頑張らなくては。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴く。
アンドレア・バッティストーニ指揮東京フィルが演奏したニーノ・ロータのバレエ組曲『道』と、小林研一郎指揮東京フィルが演奏したチャイコフスキーのイタリア奇想曲のライヴ録音が放送されていた。
バッティストーニといえば、先ごろ東京フィルの首席指揮者の就任が決まったばかりだ。
好評を得ている両者の実演にぜひとも接してみたい。
なかなか関西で聴く機会はないだろうが。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』も聴く。
クラリネットの吉田誠が出演していた。
さらに、ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第47番とモーツァルトのポストホルン・セレナードによる交響曲<ともに同>、ヴァイル指揮ザ・クラシカル・バンドが演奏したシューベルトの交響曲第7番「未完成」&第8番「ザ・グレート」<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の手直しを行ったり、『図書室で暮らしたい』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
昨日友だちと、急に寒くなるんとちゃうんかななどと話していたら案の定そうだ。
夜になって、さらに気温が下がってきた。
重ねて、皆さんお風邪など召しませんように。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年10月08日
身体のメンテナンスと大切な予定をすませた(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気の一日。
青空が微かに見えつつも。
気温は少し上昇し、むしむしとした感じが強し。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
俳優の風見章子が亡くなった。95歳。
群馬県の出身で、エノケン一座から映画界に転じ、内田吐夢監督の『土』で主役となり脚光を浴びる。
その後、松竹や東映、新東宝、東宝各社の作品(成瀬巳喜男の『めし』など)に出演。
さらに、テレビドラマでも活躍した。
特に、40を過ぎた1960年代以降は清楚で慎ましやかな雰囲気の母親役を得意とし、『刑事くん』の母親や『特捜最前線』の船村刑事の妻が中でも印象に残る。
また、『続・男はつらいよ』では、そうした風見さんの雰囲気が作品の捻りともなっていた。
90を過ぎても現役で活動し、介護関係のCMに出演した。
深く、深く、深く、深く黙祷。
俳優の井上竜夫も亡くなった。74歳。
兵庫県の出身で、松竹新喜劇の曾我廼家五郎八に入門し芸能活動をスタートさせる。
その後、吉本に転じ、吉本新喜劇の座員となり長く活躍した。
飄々とした風貌でぼけとぼけをかまし、「竜じい」の愛称で知られた。
深く、深く、深く、深く黙祷。
昨夜、作業を進めたのち3時近くに寝床に就く。
で、8時半に起きる。
午前中、昨夜の演奏を振り返りながら、京都市交響楽団の第606回定期演奏会のコンサート記録を投稿する。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、素晴らしかった!!
その後、ラルキブデッリが演奏したミヒャエル・ハイドンの弦楽5重奏曲集<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
午後、仕事関係の予定をすませる。
その後、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコが演奏したハイドンの交響曲第39番、第49番「受難」、第1番他<Alpha>(2回)、アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第5番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『狗神家の一族』の作業を進めたりする。
鈴木道彦の『フランス文学者の誕生』<筑摩書房>を読了する。
父親で日本におけるフランス文学研究者の泰斗である鈴木信太郎の生涯を追った一冊。
戦前の地主階級の長男(総領)のあり様を知る意味でも、またそういった人々がフランス文学研究の草創期に活躍したことを知る意味でも、非常に興味深い内容だった。
ああ、面白かった!
夕方になって外出し、仕事関係の予定をすませる。
移動中、旧知の親しい人と遭遇し、しばし立ち話をする。
この間少し気になることがあったので、そのことも話ができて本当によかった。
そして、自分は浅薄な人間だなと改めて反省する。
で、百万遍近辺で身体のメンテナンスをすませる。
ここのところどうにも身体が重たかったのだけれど、メンテナンスのおかげで本当に楽になった。
ああ、すっきりした!
その後、大切な予定をすませる。
大切な人がよい転機を迎えかけているときは、本当に嬉しい。
事と次第では当然寂しさも感じるが、それより何より、その嬉しさが先だ。
そして、自分自身もよい転機をつかみたいし、つかめると信じている。
帰宅後、アントニーニ指揮によるベートーヴェンの交響曲第6番「田園」を聴いたりしながら、雑件を片付けたり、辻村深月の『図書室で暮らしたい』<講談社>を読み始めたりする。
昨夜のラドミル・エリシュカはもちろんのこと、このアントニーニやアントネッロ・マナコルダ、エンリコ・オノフリ、マレク・ミンコフスキといった指揮者たちが京都市交響楽団に客演してくれたらなあと強く思う。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
青空が微かに見えつつも。
気温は少し上昇し、むしむしとした感じが強し。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
俳優の風見章子が亡くなった。95歳。
群馬県の出身で、エノケン一座から映画界に転じ、内田吐夢監督の『土』で主役となり脚光を浴びる。
その後、松竹や東映、新東宝、東宝各社の作品(成瀬巳喜男の『めし』など)に出演。
さらに、テレビドラマでも活躍した。
特に、40を過ぎた1960年代以降は清楚で慎ましやかな雰囲気の母親役を得意とし、『刑事くん』の母親や『特捜最前線』の船村刑事の妻が中でも印象に残る。
また、『続・男はつらいよ』では、そうした風見さんの雰囲気が作品の捻りともなっていた。
90を過ぎても現役で活動し、介護関係のCMに出演した。
深く、深く、深く、深く黙祷。
俳優の井上竜夫も亡くなった。74歳。
兵庫県の出身で、松竹新喜劇の曾我廼家五郎八に入門し芸能活動をスタートさせる。
その後、吉本に転じ、吉本新喜劇の座員となり長く活躍した。
飄々とした風貌でぼけとぼけをかまし、「竜じい」の愛称で知られた。
深く、深く、深く、深く黙祷。
昨夜、作業を進めたのち3時近くに寝床に就く。
で、8時半に起きる。
午前中、昨夜の演奏を振り返りながら、京都市交響楽団の第606回定期演奏会のコンサート記録を投稿する。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、素晴らしかった!!
その後、ラルキブデッリが演奏したミヒャエル・ハイドンの弦楽5重奏曲集<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
午後、仕事関係の予定をすませる。
その後、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコが演奏したハイドンの交響曲第39番、第49番「受難」、第1番他<Alpha>(2回)、アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第5番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『狗神家の一族』の作業を進めたりする。
鈴木道彦の『フランス文学者の誕生』<筑摩書房>を読了する。
父親で日本におけるフランス文学研究者の泰斗である鈴木信太郎の生涯を追った一冊。
戦前の地主階級の長男(総領)のあり様を知る意味でも、またそういった人々がフランス文学研究の草創期に活躍したことを知る意味でも、非常に興味深い内容だった。
ああ、面白かった!
夕方になって外出し、仕事関係の予定をすませる。
移動中、旧知の親しい人と遭遇し、しばし立ち話をする。
この間少し気になることがあったので、そのことも話ができて本当によかった。
そして、自分は浅薄な人間だなと改めて反省する。
で、百万遍近辺で身体のメンテナンスをすませる。
ここのところどうにも身体が重たかったのだけれど、メンテナンスのおかげで本当に楽になった。
ああ、すっきりした!
その後、大切な予定をすませる。
大切な人がよい転機を迎えかけているときは、本当に嬉しい。
事と次第では当然寂しさも感じるが、それより何より、その嬉しさが先だ。
そして、自分自身もよい転機をつかみたいし、つかめると信じている。
帰宅後、アントニーニ指揮によるベートーヴェンの交響曲第6番「田園」を聴いたりしながら、雑件を片付けたり、辻村深月の『図書室で暮らしたい』<講談社>を読み始めたりする。
昨夜のラドミル・エリシュカはもちろんのこと、このアントニーニやアントネッロ・マナコルダ、エンリコ・オノフリ、マレク・ミンコフスキといった指揮者たちが京都市交響楽団に客演してくれたらなあと強く思う。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
京都市交響楽団 第606回定期演奏会
☆京都市交響楽団 第606回定期演奏会
指揮:ラドミル・エリシュカ
管弦楽:京都市交響楽団
座席:3階LB1列5番
(2016年10月7日19時開演/京都コンサートホール大ホール)
クラシック音楽の世界には、遅れて来た巨匠、とでも呼ぶべき一群の演奏家たちがいる。
さしずめ、チェコ出身の指揮者ラドミル・エリシュカなど、日本における近年の活躍ぶりからしても、その代表格といえるのではないか。
1931年の生まれというから、今年で85歳。
1968年から約20年間、チェコの地方オーケストラ、カルロヴィ・ヴァリ交響楽団のシェフを務める一方、1996年から2008年まではプラハ音楽大学指揮科教授として後任の指導にあたるなど着実に活動を続けていたものの、彼は知る人ぞ知る存在にすぎなかった。
それが2004年の初来日からは一転。
特に、首席客演指揮者となった札幌交響楽団とは少なからぬCDがリリースされたりして、好調な関係を築き上げている。
また、大阪センチュリー交響楽団(現日本センチュリー交響楽団)や大阪フィルへの度重なる客演で関西でもすでにおなじみだ。
そのエリシュカが京都市交響楽団と初めての共演を果たした。
今回は「京都・プラハ姉妹由提携20周年記念」ということで、スメタナの『モルダウ』、ドヴォルザークの交響的変奏曲に交響曲第9番「新世界から」、とまさしく「おくにもの」が並ぶプログラムだったが、だからこそ、エリシュカという指揮者の特性魅力がひと際発揮されていたように感じた。
その特性魅力を簡潔に言い表わすならば、的確な楽曲把握に裏打ちされた音楽の劇的再現とでもなるか。
カレル・アンチェルやラファエル・クーベリック、ヴァーツラフ・ノイマンといった過去のチェコの指揮者たちとも通底しているが、ノイエ・ザッハリヒカイト(精度の高いアンサンブルの構築と正確なテンポ設定)という基本線の上で、歌わせるべきところは歌わせ、鳴らすべきところは鳴らす音楽づくり、と言い換えることも可能かもしれない。
まず、スメタナの連作交響詩『わが祖国』から二曲目にあたる『モルダウ』。
学校の授業等では描写音楽の典型と教えられることの多いこの曲を、「ナショナリズム」の宣言と解き明かしたのは今は亡き林光だったが(チェコの人々にとってはあまりにも当たり前なことであり、改めて説明する必要がない)、あの印象的な冒頭部分からエリシュカは比較的速めのテンポで演奏を始める。
実演録音ともに、これまで何度も耳にしてきた曲だけれど、だからこそ、弦楽器が奏でるおなじみの美しい旋律をはじめとしたアクセントの置き方、リズム(舞曲性)の強調等々、エリシュカの細やかな指示が目に見えるように伝わってくる。
もちろん音楽の全体的な展開がしっかりと把握されていたことは言うまでもない。
若干反応の鈍さを感じた部分もなくはなかったが、京響の面々もそうしたエリシュカの意図をよく汲んだ演奏を行っていた。
二曲目は、ドヴォルザークの交響的変奏曲。
プログラムノートで増田良介が記しているように、ブラームスのハイドンの主題による変奏曲からの影響が色濃くうかがえる作品である。
確かに両曲とも管弦楽の妙味が引き出された構成となっているが、ブラームスの作品がある種の諦念をためたものだとすれば、ドヴォルザークのほうはより熱情的というか、目まぐるしい感情の変化が強く印象に残る。
自作の合唱曲による厳かさと滑稽さを兼ね備えた主題が、様々な舞曲のスタイルによって変奏されるというつくりで、エリシュカはその一つ一つの変奏の特徴を丁寧に明示していく。
最終盤の音楽的高揚のエネルギッシュでパワフルな表現には、エリシュカの85歳という年齢が信じられないほどだった。
休憩を挟んでのメインは、名曲中の名曲「新世界から」。
ここでもエリシュカの表現にぶれはない。
速めのテンポを維持しつつ、聴かせどころ、音楽のツボをよく心得た演奏を繰り広げる。
加えて、通常慣らされて表現されることの多いフレーズ(土臭いというか、重たいというか、野暮たいというか)の強調もエリシュカはあえて辞さない。
結果、凝集力に富んで新鮮な響きのする音楽が再現されていた。
中でも、「家路」として有名な第2楽章の静謐な表現や、終楽章での畳みかけには強く心を動かされた。
ゲストコンサートマスターに元N響の山口裕之を迎えた京響も、現在の持てる力でエリシュカの要求に応えていた。
いずれにしても、音楽を聴く愉しみに満たされたコンサートで、適うことならば今一度エリシュカと京都市交響楽団の実演に接したい。
ああ、素晴らしかった!!
指揮:ラドミル・エリシュカ
管弦楽:京都市交響楽団
座席:3階LB1列5番
(2016年10月7日19時開演/京都コンサートホール大ホール)
クラシック音楽の世界には、遅れて来た巨匠、とでも呼ぶべき一群の演奏家たちがいる。
さしずめ、チェコ出身の指揮者ラドミル・エリシュカなど、日本における近年の活躍ぶりからしても、その代表格といえるのではないか。
1931年の生まれというから、今年で85歳。
1968年から約20年間、チェコの地方オーケストラ、カルロヴィ・ヴァリ交響楽団のシェフを務める一方、1996年から2008年まではプラハ音楽大学指揮科教授として後任の指導にあたるなど着実に活動を続けていたものの、彼は知る人ぞ知る存在にすぎなかった。
それが2004年の初来日からは一転。
特に、首席客演指揮者となった札幌交響楽団とは少なからぬCDがリリースされたりして、好調な関係を築き上げている。
また、大阪センチュリー交響楽団(現日本センチュリー交響楽団)や大阪フィルへの度重なる客演で関西でもすでにおなじみだ。
そのエリシュカが京都市交響楽団と初めての共演を果たした。
今回は「京都・プラハ姉妹由提携20周年記念」ということで、スメタナの『モルダウ』、ドヴォルザークの交響的変奏曲に交響曲第9番「新世界から」、とまさしく「おくにもの」が並ぶプログラムだったが、だからこそ、エリシュカという指揮者の特性魅力がひと際発揮されていたように感じた。
その特性魅力を簡潔に言い表わすならば、的確な楽曲把握に裏打ちされた音楽の劇的再現とでもなるか。
カレル・アンチェルやラファエル・クーベリック、ヴァーツラフ・ノイマンといった過去のチェコの指揮者たちとも通底しているが、ノイエ・ザッハリヒカイト(精度の高いアンサンブルの構築と正確なテンポ設定)という基本線の上で、歌わせるべきところは歌わせ、鳴らすべきところは鳴らす音楽づくり、と言い換えることも可能かもしれない。
まず、スメタナの連作交響詩『わが祖国』から二曲目にあたる『モルダウ』。
学校の授業等では描写音楽の典型と教えられることの多いこの曲を、「ナショナリズム」の宣言と解き明かしたのは今は亡き林光だったが(チェコの人々にとってはあまりにも当たり前なことであり、改めて説明する必要がない)、あの印象的な冒頭部分からエリシュカは比較的速めのテンポで演奏を始める。
実演録音ともに、これまで何度も耳にしてきた曲だけれど、だからこそ、弦楽器が奏でるおなじみの美しい旋律をはじめとしたアクセントの置き方、リズム(舞曲性)の強調等々、エリシュカの細やかな指示が目に見えるように伝わってくる。
もちろん音楽の全体的な展開がしっかりと把握されていたことは言うまでもない。
若干反応の鈍さを感じた部分もなくはなかったが、京響の面々もそうしたエリシュカの意図をよく汲んだ演奏を行っていた。
二曲目は、ドヴォルザークの交響的変奏曲。
プログラムノートで増田良介が記しているように、ブラームスのハイドンの主題による変奏曲からの影響が色濃くうかがえる作品である。
確かに両曲とも管弦楽の妙味が引き出された構成となっているが、ブラームスの作品がある種の諦念をためたものだとすれば、ドヴォルザークのほうはより熱情的というか、目まぐるしい感情の変化が強く印象に残る。
自作の合唱曲による厳かさと滑稽さを兼ね備えた主題が、様々な舞曲のスタイルによって変奏されるというつくりで、エリシュカはその一つ一つの変奏の特徴を丁寧に明示していく。
最終盤の音楽的高揚のエネルギッシュでパワフルな表現には、エリシュカの85歳という年齢が信じられないほどだった。
休憩を挟んでのメインは、名曲中の名曲「新世界から」。
ここでもエリシュカの表現にぶれはない。
速めのテンポを維持しつつ、聴かせどころ、音楽のツボをよく心得た演奏を繰り広げる。
加えて、通常慣らされて表現されることの多いフレーズ(土臭いというか、重たいというか、野暮たいというか)の強調もエリシュカはあえて辞さない。
結果、凝集力に富んで新鮮な響きのする音楽が再現されていた。
中でも、「家路」として有名な第2楽章の静謐な表現や、終楽章での畳みかけには強く心を動かされた。
ゲストコンサートマスターに元N響の山口裕之を迎えた京響も、現在の持てる力でエリシュカの要求に応えていた。
いずれにしても、音楽を聴く愉しみに満たされたコンサートで、適うことならば今一度エリシュカと京都市交響楽団の実演に接したい。
ああ、素晴らしかった!!
2016年10月07日
午前中は下京図書館へ 夜は京都コンサートホールへ(CLACLA日記)
晴天。
どんよりとした感じはありつつも。
気温はそれほど上昇せず。
ようやく秋の気配が濃くなりつつある。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
昨日の国会で、稲田防衛大臣、高市総務大臣、菅官房長官の政治資金(領収書)問題が日本共産党の小池晃議員によって追及された。
富山での騒ぎを考えれば、当然三人の大臣ともその責任は軽くないはずだが、法律上はどうこうと切り抜けようとしている。
少なくともこういう連中に道徳がどうこうと口にしてもらいたくないものだ。
日朝が先月接触か、と朝日新聞朝刊の一面で報じられている。
岸田外相は否定しているけれど、水面下でなんらかの動きがあっても不思議ではない。
それにしても、ミサイルを飛ばすタイミングといい、こういった接触云々といい、北朝鮮はなんとも日本にとってタイミングのよい行いばかりしてくれる。
いろいろと考えることあり。
昨夜、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したスメタナの交響詩『モルダウ』<DECCA>、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したドヴォルザークの交響的変奏曲&チェコ組曲、ハンガリー舞曲抜粋<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
8時に起きる。
毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、まあまあよろし。
ああ、すっきりした。
レイフ・オヴェ・アンスネスが弾いたグリーグの抒情小曲集<EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
9時台に外出して、下京図書館へ。
グリーグの抒情小曲集、アルテミス・カルテットが演奏したメンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第2番、第3番&第6番<ERATO>、原田マハの『モダン』<文藝春秋>。西村賢太の『蠕動で渉れ、汚泥の川を』<集英社>、笹沢信の『藤沢周平伝』<白水社>、中平まみの『天気の話は致しません』<未知谷>、畠山丑雄の『地の底の記憶』<河出書房新社>を返却し、予約しておいた鈴木道彦の『フランス文学者の誕生』<筑摩書房>、辻村深月の『図書室で暮らしたい』<講談社>、畑野智美の『夏の嵐』<同>、乾ルカの『花が咲くとき』<祥伝社>、戌井昭人の『酔狂市街戦』<扶桑社>、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコが演奏したハイドンの交響曲第39番、第49番「受難」、第1番&グルックのバレエ音楽『ドン・ジュアン』<Alpha>、ラルキブデッリが演奏したミヒャエル・ハイドンの弦楽5重奏曲集<SONY>を新たに借りる。
帰宅後、アントニーニが指揮したハイドンの交響曲他を聴く。
ハイドンの生誕300年となる2032年に向けて、アントニーニが開始した交響曲全集の1枚目となるアルバム。
スピーディーで強弱の変化がはっきりしたバロック流儀の切れ味鋭い演奏で、実に爽快だ。
カップリングの『ドン・ジュアン』も聴きものである。
仕事関係の作業を進めたり、『狗神家の一族』の作業を行ったりする。
午後、ミヒャエル・ハイドンのCDを聴く。
ハイドンの弟で同じく作曲家であるミヒャエルは、同時代を生きたモーツァルトなどにも影響を与えた存在である。
このアルバムに収められた3つの弦楽5重奏曲は、いずれも古典派のスタイルに則った明晰かつ陽性な作品であり、とても聴き心地がいい。
ラルキブデッリの均整がとれてインティメートな演奏も、作品の性格を的確にとらえている。
続けて、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を聴く。
キリル・ペトレンコ指揮によるバイエルン州立歌劇場におけるワーグナーの『ニュルンベルクのマイスタージンガー』上演のライヴ録音から、第3幕が放送されていた。
解説の奥田佳道が語っていた通り、非常に充実した出来の演奏だった。
ほかに、余った時間でデヤン・ラツィクとペトレンコ指揮ロンドン・フィルが演奏したラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮バイエルン州立管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第5番も放送される。
17時台に外出して、北山の京都コンサートホールへ。
チェコのラドミル・エリシュカが指揮した京都市交響楽団の第606回定期演奏会を聴く。
詳しくは明日感想をアップするつもりだが、85歳という年齢を感じさせない若々しくてエネルギッシュ、なおかつ腑分けがはっきりして細心堅牢な演奏でもあり、実に聴き応えがあった。
ああ、素晴らしかった!!
終演後、夕飯用の買い物をすませて22時頃帰宅する。
で、遅めの夕飯後、先代の古今亭志ん朝が口演した『寝床』<ソニー>を聴いたりしながら、作業を進める。
今日は、神戸屋のチーズタルトを食す。
六角のローソンストア100で、50円引きだったもの。
久しぶりの甘いもので、なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
どんよりとした感じはありつつも。
気温はそれほど上昇せず。
ようやく秋の気配が濃くなりつつある。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
昨日の国会で、稲田防衛大臣、高市総務大臣、菅官房長官の政治資金(領収書)問題が日本共産党の小池晃議員によって追及された。
富山での騒ぎを考えれば、当然三人の大臣ともその責任は軽くないはずだが、法律上はどうこうと切り抜けようとしている。
少なくともこういう連中に道徳がどうこうと口にしてもらいたくないものだ。
日朝が先月接触か、と朝日新聞朝刊の一面で報じられている。
岸田外相は否定しているけれど、水面下でなんらかの動きがあっても不思議ではない。
それにしても、ミサイルを飛ばすタイミングといい、こういった接触云々といい、北朝鮮はなんとも日本にとってタイミングのよい行いばかりしてくれる。
いろいろと考えることあり。
昨夜、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したスメタナの交響詩『モルダウ』<DECCA>、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したドヴォルザークの交響的変奏曲&チェコ組曲、ハンガリー舞曲抜粋<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
8時に起きる。
毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、まあまあよろし。
ああ、すっきりした。
レイフ・オヴェ・アンスネスが弾いたグリーグの抒情小曲集<EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
9時台に外出して、下京図書館へ。
グリーグの抒情小曲集、アルテミス・カルテットが演奏したメンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第2番、第3番&第6番<ERATO>、原田マハの『モダン』<文藝春秋>。西村賢太の『蠕動で渉れ、汚泥の川を』<集英社>、笹沢信の『藤沢周平伝』<白水社>、中平まみの『天気の話は致しません』<未知谷>、畠山丑雄の『地の底の記憶』<河出書房新社>を返却し、予約しておいた鈴木道彦の『フランス文学者の誕生』<筑摩書房>、辻村深月の『図書室で暮らしたい』<講談社>、畑野智美の『夏の嵐』<同>、乾ルカの『花が咲くとき』<祥伝社>、戌井昭人の『酔狂市街戦』<扶桑社>、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコが演奏したハイドンの交響曲第39番、第49番「受難」、第1番&グルックのバレエ音楽『ドン・ジュアン』<Alpha>、ラルキブデッリが演奏したミヒャエル・ハイドンの弦楽5重奏曲集<SONY>を新たに借りる。
帰宅後、アントニーニが指揮したハイドンの交響曲他を聴く。
ハイドンの生誕300年となる2032年に向けて、アントニーニが開始した交響曲全集の1枚目となるアルバム。
スピーディーで強弱の変化がはっきりしたバロック流儀の切れ味鋭い演奏で、実に爽快だ。
カップリングの『ドン・ジュアン』も聴きものである。
仕事関係の作業を進めたり、『狗神家の一族』の作業を行ったりする。
午後、ミヒャエル・ハイドンのCDを聴く。
ハイドンの弟で同じく作曲家であるミヒャエルは、同時代を生きたモーツァルトなどにも影響を与えた存在である。
このアルバムに収められた3つの弦楽5重奏曲は、いずれも古典派のスタイルに則った明晰かつ陽性な作品であり、とても聴き心地がいい。
ラルキブデッリの均整がとれてインティメートな演奏も、作品の性格を的確にとらえている。
続けて、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を聴く。
キリル・ペトレンコ指揮によるバイエルン州立歌劇場におけるワーグナーの『ニュルンベルクのマイスタージンガー』上演のライヴ録音から、第3幕が放送されていた。
解説の奥田佳道が語っていた通り、非常に充実した出来の演奏だった。
ほかに、余った時間でデヤン・ラツィクとペトレンコ指揮ロンドン・フィルが演奏したラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮バイエルン州立管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第5番も放送される。
17時台に外出して、北山の京都コンサートホールへ。
チェコのラドミル・エリシュカが指揮した京都市交響楽団の第606回定期演奏会を聴く。
詳しくは明日感想をアップするつもりだが、85歳という年齢を感じさせない若々しくてエネルギッシュ、なおかつ腑分けがはっきりして細心堅牢な演奏でもあり、実に聴き応えがあった。
ああ、素晴らしかった!!
終演後、夕飯用の買い物をすませて22時頃帰宅する。
で、遅めの夕飯後、先代の古今亭志ん朝が口演した『寝床』<ソニー>を聴いたりしながら、作業を進める。
今日は、神戸屋のチーズタルトを食す。
六角のローソンストア100で、50円引きだったもの。
久しぶりの甘いもので、なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年10月06日
『狗神家の一族』の作業に取りかかる(CLACLA日記)
台風一過。
青空となる。
気温はひとまず置くとして、ようやく秋が近づいているのではないか。
夕方以降、涼しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
国会が続く。
目先鼻先口先舌先の言葉には、本当にうんざりする。
ペテン師香具師の類いにはゆめゆめ騙されまい。
NHKのラジオニュースを聴いていて、どうしても違和感を覚えること。
例えば、リオ・オリンピック&パラリンピックやノーベル賞の結果を伝えるニュースで、日本の××××選手がオランダの選手に勝ちました、だとか、ノーベル××賞にアメリカの科学者が選ばれました、といった具合。
オランダの選手やアメリカの科学者の名前はどこにいったのか?
前はしっかり名前まで伝えていたのではないか?
「乗客に日本人はいませんでした」
と吉井和哉は昔歌ったが、その言葉(歌詞じゃなくて)ともどこかで繋がってくる話だと思う。
本当にしっくりこない。
昨夜、ファジル・サイが弾いたモーツァルトのピアノ作品集<WARNER>を聴いたりしながら作業を進め、1時50分に寝床に就く。
『ラジオ深夜便』2時台のエディット・ピアフの特集を聴きながら眠る。
8時に起きる。
午前中、フォルテピアノのマルコム・ビルソンとジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツ(EBS)が演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第20番&第21番と第25番&第26番「戴冠式」<ともにARCHIV>、ガーディナー指揮EBSが演奏した同じくモーツァルトの交響曲第40番&第41番「ジュピター」<PHILIPS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、過去の作品の読み直しを行ったりする。
午後、ベルリン弦楽8重奏団が演奏したブラームスの弦楽5重奏曲第1番&第2番<同>、NHK・FMの『クラシック・カフェ』でパーヴォ・ヤルヴィ指揮シンシナティ交響楽団が演奏したラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌ、ラ・ヴァルス、『ダフニスとクロエ』組曲第2、ガーディナー指揮オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティーク(ORR)が演奏したベルリオーズの幻想交響曲<同>、フォルテピアノのロバート・レヴィンとガーディナー指揮ORR他が演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」&合唱幻想曲<ARCHIV>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、畠山丑雄の『地の底の記憶』<河出書房新社>を読み進めたりする。
17時台に外出して、京都芸術センターで用件を片付ける。
旧知の人と遭遇して、少し立ち話をする。
元気そうで何より。
で、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルのコンサートのライヴ録音(2016年8月26日、ベルリン・フィルハーモニー)を聴く。
ブーレーズのエクラとマーラーの交響曲第7番「夜の歌」が演奏されていた。
こういうコンサートはぜひ生で聴きたい。
マーラーもだけれど、ブーレーズを生で聴きたい。
続けて、アルテミス・カルテットが演奏したメンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第2番、第3番&第6番<ERATO>、シャルル・デュトワ指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したオネゲルの交響曲第4番「バーゼルの喜び」<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『狗神家の一族』(犬神家の末裔から解題)の作業に取りかかったりする。
『地の底の記憶』を読了する。
ああ、面白かった!
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
青空となる。
気温はひとまず置くとして、ようやく秋が近づいているのではないか。
夕方以降、涼しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪など召しませんように。
両耳の不調が続く。
国会が続く。
目先鼻先口先舌先の言葉には、本当にうんざりする。
ペテン師香具師の類いにはゆめゆめ騙されまい。
NHKのラジオニュースを聴いていて、どうしても違和感を覚えること。
例えば、リオ・オリンピック&パラリンピックやノーベル賞の結果を伝えるニュースで、日本の××××選手がオランダの選手に勝ちました、だとか、ノーベル××賞にアメリカの科学者が選ばれました、といった具合。
オランダの選手やアメリカの科学者の名前はどこにいったのか?
前はしっかり名前まで伝えていたのではないか?
「乗客に日本人はいませんでした」
と吉井和哉は昔歌ったが、その言葉(歌詞じゃなくて)ともどこかで繋がってくる話だと思う。
本当にしっくりこない。
昨夜、ファジル・サイが弾いたモーツァルトのピアノ作品集<WARNER>を聴いたりしながら作業を進め、1時50分に寝床に就く。
『ラジオ深夜便』2時台のエディット・ピアフの特集を聴きながら眠る。
8時に起きる。
午前中、フォルテピアノのマルコム・ビルソンとジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツ(EBS)が演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第20番&第21番と第25番&第26番「戴冠式」<ともにARCHIV>、ガーディナー指揮EBSが演奏した同じくモーツァルトの交響曲第40番&第41番「ジュピター」<PHILIPS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、過去の作品の読み直しを行ったりする。
午後、ベルリン弦楽8重奏団が演奏したブラームスの弦楽5重奏曲第1番&第2番<同>、NHK・FMの『クラシック・カフェ』でパーヴォ・ヤルヴィ指揮シンシナティ交響楽団が演奏したラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌ、ラ・ヴァルス、『ダフニスとクロエ』組曲第2、ガーディナー指揮オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティーク(ORR)が演奏したベルリオーズの幻想交響曲<同>、フォルテピアノのロバート・レヴィンとガーディナー指揮ORR他が演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」&合唱幻想曲<ARCHIV>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、畠山丑雄の『地の底の記憶』<河出書房新社>を読み進めたりする。
17時台に外出して、京都芸術センターで用件を片付ける。
旧知の人と遭遇して、少し立ち話をする。
元気そうで何より。
で、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルのコンサートのライヴ録音(2016年8月26日、ベルリン・フィルハーモニー)を聴く。
ブーレーズのエクラとマーラーの交響曲第7番「夜の歌」が演奏されていた。
こういうコンサートはぜひ生で聴きたい。
マーラーもだけれど、ブーレーズを生で聴きたい。
続けて、アルテミス・カルテットが演奏したメンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第2番、第3番&第6番<ERATO>、シャルル・デュトワ指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したオネゲルの交響曲第4番「バーゼルの喜び」<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『狗神家の一族』(犬神家の末裔から解題)の作業に取りかかったりする。
『地の底の記憶』を読了する。
ああ、面白かった!
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年10月05日
またも雨(CLACLA日記)
朝は青空が見えていたが、すぐにどんよりとし始め、午後になって雨が降り出す。
台風18号の影響だ。
夕方になって、雨が強くなる。
湿度が高い分、じめじめとして快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
早く秋らしくなってくれないものか。
気圧と湿度のWパンチ。
両耳の不調も続く。
そして、夕方の買い物時、見るからに怪しげな目つきの男を避けて道を歩いたら、足が滑ってしまい、転びはしなかったものの身体を捻ってしまった。
度し難し。
あの怪しげな目つきの男に天罰天誅は下る!
洋の東西を問わず、品性品格のかける連中が大はしゃぎする今日この頃。
馬鹿を支える者、手助けする者、黙認する者こそ、一番の大馬鹿だ。
一番の大馬鹿にはなるまい。
目くらましの八百長猿芝居にも騙されまい。
昨夜、フォルテピアノのトゥイラ・ハッキラが弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ第4番、第10番、第13番<FINLANDIA>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーとアレクセイ・リュビモフが演奏したシューベルトのハンガリー風ディヴェルティスマン<TELDEC>を聴いたりしながら作業を進め、1時40分過ぎに寝床に就く。
8時に起きる。
午前中、ニコラウス・アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第3番「スコットランド」<同>、アルテミス・カルテットが演奏した同じくメンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第2番、第3番&第6番<ERATO>、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮リヨン歌劇場管弦楽団が演奏したビゼーの交響曲&『アルルの女』抜粋<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』や『勝呂又吉のこと』の手直しを少し行ったりする。
午後、レイフ・オヴェ・アンスネスが弾いたグリーグの抒情小曲集<EMI>、ヴァーツラフ・ノイマン指揮チェコ・フィルが演奏したマーラーの交響曲第9番<ポニーキャニオン>、ホルンのズデニェク・ティルシャルとズデニェク・コシュラー指揮チェコ・フィル室内合奏団が演奏したモーツァルトのホルン協奏曲集<同>、飯森範親指揮チェコ・フィル室内合奏団が演奏した管弦楽名曲集『プロムナード・コンサート』<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、中平まみの『天気の話は致しません』<未知谷>を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
雨でびしょびしょになった。
帰宅後、ピアノのエリザベート・レオンスカヤとヒュー・ウルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番<TELDEC>、ウルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギの組曲『鳥』<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、トゥガン・ソヒエフ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団のコンサートのライヴ録音(2016年3月18日、ベルリン・フィルハーモニー)を聴く。
マーラーの交響曲第6番「悲劇的」が演奏されていた。
続けて、ニコラウス・アーノンクール指揮コンツェントゥス・ムジクス・ウィーンが演奏したハイドンの交響曲第30番「アレルヤ」&第53番「帝国」&第69番「ラウドン」とモーツァルトのセレナード第4番他<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進める。
『天気の話は致しません』(やりたい放題の一冊。面白い)を読了し、畠山丑雄の『地の底の記憶』<河出書房新社>を読み始める。
ファジル・サイが弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ全集がリリースされることを知った。
若き日のサイはモーツァルトのピアノ作品集でブレイクしたが、今回の全集は新たにセッション録音されたもののようだ。
これはぜひ聴いてみたい。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
些細な出来事(言動)で、その人の今後の悪しき行く末が見えてしまうことは本当に辛い。
才気のある人だけに、どうにも残念だ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
台風18号の影響だ。
夕方になって、雨が強くなる。
湿度が高い分、じめじめとして快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
早く秋らしくなってくれないものか。
気圧と湿度のWパンチ。
両耳の不調も続く。
そして、夕方の買い物時、見るからに怪しげな目つきの男を避けて道を歩いたら、足が滑ってしまい、転びはしなかったものの身体を捻ってしまった。
度し難し。
あの怪しげな目つきの男に天罰天誅は下る!
洋の東西を問わず、品性品格のかける連中が大はしゃぎする今日この頃。
馬鹿を支える者、手助けする者、黙認する者こそ、一番の大馬鹿だ。
一番の大馬鹿にはなるまい。
目くらましの八百長猿芝居にも騙されまい。
昨夜、フォルテピアノのトゥイラ・ハッキラが弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ第4番、第10番、第13番<FINLANDIA>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーとアレクセイ・リュビモフが演奏したシューベルトのハンガリー風ディヴェルティスマン<TELDEC>を聴いたりしながら作業を進め、1時40分過ぎに寝床に就く。
8時に起きる。
午前中、ニコラウス・アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第3番「スコットランド」<同>、アルテミス・カルテットが演奏した同じくメンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第2番、第3番&第6番<ERATO>、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮リヨン歌劇場管弦楽団が演奏したビゼーの交響曲&『アルルの女』抜粋<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』や『勝呂又吉のこと』の手直しを少し行ったりする。
午後、レイフ・オヴェ・アンスネスが弾いたグリーグの抒情小曲集<EMI>、ヴァーツラフ・ノイマン指揮チェコ・フィルが演奏したマーラーの交響曲第9番<ポニーキャニオン>、ホルンのズデニェク・ティルシャルとズデニェク・コシュラー指揮チェコ・フィル室内合奏団が演奏したモーツァルトのホルン協奏曲集<同>、飯森範親指揮チェコ・フィル室内合奏団が演奏した管弦楽名曲集『プロムナード・コンサート』<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、中平まみの『天気の話は致しません』<未知谷>を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
雨でびしょびしょになった。
帰宅後、ピアノのエリザベート・レオンスカヤとヒュー・ウルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番<TELDEC>、ウルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギの組曲『鳥』<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、トゥガン・ソヒエフ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団のコンサートのライヴ録音(2016年3月18日、ベルリン・フィルハーモニー)を聴く。
マーラーの交響曲第6番「悲劇的」が演奏されていた。
続けて、ニコラウス・アーノンクール指揮コンツェントゥス・ムジクス・ウィーンが演奏したハイドンの交響曲第30番「アレルヤ」&第53番「帝国」&第69番「ラウドン」とモーツァルトのセレナード第4番他<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進める。
『天気の話は致しません』(やりたい放題の一冊。面白い)を読了し、畠山丑雄の『地の底の記憶』<河出書房新社>を読み始める。
ファジル・サイが弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ全集がリリースされることを知った。
若き日のサイはモーツァルトのピアノ作品集でブレイクしたが、今回の全集は新たにセッション録音されたもののようだ。
これはぜひ聴いてみたい。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
些細な出来事(言動)で、その人の今後の悪しき行く末が見えてしまうことは本当に辛い。
才気のある人だけに、どうにも残念だ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年10月04日
朝帰りで眠たい(CLACLA日記)
どんよりとした感じはありつつも、青空の見えた一日。
ただし、台風が九州に接近中とのことで、その影響もあってか明日はまた雨のようだ。
やれやれ。
気温はあまり上昇せず。
ようやく秋らしさが近づいてきたか。
一気に肌寒くなるような気がしてならないが。
両耳の不調が続く。
東京工業大学の大隅良典栄誉教授がノーベル医学生理学賞を受賞した。
今上天皇(明仁天皇)の生前退位の問題にせよ、衆議院の解散にせよ、安倍首相、与党にしてみれば法も道理もへったくれもないのだろう。
度し難い話だけれど、それを支持する人々が少なからずいるというのも現状だ。
いろいろと考えることあり。
貧富の格差よりも、世代間の格差を結果として強調する。
全くもって巧いやり口だ。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
騙されまい。
昨夜、19時頃外出し錦湯さんへ。
50回目、そしてフロンティアから通算100回目、並びに2周年を記念するネオ落語・フロンティアを愉しむ。
詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
終了後、打ち上げの交流会に参加し、結局そのまま朝まで錦湯さんで過ごす。
で、四条烏丸のビュッフェ(野菜関係)で朝ごはんをいただき、9時台に帰宅した。
帰宅後、アルテミス・カルテットが演奏したメンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第2番、第3番&第6番<ERATO>、ピアノのレイフ・オヴェ・アンスネスが弾いたグリーグの抒情小曲集<EMI>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿する。
僅かに仮眠した程度ということで、正午過ぎから3時間ほど眠る。
身体がだろし。
クリストフ・ルセ指揮レ・タラン・リリクが演奏したラモーの序曲集<オワゾリール>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、中平まみの『天気の話は致しません』<未知谷>を読み進めたりする。
18時台に外出して、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、フォルテピアノのロバート・レヴィンとクリストファー・ホグウッド指揮アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックが演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第23番<オワゾリール>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、マーク・エルダー指揮スイス・ロマンド管弦楽団のコンサートのライヴ録音(2016年5月25日、ジュネーヴ・ヴィクトリアホール)を聴く。
ソプラノのアンネ・シュヴァネヴィルムスの独唱によるベルクの初期の7つの歌、マーラーの交響曲第5番が演奏されていた。
シュヴァネヴィルムスの硬い声質は、全く好みに合わず。
やっぱり、僕は声の好みのストライクゾーンが非常に狭い。
それと、マーラーの交響曲はスイス・ロマンド管の特性とヴィクトリアホールの音質に合っていないような感じがした。
続けて、バリトンのクリスティアン・ゲルハーヘルとケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団が演奏したマーラーの声楽作品集<SONY/BMG>、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏した同じくマーラーの交響曲第1番「巨人」(ハンブルク稿)<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』を少し読み直したり、『天気の話は致しません』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
馬鹿を支えたり、手助けしたり、黙認したりする者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなりたくない。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
ただし、台風が九州に接近中とのことで、その影響もあってか明日はまた雨のようだ。
やれやれ。
気温はあまり上昇せず。
ようやく秋らしさが近づいてきたか。
一気に肌寒くなるような気がしてならないが。
両耳の不調が続く。
東京工業大学の大隅良典栄誉教授がノーベル医学生理学賞を受賞した。
今上天皇(明仁天皇)の生前退位の問題にせよ、衆議院の解散にせよ、安倍首相、与党にしてみれば法も道理もへったくれもないのだろう。
度し難い話だけれど、それを支持する人々が少なからずいるというのも現状だ。
いろいろと考えることあり。
貧富の格差よりも、世代間の格差を結果として強調する。
全くもって巧いやり口だ。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
騙されまい。
昨夜、19時頃外出し錦湯さんへ。
50回目、そしてフロンティアから通算100回目、並びに2周年を記念するネオ落語・フロンティアを愉しむ。
詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
終了後、打ち上げの交流会に参加し、結局そのまま朝まで錦湯さんで過ごす。
で、四条烏丸のビュッフェ(野菜関係)で朝ごはんをいただき、9時台に帰宅した。
帰宅後、アルテミス・カルテットが演奏したメンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第2番、第3番&第6番<ERATO>、ピアノのレイフ・オヴェ・アンスネスが弾いたグリーグの抒情小曲集<EMI>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿する。
僅かに仮眠した程度ということで、正午過ぎから3時間ほど眠る。
身体がだろし。
クリストフ・ルセ指揮レ・タラン・リリクが演奏したラモーの序曲集<オワゾリール>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、中平まみの『天気の話は致しません』<未知谷>を読み進めたりする。
18時台に外出して、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、フォルテピアノのロバート・レヴィンとクリストファー・ホグウッド指揮アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックが演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第23番<オワゾリール>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、マーク・エルダー指揮スイス・ロマンド管弦楽団のコンサートのライヴ録音(2016年5月25日、ジュネーヴ・ヴィクトリアホール)を聴く。
ソプラノのアンネ・シュヴァネヴィルムスの独唱によるベルクの初期の7つの歌、マーラーの交響曲第5番が演奏されていた。
シュヴァネヴィルムスの硬い声質は、全く好みに合わず。
やっぱり、僕は声の好みのストライクゾーンが非常に狭い。
それと、マーラーの交響曲はスイス・ロマンド管の特性とヴィクトリアホールの音質に合っていないような感じがした。
続けて、バリトンのクリスティアン・ゲルハーヘルとケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団が演奏したマーラーの声楽作品集<SONY/BMG>、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏した同じくマーラーの交響曲第1番「巨人」(ハンブルク稿)<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』を少し読み直したり、『天気の話は致しません』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
馬鹿を支えたり、手助けしたり、黙認したりする者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなりたくない。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
ネオ落語・セントラル 第50回(通算100回記念)
☆ネオ落語・セントラル 第50回(通算100回記念)
出演(出演順):リトルサンパウロ、桂あおばさん、柳家花飛さん、月亭天使さん、林家けい木さん、センサールマン、桂ぽんぽ娘さん、桂文五郎さん、柳家かゑるさん、月亭太遊さん
(2016年10月3日20時開演/錦湯)
前回のネオキャクノセントラルを演芸の極北と呼ぶならば、ネオ落語・セントラルの第50回目、フロンティア以来通算100回目、並びに錦湯さんでのネオラクゴ企画2周年を寿ぐ昨夜は上述の如き多彩な顔触れが結集し、まさしく演芸の王道中の王道、否、演芸の異端中の王道とでも呼ぶべきとても充実した内容となっていた。
もちろん、老若男女お子さんから人生の先達の皆さん、ご新規さんにリピーターさん、常連さんが多数お越しになって補助席階段席に立ち見まで出る大盛況。
記念すべき回に相応しい大入りのお客さんだった。
まずは、この2年間、錦湯さんでの企画を牽引し続けてきた月亭太遊さんの前口上からスタート。
で、一組目は東京からやって来た漫才のリトルサンパウロのお二人。
客席から向かって右の湊(研雄)さんはどことなくミュージシャンというか役者さんといった顔立ちで、実は太遊さんも度々出演しているENGEIゆでたまごの開催地、埼玉県は川口市の喜楽湯のご主人でもある。
(お兄さんは、京都梅湯で有名な湊三次郎さん)
一方、向かって左のカールさんは、ぽっちゃりした容姿に短く刈った頭というとっちゃん坊や風なタイプだ。
ちなみに、二人は小学校以来の繋がりとのこと。
一見好人物穏和そうなカールさんの狂気と生きにくそうさが炸裂するネタがおかしかった。
二人目は、ちょっとお久しぶりのおなじみ桂あおばさん。
ここ数ヶ月の近況を面白くまとめたマクラや軽めのネタで笑いを生んでいた。
ここで再び太遊さんが登場して出演者の簡単な説明を行ったのち、これまた東京(ENGEIゆでたまご)勢の柳家花飛さんが高座へ。
花に飛ぶと書いて「かっとび」と呼ぶ花飛さんは、柳家花緑さんのお弟子さん。
師匠をしくじったマクラからして、独特のフラが面白い。
落し物の大金を拾った男性の前に天使と悪魔が登場して、さらにその後…、という展開の本題『走れ正直者』でも、そのフラは全開。
どこか不器用そうな語り口と絶妙な間合いで、大いに受けを取っていた。
そうそう、花飛さんはtwitterがまた面白いそうで、皆さんもぜひフォローされてみては。
続いては、おなじみ月亭天使さん。
今回はあえて落語はパスして、ネオ落語サンガサルで披露した愛器の笛を用いた歌ネタ王用のネタ、コント『厳しい時代を生きぬく為の笛』をお客さんにぶつける。
モーツァルトの『魔笛』じゃないけれど、絶体絶命の危機に陥った女性が笛を吹くとああら不思議、たちどころに救いの主が現われて…。
といったいたってシンプルな筋運び、その実、相当ぶっ飛んだネタに仕上がっていた。
天使さんの特性滑稽さがよく出ていて、いやあ笑った。
五人目は、先々週登場したばかりの林家けい木さんが再登場。
前回の関西訪問時のエピソードをマクラで語り、さらに古典か新作かどちらがよろしいですかというお客さんへのアンケートの結果、『新粗忽長屋』を口演した。
オレオレ詐欺のグループがとある家へと電話をかけたところ、ここの父親がまんまとひっかかってくれた、しめしめ。
と、思っていたら、なんだか雲行きが怪しくなってきて…。
『新粗忽長屋』という題名が万事を示した作品で、けい木さんは筋運び、登場人物の描き分けともにきっちりと決めて笑いどころをしっかり押さえていた。
次回はぜひまた古典のほうを拝聴できれば。
中入り代わりの、太遊さん、サンパウロのお二人(湊さんは明日の喜楽湯の営業のため、これから夜行バスで戻る由)、花飛さんのトークを挟んで、センサールマンのお二人が登場。
テレビの30秒のネタ見せに持って行ったネタ二連発のあと、漫才のネタに入る。
十八番の読み聞かせシリーズのうち、今回は金太郎。
格闘技の実況中継風の金太郎で、客席から向かって左手の愛植男さんの美声芸達者ぶりが見もの聴きもの。
向かって右側の山崎仕事人も見事な受けに、細かいくすぐりで負けじと愛さんに対していた。
いやあ、面白い。
桂ぽんぽ娘さんは、たとい一番前の列にアンダー15と思しき男の子たちが座ろうと、ピンク落語の『ブスの品格』を演じ切った。
セックスに関するストレートな言葉もどんどん飛び出す直球勝負の作品だが、これを単純な下ネタ猥談だと侮ってもらっちゃあ困る。
いや、当然ストレートな言葉、直球勝負が大きな笑いに繋がっているのだけれど、それでいて、というかだからこそ至極真っ当な内容ともなっているのだ。
まさしく、題名の「品格」もだてじゃない。
ぽんぽ娘さんのピンク落語、大いに買いである。
そんなぽんぽ娘さんの疾風怒濤が吹き荒れたあとに登場したのは、桂文五郎さん。
あほな男が教えてもらった誉め言葉を書いた紙を手にして普請を誉めに行ったはよいが…。
という古典の『普請ほめ』を丹念に語って、しかと空気を変える。
途中のアクシデントも見事に笑いに持って行くあたり、流石は桂文珍さんのお弟子さん、日々の研鑚を観る想いがした。
なお、サゲは牛をほめない形。
太遊さんと東京の懸け橋でもある柳家かゑるさんは、もう錦湯さんでもおなじみ。
記念すべき今回は、太遊さんとの出会いともなった太遊さんのネオラクゴ『たまげほう(東)』を満を持して演じた。
こうやってかゑるさんが演じることでもともとのくすぐりの豊富さと確かさ、作品の肝が改めて確認されるとともに、肝の部分への熱のこめようや「たまげほう」の演じよう等々から、かゑるさんの特性魅力も浮き彫りとなっていて、実に新鮮だった。
かゑるさんには、またぜひ別のネオラクゴにも挑戦していってもらいたい。
トリは、太遊さんのネオラクゴのネタおろし(降臨)『ヘゲモニーランド』。
さびれるばかりのあの場所に、なんとテーマパークのテーマランドが開設される、やれ嬉しあな嬉し。
と、思いきや…。
ネオラクゴの集大成、総決算と評しても過言ではない、含みの多い作品。
これまでのネオラクゴに通底する「テーマ」が如実に示されており、笑いつついろいろと考えさせられた。
だじゃれのサゲかと思わせておいて…。
というラストも、記念の回らしかった。
最後は、告知なども含むトークで〆た。
約2時間半の長丁場、ひと際盛りだくさんな回でした。
ああ、面白かった!!
そして、三年目となる来週からは名前も「毎週月曜 錦湯劇場」と改めて、錦湯さんでの会の装いが新たになります。
太遊さんは「支配人」としてMC等、積極的にプロデューサー的な役割を務めるとのことで、落語のほか、様々なジャンルに枠を拡げていく予定だそうです。
月曜20時は、錦湯さんにぜひ!!
出演(出演順):リトルサンパウロ、桂あおばさん、柳家花飛さん、月亭天使さん、林家けい木さん、センサールマン、桂ぽんぽ娘さん、桂文五郎さん、柳家かゑるさん、月亭太遊さん
(2016年10月3日20時開演/錦湯)
前回のネオキャクノセントラルを演芸の極北と呼ぶならば、ネオ落語・セントラルの第50回目、フロンティア以来通算100回目、並びに錦湯さんでのネオラクゴ企画2周年を寿ぐ昨夜は上述の如き多彩な顔触れが結集し、まさしく演芸の王道中の王道、否、演芸の異端中の王道とでも呼ぶべきとても充実した内容となっていた。
もちろん、老若男女お子さんから人生の先達の皆さん、ご新規さんにリピーターさん、常連さんが多数お越しになって補助席階段席に立ち見まで出る大盛況。
記念すべき回に相応しい大入りのお客さんだった。
まずは、この2年間、錦湯さんでの企画を牽引し続けてきた月亭太遊さんの前口上からスタート。
で、一組目は東京からやって来た漫才のリトルサンパウロのお二人。
客席から向かって右の湊(研雄)さんはどことなくミュージシャンというか役者さんといった顔立ちで、実は太遊さんも度々出演しているENGEIゆでたまごの開催地、埼玉県は川口市の喜楽湯のご主人でもある。
(お兄さんは、京都梅湯で有名な湊三次郎さん)
一方、向かって左のカールさんは、ぽっちゃりした容姿に短く刈った頭というとっちゃん坊や風なタイプだ。
ちなみに、二人は小学校以来の繋がりとのこと。
一見好人物穏和そうなカールさんの狂気と生きにくそうさが炸裂するネタがおかしかった。
二人目は、ちょっとお久しぶりのおなじみ桂あおばさん。
ここ数ヶ月の近況を面白くまとめたマクラや軽めのネタで笑いを生んでいた。
ここで再び太遊さんが登場して出演者の簡単な説明を行ったのち、これまた東京(ENGEIゆでたまご)勢の柳家花飛さんが高座へ。
花に飛ぶと書いて「かっとび」と呼ぶ花飛さんは、柳家花緑さんのお弟子さん。
師匠をしくじったマクラからして、独特のフラが面白い。
落し物の大金を拾った男性の前に天使と悪魔が登場して、さらにその後…、という展開の本題『走れ正直者』でも、そのフラは全開。
どこか不器用そうな語り口と絶妙な間合いで、大いに受けを取っていた。
そうそう、花飛さんはtwitterがまた面白いそうで、皆さんもぜひフォローされてみては。
続いては、おなじみ月亭天使さん。
今回はあえて落語はパスして、ネオ落語サンガサルで披露した愛器の笛を用いた歌ネタ王用のネタ、コント『厳しい時代を生きぬく為の笛』をお客さんにぶつける。
モーツァルトの『魔笛』じゃないけれど、絶体絶命の危機に陥った女性が笛を吹くとああら不思議、たちどころに救いの主が現われて…。
といったいたってシンプルな筋運び、その実、相当ぶっ飛んだネタに仕上がっていた。
天使さんの特性滑稽さがよく出ていて、いやあ笑った。
五人目は、先々週登場したばかりの林家けい木さんが再登場。
前回の関西訪問時のエピソードをマクラで語り、さらに古典か新作かどちらがよろしいですかというお客さんへのアンケートの結果、『新粗忽長屋』を口演した。
オレオレ詐欺のグループがとある家へと電話をかけたところ、ここの父親がまんまとひっかかってくれた、しめしめ。
と、思っていたら、なんだか雲行きが怪しくなってきて…。
『新粗忽長屋』という題名が万事を示した作品で、けい木さんは筋運び、登場人物の描き分けともにきっちりと決めて笑いどころをしっかり押さえていた。
次回はぜひまた古典のほうを拝聴できれば。
中入り代わりの、太遊さん、サンパウロのお二人(湊さんは明日の喜楽湯の営業のため、これから夜行バスで戻る由)、花飛さんのトークを挟んで、センサールマンのお二人が登場。
テレビの30秒のネタ見せに持って行ったネタ二連発のあと、漫才のネタに入る。
十八番の読み聞かせシリーズのうち、今回は金太郎。
格闘技の実況中継風の金太郎で、客席から向かって左手の愛植男さんの美声芸達者ぶりが見もの聴きもの。
向かって右側の山崎仕事人も見事な受けに、細かいくすぐりで負けじと愛さんに対していた。
いやあ、面白い。
桂ぽんぽ娘さんは、たとい一番前の列にアンダー15と思しき男の子たちが座ろうと、ピンク落語の『ブスの品格』を演じ切った。
セックスに関するストレートな言葉もどんどん飛び出す直球勝負の作品だが、これを単純な下ネタ猥談だと侮ってもらっちゃあ困る。
いや、当然ストレートな言葉、直球勝負が大きな笑いに繋がっているのだけれど、それでいて、というかだからこそ至極真っ当な内容ともなっているのだ。
まさしく、題名の「品格」もだてじゃない。
ぽんぽ娘さんのピンク落語、大いに買いである。
そんなぽんぽ娘さんの疾風怒濤が吹き荒れたあとに登場したのは、桂文五郎さん。
あほな男が教えてもらった誉め言葉を書いた紙を手にして普請を誉めに行ったはよいが…。
という古典の『普請ほめ』を丹念に語って、しかと空気を変える。
途中のアクシデントも見事に笑いに持って行くあたり、流石は桂文珍さんのお弟子さん、日々の研鑚を観る想いがした。
なお、サゲは牛をほめない形。
太遊さんと東京の懸け橋でもある柳家かゑるさんは、もう錦湯さんでもおなじみ。
記念すべき今回は、太遊さんとの出会いともなった太遊さんのネオラクゴ『たまげほう(東)』を満を持して演じた。
こうやってかゑるさんが演じることでもともとのくすぐりの豊富さと確かさ、作品の肝が改めて確認されるとともに、肝の部分への熱のこめようや「たまげほう」の演じよう等々から、かゑるさんの特性魅力も浮き彫りとなっていて、実に新鮮だった。
かゑるさんには、またぜひ別のネオラクゴにも挑戦していってもらいたい。
トリは、太遊さんのネオラクゴのネタおろし(降臨)『ヘゲモニーランド』。
さびれるばかりのあの場所に、なんとテーマパークのテーマランドが開設される、やれ嬉しあな嬉し。
と、思いきや…。
ネオラクゴの集大成、総決算と評しても過言ではない、含みの多い作品。
これまでのネオラクゴに通底する「テーマ」が如実に示されており、笑いつついろいろと考えさせられた。
だじゃれのサゲかと思わせておいて…。
というラストも、記念の回らしかった。
最後は、告知なども含むトークで〆た。
約2時間半の長丁場、ひと際盛りだくさんな回でした。
ああ、面白かった!!
そして、三年目となる来週からは名前も「毎週月曜 錦湯劇場」と改めて、錦湯さんでの会の装いが新たになります。
太遊さんは「支配人」としてMC等、積極的にプロデューサー的な役割を務めるとのことで、落語のほか、様々なジャンルに枠を拡げていく予定だそうです。
月曜20時は、錦湯さんにぜひ!!
2016年10月03日
猫の夢を見た(早めのCLACLA)
今日もどんよりとしたお天気。
雨も降る。
ただし、夜は降らないみたい。
それだけが救いだ。
気温はそれほど上昇しなかったものの、湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
稲田朋美防衛大臣の金銭問題が取り沙汰されている。
が、もちろん大手のマスコミは大騒ぎはしない。
想定内の状況である。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
騙されてはなるまい。
昨夜、ネヴィル・マリナー指揮ASMFが演奏したリヒャルト・シュトラウスの舞踏組曲<PHILIPS>や、アルフレッド・ブレンデルが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第1番〜第3番<同>を聴いたりしながら作業を進め、2時近くに寝床に就く。
朝方、言葉のような音を発する猫が夢に出て来た。
そして、さらにたくさんの猫が夢に出て来た。
夢自体はスリラー・タッチのものだったが、猫だけは心なごむものだった。
それにしても、記憶にあるかぎり、こんなにたくさんの猫が夢に出て来たのは今回が初めて。
何かのお告げか?
7時20分に起きる。
午前中、アンドレ・プレヴィン指揮ロイヤル・フィルが演奏したエルガーの交響曲第1番<同>、マティアス・バーメルト指揮ロンドン・フィルが演奏したパリーの交響曲第5番他<CHANDOS>、ブライデン・トムソン指揮ロンドン交響楽団が演奏したヴォーン=ウィリアムズの交響曲第5番他<同>、マッジーニ・カルテットが演奏したモーランの弦楽4重奏曲集<NAXOS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
午後、ソプラノのナタリー・デッセーがルイ・ラングレ指揮エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団の伴奏で歌ったモーツァルトのオペラ・アリア集<Virgin>、NHK・FMの『クラシック・カフェ』で、シャルル・ミュンシュ指揮パリ管弦楽団が演奏したベルリオーズの幻想交響曲とグレン・グールド指揮トロント交響楽団メンバーが演奏したワーグナーのジークフリート牧歌、ドーマスが演奏したブラームスのピアノ4重奏曲第1番<同>とサイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルが演奏したシェーンベルク編曲による同じ曲<EMI>、ピアノのマルタ・アルゲリッチとトランペットのセルゲイ・ナカリャコフ、アレクサンデル・ヴェデルニコフ指揮スイス・イタリア管弦楽団が演奏したショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい小説の下書きを行ったりする。
新しい小説は、相当取材が必要なことがわかったため、ペンディングとすることにした。
笹沢信の『藤沢周平伝』<白水社>を読了する。
いろいろと刺激を受けた。
そして、藤沢周平の小説を読み重ねてみたくなった。
続けて、中平まみの『天気の話は致しません』<未知谷>を読み始める。
まもなく外出し、錦湯さんへ。
フロンティア時代から通算して100回目となるネオ落語・セントラルへ。
実に実に実に実に愉しみなり。
それじゃあ、行って来ます!
(2回目をのぞいて全ての回に足を運んでいることもあって、感慨ひとしお)
雨も降る。
ただし、夜は降らないみたい。
それだけが救いだ。
気温はそれほど上昇しなかったものの、湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
稲田朋美防衛大臣の金銭問題が取り沙汰されている。
が、もちろん大手のマスコミは大騒ぎはしない。
想定内の状況である。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
騙されてはなるまい。
昨夜、ネヴィル・マリナー指揮ASMFが演奏したリヒャルト・シュトラウスの舞踏組曲<PHILIPS>や、アルフレッド・ブレンデルが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第1番〜第3番<同>を聴いたりしながら作業を進め、2時近くに寝床に就く。
朝方、言葉のような音を発する猫が夢に出て来た。
そして、さらにたくさんの猫が夢に出て来た。
夢自体はスリラー・タッチのものだったが、猫だけは心なごむものだった。
それにしても、記憶にあるかぎり、こんなにたくさんの猫が夢に出て来たのは今回が初めて。
何かのお告げか?
7時20分に起きる。
午前中、アンドレ・プレヴィン指揮ロイヤル・フィルが演奏したエルガーの交響曲第1番<同>、マティアス・バーメルト指揮ロンドン・フィルが演奏したパリーの交響曲第5番他<CHANDOS>、ブライデン・トムソン指揮ロンドン交響楽団が演奏したヴォーン=ウィリアムズの交響曲第5番他<同>、マッジーニ・カルテットが演奏したモーランの弦楽4重奏曲集<NAXOS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
午後、ソプラノのナタリー・デッセーがルイ・ラングレ指揮エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団の伴奏で歌ったモーツァルトのオペラ・アリア集<Virgin>、NHK・FMの『クラシック・カフェ』で、シャルル・ミュンシュ指揮パリ管弦楽団が演奏したベルリオーズの幻想交響曲とグレン・グールド指揮トロント交響楽団メンバーが演奏したワーグナーのジークフリート牧歌、ドーマスが演奏したブラームスのピアノ4重奏曲第1番<同>とサイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルが演奏したシェーンベルク編曲による同じ曲<EMI>、ピアノのマルタ・アルゲリッチとトランペットのセルゲイ・ナカリャコフ、アレクサンデル・ヴェデルニコフ指揮スイス・イタリア管弦楽団が演奏したショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい小説の下書きを行ったりする。
新しい小説は、相当取材が必要なことがわかったため、ペンディングとすることにした。
笹沢信の『藤沢周平伝』<白水社>を読了する。
いろいろと刺激を受けた。
そして、藤沢周平の小説を読み重ねてみたくなった。
続けて、中平まみの『天気の話は致しません』<未知谷>を読み始める。
まもなく外出し、錦湯さんへ。
フロンティア時代から通算して100回目となるネオ落語・セントラルへ。
実に実に実に実に愉しみなり。
それじゃあ、行って来ます!
(2回目をのぞいて全ての回に足を運んでいることもあって、感慨ひとしお)
2016年10月02日
ネヴィル・マリナーが亡くなった(CLACLA日記)
イギリスの指揮者、ネヴィル・マリナーが亡くなった。92歳。
フィルハーモニア管弦楽団やロンドン交響楽団のヴァイオリン奏者を務めたのち、ピエール・モントゥーに指揮を学び、盟友サーストン・ダートともにアカデミー・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(ASMF/アカデミー室内管弦楽団)を結成し、指揮活動を始める。
当初はバロック音楽を専門としていたが、徐々にレパートリーを拡大し、数多くのレコード・CD録音を遺した。
また、ASMFのほか、ロスアンジェルス室内管弦楽団やミネソタ管弦楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団のシェフに就任し、こちらでも数々の録音を遺している。
手兵との来日公演をはじめ、NHK交響楽団や東京フィルなど日本のオーケストラにも度々客演し、来年もN響や兵庫芸術文化センター管弦楽団の指揮台に立つ予定だった。
あいにく今は手元にないが、アルフレッド・ブレンデルとのモーツァルトのピアノ協奏曲全集がやはり強く印象に残る。
あと、ミロス・フォアマン監督の『アマデウス』の音楽の演奏を担当したことでも知られる。
マリナーの実演には、1993年〜94年のケルン滞在中、シュトゥットガルト放送響(シューマンの交響曲第2番がメイン)、ASMF(オール・ベートーヴェン・プログラムで、交響曲第3番「英雄」がメイン)の2回接している。
穏和さが売りの人だったが、確かにテンポは中庸なものの、予想外に熱の入った演奏を繰り広げていたように思う。
深く、深く、深く、深く黙祷。
青空は微かに見えつつも、どんよりとした感じが続く。
湿度が高い分、むしむしとして蒸し暑い一日。
とうてい10月とは思えぬ過ごしにくさ。
秋はまだか。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
トランプ、ドゥテルテ、金正恩、そして安倍晋三。
いずこも同じ秋の夕暮れ。
東電の肩代わりや電通のいんちきはなぜ大騒ぎにならないのか。
豊洲の石原慎太郎の責任はなぜ厳しく追及されないのか。
見え見えな話。
うんざりするばかり。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、2時50分近くに寝床に就くも、夕飯時にカフェインをだいぶん摂ったためもあってか、6時台には目が醒め、7時過ぎに起きる。
午前中、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』や、アルテミス・カルテットが演奏したメンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第3番&第6番<ERATO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、笹沢信の『藤沢周平伝』<白水社>を読み進めたりする。
『名演奏ライブラリー』は若き日のワレリー・ゲルギエフの特集で、マリインスキー劇場管弦楽団やロッテルダム・フィルとの演奏に加え、ソビエト放送交響楽団とのシェバーリンの交響曲第3番から第1楽章やレニングラード・フィルとの芥川也寸志のオーケストラのためのラプソディ、ドイツ・ソビエト・ユンゲ・フィルとの録音も放送されるなど、満津岡信育らしい選曲となっていた。
午後、アルテミス・カルテットが演奏したメンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第2番や、NHK・FMの『きらクラ!』(ふかわりょうがお休みで、清塚信也が出演していた)、レイフ・オヴェ・アンスネスが弾いたグリーグの抒情小曲集<EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『藤沢周平伝』を読み進めたりする。
途中、眠気に勝てずしばらくうとうととした。
夕方になって外出し、京都芸術センターや京都文化博物館で用件を片付けて、18時過ぎに帰宅する。
帰宅後、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番<OEHMS>を聴いたりしながら、新しい作品について考えたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で、東京フィルのコンサートのライヴ録音を聴く。
神尾真由子の独奏で小林研一郎の指揮によるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と、アンドレア・バッティストーニの指揮によるロッシーニの歌劇『セミラーミデ』序曲が放送されていた。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
バリトンの加耒徹が出演していた。
さらに、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第4番&第7番<RCA>、マリナー指揮ASMFが演奏したリヒャルト・シュトラウスの『町人貴族』組曲<PHILIPS>を聴く。
マリナーを偲ぼうと思ったが、手元にはこのCDしかなかった。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、新しい小説について考えたり、『藤沢周平伝』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
フィルハーモニア管弦楽団やロンドン交響楽団のヴァイオリン奏者を務めたのち、ピエール・モントゥーに指揮を学び、盟友サーストン・ダートともにアカデミー・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(ASMF/アカデミー室内管弦楽団)を結成し、指揮活動を始める。
当初はバロック音楽を専門としていたが、徐々にレパートリーを拡大し、数多くのレコード・CD録音を遺した。
また、ASMFのほか、ロスアンジェルス室内管弦楽団やミネソタ管弦楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団のシェフに就任し、こちらでも数々の録音を遺している。
手兵との来日公演をはじめ、NHK交響楽団や東京フィルなど日本のオーケストラにも度々客演し、来年もN響や兵庫芸術文化センター管弦楽団の指揮台に立つ予定だった。
あいにく今は手元にないが、アルフレッド・ブレンデルとのモーツァルトのピアノ協奏曲全集がやはり強く印象に残る。
あと、ミロス・フォアマン監督の『アマデウス』の音楽の演奏を担当したことでも知られる。
マリナーの実演には、1993年〜94年のケルン滞在中、シュトゥットガルト放送響(シューマンの交響曲第2番がメイン)、ASMF(オール・ベートーヴェン・プログラムで、交響曲第3番「英雄」がメイン)の2回接している。
穏和さが売りの人だったが、確かにテンポは中庸なものの、予想外に熱の入った演奏を繰り広げていたように思う。
深く、深く、深く、深く黙祷。
青空は微かに見えつつも、どんよりとした感じが続く。
湿度が高い分、むしむしとして蒸し暑い一日。
とうてい10月とは思えぬ過ごしにくさ。
秋はまだか。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
トランプ、ドゥテルテ、金正恩、そして安倍晋三。
いずこも同じ秋の夕暮れ。
東電の肩代わりや電通のいんちきはなぜ大騒ぎにならないのか。
豊洲の石原慎太郎の責任はなぜ厳しく追及されないのか。
見え見えな話。
うんざりするばかり。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、2時50分近くに寝床に就くも、夕飯時にカフェインをだいぶん摂ったためもあってか、6時台には目が醒め、7時過ぎに起きる。
午前中、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』や、アルテミス・カルテットが演奏したメンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第3番&第6番<ERATO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、笹沢信の『藤沢周平伝』<白水社>を読み進めたりする。
『名演奏ライブラリー』は若き日のワレリー・ゲルギエフの特集で、マリインスキー劇場管弦楽団やロッテルダム・フィルとの演奏に加え、ソビエト放送交響楽団とのシェバーリンの交響曲第3番から第1楽章やレニングラード・フィルとの芥川也寸志のオーケストラのためのラプソディ、ドイツ・ソビエト・ユンゲ・フィルとの録音も放送されるなど、満津岡信育らしい選曲となっていた。
午後、アルテミス・カルテットが演奏したメンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第2番や、NHK・FMの『きらクラ!』(ふかわりょうがお休みで、清塚信也が出演していた)、レイフ・オヴェ・アンスネスが弾いたグリーグの抒情小曲集<EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『藤沢周平伝』を読み進めたりする。
途中、眠気に勝てずしばらくうとうととした。
夕方になって外出し、京都芸術センターや京都文化博物館で用件を片付けて、18時過ぎに帰宅する。
帰宅後、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番<OEHMS>を聴いたりしながら、新しい作品について考えたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で、東京フィルのコンサートのライヴ録音を聴く。
神尾真由子の独奏で小林研一郎の指揮によるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と、アンドレア・バッティストーニの指揮によるロッシーニの歌劇『セミラーミデ』序曲が放送されていた。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
バリトンの加耒徹が出演していた。
さらに、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第4番&第7番<RCA>、マリナー指揮ASMFが演奏したリヒャルト・シュトラウスの『町人貴族』組曲<PHILIPS>を聴く。
マリナーを偲ぼうと思ったが、手元にはこのCDしかなかった。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、新しい小説について考えたり、『藤沢周平伝』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
今日から10月 夜、大切な予定で刺激を受けた(CLACLA日記)
今日から10月。
今年も残すところ3ヶ月を切った。
一日一日を本当に大切にして、自分の為したいこと為すべきことをしっかり為していきたい。
そして、死を絶対に忘れないこと。
どんよりとしたお天気の一日。
青空も見え始めたが、曇り空が続く。
気温より何より、湿度が高い分、じめじめむしむしとして快ならず。
10月とは思えない暑さだ。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
毎度のことながら、開き直りと言い訳のオンパレード。
厚顔無恥の極みである。
馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなりたくない。
昨夜、ダニエル・バレンボイム指揮シカゴ交響楽団が演奏したワーグナーのジークフリート牧歌<TELDEC>、(日付変わって)フォルテピアノのオルガ・トヴェルスカヤが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第13番&第6番他<Opus111>を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時近くに寝床に就く。
7時半過ぎに起きる。
午前中、オーボエのポール・グッドウィンとテルツェットが演奏したモーツァルトのオーボエ4重奏曲<ハルモニアムンディ・フランス>、フォルテピアノのメルヴィン・タンとニコラス・マッギガン指揮フィルハーモニア・バロック管弦楽団が演奏した同じくモーツァルトのピアノ協奏曲第19番&第18番<同>、ルネ・ヤーコプス指揮フライブルク・バロック管弦楽団が演奏したハイドンの交響曲第91番&第92番「オックスフォード」<同>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーとフィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団が演奏したシューマンのピアノ協奏曲&交響曲第2番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、10月の創作活動について考えたり、『いずくにか』を一度全部読み返したりする。
西村賢太の『蠕動で渉れ、汚泥の川を』<集英社>を読了する。
午後、アルテミス・カルテットが演奏したメンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第2番、第3番、第6番<ERATO>、ピアノのレイフ・オヴェ・アンスネスが弾いたグリーグの抒情小曲集<EMI>、アリ・ラシライネン指揮ノルウェー放送管弦楽団が演奏した同じくグリーグの『ペール・ギュント』第1組曲&第2組曲<FINLANDIA>、パーヴォ・ベルグルンド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したシベリウスの交響曲第6番&第4番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、笹沢信の『藤沢周平伝』<白水社>を読み始めたりする。
夕方になって外出し、京都芸術センターで用件を片付けたのち、仕事関係の予定をすませて19時近くに帰宅する。
帰宅後、NHK・FMで、ウィーン・フィルによるサントリーホール30周年記念ガラ・コンサートの実況中継を途中から聴く。
アンネ=ゾフィー・ムターのヴァイオリン独奏で小澤征爾指揮による武満徹の『ノスタルジア アンドレイ・タルコフスキーの追憶に』、ズビン・メータ指揮によるドビュッシーの交響詩『海』、ヨハン・シュトラウスU世の『ジプシー男爵』序曲、ワルツ『南国のばら』、アンネン・ポルカ、ヘン・ライスのソプラノ独唱でワルツ『春の声』が演奏されていた。
20時台に外出する。
で、急遽入った大切な予定をすませる。
いろいろと刺激をいただくことができた。
心より多謝。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
そして、10月がいい月でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
今年も残すところ3ヶ月を切った。
一日一日を本当に大切にして、自分の為したいこと為すべきことをしっかり為していきたい。
そして、死を絶対に忘れないこと。
どんよりとしたお天気の一日。
青空も見え始めたが、曇り空が続く。
気温より何より、湿度が高い分、じめじめむしむしとして快ならず。
10月とは思えない暑さだ。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
毎度のことながら、開き直りと言い訳のオンパレード。
厚顔無恥の極みである。
馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなりたくない。
昨夜、ダニエル・バレンボイム指揮シカゴ交響楽団が演奏したワーグナーのジークフリート牧歌<TELDEC>、(日付変わって)フォルテピアノのオルガ・トヴェルスカヤが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第13番&第6番他<Opus111>を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時近くに寝床に就く。
7時半過ぎに起きる。
午前中、オーボエのポール・グッドウィンとテルツェットが演奏したモーツァルトのオーボエ4重奏曲<ハルモニアムンディ・フランス>、フォルテピアノのメルヴィン・タンとニコラス・マッギガン指揮フィルハーモニア・バロック管弦楽団が演奏した同じくモーツァルトのピアノ協奏曲第19番&第18番<同>、ルネ・ヤーコプス指揮フライブルク・バロック管弦楽団が演奏したハイドンの交響曲第91番&第92番「オックスフォード」<同>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーとフィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団が演奏したシューマンのピアノ協奏曲&交響曲第2番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、10月の創作活動について考えたり、『いずくにか』を一度全部読み返したりする。
西村賢太の『蠕動で渉れ、汚泥の川を』<集英社>を読了する。
午後、アルテミス・カルテットが演奏したメンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第2番、第3番、第6番<ERATO>、ピアノのレイフ・オヴェ・アンスネスが弾いたグリーグの抒情小曲集<EMI>、アリ・ラシライネン指揮ノルウェー放送管弦楽団が演奏した同じくグリーグの『ペール・ギュント』第1組曲&第2組曲<FINLANDIA>、パーヴォ・ベルグルンド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したシベリウスの交響曲第6番&第4番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、笹沢信の『藤沢周平伝』<白水社>を読み始めたりする。
夕方になって外出し、京都芸術センターで用件を片付けたのち、仕事関係の予定をすませて19時近くに帰宅する。
帰宅後、NHK・FMで、ウィーン・フィルによるサントリーホール30周年記念ガラ・コンサートの実況中継を途中から聴く。
アンネ=ゾフィー・ムターのヴァイオリン独奏で小澤征爾指揮による武満徹の『ノスタルジア アンドレイ・タルコフスキーの追憶に』、ズビン・メータ指揮によるドビュッシーの交響詩『海』、ヨハン・シュトラウスU世の『ジプシー男爵』序曲、ワルツ『南国のばら』、アンネン・ポルカ、ヘン・ライスのソプラノ独唱でワルツ『春の声』が演奏されていた。
20時台に外出する。
で、急遽入った大切な予定をすませる。
いろいろと刺激をいただくことができた。
心より多謝。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
そして、10月がいい月でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。