2016年09月13日

眠気にかてず昼寝をした(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。
 雨はやむも。

 気温は下がったが、湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチ。
 そこに睡眠不足も加わってのトリプルパンチ。
 両耳の不調も続く。


 北朝鮮の核実験は度し難い。
 ただ、北朝鮮の脅威をあれだけ強調しているにも関わらず、どうして日本海側の原子力発電所を平然と稼働しようなどとできるのか?
 正直、その神経がわからない。
 本当にわからない。


 目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
 騙されまい。


 昨夜、19時過ぎに外出して錦湯さんへ。
 47回目となるネオ落語・セントラルを愉しむ。
 詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!

 終了後、交流会に参加し、さらに残った顔触れで話を続け、遅めの夕飯をすませ、さらに話を続け、結局4時近くに帰宅した。


 4時半過ぎに寝床に就き、9時に起きる。

 午前中、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>、チェンバロのマハン・エスファハニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。


 午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィル他が演奏したロッシーニのスターバト・マーテルとドヴォルザークの交響曲第3番&第7番<ともにドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れ分の打ち直しを行ったり、松田青子の『ロマンティックあげない』<新潮社>を読み進めたりする。
 途中眠気に勝てず、しばらく昼寝をした。
 まあ、仕方ない。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 夕飯後、レナード・バーンスタイン指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第2番&大学祝典序曲<ドイツ・グラモフォン>、アンドレ・プレヴィン指揮ウィーン・フィル他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの家庭交響曲&パレルゴン<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れを進めたり、『ロマンティックあげない』を読み進めたりする。
 『ロマンティックあげない』は松田青子のエッセイ集だが、題材のチョイスと思考のあり様が面白い。
 題名の「ロマンティックあげない」も内容にぴったりだと思う。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネオ落語・セントラル 第47回

☆ネオ落語・セントラル 第47回

 出演:桂三幸さん、桂三四郎さん、月亭八斗さん、月亭太遊さんほか
(2016年9月12日20時開演/錦湯)


 9月半ば近くとはいえ、なかなか涼しくなりきらない京この頃。
 昨日など、湿度が高い分蒸し暑さが増して、寝苦しかった方も少なくなかったのではないだろうか。
 そんな中、錦湯さんでは笑いにつぐ笑いが巻き起こって、ご新規さん、リピーターさん、常連さんと満遍なく集ったお客さんたちも爽快な夜を過ごしていた。
 47回目となるネオ落語・セントラルは、二週続けての桂三幸さんにお久しぶりの桂三四郎さん、月亭八斗さん、そして月亭太遊さんらが出演する豪華なラインナップ。
 って、実はまもなく開催される今年のNHK新人落語大賞の調整という意味合いもあることは始まりのトークで触れられていたけれど、そうした「試金石」足り得ているのもまた、もうすぐ100回目を迎える錦湯さんでの会の積み重ねの大きさの証明であるように思ったりもした。

 で、三幸さん、三四郎さん、太遊さんの軽快なトークでさっと盛り上がって会はスタート。
(そうそう、途中三四郎さんより突然の「おいしい」ジャブあり。6月で卒業されたMBSのヤンタンでのやり取りじゃないけれど、内心しめしめと思う)

 まずは、特別な趣向があって冒頭からたっぷりとわく。
 喩えていえば、しっかり縫製された上で、仕立てのちょっとしたところや柄の中にモダンなアクセントが加わっている粋な着物に触れたような得難い時間だった。

 続いて、八斗さんが登場。
 秋田で大活躍中の桂三河さんの不在を埋めて、ここのところ存在感がいや増しに増している八斗さんだが、お客さんにネタの選択のアンケートをとってから本題の『転宅』へ。
 妾宅に入り込んだ泥棒、お膳に並んだ料理や酒を飲み食いしているところで愛人と鉢合わせ、すごんでみせたはよかったが…。
 と、泥棒の間抜けな姿を描いた古典だけれど、前回登場の際の『紙入れ』同様、まずもって女性の演じ具合が印象に残る。
 一昨日のNHK・FMの『トーキング ウィズ 松尾堂』で日本舞踊の山村友五郎さんが「(舞台上の)女性っていうのは、そのままやっても女性には見えない」「一つ一つの仕草を強調してやらないと」といった趣旨の言葉を口にしていたが、目の前の八斗さんに、ああ、なるほどと思わず首肯した。
 もちろん、泥棒とのやり取り、話の運び具合も丹念でしっかり笑いを生んでいた。
(ちなみに、以下必ずしもNHKのコンクールでかけるネタとは限らないので、その点ご留意のほど)

 三四郎さんは、以前錦湯さんで演じた『全くの逆』を披露。
 くすぐり、展開ともにバージョンアップしていて、フィーバーフィーバー大フィーバー。
 言葉遊び、というよりも、もはや言葉実験、思考実験とでも呼びたくなるような目のつけどころの妙は言うまでもないが、登場人物の口調の変化も「ルーティン」となっており実におかしく面白い。
 東京での三四郎さんの研鑚の様が目に浮かぶようだった。

 さすがは第二のホームグラウンド、三幸さんはそんな嵐のあとも泰然自若。
 三四郎さんに突っ込まれていたゴルフの話をマクラで語り、お客さんを自分の世界に引き込む。
 これまた錦湯さんでかけたことのある『宇宙への道』を口演した。
 タイでの仕事で年に一度しか帰国することのできないお父さん、一年ごとに息子が将来の夢を書いた作文に目を通すが…。
 まさしく「ルーティン」が物を言う作品で、その積み重ねが笑いに繋がっていく。
 それとともに、サゲのあたりで、やはり三幸さんは文枝(三枝)さんのお弟子さんなんだと改めて感じさせられた。

 トリは、太遊さんの『幻影百貨店(マーヤーデパート)』。
 俺の胃袋は宇宙だ、と叫んだ人がいたけれど。
 太遊さんのネオラクゴは宇宙だ?
 二週連続で耳にしたが、ブルーエゴナクの『ラッパーRapper』を観たあとだけに、太遊さんの攻めどころのあり様、拡がりを再確認することができた。

 最後は、作家の桜井さん考案のお題に皆が挑む大喜利。
 太遊さんの仕切りの下、三幸さん、三四郎さん、八斗さんがコンスタントに解答を出し続け、軽快に〆た。

 と、今夜はたっぷり落語を愉しんだ回でした。
 毎週盛りだくさんのネオ落語・セントラルへ皆さんもぜひ!
 ああ、面白かった!!
posted by figarok492na at 11:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする