午前中は雷鳴が轟き、激しく雨が降る。
が、午後になって青空に変わる。
台風一過か。
青空とともに、気温も下がったよう。
だいぶん過ごしやすくなる。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご時代くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
生前退位を望む明仁天皇(今上天皇)のお言葉に対し、安倍内閣は皇室典範の改正ではなく特措法で対応する方針という。
目先鼻先舌先口先の徒らしい、小賢しいやり方だと思ってしまう。
不敬不忠ここに極まれり。
民進党代表選では、何がなんでも前原誠司に勝ってもらわなければということか。
まあ、前原誠司が代表になれば次の衆院選も自公与党に維新癒党の勝ちが強まるだろうからなあ。
なんともかとも。
目くらましの八百長猿芝居が蔓延している。
決して騙されまい。
昨夜、1時過ぎに寝床に就き、7時半に起きる。
午前中、チェンバロのマハン・エスハファニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
ラルキブデッリは、インティメートで均整がとれたアンサンブルが持ち味。
このモーツァルトでも、彼彼女らの魅力が十二分に発揮されている。
とともに、要所急所では鋭い表現もあったりして何度聴いても聴き飽きない演奏となっている。
ピリオド楽器特有の柔らかく繊細な響きも音楽とぴったりだ。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
14時過ぎに外出して、近くの歯科医院へ。
一昨日の晩に欠けてしまった下の前歯の内側を処置してもらうため。
で、欠け方が都合よかったらしく、プラスチックを被せるだけですむ。
と、ここまでは比較的短い時間ですんだのだけれど、この間相当歯のケアをしてこなかったため、歯石取り等をお願いし、これが1時間以上かかった。
ただ、歯周病対策を考えれば避けるわけにはいかないもので、これからしばらくここに通うことになる予定だ。
すっきりしたあと夕飯用の買い物などをすませ、17時半過ぎに帰宅する。
帰宅後、マナコルダ指揮によるシューベルトの交響曲第3番&第7番「未完成」<SONY/BMG>を聴いたりしながら、樋口有介の『亀と観覧車』<中央公論新社>を読み進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMでパーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団他によるNHK交響楽団の創立90周年記念のコンサートの実況中継(NHKホール)を聴く。
大曲、マーラーの交響曲第8番「一千人の交響曲」が演奏されていた。
バランスのよい独唱陣ともども非常にコントロールされた精度の高い演奏で、これはぜひとも実演に接しておきたかった。
残りの時間で、近衛秀麿指揮新交響楽団が演奏した交響曲第4番から第2楽章、外山雄三指揮NHK交響楽団が演奏した交響曲第1番「巨人」の第3楽章(一部。1968年)、山田一雄指揮NHK交響楽団が演奏した交響曲第5番の第4楽章(1985年)と、NHK交響楽団によるマーラーの交響曲演奏が振り返られていた。
ちなみに、ヤマカズさんの交響曲第5番は、同じ定期公演で演奏されたモーツァルトの交響曲第38番「プラハ」、別の日のモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」との2枚組のCDで、間もなくキング・インターナショナルからリリースされる予定である。
続けて、ソプラノのドーン・アップショーとバリトンのオラフ・ベーアがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で歌ったヴォルフのイタリア歌曲集<EMI>を聴く。
ベーアの深みがあって暖かみのある声質はヴォルフにぴったりだけど、アップショーの艶やかで澄んで陽性な声質はちょっとミスマッチな感じがする。
アップショーの声質は大好きなんだけどな。
なんだか明るすぎるのだ。
バーバラ・ボニーの場合は同じ澄んでいても、良い意味で少しくすんだ感じがしている分、ヴォルフにも合っているのだが。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
『亀と観覧車』を読了する。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。