今日で9月も終わり。
一日一日を本当に大切にして、自分自身の為したいこと為すべきことをしっかり為していきたい。
そして、死を絶対に忘れないこと。
晴天からどんよりとしたお天気へ。
で、夜になって雨が降り出した。
けっこうな降りだ。
むしむしと蒸し暑い一日。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
国会が続く。
安倍首相をはじめとした内閣や与党側の傲慢強硬さが一層増しているかのように感じられるとともに、民進党にも癒党の雰囲気が漂いだしている。
特に、幹事長の野田佳彦にはなんとも言えない腐臭を嗅ぐ思いがする。
なんともかとも。
オリンピックを理由にした共謀罪の推進も、無駄金使いも度し難いかぎり。
てか、東京オリンピックなど返上してしまえばよいのだ。
迷惑千万。
朝日新聞にはテントさんの訃報が掲載されていない。
つまらない新聞である。
今日も、目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
騙されまい。
昨夜、レイフ・オヴェ・アンスネスが弾いたグリーグの抒情小曲集<EMI>を聴いたりしながら作業を進めたのち、1時20分過ぎに寝床に就く。
7時に起きる。
朝一で毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、それほどよろしからず。
まあ、仕方ない。
体調面でどうにも気になる症状が続いており、予約をすませた上で外出する。
で、バスで千本丸太町まで行き、そこから歩いて大きめな病院へ。
検査やレントゲン撮影、CT撮影ののち診断を受ける。
うむむむむ。
巡回バスで二条駅まで戻り、そのまま歩いてかかりつけの病院へ。
大きな病院での診断を報告したのち、処方箋を受け取って、四条通のスギ薬局で薬をもらって、12時台に帰宅する。
帰宅後、アルテミス・カルテットが演奏したメンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第2番、第3番、第6番<ERATO>、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、西村賢太の『蠕動で渉れ、汚泥の川を』<集英社>を読み進めたりする。
『オペラ・ファンタスティカ』では、キリル・ペトレンコ指揮によるバイエルン州立歌劇場におけるワーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』上演のライヴ録音のうち第2幕までが放送されていた。
ほかに、余った時間でブルーノ・ワルター指揮バイエルン州立管弦楽団が演奏したシューベルトの交響曲第7番「未完成」のライヴ録音なども放送される。
18時台に再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第39番<ERATO>を聴いたりしながら、9月の創作活動について振り返ったりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMで、パーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団の第1843回定期公演の実況中継(NHKホール)を聴く。
デニス・マツーエフの独奏によるプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番、マツーエフのアンコールのチャイコフスキーの瞑想曲、ラフマニノフの交響曲第3番が演奏されていた。
続けて、『DJクラシック 徳永二男の素晴らしきヴァイオリン人生』を聴く。
さらに、グリーグの抒情小曲集を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『蠕動で渉れ、汚泥の川を』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
芸術は長く、人生は短し。
今後、お芝居や映画を観たり、コンサートを聴いたりしても、ここに感想を投稿しない場合があるかと思います。
平にご容赦くださいませ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年09月30日
2016年09月29日
午前中、図書館へ行った(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気の一日。
しばしば雨も降る。
夕方になって、ようやく止んだようだが。
気温はあまり上昇せず。
ただし、湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
安倍内閣が形を変えた共謀罪を推し進めようとしているらしい。
きな臭く胡散臭い話である。
東京オリンピックの費用が最大3兆円を超える旨、報じられている。
森喜朗が何やら御託を並べているようだが、まずはこの人物を排除することが先決ではないのか。
もちろん、この人物を盾にしてやりたい放題をやっている連中がいるということでもあるのだけれど。
正直、小池都知事にはほとんど期待していない。
十中八九、ガス抜きで終わるのではないか。
一方、大阪府は2025年の万博関連の会場建設費として1300億円、運営費を700億円程度、経済効果を6兆円と試算しているそうだ。
またぞろ再燃する大阪都構想といい、さすがは癒党だけある。
目くらましの八百長猿芝居が横行している。
騙されまい。
昨夜、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団が演奏したヒンデミットの交響曲『画家マティス』<EMI>、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたベートーヴェンのピアノ作品集<同>を聴いたりしながら仕事関係の作業を進め、1時半頃寝床に就く。
寝床に就く際、枕元のステレオに後頭部をぶつける。
朝起きて痛みが残っており、このまま悪い症状が出ないか心配だ。
まだまだ死にたくない!
7時半少し前に起きる。
午前中、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第31番「パリ」&第34番、第32番&第35番「ハフナー」&第36番「リンツ」、第38番「プラハ」&第39番<いずれもPHILIPS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
吉田篤弘の『台所のラジオ』<角川春樹事務所>を読了する。
ああ、面白かった!
11時過ぎに外出し、下京図書館へ。
サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したヒンデミットの管弦楽曲集とリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲、『台所のラジオ』、本城雅人の『トリダシ』<文藝春秋>、辻村深月の『盲目的な恋と友情』<新潮社>、石田千の『家へ』<講談社>、彩瀬まるの『やがて海へ届く』<同>、川上弘美の『大きな鳥にさらわれないよう』<同>を返却し、原田マハの『モダン』<文藝春秋>、西村賢太の『蠕動で渉れ、汚泥の川を』<集英社>、笹沢信の『藤沢周平伝』<白水社>、中平まみの『天気の話は致しません』<未知谷>、畠山丑雄の『地の底の記憶』<河出書房新社>、アルテミス・カルテットが演奏したメンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第3番、第6番、第2番<ERATO>、ピアノのレイフ・オヴェ・アンスネスが弾いたグリーグの抒情小曲集<EMI>を新たに借りる。
午後、メンデルスゾーンの弦楽4重奏曲集とグリーグの抒情小曲集、アンスネスとアルテミス・カルテットが演奏したシューマン&ブラームスのピアノ5重奏曲<Virgin>を聴く。
メンデルスゾーンの弦楽4重奏曲は、第1ヴァイオリンにヴィネタ・サレイカが加わって初めての録音。
緊密なアンサンブルはもちろんだが、より表現の劇性が増したように思った。
ピリオド・スタイルの影響も感じられる速いテンポ、クリアでシャープな演奏で、メンデルスゾーンの作品の持つ躍動感がよく表されていて聴き応えがある。
一方、グリーグの抒情小曲集は作曲家が愛用したピアノを使用しての録音。
アンスネスの丹念な演奏と繊細な音色が、作品の持つ抒情性と旋律の美しさが巧みに再現されている。
加えて、『小人の後進』では、メンデルスゾーンと共通するような躍動感が全面に表われていた。
仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』を少し読み返したり、『モダン』を読み始めたりする。
夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、アルテミス・カルテットが演奏したドヴォルザークの弦楽4重奏曲第13番<同>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ヤニク・ネゼ=セガン指揮ベルリン・フィルのヴァルトビューネ・コンサートのライヴ録音(2016年6月26日、ヴァルトビューネ)を聴く。
スメタナの交響詩『モルダウ』、ヴァイオリンのリサ・バティアシュヴィリの独奏によるドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲、ドヴォルザークの交響曲第6番が演奏されていた。
『モルダウ』、コンチェルト、シンフォニーとネゼ=セガンらしい前のめり感が強いエネルギッシュな演奏だった。
これは、できれば生で聴きたかった。
続けて、メンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第2番、第3番、第6番を聴く。
夕飯後、『いずくにか』を少し読み返す。
『モダン』を読了する。
ニューヨーク近代美術館(MoMA)で働く人々の姿を、そこに所蔵されている作品を絡めながら描いた連作集。
ついつい読み進め、読み終えてしまった。
ああ、面白かった!
続けて、『蠕動で渉れ、汚泥の川を』を読み始める。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
批評家とは正確な数式を用いて正解を導き出す人。
感想者(かんそうじゃ)とは数式はデタラメでも正解を当ててしまえる人。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
しばしば雨も降る。
夕方になって、ようやく止んだようだが。
気温はあまり上昇せず。
ただし、湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
安倍内閣が形を変えた共謀罪を推し進めようとしているらしい。
きな臭く胡散臭い話である。
東京オリンピックの費用が最大3兆円を超える旨、報じられている。
森喜朗が何やら御託を並べているようだが、まずはこの人物を排除することが先決ではないのか。
もちろん、この人物を盾にしてやりたい放題をやっている連中がいるということでもあるのだけれど。
正直、小池都知事にはほとんど期待していない。
十中八九、ガス抜きで終わるのではないか。
一方、大阪府は2025年の万博関連の会場建設費として1300億円、運営費を700億円程度、経済効果を6兆円と試算しているそうだ。
またぞろ再燃する大阪都構想といい、さすがは癒党だけある。
目くらましの八百長猿芝居が横行している。
騙されまい。
昨夜、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団が演奏したヒンデミットの交響曲『画家マティス』<EMI>、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたベートーヴェンのピアノ作品集<同>を聴いたりしながら仕事関係の作業を進め、1時半頃寝床に就く。
寝床に就く際、枕元のステレオに後頭部をぶつける。
朝起きて痛みが残っており、このまま悪い症状が出ないか心配だ。
まだまだ死にたくない!
7時半少し前に起きる。
午前中、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第31番「パリ」&第34番、第32番&第35番「ハフナー」&第36番「リンツ」、第38番「プラハ」&第39番<いずれもPHILIPS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
吉田篤弘の『台所のラジオ』<角川春樹事務所>を読了する。
ああ、面白かった!
11時過ぎに外出し、下京図書館へ。
サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したヒンデミットの管弦楽曲集とリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲、『台所のラジオ』、本城雅人の『トリダシ』<文藝春秋>、辻村深月の『盲目的な恋と友情』<新潮社>、石田千の『家へ』<講談社>、彩瀬まるの『やがて海へ届く』<同>、川上弘美の『大きな鳥にさらわれないよう』<同>を返却し、原田マハの『モダン』<文藝春秋>、西村賢太の『蠕動で渉れ、汚泥の川を』<集英社>、笹沢信の『藤沢周平伝』<白水社>、中平まみの『天気の話は致しません』<未知谷>、畠山丑雄の『地の底の記憶』<河出書房新社>、アルテミス・カルテットが演奏したメンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第3番、第6番、第2番<ERATO>、ピアノのレイフ・オヴェ・アンスネスが弾いたグリーグの抒情小曲集<EMI>を新たに借りる。
午後、メンデルスゾーンの弦楽4重奏曲集とグリーグの抒情小曲集、アンスネスとアルテミス・カルテットが演奏したシューマン&ブラームスのピアノ5重奏曲<Virgin>を聴く。
メンデルスゾーンの弦楽4重奏曲は、第1ヴァイオリンにヴィネタ・サレイカが加わって初めての録音。
緊密なアンサンブルはもちろんだが、より表現の劇性が増したように思った。
ピリオド・スタイルの影響も感じられる速いテンポ、クリアでシャープな演奏で、メンデルスゾーンの作品の持つ躍動感がよく表されていて聴き応えがある。
一方、グリーグの抒情小曲集は作曲家が愛用したピアノを使用しての録音。
アンスネスの丹念な演奏と繊細な音色が、作品の持つ抒情性と旋律の美しさが巧みに再現されている。
加えて、『小人の後進』では、メンデルスゾーンと共通するような躍動感が全面に表われていた。
仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』を少し読み返したり、『モダン』を読み始めたりする。
夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、アルテミス・カルテットが演奏したドヴォルザークの弦楽4重奏曲第13番<同>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ヤニク・ネゼ=セガン指揮ベルリン・フィルのヴァルトビューネ・コンサートのライヴ録音(2016年6月26日、ヴァルトビューネ)を聴く。
スメタナの交響詩『モルダウ』、ヴァイオリンのリサ・バティアシュヴィリの独奏によるドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲、ドヴォルザークの交響曲第6番が演奏されていた。
『モルダウ』、コンチェルト、シンフォニーとネゼ=セガンらしい前のめり感が強いエネルギッシュな演奏だった。
これは、できれば生で聴きたかった。
続けて、メンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第2番、第3番、第6番を聴く。
夕飯後、『いずくにか』を少し読み返す。
『モダン』を読了する。
ニューヨーク近代美術館(MoMA)で働く人々の姿を、そこに所蔵されている作品を絡めながら描いた連作集。
ついつい読み進め、読み終えてしまった。
ああ、面白かった!
続けて、『蠕動で渉れ、汚泥の川を』を読み始める。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
批評家とは正確な数式を用いて正解を導き出す人。
感想者(かんそうじゃ)とは数式はデタラメでも正解を当ててしまえる人。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年09月28日
ひどい雨 テントさんの大川周明と坂田利夫の東條英機でコントをやってもらいたかった(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気の一日。
雷鳴が轟き、激しく雨が降る。
うんざり。
湿度が高く、じめじめとして快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
芸人のテントさんが亡くなった。65歳。
川上のぼるに入門し、芸能活動を始める。
その後、上岡龍太郎に弟子入りし、漫才コンビを経てピン芸人となる。
人間パチンコや蜘蛛の決闘などのネタや特異な語り口で異彩を放ち、芸人仲間をはじめマニアックな人気を得た。
深く、深く、深く、深く黙祷。
テントさんの大川周明、坂田利夫の東條英機、松本幸四郎の特別出演で「もぐら叩き」というコントをやってもらいたかった。
残念無念。
歴史学者の脇田晴子も亡くなった。82歳。
日本中世史、特に女性史、芸能史の研究で知られた。
深く、深く、深く、深く黙祷。
イスラエルの政治家、シモン・ペレスも亡くなった。93歳。
労働党所属の政治家で、国防相、首相、大統領を歴任し、パレスチナの暫定自治を定めたオスロ合意によってPLOのアラファト議長とともにノーベル平和賞を与えられたりもした。
一方で、イスラエルの核開発の端緒を担った人物でもあった。
深く、深く、深く黙祷。
国会が続いている。
目先口先舌先鼻先の言葉には騙されまい。
そして、目くらましの八百長猿芝居にも騙されまい。
昨夜、ゲオルク・ショルティ指揮ロンドン・フィルが演奏したハイドンの交響曲第96番「奇蹟」&第101番「時計」、第94番「驚愕」<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたのち、1時半過ぎに寝床に就く。
8時に起きる。
午前中、ショルティ指揮ロンドン・フィルが演奏したハイドンの交響曲第100番「軍隊」<同>、シュテファン・ザンデルリンク指揮ロイヤル・フィルが演奏した同じくハイドンの交響曲第100番「軍隊」&第94番「驚愕」他<Tring>、ヴァーノン・ハンドリー指揮ロイヤル・フィルが演奏したワーグナーの管弦楽曲集<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の読み直しを行ったりする。
午後、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ロイヤル・フィルが演奏したドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」&序曲『謝肉祭』、スケルツォ・カプリチオーソ<同>、オーレ・シュミット指揮ロイヤル・フィルが演奏したボロディンの『イーゴリ公』の音楽、交響詩『中央アジアの草原にて』、交響曲第2番<同>、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮キーロフ劇場管弦楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」&幻想序曲『ロメオとジュリエット』<PHILIPS>、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第33番&第31番「パリ」<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の読み直しを行ったり、吉田篤弘の『台所のラジオ』<角川春樹事務所>を読み始めたりする。
18時過ぎに外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰りがけ、ちょうど雨が激しくなる。
それほど濡れずにはすんだが。
やれやれ。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、フィンランド・バロック管弦楽団&メタ・フォー4重奏団のコンサートのライヴ録音を聴く。
ヴァイオリンのイリア・グリンゴルツが独奏したパガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番、メンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」(終楽章の前に、ギター独奏を含んだナポリ民謡のタランテラが演奏される)などが放送されていた。
続けて、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲とヒンデミットのウェーバーの主題による交響的変容&組曲『気高き幻想』<ともにEMI>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『台所のラジオ』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
夜になっても雨が降り続く。
雨がひどい。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
雷鳴が轟き、激しく雨が降る。
うんざり。
湿度が高く、じめじめとして快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
芸人のテントさんが亡くなった。65歳。
川上のぼるに入門し、芸能活動を始める。
その後、上岡龍太郎に弟子入りし、漫才コンビを経てピン芸人となる。
人間パチンコや蜘蛛の決闘などのネタや特異な語り口で異彩を放ち、芸人仲間をはじめマニアックな人気を得た。
深く、深く、深く、深く黙祷。
テントさんの大川周明、坂田利夫の東條英機、松本幸四郎の特別出演で「もぐら叩き」というコントをやってもらいたかった。
残念無念。
歴史学者の脇田晴子も亡くなった。82歳。
日本中世史、特に女性史、芸能史の研究で知られた。
深く、深く、深く、深く黙祷。
イスラエルの政治家、シモン・ペレスも亡くなった。93歳。
労働党所属の政治家で、国防相、首相、大統領を歴任し、パレスチナの暫定自治を定めたオスロ合意によってPLOのアラファト議長とともにノーベル平和賞を与えられたりもした。
一方で、イスラエルの核開発の端緒を担った人物でもあった。
深く、深く、深く黙祷。
国会が続いている。
目先口先舌先鼻先の言葉には騙されまい。
そして、目くらましの八百長猿芝居にも騙されまい。
昨夜、ゲオルク・ショルティ指揮ロンドン・フィルが演奏したハイドンの交響曲第96番「奇蹟」&第101番「時計」、第94番「驚愕」<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたのち、1時半過ぎに寝床に就く。
8時に起きる。
午前中、ショルティ指揮ロンドン・フィルが演奏したハイドンの交響曲第100番「軍隊」<同>、シュテファン・ザンデルリンク指揮ロイヤル・フィルが演奏した同じくハイドンの交響曲第100番「軍隊」&第94番「驚愕」他<Tring>、ヴァーノン・ハンドリー指揮ロイヤル・フィルが演奏したワーグナーの管弦楽曲集<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の読み直しを行ったりする。
午後、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ロイヤル・フィルが演奏したドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」&序曲『謝肉祭』、スケルツォ・カプリチオーソ<同>、オーレ・シュミット指揮ロイヤル・フィルが演奏したボロディンの『イーゴリ公』の音楽、交響詩『中央アジアの草原にて』、交響曲第2番<同>、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮キーロフ劇場管弦楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」&幻想序曲『ロメオとジュリエット』<PHILIPS>、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第33番&第31番「パリ」<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の読み直しを行ったり、吉田篤弘の『台所のラジオ』<角川春樹事務所>を読み始めたりする。
18時過ぎに外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰りがけ、ちょうど雨が激しくなる。
それほど濡れずにはすんだが。
やれやれ。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、フィンランド・バロック管弦楽団&メタ・フォー4重奏団のコンサートのライヴ録音を聴く。
ヴァイオリンのイリア・グリンゴルツが独奏したパガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番、メンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」(終楽章の前に、ギター独奏を含んだナポリ民謡のタランテラが演奏される)などが放送されていた。
続けて、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲とヒンデミットのウェーバーの主題による交響的変容&組曲『気高き幻想』<ともにEMI>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『台所のラジオ』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
夜になっても雨が降り続く。
雨がひどい。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年09月27日
商品券でメンチカツを買った(CLACLA日記)
どんよりとした感じはありつつも、青空の見えるお天気。
明日は、またも雨らしいが。
気温は上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
両耳の不調が続く。
臨時国会が始まる。
安倍内閣は何がなんでもTPPを推し進めようとしている。
どうにも胡散臭い。
そういえば、安倍首相の所信表明演説の中で、海保、警察、自衛隊に敬意を呼び掛けた際、自民党の議員が一斉に起立拍手したそうだ。
翼賛議会や独裁主義国家(ファシズムや軍事独裁政権、共産主義政権)ではあるまいし。
どうにも気持ちが悪い。
石原慎太郎の責任はどこかに消えて、末端ばかりがとやかく言われる今日この頃。
馬鹿らしい。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
騙されまい。
昨夜、18時台に外出して錦湯さんへ。
49回目となるネオ落語・セントラル(ネオキャクノセントラル)に参加する。
詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
ああ、くたびれた!!
終了後、遅めの夕飯をすませ、24時台に帰宅する。
帰宅後、作業を進めたのち2時半過ぎに寝床に就く。
6時40分過ぎに起きる。
午前中、NHK・FMの『クラシック・カフェ』の再放送でギュンター・ヴァント指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したストラヴィンスキーの『プルチネッラ』組曲、ヴァイオリンのダヴィッド・オイストラフとアラム・ハチャトゥリアン指揮モスクワ放送交響楽団が演奏したハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲、シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団他が演奏したダンディのフランス山人の歌による交響曲、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲とヒンデミットの交響曲『画家マティス』他<ともにEMI>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。
午後、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」<SONY/BMG>、ゲオルギー・ペトルー指揮アルモニア・アテネアが演奏したベートーヴェンのバレエ音楽『プロメテウスの創造物』全曲<DECCA>、アンドレアス・シュペリング指揮カペラ・アウグスティーナが演奏したブラームスのセレナード第1番<CPO>、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団が演奏したメンデルスゾーンの『夏の夜の夢』序曲&スケルツォ<ハルモニアムンディ・フランス>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、川上弘美の『大きな鳥にさらわれないよう』<講談社>を読み進めたりする。
17時過ぎに外出して、ウイングス京都や京都芸術センターで用件を片付けたあと、夕飯用の買い物をすませて帰宅する。
昨日、錦湯さんでネオ落語の常連さんにもらった大丸の商品券を早速利用して、メンチカツを買う。
これぞメンチカツ、と言いたくなるような肉々しいメンチカツで食べ応えがあった。
多謝。
帰宅後、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中、夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートのライヴ録音(2016年5月20日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴く。
ニコライ・ズナイダーの独奏によるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲とプロコフィエフの交響曲第6番などが演奏されていた。
続けて、リカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『ペトルーシュカ』&『プルチネッラ』<DECCA>、シャイー指揮フィラデルフィア管弦楽団が演奏したショスタコーヴィチの『モスクワ−チェリョムーシカ』組曲&『ボルト』組曲<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の読み直しを行ったりする。
『大きな鳥にさらわれないよう』を読了する。
ああ、面白かった!!
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
明日は、またも雨らしいが。
気温は上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
両耳の不調が続く。
臨時国会が始まる。
安倍内閣は何がなんでもTPPを推し進めようとしている。
どうにも胡散臭い。
そういえば、安倍首相の所信表明演説の中で、海保、警察、自衛隊に敬意を呼び掛けた際、自民党の議員が一斉に起立拍手したそうだ。
翼賛議会や独裁主義国家(ファシズムや軍事独裁政権、共産主義政権)ではあるまいし。
どうにも気持ちが悪い。
石原慎太郎の責任はどこかに消えて、末端ばかりがとやかく言われる今日この頃。
馬鹿らしい。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
騙されまい。
昨夜、18時台に外出して錦湯さんへ。
49回目となるネオ落語・セントラル(ネオキャクノセントラル)に参加する。
詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
ああ、くたびれた!!
終了後、遅めの夕飯をすませ、24時台に帰宅する。
帰宅後、作業を進めたのち2時半過ぎに寝床に就く。
6時40分過ぎに起きる。
午前中、NHK・FMの『クラシック・カフェ』の再放送でギュンター・ヴァント指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したストラヴィンスキーの『プルチネッラ』組曲、ヴァイオリンのダヴィッド・オイストラフとアラム・ハチャトゥリアン指揮モスクワ放送交響楽団が演奏したハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲、シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団他が演奏したダンディのフランス山人の歌による交響曲、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲とヒンデミットの交響曲『画家マティス』他<ともにEMI>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。
午後、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」<SONY/BMG>、ゲオルギー・ペトルー指揮アルモニア・アテネアが演奏したベートーヴェンのバレエ音楽『プロメテウスの創造物』全曲<DECCA>、アンドレアス・シュペリング指揮カペラ・アウグスティーナが演奏したブラームスのセレナード第1番<CPO>、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団が演奏したメンデルスゾーンの『夏の夜の夢』序曲&スケルツォ<ハルモニアムンディ・フランス>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、川上弘美の『大きな鳥にさらわれないよう』<講談社>を読み進めたりする。
17時過ぎに外出して、ウイングス京都や京都芸術センターで用件を片付けたあと、夕飯用の買い物をすませて帰宅する。
昨日、錦湯さんでネオ落語の常連さんにもらった大丸の商品券を早速利用して、メンチカツを買う。
これぞメンチカツ、と言いたくなるような肉々しいメンチカツで食べ応えがあった。
多謝。
帰宅後、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中、夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートのライヴ録音(2016年5月20日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴く。
ニコライ・ズナイダーの独奏によるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲とプロコフィエフの交響曲第6番などが演奏されていた。
続けて、リカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『ペトルーシュカ』&『プルチネッラ』<DECCA>、シャイー指揮フィラデルフィア管弦楽団が演奏したショスタコーヴィチの『モスクワ−チェリョムーシカ』組曲&『ボルト』組曲<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の読み直しを行ったりする。
『大きな鳥にさらわれないよう』を読了する。
ああ、面白かった!!
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
ネオ落語・セントラル 第49回(ネオキャクノセントラル)
☆ネオ落語・セントラル 第49回(ネオキャクノセントラル)
出演:バッテンなかちゃんさん、道楽亭くりりん君
大喜利出演:宇多川どどどさん、棚卸し代行ハウスさん
(2016年9月27日20時開演/錦湯)
2014年10月のネオラクゴ・フロンティアのスタートから通算99回目(てことは、次回は栄えある100回目!)を迎えたネオ落語・フロンティアは、演芸の極北というか、これまでの総決算集大成というか、遂に来るところまで来た内容。
と、言うのも、月亭太遊さんは埼玉県川口市は喜楽湯さんで開催されるENGEIゆでたまご出演のため二週続けてのお休み。
に、加えて、芸人さんも一切いない。
つまりは、プロの方が一切存在しないという緊急事態。
結果、太遊さんの呼びかけに応じてネオ落語・セントラルの常連さんが総合司会を務め、落語を演じ、はては大喜利を仕切って解答する、題して「ネオキャクノセントラル」なる無謀っちゃ無謀、ある意味ネオの中のネオとでも呼ぶべき稀有な回となった。
(正直、今回は感想が書きにくいんだよね。なんだか落語の『刀屋』みたいになって。以下、私小説ならぬ「私感想」とでも思し召せ)
すでに「ネオキャクノセントラル」(芸人さんがいない)とツイートされていたにもかかわらず、コアな常連さんが集ったということもあり、20時を少しおしたあたりで会が始まる。
まずは、バッテンなかちゃん(九州弁の「ばってん」と「×点」がかかっているらしい)なる九州出身の物真似素人芸人が登場。
どうやらこの人物は錦湯さんでの会の進行をよく心得ているようで、お客さん相手に太遊さん不在の理由などを説明していく。
素人ゆえ拙いべしゃりではあるが、そこはご勘弁のほど。
そうそう、ある常連さんに指摘されたけど、あの首が開いたピロピロのTシャツ(ピロT)だけはいただけない。
あれじゃあ、「着れるゴミ」(by常連さん)だよ。
(当人が言うに、物真似もやるつもりだったが、若いお客さんの前で中村伸郎や花沢徳衛、田中明夫、高木均、三谷昇がネタではきょとんするだろうからとパスしたそう)
で、そこそこ時間を稼いだところで、道楽亭くりりん君が高座に上がる。
道楽亭くりりん君は、くりりんの名でこれまで大喜利に出演してきたけれど、実は京都大学落研のベテランさん。
マクラで今回高座に上がるに到った理由なども話してから本題の『たがや』へ。
さすがはベテランだけあって、所作が様になっている。
そして、楷書の語り口と通る声質でおなじみの古典(新しくネタにしたものだそう)を演じ切った。
と、今度は何をとち狂ったのか、三憂(!)亭凡馬なる人物が高座へ。
曰く、自分は昭和の大名人の破門弟子を称した老人に数年間落語を習った人物である(ここら辺はあとでややこしくなりそうなので、カット)、まあ25年近く高座に上がっていないので、上下等所作の見苦しさはお許しをとマクラで言い訳をしたのち、本題へ。
錦湯さんでは、月亭遊真さんが巧みに口演したことのある古典の『子ほめ』。
細かい今様のくすぐりはありつつも、どちらかというと古い東京のスタイル(文楽系統?)の筋運びだなと思っていると、赤ん坊を誉める(言葉を間違える)段になって大脱線。
この凡馬さん、なんと『遠山の金さん』の裁きの場をまるまる挿入してしまったのである。
これじゃあ、トウシロウのキンシロウだ。
しかも、「このお子さんお幾つになられた」「七日の宮参りが終わったばっかりだ」「えっ、初七日が終わったばっかり、どうりで生まれたようには見えなかった」とサゲも不謹慎極まる。
ネオっちゃネオだけどの一場。
さらに会は続く。
セントラルでは欠かせない大喜利のコーナーも迷わず決行。
作家の桜井さん考案のお題に対して、再登場のバッテンなかちゃん仕切りの下、大喜利出演の宇多川どどどさん、棚卸し代行ハウスさん、くりりん君が解答していった。
くりりん君も含めて、流石は大喜利猛者たちだけあって、場繋ぎなども含めてコンスタントに解答を重ねていく。
昨夜は、バッテンさんが誘い水を向けたせいもあってか、どどどさんが下ネタなどもかまして攻めに攻める。
一方、棚卸し代行ハウスさんは論理性にも富んだくせ球を放って来る。
また、くりりん君は中継ぎでホールドを稼いだ。
そんな三人に対してバッテンさんはいささか独裁傾向さえある仕切りで、ネオ落語でおなじみの「正解」に加え、勝手なポイントまで付加。
それでも大喜利界隈の情報を聴き出したりした点は、これまでにあまりない収穫だったのでは。
結局、どどどさんがポイント3点(+MVP、並びに大喜利界隈の長門勇称号授与)、棚卸し代行ハウスさんが2・5点(+大喜利の哲人称号授与)、くりりん君が2点(+ホールド賞)、お客さんで解答した北川景子改め京塚昌子改め豊洲には引っ越ししたくない人さんが1・5点(+来週は美味しいものを持ってきて賞)、シェンロンさんがマイナス50点(+今度は落語をやりま賞)を獲得した。
最後は、バッテンさんが大喜利出演の面々やくりりん君、そして何よりお客さんへの心からのお礼と太遊さんに代わっての心からのお詫びの言葉で〆て、狂乱の一夜は幕となった。
と、本当に本当に何が飛び出すかわからないネオ落語・セントラル。
次回は100回目ということで、必ずやプロの面々が大集合することでしょう。
毎週月曜20時は、皆さんも錦湯さんにぜひ。
ああ、疲れた!!
出演:バッテンなかちゃんさん、道楽亭くりりん君
大喜利出演:宇多川どどどさん、棚卸し代行ハウスさん
(2016年9月27日20時開演/錦湯)
2014年10月のネオラクゴ・フロンティアのスタートから通算99回目(てことは、次回は栄えある100回目!)を迎えたネオ落語・フロンティアは、演芸の極北というか、これまでの総決算集大成というか、遂に来るところまで来た内容。
と、言うのも、月亭太遊さんは埼玉県川口市は喜楽湯さんで開催されるENGEIゆでたまご出演のため二週続けてのお休み。
に、加えて、芸人さんも一切いない。
つまりは、プロの方が一切存在しないという緊急事態。
結果、太遊さんの呼びかけに応じてネオ落語・セントラルの常連さんが総合司会を務め、落語を演じ、はては大喜利を仕切って解答する、題して「ネオキャクノセントラル」なる無謀っちゃ無謀、ある意味ネオの中のネオとでも呼ぶべき稀有な回となった。
(正直、今回は感想が書きにくいんだよね。なんだか落語の『刀屋』みたいになって。以下、私小説ならぬ「私感想」とでも思し召せ)
すでに「ネオキャクノセントラル」(芸人さんがいない)とツイートされていたにもかかわらず、コアな常連さんが集ったということもあり、20時を少しおしたあたりで会が始まる。
まずは、バッテンなかちゃん(九州弁の「ばってん」と「×点」がかかっているらしい)なる九州出身の物真似素人芸人が登場。
どうやらこの人物は錦湯さんでの会の進行をよく心得ているようで、お客さん相手に太遊さん不在の理由などを説明していく。
素人ゆえ拙いべしゃりではあるが、そこはご勘弁のほど。
そうそう、ある常連さんに指摘されたけど、あの首が開いたピロピロのTシャツ(ピロT)だけはいただけない。
あれじゃあ、「着れるゴミ」(by常連さん)だよ。
(当人が言うに、物真似もやるつもりだったが、若いお客さんの前で中村伸郎や花沢徳衛、田中明夫、高木均、三谷昇がネタではきょとんするだろうからとパスしたそう)
で、そこそこ時間を稼いだところで、道楽亭くりりん君が高座に上がる。
道楽亭くりりん君は、くりりんの名でこれまで大喜利に出演してきたけれど、実は京都大学落研のベテランさん。
マクラで今回高座に上がるに到った理由なども話してから本題の『たがや』へ。
さすがはベテランだけあって、所作が様になっている。
そして、楷書の語り口と通る声質でおなじみの古典(新しくネタにしたものだそう)を演じ切った。
と、今度は何をとち狂ったのか、三憂(!)亭凡馬なる人物が高座へ。
曰く、自分は昭和の大名人の破門弟子を称した老人に数年間落語を習った人物である(ここら辺はあとでややこしくなりそうなので、カット)、まあ25年近く高座に上がっていないので、上下等所作の見苦しさはお許しをとマクラで言い訳をしたのち、本題へ。
錦湯さんでは、月亭遊真さんが巧みに口演したことのある古典の『子ほめ』。
細かい今様のくすぐりはありつつも、どちらかというと古い東京のスタイル(文楽系統?)の筋運びだなと思っていると、赤ん坊を誉める(言葉を間違える)段になって大脱線。
この凡馬さん、なんと『遠山の金さん』の裁きの場をまるまる挿入してしまったのである。
これじゃあ、トウシロウのキンシロウだ。
しかも、「このお子さんお幾つになられた」「七日の宮参りが終わったばっかりだ」「えっ、初七日が終わったばっかり、どうりで生まれたようには見えなかった」とサゲも不謹慎極まる。
ネオっちゃネオだけどの一場。
さらに会は続く。
セントラルでは欠かせない大喜利のコーナーも迷わず決行。
作家の桜井さん考案のお題に対して、再登場のバッテンなかちゃん仕切りの下、大喜利出演の宇多川どどどさん、棚卸し代行ハウスさん、くりりん君が解答していった。
くりりん君も含めて、流石は大喜利猛者たちだけあって、場繋ぎなども含めてコンスタントに解答を重ねていく。
昨夜は、バッテンさんが誘い水を向けたせいもあってか、どどどさんが下ネタなどもかまして攻めに攻める。
一方、棚卸し代行ハウスさんは論理性にも富んだくせ球を放って来る。
また、くりりん君は中継ぎでホールドを稼いだ。
そんな三人に対してバッテンさんはいささか独裁傾向さえある仕切りで、ネオ落語でおなじみの「正解」に加え、勝手なポイントまで付加。
それでも大喜利界隈の情報を聴き出したりした点は、これまでにあまりない収穫だったのでは。
結局、どどどさんがポイント3点(+MVP、並びに大喜利界隈の長門勇称号授与)、棚卸し代行ハウスさんが2・5点(+大喜利の哲人称号授与)、くりりん君が2点(+ホールド賞)、お客さんで解答した北川景子改め京塚昌子改め豊洲には引っ越ししたくない人さんが1・5点(+来週は美味しいものを持ってきて賞)、シェンロンさんがマイナス50点(+今度は落語をやりま賞)を獲得した。
最後は、バッテンさんが大喜利出演の面々やくりりん君、そして何よりお客さんへの心からのお礼と太遊さんに代わっての心からのお詫びの言葉で〆て、狂乱の一夜は幕となった。
と、本当に本当に何が飛び出すかわからないネオ落語・セントラル。
次回は100回目ということで、必ずやプロの面々が大集合することでしょう。
毎週月曜20時は、皆さんも錦湯さんにぜひ。
ああ、疲れた!!
2016年09月26日
CDレビューをアップする(早めのCLACLA)
どんよりとしたお天気。
午前中は雨も降る。
夕方近くになって、青空も見え始めたが。
むしむしじめじめとして、快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
またぞろ維新が蠢き始めている。
性懲りもないの一語。
ゆ党などと名乗っている段階で、正体丸わかりだ。
目くらましの八百長猿芝居が蔓延横行している。
騙されまい。
昨夜、グレン・グールドが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<SONY/BMG>を聴いたりしながら作業を進め、1時半過ぎに寝床に就く。
7時過ぎに起きる。
で、チェンバロのマハン・エスファハニが弾いたゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>を聴いてCDレビューをアップする。
10時台に外出して、仕事関係の用件を片付ける。
帰宅後、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>を聴いてCDレビューをアップする。
午後、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲とヒンデミットの交響曲『画家マティス』他<ともにEMI>、ペーター・ノイマン指揮コレギウム・カルトゥジアヌム&ケルン室内合唱団他が演奏した戴冠式ミサ曲&荘厳ミサ曲<同>、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの楽興の時他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の読み直しをしたり、川上弘美の『大きな鳥にさらわれないよう』<講談社>を読み始めたりする。
まもなく外出して、錦湯さんへ。
錦湯さんでのネオラクゴ企画が始まって99回目となる今夜は、遂にくるところまできたネオキャクノ・セントラル。
さて、どうなるか?
皆さん、ぜひ!
午前中は雨も降る。
夕方近くになって、青空も見え始めたが。
むしむしじめじめとして、快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
またぞろ維新が蠢き始めている。
性懲りもないの一語。
ゆ党などと名乗っている段階で、正体丸わかりだ。
目くらましの八百長猿芝居が蔓延横行している。
騙されまい。
昨夜、グレン・グールドが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<SONY/BMG>を聴いたりしながら作業を進め、1時半過ぎに寝床に就く。
7時過ぎに起きる。
で、チェンバロのマハン・エスファハニが弾いたゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>を聴いてCDレビューをアップする。
10時台に外出して、仕事関係の用件を片付ける。
帰宅後、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>を聴いてCDレビューをアップする。
午後、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲とヒンデミットの交響曲『画家マティス』他<ともにEMI>、ペーター・ノイマン指揮コレギウム・カルトゥジアヌム&ケルン室内合唱団他が演奏した戴冠式ミサ曲&荘厳ミサ曲<同>、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの楽興の時他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の読み直しをしたり、川上弘美の『大きな鳥にさらわれないよう』<講談社>を読み始めたりする。
まもなく外出して、錦湯さんへ。
錦湯さんでのネオラクゴ企画が始まって99回目となる今夜は、遂にくるところまできたネオキャクノ・セントラル。
さて、どうなるか?
皆さん、ぜひ!
マナコルダとカンマーアカデミー・ポツダムによるメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番
☆メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」&第1番
指揮:アントネッロ・マナコルダ
管弦楽:カンマーアカデミー・ポツダム
<SONY/BMG>88985338792
シューベルトの交響曲全集を録音し終えたアントネッロ・マナコルダと手兵カンマーアカデミー・ポツダムが新たに挑むのは、メンデルスゾーンの交響曲。
その第一弾として、第4番「イタリア」と第1番の2曲がリリースされた。
金管楽器とティンパニにオリジナル楽器を使用しているという点はシューベルトと同じで、速めのテンポ設定や強弱の強調など、いわゆるピリオド・スタイルによる演奏だ。
ただ、マナコルダとカンマーアカデミー・ポツダムの魅力はそれだけに留まるものではない。
未完成交響曲での鋭く透徹した展開や第8番「ザ・グレート」の第2楽章での空白とでも呼ぶべき休止が象徴する、シューベルトの深淵を浮き彫りにするかのような表現、言い換えれば音楽の持つ内面的な雰囲気(「精神性」と記してしまうと、よりもやもやとしたような感情が巧く言い表せない気がするので)の表出もまた、彼彼女らの演奏の大きな魅力である。
もちろん、そうした魅力は今回のメンデルスゾーンの交響曲でも十分十二分に発揮されている。
深淵がシューベルトの特性であるとすれば、メンデルスゾーンの場合は、抒情的な憂鬱さとどこか焦燥感を伴った躍動性ということになるか。
前者の代表的な例としては、当然二つの交響曲の緩徐楽章を挙げるべきだろうが、有名なイタリア交響曲の第1楽章、あの晴々しくて陽性な音楽に垣間見える翳りのようなものがとても印象的で美しい。
そして、後者でいえば両曲の終楽章。
例えば、第1番の一気呵成さ、特にラストのまるで機械仕掛けの神が慌てて飛び降りてくるようなじたばた感では同じピリオド・スタイルによる演奏でも、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団の録音に何歩か譲るものの、構えの大きさ、劇的な表現ではマナコルダたちも負けてはいない。
特に、細やかな音楽の表情の変化が素晴らしく、改めてメンデルスゾーンの早熟ぶりを知らされた。
カンマーアカデミー・ポツダムの面々も、マナコルダの意図に沿って優れたアンサンブルを披歴している。
上述した第1番終楽章の弦楽器の目まぐるしい進行には、今年のラ・フォル・ジュルネびわ湖で目の当たりにした笠井友紀率いる彼女彼らの姿をすぐさま思い起こしたほどだ。
シューベルトに比べてちょっとだけ音質にじがじがした感じがあるが、音楽を愉しむ分にはほとんど気にならない。
メンデルスゾーンの交響曲を清新な演奏で愉しみたいという方に強くお薦めできる一枚だ。
そして、残りの第2番「讃歌」、第3番「スコットランド」、第5番「宗教改革」のリリースが本当に待ち遠しい。
(できれば、序曲も数曲録音してくれないかなあ。まあ、第2番1曲と第3番&第5番のカップリングになりそうな気はするけど)
あと、カンマーアカデミー・ポツダムには、ぜひとも次回はマナコルダと共に来日して、シューベルトやメンデルスゾーンの交響曲を聴かせてもらいたい。
日本人ピアニストとの抱き合わせでマナコルダは抜き、というのだけは勘弁して欲しい。
指揮:アントネッロ・マナコルダ
管弦楽:カンマーアカデミー・ポツダム
<SONY/BMG>88985338792
シューベルトの交響曲全集を録音し終えたアントネッロ・マナコルダと手兵カンマーアカデミー・ポツダムが新たに挑むのは、メンデルスゾーンの交響曲。
その第一弾として、第4番「イタリア」と第1番の2曲がリリースされた。
金管楽器とティンパニにオリジナル楽器を使用しているという点はシューベルトと同じで、速めのテンポ設定や強弱の強調など、いわゆるピリオド・スタイルによる演奏だ。
ただ、マナコルダとカンマーアカデミー・ポツダムの魅力はそれだけに留まるものではない。
未完成交響曲での鋭く透徹した展開や第8番「ザ・グレート」の第2楽章での空白とでも呼ぶべき休止が象徴する、シューベルトの深淵を浮き彫りにするかのような表現、言い換えれば音楽の持つ内面的な雰囲気(「精神性」と記してしまうと、よりもやもやとしたような感情が巧く言い表せない気がするので)の表出もまた、彼彼女らの演奏の大きな魅力である。
もちろん、そうした魅力は今回のメンデルスゾーンの交響曲でも十分十二分に発揮されている。
深淵がシューベルトの特性であるとすれば、メンデルスゾーンの場合は、抒情的な憂鬱さとどこか焦燥感を伴った躍動性ということになるか。
前者の代表的な例としては、当然二つの交響曲の緩徐楽章を挙げるべきだろうが、有名なイタリア交響曲の第1楽章、あの晴々しくて陽性な音楽に垣間見える翳りのようなものがとても印象的で美しい。
そして、後者でいえば両曲の終楽章。
例えば、第1番の一気呵成さ、特にラストのまるで機械仕掛けの神が慌てて飛び降りてくるようなじたばた感では同じピリオド・スタイルによる演奏でも、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団の録音に何歩か譲るものの、構えの大きさ、劇的な表現ではマナコルダたちも負けてはいない。
特に、細やかな音楽の表情の変化が素晴らしく、改めてメンデルスゾーンの早熟ぶりを知らされた。
カンマーアカデミー・ポツダムの面々も、マナコルダの意図に沿って優れたアンサンブルを披歴している。
上述した第1番終楽章の弦楽器の目まぐるしい進行には、今年のラ・フォル・ジュルネびわ湖で目の当たりにした笠井友紀率いる彼女彼らの姿をすぐさま思い起こしたほどだ。
シューベルトに比べてちょっとだけ音質にじがじがした感じがあるが、音楽を愉しむ分にはほとんど気にならない。
メンデルスゾーンの交響曲を清新な演奏で愉しみたいという方に強くお薦めできる一枚だ。
そして、残りの第2番「讃歌」、第3番「スコットランド」、第5番「宗教改革」のリリースが本当に待ち遠しい。
(できれば、序曲も数曲録音してくれないかなあ。まあ、第2番1曲と第3番&第5番のカップリングになりそうな気はするけど)
あと、カンマーアカデミー・ポツダムには、ぜひとも次回はマナコルダと共に来日して、シューベルトやメンデルスゾーンの交響曲を聴かせてもらいたい。
日本人ピアニストとの抱き合わせでマナコルダは抜き、というのだけは勘弁して欲しい。
マハン・エスファハニが弾いたゴルトベルク変奏曲
☆ヨハン・セバスティアン・バッハ:ゴルトベルク変奏曲
独奏:マハン・エスファハニ(チェンバロ)
<DG>479 5929
あいにく関西は素通りされてしまったものの、今月来日して各地でリサイタルを開催したマハン・エスファハニは、1984年生まれのイラン系アメリカ人。
現在はイギリスに拠点を移して世界的な演奏活動を行う、若手チェンバリストの大注目株である。
すでにhyperionレーベルからカール・フィリップ・エマヌエル・バッハのヴュルテンベルク・ソナタ集とラモーのクラヴサン作品集、さらにARCHIVレーベルからバッハよりグレツキ、スティーヴ・ライヒに到る幅広い作品を収めた『現在と過去』をリリースしてきたエスファハニだけれど、今回彼が満を持して本家ドイツ・グラモフォンに録音したのがこのアルバム、バッハのゴルトベルク変奏曲だ。
ゴルトベルク変奏曲といえば、グレン・グールドの再発見以来、鍵盤楽器奏者にとって避けては通れぬ作品の一つだが、エスファハニの演奏を一言で表わすならば、「今現在の彼にとってそうあるべきものをそうあるべきように表現した」ということになるのではないか。
それではわかりにくいというのであれば、同じく漠然とはしていても、「今現在の彼の特性魅力が十全に発揮された演奏」と平板な言葉に言い換えてもよい。
もちろん、鬼面人を嚇す類いのひけらかしまずありきの演奏とは無縁であることは言うまでもない。
その意味で、グールド以上のスピーディーでエッジの効いた展開を期待するむきには若干物足りなさを感じさせる演奏かもしれない。
また逆に、エスファハニの自らの感興に正直な姿勢は、古いドイツ流儀の堅固で統一された音楽世界をよしとするむきには敬遠されるべきものかもしれない。
エスファハニの演奏は、全体を緊密な世界として構築するというよりも、個々の変奏の持つ特徴を細かく捉えながら、それでいて一つの流れを指し示すことにより重きが置かれている。
一つの流れという点でいえば、冒頭のアリア(トラック1)から第1変奏(トラック2)への移行。
激しいテンポの変化によって一挙に場面を切り替えるような演奏とは異なり、エスファハニの場合はアリアの余韻を残したままで変奏を始める。
また、第15変奏(トラック16。たどたどしさすら感じるようなカノンの歩み)から第16変奏(トラック17)冒頭の強打を経ての第17変奏(トラック18)への移行にも、エスファハニの演奏の特徴はよく表されている。
ただ、そうしたエスファハニの演奏を単にモノマニアックでマニエリスティックな解釈であると判断することも間違いであろう。
第19変奏(トラック20)のピッチカートを思わせる奏法や、第26変奏(トラック27)から第29変奏(トラック30)での速いテンポの経過に如実に示されているように、エスファハニの演奏解釈は、チェンバロという楽器の特性性質をしっかりと手の内に収めることによって生み出されたものなのである。
いずれにしても、80分弱の長丁場だが全篇聴き飽きることない、それどころか繰り返して聴けば聴くほど面白さを感じるCDだ。
明度の高い録音も、エスファハニの明晰な演奏によく沿っている。
大いにお薦めしたい。
独奏:マハン・エスファハニ(チェンバロ)
<DG>479 5929
あいにく関西は素通りされてしまったものの、今月来日して各地でリサイタルを開催したマハン・エスファハニは、1984年生まれのイラン系アメリカ人。
現在はイギリスに拠点を移して世界的な演奏活動を行う、若手チェンバリストの大注目株である。
すでにhyperionレーベルからカール・フィリップ・エマヌエル・バッハのヴュルテンベルク・ソナタ集とラモーのクラヴサン作品集、さらにARCHIVレーベルからバッハよりグレツキ、スティーヴ・ライヒに到る幅広い作品を収めた『現在と過去』をリリースしてきたエスファハニだけれど、今回彼が満を持して本家ドイツ・グラモフォンに録音したのがこのアルバム、バッハのゴルトベルク変奏曲だ。
ゴルトベルク変奏曲といえば、グレン・グールドの再発見以来、鍵盤楽器奏者にとって避けては通れぬ作品の一つだが、エスファハニの演奏を一言で表わすならば、「今現在の彼にとってそうあるべきものをそうあるべきように表現した」ということになるのではないか。
それではわかりにくいというのであれば、同じく漠然とはしていても、「今現在の彼の特性魅力が十全に発揮された演奏」と平板な言葉に言い換えてもよい。
もちろん、鬼面人を嚇す類いのひけらかしまずありきの演奏とは無縁であることは言うまでもない。
その意味で、グールド以上のスピーディーでエッジの効いた展開を期待するむきには若干物足りなさを感じさせる演奏かもしれない。
また逆に、エスファハニの自らの感興に正直な姿勢は、古いドイツ流儀の堅固で統一された音楽世界をよしとするむきには敬遠されるべきものかもしれない。
エスファハニの演奏は、全体を緊密な世界として構築するというよりも、個々の変奏の持つ特徴を細かく捉えながら、それでいて一つの流れを指し示すことにより重きが置かれている。
一つの流れという点でいえば、冒頭のアリア(トラック1)から第1変奏(トラック2)への移行。
激しいテンポの変化によって一挙に場面を切り替えるような演奏とは異なり、エスファハニの場合はアリアの余韻を残したままで変奏を始める。
また、第15変奏(トラック16。たどたどしさすら感じるようなカノンの歩み)から第16変奏(トラック17)冒頭の強打を経ての第17変奏(トラック18)への移行にも、エスファハニの演奏の特徴はよく表されている。
ただ、そうしたエスファハニの演奏を単にモノマニアックでマニエリスティックな解釈であると判断することも間違いであろう。
第19変奏(トラック20)のピッチカートを思わせる奏法や、第26変奏(トラック27)から第29変奏(トラック30)での速いテンポの経過に如実に示されているように、エスファハニの演奏解釈は、チェンバロという楽器の特性性質をしっかりと手の内に収めることによって生み出されたものなのである。
いずれにしても、80分弱の長丁場だが全篇聴き飽きることない、それどころか繰り返して聴けば聴くほど面白さを感じるCDだ。
明度の高い録音も、エスファハニの明晰な演奏によく沿っている。
大いにお薦めしたい。
2016年09月25日
『痾紅毛日記』を完成させた(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気の一日。
青空も微かに見えはしていたが。
日中は雨は降らず。
降ると思って、京都市交響楽団の定期演奏会をパスしたんだけどなあ…。
気温は上昇し、むしむしとして蒸し暑くなる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
与党に加えて、維新ら癒党もTPPを推進しようとしている。
もうそれだけで、TPPがろくなものでないと思えてきて仕方がない。
アメリカの大統領選挙も終わらないうちに、どうして安倍内閣はTPPを無理から押し通そうとするのか?
なんとも胡散臭い。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
いつまで続く泥濘ぞ。
騙されてはなるまい。
昨夜、ボロディン・カルテット他が演奏したシューベルトの弦楽5重奏曲<TELDEC>を聴いたりしながら『痾紅毛日記』の作業を進め、2時半頃に寝床に就く。
8時に起きる。
午前中、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』(タッシの特集)や、ジョス・ファン・インマゼール指揮アニマ・エテルナが演奏したシューベルトの『ロザムンデ』の音楽抜粋&交響曲第5番<チャンネル・クラシックス>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の作業を進めたりする。
午後、NHK・FMの『日曜喫茶室』(永六輔の特集)と『きらクラ!』、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲とヒンデミットのウェーバーの主題による交響的変容&組曲『気高き幻想』<ともにEMI>を聴く。
『痾紅毛日記』の最後の筆入れと打ち直しを終えて第10稿を完成させ、某所に送付する。
ようやく終わった。
が、次は長篇の『御神酒徳利』の改稿作業が待っている。
やり続けなくては。
18時頃外出し、仕事関係の予定をすませ用件を片付け、ついでに夕飯用の買い物をして19時過ぎに帰宅する。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で、ダニエレ・ルスティオーニ指揮兵庫芸術文化センター管弦楽団のコンサートのライヴ録音を聴く。
ロッシーニの歌劇『どろぼうかささぎ』序曲とドヴォルザークの交響曲第8番が演奏されていたが、このオーケストラが若者のトレーニング用の団体であるということを改めて確認することができた。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
トランペットの籠谷春香が出演していた。
さらに、サヴァリッシュ指揮によるヒンデミットの交響曲『画家マティス』、タカーチュ・カルテット他が演奏したシューベルトの弦楽4重奏曲第15番他<DECCA>、ウラディーミル・アシュケナージさん指揮ロイヤル・フィルが演奏したショスタコーヴィチの交響曲第6番<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、川上弘美の『大きな鳥にさらわれないよう』<講談社>を読み始める。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
夜、疲れがどっと出る。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
青空も微かに見えはしていたが。
日中は雨は降らず。
降ると思って、京都市交響楽団の定期演奏会をパスしたんだけどなあ…。
気温は上昇し、むしむしとして蒸し暑くなる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
与党に加えて、維新ら癒党もTPPを推進しようとしている。
もうそれだけで、TPPがろくなものでないと思えてきて仕方がない。
アメリカの大統領選挙も終わらないうちに、どうして安倍内閣はTPPを無理から押し通そうとするのか?
なんとも胡散臭い。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
いつまで続く泥濘ぞ。
騙されてはなるまい。
昨夜、ボロディン・カルテット他が演奏したシューベルトの弦楽5重奏曲<TELDEC>を聴いたりしながら『痾紅毛日記』の作業を進め、2時半頃に寝床に就く。
8時に起きる。
午前中、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』(タッシの特集)や、ジョス・ファン・インマゼール指揮アニマ・エテルナが演奏したシューベルトの『ロザムンデ』の音楽抜粋&交響曲第5番<チャンネル・クラシックス>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の作業を進めたりする。
午後、NHK・FMの『日曜喫茶室』(永六輔の特集)と『きらクラ!』、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲とヒンデミットのウェーバーの主題による交響的変容&組曲『気高き幻想』<ともにEMI>を聴く。
『痾紅毛日記』の最後の筆入れと打ち直しを終えて第10稿を完成させ、某所に送付する。
ようやく終わった。
が、次は長篇の『御神酒徳利』の改稿作業が待っている。
やり続けなくては。
18時頃外出し、仕事関係の予定をすませ用件を片付け、ついでに夕飯用の買い物をして19時過ぎに帰宅する。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で、ダニエレ・ルスティオーニ指揮兵庫芸術文化センター管弦楽団のコンサートのライヴ録音を聴く。
ロッシーニの歌劇『どろぼうかささぎ』序曲とドヴォルザークの交響曲第8番が演奏されていたが、このオーケストラが若者のトレーニング用の団体であるということを改めて確認することができた。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
トランペットの籠谷春香が出演していた。
さらに、サヴァリッシュ指揮によるヒンデミットの交響曲『画家マティス』、タカーチュ・カルテット他が演奏したシューベルトの弦楽4重奏曲第15番他<DECCA>、ウラディーミル・アシュケナージさん指揮ロイヤル・フィルが演奏したショスタコーヴィチの交響曲第6番<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、川上弘美の『大きな鳥にさらわれないよう』<講談社>を読み始める。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
夜、疲れがどっと出る。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年09月24日
『痾紅毛日記』の作業を進める 急遽、身体のメンテナンスへ(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気の一日。
朝早くには青空が見えていたのに、結局曇天になってしまった。
雨が降らなかっただけましか。
湿度が高い分、むしむしじめじめとして快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
連日、目くらましの八百長猿芝居のオンパレードだ。
騙されてはなるまい。
昨夜、ギュンター・ヴァント指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したブラームスの交響曲第2番<DHM/EMI>やフォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第1番〜第3番<EMI>を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時少し前に寝床に就く。
で、6時50分に起きる。
朝一で、毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、あまりよろしからず。
まあ、仕方がない。
午前中、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティークが演奏したシューマンの交響曲第3番「ライン」と第2番<ARCHIV>、レナード・バースタイン指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第2番&大学祝典序曲<ドイツ・グラモフォン>、ヴァイオリンのシェロモ・ミンツとクラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルが演奏したブラームスのヴァイオリン協奏曲&大学祝典序曲とセレナード第1番<ともに同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記 やまいこうもうにっき もしくは、純然たる私小説』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
『痾紅毛日記』は最後まで筆入れと打ち直しを行い、第9・5稿を完成させた。
本当は、大阪まで出て用件を片付けるついでに、日本センチュリー交響楽団の定期演奏会を聴くつもりだったのだが、『痾紅毛日記』の作業を進めたい上に体調と天候の悪さも加わって、パスすることにした。
まあ、仕方がない。
午後、ダニエル・ハーディング指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏したベートーヴェンの序曲集<Virgin>、アルテミス・カルテットが演奏したドヴォルザークの弦楽4重奏曲第13番&ヤナーチェクの弦楽4重奏曲第2番「ないしょの手紙」とブラームスのピアノ5重奏曲(レイフ・オヴェ・アンスネスのピアノ)<ともに同>、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲とヒンデミットの交響曲『画家マティス』他<ともにEMI>を聴いたりしながら、『痾紅毛日記』の見直しと打ち直しを行う。
『痾紅毛日記』は最後まで見直しと打ち直しを行い、第9・8稿を完成させた。
彩瀬まるの『やがて海へと届く』<講談社>を読了する。
夕方になって、急遽身体のメンテナンスをしてもらうことに決める。
で、予約の電話を入れて百万遍方面へ。
痛みのある部分や気になっている部分をメンテナンスしてもらう。
ああ、すっきりした!!
行き帰り、『痾紅毛日記』について考える。
書き足すことをいくつか思いつく。
完成まであと少し時間がかかりそうだ。
帰宅後、NHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴く。
今週は「NHKのアーカイブスから」で、伊福部昭の没後10年を記念して、ピアノの小林仁と若杉弘指揮読売日本交響楽団が演奏した伊福部さんのピアノと管弦楽のためのリトミカ・オスティナータ(初稿と決定稿の中間にあたる1969年稿)と、ヴァイオリンの磯恒男と山岡重信指揮東京フィルが演奏した伊福部さんの弟子である池野成のラプソディア・コンチェルタンテが放送されていた。
続けて、湯浅卓雄指揮ニュージーランド交響楽団が演奏した黛敏郎のルンバ・ラプソディと芥川也寸志の交響三章<ともにNAXOS>、山田一雄指揮大阪センチュリー交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」(第2楽章省略)<ライヴノーツ>を聴く。
さあ、さらに『痾紅毛日記』の作業を続けないと。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
朝早くには青空が見えていたのに、結局曇天になってしまった。
雨が降らなかっただけましか。
湿度が高い分、むしむしじめじめとして快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
連日、目くらましの八百長猿芝居のオンパレードだ。
騙されてはなるまい。
昨夜、ギュンター・ヴァント指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したブラームスの交響曲第2番<DHM/EMI>やフォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第1番〜第3番<EMI>を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時少し前に寝床に就く。
で、6時50分に起きる。
朝一で、毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、あまりよろしからず。
まあ、仕方がない。
午前中、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティークが演奏したシューマンの交響曲第3番「ライン」と第2番<ARCHIV>、レナード・バースタイン指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第2番&大学祝典序曲<ドイツ・グラモフォン>、ヴァイオリンのシェロモ・ミンツとクラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルが演奏したブラームスのヴァイオリン協奏曲&大学祝典序曲とセレナード第1番<ともに同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記 やまいこうもうにっき もしくは、純然たる私小説』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
『痾紅毛日記』は最後まで筆入れと打ち直しを行い、第9・5稿を完成させた。
本当は、大阪まで出て用件を片付けるついでに、日本センチュリー交響楽団の定期演奏会を聴くつもりだったのだが、『痾紅毛日記』の作業を進めたい上に体調と天候の悪さも加わって、パスすることにした。
まあ、仕方がない。
午後、ダニエル・ハーディング指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏したベートーヴェンの序曲集<Virgin>、アルテミス・カルテットが演奏したドヴォルザークの弦楽4重奏曲第13番&ヤナーチェクの弦楽4重奏曲第2番「ないしょの手紙」とブラームスのピアノ5重奏曲(レイフ・オヴェ・アンスネスのピアノ)<ともに同>、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲とヒンデミットの交響曲『画家マティス』他<ともにEMI>を聴いたりしながら、『痾紅毛日記』の見直しと打ち直しを行う。
『痾紅毛日記』は最後まで見直しと打ち直しを行い、第9・8稿を完成させた。
彩瀬まるの『やがて海へと届く』<講談社>を読了する。
夕方になって、急遽身体のメンテナンスをしてもらうことに決める。
で、予約の電話を入れて百万遍方面へ。
痛みのある部分や気になっている部分をメンテナンスしてもらう。
ああ、すっきりした!!
行き帰り、『痾紅毛日記』について考える。
書き足すことをいくつか思いつく。
完成まであと少し時間がかかりそうだ。
帰宅後、NHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴く。
今週は「NHKのアーカイブスから」で、伊福部昭の没後10年を記念して、ピアノの小林仁と若杉弘指揮読売日本交響楽団が演奏した伊福部さんのピアノと管弦楽のためのリトミカ・オスティナータ(初稿と決定稿の中間にあたる1969年稿)と、ヴァイオリンの磯恒男と山岡重信指揮東京フィルが演奏した伊福部さんの弟子である池野成のラプソディア・コンチェルタンテが放送されていた。
続けて、湯浅卓雄指揮ニュージーランド交響楽団が演奏した黛敏郎のルンバ・ラプソディと芥川也寸志の交響三章<ともにNAXOS>、山田一雄指揮大阪センチュリー交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」(第2楽章省略)<ライヴノーツ>を聴く。
さあ、さらに『痾紅毛日記』の作業を続けないと。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年09月23日
歯のケアが一応終わった 第9稿まで完成させた(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気の一日。
ただし、青空も見え始めた。
日中はまだむしっとした感じがあるが、夕方以降徐々に気温が下がり涼しくなる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪にはお気をつけのほど。
両耳の不調が続く。
そして、身体が重たい。
東京都の豊洲の問題。
今のところ石原慎太郎元都知事の責任は厳しく追及されなさそうだ。
想定内の展開か。
安倍内閣が「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」を設置すると発表した。
会議の顔触れについてはひとまず置くとして、安倍晋三以下内閣の閣僚が目先鼻先口先舌先の徒であることに間違いはあるまい。
いろいろと考えることあり。
富山の政務活動費の問題が日々報道されている。
もちろん不正は正されねばなるまい。
けれど、これが単なる地方自治体の問題で終わってしまうのであれば馬鹿らしい。
結局、それでは毎度の目くらましの八百長猿芝居でしかない。
昨夜、フォルテピアノのオルガ・トヴェルスカヤが弾いた『サンクト・ペテルスブルクの宮廷の音楽(ピアノ音楽)』<Opus111>を聴いたりしながら作業を進めたのち、1時過ぎに寝床に就く。
で、8時に起きる。
フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集とピアノ・ソナタ第20番&第21番<ともにEMI>を聴いたりしながら、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行う。
10時台に外出して、かかりつけの歯医者さんへ。
歯のケアをしてもらう。
ケアのほうは、一応今日で終わり。
ただし、親知らずの抜歯が待っている。
うむむ。
終了後、夕飯用の買い物をすませて、13時過ぎに帰宅する。
帰宅後、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団が演奏した組曲『気高き幻想』&交響曲『画家マティス』<EMI>、ソプラノのルチア・ポップとガリ・ベルティーニ指揮ケルンWDR交響楽団が演奏したマーラーの交響曲第4番<同>、サイモン・ラトル指揮バーミンガム・シティ交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第7番<同>、バリトンのオラフ・ベーアとハンス・フォンク指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したモーツァルトのアリア集<同>、フォンク指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏した同じくモーツァルトの序曲集<CAPRICCIO>、ルドルフ・ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したリヒャルト・シュトラウスの『ばらの騎士』のワルツ組曲&『カプリッチョ』から月の光の音楽<WARNER>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
石田千の『家へ』<講談社>を読了し、彩瀬まるの『やがて海へ届く』<同>を読み始める。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ボロディン・カルテットの来日コンサートのライヴ録音(2015年4月2日、東京文化会館小ホール)を聴く。
シューベルトの弦楽4重奏曲第12番「四重奏断章」、ピアノのエリザベート・レオンスカヤとのシューマンのピアノ5重奏曲とショスタコーヴィチのピアノ5重奏曲などが放送されていた。
続けて、『DJクラシック 広上淳一の音楽ってステキ』を聴く。
「ドヴォルザークを聴きながら」のタイトルで、ドヴォルザークの音楽が放送されていた。
さらに、アルテミス・カルテットが演奏したベートーヴェンの弦楽4重奏曲第11番「セリオーソ」&第7番「ラズモフスキー第1番」<Virgin>を聴く。
夕飯後、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、『やがて海へと届く』を読み進めたりする。
『痾紅毛日記』は最後まで筆入れと打ち直しを行い、第9稿を完成させた。
さあ、あともう少し。
今日も、甘いものは食さず。
ただし、買い物の際にもらった試供品の缶コーヒーを飲む。
こういう機会でもなければ、缶コーヒーは飲まないなあ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
ただし、青空も見え始めた。
日中はまだむしっとした感じがあるが、夕方以降徐々に気温が下がり涼しくなる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪にはお気をつけのほど。
両耳の不調が続く。
そして、身体が重たい。
東京都の豊洲の問題。
今のところ石原慎太郎元都知事の責任は厳しく追及されなさそうだ。
想定内の展開か。
安倍内閣が「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」を設置すると発表した。
会議の顔触れについてはひとまず置くとして、安倍晋三以下内閣の閣僚が目先鼻先口先舌先の徒であることに間違いはあるまい。
いろいろと考えることあり。
富山の政務活動費の問題が日々報道されている。
もちろん不正は正されねばなるまい。
けれど、これが単なる地方自治体の問題で終わってしまうのであれば馬鹿らしい。
結局、それでは毎度の目くらましの八百長猿芝居でしかない。
昨夜、フォルテピアノのオルガ・トヴェルスカヤが弾いた『サンクト・ペテルスブルクの宮廷の音楽(ピアノ音楽)』<Opus111>を聴いたりしながら作業を進めたのち、1時過ぎに寝床に就く。
で、8時に起きる。
フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集とピアノ・ソナタ第20番&第21番<ともにEMI>を聴いたりしながら、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行う。
10時台に外出して、かかりつけの歯医者さんへ。
歯のケアをしてもらう。
ケアのほうは、一応今日で終わり。
ただし、親知らずの抜歯が待っている。
うむむ。
終了後、夕飯用の買い物をすませて、13時過ぎに帰宅する。
帰宅後、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団が演奏した組曲『気高き幻想』&交響曲『画家マティス』<EMI>、ソプラノのルチア・ポップとガリ・ベルティーニ指揮ケルンWDR交響楽団が演奏したマーラーの交響曲第4番<同>、サイモン・ラトル指揮バーミンガム・シティ交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第7番<同>、バリトンのオラフ・ベーアとハンス・フォンク指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したモーツァルトのアリア集<同>、フォンク指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏した同じくモーツァルトの序曲集<CAPRICCIO>、ルドルフ・ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したリヒャルト・シュトラウスの『ばらの騎士』のワルツ組曲&『カプリッチョ』から月の光の音楽<WARNER>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
石田千の『家へ』<講談社>を読了し、彩瀬まるの『やがて海へ届く』<同>を読み始める。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ボロディン・カルテットの来日コンサートのライヴ録音(2015年4月2日、東京文化会館小ホール)を聴く。
シューベルトの弦楽4重奏曲第12番「四重奏断章」、ピアノのエリザベート・レオンスカヤとのシューマンのピアノ5重奏曲とショスタコーヴィチのピアノ5重奏曲などが放送されていた。
続けて、『DJクラシック 広上淳一の音楽ってステキ』を聴く。
「ドヴォルザークを聴きながら」のタイトルで、ドヴォルザークの音楽が放送されていた。
さらに、アルテミス・カルテットが演奏したベートーヴェンの弦楽4重奏曲第11番「セリオーソ」&第7番「ラズモフスキー第1番」<Virgin>を聴く。
夕飯後、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、『やがて海へと届く』を読み進めたりする。
『痾紅毛日記』は最後まで筆入れと打ち直しを行い、第9稿を完成させた。
さあ、あともう少し。
今日も、甘いものは食さず。
ただし、買い物の際にもらった試供品の缶コーヒーを飲む。
こういう機会でもなければ、缶コーヒーは飲まないなあ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年09月22日
雨がよく降る(CLACLA日記)
秋分の日。
世は祝日なり。
どんよりとしたお天気の一日。
正午過ぎ頃から雨が降り出し、途中弱くなったりしつつも雨が降り続く。
夜になっても降っている。
雨がよく降る。
じめじめじめじめとして快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
昨夜、フランツ・バウアー=トイセル指揮ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団が演奏したヨハン・シュトラウスU世のワルツ『ウィーン気質』&『美しく青きドナウ』<PHILIPS>、内田光子が弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ第11番&第12番他とシューベルトのピアノ・ソナタ第15番&第18番<同>を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時ちょうどに寝床に就く。
で、7時半頃起きる。
午前中、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラが演奏したブラームスの交響曲第4番&ハンガリー舞曲第5番、第6番<同>、ピアノのアルフレッド・ブレンデルとクラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルが演奏した同じくブラームスのピアノ協奏曲第2番<同>、ブレンデルが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第20番他と第21番他<ともに同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
正午過ぎに外出して、地下鉄で北山へ。
京都コンサートホールで、第6回関西の音楽大学オーケストラ・フェスティバルIN京都コンサートホールを聴く。
詳しくは、前回の記事(コンサート記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!
開演前、京都市立芸大と大阪音大のブースの係の人に、12月の定期演奏会などに関して尋ねる。
終演後、出演者の藤居知佳子さんや関係各氏と話をする。
その後、本当は百万遍近辺で仕事関係の予定があったのだが先方の都合で延期となり、北大路のビブレへ。
ユニクロで、セールのチノパン2着を購入する。
もっと服買えよ!
と、呼ぶ声あり。
北大路のバスターミナルから206系統の市バスに乗って大宮まで戻る。
バスに乗る際に腹立たしきことあり。
低知能と思しき初老の男性に天罰天誅よ下る!
夕飯用の買い物をすませて18時台に帰宅した。
帰宅後、グレン・グールドが弾いたリヒャルト・シュトラウスのピアノ作品集とヨハン・セバスティアン・バッハのインヴェンションとシンフォニア<ともにSONY/BMG>を聴いたりしながら、コンサート記録を投稿したりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『今日は一日フォーク三昧』を少し聴く。
偶然、谷口正晃監督の『父のこころ』でお世話になった大塚まさじさんが電話出演されていた。
お元気そうで何よりだ。
続けて、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲とヒンデミットのウェーバーの主題による交響的変容<ともにEMI>、ホルンのマリー・ルイーゼ・ノイネッカーとヴァイオリンのフランク・ペーター・ツィマーマン、ピアノのサヴァリッシュが演奏したブラームスのホルン3重奏曲<同>を聴く。
夕飯後、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、石田千の『家へ』<講談社>を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
そろそろ晴れてはくれないものか。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
世は祝日なり。
どんよりとしたお天気の一日。
正午過ぎ頃から雨が降り出し、途中弱くなったりしつつも雨が降り続く。
夜になっても降っている。
雨がよく降る。
じめじめじめじめとして快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
昨夜、フランツ・バウアー=トイセル指揮ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団が演奏したヨハン・シュトラウスU世のワルツ『ウィーン気質』&『美しく青きドナウ』<PHILIPS>、内田光子が弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ第11番&第12番他とシューベルトのピアノ・ソナタ第15番&第18番<同>を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時ちょうどに寝床に就く。
で、7時半頃起きる。
午前中、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラが演奏したブラームスの交響曲第4番&ハンガリー舞曲第5番、第6番<同>、ピアノのアルフレッド・ブレンデルとクラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルが演奏した同じくブラームスのピアノ協奏曲第2番<同>、ブレンデルが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第20番他と第21番他<ともに同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
正午過ぎに外出して、地下鉄で北山へ。
京都コンサートホールで、第6回関西の音楽大学オーケストラ・フェスティバルIN京都コンサートホールを聴く。
詳しくは、前回の記事(コンサート記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!
開演前、京都市立芸大と大阪音大のブースの係の人に、12月の定期演奏会などに関して尋ねる。
終演後、出演者の藤居知佳子さんや関係各氏と話をする。
その後、本当は百万遍近辺で仕事関係の予定があったのだが先方の都合で延期となり、北大路のビブレへ。
ユニクロで、セールのチノパン2着を購入する。
もっと服買えよ!
と、呼ぶ声あり。
北大路のバスターミナルから206系統の市バスに乗って大宮まで戻る。
バスに乗る際に腹立たしきことあり。
低知能と思しき初老の男性に天罰天誅よ下る!
夕飯用の買い物をすませて18時台に帰宅した。
帰宅後、グレン・グールドが弾いたリヒャルト・シュトラウスのピアノ作品集とヨハン・セバスティアン・バッハのインヴェンションとシンフォニア<ともにSONY/BMG>を聴いたりしながら、コンサート記録を投稿したりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『今日は一日フォーク三昧』を少し聴く。
偶然、谷口正晃監督の『父のこころ』でお世話になった大塚まさじさんが電話出演されていた。
お元気そうで何よりだ。
続けて、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲とヒンデミットのウェーバーの主題による交響的変容<ともにEMI>、ホルンのマリー・ルイーゼ・ノイネッカーとヴァイオリンのフランク・ペーター・ツィマーマン、ピアノのサヴァリッシュが演奏したブラームスのホルン3重奏曲<同>を聴く。
夕飯後、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、石田千の『家へ』<講談社>を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
そろそろ晴れてはくれないものか。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
第6回関西の音楽大学オーケストラ・フェスティバルIN京都コンサートホール
☆第6回関西の音楽大学オーケストラ・フェスティバルIN京都コンサートホール
指揮:秋山和慶
独唱:岡本優香(ソプラノ・大阪音大)、藤居知佳子(アルト・同志社女子大)
管弦楽、合唱:大阪音楽大学、大阪教育大学、大阪芸術大学、京都市立芸術大学、神戸女学院大学、相愛大学、同志社女子大学、武庫川女子大学
座席:3階LB1列5番
(2016年9月22日14時開演/京都コンサートホール大ホール)
小澤征爾や山本直純ら数多くの門下生の中で、実は秋山和慶こそ斎藤秀雄が編み出した指揮法の元来の目的に沿った活動を続けてきた指揮者なのではないか。
つまり、技量的に限界のある日本のオーケストラに対し、簡にして要を得た機能的なバトンテクニックでもって音楽の要所急所を指し示しつつ、一程度以上の水準の演奏を創り上げるという。
中でも、財団解散に追い込まれ自主運営を余儀なくされた東京交響楽団の音楽監督・常任指揮者としての40年にわたる奮闘努力は、秋山和慶の指揮者人生の象徴ともいえるだろう。
ただ、1980年代以降の日本のプロフェッショナルなオーケストラのレヴェルアップの中で、そうした秋山さんの特性はかえって見え(聴こえ)にくくなっていったのではないか。
事実、NHK交響楽団の京都公演(1989年7月18日、京都会館第1ホール)を皮切りに、大阪フィルの第247回定期(1990年3月23日、旧フェスティバルホール)、札幌交響楽団の大阪公演(同3月30日、ザ・シンフォニーホール)、少し飛んで大阪フィルの第31回サントリー音楽賞記念公演(2001年2月19日、同/三善晃の特集)、そして大阪センチュリー交響楽団の第112回定期(2006年6月7日、同)と、何度か秋山和慶が指揮するコンサートに足を運んだが、均整がとれたオーケストラ・コントロールと、シャープでスマートな音楽づくりに感心しつつも、彼の真価に触れたと言い切れるほどには強く心を動かされてはこなかった。
ところが、夕暮れ社弱男ユニットの公演で出会って度々その歌唱に接してきた藤居知佳子が独唱者として出演するというので足を運んだ、今日の第6回関西の音楽大学オーケストラ・フェスティバルでの秋山さんの指揮には心底感嘆させられた。
プログラムは、マーラーの交響曲第2番「復活」。
言わずと知れた大編成、しかもバンダに独唱合唱つきの大曲である。
しかも、オーケストラは地の利もあってか京都市立芸大を中心とはしつつも、上述した如き混成軍(特に管・打楽器)というわけだから、当然一筋縄ではいかない。
いや、こういう書き方をするとなんだか難曲演奏困難曲のように思われるかもしれないし、実際プロのオーケストラでも骨の折れる作品に違いはないのだけれど、大きな傷があろうとへっちゃらちゃら介、そこはフェスティバルなんだから炎立たせて大騒ぎして最後は「サライ」もびっくりの大感動で締めりゃあいいじゃん、というやり方をしても格好のつくつくりにもなっているのである。
けれど、秋山さんはそういうやり方はしない。
限られた時間の中で、どこをどう押さえればアンサンブルがまとまるか、シンフォニックに聴こえるか、今後の彼彼女らの演奏活動に繋がる指導を施すというか、技術面の問題というよりも経験不足のほうがより大きい若い音大生たちを相手にイロハのイとまではいかないけれど、出来得る限り明晰でなおかつ劇性にも富んだ音楽を生み出そうとしていく。
冒頭の低弦の響きにまずそれを強く感じたし、以降の強奏の部分での鋭い表現などにもそれが垣間見えた(聴こえた)。
一方で、弱音の部分でのリリカルな表現も強く印象に残る。
例えば第2楽章の弦楽器の静謐で柔らかな演奏には、マーラーそのものというより彼に影響を受けた北欧の音楽を思い起こしたりもした。
そして、そうした積み重ねがあるからこそ、終楽章の昂揚がひと際鮮明に浮かび上がってくるように思われた。
ライヴ特有の傷は多々あったし、より密度の濃い表現を期待したい部分も少なくはなかったが、秋山さんの指揮者としての力量を痛感したことに間違いはない。
副指揮の橋詰智博をはじめとしたサポートも加わってだろうが、音大生たちもそうした秋山さんの指揮に応える努力を重ねていた点に大きな拍手を送りたい。
藤居さんの歌唱については、コンサートの記録で数回触れてきた。
声量があった上で、深々としてなおかつ透明感のある声質の持ち主であることは言うまでもないが、今回のマーラーのアルトソロでは、高音部の美しさを再確認することもできた。
これまでのイタリア物やフランス物ばかりでなく、こうしたドイツ・リートにまで彼女の守備範囲は及ぶのではないだろうか。
研鑚をさらに積んだ藤居さんが歌う同じ曲や、大地の歌をぜひ聴いてみたい。
一方、ソプラノソロの岡本さんは、清楚で芯のある声質の持ち主。
すでにオペラでも活躍されているようだが、今度は彼女の日本歌曲にも接してみたいと思った。
賛助メンバーを含む合唱団も、コーラスマスターの北村敏則、合唱指導の石原祐介両氏の指導の下、真摯でまとまりのある歌唱を創り出そうという意志を聴かせていた。
若い音大生の熱意に加え、ベテランの音楽家の底力を目の当たりにしたコンサートでした。
ああ、面白かった!
指揮:秋山和慶
独唱:岡本優香(ソプラノ・大阪音大)、藤居知佳子(アルト・同志社女子大)
管弦楽、合唱:大阪音楽大学、大阪教育大学、大阪芸術大学、京都市立芸術大学、神戸女学院大学、相愛大学、同志社女子大学、武庫川女子大学
座席:3階LB1列5番
(2016年9月22日14時開演/京都コンサートホール大ホール)
小澤征爾や山本直純ら数多くの門下生の中で、実は秋山和慶こそ斎藤秀雄が編み出した指揮法の元来の目的に沿った活動を続けてきた指揮者なのではないか。
つまり、技量的に限界のある日本のオーケストラに対し、簡にして要を得た機能的なバトンテクニックでもって音楽の要所急所を指し示しつつ、一程度以上の水準の演奏を創り上げるという。
中でも、財団解散に追い込まれ自主運営を余儀なくされた東京交響楽団の音楽監督・常任指揮者としての40年にわたる奮闘努力は、秋山和慶の指揮者人生の象徴ともいえるだろう。
ただ、1980年代以降の日本のプロフェッショナルなオーケストラのレヴェルアップの中で、そうした秋山さんの特性はかえって見え(聴こえ)にくくなっていったのではないか。
事実、NHK交響楽団の京都公演(1989年7月18日、京都会館第1ホール)を皮切りに、大阪フィルの第247回定期(1990年3月23日、旧フェスティバルホール)、札幌交響楽団の大阪公演(同3月30日、ザ・シンフォニーホール)、少し飛んで大阪フィルの第31回サントリー音楽賞記念公演(2001年2月19日、同/三善晃の特集)、そして大阪センチュリー交響楽団の第112回定期(2006年6月7日、同)と、何度か秋山和慶が指揮するコンサートに足を運んだが、均整がとれたオーケストラ・コントロールと、シャープでスマートな音楽づくりに感心しつつも、彼の真価に触れたと言い切れるほどには強く心を動かされてはこなかった。
ところが、夕暮れ社弱男ユニットの公演で出会って度々その歌唱に接してきた藤居知佳子が独唱者として出演するというので足を運んだ、今日の第6回関西の音楽大学オーケストラ・フェスティバルでの秋山さんの指揮には心底感嘆させられた。
プログラムは、マーラーの交響曲第2番「復活」。
言わずと知れた大編成、しかもバンダに独唱合唱つきの大曲である。
しかも、オーケストラは地の利もあってか京都市立芸大を中心とはしつつも、上述した如き混成軍(特に管・打楽器)というわけだから、当然一筋縄ではいかない。
いや、こういう書き方をするとなんだか難曲演奏困難曲のように思われるかもしれないし、実際プロのオーケストラでも骨の折れる作品に違いはないのだけれど、大きな傷があろうとへっちゃらちゃら介、そこはフェスティバルなんだから炎立たせて大騒ぎして最後は「サライ」もびっくりの大感動で締めりゃあいいじゃん、というやり方をしても格好のつくつくりにもなっているのである。
けれど、秋山さんはそういうやり方はしない。
限られた時間の中で、どこをどう押さえればアンサンブルがまとまるか、シンフォニックに聴こえるか、今後の彼彼女らの演奏活動に繋がる指導を施すというか、技術面の問題というよりも経験不足のほうがより大きい若い音大生たちを相手にイロハのイとまではいかないけれど、出来得る限り明晰でなおかつ劇性にも富んだ音楽を生み出そうとしていく。
冒頭の低弦の響きにまずそれを強く感じたし、以降の強奏の部分での鋭い表現などにもそれが垣間見えた(聴こえた)。
一方で、弱音の部分でのリリカルな表現も強く印象に残る。
例えば第2楽章の弦楽器の静謐で柔らかな演奏には、マーラーそのものというより彼に影響を受けた北欧の音楽を思い起こしたりもした。
そして、そうした積み重ねがあるからこそ、終楽章の昂揚がひと際鮮明に浮かび上がってくるように思われた。
ライヴ特有の傷は多々あったし、より密度の濃い表現を期待したい部分も少なくはなかったが、秋山さんの指揮者としての力量を痛感したことに間違いはない。
副指揮の橋詰智博をはじめとしたサポートも加わってだろうが、音大生たちもそうした秋山さんの指揮に応える努力を重ねていた点に大きな拍手を送りたい。
藤居さんの歌唱については、コンサートの記録で数回触れてきた。
声量があった上で、深々としてなおかつ透明感のある声質の持ち主であることは言うまでもないが、今回のマーラーのアルトソロでは、高音部の美しさを再確認することもできた。
これまでのイタリア物やフランス物ばかりでなく、こうしたドイツ・リートにまで彼女の守備範囲は及ぶのではないだろうか。
研鑚をさらに積んだ藤居さんが歌う同じ曲や、大地の歌をぜひ聴いてみたい。
一方、ソプラノソロの岡本さんは、清楚で芯のある声質の持ち主。
すでにオペラでも活躍されているようだが、今度は彼女の日本歌曲にも接してみたいと思った。
賛助メンバーを含む合唱団も、コーラスマスターの北村敏則、合唱指導の石原祐介両氏の指導の下、真摯でまとまりのある歌唱を創り出そうという意志を聴かせていた。
若い音大生の熱意に加え、ベテランの音楽家の底力を目の当たりにしたコンサートでした。
ああ、面白かった!
2016年09月21日
松木ひろしが亡くなった 最終稿まであともう少し(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気の一日。
雨も降る。
湿度が高く、じめじめとしてあまり快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
脚本化の松木ひろしが亡くなった。87歳。
東京の出身。
鎌倉アカデミアで映画を学び、演劇活動ののち明治座を経てニッポン放送に入社。
現代劇場を結成する。
フジテレビの『ぼうふら紳士』で脚本化デビューを果たし、その後フリーとなる。
コメディタッチのホームドラマの書き手として活躍し、石立鉄男主演による『おひかえあそばせ』、『気になる嫁さん』、『パパと呼ばないで』、『雑居時代』、『水もれ甲介』、『おふくろさん』、『気まぐれ天使』、『気まぐれ本格派』や西田敏行主演による『池中玄太80キロ』は特に有名。
深く、深く、深く、深く黙祷。
安倍内閣が、高速増殖炉もんじゅ廃炉の最終調整に入ったと報じられている。
当然至極。
ただし、そのツケを誰が払うのか?
いろいろと考えることあり。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、1時過ぎに寝床に就き、7時少し前に起きる。
午前中、NHK・FMの『クラシック・カフェ』の再放送で、ヴァイオリンのダヴィッド・オイストラフとジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したブラームスのヴァイオリン協奏曲、マルク・アンドレ・アムランが弾いたシューマンの子供の情景、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第1番、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲とヒンデミットの交響曲『画家マティス』他<ともにEMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
午後、ロジャー・ノリントン指揮ロンドン・クラシカル・プレイヤーズが演奏したハイドンの交響曲第101番「時計」&第102番と初期ロマン派序曲集<ともに同>、NHK・FMの『クラシック・カフェ』でラサール弦楽4重奏団が演奏したツェムリンスキーの弦楽4重奏曲第1番とアルディッティ弦楽4重奏団が演奏したシェーンベルクのスケルツォ、ウィーン弦楽6重奏団が演奏したドヴォルザークの弦楽6重奏曲&弦楽5重奏曲第3番<同>、マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第12番「1917年」<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
辻村深月の『盲目的な恋と友情』<新潮社>を読了する。
後半の「友情」で俄然しっくりときて、ぐいぐい読み進めた。
ああ、面白かった!
続けて、石田千の『家へ』<講談社>を読み始める。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
ついでに、近くのブックファーストで立ち読みもした。
帰宅後、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第33番<PHILIPS>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ギャリック・オールソンの来日ピアノ・リサイタルのライヴ録音(2016年5月9日、浜離宮朝日ホール)を聴く。
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31番、ショパンのスケルツォ第4番、練習曲第5番&第6番、夜想曲第1番、バラード第1番、ムソルグスキーの組曲『展覧会の絵』が演奏されていた。
続けて、ハインツ・ホリガー指揮ヨーロッパ室内管弦楽団管楽ソロイスツが演奏したリヒャルト・シュトラウスの管楽アンサンブルのための作品集<同>、コリン・デイヴィス指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したヒンデミットのウェーバーの主題による交響的変容<同>を聴く。
夕飯後、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、『家へ』を読み進めたりする。
『痾紅毛日記』は最後まで筆入れと打ち直しを行い、第8稿を完成させた。
最終稿まであともう少しだ。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
雨も降る。
湿度が高く、じめじめとしてあまり快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
脚本化の松木ひろしが亡くなった。87歳。
東京の出身。
鎌倉アカデミアで映画を学び、演劇活動ののち明治座を経てニッポン放送に入社。
現代劇場を結成する。
フジテレビの『ぼうふら紳士』で脚本化デビューを果たし、その後フリーとなる。
コメディタッチのホームドラマの書き手として活躍し、石立鉄男主演による『おひかえあそばせ』、『気になる嫁さん』、『パパと呼ばないで』、『雑居時代』、『水もれ甲介』、『おふくろさん』、『気まぐれ天使』、『気まぐれ本格派』や西田敏行主演による『池中玄太80キロ』は特に有名。
深く、深く、深く、深く黙祷。
安倍内閣が、高速増殖炉もんじゅ廃炉の最終調整に入ったと報じられている。
当然至極。
ただし、そのツケを誰が払うのか?
いろいろと考えることあり。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、1時過ぎに寝床に就き、7時少し前に起きる。
午前中、NHK・FMの『クラシック・カフェ』の再放送で、ヴァイオリンのダヴィッド・オイストラフとジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したブラームスのヴァイオリン協奏曲、マルク・アンドレ・アムランが弾いたシューマンの子供の情景、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第1番、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲とヒンデミットの交響曲『画家マティス』他<ともにEMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
午後、ロジャー・ノリントン指揮ロンドン・クラシカル・プレイヤーズが演奏したハイドンの交響曲第101番「時計」&第102番と初期ロマン派序曲集<ともに同>、NHK・FMの『クラシック・カフェ』でラサール弦楽4重奏団が演奏したツェムリンスキーの弦楽4重奏曲第1番とアルディッティ弦楽4重奏団が演奏したシェーンベルクのスケルツォ、ウィーン弦楽6重奏団が演奏したドヴォルザークの弦楽6重奏曲&弦楽5重奏曲第3番<同>、マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第12番「1917年」<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
辻村深月の『盲目的な恋と友情』<新潮社>を読了する。
後半の「友情」で俄然しっくりときて、ぐいぐい読み進めた。
ああ、面白かった!
続けて、石田千の『家へ』<講談社>を読み始める。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
ついでに、近くのブックファーストで立ち読みもした。
帰宅後、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第33番<PHILIPS>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ギャリック・オールソンの来日ピアノ・リサイタルのライヴ録音(2016年5月9日、浜離宮朝日ホール)を聴く。
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31番、ショパンのスケルツォ第4番、練習曲第5番&第6番、夜想曲第1番、バラード第1番、ムソルグスキーの組曲『展覧会の絵』が演奏されていた。
続けて、ハインツ・ホリガー指揮ヨーロッパ室内管弦楽団管楽ソロイスツが演奏したリヒャルト・シュトラウスの管楽アンサンブルのための作品集<同>、コリン・デイヴィス指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したヒンデミットのウェーバーの主題による交響的変容<同>を聴く。
夕飯後、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、『家へ』を読み進めたりする。
『痾紅毛日記』は最後まで筆入れと打ち直しを行い、第8稿を完成させた。
最終稿まであともう少しだ。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年09月20日
台風接近で、どんよりとしたお天気の一日(CLACLA日記)
世は三連休明け。
台風16号の接近で、京都も朝から強い雨。
どんよりとしたお天気の一日となる。
気温は上昇せず。
ただし、湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
安全保障関連法の成立から1年が経った。
いろいろと考えることあり。
東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に関して、安倍内閣が新電力の負担を検討しているという。
まずは、東京電力をどうにかするのが先だろう。
なんとも小汚いやり口である。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
騙されまい。
昨夜、19時過ぎに外出して錦湯さんへ。
48回目となるネオ落語・セントラル(月亭天使のネオ落語・セントラル)を愉しむ。
詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
今回は月亭太遊さんがお休みで、天使さん、おなじみ桂三幸さん、東京からの林家けい木さん、そして大喜利猛者連が登場。
江戸前の風を吹かせたけい木さんには、手拭と千社札シールまでいただいた。
けい木さん、ありがとうございます!
終了後、常連さんと寺町のサイゼリアで遅めの夕飯をすませ、24時頃帰宅する。
で、ヴァイオリンのギドン・クレーメルとピアノのマルタ・アルゲリッチが演奏したベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第6番〜第8番<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時過ぎに寝床に就く。
7時半過ぎに起きる。
午前中、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲とヒンデミットの交響曲『画家マティス』他<ともにEMI>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。
午後、チェンバロのマハン・エスファハニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、ヴァイオリンのギル・シャハムとジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したシベリウス&チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲<同>、小澤征爾指揮ベルリン・フィルが演奏したチャイコフスキーの交響曲第4番&イタリア奇想曲<同>、ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団が演奏したロシア序曲集<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
本城雅人の『トリダシ』<文藝春秋>を読了する。
「とりあえず、ニュースをだせ」という口癖からトリダシと呼ばれるスポーツ新聞野球部のデスク鳥飼を中心に、プロ野球のスクープ獲得のために激しい駆け引きと葛藤を続ける人々を描いた連作集。
それこそ素晴らしいプロ野球のゲームを観ているかのような展開で、ぐいぐい読み進めた。
ああ、面白かった!
続けて、辻村深月の『盲目的な恋と友情』<新潮社>を読み始める。
17時台に外出して、夕飯用の買い物をすませる。
雨ゆえ、ゴムサンダルで出かけた。
帰宅後、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したドヴォルザークの交響曲第4番&チェコ組曲<SONY/BMG>を聴いたりしながら、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、トーマス・ヘルの来日ピアノ・リサイタルのライヴ録音(2016年6月3日、トッパンホール)を聴く。
リゲティのピアノための練習曲第3巻、第1巻、第2巻などが放送されていた。
(気象情報のため、ぶつ切りの放送。まあ、仕方がない)
続けて、ピアノのマルク・アンドレ・アムランが弾いたジェフスキの不屈の民による変奏曲他<hyperion>、グレン・グールドが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第5番〜第7番<SONY/BMG>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、『盲目的な恋と友情』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
何事にせよ、一旦名人上手の道へと足を踏み出したが最後、あとはただひたすら高みを目指すほかない。
それは全く救いがない道だ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
台風16号の接近で、京都も朝から強い雨。
どんよりとしたお天気の一日となる。
気温は上昇せず。
ただし、湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
安全保障関連法の成立から1年が経った。
いろいろと考えることあり。
東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に関して、安倍内閣が新電力の負担を検討しているという。
まずは、東京電力をどうにかするのが先だろう。
なんとも小汚いやり口である。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
騙されまい。
昨夜、19時過ぎに外出して錦湯さんへ。
48回目となるネオ落語・セントラル(月亭天使のネオ落語・セントラル)を愉しむ。
詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
今回は月亭太遊さんがお休みで、天使さん、おなじみ桂三幸さん、東京からの林家けい木さん、そして大喜利猛者連が登場。
江戸前の風を吹かせたけい木さんには、手拭と千社札シールまでいただいた。
けい木さん、ありがとうございます!
終了後、常連さんと寺町のサイゼリアで遅めの夕飯をすませ、24時頃帰宅する。
で、ヴァイオリンのギドン・クレーメルとピアノのマルタ・アルゲリッチが演奏したベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第6番〜第8番<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時過ぎに寝床に就く。
7時半過ぎに起きる。
午前中、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲とヒンデミットの交響曲『画家マティス』他<ともにEMI>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。
午後、チェンバロのマハン・エスファハニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、ヴァイオリンのギル・シャハムとジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したシベリウス&チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲<同>、小澤征爾指揮ベルリン・フィルが演奏したチャイコフスキーの交響曲第4番&イタリア奇想曲<同>、ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団が演奏したロシア序曲集<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
本城雅人の『トリダシ』<文藝春秋>を読了する。
「とりあえず、ニュースをだせ」という口癖からトリダシと呼ばれるスポーツ新聞野球部のデスク鳥飼を中心に、プロ野球のスクープ獲得のために激しい駆け引きと葛藤を続ける人々を描いた連作集。
それこそ素晴らしいプロ野球のゲームを観ているかのような展開で、ぐいぐい読み進めた。
ああ、面白かった!
続けて、辻村深月の『盲目的な恋と友情』<新潮社>を読み始める。
17時台に外出して、夕飯用の買い物をすませる。
雨ゆえ、ゴムサンダルで出かけた。
帰宅後、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したドヴォルザークの交響曲第4番&チェコ組曲<SONY/BMG>を聴いたりしながら、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、トーマス・ヘルの来日ピアノ・リサイタルのライヴ録音(2016年6月3日、トッパンホール)を聴く。
リゲティのピアノための練習曲第3巻、第1巻、第2巻などが放送されていた。
(気象情報のため、ぶつ切りの放送。まあ、仕方がない)
続けて、ピアノのマルク・アンドレ・アムランが弾いたジェフスキの不屈の民による変奏曲他<hyperion>、グレン・グールドが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第5番〜第7番<SONY/BMG>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、『盲目的な恋と友情』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
何事にせよ、一旦名人上手の道へと足を踏み出したが最後、あとはただひたすら高みを目指すほかない。
それは全く救いがない道だ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
ネオ落語・セントラル 第48回
☆ネオ落語・セントラル 第48回(月亭天使のネオ落語・セントラル)
出演:桂三幸さん、林家けい木さん、月亭天使さん
大喜利出演:貯蓄アンドザシティさん、あふろだんぺ〜さん、虎猫さん、ぷるーとさん
(2016年9月19日20時開演/錦湯)
三連休最後の夜、しかもあいにくのお天気にもかかわらず、昨夜もご新規さん、リピーターさん、常連さんと錦湯さんがなかなかの入りで、まずは重畳重畳。
48回目となるネオ落語・セントラルは月亭太遊さんはお休みで、「月亭天使のネオ落語・セントラル」のサブタイトルの下(って、これいいんですよね?)、三週連続となる桂三幸さん、東京からの林家けい木さん、そして天使さんの三人が顔を揃えた。
前々回の轍は踏むまいぞ(?)、スタートのトークからオン・モード。
初登場のけい木さんの紹介も兼ねた東西楽屋エピソードなどで盛り上げる。
で、ほどよいところで三幸さんが高座へ。
(ちなみに今回はじゃんけんに負けた順で高座に上がるという趣向)
師匠文枝(三枝)さんの新作『読書の時間』をかける。
愛読書の『竜馬がゆく』がない!
と慌てる夫に向かって、それなら息子が学校の読書の時間に持って行ったんじゃないのかと妻が応える。
ますます慌てふためく夫。
と、言うのも実はその本は…。
すれ違いのおかしさに細かいくすぐり、さらには文藝趣味と文枝さんらしい作品だが、三幸さんはメリハリの効いた表現で大きな笑いを生んでいた。
続いて、天使さんが登場。
先日開催されたNHK新人落語大賞予選で挑んだ『初天神』を演じた。
天使さんの『初天神』ならばすでに何度か接したことがあって、子供のにくかわいらしさの表現が強く印象に残っているのだけれど、今回は予選用に笑いのエッセンスをぎゅぎゅっと凝縮したバージョン。
テンポのよい筋運びに、天使さん流のアレンジも加わっておかしかった。
トリは、けい木さんが務める。
錦湯さんではおなじみとなった柳家かゑるさんらとの埼玉県川口市は喜楽湯でのENGEIゆでたまごを皮切りに、渋谷のHMVの落語会などでの太遊さんとの縁でネオ落語・セントラル出演となったけい木さんは、林家木久扇(前の木久蔵)師匠のお弟子さん。
2010年の入門(ということは、天使さんや太遊さんと同期)で、昨年二ツ目となった東京の若手落語家の注目株の一人だ。
まずは、じゃんけんで三人のお客さんに持参の手拭(木久扇師匠の絵柄)をプレゼントするという大盤振る舞いだったが、なんといの一番で勝ってしまった。
もちろん常連中の常連ということでのいんちきなど全くなし。
けい木さん、ありがとうございます!
で、マクラで大阪でのエピソード(後学のために飛田新地をのぞいた話など)を語ってから、本題の『磯の鮑』に入る。
遊んで儲けるほうはないかと尋ねる与太郎、ならば女郎買いの師匠のところに行けと隣町の梅村老人を紹介されるが…。
確か、けい木さんにとっては大師匠にあたる先代の正蔵(彦六)もかけていたはずだ。
関西で演じられる機会が少ないということで選ばれたいわゆる廓噺だが、艶っぽさよりも与太郎のとんちんかんぶりが際立つ展開となっている。
マクラから本題の初っ端辺りでは客席の様子をうかがっていたけい木さんだけれど、話が転がるところで俄然エンジンがかかって与太郎が暴走し始める。
今風今様のアレンジも効果的で、大いに愉しめた。
今のところなかなか京都に来る機会はないだろうけれど、ぜひまたけい木さんの高座に接したいものだ。
(『笑点』では馬鹿を演じている木久扇師匠だが、実はとびきりの才人の一人。手拭の絵柄もそうだけど、けい木さんの高座にもそのことの一端を感じたりした)
最後は、定番の大喜利を決行。
天使さん仕切りの下、三幸さん、けい木さん、貯蓄アンドザシティさん、あふろだんぺ〜さん、虎猫さん、ぷるーとさんが作家の桜井さん考案のお題に答えていく。
三幸さんのコンスタントな解答ぶりはすでに承知しているところだが、けい木さんもがちの即興大喜利に真っ向勝負。
随所で「江戸前の風」(by天使さん。もとは談志家元の表現)を吹かせた。
一方、ゲスト連も一人一殺ならぬ一答必笑の構えで、さすがは大喜利猛者連よと感心する。
あと、天使さんの仕切りには独特のフラがあってなんとも言えずおかしかった。
と、またまた盛りだくさんの回でした。
ときに江戸前の風も吹くネオ落語・セントラルに皆さんもぜひ!
ああ、面白かった!!
出演:桂三幸さん、林家けい木さん、月亭天使さん
大喜利出演:貯蓄アンドザシティさん、あふろだんぺ〜さん、虎猫さん、ぷるーとさん
(2016年9月19日20時開演/錦湯)
三連休最後の夜、しかもあいにくのお天気にもかかわらず、昨夜もご新規さん、リピーターさん、常連さんと錦湯さんがなかなかの入りで、まずは重畳重畳。
48回目となるネオ落語・セントラルは月亭太遊さんはお休みで、「月亭天使のネオ落語・セントラル」のサブタイトルの下(って、これいいんですよね?)、三週連続となる桂三幸さん、東京からの林家けい木さん、そして天使さんの三人が顔を揃えた。
前々回の轍は踏むまいぞ(?)、スタートのトークからオン・モード。
初登場のけい木さんの紹介も兼ねた東西楽屋エピソードなどで盛り上げる。
で、ほどよいところで三幸さんが高座へ。
(ちなみに今回はじゃんけんに負けた順で高座に上がるという趣向)
師匠文枝(三枝)さんの新作『読書の時間』をかける。
愛読書の『竜馬がゆく』がない!
と慌てる夫に向かって、それなら息子が学校の読書の時間に持って行ったんじゃないのかと妻が応える。
ますます慌てふためく夫。
と、言うのも実はその本は…。
すれ違いのおかしさに細かいくすぐり、さらには文藝趣味と文枝さんらしい作品だが、三幸さんはメリハリの効いた表現で大きな笑いを生んでいた。
続いて、天使さんが登場。
先日開催されたNHK新人落語大賞予選で挑んだ『初天神』を演じた。
天使さんの『初天神』ならばすでに何度か接したことがあって、子供のにくかわいらしさの表現が強く印象に残っているのだけれど、今回は予選用に笑いのエッセンスをぎゅぎゅっと凝縮したバージョン。
テンポのよい筋運びに、天使さん流のアレンジも加わっておかしかった。
トリは、けい木さんが務める。
錦湯さんではおなじみとなった柳家かゑるさんらとの埼玉県川口市は喜楽湯でのENGEIゆでたまごを皮切りに、渋谷のHMVの落語会などでの太遊さんとの縁でネオ落語・セントラル出演となったけい木さんは、林家木久扇(前の木久蔵)師匠のお弟子さん。
2010年の入門(ということは、天使さんや太遊さんと同期)で、昨年二ツ目となった東京の若手落語家の注目株の一人だ。
まずは、じゃんけんで三人のお客さんに持参の手拭(木久扇師匠の絵柄)をプレゼントするという大盤振る舞いだったが、なんといの一番で勝ってしまった。
もちろん常連中の常連ということでのいんちきなど全くなし。
けい木さん、ありがとうございます!
で、マクラで大阪でのエピソード(後学のために飛田新地をのぞいた話など)を語ってから、本題の『磯の鮑』に入る。
遊んで儲けるほうはないかと尋ねる与太郎、ならば女郎買いの師匠のところに行けと隣町の梅村老人を紹介されるが…。
確か、けい木さんにとっては大師匠にあたる先代の正蔵(彦六)もかけていたはずだ。
関西で演じられる機会が少ないということで選ばれたいわゆる廓噺だが、艶っぽさよりも与太郎のとんちんかんぶりが際立つ展開となっている。
マクラから本題の初っ端辺りでは客席の様子をうかがっていたけい木さんだけれど、話が転がるところで俄然エンジンがかかって与太郎が暴走し始める。
今風今様のアレンジも効果的で、大いに愉しめた。
今のところなかなか京都に来る機会はないだろうけれど、ぜひまたけい木さんの高座に接したいものだ。
(『笑点』では馬鹿を演じている木久扇師匠だが、実はとびきりの才人の一人。手拭の絵柄もそうだけど、けい木さんの高座にもそのことの一端を感じたりした)
最後は、定番の大喜利を決行。
天使さん仕切りの下、三幸さん、けい木さん、貯蓄アンドザシティさん、あふろだんぺ〜さん、虎猫さん、ぷるーとさんが作家の桜井さん考案のお題に答えていく。
三幸さんのコンスタントな解答ぶりはすでに承知しているところだが、けい木さんもがちの即興大喜利に真っ向勝負。
随所で「江戸前の風」(by天使さん。もとは談志家元の表現)を吹かせた。
一方、ゲスト連も一人一殺ならぬ一答必笑の構えで、さすがは大喜利猛者連よと感心する。
あと、天使さんの仕切りには独特のフラがあってなんとも言えずおかしかった。
と、またまた盛りだくさんの回でした。
ときに江戸前の風も吹くネオ落語・セントラルに皆さんもぜひ!
ああ、面白かった!!
2016年09月19日
図書館に行き、CDコンポを購入した(早めのCLACLA)
敬老の日。
世は三連休の最終日。
なれど、あいにくのお天気。
どんよりとした一日。
雨も強く降る。
気温は上昇しなかったものの、湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
昨夜、aikoの『秋 そばにいるよ』やJUDY AND MARYの『THE POWER SOURCE』を聴いたりしながら作業を進め、2時頃寝床に就く。
で、7時過ぎに起きる。
チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィル他が演奏したドヴォルザークの交響曲第3番&第7番とロッシーニのスターバト・マーテル<ドイツ・グラモフォン>、アナトール・ウゴルスキが弾いたムソルグスキーの組曲『展覧会の絵』<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
『痾紅毛日記』は第7稿を完成させ、プリントアウトをすませる。
これが最後の筆入れ用のプリントアウトになると思う。
山下澄人の『壁抜けの谷』<中央公論新社>を読了する。
読み進めていくごとに、ぐっと心を動かされ始めた。
ああ、面白かった!
雨がやんだので10時40分過ぎに外出し、下京図書館へ。
チョン・ミュンフン指揮のドヴォルザークとロッシーニ、『壁抜けの谷』、黒川創の『鷗外と漱石のあいだで』<河出書房新社>、松田青子の『ロマンティックあげない』<新潮社>、坂口恭平の『徘徊タクシー』<同>、畑野智美の『夏のおわりのハル』<講談社>を返却し、予約しておいた本城雅人の『トリダシ』<文藝春秋>、辻村深月の『盲目的な恋と友情』<新潮社>、石田千の『家へ』<講談社>、彩瀬まるの『やがて海へと届く』<同>、川上弘美の『大きな鳥にさらわれないよう』<同>、吉田篤弘の『台所のラジオ』<角川春樹事務所>、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲とヒンデミットの交響曲『画家マティス』他<ともにEMI>を新たに借りる。
いったん帰宅して本とCDを置いたのち、三条商店街のリサイクル・ショップへ。
つなぎのつなぎとして中古のCDコンポを購入する。
帰宅後、早速ソプラノのルチア・ポップがサヴァリッシュのピアノ伴奏で歌ったリヒャルト・シュトラウスの歌曲集<同>を聴く。
午後、サヴァリッシュ指揮のリヒャルト・シュトラウスとヒンデミット、チェンバロのマハン・エスファハニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、クラウディオ・アバド指揮マーラー・チェンバー・オーケストラが演奏したモーツァルトのオーボエ協奏曲(アルブレヒト・マイアーの独奏)<ともに同>、アバド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したプロコフィエフのヘブライの主題による序曲&古典交響曲とロッシーニの歌劇『絹のきざはし』&『どろぼうかささぎ』序曲<ともに同>を聴く。
サヴァリッシュ指揮の『英雄の生涯』は、静かに閉じる終結部の版を利用したもの。
フィラデルフィア管弦楽団は実に精度の高い演奏を聴かせるが、金持ち喧嘩せずというか、若干緩さを漢字たりもした。
フィラデルフィア管のメンバーであるリチャード・ウッドハムズがソロを務めたオーボエ協奏曲のほうが音楽性に合っており、インティメートな感じもして、より聴き心地がよかった。
一方、ヒンデミットのアルバムには、交響曲のほか、ウェーバーの主題による交響的変容と組曲『気高き幻想』が収められている。
いずれも「智に働けば」的な要素が強い作品だけれど、サヴァリッシュは的確な腑分けで要所急所を巧く押さえた演奏に仕上げていた。
(他のCDを聴いての感想だけど、このCDコンポは声楽や器楽はクリアに聴こえるものの、オーケストラの演奏はちょっと重心が低いというか、こもって聴こえる部分があるように思う)
仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』を読み直したり(筆入れをせず全部読み通した)、『トリダシ』を読み始めたりする。
まもなく外出して、錦湯さんへ。
48回目となるネオ落語・セントラル(今回はどうやら月亭太遊さんはお休みで、「月亭天使のネオ落語・セントラル」のようだ)。
東京から林家けい木さんも来演の予定で、実に愉しみなり。
それじゃあ、行って来ます!
世は三連休の最終日。
なれど、あいにくのお天気。
どんよりとした一日。
雨も強く降る。
気温は上昇しなかったものの、湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
昨夜、aikoの『秋 そばにいるよ』やJUDY AND MARYの『THE POWER SOURCE』を聴いたりしながら作業を進め、2時頃寝床に就く。
で、7時過ぎに起きる。
チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィル他が演奏したドヴォルザークの交響曲第3番&第7番とロッシーニのスターバト・マーテル<ドイツ・グラモフォン>、アナトール・ウゴルスキが弾いたムソルグスキーの組曲『展覧会の絵』<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
『痾紅毛日記』は第7稿を完成させ、プリントアウトをすませる。
これが最後の筆入れ用のプリントアウトになると思う。
山下澄人の『壁抜けの谷』<中央公論新社>を読了する。
読み進めていくごとに、ぐっと心を動かされ始めた。
ああ、面白かった!
雨がやんだので10時40分過ぎに外出し、下京図書館へ。
チョン・ミュンフン指揮のドヴォルザークとロッシーニ、『壁抜けの谷』、黒川創の『鷗外と漱石のあいだで』<河出書房新社>、松田青子の『ロマンティックあげない』<新潮社>、坂口恭平の『徘徊タクシー』<同>、畑野智美の『夏のおわりのハル』<講談社>を返却し、予約しておいた本城雅人の『トリダシ』<文藝春秋>、辻村深月の『盲目的な恋と友情』<新潮社>、石田千の『家へ』<講談社>、彩瀬まるの『やがて海へと届く』<同>、川上弘美の『大きな鳥にさらわれないよう』<同>、吉田篤弘の『台所のラジオ』<角川春樹事務所>、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲とヒンデミットの交響曲『画家マティス』他<ともにEMI>を新たに借りる。
いったん帰宅して本とCDを置いたのち、三条商店街のリサイクル・ショップへ。
つなぎのつなぎとして中古のCDコンポを購入する。
帰宅後、早速ソプラノのルチア・ポップがサヴァリッシュのピアノ伴奏で歌ったリヒャルト・シュトラウスの歌曲集<同>を聴く。
午後、サヴァリッシュ指揮のリヒャルト・シュトラウスとヒンデミット、チェンバロのマハン・エスファハニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、クラウディオ・アバド指揮マーラー・チェンバー・オーケストラが演奏したモーツァルトのオーボエ協奏曲(アルブレヒト・マイアーの独奏)<ともに同>、アバド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したプロコフィエフのヘブライの主題による序曲&古典交響曲とロッシーニの歌劇『絹のきざはし』&『どろぼうかささぎ』序曲<ともに同>を聴く。
サヴァリッシュ指揮の『英雄の生涯』は、静かに閉じる終結部の版を利用したもの。
フィラデルフィア管弦楽団は実に精度の高い演奏を聴かせるが、金持ち喧嘩せずというか、若干緩さを漢字たりもした。
フィラデルフィア管のメンバーであるリチャード・ウッドハムズがソロを務めたオーボエ協奏曲のほうが音楽性に合っており、インティメートな感じもして、より聴き心地がよかった。
一方、ヒンデミットのアルバムには、交響曲のほか、ウェーバーの主題による交響的変容と組曲『気高き幻想』が収められている。
いずれも「智に働けば」的な要素が強い作品だけれど、サヴァリッシュは的確な腑分けで要所急所を巧く押さえた演奏に仕上げていた。
(他のCDを聴いての感想だけど、このCDコンポは声楽や器楽はクリアに聴こえるものの、オーケストラの演奏はちょっと重心が低いというか、こもって聴こえる部分があるように思う)
仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』を読み直したり(筆入れをせず全部読み通した)、『トリダシ』を読み始めたりする。
まもなく外出して、錦湯さんへ。
48回目となるネオ落語・セントラル(今回はどうやら月亭太遊さんはお休みで、「月亭天使のネオ落語・セントラル」のようだ)。
東京から林家けい木さんも来演の予定で、実に愉しみなり。
それじゃあ、行って来ます!
2016年09月18日
雨また雨の一日(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気の一日。
お昼過ぎ頃から雷鳴が轟き、激しい雨となる。
その後もずっと強い降りが続く。
気温はそれほど上昇しなかったものの、湿度が高い分、じめじめとして快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチで、身体が重たし。
そして、両耳の不調も続く。
敗戦この方、無責任の体系はちっとも改まってはいない。
なんともかとも。
フィリピンのドゥテルテ大統領の麻薬取り締まり政策だが、末端の売人たちをいくら殺害したって大本の大本を断たなければ意味があるまいだろうに。
『恩情無用』といったタイトルで、ハードボイルド・タッチだった頃の必殺シリーズにありそうな話だけれど、ご禁制の阿片の取り締まりのためなら売人たちをどんどん殺しても構わないという強硬策に出る町奉行がいる。
ところが、実は町奉行は阿片密輸の親玉西海屋とぐるになっていて…。
まさかそんなことはあるまいね。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、レオポルド・ストコフスキー指揮ナショナル・フィルが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&ビゼーの交響曲と『カルメン』組曲&『アルルの女』組曲<ともにSONY/BMG>、ルドルフ・ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』&『ドン・ファン』、『カプリッチョ』から月の光の音楽<ともにWARNER>を聴いたりしながら作業を進め、2時近くに寝床に就く。
で、8時に起きる。
午前中、ウェラー・カルテットが演奏した『カルテット・パーティ』<タワーレコード/DECCA>、ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィル他が演奏したブラームスの管弦楽曲集と『ポピュラー・コンサート』<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
午後、ソプラノのルチア・ポップとクラウス・テンシュテット指揮ロンドン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第4番<EMI>、ベルナルト・ハイティンク指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したエルガーの交響曲第2番<同>、リカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルが演奏したシューベルトの交響曲第3番&第5番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、山下澄人の『壁抜けの谷』<中央公論新社>を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
雨また雨。
やんなっちゃうな、もう。
帰宅後、ケンペ指揮によるリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・キホーテ』&舞踏組曲を聴いたりしながら、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行う。
途中夕飯を挟み、古今亭志ん朝が口演した『寝床』と『刀屋』<ソニー>を聴く。
続けて、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番、第3番「英雄」<ARTE NOVA>を聴く。
夕飯後、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、『壁抜けの谷』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
CDはなんとかDVDのポータブルプレイヤーでしのいでいるが、ラジオがないのが辛い。
お天気さえよければ、つなぎのつなぎのシステムをリサイクルショップまで買いに行くつもりだったのだけれど、いかんせんこの雨では…。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
お昼過ぎ頃から雷鳴が轟き、激しい雨となる。
その後もずっと強い降りが続く。
気温はそれほど上昇しなかったものの、湿度が高い分、じめじめとして快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチで、身体が重たし。
そして、両耳の不調も続く。
敗戦この方、無責任の体系はちっとも改まってはいない。
なんともかとも。
フィリピンのドゥテルテ大統領の麻薬取り締まり政策だが、末端の売人たちをいくら殺害したって大本の大本を断たなければ意味があるまいだろうに。
『恩情無用』といったタイトルで、ハードボイルド・タッチだった頃の必殺シリーズにありそうな話だけれど、ご禁制の阿片の取り締まりのためなら売人たちをどんどん殺しても構わないという強硬策に出る町奉行がいる。
ところが、実は町奉行は阿片密輸の親玉西海屋とぐるになっていて…。
まさかそんなことはあるまいね。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、レオポルド・ストコフスキー指揮ナショナル・フィルが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&ビゼーの交響曲と『カルメン』組曲&『アルルの女』組曲<ともにSONY/BMG>、ルドルフ・ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』&『ドン・ファン』、『カプリッチョ』から月の光の音楽<ともにWARNER>を聴いたりしながら作業を進め、2時近くに寝床に就く。
で、8時に起きる。
午前中、ウェラー・カルテットが演奏した『カルテット・パーティ』<タワーレコード/DECCA>、ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィル他が演奏したブラームスの管弦楽曲集と『ポピュラー・コンサート』<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
午後、ソプラノのルチア・ポップとクラウス・テンシュテット指揮ロンドン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第4番<EMI>、ベルナルト・ハイティンク指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したエルガーの交響曲第2番<同>、リカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルが演奏したシューベルトの交響曲第3番&第5番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、山下澄人の『壁抜けの谷』<中央公論新社>を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
雨また雨。
やんなっちゃうな、もう。
帰宅後、ケンペ指揮によるリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・キホーテ』&舞踏組曲を聴いたりしながら、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行う。
途中夕飯を挟み、古今亭志ん朝が口演した『寝床』と『刀屋』<ソニー>を聴く。
続けて、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番、第3番「英雄」<ARTE NOVA>を聴く。
夕飯後、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、『壁抜けの谷』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
CDはなんとかDVDのポータブルプレイヤーでしのいでいるが、ラジオがないのが辛い。
お天気さえよければ、つなぎのつなぎのシステムをリサイクルショップまで買いに行くつもりだったのだけれど、いかんせんこの雨では…。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年09月17日
CDのコンポーネントシステムがおしゃかになった(CLACLA日記)
どんよりとした感じの強いお天気。
湿度が高い分、むしむしとして蒸し暑し。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
沖縄の辺野古訴訟で国(政府側)勝訴の判決が下された。
いろいろと考えることあり。
また出たと坊主びっくり貂の皮
とは、江戸時代後期の剛腕寺社奉行脇坂安薫の再登場に慄く寺社関係者を皮肉った落首だが、野田佳彦前首相の民進党幹事長起用は、
また出たと支持者びっくり豚の皮
もしくは、
また出たと支持者びっくりでぶ泥鰌
とでも口にしたくなる出来事だ。
民主党没落の最大の責任者の一人がしゃしゃり出てきて、次の選挙に勝てると思っているのだろうか。
やはり民進党は解体してしまったほうがよいのではないか。
うんざり。
イタリアの元大統領で元首相の、カルロ・アツェリオ・チャンピが亡くなった。95歳。
いわゆるタンジェントポリ(イタリア政界の腐敗癒着)後、非議員として戦後初の首相となり、政治改革財政再建に努めた。
また、1999年から2006年にかけては大統領の職にもあった。
深く、深く、深く、深く黙祷。
(このチャンピもそうだけれど、イタリア政界のトップにあった人物にはどうも長命の人が多いような気がする)
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、2時頃寝床に就き、8時に起きる。
午前中、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番とシューベルトの交響曲第7番「未完成」<SONY/BMG>、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
『痾紅毛日記』は、第6稿を完成させた。
午後、CDプレーヤー(コンポーネントシステム)がおしゃかになってしまう。
6年間使ってきたが、まさかこんな急にだめになってしまうとは思ってもみなかった。
がっくり。
ポータブルのCDプレーヤーがあるがこれはイヤホンで聴くタイプのもののため、パス。
耳の調子がますます悪化してしまうもの。
仕方ないので、ポータブルDVDプレーヤーでCDを聴く。
音質の劣悪さは否めないが、聴けるだけましか。
チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィル他が演奏したドヴォルザークの交響曲第3番&第7番とロッシーニのスターバト・マーテル<ともにドイツ・グラモフォン>、ヘルベルト・ブロムシュテット指揮サンフランシスコ交響楽団他が演奏したマーラーの交響曲第2番「復活」<LONDON>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
畑野智美の『夏のおわりのハル』<講談社>を読了する。
ああ、面白かった!
17時台に外出して、大垣書店四条店で『ぶらあぼ』10月号を入手し、京都芸術センターで用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて18時半過ぎに帰宅した。
途中、リサイクル・ショップでコンポーネントシステムをさがす。
安いものを一つ見つけた。
どうしようか?
つなぎのつなぎではありだが。
帰宅後、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティークが演奏したシューマンの交響曲第3番「ライン」&第4番、第2番<ARCHIV>を聴いたりしながら、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行う。
谷口正晃監督が演出したテレビドラマ『マザーズ』や自分自身が出演した映画のDVDを観たり、レオポルド・ストコフスキー指揮ナショナル・フィルが演奏したブラームスの交響曲第2番&悲劇的序曲<SONY/BMG>を聴いたりする。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、山下澄人の『壁抜けの谷』<中央公論新社>を読み始めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
湿度が高い分、むしむしとして蒸し暑し。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
沖縄の辺野古訴訟で国(政府側)勝訴の判決が下された。
いろいろと考えることあり。
また出たと坊主びっくり貂の皮
とは、江戸時代後期の剛腕寺社奉行脇坂安薫の再登場に慄く寺社関係者を皮肉った落首だが、野田佳彦前首相の民進党幹事長起用は、
また出たと支持者びっくり豚の皮
もしくは、
また出たと支持者びっくりでぶ泥鰌
とでも口にしたくなる出来事だ。
民主党没落の最大の責任者の一人がしゃしゃり出てきて、次の選挙に勝てると思っているのだろうか。
やはり民進党は解体してしまったほうがよいのではないか。
うんざり。
イタリアの元大統領で元首相の、カルロ・アツェリオ・チャンピが亡くなった。95歳。
いわゆるタンジェントポリ(イタリア政界の腐敗癒着)後、非議員として戦後初の首相となり、政治改革財政再建に努めた。
また、1999年から2006年にかけては大統領の職にもあった。
深く、深く、深く、深く黙祷。
(このチャンピもそうだけれど、イタリア政界のトップにあった人物にはどうも長命の人が多いような気がする)
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、2時頃寝床に就き、8時に起きる。
午前中、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番とシューベルトの交響曲第7番「未完成」<SONY/BMG>、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
『痾紅毛日記』は、第6稿を完成させた。
午後、CDプレーヤー(コンポーネントシステム)がおしゃかになってしまう。
6年間使ってきたが、まさかこんな急にだめになってしまうとは思ってもみなかった。
がっくり。
ポータブルのCDプレーヤーがあるがこれはイヤホンで聴くタイプのもののため、パス。
耳の調子がますます悪化してしまうもの。
仕方ないので、ポータブルDVDプレーヤーでCDを聴く。
音質の劣悪さは否めないが、聴けるだけましか。
チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィル他が演奏したドヴォルザークの交響曲第3番&第7番とロッシーニのスターバト・マーテル<ともにドイツ・グラモフォン>、ヘルベルト・ブロムシュテット指揮サンフランシスコ交響楽団他が演奏したマーラーの交響曲第2番「復活」<LONDON>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
畑野智美の『夏のおわりのハル』<講談社>を読了する。
ああ、面白かった!
17時台に外出して、大垣書店四条店で『ぶらあぼ』10月号を入手し、京都芸術センターで用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて18時半過ぎに帰宅した。
途中、リサイクル・ショップでコンポーネントシステムをさがす。
安いものを一つ見つけた。
どうしようか?
つなぎのつなぎではありだが。
帰宅後、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティークが演奏したシューマンの交響曲第3番「ライン」&第4番、第2番<ARCHIV>を聴いたりしながら、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行う。
谷口正晃監督が演出したテレビドラマ『マザーズ』や自分自身が出演した映画のDVDを観たり、レオポルド・ストコフスキー指揮ナショナル・フィルが演奏したブラームスの交響曲第2番&悲劇的序曲<SONY/BMG>を聴いたりする。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、山下澄人の『壁抜けの谷』<中央公論新社>を読み始めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年09月16日
面白い人たちと遭遇した(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気の一日。
青空は見えていたし、夜になって昨日以上に月は見えていたが。
気温は少し上昇したか。
夕方以降、むしっとした感じが強まる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調も続く。
民進党の蓮舫新代表が、野田佳彦前首相に幹事長就任を要請したというが。
党内事情派閥事情を優先したというのならまだしも(それも馬鹿らしいが)、本気で幹事長に据えるのだとしたらとんだお笑い草だ。
事ここに到らせた大きな責任の持ち主の一人が野田前首相ではないか。
何をいまさら泥鰌である。
自民党、ますます大喜びではないか。
政府与党が共謀罪を来年の通常国会に提出する方針とのこと。
いろいろと考えることあり。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、1時少し前に寝床に就き、7時に起きる。
朝一で毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、あまりよろしからず。
まあ、仕方ない。
午前中、クラウディオ・アバド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したロッシーニの序曲集<ドイツ・グラモフォン>、チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィル他が演奏した同じくロッシーニのスターバト・マーテル<同>、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
午後、妹尾さんの番組やNHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を聴く。
『オペラ・ファンタスティカ』では、ロンドンのコヴェントガーデン・ロイヤル・オペラにおけるシャブリエの歌劇『エトワール』上演のライヴ録音(2016年2月20日/マーク・エルダー指揮)などが放送されていた。
エルダーの音楽づくりには、若干もたつきを感じないでもなかったが、リリカルでメロディアスなナンバーや滑稽軽妙なナンバーと実に耳馴染みのよい音楽で、最後まで愉しむことができた。
あと、狂言回し役として英語を話す男性二人(歌を歌わない役者)が出ていたが、20年近く前のロンドン訪問時にコヴェントガーデン・ロイヤル・オペラでマスネの歌劇『シェリバン(ケルビーノ)』を観聴きしたときも、同様に狂言回し役として男女二人の役者が出演していたんだった。
(ソプラノのパトリシア・プティボンが歌ったアルバム『フレンチ・タッチ』<DECCA>にも、『エトワール』の曲が何曲か収められている。あるはロマンティック、あるは軽妙洒脱な歌いぶりゆえぜひご一聴のほど)
仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、畑野智美の『夏のおわりのハル』<講談社>を読み進めたりする。
17時台に外出して、仕事関係の用件を片付ける。
その後、夕飯用の買い物の途中面白い人たちが立ち話をしているのに遭遇し、そこに混じる。
やはり、面白い人たちと話をするのは愉しいな。
で、諸々あって夕飯も外ですませ、20時半頃帰宅した。
帰宅後、チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィルが演奏したドヴォルザークの交響曲第3番&第7番<ドイツ・グラモフォン>、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ウィーン・フィルが演奏したエルガーのエニグマ変奏曲他<同>を聴いたりしながら、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、『夏のおわりのハル』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
青空は見えていたし、夜になって昨日以上に月は見えていたが。
気温は少し上昇したか。
夕方以降、むしっとした感じが強まる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調も続く。
民進党の蓮舫新代表が、野田佳彦前首相に幹事長就任を要請したというが。
党内事情派閥事情を優先したというのならまだしも(それも馬鹿らしいが)、本気で幹事長に据えるのだとしたらとんだお笑い草だ。
事ここに到らせた大きな責任の持ち主の一人が野田前首相ではないか。
何をいまさら泥鰌である。
自民党、ますます大喜びではないか。
政府与党が共謀罪を来年の通常国会に提出する方針とのこと。
いろいろと考えることあり。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、1時少し前に寝床に就き、7時に起きる。
朝一で毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、あまりよろしからず。
まあ、仕方ない。
午前中、クラウディオ・アバド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したロッシーニの序曲集<ドイツ・グラモフォン>、チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィル他が演奏した同じくロッシーニのスターバト・マーテル<同>、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
午後、妹尾さんの番組やNHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を聴く。
『オペラ・ファンタスティカ』では、ロンドンのコヴェントガーデン・ロイヤル・オペラにおけるシャブリエの歌劇『エトワール』上演のライヴ録音(2016年2月20日/マーク・エルダー指揮)などが放送されていた。
エルダーの音楽づくりには、若干もたつきを感じないでもなかったが、リリカルでメロディアスなナンバーや滑稽軽妙なナンバーと実に耳馴染みのよい音楽で、最後まで愉しむことができた。
あと、狂言回し役として英語を話す男性二人(歌を歌わない役者)が出ていたが、20年近く前のロンドン訪問時にコヴェントガーデン・ロイヤル・オペラでマスネの歌劇『シェリバン(ケルビーノ)』を観聴きしたときも、同様に狂言回し役として男女二人の役者が出演していたんだった。
(ソプラノのパトリシア・プティボンが歌ったアルバム『フレンチ・タッチ』<DECCA>にも、『エトワール』の曲が何曲か収められている。あるはロマンティック、あるは軽妙洒脱な歌いぶりゆえぜひご一聴のほど)
仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、畑野智美の『夏のおわりのハル』<講談社>を読み進めたりする。
17時台に外出して、仕事関係の用件を片付ける。
その後、夕飯用の買い物の途中面白い人たちが立ち話をしているのに遭遇し、そこに混じる。
やはり、面白い人たちと話をするのは愉しいな。
で、諸々あって夕飯も外ですませ、20時半頃帰宅した。
帰宅後、チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィルが演奏したドヴォルザークの交響曲第3番&第7番<ドイツ・グラモフォン>、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ウィーン・フィルが演奏したエルガーのエニグマ変奏曲他<同>を聴いたりしながら、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、『夏のおわりのハル』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年09月15日
歯のケアをしてすっきりし、髪を切ってさらにすっきりした(CLACLA日記)
青空は見えつつも、どんよりとした感じの強いお天気。
中秋の名月は、雲間から少しだけのぞけた程度。
気温はあまり上昇せず。
ただし、湿度が高い分じめっとはしていたが。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
両耳の不調が続く。
民進党の代表に蓮舫候補が選出された。
彼女を支持するつもりは毛頭ないが、二重国籍問題をとやかく騒ぎ立てる連中には本当にうっとうしさを感じた。
そのことも含めて、民進党は解党してしまったほうがよいのではないか。
少なくとも、自民党や維新と同類の連中が党内にいるような状況で、果たしてその自民党や維新と本気で対峙することができるようには到底思えないのだけれど。
富山の県議会が云々かんぬんされているが、それじゃあ国会議員はどうなるのだろう。
どうしてもそのことを考えざるをえない。
小池都知事が政治塾を設立するとか。
いろいろと考えることあり。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
騙されまい。
昨夜、1時少し前に寝床に就き、7時に起きる。
午前中、ヴァンニ・モレット指揮アタランタ・フーギエンスが演奏したフランチェスコ・ザッパの6つの交響曲集<DHM>、ミヒ・ガイック指揮オルフェオ・バロック・オーケストラが演奏したシューベルトの交響曲第5番&序曲集<同>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れを行ったりする。
10時台後半に外出して、近くの歯科医院へ。
先週に続いて、歯のケアをしてもらう。
ああ、すっきりした!!
帰宅後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、チェンバロのマハン・エスファハニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
坂口恭平の『徘徊タクシー』<新潮社>を読了する。
ああ、面白かった!!
16時台に外出して、仕事関係の用件を片付ける。
ついでにお米(10キロ)を買う。
いったん帰宅したのち再度外出して、三条通のGUESTへ。
ささっと髪を切(刈)ってもらう。
ああ、すっきりした!!
で、夕飯用の買い物をすませて18時過ぎに帰宅した。
帰宅後、グレン・グールドが弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ第8番、第10番、第12番、第13番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラの来日コンサートのライヴ録音(2015年7月16日、武蔵野市民文化会館)を聴く。
パッヘルベルのカノン、ヴィヴァルディの四季(日下紗矢子のヴァイオリン独奏)、バーバーの弦楽のためのアダージョ、ドヴォルザークの弦楽セレナードなどが演奏されていた。
続けて、チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィルが演奏したドヴォルザークの交響曲第3番&第7番<ドイツ・グラモフォン>、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したドヴォルザークのチェコ組曲&ブラームスのハンガリー舞曲集抜粋<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』を読み始めたり、畑野智美の『夏のおわりのハル』<講談社>を読み始めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
中秋の名月は、雲間から少しだけのぞけた程度。
気温はあまり上昇せず。
ただし、湿度が高い分じめっとはしていたが。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
両耳の不調が続く。
民進党の代表に蓮舫候補が選出された。
彼女を支持するつもりは毛頭ないが、二重国籍問題をとやかく騒ぎ立てる連中には本当にうっとうしさを感じた。
そのことも含めて、民進党は解党してしまったほうがよいのではないか。
少なくとも、自民党や維新と同類の連中が党内にいるような状況で、果たしてその自民党や維新と本気で対峙することができるようには到底思えないのだけれど。
富山の県議会が云々かんぬんされているが、それじゃあ国会議員はどうなるのだろう。
どうしてもそのことを考えざるをえない。
小池都知事が政治塾を設立するとか。
いろいろと考えることあり。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
騙されまい。
昨夜、1時少し前に寝床に就き、7時に起きる。
午前中、ヴァンニ・モレット指揮アタランタ・フーギエンスが演奏したフランチェスコ・ザッパの6つの交響曲集<DHM>、ミヒ・ガイック指揮オルフェオ・バロック・オーケストラが演奏したシューベルトの交響曲第5番&序曲集<同>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れを行ったりする。
10時台後半に外出して、近くの歯科医院へ。
先週に続いて、歯のケアをしてもらう。
ああ、すっきりした!!
帰宅後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、チェンバロのマハン・エスファハニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
坂口恭平の『徘徊タクシー』<新潮社>を読了する。
ああ、面白かった!!
16時台に外出して、仕事関係の用件を片付ける。
ついでにお米(10キロ)を買う。
いったん帰宅したのち再度外出して、三条通のGUESTへ。
ささっと髪を切(刈)ってもらう。
ああ、すっきりした!!
で、夕飯用の買い物をすませて18時過ぎに帰宅した。
帰宅後、グレン・グールドが弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ第8番、第10番、第12番、第13番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラの来日コンサートのライヴ録音(2015年7月16日、武蔵野市民文化会館)を聴く。
パッヘルベルのカノン、ヴィヴァルディの四季(日下紗矢子のヴァイオリン独奏)、バーバーの弦楽のためのアダージョ、ドヴォルザークの弦楽セレナードなどが演奏されていた。
続けて、チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィルが演奏したドヴォルザークの交響曲第3番&第7番<ドイツ・グラモフォン>、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したドヴォルザークのチェコ組曲&ブラームスのハンガリー舞曲集抜粋<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』を読み始めたり、畑野智美の『夏のおわりのハル』<講談社>を読み始めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年09月14日
筆入れと打ち直しを進めた一日(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気の一日。
気温は少し下がったが、湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
自主規制や忖度を含めたメディア・コントロールが、ますます巧妙になってきているように感じる。
北朝鮮や中国の圧倒的なコントロールに比べれば、確かに自由の度合いはまだ高いだろうが、真綿で首を絞めるような状況が続いていることも事実ではないか。
いずれにしても、情報の取捨選択がますます重要になってくると思う。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、1時20分過ぎに寝床に就き、7時半に起きる。
午前中、パルナッシ・ムジチが演奏したドメニコ・ガッロの12のトリオ・ソナタ集<CPO>、エサ・ペッカ・サロネン指揮ロンドン・シンフォニエッタ他が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『プルチネッラ』<SONY>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番とシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、チェンバロのマハン・エスファハニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、イーヴォ・ポゴレリチが弾いたドメニコ・スカルラッティのソナタ集<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
松田青子の『ロマンティックあげない』<新潮社>を読了する。
ああ、面白かった!!
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、フェルディナント・ライトナー指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」&バレエ音楽『レ・プティ・リアン』序曲<タワーレコード/ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMでパーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団の第1841回定期公演の実況中継(サントリーホール大ホール)を聴く。
ムソルグスキーの交響詩『はげ山の一夜』(原典版)、武満徹の『ア・ウェイ・ア・ローンU』と『ハウ・スロー・ザ・ウインド』、ムソルグスキーの歌劇『ホヴァンシチナ』から第4幕第2場への間奏曲「ゴリツィン公の流刑」と組曲『展覧会の絵』(ラヴェル編曲)が演奏されていた。
続けて、チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィル他が演奏したドヴォルザークの交響曲第3番&第7番とロッシーニのスターバト・マーテル<ともにドイツ・グラモフォン>を聴く。
夕飯後、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、坂口恭平の『徘徊タクシー』<新潮社>を読み始めたりする。
原稿用紙に換算して129枚分まで縮め、『痾紅毛日記』の第5稿を完成させる。
が、まだまだだ。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
気温は少し下がったが、湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
自主規制や忖度を含めたメディア・コントロールが、ますます巧妙になってきているように感じる。
北朝鮮や中国の圧倒的なコントロールに比べれば、確かに自由の度合いはまだ高いだろうが、真綿で首を絞めるような状況が続いていることも事実ではないか。
いずれにしても、情報の取捨選択がますます重要になってくると思う。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、1時20分過ぎに寝床に就き、7時半に起きる。
午前中、パルナッシ・ムジチが演奏したドメニコ・ガッロの12のトリオ・ソナタ集<CPO>、エサ・ペッカ・サロネン指揮ロンドン・シンフォニエッタ他が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『プルチネッラ』<SONY>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番とシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、チェンバロのマハン・エスファハニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、イーヴォ・ポゴレリチが弾いたドメニコ・スカルラッティのソナタ集<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
松田青子の『ロマンティックあげない』<新潮社>を読了する。
ああ、面白かった!!
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、フェルディナント・ライトナー指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」&バレエ音楽『レ・プティ・リアン』序曲<タワーレコード/ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMでパーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団の第1841回定期公演の実況中継(サントリーホール大ホール)を聴く。
ムソルグスキーの交響詩『はげ山の一夜』(原典版)、武満徹の『ア・ウェイ・ア・ローンU』と『ハウ・スロー・ザ・ウインド』、ムソルグスキーの歌劇『ホヴァンシチナ』から第4幕第2場への間奏曲「ゴリツィン公の流刑」と組曲『展覧会の絵』(ラヴェル編曲)が演奏されていた。
続けて、チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィル他が演奏したドヴォルザークの交響曲第3番&第7番とロッシーニのスターバト・マーテル<ともにドイツ・グラモフォン>を聴く。
夕飯後、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、坂口恭平の『徘徊タクシー』<新潮社>を読み始めたりする。
原稿用紙に換算して129枚分まで縮め、『痾紅毛日記』の第5稿を完成させる。
が、まだまだだ。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年09月13日
眠気にかてず昼寝をした(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気の一日。
雨はやむも。
気温は下がったが、湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そこに睡眠不足も加わってのトリプルパンチ。
両耳の不調も続く。
北朝鮮の核実験は度し難い。
ただ、北朝鮮の脅威をあれだけ強調しているにも関わらず、どうして日本海側の原子力発電所を平然と稼働しようなどとできるのか?
正直、その神経がわからない。
本当にわからない。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
騙されまい。
昨夜、19時過ぎに外出して錦湯さんへ。
47回目となるネオ落語・セントラルを愉しむ。
詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
終了後、交流会に参加し、さらに残った顔触れで話を続け、遅めの夕飯をすませ、さらに話を続け、結局4時近くに帰宅した。
4時半過ぎに寝床に就き、9時に起きる。
午前中、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>、チェンバロのマハン・エスファハニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。
午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィル他が演奏したロッシーニのスターバト・マーテルとドヴォルザークの交響曲第3番&第7番<ともにドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れ分の打ち直しを行ったり、松田青子の『ロマンティックあげない』<新潮社>を読み進めたりする。
途中眠気に勝てず、しばらく昼寝をした。
まあ、仕方ない。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
夕飯後、レナード・バーンスタイン指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第2番&大学祝典序曲<ドイツ・グラモフォン>、アンドレ・プレヴィン指揮ウィーン・フィル他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの家庭交響曲&パレルゴン<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れを進めたり、『ロマンティックあげない』を読み進めたりする。
『ロマンティックあげない』は松田青子のエッセイ集だが、題材のチョイスと思考のあり様が面白い。
題名の「ロマンティックあげない」も内容にぴったりだと思う。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
雨はやむも。
気温は下がったが、湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そこに睡眠不足も加わってのトリプルパンチ。
両耳の不調も続く。
北朝鮮の核実験は度し難い。
ただ、北朝鮮の脅威をあれだけ強調しているにも関わらず、どうして日本海側の原子力発電所を平然と稼働しようなどとできるのか?
正直、その神経がわからない。
本当にわからない。
目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
騙されまい。
昨夜、19時過ぎに外出して錦湯さんへ。
47回目となるネオ落語・セントラルを愉しむ。
詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
終了後、交流会に参加し、さらに残った顔触れで話を続け、遅めの夕飯をすませ、さらに話を続け、結局4時近くに帰宅した。
4時半過ぎに寝床に就き、9時に起きる。
午前中、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>、チェンバロのマハン・エスファハニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。
午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィル他が演奏したロッシーニのスターバト・マーテルとドヴォルザークの交響曲第3番&第7番<ともにドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れ分の打ち直しを行ったり、松田青子の『ロマンティックあげない』<新潮社>を読み進めたりする。
途中眠気に勝てず、しばらく昼寝をした。
まあ、仕方ない。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
夕飯後、レナード・バーンスタイン指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第2番&大学祝典序曲<ドイツ・グラモフォン>、アンドレ・プレヴィン指揮ウィーン・フィル他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの家庭交響曲&パレルゴン<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れを進めたり、『ロマンティックあげない』を読み進めたりする。
『ロマンティックあげない』は松田青子のエッセイ集だが、題材のチョイスと思考のあり様が面白い。
題名の「ロマンティックあげない」も内容にぴったりだと思う。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
ネオ落語・セントラル 第47回
☆ネオ落語・セントラル 第47回
出演:桂三幸さん、桂三四郎さん、月亭八斗さん、月亭太遊さんほか
(2016年9月12日20時開演/錦湯)
9月半ば近くとはいえ、なかなか涼しくなりきらない京この頃。
昨日など、湿度が高い分蒸し暑さが増して、寝苦しかった方も少なくなかったのではないだろうか。
そんな中、錦湯さんでは笑いにつぐ笑いが巻き起こって、ご新規さん、リピーターさん、常連さんと満遍なく集ったお客さんたちも爽快な夜を過ごしていた。
47回目となるネオ落語・セントラルは、二週続けての桂三幸さんにお久しぶりの桂三四郎さん、月亭八斗さん、そして月亭太遊さんらが出演する豪華なラインナップ。
って、実はまもなく開催される今年のNHK新人落語大賞の調整という意味合いもあることは始まりのトークで触れられていたけれど、そうした「試金石」足り得ているのもまた、もうすぐ100回目を迎える錦湯さんでの会の積み重ねの大きさの証明であるように思ったりもした。
で、三幸さん、三四郎さん、太遊さんの軽快なトークでさっと盛り上がって会はスタート。
(そうそう、途中三四郎さんより突然の「おいしい」ジャブあり。6月で卒業されたMBSのヤンタンでのやり取りじゃないけれど、内心しめしめと思う)
まずは、特別な趣向があって冒頭からたっぷりとわく。
喩えていえば、しっかり縫製された上で、仕立てのちょっとしたところや柄の中にモダンなアクセントが加わっている粋な着物に触れたような得難い時間だった。
続いて、八斗さんが登場。
秋田で大活躍中の桂三河さんの不在を埋めて、ここのところ存在感がいや増しに増している八斗さんだが、お客さんにネタの選択のアンケートをとってから本題の『転宅』へ。
妾宅に入り込んだ泥棒、お膳に並んだ料理や酒を飲み食いしているところで愛人と鉢合わせ、すごんでみせたはよかったが…。
と、泥棒の間抜けな姿を描いた古典だけれど、前回登場の際の『紙入れ』同様、まずもって女性の演じ具合が印象に残る。
一昨日のNHK・FMの『トーキング ウィズ 松尾堂』で日本舞踊の山村友五郎さんが「(舞台上の)女性っていうのは、そのままやっても女性には見えない」「一つ一つの仕草を強調してやらないと」といった趣旨の言葉を口にしていたが、目の前の八斗さんに、ああ、なるほどと思わず首肯した。
もちろん、泥棒とのやり取り、話の運び具合も丹念でしっかり笑いを生んでいた。
(ちなみに、以下必ずしもNHKのコンクールでかけるネタとは限らないので、その点ご留意のほど)
三四郎さんは、以前錦湯さんで演じた『全くの逆』を披露。
くすぐり、展開ともにバージョンアップしていて、フィーバーフィーバー大フィーバー。
言葉遊び、というよりも、もはや言葉実験、思考実験とでも呼びたくなるような目のつけどころの妙は言うまでもないが、登場人物の口調の変化も「ルーティン」となっており実におかしく面白い。
東京での三四郎さんの研鑚の様が目に浮かぶようだった。
さすがは第二のホームグラウンド、三幸さんはそんな嵐のあとも泰然自若。
三四郎さんに突っ込まれていたゴルフの話をマクラで語り、お客さんを自分の世界に引き込む。
これまた錦湯さんでかけたことのある『宇宙への道』を口演した。
タイでの仕事で年に一度しか帰国することのできないお父さん、一年ごとに息子が将来の夢を書いた作文に目を通すが…。
まさしく「ルーティン」が物を言う作品で、その積み重ねが笑いに繋がっていく。
それとともに、サゲのあたりで、やはり三幸さんは文枝(三枝)さんのお弟子さんなんだと改めて感じさせられた。
トリは、太遊さんの『幻影百貨店(マーヤーデパート)』。
俺の胃袋は宇宙だ、と叫んだ人がいたけれど。
太遊さんのネオラクゴは宇宙だ?
二週連続で耳にしたが、ブルーエゴナクの『ラッパーRapper』を観たあとだけに、太遊さんの攻めどころのあり様、拡がりを再確認することができた。
最後は、作家の桜井さん考案のお題に皆が挑む大喜利。
太遊さんの仕切りの下、三幸さん、三四郎さん、八斗さんがコンスタントに解答を出し続け、軽快に〆た。
と、今夜はたっぷり落語を愉しんだ回でした。
毎週盛りだくさんのネオ落語・セントラルへ皆さんもぜひ!
ああ、面白かった!!
出演:桂三幸さん、桂三四郎さん、月亭八斗さん、月亭太遊さんほか
(2016年9月12日20時開演/錦湯)
9月半ば近くとはいえ、なかなか涼しくなりきらない京この頃。
昨日など、湿度が高い分蒸し暑さが増して、寝苦しかった方も少なくなかったのではないだろうか。
そんな中、錦湯さんでは笑いにつぐ笑いが巻き起こって、ご新規さん、リピーターさん、常連さんと満遍なく集ったお客さんたちも爽快な夜を過ごしていた。
47回目となるネオ落語・セントラルは、二週続けての桂三幸さんにお久しぶりの桂三四郎さん、月亭八斗さん、そして月亭太遊さんらが出演する豪華なラインナップ。
って、実はまもなく開催される今年のNHK新人落語大賞の調整という意味合いもあることは始まりのトークで触れられていたけれど、そうした「試金石」足り得ているのもまた、もうすぐ100回目を迎える錦湯さんでの会の積み重ねの大きさの証明であるように思ったりもした。
で、三幸さん、三四郎さん、太遊さんの軽快なトークでさっと盛り上がって会はスタート。
(そうそう、途中三四郎さんより突然の「おいしい」ジャブあり。6月で卒業されたMBSのヤンタンでのやり取りじゃないけれど、内心しめしめと思う)
まずは、特別な趣向があって冒頭からたっぷりとわく。
喩えていえば、しっかり縫製された上で、仕立てのちょっとしたところや柄の中にモダンなアクセントが加わっている粋な着物に触れたような得難い時間だった。
続いて、八斗さんが登場。
秋田で大活躍中の桂三河さんの不在を埋めて、ここのところ存在感がいや増しに増している八斗さんだが、お客さんにネタの選択のアンケートをとってから本題の『転宅』へ。
妾宅に入り込んだ泥棒、お膳に並んだ料理や酒を飲み食いしているところで愛人と鉢合わせ、すごんでみせたはよかったが…。
と、泥棒の間抜けな姿を描いた古典だけれど、前回登場の際の『紙入れ』同様、まずもって女性の演じ具合が印象に残る。
一昨日のNHK・FMの『トーキング ウィズ 松尾堂』で日本舞踊の山村友五郎さんが「(舞台上の)女性っていうのは、そのままやっても女性には見えない」「一つ一つの仕草を強調してやらないと」といった趣旨の言葉を口にしていたが、目の前の八斗さんに、ああ、なるほどと思わず首肯した。
もちろん、泥棒とのやり取り、話の運び具合も丹念でしっかり笑いを生んでいた。
(ちなみに、以下必ずしもNHKのコンクールでかけるネタとは限らないので、その点ご留意のほど)
三四郎さんは、以前錦湯さんで演じた『全くの逆』を披露。
くすぐり、展開ともにバージョンアップしていて、フィーバーフィーバー大フィーバー。
言葉遊び、というよりも、もはや言葉実験、思考実験とでも呼びたくなるような目のつけどころの妙は言うまでもないが、登場人物の口調の変化も「ルーティン」となっており実におかしく面白い。
東京での三四郎さんの研鑚の様が目に浮かぶようだった。
さすがは第二のホームグラウンド、三幸さんはそんな嵐のあとも泰然自若。
三四郎さんに突っ込まれていたゴルフの話をマクラで語り、お客さんを自分の世界に引き込む。
これまた錦湯さんでかけたことのある『宇宙への道』を口演した。
タイでの仕事で年に一度しか帰国することのできないお父さん、一年ごとに息子が将来の夢を書いた作文に目を通すが…。
まさしく「ルーティン」が物を言う作品で、その積み重ねが笑いに繋がっていく。
それとともに、サゲのあたりで、やはり三幸さんは文枝(三枝)さんのお弟子さんなんだと改めて感じさせられた。
トリは、太遊さんの『幻影百貨店(マーヤーデパート)』。
俺の胃袋は宇宙だ、と叫んだ人がいたけれど。
太遊さんのネオラクゴは宇宙だ?
二週連続で耳にしたが、ブルーエゴナクの『ラッパーRapper』を観たあとだけに、太遊さんの攻めどころのあり様、拡がりを再確認することができた。
最後は、作家の桜井さん考案のお題に皆が挑む大喜利。
太遊さんの仕切りの下、三幸さん、三四郎さん、八斗さんがコンスタントに解答を出し続け、軽快に〆た。
と、今夜はたっぷり落語を愉しんだ回でした。
毎週盛りだくさんのネオ落語・セントラルへ皆さんもぜひ!
ああ、面白かった!!
2016年09月12日
やるべきことをやっていかないと(早めのCLACLA)
晴天からどんよりとしたお天気へ。
降り出すか?
蒸し暑い一日。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
両耳の不調が続く。
昨夜、チェンバロのマハン・エスファハニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら作業を進め、2時近くに寝床に就く。
で、7時過ぎに起きる。
午前中、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番とシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」<SONY/BMG>、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第5番&第6番「田園」<同>、グレン・グールドが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」〜第10番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』のプリントアウトを行ったりする。
午後、チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィル他が演奏したロッシーニのスターバト・マーテルとドヴォルザークの交響曲第3番&第7番、第8番<ドイツ・グラモフォン>、ピエール・ブーレーズ指揮ウィーン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第5番<同>、アンドレ・プレヴィン指揮ウィーン・フィルが演奏したリヒャルト・シュトラウスの楽劇・歌劇からの管弦楽曲集<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れを進めたりする。
やるべきことをやっていかないと。
黒川創の『鷗外と漱石のあいだで』<河出書房新社>を読了する。
刺激を受けるところ少なからず。
続いて、松田青子の『ロマンティックあげない』<新潮社>を読み始める。
まもなく外出し、錦湯さんへ。
47回目となるネオ落語・セントラルなり。
それじゃあ、行って来ます!
降り出すか?
蒸し暑い一日。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
両耳の不調が続く。
昨夜、チェンバロのマハン・エスファハニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら作業を進め、2時近くに寝床に就く。
で、7時過ぎに起きる。
午前中、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番とシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」<SONY/BMG>、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第5番&第6番「田園」<同>、グレン・グールドが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」〜第10番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』のプリントアウトを行ったりする。
午後、チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィル他が演奏したロッシーニのスターバト・マーテルとドヴォルザークの交響曲第3番&第7番、第8番<ドイツ・グラモフォン>、ピエール・ブーレーズ指揮ウィーン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第5番<同>、アンドレ・プレヴィン指揮ウィーン・フィルが演奏したリヒャルト・シュトラウスの楽劇・歌劇からの管弦楽曲集<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れを進めたりする。
やるべきことをやっていかないと。
黒川創の『鷗外と漱石のあいだで』<河出書房新社>を読了する。
刺激を受けるところ少なからず。
続いて、松田青子の『ロマンティックあげない』<新潮社>を読み始める。
まもなく外出し、錦湯さんへ。
47回目となるネオ落語・セントラルなり。
それじゃあ、行って来ます!
2016年09月11日
二日続けて大当たり(CLACLA日記)
どんよりとした感じはありつつも、晴天が続く。
気温は上昇し、暑さを感じた一日。
まだまだ本格的な秋とは言えず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
両耳の不調が続く。
特に、左耳がうっとうしい。
聴覚に問題がないだけ、まだましとはいえ。
元衆議院議員の加藤紘一が亡くなった。77歳。
名古屋の生まれで山形県の鶴岡に育つ。
東京大学卒業後、外務省に入省するも、父精三の地盤を継ぎ自民党所属の衆議院議員となり、大平派に所属する。
以後「宏池会」(池田→前尾→大平→宮澤派)のホープとして防衛庁長官や内閣官房長官、党三役などを歴任し、自ら派閥の領袖となった。
リベラル保守を代表する人物として首相の座を期待されたこともあったが、2000年のいわゆる「加藤の乱」で半ば政治生命を断たれた。
そして、この「加藤の乱」が自民党内のリベラル派、ハト派の大凋落の一歩ともなってしまった。
黙祷。
北朝鮮の核実験もミサイル発射も度し難い。
だからこそ、原子力発電所の稼働が正気の沙汰とは思えない。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、内田光子が弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第15番&第18番<PHILIPS>を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時半に寝床に就く。
で、8時に起きる。
午前中、NHKラジオ第1の『音楽の泉』(ニコラウス・アーノンクール指揮コンツェントゥス・ムジクス・ウィーンが演奏したモーツァルトのセレナード第9番「ポストホルン」が放送されていた)、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』(ピアニストのクリフォード・カーゾンの特集)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』のちょっとした打ち直しを行ったり、黒川創の『鷗外と漱石のあいだで』<河出書房新社>を読み進めたりする。
午後、NHK・FMの『トーキング・ウィズ・松尾堂』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
14時過ぎに外出して、アトリエ劇研へ。
ブルーエゴナクの『ラッパーRapper』(穴迫信一君作・演出)を観る。
昨日のアガリスクエンターテイメントと同じく、二日続けて大当たりだった。
詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
開演前終演後、演者陣やスタッフ陣、関係各氏と話をする。
月亭太遊さんの出演ということもあり、錦湯さんのネオ落語・セントラルの常連さんも結構お見えになっており、お話することができた。
終演後、出町柳のスーパー(安い!)で買い物をすませ、19時ちょうどに帰宅する。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で、アンドレア・バッティストーニ指揮東京フィルが演奏したレスピーギの『教会のステンドグラス』、マスカーニの歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』間奏曲、ヴェルディの歌劇『ナブッコ』序曲のライヴ録音などを聴く。
続けて、NHK・FMの『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
ファゴットの小山莉絵の出演。
さらに、チョン・ミュンフン指揮東京フィルが演奏したロッシーニのスターバト・マーテルとドヴォルザークの交響曲第3番&第7番<ともにドイツ・グラモフォン>を聴く。
夕飯後、『ラッパーRapper』の観劇記録を投稿したり、諸作業を進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
気温は上昇し、暑さを感じた一日。
まだまだ本格的な秋とは言えず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
両耳の不調が続く。
特に、左耳がうっとうしい。
聴覚に問題がないだけ、まだましとはいえ。
元衆議院議員の加藤紘一が亡くなった。77歳。
名古屋の生まれで山形県の鶴岡に育つ。
東京大学卒業後、外務省に入省するも、父精三の地盤を継ぎ自民党所属の衆議院議員となり、大平派に所属する。
以後「宏池会」(池田→前尾→大平→宮澤派)のホープとして防衛庁長官や内閣官房長官、党三役などを歴任し、自ら派閥の領袖となった。
リベラル保守を代表する人物として首相の座を期待されたこともあったが、2000年のいわゆる「加藤の乱」で半ば政治生命を断たれた。
そして、この「加藤の乱」が自民党内のリベラル派、ハト派の大凋落の一歩ともなってしまった。
黙祷。
北朝鮮の核実験もミサイル発射も度し難い。
だからこそ、原子力発電所の稼働が正気の沙汰とは思えない。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、内田光子が弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第15番&第18番<PHILIPS>を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時半に寝床に就く。
で、8時に起きる。
午前中、NHKラジオ第1の『音楽の泉』(ニコラウス・アーノンクール指揮コンツェントゥス・ムジクス・ウィーンが演奏したモーツァルトのセレナード第9番「ポストホルン」が放送されていた)、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』(ピアニストのクリフォード・カーゾンの特集)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』のちょっとした打ち直しを行ったり、黒川創の『鷗外と漱石のあいだで』<河出書房新社>を読み進めたりする。
午後、NHK・FMの『トーキング・ウィズ・松尾堂』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
14時過ぎに外出して、アトリエ劇研へ。
ブルーエゴナクの『ラッパーRapper』(穴迫信一君作・演出)を観る。
昨日のアガリスクエンターテイメントと同じく、二日続けて大当たりだった。
詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
開演前終演後、演者陣やスタッフ陣、関係各氏と話をする。
月亭太遊さんの出演ということもあり、錦湯さんのネオ落語・セントラルの常連さんも結構お見えになっており、お話することができた。
終演後、出町柳のスーパー(安い!)で買い物をすませ、19時ちょうどに帰宅する。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で、アンドレア・バッティストーニ指揮東京フィルが演奏したレスピーギの『教会のステンドグラス』、マスカーニの歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』間奏曲、ヴェルディの歌劇『ナブッコ』序曲のライヴ録音などを聴く。
続けて、NHK・FMの『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
ファゴットの小山莉絵の出演。
さらに、チョン・ミュンフン指揮東京フィルが演奏したロッシーニのスターバト・マーテルとドヴォルザークの交響曲第3番&第7番<ともにドイツ・グラモフォン>を聴く。
夕飯後、『ラッパーRapper』の観劇記録を投稿したり、諸作業を進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
ブルーエゴナク『ラッパーRapper』
☆ブルーエゴナク『ラッパーRapper』
作・演出:穴迫信一
演出助手:杉本奈月
(2016年9月11日15時半開演の回/アトリエ劇研)
すこぶる面白くってめっぽう心を動かされたので、終演後あれこれ語りたい。
と、ここまでは同じでも、さらに細かく書き連ねていきたいお芝居と、あえてくどくど書きたくないお芝居の二種類がある。
昨日のアガリスクエンターテイメントの『七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/心の太字』が前者の代表格とすれば、北九州の劇団ブルーエゴナクが第二の拠点とも呼ぶべき京都で今回上演した『ラッパーRapper』は、さしずめ後者の典型といえるだろう。
題名が作品を象徴する、とは『心の太字』の劇中の台詞だけれど、その題名通り『ラッパーRapper』は、ラッパーから演劇に転じた穴迫信一の渾身の直球勝負。
野村明里演じるラッパー、メイコと彼女を取り巻く人々を通してラッパー=ラップそのものが語られ、それと不可分のものとして人の一生、人の生き死にが描かれていく。
劇が始まって、登場人物たちがラップで掛け合うそのリズム感、ビートにまずもってすっと惹き込まれる。
そして、メイコをはじめとした登場人物たちの言葉や姿に強く心を動かされる。
しかも、劇の途中では、登場人物の呼びかけに僕(ら)が応じる場面まであって、ラップのライヴさながら舞台と客席の一体感がひと際生み出されまでもする。
と、こう記すと、「なあんだそういうことね」としたり顔の訳知り顔をする向きもあるかもしれないが、この『ラッパーRapper』が神頼みならぬ感性頼み、感情一直線とは一線を画す、どころかそれとは正反対の視座が保たれた作品であることはやはり指摘しておかなければなるまい。
いずれ再演されるだろうから、わざと詳細は省くのだけれど、ちょうどよい頃合いで跳躍する展開や、あと一歩でお涙頂戴に終わるところをさっとかわして切り上げる捻りとくすぐりを見れば、穴迫信一が全体を見通しつつ細部に到るまで目配りを届かせることのできる冷静さを兼ね備えた創作者であることがよくわかるはずだ。
当然のことながら、そうした穴迫君のバランス感覚は演出面、俳優の起用そのものや動かし方にも十全に発揮されている。
また、野村(普通姓だけの場合は敬称をつけるんだけど、いろいろあって演劇に関係する前から彼女のことをよく知っているので、敬称略がどうにもしっくりくる)、鈴木晴海(ただ一人、九州からの来演)、しらとりまな、佐々木峻一、月亭太遊、楳山蓮の演者陣も穴迫君の意図や作品世界に沿うべく、彼女彼らにとって最良の、といえば言い過ぎになるかもしれない(し、これまでの経験が今回の演技に繋がっている)ので、それに近い演技を披歴していた。
むろんラップ面での努力は言うまでもないが、そこに留まるのではなく、個々の特性を表しながら各々の役柄を演じ切っていた点、並びに限られた時間の中で非常にインティメートなアンサンブルを生み出していた点を高く評価したい。
などと気がつけば長々と記してしまっていた。
いずれにしても、本当に観ておいてよかったと思える作品であり、公演だった。
これでラップに目醒める人も少なくないんじゃないのかな。
ああ、面白かった!!
作・演出:穴迫信一
演出助手:杉本奈月
(2016年9月11日15時半開演の回/アトリエ劇研)
すこぶる面白くってめっぽう心を動かされたので、終演後あれこれ語りたい。
と、ここまでは同じでも、さらに細かく書き連ねていきたいお芝居と、あえてくどくど書きたくないお芝居の二種類がある。
昨日のアガリスクエンターテイメントの『七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/心の太字』が前者の代表格とすれば、北九州の劇団ブルーエゴナクが第二の拠点とも呼ぶべき京都で今回上演した『ラッパーRapper』は、さしずめ後者の典型といえるだろう。
題名が作品を象徴する、とは『心の太字』の劇中の台詞だけれど、その題名通り『ラッパーRapper』は、ラッパーから演劇に転じた穴迫信一の渾身の直球勝負。
野村明里演じるラッパー、メイコと彼女を取り巻く人々を通してラッパー=ラップそのものが語られ、それと不可分のものとして人の一生、人の生き死にが描かれていく。
劇が始まって、登場人物たちがラップで掛け合うそのリズム感、ビートにまずもってすっと惹き込まれる。
そして、メイコをはじめとした登場人物たちの言葉や姿に強く心を動かされる。
しかも、劇の途中では、登場人物の呼びかけに僕(ら)が応じる場面まであって、ラップのライヴさながら舞台と客席の一体感がひと際生み出されまでもする。
と、こう記すと、「なあんだそういうことね」としたり顔の訳知り顔をする向きもあるかもしれないが、この『ラッパーRapper』が神頼みならぬ感性頼み、感情一直線とは一線を画す、どころかそれとは正反対の視座が保たれた作品であることはやはり指摘しておかなければなるまい。
いずれ再演されるだろうから、わざと詳細は省くのだけれど、ちょうどよい頃合いで跳躍する展開や、あと一歩でお涙頂戴に終わるところをさっとかわして切り上げる捻りとくすぐりを見れば、穴迫信一が全体を見通しつつ細部に到るまで目配りを届かせることのできる冷静さを兼ね備えた創作者であることがよくわかるはずだ。
当然のことながら、そうした穴迫君のバランス感覚は演出面、俳優の起用そのものや動かし方にも十全に発揮されている。
また、野村(普通姓だけの場合は敬称をつけるんだけど、いろいろあって演劇に関係する前から彼女のことをよく知っているので、敬称略がどうにもしっくりくる)、鈴木晴海(ただ一人、九州からの来演)、しらとりまな、佐々木峻一、月亭太遊、楳山蓮の演者陣も穴迫君の意図や作品世界に沿うべく、彼女彼らにとって最良の、といえば言い過ぎになるかもしれない(し、これまでの経験が今回の演技に繋がっている)ので、それに近い演技を披歴していた。
むろんラップ面での努力は言うまでもないが、そこに留まるのではなく、個々の特性を表しながら各々の役柄を演じ切っていた点、並びに限られた時間の中で非常にインティメートなアンサンブルを生み出していた点を高く評価したい。
などと気がつけば長々と記してしまっていた。
いずれにしても、本当に観ておいてよかったと思える作品であり、公演だった。
これでラップに目醒める人も少なくないんじゃないのかな。
ああ、面白かった!!
2016年09月10日
大阪でお芝居を観たあと、身体のメンテナンスですっきりした(CLACLA日記)
晴天。
どんよりとした感じはありつつも、青空が続く。
日中はまだまだ暑さを感じるが、夕方以降、徐々に涼しくなってきている。
もう9月も半ば近く。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪にはお気をつけください。
両耳の不調が続く。
今日も今日とて、目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
騙されまい。
昨夜、1時半過ぎに寝床に就き、8時に起きる。
午前中、チェンバロのマハン・エスファハニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、アンドレア・マルコン指揮ラ・チェトラが演奏したモーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』、『ドン・ジョヴァンニ』、『コジ・ファン・トゥッテ』序曲<同>、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の読み直しを行ったり、黒川創の『鷗外と漱石のあいだで』<河出書房新社>を読み進めたりする。
正午過ぎに外出して、阪急大阪市営地下鉄経由で恵美須町へ。
in→dependent theatre 1stでアガリスクエンターテイメントの第22回公演『七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字』(大阪公演、冨坂友脚本・演出)を観る。
詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
来年の京都公演が本当に待ち遠しい。
開演前、関係各氏と話をしたり挨拶をしたりする。
終演後、近くのDiscJJをのぞいたのち、京都へ戻る。
途中、身体のメンテナンスの予約の電話をかける。
なんとかお時間いただけた!
で、いったん帰宅したのち、18時半過ぎに外出して百万遍方面へ。
身体のメンテナンスをすませる。
今夜すませておけて本当によかった。
ああ、すっきりした!!
夕飯をすませて、21時過ぎに帰宅する。
帰宅後、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>、チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィル他が演奏したロッシーニのスターバト・マーテル<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、観劇記録を投稿したり、諸作業を進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
どんよりとした感じはありつつも、青空が続く。
日中はまだまだ暑さを感じるが、夕方以降、徐々に涼しくなってきている。
もう9月も半ば近く。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、風邪にはお気をつけください。
両耳の不調が続く。
今日も今日とて、目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
騙されまい。
昨夜、1時半過ぎに寝床に就き、8時に起きる。
午前中、チェンバロのマハン・エスファハニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、アンドレア・マルコン指揮ラ・チェトラが演奏したモーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』、『ドン・ジョヴァンニ』、『コジ・ファン・トゥッテ』序曲<同>、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の読み直しを行ったり、黒川創の『鷗外と漱石のあいだで』<河出書房新社>を読み進めたりする。
正午過ぎに外出して、阪急大阪市営地下鉄経由で恵美須町へ。
in→dependent theatre 1stでアガリスクエンターテイメントの第22回公演『七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字』(大阪公演、冨坂友脚本・演出)を観る。
詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
来年の京都公演が本当に待ち遠しい。
開演前、関係各氏と話をしたり挨拶をしたりする。
終演後、近くのDiscJJをのぞいたのち、京都へ戻る。
途中、身体のメンテナンスの予約の電話をかける。
なんとかお時間いただけた!
で、いったん帰宅したのち、18時半過ぎに外出して百万遍方面へ。
身体のメンテナンスをすませる。
今夜すませておけて本当によかった。
ああ、すっきりした!!
夕飯をすませて、21時過ぎに帰宅する。
帰宅後、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>、チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィル他が演奏したロッシーニのスターバト・マーテル<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、観劇記録を投稿したり、諸作業を進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
アガリスクエンターテイメント 第22回公演『七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字』(大阪公演)
☆アガリスクエンターテイメント 第22回公演
『七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字』
脚本・演出:冨坂友
文芸助手:淺越岳人
(2016年09月10日14時半開演/in→dependent theatre 1st)
昨年の京都公演『ナイゲン(全国版)』(10月10日、元・立誠小学校音楽室)がすこぶる面白かったアガリスクエンターテイメントが大阪公演を行うというので、迷わずin→dependent theatre 1stまで足を運んだ。
今回は、昨年の黄金のコメディフェスティバル2015で優勝した『七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)』と新作の『笑の太字』の二本立て(45+45分。間に休憩10分)だったのだが、いずれも「自分たちが今現在何ゆえシットコム(シチュエーションコメディ)を演じるのか」という姿勢がはっきりと示された興味深く刺激的な作品となっていた。
もちろん、仕掛けが豊富ですこぶる面白かったことは言うまでもないことだけど。
で、前半は『七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)』。
舞台はロンドン。
デヴィッド=スミス(矢吹ジャンプ・客演)は妻のメアリー(鹿島ゆきこ)と共に仲睦まじい生活を送っている。
ところがこのデヴィッド、実はもう一人バーバラ(沈ゆうこ)という女性とも婚姻関係を結んでいたのだった。
そんなバーバラがメアリーを訪ねてやって来る。
なんと、二人は友人関係にあるらしく…。
と、ここまでは、例えばノエル・カワードはちょっと古いかな、アラン・エイクボーン調の××××事務所が好んで取り上げそうな典型的なウェルメイドのシットコム。
ただし、そこはアガリスク、そのまま幕切れまで進んでいくわけがない。
明日まで公演中なので、詳しくはぜひとも劇場でご覧になっていただきたいが、シットコムの「お約束」のあれやこれやを逆手にとって次から次へと笑いを仕掛けていく。
で、ありながら、というより、だからこそか、シットコムの長所や魅力を十分に踏まえた作品となっている。
加えて、自己言及性に富むというか、結構、設定、展開、キャラクター、いずれにおいても自らが寄って立つものが明快に示されていることも忘れてはならない点だろう。
(もしかしたら、アガリスクの作品を観続けてきた人には嬉しいくすぐりも結構あったのでは)
上述の面々に加え、客演の斉藤コータ(『ナイゲン』にも出演)、劇団員の津和野諒、塩原俊之、淺越岳人は作品世界によく沿ったアンサンブルを創り上げていた。
特に、翻訳調の部分とそうでない部分の切り換えのよさが印象に残った。
後半の二人芝居『笑の太字』ではひときわ自己言及性、てか、ぶっちゃけ三谷幸喜への想いが強く噴出する。
舞台は、大学の演劇学科の劇作コースの教員の部屋。
向い合うのは、教員と学生。
問題となるのは、二人の間に置かれた一冊の戯曲。
と、言うのも、学生が卒業制作として提出したこの戯曲というのが、ある有名な二人芝居をそのまま書き取ったもので…。
劇中のある台詞ではないけれど、『笑の太字』というタイトルが全てを表している。
もうあれは15年以上も前になるか、実は、僕も学生と同じ「作業」を手間暇かけてやったことがあって、学生の畳みかける台詞に、そうだそうだもっともっと言ってやれ、と思ったほどだ。
まあ、これは冗談半分としても、シットコム、てか三谷幸喜に魅せられた表現を志す人間にとっては他人事とは言えない内容となっている。
大いに笑いながら、でも、オリジナリティとは何か(これは『ナイゲン』でも触れられていた)といったことや、戯曲演劇はいったい誰のためのものかといったこと、そして創作表現そのものについて改めて考えさせられた。
もう一つ付け加えるならば、『ナイゲン』がそうであったように、この作品にもまた冨坂友という劇の造り手の「私戯曲」的要素が強く盛り込まれていたように思う。
ABCD4チームのうち、僕が観たのは、学生:沈ゆうこ、教員:鹿島ゆきこの女性二人組のDチーム。
ライヴ特有の傷は若干ありつつも、先ほどまでのバーバラ、メアリーとは一転、「本家」さながらの人物像を演じ切る努力を重ねていた。
中でも、沈さんからは、劇中にはそんな台詞一切ないにもかかわらず、「やってみなきゃあわかんねえだろう」というあの声が聴こえてくるような気がしてならなかった。
と、二粒で何度も美味しくおかしい二本立てでした。
来年の京都公演が本当に待ち遠しい。
ああ、面白かった!!
『七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字』
脚本・演出:冨坂友
文芸助手:淺越岳人
(2016年09月10日14時半開演/in→dependent theatre 1st)
昨年の京都公演『ナイゲン(全国版)』(10月10日、元・立誠小学校音楽室)がすこぶる面白かったアガリスクエンターテイメントが大阪公演を行うというので、迷わずin→dependent theatre 1stまで足を運んだ。
今回は、昨年の黄金のコメディフェスティバル2015で優勝した『七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)』と新作の『笑の太字』の二本立て(45+45分。間に休憩10分)だったのだが、いずれも「自分たちが今現在何ゆえシットコム(シチュエーションコメディ)を演じるのか」という姿勢がはっきりと示された興味深く刺激的な作品となっていた。
もちろん、仕掛けが豊富ですこぶる面白かったことは言うまでもないことだけど。
で、前半は『七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)』。
舞台はロンドン。
デヴィッド=スミス(矢吹ジャンプ・客演)は妻のメアリー(鹿島ゆきこ)と共に仲睦まじい生活を送っている。
ところがこのデヴィッド、実はもう一人バーバラ(沈ゆうこ)という女性とも婚姻関係を結んでいたのだった。
そんなバーバラがメアリーを訪ねてやって来る。
なんと、二人は友人関係にあるらしく…。
と、ここまでは、例えばノエル・カワードはちょっと古いかな、アラン・エイクボーン調の××××事務所が好んで取り上げそうな典型的なウェルメイドのシットコム。
ただし、そこはアガリスク、そのまま幕切れまで進んでいくわけがない。
明日まで公演中なので、詳しくはぜひとも劇場でご覧になっていただきたいが、シットコムの「お約束」のあれやこれやを逆手にとって次から次へと笑いを仕掛けていく。
で、ありながら、というより、だからこそか、シットコムの長所や魅力を十分に踏まえた作品となっている。
加えて、自己言及性に富むというか、結構、設定、展開、キャラクター、いずれにおいても自らが寄って立つものが明快に示されていることも忘れてはならない点だろう。
(もしかしたら、アガリスクの作品を観続けてきた人には嬉しいくすぐりも結構あったのでは)
上述の面々に加え、客演の斉藤コータ(『ナイゲン』にも出演)、劇団員の津和野諒、塩原俊之、淺越岳人は作品世界によく沿ったアンサンブルを創り上げていた。
特に、翻訳調の部分とそうでない部分の切り換えのよさが印象に残った。
後半の二人芝居『笑の太字』ではひときわ自己言及性、てか、ぶっちゃけ三谷幸喜への想いが強く噴出する。
舞台は、大学の演劇学科の劇作コースの教員の部屋。
向い合うのは、教員と学生。
問題となるのは、二人の間に置かれた一冊の戯曲。
と、言うのも、学生が卒業制作として提出したこの戯曲というのが、ある有名な二人芝居をそのまま書き取ったもので…。
劇中のある台詞ではないけれど、『笑の太字』というタイトルが全てを表している。
もうあれは15年以上も前になるか、実は、僕も学生と同じ「作業」を手間暇かけてやったことがあって、学生の畳みかける台詞に、そうだそうだもっともっと言ってやれ、と思ったほどだ。
まあ、これは冗談半分としても、シットコム、てか三谷幸喜に魅せられた表現を志す人間にとっては他人事とは言えない内容となっている。
大いに笑いながら、でも、オリジナリティとは何か(これは『ナイゲン』でも触れられていた)といったことや、戯曲演劇はいったい誰のためのものかといったこと、そして創作表現そのものについて改めて考えさせられた。
もう一つ付け加えるならば、『ナイゲン』がそうであったように、この作品にもまた冨坂友という劇の造り手の「私戯曲」的要素が強く盛り込まれていたように思う。
ABCD4チームのうち、僕が観たのは、学生:沈ゆうこ、教員:鹿島ゆきこの女性二人組のDチーム。
ライヴ特有の傷は若干ありつつも、先ほどまでのバーバラ、メアリーとは一転、「本家」さながらの人物像を演じ切る努力を重ねていた。
中でも、沈さんからは、劇中にはそんな台詞一切ないにもかかわらず、「やってみなきゃあわかんねえだろう」というあの声が聴こえてくるような気がしてならなかった。
と、二粒で何度も美味しくおかしい二本立てでした。
来年の京都公演が本当に待ち遠しい。
ああ、面白かった!!
2016年09月09日
チョン・ミュンフン指揮のCDを図書館で借りた これからが山場である(CLACLA日記)
晴天。
いいお天気、いい青空となる。
気温はいくぶん下がり、だいぶん過ごしやすくなる。
秋の気配を強く感じた一日。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
寒暖の差が激しいので、風邪にはお気をつけのほど。
身体が重たし。
そして、両耳の不調が続く。
北朝鮮が5度目の核実験を行ったと報じられている。
核実験核兵器の所有は、北朝鮮ならずとも度し難いことではあるが、この国のやり口(ある種のタイミング)のよさには本当に腹が立つ。
いろいろと考えることあり。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、1時少し前に寝床に就き、6時50分頃起きる。
朝一で毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、そこそこによろし。
ああ、すっきりした!
ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
9時半に外出し、下京図書館へ。
三遊亭圓歌の『三遊亭圓歌ひとり語り全部ウソ。』<河出書房新社>、松波太郎の『月刊「小説」』<同>、中島京子の『長いお別れ』<文藝春秋>、樋口有介の『亀と観覧車』<中央公論新社>、ラルキブデッリのモーツァルト、ソプラノのドーン・アップショーとバリトンのオラフ・ベーアがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で歌ったヴォルフのイタリア歌曲集<EMI>を返却し、予約しておいた黒川創の『鷗外と漱石のあいだで』<河出書房新社>、松田青子の『ロマンティックあげない』<新潮社>、坂口恭平の『徘徊タクシー』<同>、畑野智美の『夏の終わりのハル』<講談社>、山下澄人の『壁抜けの谷』<中央公論新社>、チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィル他が演奏したロッシーニのスターバト・マーテルとドヴォルザークの交響曲第3番&第7番<ともにドイツ・グラモフォン>を新たに借りる。
帰宅後、チョン・ミュンフン指揮のロッシーニとドヴォルザークを続けて聴く。
ロッシーニのスターバト・マーテルは、作品の持つオペラティックな部分とシリアスな部分がしっかり押さえられた演奏。
チェチーリア・バルトリら独唱陣もチョン・ミュンフンの解釈に沿った精度の高い歌唱を披歴している。
一方、ドヴォルザークの交響曲もチョン・ミュンフンの劇場感覚が十二分に発揮されて、音楽の持つ劇性がよくとらえられた演奏に仕上がっている。
チョン・ミュンフンとウィーン・フィルのドヴォルザークの交響曲といえば、第6番&第8番<同>の輸入盤が手元にあるが、このコンビで残りの交響曲(少なくとも、第5番や第9番「新世界より」)を録音して欲しかった。
仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
午後、チェンバロのマハン・エスファハニ(これまでエスハファニと記してきたが、エスファハニが正解。平にご容赦のほど)が弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<同>やNHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を聴く。
『オペラ・ファンタスティカ』では、東京二期会のモーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』上演のライヴ録音(2016年7月17日、東京文化会館大ホール/サッシャ・ゲッツェル指揮東京フィル他)が放送されていたが、日本のオペラの現在の水準がよくわかる充実した内容となっていた。
仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、『鷗外と漱石のあいだで』を読み始めたりする。
夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ベルリン古楽アカデミーの来日コンサートのライヴ録音(2016年6月23日、トッパンホール)を聴く。
ヨハン・セバスティアンとカール・フィリップ・エマニュエル父子の作品が演奏されていた。
続けて、チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィルが演奏したドヴォルザークの交響曲第3番&第7番、第6番を聴く。
こうして国内盤の前者と輸入盤の後者を続けて聴くと、国内盤のほうは若干すかすかというか上滑りというか、音が浅いような気がする。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、『鷗外と漱石のあいだで』を読み進めたりする。
『痾紅毛日記』は、第4稿を完成させた。
が、まだまだ。
これからが山場である。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
いいお天気、いい青空となる。
気温はいくぶん下がり、だいぶん過ごしやすくなる。
秋の気配を強く感じた一日。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
寒暖の差が激しいので、風邪にはお気をつけのほど。
身体が重たし。
そして、両耳の不調が続く。
北朝鮮が5度目の核実験を行ったと報じられている。
核実験核兵器の所有は、北朝鮮ならずとも度し難いことではあるが、この国のやり口(ある種のタイミング)のよさには本当に腹が立つ。
いろいろと考えることあり。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、1時少し前に寝床に就き、6時50分頃起きる。
朝一で毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、そこそこによろし。
ああ、すっきりした!
ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
9時半に外出し、下京図書館へ。
三遊亭圓歌の『三遊亭圓歌ひとり語り全部ウソ。』<河出書房新社>、松波太郎の『月刊「小説」』<同>、中島京子の『長いお別れ』<文藝春秋>、樋口有介の『亀と観覧車』<中央公論新社>、ラルキブデッリのモーツァルト、ソプラノのドーン・アップショーとバリトンのオラフ・ベーアがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で歌ったヴォルフのイタリア歌曲集<EMI>を返却し、予約しておいた黒川創の『鷗外と漱石のあいだで』<河出書房新社>、松田青子の『ロマンティックあげない』<新潮社>、坂口恭平の『徘徊タクシー』<同>、畑野智美の『夏の終わりのハル』<講談社>、山下澄人の『壁抜けの谷』<中央公論新社>、チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィル他が演奏したロッシーニのスターバト・マーテルとドヴォルザークの交響曲第3番&第7番<ともにドイツ・グラモフォン>を新たに借りる。
帰宅後、チョン・ミュンフン指揮のロッシーニとドヴォルザークを続けて聴く。
ロッシーニのスターバト・マーテルは、作品の持つオペラティックな部分とシリアスな部分がしっかり押さえられた演奏。
チェチーリア・バルトリら独唱陣もチョン・ミュンフンの解釈に沿った精度の高い歌唱を披歴している。
一方、ドヴォルザークの交響曲もチョン・ミュンフンの劇場感覚が十二分に発揮されて、音楽の持つ劇性がよくとらえられた演奏に仕上がっている。
チョン・ミュンフンとウィーン・フィルのドヴォルザークの交響曲といえば、第6番&第8番<同>の輸入盤が手元にあるが、このコンビで残りの交響曲(少なくとも、第5番や第9番「新世界より」)を録音して欲しかった。
仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
午後、チェンバロのマハン・エスファハニ(これまでエスハファニと記してきたが、エスファハニが正解。平にご容赦のほど)が弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<同>やNHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を聴く。
『オペラ・ファンタスティカ』では、東京二期会のモーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』上演のライヴ録音(2016年7月17日、東京文化会館大ホール/サッシャ・ゲッツェル指揮東京フィル他)が放送されていたが、日本のオペラの現在の水準がよくわかる充実した内容となっていた。
仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、『鷗外と漱石のあいだで』を読み始めたりする。
夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ベルリン古楽アカデミーの来日コンサートのライヴ録音(2016年6月23日、トッパンホール)を聴く。
ヨハン・セバスティアンとカール・フィリップ・エマニュエル父子の作品が演奏されていた。
続けて、チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィルが演奏したドヴォルザークの交響曲第3番&第7番、第6番を聴く。
こうして国内盤の前者と輸入盤の後者を続けて聴くと、国内盤のほうは若干すかすかというか上滑りというか、音が浅いような気がする。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、『鷗外と漱石のあいだで』を読み進めたりする。
『痾紅毛日記』は、第4稿を完成させた。
が、まだまだ。
これからが山場である。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年09月08日
歯医者さんに行った(CLACLA日記)
午前中は雷鳴が轟き、激しく雨が降る。
が、午後になって青空に変わる。
台風一過か。
青空とともに、気温も下がったよう。
だいぶん過ごしやすくなる。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご時代くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
生前退位を望む明仁天皇(今上天皇)のお言葉に対し、安倍内閣は皇室典範の改正ではなく特措法で対応する方針という。
目先鼻先舌先口先の徒らしい、小賢しいやり方だと思ってしまう。
不敬不忠ここに極まれり。
民進党代表選では、何がなんでも前原誠司に勝ってもらわなければということか。
まあ、前原誠司が代表になれば次の衆院選も自公与党に維新癒党の勝ちが強まるだろうからなあ。
なんともかとも。
目くらましの八百長猿芝居が蔓延している。
決して騙されまい。
昨夜、1時過ぎに寝床に就き、7時半に起きる。
午前中、チェンバロのマハン・エスハファニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
ラルキブデッリは、インティメートで均整がとれたアンサンブルが持ち味。
このモーツァルトでも、彼彼女らの魅力が十二分に発揮されている。
とともに、要所急所では鋭い表現もあったりして何度聴いても聴き飽きない演奏となっている。
ピリオド楽器特有の柔らかく繊細な響きも音楽とぴったりだ。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
14時過ぎに外出して、近くの歯科医院へ。
一昨日の晩に欠けてしまった下の前歯の内側を処置してもらうため。
で、欠け方が都合よかったらしく、プラスチックを被せるだけですむ。
と、ここまでは比較的短い時間ですんだのだけれど、この間相当歯のケアをしてこなかったため、歯石取り等をお願いし、これが1時間以上かかった。
ただ、歯周病対策を考えれば避けるわけにはいかないもので、これからしばらくここに通うことになる予定だ。
すっきりしたあと夕飯用の買い物などをすませ、17時半過ぎに帰宅する。
帰宅後、マナコルダ指揮によるシューベルトの交響曲第3番&第7番「未完成」<SONY/BMG>を聴いたりしながら、樋口有介の『亀と観覧車』<中央公論新社>を読み進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMでパーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団他によるNHK交響楽団の創立90周年記念のコンサートの実況中継(NHKホール)を聴く。
大曲、マーラーの交響曲第8番「一千人の交響曲」が演奏されていた。
バランスのよい独唱陣ともども非常にコントロールされた精度の高い演奏で、これはぜひとも実演に接しておきたかった。
残りの時間で、近衛秀麿指揮新交響楽団が演奏した交響曲第4番から第2楽章、外山雄三指揮NHK交響楽団が演奏した交響曲第1番「巨人」の第3楽章(一部。1968年)、山田一雄指揮NHK交響楽団が演奏した交響曲第5番の第4楽章(1985年)と、NHK交響楽団によるマーラーの交響曲演奏が振り返られていた。
ちなみに、ヤマカズさんの交響曲第5番は、同じ定期公演で演奏されたモーツァルトの交響曲第38番「プラハ」、別の日のモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」との2枚組のCDで、間もなくキング・インターナショナルからリリースされる予定である。
続けて、ソプラノのドーン・アップショーとバリトンのオラフ・ベーアがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で歌ったヴォルフのイタリア歌曲集<EMI>を聴く。
ベーアの深みがあって暖かみのある声質はヴォルフにぴったりだけど、アップショーの艶やかで澄んで陽性な声質はちょっとミスマッチな感じがする。
アップショーの声質は大好きなんだけどな。
なんだか明るすぎるのだ。
バーバラ・ボニーの場合は同じ澄んでいても、良い意味で少しくすんだ感じがしている分、ヴォルフにも合っているのだが。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
『亀と観覧車』を読了する。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
が、午後になって青空に変わる。
台風一過か。
青空とともに、気温も下がったよう。
だいぶん過ごしやすくなる。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご時代くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
生前退位を望む明仁天皇(今上天皇)のお言葉に対し、安倍内閣は皇室典範の改正ではなく特措法で対応する方針という。
目先鼻先舌先口先の徒らしい、小賢しいやり方だと思ってしまう。
不敬不忠ここに極まれり。
民進党代表選では、何がなんでも前原誠司に勝ってもらわなければということか。
まあ、前原誠司が代表になれば次の衆院選も自公与党に維新癒党の勝ちが強まるだろうからなあ。
なんともかとも。
目くらましの八百長猿芝居が蔓延している。
決して騙されまい。
昨夜、1時過ぎに寝床に就き、7時半に起きる。
午前中、チェンバロのマハン・エスハファニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
ラルキブデッリは、インティメートで均整がとれたアンサンブルが持ち味。
このモーツァルトでも、彼彼女らの魅力が十二分に発揮されている。
とともに、要所急所では鋭い表現もあったりして何度聴いても聴き飽きない演奏となっている。
ピリオド楽器特有の柔らかく繊細な響きも音楽とぴったりだ。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
14時過ぎに外出して、近くの歯科医院へ。
一昨日の晩に欠けてしまった下の前歯の内側を処置してもらうため。
で、欠け方が都合よかったらしく、プラスチックを被せるだけですむ。
と、ここまでは比較的短い時間ですんだのだけれど、この間相当歯のケアをしてこなかったため、歯石取り等をお願いし、これが1時間以上かかった。
ただ、歯周病対策を考えれば避けるわけにはいかないもので、これからしばらくここに通うことになる予定だ。
すっきりしたあと夕飯用の買い物などをすませ、17時半過ぎに帰宅する。
帰宅後、マナコルダ指揮によるシューベルトの交響曲第3番&第7番「未完成」<SONY/BMG>を聴いたりしながら、樋口有介の『亀と観覧車』<中央公論新社>を読み進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMでパーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団他によるNHK交響楽団の創立90周年記念のコンサートの実況中継(NHKホール)を聴く。
大曲、マーラーの交響曲第8番「一千人の交響曲」が演奏されていた。
バランスのよい独唱陣ともども非常にコントロールされた精度の高い演奏で、これはぜひとも実演に接しておきたかった。
残りの時間で、近衛秀麿指揮新交響楽団が演奏した交響曲第4番から第2楽章、外山雄三指揮NHK交響楽団が演奏した交響曲第1番「巨人」の第3楽章(一部。1968年)、山田一雄指揮NHK交響楽団が演奏した交響曲第5番の第4楽章(1985年)と、NHK交響楽団によるマーラーの交響曲演奏が振り返られていた。
ちなみに、ヤマカズさんの交響曲第5番は、同じ定期公演で演奏されたモーツァルトの交響曲第38番「プラハ」、別の日のモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」との2枚組のCDで、間もなくキング・インターナショナルからリリースされる予定である。
続けて、ソプラノのドーン・アップショーとバリトンのオラフ・ベーアがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で歌ったヴォルフのイタリア歌曲集<EMI>を聴く。
ベーアの深みがあって暖かみのある声質はヴォルフにぴったりだけど、アップショーの艶やかで澄んで陽性な声質はちょっとミスマッチな感じがする。
アップショーの声質は大好きなんだけどな。
なんだか明るすぎるのだ。
バーバラ・ボニーの場合は同じ澄んでいても、良い意味で少しくすんだ感じがしている分、ヴォルフにも合っているのだが。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
『亀と観覧車』を読了する。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年09月07日
歯が欠けた…(CLACLA日記)
夕方頃まで、どんよりとした感じはありつつも青空の見えるお天気。
ところが、18時台になって雷鳴が轟き、激しい雨となる。
台風が接近している。
気温は上昇し、蒸し暑さが厳しい一日となる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調も続く。
さらに、昨夜寝る前に下の前歯の内側が突然欠けてしまった…。
近くの歯科医院に予約を入れたが、諸々がっくりである。
いずこも同じ秋の夕暮れ。
きな臭い目くらましの八百長猿芝居が横行している。
騙されまい。
ところで、パラリンピックはどうなっているのだろうか?
昨夜、1時50分頃寝床に就き、7時頃起きる。
本当は8時まで眠るつもりだったが、目が醒めてしまった。
午前中、チェンバロのマハン・エスハファニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、樋口有介の『亀と観覧車』<中央公論新社>を読み始めたりする。
17時台に外出して仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませ、京都芸術センターに寄って、18時半頃帰宅する。
で、激しい雨となる。
なんとか間に合った。
帰宅後、マナコルダ指揮によるメンデルスゾーンの交響曲を聴いたりしながら、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、『亀と観覧車』を読み進めたりする。
夕飯後、エスハファニが弾いたゴルトベルク変奏曲、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲集を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、『亀と観覧車』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
頭と身体の重たさに耐える夜。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
ところが、18時台になって雷鳴が轟き、激しい雨となる。
台風が接近している。
気温は上昇し、蒸し暑さが厳しい一日となる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調も続く。
さらに、昨夜寝る前に下の前歯の内側が突然欠けてしまった…。
近くの歯科医院に予約を入れたが、諸々がっくりである。
いずこも同じ秋の夕暮れ。
きな臭い目くらましの八百長猿芝居が横行している。
騙されまい。
ところで、パラリンピックはどうなっているのだろうか?
昨夜、1時50分頃寝床に就き、7時頃起きる。
本当は8時まで眠るつもりだったが、目が醒めてしまった。
午前中、チェンバロのマハン・エスハファニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、樋口有介の『亀と観覧車』<中央公論新社>を読み始めたりする。
17時台に外出して仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませ、京都芸術センターに寄って、18時半頃帰宅する。
で、激しい雨となる。
なんとか間に合った。
帰宅後、マナコルダ指揮によるメンデルスゾーンの交響曲を聴いたりしながら、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、『亀と観覧車』を読み進めたりする。
夕飯後、エスハファニが弾いたゴルトベルク変奏曲、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲集を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったり、『亀と観覧車』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
頭と身体の重たさに耐える夜。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年09月06日
体調、芳しからず 妹尾さんのラジオでカスターニャtantan!!の漫才を聴いた(CLACLA日記)
午前中は青空が見えていたが、その後どんよりとしたお天気へ。
気温は上昇し、蒸し暑さが厳しい。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
体調、芳しからず。
安倍首相と習近平国家主席との日中首脳会談が開かれる一方で、北朝鮮がミサイルを三発発射した。
また、アメリカのオバマ大統領とフィリピンのドゥテルテ大統領の会談が延期となった。
いろいろと考えることあり。
東京都知事選に立候補当選した小池百合子の穴を埋める、衆議院東京10区の補選に小池支持の活動を行っていた若狭勝衆議院議員(自民比例)が立候補の意欲を示しているという。
なんとも見え見えな話。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜19時過ぎに外出して、錦湯さんへ。
46回目のネオ落語・セントラルを愉しむ。
詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
昨夜は交流会はなしで、終了後しばらく出演者の皆さん(桂三幸さん、月亭天使さん、月亭太遊さん)や常連さんたちとおしゃべりをしたのち、遅めの夕飯をすませて23時台に帰宅する。
その後、諸作業を進めて1時50分頃寝床に就く。
で、8時に起きる。
午前中、チェンバロのマハン・エスハファニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番<SONY>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。
午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、ソプラノのドーン・アップショーとバリトンのオラフ・ベーアがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で歌ったヴォルフのイタリア歌曲集<EMI>、マナコルダ指揮のメンデルスゾーンを聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
全力投球には、カスターニャtantan!!の二人がゲスト出演していた。
カスターニャtantan!!は、NSC38期生のバンとたまちぇるの夫婦漫才コンビでここのところ露出が増えているみたい。
名古屋出身のバンが妹尾さんのマンションに新聞の勧誘に行って泣き落とし作戦を試みたことは、以前放送されていたところ。
今回の出演ももちろんそれがきっかけで、漫才のネタも披露していた。
できれば生の漫才が観聴きしたいと思った。
(たまちぇるは、声優など声の仕事向きの声質をしているなあと思った)
中島京子の『長いお別れ』<文藝春秋>を読了する。
認知症となった男性とその妻、三人の娘たちの悲喜こもごもを描いた連作集。
巧い!
ああ、面白かった!!
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
一人暮らしはこういうときが辛い。
帰宅後、エスハファニが弾いたゴルトベルク変奏曲を聴いたりしながら、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、フルートのワルター・アウアーの来日リサイタルのライヴ録音(沢木良子のピアノ/2016年5月28日、東京文化会館小ホール)を聴く。
ルーセルのフルートを吹く人たち、フォーレの幻想曲、カゼッラのシシリエンヌとブルレスク、プーランクのフルート・ソナタ、リヒャルト・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタ(フルート独奏版)などが放送されていた。
続けて、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番、ホルン5重奏曲&音楽の冗談他(アブ・コスターのホルン他)<SONY>を聴く。
夕飯後、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを進める。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
気温は上昇し、蒸し暑さが厳しい。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
体調、芳しからず。
安倍首相と習近平国家主席との日中首脳会談が開かれる一方で、北朝鮮がミサイルを三発発射した。
また、アメリカのオバマ大統領とフィリピンのドゥテルテ大統領の会談が延期となった。
いろいろと考えることあり。
東京都知事選に立候補当選した小池百合子の穴を埋める、衆議院東京10区の補選に小池支持の活動を行っていた若狭勝衆議院議員(自民比例)が立候補の意欲を示しているという。
なんとも見え見えな話。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜19時過ぎに外出して、錦湯さんへ。
46回目のネオ落語・セントラルを愉しむ。
詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
昨夜は交流会はなしで、終了後しばらく出演者の皆さん(桂三幸さん、月亭天使さん、月亭太遊さん)や常連さんたちとおしゃべりをしたのち、遅めの夕飯をすませて23時台に帰宅する。
その後、諸作業を進めて1時50分頃寝床に就く。
で、8時に起きる。
午前中、チェンバロのマハン・エスハファニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番<SONY>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。
午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、ソプラノのドーン・アップショーとバリトンのオラフ・ベーアがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で歌ったヴォルフのイタリア歌曲集<EMI>、マナコルダ指揮のメンデルスゾーンを聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
全力投球には、カスターニャtantan!!の二人がゲスト出演していた。
カスターニャtantan!!は、NSC38期生のバンとたまちぇるの夫婦漫才コンビでここのところ露出が増えているみたい。
名古屋出身のバンが妹尾さんのマンションに新聞の勧誘に行って泣き落とし作戦を試みたことは、以前放送されていたところ。
今回の出演ももちろんそれがきっかけで、漫才のネタも披露していた。
できれば生の漫才が観聴きしたいと思った。
(たまちぇるは、声優など声の仕事向きの声質をしているなあと思った)
中島京子の『長いお別れ』<文藝春秋>を読了する。
認知症となった男性とその妻、三人の娘たちの悲喜こもごもを描いた連作集。
巧い!
ああ、面白かった!!
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
一人暮らしはこういうときが辛い。
帰宅後、エスハファニが弾いたゴルトベルク変奏曲を聴いたりしながら、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを行ったりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、フルートのワルター・アウアーの来日リサイタルのライヴ録音(沢木良子のピアノ/2016年5月28日、東京文化会館小ホール)を聴く。
ルーセルのフルートを吹く人たち、フォーレの幻想曲、カゼッラのシシリエンヌとブルレスク、プーランクのフルート・ソナタ、リヒャルト・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタ(フルート独奏版)などが放送されていた。
続けて、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番、ホルン5重奏曲&音楽の冗談他(アブ・コスターのホルン他)<SONY>を聴く。
夕飯後、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを進める。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
ネオ落語・セントラル 第46回
☆ネオ落語・セントラル 第46回
出演:桂三幸さん、月亭天使さん、月亭太遊さん
(2016年9月5日20時開演/錦湯)
まだまだ暑さは残るものの、夜になればあちらこちらから虫の音が。
そんな秋の気配をひしひしと感じる今日この頃。
昨夜は降るか降らぬか微妙なお天気だったが、それでも錦湯さんには常連さんやリピーターさんが集まった。
46回目となる今回のネオ落語・セントラルは、月亭太遊さんがブルーエゴナク『ラッパー』(9月9日〜11日、アトリエ劇研/前売2500円、同24歳以下2000円)の稽古のため途中参加ということで、約二ヶ月ぶりの登場となる桂三幸さん、二週続けての登場となる月亭天使さんのトークから。
いずれも勝手知ったる他人のわが家、ならぬ第二のホームグラウンド。
暴れはっちゃくしゃかりきコロンブスと大はしゃぎして無駄に空回りするようなことは一切なく、あれこれくすぐりを交えながらゆったりまったりとおしゃべりを続ける。
途中、冷房が入らないなどで一騒動もあったりしつつ、あらおかしとなごんでいるところで太遊さんが参上。
なんやこの状態は!
と一気にオンモードに。
稽古の具合や、先日無事終了した彦八まつりなどについて語り、結局1時間のロングトークとなった。
で、天使さんが高座へ。
マクラで身近な人の知ったかぶり具合にふれてから、『平の陰』(手紙無筆、無筆の手紙)に入る。
文字の読めない男、知り合いのところへと足を運び、届いた手紙を読んでもらおうとしたのだが、実はこの知り合いも…。
立場の逆転というか、会話を重ねていく中で知り合いのほうがどんどんどんどん追い込まれていく滑稽な様が肝のお話。
天使さんはテンポよく筋を運んでいって、要所要所で笑いを生んでいた。
続いては、三幸さん。
時間もあってか、マクラはこの間の近況を語るなど比較的短めで。
本題は、師匠の文枝さん(三枝さん)作の『宿題』。
(ちなみに、三幸さんが出したアイデアも一部取り入れられているとのこと)
会社帰りのお父さん、息子が塾の算数の宿題を教えて欲しいと言ってきたのだけれど、この問題というのがなんともややこしいもので…。
確かに算数の文章題って、そんなんありえへんやんと突っ込みを入れたくなるような設定が多々あるのだが、ここでは「つるかめ算」などの問題を巧く取り入れて、くすぐりの豊富な作品に仕上げている。
強弱のメリハリが効いた三幸さんの口演もあり、笑いどころがはっきりとわかって大いに愉しめた。
トリの太遊さんは、ネオラクゴの旧作『幻影百貨店(マーヤーデパート)』を演じた。
『オドロキモノノキ』の題でネタおろしした神戸・オルビスホールでの「オルビスの悲劇」をマクラで語ったのち、本題に。
その人にあった衣服を選んでくれるという特別な試着室を見つけ出してきて、と無理やり友だちに頼まれた女性は、神戸のとあるデパートに足を踏み入れたのだが…。
次から次へと繰り出す突拍子もない人物や状況がどうにもおかしい作品。
中でも、言葉のチョイスというか、形而上的(?)な設定が太遊さんらしい。
それにしても、こうやってネオラクゴを改めて聴くというのもやはり面白い。
かつてのカルティベイトではないけれど、ネオラクゴの旧作をまとめて聴く機会があればと思った。
最後は、ちょこっと大喜利。
天使さんが仕切りで、作家の桜井さん考案のお題に三幸さん、太遊さんが解答していくというもの。
先週の「大喜利ワークショップ」での太遊さんの解説にも触れながら、天使さんはお題を読んでいく。
コンスタントに応える三幸さんと、熟考する太遊さんの対比もおかしかった。
と、昨夜も盛りだくさんのネオ落語・セントラルでした。
まもなく通算100回目。
月曜20時は、毎週何が飛び出すかわからない錦湯さんへぜひ!
ああ、面白かった!!
出演:桂三幸さん、月亭天使さん、月亭太遊さん
(2016年9月5日20時開演/錦湯)
まだまだ暑さは残るものの、夜になればあちらこちらから虫の音が。
そんな秋の気配をひしひしと感じる今日この頃。
昨夜は降るか降らぬか微妙なお天気だったが、それでも錦湯さんには常連さんやリピーターさんが集まった。
46回目となる今回のネオ落語・セントラルは、月亭太遊さんがブルーエゴナク『ラッパー』(9月9日〜11日、アトリエ劇研/前売2500円、同24歳以下2000円)の稽古のため途中参加ということで、約二ヶ月ぶりの登場となる桂三幸さん、二週続けての登場となる月亭天使さんのトークから。
いずれも勝手知ったる他人のわが家、ならぬ第二のホームグラウンド。
暴れはっちゃくしゃかりきコロンブスと大はしゃぎして無駄に空回りするようなことは一切なく、あれこれくすぐりを交えながらゆったりまったりとおしゃべりを続ける。
途中、冷房が入らないなどで一騒動もあったりしつつ、あらおかしとなごんでいるところで太遊さんが参上。
なんやこの状態は!
と一気にオンモードに。
稽古の具合や、先日無事終了した彦八まつりなどについて語り、結局1時間のロングトークとなった。
で、天使さんが高座へ。
マクラで身近な人の知ったかぶり具合にふれてから、『平の陰』(手紙無筆、無筆の手紙)に入る。
文字の読めない男、知り合いのところへと足を運び、届いた手紙を読んでもらおうとしたのだが、実はこの知り合いも…。
立場の逆転というか、会話を重ねていく中で知り合いのほうがどんどんどんどん追い込まれていく滑稽な様が肝のお話。
天使さんはテンポよく筋を運んでいって、要所要所で笑いを生んでいた。
続いては、三幸さん。
時間もあってか、マクラはこの間の近況を語るなど比較的短めで。
本題は、師匠の文枝さん(三枝さん)作の『宿題』。
(ちなみに、三幸さんが出したアイデアも一部取り入れられているとのこと)
会社帰りのお父さん、息子が塾の算数の宿題を教えて欲しいと言ってきたのだけれど、この問題というのがなんともややこしいもので…。
確かに算数の文章題って、そんなんありえへんやんと突っ込みを入れたくなるような設定が多々あるのだが、ここでは「つるかめ算」などの問題を巧く取り入れて、くすぐりの豊富な作品に仕上げている。
強弱のメリハリが効いた三幸さんの口演もあり、笑いどころがはっきりとわかって大いに愉しめた。
トリの太遊さんは、ネオラクゴの旧作『幻影百貨店(マーヤーデパート)』を演じた。
『オドロキモノノキ』の題でネタおろしした神戸・オルビスホールでの「オルビスの悲劇」をマクラで語ったのち、本題に。
その人にあった衣服を選んでくれるという特別な試着室を見つけ出してきて、と無理やり友だちに頼まれた女性は、神戸のとあるデパートに足を踏み入れたのだが…。
次から次へと繰り出す突拍子もない人物や状況がどうにもおかしい作品。
中でも、言葉のチョイスというか、形而上的(?)な設定が太遊さんらしい。
それにしても、こうやってネオラクゴを改めて聴くというのもやはり面白い。
かつてのカルティベイトではないけれど、ネオラクゴの旧作をまとめて聴く機会があればと思った。
最後は、ちょこっと大喜利。
天使さんが仕切りで、作家の桜井さん考案のお題に三幸さん、太遊さんが解答していくというもの。
先週の「大喜利ワークショップ」での太遊さんの解説にも触れながら、天使さんはお題を読んでいく。
コンスタントに応える三幸さんと、熟考する太遊さんの対比もおかしかった。
と、昨夜も盛りだくさんのネオ落語・セントラルでした。
まもなく通算100回目。
月曜20時は、毎週何が飛び出すかわからない錦湯さんへぜひ!
ああ、面白かった!!
2016年09月05日
どんよりどよどよ(早めのCLACLA)
どんよりどよどよとしたお天気。
そろそろ本降りか。
気温よりも何よりも、湿度が高い分じめじめとして快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
昨夜、1時過ぎに寝床に就き、6時59分に起きる。
アラームの少し前に起きると、何か得した気になるのは朝方生活移行ゆえか。
午前中、チェンバロのマハン・エスハファニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第1番&シューマンの交響曲第4番他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを進めたりする。
メンデルスゾーンの交響曲第1番の一気呵成感、終楽章終盤のドタバタ感は、やっぱりヘンゲルブロックのほうがすさまじいな。
午後、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番<SONY>、ソプラノのドーン・アップショーとバリトンのオラフ・ベーアがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で歌ったヴォルフのイタリア歌曲集<EMI>、マナコルダ指揮のメンデルスゾーン、エスハファニのゴルトベルク変奏曲を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを進めたり、中島京子の『長いお別れ』<文藝春秋>を読み始めたりする。
『痾紅毛日記』は最後まで筆入れと打ち直しを終え、第3稿を完成させた。
さあ、第4稿だ!
まもなく外出して、錦湯さんへ。
46回目となるネオ落語・セントラルなり。
久しぶりの桂三幸さんの登場だ。
それじゃあ、行って来ます!
そろそろ本降りか。
気温よりも何よりも、湿度が高い分じめじめとして快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
昨夜、1時過ぎに寝床に就き、6時59分に起きる。
アラームの少し前に起きると、何か得した気になるのは朝方生活移行ゆえか。
午前中、チェンバロのマハン・エスハファニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第1番&シューマンの交響曲第4番他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを進めたりする。
メンデルスゾーンの交響曲第1番の一気呵成感、終楽章終盤のドタバタ感は、やっぱりヘンゲルブロックのほうがすさまじいな。
午後、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番<SONY>、ソプラノのドーン・アップショーとバリトンのオラフ・ベーアがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で歌ったヴォルフのイタリア歌曲集<EMI>、マナコルダ指揮のメンデルスゾーン、エスハファニのゴルトベルク変奏曲を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを進めたり、中島京子の『長いお別れ』<文藝春秋>を読み始めたりする。
『痾紅毛日記』は最後まで筆入れと打ち直しを終え、第3稿を完成させた。
さあ、第4稿だ!
まもなく外出して、錦湯さんへ。
46回目となるネオ落語・セントラルなり。
久しぶりの桂三幸さんの登場だ。
それじゃあ、行って来ます!
2016年09月04日
創作と読書に勤しんだ一日(CLACLA日記)
青空は見えたものの、どんよりとした感じが強し。
明日は雨か。
気温はまだまだ上昇し、蒸し暑さが厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
地球温暖化対策のためのパリ協定が年内発効の見通しと。
いろいろ考えることあり。
民進党代表選。
獅子身中の虫が蠢いているようだ。
いずれにしても、馬鹿らしい。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、1時50分に寝床に就き、7時半に起きる。
午前中、NHK・ラジオ第1の『音楽の泉』(テレマンの作品が放送されていた)、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを進めたりする。
『名演奏ライブラリー』はヘルベルト・ブロムシュテットの特集で、シュターツカペレ・ドレスデンとのシューベルトの交響曲第3番やニールセンの交響曲第3番などが放送されていた。
午後、チェンバロのマハン・エスハファニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>やNHK・FMの『きらクラ!』、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを進めたり、松波太郎の『月刊「小説」』<河出書房新社>を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、マナコルダ指揮のメンデルスゾーンを聴いたりしながら、雑件を片付ける。
『月刊「小説」』を読了する。
小説の可能性を諧謔味も交えながら描いた表題作はじめ、いずれもたくまれた作品集で刺激を受ける。
ああ、面白かった!
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で東京フィルのコンサートのライヴ録音を聴く。
ダン・エッティンガーの指揮で三舩優子の独奏によるガーシュウィンのラプソディー・イン・ブルー、三ツ橋敬子の指揮で荘村清志の独奏によるロドリーゴのアランフェスの協奏曲と狂詩曲『スペイン』が放送されていた。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
ソプラノの森井美貴の出演。
続けて、エスハファニが弾いたゴルトベルク変奏曲、グレン・グールドが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのイタリア協奏曲他<SONY/BMG>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、鈴木淳史の『クラシック批評こてんぱん』<洋泉社新書y>の拾い読みをしたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
明日は雨か。
気温はまだまだ上昇し、蒸し暑さが厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
地球温暖化対策のためのパリ協定が年内発効の見通しと。
いろいろ考えることあり。
民進党代表選。
獅子身中の虫が蠢いているようだ。
いずれにしても、馬鹿らしい。
目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
昨夜、1時50分に寝床に就き、7時半に起きる。
午前中、NHK・ラジオ第1の『音楽の泉』(テレマンの作品が放送されていた)、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを進めたりする。
『名演奏ライブラリー』はヘルベルト・ブロムシュテットの特集で、シュターツカペレ・ドレスデンとのシューベルトの交響曲第3番やニールセンの交響曲第3番などが放送されていた。
午後、チェンバロのマハン・エスハファニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>やNHK・FMの『きらクラ!』、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを進めたり、松波太郎の『月刊「小説」』<河出書房新社>を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、マナコルダ指揮のメンデルスゾーンを聴いたりしながら、雑件を片付ける。
『月刊「小説」』を読了する。
小説の可能性を諧謔味も交えながら描いた表題作はじめ、いずれもたくまれた作品集で刺激を受ける。
ああ、面白かった!
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で東京フィルのコンサートのライヴ録音を聴く。
ダン・エッティンガーの指揮で三舩優子の独奏によるガーシュウィンのラプソディー・イン・ブルー、三ツ橋敬子の指揮で荘村清志の独奏によるロドリーゴのアランフェスの協奏曲と狂詩曲『スペイン』が放送されていた。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
ソプラノの森井美貴の出演。
続けて、エスハファニが弾いたゴルトベルク変奏曲、グレン・グールドが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのイタリア協奏曲他<SONY/BMG>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、鈴木淳史の『クラシック批評こてんぱん』<洋泉社新書y>の拾い読みをしたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年09月03日
むし暑い一日(CLACLA日記)
青空は見えつつも、どんよりとした感じの強いお天気。
夕方、雨も降る。
気温はまだまだ上昇する。
むしむしとしてむし暑い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
両耳の不調が続く。
そして、気圧と湿度のWパンチ。
昨夜、1時半過ぎに寝床に就き、7時半に起きる。
午前中、チェンバロのマハン・エスハファニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを進めたりする。
三遊亭圓歌の『三遊亭圓歌ひとり語り全部ウソ。』<河出書房新社>を読了する。
当代の三遊亭圓歌への聞き書きで、入門から人気落語家への道筋、さらには落語協会会長にまつわるあれこれが語られた一冊だ。
三遊亭圓生との不仲や、桂米朝と六代目笑福亭松鶴との仲がこじれた話など、もはや気にすることもないということか、赤裸々に語られている。
午後、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番<SONY>、ソプラノのドーン・アップショーとバリトンオラフ・ベーアがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で歌ったヴォルフのイタリア歌曲集<EMI>、KBS京都の『つぼからボイン』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の打ち直しを進めたり、松波太郎の『月刊「小説」』<河出書房新社>を読み始めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、マナコルダが指揮したメンデルスゾーンの交響曲を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
夕飯後、仕事関係の予定をすませる。
無事、終了。
その後、エスハファニが弾いたゴルトベルク変奏曲やマリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第21番<ドイツ・グラモフォン>、アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのエリーゼのために&ロンド・ア・カプリッチョ<同>を聴いたりしながら、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを進めたり、『月刊「小説」』を読み進めたりする。
今日も、甘いものを食さず。
我慢我慢。
やるべきこと、やりたいことをしっかり進めていかなければ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
夕方、雨も降る。
気温はまだまだ上昇する。
むしむしとしてむし暑い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
両耳の不調が続く。
そして、気圧と湿度のWパンチ。
昨夜、1時半過ぎに寝床に就き、7時半に起きる。
午前中、チェンバロのマハン・エスハファニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを進めたりする。
三遊亭圓歌の『三遊亭圓歌ひとり語り全部ウソ。』<河出書房新社>を読了する。
当代の三遊亭圓歌への聞き書きで、入門から人気落語家への道筋、さらには落語協会会長にまつわるあれこれが語られた一冊だ。
三遊亭圓生との不仲や、桂米朝と六代目笑福亭松鶴との仲がこじれた話など、もはや気にすることもないということか、赤裸々に語られている。
午後、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番<SONY>、ソプラノのドーン・アップショーとバリトンオラフ・ベーアがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で歌ったヴォルフのイタリア歌曲集<EMI>、KBS京都の『つぼからボイン』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の打ち直しを進めたり、松波太郎の『月刊「小説」』<河出書房新社>を読み始めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、マナコルダが指揮したメンデルスゾーンの交響曲を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
夕飯後、仕事関係の予定をすませる。
無事、終了。
その後、エスハファニが弾いたゴルトベルク変奏曲やマリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第21番<ドイツ・グラモフォン>、アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのエリーゼのために&ロンド・ア・カプリッチョ<同>を聴いたりしながら、『痾紅毛日記』の筆入れと打ち直しを進めたり、『月刊「小説」』を読み進めたりする。
今日も、甘いものを食さず。
我慢我慢。
やるべきこと、やりたいことをしっかり進めていかなければ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年09月02日
まだまだ暑い!(CLACLA日記)
晴天が続く。
どんよりとした感じは強まっているものの。
気温は今日も上昇し、暑さが厳しい。
むわっとした感じが強く、まだまだ暑い!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
両耳の不調が続く。
特に、左の調子がよからず。
今日も今日とて、目くらましの八百長猿芝居が世情を賑わしている。
性懲りもないことばかり。
騙されまい。
昨夜、1時半過ぎに寝床に就き、6時20分過ぎに起きる。
朝方生活云々以前に、もはやおじいちゃんだ。
午前中、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番<SONY>、チェンバロのマハン・エスハファニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れを行ったり、三遊亭圓歌の『三遊亭圓歌ひとり語り全部ウソ。』<河出書房新社>を読み進めたりする。
正午過ぎに外出して、アトリエ劇研へ。
Hauptbahnhof Gleis7『和え物地獄変』(金田一央紀さん作・演出)を観る。
詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。
大いに共感し、表現者として刺激を受けた作品だった。
開演前終演後、関係各氏と話をする。
一度ゆっくり話がしたいなあと思っていた人と話ができて、本当によかった。
その後、夕飯用の買い物をすませて、17時45分頃帰宅した。
帰宅後、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、観劇記録を投稿したりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ロビン・ティチアーティ指揮チェコ・フィルのコンサートのライヴ録音を聴く。
フォーレの『ペレアスとメリザンド』組曲、ドビュッシーの忘れられた歌、マーラーの交響曲第4番が演奏されていた。
ヨーロッパ、中でも中欧らしいプログラミングだなあとふと思う。
続けて、ソプラノのドーン・アップショーとバリトンのオラフ・ベーアがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で歌ったヴォルフのイタリア歌曲集<EMI>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れ分の打ち直しを行ったり、『三遊亭圓歌ひとり語り全部ウソ。』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
どんよりとした感じは強まっているものの。
気温は今日も上昇し、暑さが厳しい。
むわっとした感じが強く、まだまだ暑い!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
両耳の不調が続く。
特に、左の調子がよからず。
今日も今日とて、目くらましの八百長猿芝居が世情を賑わしている。
性懲りもないことばかり。
騙されまい。
昨夜、1時半過ぎに寝床に就き、6時20分過ぎに起きる。
朝方生活云々以前に、もはやおじいちゃんだ。
午前中、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番<SONY>、チェンバロのマハン・エスハファニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れを行ったり、三遊亭圓歌の『三遊亭圓歌ひとり語り全部ウソ。』<河出書房新社>を読み進めたりする。
正午過ぎに外出して、アトリエ劇研へ。
Hauptbahnhof Gleis7『和え物地獄変』(金田一央紀さん作・演出)を観る。
詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。
大いに共感し、表現者として刺激を受けた作品だった。
開演前終演後、関係各氏と話をする。
一度ゆっくり話がしたいなあと思っていた人と話ができて、本当によかった。
その後、夕飯用の買い物をすませて、17時45分頃帰宅した。
帰宅後、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、観劇記録を投稿したりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ロビン・ティチアーティ指揮チェコ・フィルのコンサートのライヴ録音を聴く。
フォーレの『ペレアスとメリザンド』組曲、ドビュッシーの忘れられた歌、マーラーの交響曲第4番が演奏されていた。
ヨーロッパ、中でも中欧らしいプログラミングだなあとふと思う。
続けて、ソプラノのドーン・アップショーとバリトンのオラフ・ベーアがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で歌ったヴォルフのイタリア歌曲集<EMI>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れ分の打ち直しを行ったり、『三遊亭圓歌ひとり語り全部ウソ。』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
Hauptbahnhof Gleis7『和え物地獄変』
☆Hauptbahnhof Gleis7『和え物地獄変』
作・演出:金田一央紀
(2016年9月2日14時開演の回/アトリエ劇研)
もうしばらく前になるか、石田衣良がモーツァルトのガイドブックを監修するか何かした中で、モーツァルトの音楽と自らの創作を重ね合わせて語っていた。
詳しい文章は忘れてしまったが、どうして自分がモーツァルトの音楽を好むかといえば、しんねりむっつりと内面のことどもを描き表そうとするのではなく音楽は音楽としてスタイリッシュで美しいものに徹しているからであり、自分自身の小説もそうであると石田さんは言い切った。
作品の好き嫌いは置くとして(いや、筋運びがスピーディーで文体も簡潔、キャラクター設定も巧みだし、落としどころもきちんと心得ている彼の作品は、読み物として実に面白い)、石田衣良のその割り切り具合には、大いに感心し、ある種の羨ましさを覚えたりもした。
と、言うのも、日頃はモーツァルト大好き、ばかりでなく、父親のヨハン・セバスティアン・バッハなんかより息子のヨハン・クリスティアン・バッハの陽性で聴き心地のよい音楽が大好きなんて公言してはばからないくせに、深夜明け方にふと目が醒めたりなんかすると、人生とはなんぞや? 死とはなんぞや? 表現とはなんぞや? などなどとない頭を悩ませ、はては己の浅薄さを再認識して落ち込むこと度々だからである。
果たして、そうした逡巡や懊悩を重ねているか否かは定かではないが、主宰するHauptbahnhofのGleis7『和え物地獄変』を観るに、金田一央紀という作家・演出家もまた、自らの立ち位置や在り方について真摯に向き合っている表現者の一人のように思える。
深淵をのぞくことができない人間が、表現者であってよいのか?
と、一言でまとめてしまうと、こちらに引き寄せ過ぎだろうか。
けれど、この『和え物地獄変』という作品が金田一央紀の表現者としてのマニフェストであり、自問自答の解答であることはまず間違いないだろう。
先達からの引用援用や繰り返される言葉遊びには彼の来し方が、勝川春朗改め葛飾阿北斎らの姿には彼の行く末への想い(当然、ここ京都でどういった活動を行っていくかということも含む)が如実に示されている。
と、こう記すと、なんだか芸術至上主義でペダンティックな内容のように思われるむきもあるかもしれないが、実はこれが正反対。
プロの現場で培った手法骨法を活かしつつ、お客さんが観て愉しめるように心掛けたエンターテインメント流儀の舞台となっていた。
そうした金田一さんの創作姿勢や作品の結構には大いに共感し、深く好感を抱いた。
しかしながら一方で、書かれたテキストはしっかり線が通っているようにうかがえるのに、実際の舞台にはどこかピースピースを見せられているような、もどかしさを覚えたことも事実だ。
演者ごとの見せ場もあって、おっと思わせられたり、うんうんと納得したりする場面も少なくないのだけれど、それがどうしても全篇持続しきれていないように思われるのである。
結果、二時間という上演時間が若干長く感じられてしまった。
総勢十九人の演者陣は、各々の特性魅力を発揮しつつ、限られた時間の中で面白く愉しい舞台を造り上げようという努力を重ねていた。
その点、全く疑いようがない。
ただ、表面的な演技の技量技術の長短や経験の差よりももっと内面的な部分、個々の演劇や表現に対するスタンスや方向性の違い、齟齬、無自覚無意識が透けて見えていたことが、僕にはどうしても気になった。
いったいなんのために舞台に立つのか? いったいなんのために演劇に携わるのか? 自分にとって表現するということはいったいどのような意味を持つのか?
演劇とは、舞台とは、単なる自己顕示の場であってよいのか?
この『和え物地獄変』とは、本来演技者一人一人にとってそのことが厳しく問われる作品だったのではないか。
各々の努力健闘を認めるだけに、そうした点を今後の課題にしていってもらえればと思う。
(もちろん、全ての演者陣がそうだと指摘したいわけではない)
若々しさと向日性をためた再生の物語でもあり、「小劇場」という狭い枠に囚われない方々にこそ、ぜひともご覧いただければと願う。
そして、金田一さんとHauptbahnhofの今後の活動に大いに注目していきたい。
作・演出:金田一央紀
(2016年9月2日14時開演の回/アトリエ劇研)
もうしばらく前になるか、石田衣良がモーツァルトのガイドブックを監修するか何かした中で、モーツァルトの音楽と自らの創作を重ね合わせて語っていた。
詳しい文章は忘れてしまったが、どうして自分がモーツァルトの音楽を好むかといえば、しんねりむっつりと内面のことどもを描き表そうとするのではなく音楽は音楽としてスタイリッシュで美しいものに徹しているからであり、自分自身の小説もそうであると石田さんは言い切った。
作品の好き嫌いは置くとして(いや、筋運びがスピーディーで文体も簡潔、キャラクター設定も巧みだし、落としどころもきちんと心得ている彼の作品は、読み物として実に面白い)、石田衣良のその割り切り具合には、大いに感心し、ある種の羨ましさを覚えたりもした。
と、言うのも、日頃はモーツァルト大好き、ばかりでなく、父親のヨハン・セバスティアン・バッハなんかより息子のヨハン・クリスティアン・バッハの陽性で聴き心地のよい音楽が大好きなんて公言してはばからないくせに、深夜明け方にふと目が醒めたりなんかすると、人生とはなんぞや? 死とはなんぞや? 表現とはなんぞや? などなどとない頭を悩ませ、はては己の浅薄さを再認識して落ち込むこと度々だからである。
果たして、そうした逡巡や懊悩を重ねているか否かは定かではないが、主宰するHauptbahnhofのGleis7『和え物地獄変』を観るに、金田一央紀という作家・演出家もまた、自らの立ち位置や在り方について真摯に向き合っている表現者の一人のように思える。
深淵をのぞくことができない人間が、表現者であってよいのか?
と、一言でまとめてしまうと、こちらに引き寄せ過ぎだろうか。
けれど、この『和え物地獄変』という作品が金田一央紀の表現者としてのマニフェストであり、自問自答の解答であることはまず間違いないだろう。
先達からの引用援用や繰り返される言葉遊びには彼の来し方が、勝川春朗改め葛飾阿北斎らの姿には彼の行く末への想い(当然、ここ京都でどういった活動を行っていくかということも含む)が如実に示されている。
と、こう記すと、なんだか芸術至上主義でペダンティックな内容のように思われるむきもあるかもしれないが、実はこれが正反対。
プロの現場で培った手法骨法を活かしつつ、お客さんが観て愉しめるように心掛けたエンターテインメント流儀の舞台となっていた。
そうした金田一さんの創作姿勢や作品の結構には大いに共感し、深く好感を抱いた。
しかしながら一方で、書かれたテキストはしっかり線が通っているようにうかがえるのに、実際の舞台にはどこかピースピースを見せられているような、もどかしさを覚えたことも事実だ。
演者ごとの見せ場もあって、おっと思わせられたり、うんうんと納得したりする場面も少なくないのだけれど、それがどうしても全篇持続しきれていないように思われるのである。
結果、二時間という上演時間が若干長く感じられてしまった。
総勢十九人の演者陣は、各々の特性魅力を発揮しつつ、限られた時間の中で面白く愉しい舞台を造り上げようという努力を重ねていた。
その点、全く疑いようがない。
ただ、表面的な演技の技量技術の長短や経験の差よりももっと内面的な部分、個々の演劇や表現に対するスタンスや方向性の違い、齟齬、無自覚無意識が透けて見えていたことが、僕にはどうしても気になった。
いったいなんのために舞台に立つのか? いったいなんのために演劇に携わるのか? 自分にとって表現するということはいったいどのような意味を持つのか?
演劇とは、舞台とは、単なる自己顕示の場であってよいのか?
この『和え物地獄変』とは、本来演技者一人一人にとってそのことが厳しく問われる作品だったのではないか。
各々の努力健闘を認めるだけに、そうした点を今後の課題にしていってもらえればと思う。
(もちろん、全ての演者陣がそうだと指摘したいわけではない)
若々しさと向日性をためた再生の物語でもあり、「小劇場」という狭い枠に囚われない方々にこそ、ぜひともご覧いただければと願う。
そして、金田一さんとHauptbahnhofの今後の活動に大いに注目していきたい。
2016年09月01日
今日から9月 京都芸術センターで『文化庁移転と文化芸術の未来』に参加した(CLACLA日記)
今日から9月。
今年も残り4ヶ月を切った。
一日一日を本当に大切にして、自らの為したいことや為すべきことをしっかり為していきたい。
そして、死を絶対に忘れないこと。
晴天。
いいお天気、いい青空が続く。
気温も上昇し、暑さが相当記事しい。
ただし、もう9月。
夏の盛りのような暑さとは違うが。
寒暖の差が激しいので、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
風邪など召しませんように。
防災の日。
東北地方での台風被害に、イタリア中部での大地震や昨夜九州で起こった強い地震もあって、一層いろいろと考える。
他人事ではない。
和歌山の発砲立てこもりの男は自死した。
これからこうした事件、ばかりではなく政治的なテロが横行していくのではないか。
非常に心配でならない。
目くらましの八百長猿芝居に騙されてはなるまい。
昨夜24時50分少し前に寝床に就き、7時に起きる。
午前中、チェンバロのマハン・エスハファニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>やアントネッロ・マナコルダ指揮カンマー・アカデミーポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>、ウラディーミル・アシュケナージさん他が演奏した『ラフマニノフ・トランスクリプションズ』<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、9月の創作活動について考えたり、『痾紅毛日記』のプリントアウトを行ったりする。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、ラファウ・プレハッチが弾いたショパンのポロネーズ集<ドイツ・グラモフォン>、アナトール・ウゴルスキが弾いたピアノ小品集『ショート・ストーリーズ』<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
中山可穂の『娘役』<角川書店>を読み始め、読了する。
宝塚歌劇団の「娘役」と、ひょんなことから彼女に魅了されたヤクザの男との10年の歳月を描いた作品。
面白くって、ついつい読み進め読み終えてしまった。
ああ、面白かった!
17時頃外出して、下京図書館へ。
『娘役』、篠田節子の『ミストレス』<光文社>、直原冬明の『十二月八日の幻影』<同>、原田マハの『太陽の棘』<文藝春秋>、一條次郎の『レプリカたちの夜』<新潮社>、『ラフマニノフ・トランスクリプションズ』とショパンのポロネーズ集を返却し、予約しておいた三遊亭圓歌の『三遊亭圓歌ひとり語り全部ウソ。』<河出書房新社>、松波太郎の『月刊「小説」』<同>、中島京子の『長いお別れ』<文藝春秋>、樋口有介の『象と観覧車』<中央公論新社>、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番<SONY>、ソプラノのドーン・アップショーとバリトンのオラフ・ベーアがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で歌ったヴォルフのイタリア歌曲集<EMI>を新たに借りる。
帰りがけ、近くのローソンでクリスティアン・ゲルハーヘルの来日リサイタルのチケットを返金する。
ゲルハーヘルの冬の旅を聴けなくなったことが、本当に残念でならない。
いったん帰宅して、ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルが演奏したシューベルトの軍隊行進曲、ウェーバーの舞踏への勧誘、ニコライの歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲<タワーレコード/DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
18時過ぎに再び外出して、京都芸術センターの講堂へ。
文化庁の京都への移転決定を歓迎する企画、文化政策を考える『文化庁移転と文化芸術の未来』の第1回目に参加する。
平竹耕三京都市文化芸術制作監をファシリテーターに、講師として京都市交響楽団の常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザーの広上淳一さんと日本フィルハーモニー交響楽団の理事長平井俊邦さんが登場された。
広上さんのべしゃり(おしゃべり)の巧さは、広上さん自身が少し触れていた元AKB48の松井咲子とのラジオ番組や、同じNHK・FMの金曜夜の番組、そしてプレ・コンサートなどで重々承知している通りで、今夜も随所で笑いを誘っていたが、企画の内容もあって、今夜は京響の現状や今後についてより踏み込んだ話もあり、実に興味深かった。
例えば、150万の京都市民が年に一度でも京都市交響楽団を聴きにこようとすれば、事態は大きく変化していく、中でも教育の現場など、若い世代への働きかけが重要ではないかと指摘し、通常の定期演奏会と同一プログラムでの青少年のための定期演奏会を全国のプロオーケストラが開催していってはどうかと自らのアイデアも披歴していた。
(そして、その青少年の定期演奏会の開催について、文化庁にも要望していくとも)
一方、平井さんはもともと三菱銀行の取締役から千代田化工に転じ、さらにインテックを経て、財政状況の立て直しのために日本フィルへと入った方。
その豊かな社会経験が生み出す大人(たいじん)風のユーモアと、押さえるべきところはしっかりまじめに押さえていく話の緩急が面白い。
日本フィルが直面してきた問題や、それをどう乗り越えて来たか、また今どう乗り越えていこうとしているかを適切丁寧に説明する。
加えて、日本の文化予算についても直言されていた。
文化庁の京都移転に関しても、ただ移転するから手放しで良しとするのではなく、それではオーケストラ(表現者)の側はどうするのか、市民の方々に対してどう打ち出し、それを文化庁の政策とどう繋げていくかという視点が示されており、大いに納得がいった。
当然のことながら、これはオーケストラに留まらず、演劇やダンス、映画等々、その他のジャンルとも大きく関係してくる問題だと思う。
すでにこのブログでも何度か記してきた通り、25年以上前の学生時代から院生時代にかけてお世話になった日本フィルの事務局メンバーで早世された中島賢一さん(直接お会いしたときもそうだし、お手紙などでもいろいろとご教示を受けた)のこともあり、平井さんや会場に来られていた日本フィルの常務理事で事務長の後藤朋俊さん、そして広上さんともご挨拶する。
中島さんは、オーケストラ(ばかりでなく文化芸術)の問題は「民度」の問題であり、その「民度」をどう底上げしていくかが大事といったお話をよくされていたが、25年以上が経ってますますそのことを痛感する。
そして、今日の広上さんや平井さんのお話も、そのことと大きく繋がっていると感じた。
21時半過ぎに帰宅し、遅めの夕飯後、モーツァルトの弦楽5重奏曲やイタリア歌曲集を聴いたりしながら、『三遊亭圓歌ひとり語り全部ウソ。』を読み始めたり、雑件を片付けたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
そして、今月がいい月でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
今年も残り4ヶ月を切った。
一日一日を本当に大切にして、自らの為したいことや為すべきことをしっかり為していきたい。
そして、死を絶対に忘れないこと。
晴天。
いいお天気、いい青空が続く。
気温も上昇し、暑さが相当記事しい。
ただし、もう9月。
夏の盛りのような暑さとは違うが。
寒暖の差が激しいので、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
風邪など召しませんように。
防災の日。
東北地方での台風被害に、イタリア中部での大地震や昨夜九州で起こった強い地震もあって、一層いろいろと考える。
他人事ではない。
和歌山の発砲立てこもりの男は自死した。
これからこうした事件、ばかりではなく政治的なテロが横行していくのではないか。
非常に心配でならない。
目くらましの八百長猿芝居に騙されてはなるまい。
昨夜24時50分少し前に寝床に就き、7時に起きる。
午前中、チェンバロのマハン・エスハファニが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<ドイツ・グラモフォン>やアントネッロ・マナコルダ指揮カンマー・アカデミーポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY/BMG>、ウラディーミル・アシュケナージさん他が演奏した『ラフマニノフ・トランスクリプションズ』<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、9月の創作活動について考えたり、『痾紅毛日記』のプリントアウトを行ったりする。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、ラファウ・プレハッチが弾いたショパンのポロネーズ集<ドイツ・グラモフォン>、アナトール・ウゴルスキが弾いたピアノ小品集『ショート・ストーリーズ』<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
中山可穂の『娘役』<角川書店>を読み始め、読了する。
宝塚歌劇団の「娘役」と、ひょんなことから彼女に魅了されたヤクザの男との10年の歳月を描いた作品。
面白くって、ついつい読み進め読み終えてしまった。
ああ、面白かった!
17時頃外出して、下京図書館へ。
『娘役』、篠田節子の『ミストレス』<光文社>、直原冬明の『十二月八日の幻影』<同>、原田マハの『太陽の棘』<文藝春秋>、一條次郎の『レプリカたちの夜』<新潮社>、『ラフマニノフ・トランスクリプションズ』とショパンのポロネーズ集を返却し、予約しておいた三遊亭圓歌の『三遊亭圓歌ひとり語り全部ウソ。』<河出書房新社>、松波太郎の『月刊「小説」』<同>、中島京子の『長いお別れ』<文藝春秋>、樋口有介の『象と観覧車』<中央公論新社>、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトの弦楽5重奏曲第3番&第4番<SONY>、ソプラノのドーン・アップショーとバリトンのオラフ・ベーアがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で歌ったヴォルフのイタリア歌曲集<EMI>を新たに借りる。
帰りがけ、近くのローソンでクリスティアン・ゲルハーヘルの来日リサイタルのチケットを返金する。
ゲルハーヘルの冬の旅を聴けなくなったことが、本当に残念でならない。
いったん帰宅して、ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルが演奏したシューベルトの軍隊行進曲、ウェーバーの舞踏への勧誘、ニコライの歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲<タワーレコード/DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
18時過ぎに再び外出して、京都芸術センターの講堂へ。
文化庁の京都への移転決定を歓迎する企画、文化政策を考える『文化庁移転と文化芸術の未来』の第1回目に参加する。
平竹耕三京都市文化芸術制作監をファシリテーターに、講師として京都市交響楽団の常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザーの広上淳一さんと日本フィルハーモニー交響楽団の理事長平井俊邦さんが登場された。
広上さんのべしゃり(おしゃべり)の巧さは、広上さん自身が少し触れていた元AKB48の松井咲子とのラジオ番組や、同じNHK・FMの金曜夜の番組、そしてプレ・コンサートなどで重々承知している通りで、今夜も随所で笑いを誘っていたが、企画の内容もあって、今夜は京響の現状や今後についてより踏み込んだ話もあり、実に興味深かった。
例えば、150万の京都市民が年に一度でも京都市交響楽団を聴きにこようとすれば、事態は大きく変化していく、中でも教育の現場など、若い世代への働きかけが重要ではないかと指摘し、通常の定期演奏会と同一プログラムでの青少年のための定期演奏会を全国のプロオーケストラが開催していってはどうかと自らのアイデアも披歴していた。
(そして、その青少年の定期演奏会の開催について、文化庁にも要望していくとも)
一方、平井さんはもともと三菱銀行の取締役から千代田化工に転じ、さらにインテックを経て、財政状況の立て直しのために日本フィルへと入った方。
その豊かな社会経験が生み出す大人(たいじん)風のユーモアと、押さえるべきところはしっかりまじめに押さえていく話の緩急が面白い。
日本フィルが直面してきた問題や、それをどう乗り越えて来たか、また今どう乗り越えていこうとしているかを適切丁寧に説明する。
加えて、日本の文化予算についても直言されていた。
文化庁の京都移転に関しても、ただ移転するから手放しで良しとするのではなく、それではオーケストラ(表現者)の側はどうするのか、市民の方々に対してどう打ち出し、それを文化庁の政策とどう繋げていくかという視点が示されており、大いに納得がいった。
当然のことながら、これはオーケストラに留まらず、演劇やダンス、映画等々、その他のジャンルとも大きく関係してくる問題だと思う。
すでにこのブログでも何度か記してきた通り、25年以上前の学生時代から院生時代にかけてお世話になった日本フィルの事務局メンバーで早世された中島賢一さん(直接お会いしたときもそうだし、お手紙などでもいろいろとご教示を受けた)のこともあり、平井さんや会場に来られていた日本フィルの常務理事で事務長の後藤朋俊さん、そして広上さんともご挨拶する。
中島さんは、オーケストラ(ばかりでなく文化芸術)の問題は「民度」の問題であり、その「民度」をどう底上げしていくかが大事といったお話をよくされていたが、25年以上が経ってますますそのことを痛感する。
そして、今日の広上さんや平井さんのお話も、そのことと大きく繋がっていると感じた。
21時半過ぎに帰宅し、遅めの夕飯後、モーツァルトの弦楽5重奏曲やイタリア歌曲集を聴いたりしながら、『三遊亭圓歌ひとり語り全部ウソ。』を読み始めたり、雑件を片付けたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
そして、今月がいい月でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。