どんよりとした感じはありつつも、青空の見えるお天気。
気温は上昇し、暑さがとても厳しい。
暑い暑い暑い暑い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、熱中症にはお気をつけのほど。
両耳の不調が続く。
早く病院に行かねば、と思いつつ。
昨夜、24時50分過ぎに寝床に就き、7時に起きる。
で、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーとフィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団が演奏したシューマンのピアノ協奏曲&交響曲第2番<ハルモニアムンディ・フランス>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
8時台に外出して、かかりつけの病院へ。
処方箋をもらって、四条通のスギ薬局で薬を受け取り、ついでに買い物をすませて帰宅する。
帰宅後、リカルド・シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が演奏したブラームスのセレナード第1番&第2番<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
スケジュールの調整に苦しむ。
10時台に外出して、下京図書館へ。
西村賢太の対談集『風来鬼語』<扶桑社>、中野明の『グローブトロッター』<朝日新聞出版>、佐々木健一の『辞書になった男』<文藝春秋>、桐野夏生の『奴隷小説』<同>、西山ガラシャの『公方様のお通り抜け』<日本経済新聞出版社>、シャイー指揮によるブラームスのセレナード集、ピアノ協奏曲第1番&第2番<DECCA>を返却し、予約しておいた鷲田康の『長嶋茂雄最後の日。』<文藝春秋>、天瀬裕康の『悲しくてもユーモアを』<論創社>、高槻真樹の『映画探偵』<河出書房新社>、本谷有希子の『異類婚姻譚』<講談社>、木内昇の『よこまち余話』<中央公論新社>、田中慎也の『炎と苗木』<毎日新聞出版>、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューマンのピアノ作品集<ドイツ・グラモフォン>、オーボエのダグラス・ボイドとピリスが演奏した同じくシューマンのオーボエとピアノのための作品集<同>を新たに借りる。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』を聴く。
さらに、借りて来たシューマンのCD2枚を続けて聴く。
まずは、オーボエとピアノのための作品集から。
3つのロマンス、アダージョとアレグロ、幻想小曲集、民謡風の5つの小品から3曲、「夕べの歌」が収められて46分程度だから、CD全盛期にしては収録時間が短いか。
ただ、充実した内容でもあり、それほど短さは気にならないが。
録音当時(1992年12月)、ヨーロッパ室内管弦楽団の首席奏者で、現在は指揮者としての活動を行っているダグラス・ボイドは陽性な音色の持ち主、シューマンの陽の部分をよく表している。
一方、ピリスはボイドを巧みに支えつつ、シューマンの音楽の持つ翳りのようなものを描き出していた。
オーボエとピアノの作品集と前後して録音されたピアノ作品集には、森の情景、アラベスク、3つのロマンス、ウィーンの謝肉祭の道化がカップリグされている。
派手さとは無縁ながら、シューマンの作品の持つ抒情性、劇性、躍動感、陽と陰の両面性を余すところなく表現した、ピリスの特性魅力が十全に発揮された一枚で非常に聴き応えがある。
仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』を書き進めたりする。
『痾紅毛日記』は、原稿用紙に換算して81枚分を超えた。
『長嶋茂雄最後の日。』を読み始め、読了してしまう。
元読売ジャイアンツ(巨人軍)の選手長嶋茂雄の公式戦最後の日1974年10月14日を克明に描いた一冊だ。
正直、読売系臭さというか、文芸春秋臭さというか、そういうものを感じないでもないし、巨人によるV9についてはいろいろと思うところもあるのだけれど、ファンを優先する長嶋茂雄という不世出のスターのあり様には強く心を動かされた。
また、そうなるように巧くつくられた一冊でもあった。
そして、表現とは一体誰のためのものとかということについて、改めて考えた。
まもなく外出して、二条駅近くの揚げピッツァ専門店フリッツKへ。
今夜がはじめてとなるフリッツKの落語会を愉しむ予定なり。
出演は、月亭太遊さんと月亭八織さん。
それじゃあ、行って来ます!