どんよりとした感じはありつつも、晴天が続く。
いいお天気、いい青空の一日。
気温は上昇し、暑さが厳しい。
暑い暑い暑い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、熱中症にはお気をつけのほど。
両耳の不調が続く。
馬鹿につける薬はない。
ということを痛感する今日この頃。
そして、馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿者だ。
一番の馬鹿者にはなりたくない。
昨夜、1時半過ぎに寝床に就き、7時40分過ぎに起きる。
午前中、NHKラジオ第1の『音楽の泉』や、NHK・FMの京都市交響楽団の特別番組、リカルド・シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が演奏したブラームスのセレナード第1番&第2番<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』を書き進めたり、佐々木健一の『辞書になった男』<文藝春秋>を読み進めたりする。
『痾紅毛日記』は、原稿用紙に換算して63枚分を超えた。
『音楽の泉』はクレメンス・クラウス指揮ウィーン・フィルが演奏したヨハン・シュトラウスの音楽の特集で、『ウィーンの森の物語』や『春の声』、『こうもり』序曲、『美しく青きドナウ』などが放送されていた。
一方、京都市交響楽団の番組は、高校野球の京都地区の試合を放送するため『名演奏ライブラリー』がとんでしまったための編成。
広上淳一さん指揮京都市交響楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』、ハチャトゥリアンのバレエ音楽『仮面舞踏会』組曲、レスピーギの交響詩『ローマの祭』と、鳴りがよくてシンフォニックな作品のライヴ録音が放送されていた。
現在の京都市交響楽団の高水準がよくわかる演奏だった。
12時50分に外出して、ロームシアター京都へ。
サウスホールで、ロームミュージックファンデーション音楽セミナーコンサート2016を聴く。
詳しくは、前回の記事(コンサート記録)をご参照のほど。
終演後、チケットインフォメーションで、京都市交響楽団の8月定期のチケットを購入し、併設の蔦屋書店をのぞく。
蔦屋書店は、まさしくアートっぽいつくりで、ちょっと気恥ずかしくなった。
その後、京都芸術センターに寄って用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて17時20分頃帰宅した。
帰宅後、ネルソン・フレイレとシャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が演奏したブラームスのピアノ協奏曲第1番&第2番<DECCA>を聴いたりしながら、コンサート記録を投稿したりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴く。
井上道義指揮大阪フィルが演奏したドビュッシーの交響詩『海』などのライヴ録音が放送されていた。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
コントラバスの白井菜々子が出演していた。
さらに、アンドレアス・シュペリング指揮カペラ・アウグスティーナが演奏したブラームスのセレナード第1番&第2番<CPO>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『辞書になった男』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年07月24日
ロームミュージックファンデーション音楽セミナーコンサート2016
☆ロームミュージックファンデーション音楽セミナーコンサート2016年
(2016年7月24日14時開演/ロームシアター京都サウスホール)
ロームミュージックファンデーション音楽セミナーコンサート2016を聴きに、ロームシアター京都サウスホールまで行って来た。
実は、ロームシアター京都に足を運ぶのは、今日が初めて。
旧第一ホールでは数年前に夏川りみのリサイタルを聴いているが、旧第二ホールのほうは、日本共産党がらみの今は亡き河島英五のライヴに接して以来だから、25年以上ぶりということになる。
もちろん、改装によってホールは全く新しくなっているのだけれど、ドリンクコーナーに備え付けられた給水器の生ぬるい水を含め、いなたいというか野暮たいというか、良くも悪くも京都会館の雰囲気が濃厚に残っていた。
で、はじめは2階一列目に陣取っていたが、バルコニー(舞台から見て横向きの席)を見つけてそちらに移る。
ここは、2階から直接行くことはできなくて、いったん1階席のほうまで降りなければならないので、要注意だ。
無粋な手すり等、視覚的に難はあるものの、予想外にクリアな音が届いていて、音楽を愉しむ分に問題はなかった。
さて、1992年以来、プロの音楽家の育成を目的に継続されてきたロームミュージックファンデーション音楽セミナーだが、最終日には、一週間のセミナーの成果発表として例年コンサートが行われることになっている。
25回目となる今年は、去年に続いて管楽器(フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴット)のセミナーが開催され、25人の受講生が参加していた。
(ちなみに、2名以外は全て女性)
まず第1部では、各楽器から一人が選抜されてソロの演奏を披露した。
演奏者と曲目は以下の通りだ。
フルートの瀧本実里(東京音楽大学)とピアノの大堀晴津子による、タファネルの『魔弾の射手』の主題による変奏曲。
オーボエの高橋早紀(東京音楽大学大学院)の独奏による、テレマンの無伴奏オーボエのための12の幻想曲より第6番とハインツ・ホリガーの無伴奏オーボエ・ソナタより第1楽章。
クラリネットの本田有里恵(東京芸術大学大学院卒業)とピアノの小澤佳永による、フランセのクラリネット協奏曲より第3、第4楽章。
ホルンの藤井春香(東京音楽大学卒業)とピアノの浅川真己子による、リヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲第1番より第1、第3楽章。
ファゴットの柿沼麻美(東京芸術大学大学院卒業)とピアノの三輪郁による、ブルドーのプルミエ・ソロ。
続く第2部では、受講生が5つの木管5重奏にわかれて、タファネルの木管5重奏曲より第1、第2楽章、ヒンデミットの小室内楽曲より第1、第2、第4楽章、ダンツィの木管5重奏曲作品番号56−1より第1、第2、第4楽章、クルークハートの木管5重奏曲より第1、第2楽章、ラヴェルの『クープランの墓』よりプレリュード、メヌエット、リゴードンが演奏された。
ソロ、アンサンブルともに、まだ磨き切れていない原石といった粗さを感じる部分はあったが、一人一人が真摯に演奏、作品、音楽そのものに向き合っていることがよくわかる内容となっていて、今後の活躍が本当に愉しみである。
最後は、セミナーの講師陣であるフルート・ピッコロの工藤重典、オーボエの古部賢一、クラリネットの山本正治、ホルンの猶井正幸、ファゴットの吉田将が木管5重奏用に編曲されたヴェルディの歌劇『ナブッコ』序曲を演奏して華やかに〆た。
表現することに対する刺激を受けたコンサートで、聴きに行って正解だった。
(2016年7月24日14時開演/ロームシアター京都サウスホール)
ロームミュージックファンデーション音楽セミナーコンサート2016を聴きに、ロームシアター京都サウスホールまで行って来た。
実は、ロームシアター京都に足を運ぶのは、今日が初めて。
旧第一ホールでは数年前に夏川りみのリサイタルを聴いているが、旧第二ホールのほうは、日本共産党がらみの今は亡き河島英五のライヴに接して以来だから、25年以上ぶりということになる。
もちろん、改装によってホールは全く新しくなっているのだけれど、ドリンクコーナーに備え付けられた給水器の生ぬるい水を含め、いなたいというか野暮たいというか、良くも悪くも京都会館の雰囲気が濃厚に残っていた。
で、はじめは2階一列目に陣取っていたが、バルコニー(舞台から見て横向きの席)を見つけてそちらに移る。
ここは、2階から直接行くことはできなくて、いったん1階席のほうまで降りなければならないので、要注意だ。
無粋な手すり等、視覚的に難はあるものの、予想外にクリアな音が届いていて、音楽を愉しむ分に問題はなかった。
さて、1992年以来、プロの音楽家の育成を目的に継続されてきたロームミュージックファンデーション音楽セミナーだが、最終日には、一週間のセミナーの成果発表として例年コンサートが行われることになっている。
25回目となる今年は、去年に続いて管楽器(フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴット)のセミナーが開催され、25人の受講生が参加していた。
(ちなみに、2名以外は全て女性)
まず第1部では、各楽器から一人が選抜されてソロの演奏を披露した。
演奏者と曲目は以下の通りだ。
フルートの瀧本実里(東京音楽大学)とピアノの大堀晴津子による、タファネルの『魔弾の射手』の主題による変奏曲。
オーボエの高橋早紀(東京音楽大学大学院)の独奏による、テレマンの無伴奏オーボエのための12の幻想曲より第6番とハインツ・ホリガーの無伴奏オーボエ・ソナタより第1楽章。
クラリネットの本田有里恵(東京芸術大学大学院卒業)とピアノの小澤佳永による、フランセのクラリネット協奏曲より第3、第4楽章。
ホルンの藤井春香(東京音楽大学卒業)とピアノの浅川真己子による、リヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲第1番より第1、第3楽章。
ファゴットの柿沼麻美(東京芸術大学大学院卒業)とピアノの三輪郁による、ブルドーのプルミエ・ソロ。
続く第2部では、受講生が5つの木管5重奏にわかれて、タファネルの木管5重奏曲より第1、第2楽章、ヒンデミットの小室内楽曲より第1、第2、第4楽章、ダンツィの木管5重奏曲作品番号56−1より第1、第2、第4楽章、クルークハートの木管5重奏曲より第1、第2楽章、ラヴェルの『クープランの墓』よりプレリュード、メヌエット、リゴードンが演奏された。
ソロ、アンサンブルともに、まだ磨き切れていない原石といった粗さを感じる部分はあったが、一人一人が真摯に演奏、作品、音楽そのものに向き合っていることがよくわかる内容となっていて、今後の活躍が本当に愉しみである。
最後は、セミナーの講師陣であるフルート・ピッコロの工藤重典、オーボエの古部賢一、クラリネットの山本正治、ホルンの猶井正幸、ファゴットの吉田将が木管5重奏用に編曲されたヴェルディの歌劇『ナブッコ』序曲を演奏して華やかに〆た。
表現することに対する刺激を受けたコンサートで、聴きに行って正解だった。