2016年06月29日

またぞろ雨(CLACLA日記)

 午前中、青空が見えていると思っていたら、予報通り、お昼以降、またぞろ雨。
 梅雨は折り返し地点だとか。
 いつまで続く泥濘ぞ。

 じめじめじめじめとして快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチ。
 そして、両耳の不調が続く。


 参院選中。
 マスコミは事なかれ主義に徹することで、政府与党に手を貸しているように見えなくもない。
 いずれにしても、選挙目前のたぶらかしや、目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。


 東京都知事選に小池百合子が立候補を表明したという。
 現代版床波竹二郎=政権亡者の一人。
 そして、正直クリーンな政治家とも思えず。
 それこそ目くらましか。


 トルコ・イスタンブールのアタチュルク国際空港でテロが発生したと報じられている。
 いろいろと考えることあり。


 昨夜、24時半少し前に寝床に就き、7時に起きる。

 ピエール・ブーレーズ指揮アンサンブル・アンテルコンタンポラン他が演奏したシェーンベルクの『月に憑かれたピエロ』他<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。

 8時台に外出して、かかりつけの病院へ。
 前回の血液検査の結果がだいぶんよくなっていて、ほっとする。
 で、四条通のスギ薬局で薬を受け取り、買い物もして、帰宅する。

 帰宅後、フランク・ベールマン指揮ハノーヴァーNDRフィルが演奏したフェスカの交響曲第1番他<CPO>、クリスティアン・フレーリヒ指揮ベルリン放送交響楽団が演奏したシュポアの序曲集<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、エロイカ・カルテットが演奏したシューマンの弦楽4重奏曲第1番〜第3番<ハルモニアムンディ・フランス>、ラルキブデッリ他が演奏したシュポアの室内楽作品集<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『探偵志願の美女』の手直しを行ったりする。


 津村佑子の『半減期を祝って』<講談社>を読了する。
 30年後のこの国のディストピア的な状況を淡々とした筆致で、しかし鋭く描いた表題作(津村さんの遺作ともなった)をはじめ、非常にしっくりとくる作品集だった。
 このような小説を書くことができればと強く思う。

 続けて、佐藤愛子の『晩鐘』<文藝春秋>を読み始める。

 ほかに、林達夫と久野収の対論集『思想のドラマトゥルギー』<平凡社ライブラリー>の拾い読みもした。
 大学院生の頃からだから、すでに20年以上も愛読している一冊だ。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、ギュンター・ヴァント指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したブラームスの交響曲第2番<DHM/EMI>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、サイミール・ピルグのテノール・リサイタルのライヴ録音(浅野菜生子のピアノ伴奏/2016年2月25日、紀尾井ホール)を聴く。
 ピルグはアルバニア出身のテノール歌手で、各地の歌劇場で活躍しているとのこと。
 若干古風な歌いぶりだった。

 続けて、ハンス・フォンク指揮シュターツカペレ・ドレスデン(SKD)が演奏したモーツァルトの序曲集<CAPRICCIO>、バリトンのオラフ・ベーアがフォンク指揮SKDの伴奏で歌ったモーツァルトのオペラ・アリア集<EMI>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『晩鐘』を読み進めたり、『思想のドラマトゥルギー』の拾い読みをしたりする。


 今日も、ネオ落語・セントラルの常連さんにいただいた和菓子を食す。
 実に美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする