2016年06月21日

夏至の夜 『夏の夜の夢』の音楽を聴く(CLACLA日記)

 夏至。


 どんよりとしたお天気の一日。
 午前中青空が見えていた反面、夕方には雨が強く降った。
 まだ梅雨は明けないのか。

 熊本では豪雨被害が発生したという。
 いろいろと心配だ。

 むしむしじめじめとして快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチ。
 そして、両耳の不調も続く。


 本当の「政治的中立性」なんてものがあるものか。
 中立を強いること自体、すでに政治的な行為だろうに。
 なんとも胡散臭いかぎり。

 選挙前のたぶらかしや、目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
 そして、物事の軽重を見誤るまい。


 昨夜、18時台に外出していくつか用件を片付けたのち、錦湯さんへ。
 36回目となるネオ落語・セントラルを愉しむ。
 詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!

 終了後、交流会に参加する。
 誕生日ということで、常連さん方などにケーキやお菓子、詰め替え用のシャンプーなど、プレゼントをいただく。
 ケーキ、お菓子ともに実に美味しうございました。
 本当に嬉しいかぎり。
 皆さん、ありがとうございます!
 そして、ごちそうさまです!


 23時台に帰宅後、諸々作業を進めて1時半頃寝床に就く。


 で、8時に起きる。


 午前中、テオドール・クルレンツィス指揮ムジカ・エテルナ他が演奏したモーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』第1幕〜第3幕<SONY>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。


 11時台に外出して所用を片付け、ついでにお米(10キロ)を購入する。


 午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、クルレンツィス指揮の『フィガロの結婚』第4幕、コンチェルト・ケルンが演奏したミスリヴェチェクのシンフォニア集<ARCHIV>、アルフレッド・ベルナルディーニ指揮ゼフィーロ・オーケストラ他が演奏したモーツァルトのオーボエ協奏曲&ファゴット協奏曲他<DHM>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『Kiss for Two』の改作を行ったりする。


 川本三郎の『映画の戦後』<七つ森書館>を読了する。
 アメリカのマッカーシズム(赤狩り)が、政治的な反共主義ばかりでなく、東部のインテリ層への反発(川本さんは使用していないが、「ルサンチマン」と解釈することもできる)を指摘している点が、中でも興味深く、今に繋がる問題だと痛感した。
 ああ、面白かった!

 続けて、矢野誠一の『舞台の記憶』<岩波書店>を読み始める。
 矢野さんの観劇人生の中で、特に印象に残った舞台・公演を綴った一冊。


 夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、トリオ・ラファールのコンサートのライヴ録音を聴く。
 シューマンの幻想小曲集、ドビュッシーのピアノ3重奏曲、ベートーヴェンのピアノ3重奏曲第7番「大公」が演奏されていた。

 続けて、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団他が演奏したメンデルスゾーンの劇音楽『夏の夜の夢』抜粋&序曲『フィンガルの洞窟』<ハルモニアムンディ・フランス>、シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団が演奏した同じくメンデルスゾーンの『夏の夜の夢』抜粋&序曲集<DECCA>を聴く。
 いくら雨とはいえ、夏至の夜ですから。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『舞台の記憶』を読み進めたりする。


 今日は、昨夜プレゼントにいただいた和菓子を食す。
 好みにドンピシャで、実に美味しうございました。
 ごちそうさま!


 もういいや、と思うことあり。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネオ落語・セントラル 第36回

☆ネオ落語・セントラル 第36回

 出演:桂三幸さん、桂あおばさん、月亭太遊さん
 大喜利出演:ひらたいさん、文(がっこう)さん、わたあめさん、すかいどんさん
(2016年6月20日20時開演の回/錦湯)


 ここのところ盛況が続くネオ落語・セントラルだけれど、昨夜は盛況も盛況、常連さんにリピーターさん、ご新規さんがまんべんなく集まって、立ち見のお客さんまで出る大盛況。
 もしかしたら、ネオラクゴ・フロンティアの50回記念と並ぶ大入りだった。
(この盛況の原因の一つには、当然大喜利の開催が挙げられるのだろうが、昨夜ちらとご新規さんとお話したところ、「あそこ面白かったよ」の口こみも少なくないみたいで、これは本当にいい傾向では)
 36回目となる今回は、おなじみ桂三幸さん、桂あおばさん、そして月亭太遊さんの三人が出演。
 あおばさんといえば、少し前までは、通常よりちょっとお客さんが少なくなるきらいがあって、それがまたお約束のネタとなっていたのだけれど、今夜は全くその逆。
 スタートのトークでも、真っ先にそのことを口にしていた。
 トークでは、太遊さんからの近況報告もあったりして、それが即最近の盛況とつながっているわけではないものの、やっぱり雰囲気(ムードというよりアトモスフェア、なんてそれっぽいことを記してみる)としてはつながっているんじゃないかと思ったりした。

 で、まずはあおばさんから。
 ちょっとしたことで、ついついやり合ってしまう倦怠期の夫婦。
 今日も今日とてケンカが勃発したが…。
 といった具合に始まる、第2回上方落語大賞優秀賞を受賞した2丁拳銃・小堀裕之さん作の『ハンカチ』を演じる。
 あおばさんが錦湯さんで『ハンカチ』を演じるのは、これで何度目かな。
 実は、今夜開催される上方落語若手噺家グランプリ16の決勝を見据えての口演なんだけれど、この噺にかけているということが十分十二分に伝わる、あおばさんの研鑚具合が光った高座となっていた。
 常連さんとも話をしたが、単に技術的にどうこうというだけでなく、あおばさんの人柄のよさ、向日性、さらには師匠ざこばさんと共通した人情味が表されている点もいい。
 あおばさんの決勝でのさらなる好演を心から願う。

 続いては、三幸さんが登場する。
 おなじみ三幸さんのマクラだが、お客さんが多い分、かえって三幸さんのこれまでの落語家としての経験が垣間見えるというか、堂に入った始まり。
 そして本題は、初めて飛行機に乗るというサラリーマンとその部下による空中珍道中といった新作の初披露。
 空港あるある、飛行機あるあると細かいくすぐりもおかしいけれど、やはり作品の肝はこれまたおなじみネオはめ物(高性能のミニスピーカー)を駆使した後半だろう。
 メタ的趣向なんていうと小難しいけど、ある意味、ここまでやるんやと驚くこと必定である。
 皆さん、ぜひご一聴を!
(終了後の交流会で直接話をしたが、三幸さんのブログがまたそこはかとなくおかしい。よろしければこちらもぜひ!)

 そして、トリは太遊さんのネタおろし(降臨)となる『聖者と後進』。
 「最近の若い連中は」、と関西の芸界に身を置くらしき人物が次から次に口にし始めたのは、後進にあたる若手芸人の度を越した芸の数々だったが…。
 スタートのトークでも触れられた最近の出来事なども巧く取り込まれた内容で、毒っ気もばっちり。
 ただ、ジャンルは違えど表現活動を続けている人間にとっては、大笑いしつつ、匕首(あいくち)を喉元に突き付けられているような気がしたことも事実だ。
 ネオラクゴとは、いつも他人事ではなく我が事なのである。

 最後は、定番の大喜利。
 太遊さんの仕切りの下、お手伝いに来られている作家の桜井さん考案のお題に居並ぶ面々が解答していくというのは、いつもの通り。
 昨夜は、三幸さん、あおばさんのほか、ひらたいさん、すかいどんさんの男性二人、文(がっこう)さん、わたあめさんの女性二人、つごう四人の大喜利愛好連が出演し、六者六様の答えを繰り出していた。
 三幸さんや大喜利猛者が揃っていたこともあってか、小刻みにヒットを重ねる試合内容だったのでは。
 そうした試合状況に感心してみせるあおばさん、さらにそれを含めて巧くまわしてみせる太遊さんも強く印象に残ったが。
 で、あおばさんに促されて太遊さんがラストのお題に答えたところで〆た。

 と、今回も盛りだくさんなネオ落語・セントラルでした。
 毎週月曜夜8時は、皆さんも笑いと熱気に包まれた錦湯さんへぜひ!
(もしかしたら、早めに来ないと立ち見になることがあるかも)
 ああ、面白かった!!
posted by figarok492na at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする