2016年06月14日

母と電話で話をした(CLACLA日記)

 どんよりとした感じはありつつも、青空と陽光の見えた一日。

 気温は上昇し、暑さが厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 両耳の不調が続く。


 東京都議会で自民党が不信任の提出する方針を固めたことから、舛添東京都知事の辞職が濃厚になってきた。
(ただし、議会を解散するという手段もなくはないし、辞職後、都知事選に再出馬という可能性もゼロではないが)
 舛添都知事を支持するつもりは毛頭ないが、見え見えの流れには、本当にううんざりする。
 それじゃあ、甘利明は議員辞職せずともよいのか。
 そして、参議院選挙やパナマ文書その他あれこれをほったらかして、舛添舛添と報道されていることのおかしさ、馬鹿らしさ。
 目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されてはなるまい。


 大統領選挙も控えたアメリカ・フロリダ州のオーランドのナイトクラブで、銃乱射事件が発生し100人以上が死傷した。
 確かに、衝撃的な事件ではあるし、到底許され難い事件だとも思うが、一方で50人以上の人たちが一瞬にして殺戮されている状況が、これまで世界の様々な場所でつくり出されてきたこと、その背景にアメリカ政府の政策・戦略があることなども、やはり忘れてはなるまい。
 タイミングその他、いろいろと考えることあり。


 昨夜19時頃外出して、錦湯さんへ。
 35回目となるネオ落語・セントラルを愉しむ。
 詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!

 交流会に参加して、23時半頃帰宅する。


 帰宅後、諸々用件を片付け、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたショパンの夜想曲全集<ドイツ・グラモフォン>を聴きながら1時50分頃に寝床に就く。


 7時45分に起きる。


 午前中、ピリスとエマニュエル・クリヴィヌ指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したショパンのピアノ協奏曲第1番他<同>や、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」<SONY/BMG>、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏した同じ曲<RCA>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたり、『Kiss for Two』の改作を行ったりする。


 午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、クラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルが演奏したブラームスのヴァイオリン協奏曲(シェロモ・ミンツの独奏)&大学祝典序曲、セレナード第1番<ともにドイツ・グラモフォン>、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏した同じくブラームスのハンガリー舞曲集抜粋<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『Kiss for Two』の改作を行ったりする。


 お昼過ぎ、母から電話がある。
 母の日以来だから、約ひと月半ぶり。
 5分とちょっとだったけれど、話ができて本当に嬉しかった。


 小川洋子とクラフト・エヴィング商會の『注文の多い注文書』<筑摩書房>を読了する。
 ほかに、殿山泰司の『三文役者の無責任放言録』<ちくま文庫>の拾い読みもした。


 17時台に外出して、京都芸術センターやウイングス京都などで用件を片付け、仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませ、19時20分過ぎに帰宅した。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、マイケル・ティルソン・トーマス指揮サンフランシスコ交響楽団のコンサートのライヴ録音を聴く。
 シベリウスの交響詩『レンミンケイネンの帰郷』、クリスティアン・テツラフをソロに迎えたバルトークのヴァイオリン協奏曲第2番、ブラームスの交響曲第4番が演奏されていた。
 機能性の高さや表面的な音色(オーケストラとしての音のまとまり、塊)に、これぞまさしくUSAのオーケストラという感じがする。
 好みか好みじゃないかはひとまず置くとして。

 ピリスが弾いたショパンの夜想曲全集を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『Kiss for Two』の改作を進めたり、『三文役者の無責任放言録』の拾い読みをしたりする。


 今日は、昨夜ネオ落語・セントラルの常連仲間さんにいただいたお菓子をお昼のあとに食す。
 実に美味しうございました。
 ごちそうさま!


 為したいこと為すべきことをしっかり為していかねば。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネオ落語・セントラル 第35回

☆ネオ落語・セントラル 第35回

 出演:月亭太遊さん、笑福亭笑利さん、センサールマン、B-PLUTO&WEST-E
 大喜利出演:貯蓄アンドザシティさん、合田団地君、ぷるーとさん
(2016年6月13日20時開演/錦湯)


 ここのところ月曜日といえば、なんだか雨が多いという感じなのだけれど、昨夜は梅雨の合間、ほどよいお天気だった。
 そんなお天気同様、ネオ落語・セントラルも、ご新規さん(佐賀からのお客さんも!)にリピーターさん、常連さんがバランスよく集まった大盛況で重畳重畳。
 そうそう、来週の月曜日(20日)がお誕生日なので一週早めですが、と開演前に常連仲間の方からお菓子をいただいたのだった。
 こちらがゲストを務めたバラエティキョウトでのレイトショー寄席で、誕生日のことを口にしていて、そのことを覚えていてくださったとのこと。
 自分でも忘れていたことで、嬉しいかぎり。
 本当にありがとうございます!
(お菓子のチョイスがまた、どんぴしゃ!!)

 35回目となる今回は、太遊さん、笑利さん、センサールマンのお二人とNSC26期生同士が結集(その関係性については、笑利さんがマクラで触れていた)、加えてB-PLUTO&WEST-Eのお二人とのラップ関連の動画の撮影あり、雑誌「BP」さんの取材陣ありと、トークから激しく盛り上がる。
 WEST-Eさんからは、終演後CDをいただいたが、日頃クラシック音楽ばかり聴いているので、とてもよい刺激になった。

 で、よいタイミングで笑利さんが高座へ。
 カモにしようと老人を巻き込んだものの、そこは相手が何枚も上手、目くらましのたぶらかしにころりとだまされた博打好きの若い衆。
 今度は自分がだましてやろう、と喜び勇んで老人の真似をしたはよいが…。
 という、おなじみの『看板のピン』を演じた。
 セントラルの笑利さんというと、「笑の破壊者(クラッシャー)」ぶりが強く印象に残るも、おろしたばかりの『看板のピン』は楷書の芸というか、掛け合いにせよ間の取り方にせよ、きっちり丹念に演じていく。
 それでいて、その中から笑利さんらしさが垣間見えてくるのがまた面白い。
 例えば、老人の口調などには時代劇の風情があったりして、なおかつそれが後半、アホが真似する際にしっかり活きている。
 笑いのツボが決まった一席。

 続いては、センサールマンの漫才で、おなじみ読み聞かせシリーズ。
 お客さんから観て左側の愛植男さん演じる父親が、右側の山崎仕事人さん演じる子供に本を読んであげるという体のネタだ。
 植男さんの声芸、激しい動きと、昨夜の笠地蔵は怖さもグレードアップ。
 今は亡き淀川長治さんだったら、「だんだんだんだん近づいてくる、怖いねえ怖いねえ」と口にすること必定である。
 やましごさんの受けもぴったりで、あれよあれよと笑いきることができた。

 トリは、太遊さんの『シューティング☆スター』。
 マクラの部分で、過去の『お庭の奥のマムー』とのつながりをちらと匂わせてから、お話に入る。
 星に願いを。
 流れ星に願いをかけた少女。
 と、本当にお星様が相談にのってくれたのはよかったが…。
 自らの「チャームさ」を強調したり、意図的にだじゃれを放り込んだりと、笑いの豊富な作品。
 だけど、毒というか、考えるきっかけもきちんと仕掛けられていたのも確か。
 転がる石に苔は生さない、という言葉を思い起こす内容となっていた。
 それにしても、少女が口にするマクラのあのフレーズ、他人事ではないんだよね…。

 最後は、定番の大喜利。
 太遊さんの仕切りの下、来場の作家キタムラさん(かわら長介さんの門下)によるお題に、笑利さん、植男さん、やましごさん、そして大喜利出演者の貯蓄アンドザシティさん、合田団地君、ぷるーとさんが挑んだ。
 きわきわの線上で見事に仕事を決める植男さん、コンスタントにヒッティングするやましごさん、気持ちの悪いイラスト付きで壊しにかかる笑利さんと、プロ勢が激しく解答すれば、大喜利愛好家陣も果敢に攻める。
 他の解答者や場の空気をきちんと読んだ貯蓄アンドザシティさん、初出場ながら悪目立ちもせず退きもせずで良い加減のぷるーとさん。
 また、合田君は太遊さんとの間でルーティンな掛け合いをやっていた。
 しかも、太遊さんの適切な仕切りがあって、単なる乱打戦に終わらなかったのも爽快だった。

 と、いつもに増して盛りだくさん、熱気にあふれたネオ落語・セントラルでした。
 来週月曜夜も、錦湯さんへぜひ!
 ああ、面白かった!!
posted by figarok492na at 09:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする