2016年06月07日

梅雨真っ盛り 身体のメンテナンスを受けておきたい(CLACLA日記)

 雨降り。
 梅雨真っ盛りだ。

 気温はそれほど上昇しなかったものの、じめじめじめじめとして快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチ。
 そして、両耳の不調が続く。


 東京都議会で、舛添東京都知事が厳しく追及されている。
 当然至極のことだ。
 だが、舛添東京都知事だけが厳しく追及されることには、どうしても疑念を抱かざるをえない。
 国会が終わり、不起訴が決まったとたん、政治活動を再開した甘利明はどうなのか。
 彼こそ、厳しく追及されてしかるべきなのではないか。
 そういえば、癒党おおさか維新の会から渡辺喜美が立候補するというのも、なんとも怪しげな話だ。
 もちろん、もっと根本の部分、物事の大きな流れを見失い見誤ってもいけないが。


 参議院選挙ということで、雨の中も街頭演説が活発だ。


 アメリカ大統領選。
 ヒラリー・クリントン前国務長官が、民主党の候補となることが確実となった。
 だが、サンダース上院議員は党大会まで闘う覚悟を示しているという。
 いろいろと考えることあり。


 昨夜19時頃外出し、いくつか用件を片付けたあと、錦湯さんへ。
 34回目となるネオ落語・セントラルを愉しむ。
 詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!


 交流会はなかったが、常連さんたちと夕飯をすませ、1時台に帰宅する。

 その後雑件を片付け、2時半頃に寝床に就き、8時に起きる。


 午前中、ピアノのマリア・ジョアン・ピリスとエマヌエル・クリヴィヌ指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したショパンのピアノ協奏曲第1番他<ドイツ・グラモフォン>、ピリスが弾いた同じくショパンの夜想曲全集<同>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。


 午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、ヴァンニ・モレット指揮アタランタ・フーギエンスが演奏したフランチェスコ・ザッパの6つの交響曲集<DHM>、ヤープ・テル・リンデン指揮モーツァルト・アカデミー・アムステルダムが演奏したモーツァルトの交響曲第27番、第28番、第30番<BRILLIANT>、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.136~138<ERATO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』を書き進めたり、福尾芳昭の『イタリアの都市とオペラ』<水曜社>を読み進めたりする。
 『いずくにか』は、原稿用紙に換算して48枚分を超えた。


 夕方になって、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.251<ERATO>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ハンブルク・トリオの来日コンサートのライヴ録音(2015年7月16日、東京オペラシティ・リサイタルホール)を聴く。
 ブラームスのピアノ3重奏曲第2番、第3番、第1番と、アンコールとしてメンデルスゾーンのピアノ3重奏曲第1番から第2楽章が演奏されていた。

 続けて、ピリスが弾いたショパンの夜想曲全集を聴く。

 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『イタリアの都市とオペラ』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 何もないことが、とても嬉しい。
 と、思っていたら、またぞろ隣室が騒々しい。
 うっとうしいや。


 そろそろ身体のメンテナンスを受けておきたいなあ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネオ落語・セントラル 第34回

☆ネオ落語・セントラル 第34回

 出演:月亭天使さん、月亭太遊さん、桂恩狸さん、月亭方気さん、石村一也さん
(2016年6月6日20時開演/錦湯)


 いよいよ梅雨入り。
 なんとか昨夜はよいお天気を保っていたものの、とうとうじめじめうっとうしい季節の到来である。
 6月(20日)生まれとはいえ、この時期の気圧と湿度の連続Wパンチにはどうにもうんざりで、こういうときこそ心のうちだけでもすっきりしたい。
 その意味でも、ネオ落語・セントラルは本当にぴったりだと思う。
 34回目となる今回も結構な入りだったのだけれど、天使さんがマクラで触れてもいたように、常連さんやリピーターさんに加えてご新規さん、それも女性のお客さんが多く、ここのところのセントラルの変化をよく表していた。

 まずは、天使さん太遊さん、恩狸さん、方気さん、石村さんによるトークから。
 自己紹介の部分では、1月18日の第14回以来だから約半年ぶりとなる天使さんと、3月7日の第21回以来だから約3ヶ月ぶりとなる恩狸さんのセントラル「復活」が笑いに繋がっていた。
 そして、後半は先頃コンビを解散された石村さんが、最近関わっている脱出ゲームの問題を出題したり、愛が高じてネタにもしているビックリマンチョコのシールを袋を開けずに当ててみせたりするという趣向で大活躍。
 7割方当たると、若干控えめに石村さんは口にするも、見事十字架天使(ちなみに、開封は天使さん)を当ててみせた。

 と、長めのトークであたたまったところで、「勉強」のために来ていた文五郎さんが急遽高座に上がる。
 で、マクラでいつも以上に汗をかきますと断ってから、本題の『池田の牛ほめ』へ。
 あほが知恵をつけられて、池田のおっさんのところまで普請と牛を誉めに行く、というおなじみの古典だけれど、登場人物のやり取りの間合いがよく、くすぐりも丹念に仕掛けられていて、しっかり笑いが生まれていた。
 おまけに、マクラを伏線に変えて、汗の部分でわかせていたのもさすが。

 続いては、恩狸さんが登場。
 高身長に加えて美麗な羽織姿と、久しぶりの恩狸さんからは貫録というか、何やら大立者のような雰囲気が醸し出されている。
 事実、東京の落語家さんとの会をスタートさせる予定など、ここのところ活発旺盛に様々な活動をされているようで、恩狸さんの今後の活動には目が離せない。
 そんな恩狸さんが演じたのは、これまたおなじみの『手水廻し』。
 前へ前へのやってる感は抑制し、進行も考えてか速いテンポで話を進めて行く。
 その調子のうちに、恩狸さんの「フラ」が垣間見えるのがおかしい。
 もちろん、長頭を回す場面や、手水が出てきて難儀をする場面と、ここぞという見せ場ではきっちり決めていた。
(そういえば、今月25日の桂三実さんとの『ふたりでできるもん!』の告知をやってなかったなあ。大阪の動楽亭で14時から。桂三幸さんと文五郎さんも出演されてます)

 三番目は、天使さん。
 さらにお久しぶりということで、マクラでは近況報告なども。
 本題は『饅頭こわい』。
 町内の若い衆が集まって、何が好きか嫌いかと他愛もない話で盛り上がっていたが…。
 という、こちらもおなじみの古典だけれど、くすぐりばかりでなく、登場人物の描き分けなどにも枝雀さんの流儀が入っていたか。
 怪談の部分も含めて、たっぷり語るところに天使さんの意欲が窺えた。
 こうした高座に接することができるのも、セントラルならではの魅力だと思う。
 次回はどんな噺が聴けるのか、非常に愉しみだ。

 太遊さんのネオ落語のネタおろし(降臨)は、『かりそとね』だった。
 タイトル通り、もはやネオ落語の十八番、クラシックとでも呼ぶべき『たまげほう』にも登場する伝統芸能「かりそとね」が肝となる作品。
 先代などはありはせぬ、当代一代っきり。
 自分で創り上げた芸を自分一代で潰してしまうのが「かりそとね」の伝統、というあたりからして太遊さんらしい。
 途中、玄人と似非玄人、プロとプロまがい(セミプロ、とはちょっとニュアンスが違う人たち)の違いを示唆する部分もあるなど、笑いたっぷりのマニフェストともなっていた。
 ラストの「高揚」も、ネオ落語ならでは。

 待ってました、トリは方気さんの新作ネタおろし。
 その名も『ブスの恩返し(表記はこれでいいのかな?)』。
 初めての新作披露ということで、マクラはじりじわと長めに。
 その駆け引きも面白い。
 で、新作の前半は、自らの恋愛にまつわるどろどろを赤裸々に語る内容。
 再演再再演も当然あるはずなので、ここで詳しくは触れないけれど、方気さんもやってくれまんなあ!
 そして後半は、方気さんの願望も入った「ブスの恩返し」。
 突拍子もないくすぐりもあったりして、単なる擬古典に終わらない作品となった。
 こういう「私落語」、僕は好きだなあ。

 気がつけば22時を過ぎ、今回は大喜利はなし。
 それもまたよきかな。
 全員のトークでお開きとなった。

 と、今夜も盛りだくさん、生ならではライヴならではの笑いとおかしさに満ちたネオ落語・セントラルでした。
 皆さんも、月曜20時は錦湯さんにぜひ!
 ああ、面白かった!!
posted by figarok492na at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする