2016年06月06日

午前中、図書館へ行った(早めのCLACLA)

 近畿地方もついに梅雨入り。

 晴天からどんよりとしたお天気へ。
 明日は雨とのこと。
 何せ梅雨ゆえ。

 気温はそこそこ上昇し、むしっとした感じが強い。
 季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。


 両耳の不調が続く。
 鼻の右の穴にできもの(腫れ)もあり。


 朝日新聞の世論調査によると、安倍内閣や自民党に対する支持率は下がっていない。
 このままいくと、与党が勝利という結果になるのではないか。
 消費税増税延期が云々されているが、結果次第では安倍内閣・自民党は明らかに「改憲」を仕掛けてくると思う。
 選挙公約の最後に少しだけ触れているというのも、見え見えのやり口だ。
(ちゃんと公約に記しておいたと誇らしげに口にする、安倍首相や菅官房長官の姿が目に浮かぶ)


 舛添東京都知事は叩けど、甘利明の不起訴は叩かない、この矛盾。


 選挙目当てのたぶらかしや、目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。


 昨夜、24時半過ぎに寝床に就き、NHKのラジオ深夜便で高橋英樹へのインタビューを耳にしたりしながら、1時頃眠る。
 ここ数日、隣室に客人が訪れていてかまびすしい。
 まあ、いろいろとあるみたいだけど。
 ちょっと心配だ。
(他人のことを心配している余裕は、正直ないけれど。でも、見えるものは見えるので…)


 7時に起きて、エレーヌ・グリモーとバイエルン放送交響楽団室内管弦楽団他が演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第19番&第23番他<ドイツ・グラモフォン>、ニコラウス・アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 9時半頃外出して、仕事関係の用件を片付けてから下京図書館へ。
 中川右介の『国家と音楽家』<七つ森書館>、吉田敏浩の『赤紙と徴兵』<彩流社>、早坂隆の『戦場に散った野球人たち』<文藝春秋>、青木淳悟の『学校の近くの家』<新潮社>、吉田篤弘の『電球交換士の憂鬱』<徳間書店>、サイモン・ラトル指揮バーミンガム・シティ交響楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第4番他<EMI>、ウラディーミル・アシュケナージさん指揮サンクト・ペテルブルク・フィルが演奏した同じくショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」<LONDON>を返却し、予約しておいた福尾芳昭の『イタリアの都市とオペラ』<水曜社>、斎藤美奈子の『名作うら読みプレミアム』<中央公論新社>、岡崎武志の『ここが私の東京』<扶桑社>、松家仁之の『沈むフランシス』<新潮社>、小川洋子の『注文の多い注文書』<筑摩書房>、マリア・ジョアン・ピリスとエマニュエル・クリヴィヌ指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したショパンのピアノ協奏曲第1番&幻想曲ヘ短調(「雪が降る町を」にそっくりなメロディが登場する)、幻想即興曲、子守歌<ドイツ・グラモフォン>、ピリスが弾いた同じくショパンの夜想曲全集<同>を新たに借りる。


 帰宅後、ショパンのピアノ協奏曲第1番他(協奏曲は2回)を聴いたりしながら、『いずくにか』を書き進めたり、『イタリアの都市とオペラ』を読み始めたりする。
 『いずくにか』は、原稿用紙に換算して45枚分を超えた。


 午後、夜想曲全集(2枚組)、ピアノ協奏曲第1番他、再び夜想曲全集を聴く。
 ピリスの弾くショパンは、これ見よがしでない細やかさ(ただし、全く神経質ではない)と、詩情性抒情性に秀でており、何度聴いても聴き飽きることがない。
 いずれも、ファースト・チョイスとして推薦するに足る演奏だと思う。
(中古で、初出販売時の輸入盤を見つけたら、ぜひ購入したい)

 ほかに、ネルソン・フレイレが弾いたリストのピアノ作品集<DECCA>も聴く。


 仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』について考えたり、『イタリアの都市とオペラ』を読み進めたりする。
 『イタリアの都市とオペラ』は、イタリアの諸都市ごとに、その都市と関係したオペラ35作品の詳しい内容や肝となるべき部分について記した一冊。
 若干古風な解釈ではあるし、いわゆる種本が存在するような気もしないではないが、著者の各作品への向き合い方は真摯であり、首肯する見解も少なくない
 ただ、非常に残念なのが、参考音源として、演奏者名を省略してただCD商品番号(中には、1980年代にリリースされたものと思しき番号がある)やLD!の商品番号のみを記載している点である。
 もしこうしたデータを記載するのであれば、演奏者名をしっかり記すのが礼儀ではないのか。
 と、言っても90歳に近い著者よりも、責任は水曜社の担当編集者や校正者にあると僕は思う。
 ネットで検索すれば、現在の商品番号や同じ映像音源によるDVDはすぐに判明するはずだ。
 それをやっていないというのは、やはり粗雑に過ぎる。
 もしくは、無理に参考音源を記載する必要のない内容の書物であるのだから、この項目自体省略するべきだろう。


 まもなく外出して、錦湯さんへ。
 34回目となるネオ落語・セントラルなり。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする