2016年06月01日

今日から6月 『赤紙と徴兵』を読了した(CLACLA日記)

 今日から6月。
 一日一日を本当に大切にして、自らの為したいことや為すべきことをしっかり為していきたい。
 そして、死を忘れないこと。


 どんよりとした感じはありつつも、晴天が続く。

 気温はあまり上昇せず、過ごしやすい一日となる。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 両耳の不調、続く。


 嘘つきは政治家の始まり。


 選挙目当てのたぶらかしや、目くらましの八百長猿芝居がますます蔓延するだろう。
 騙されてはなるまい。


 昨夜、24時半過ぎに寝床に就き、7時に起きる。


 午前中、NHKラジオ第1の番組や、サイモン・ラトル指揮バーミンガム・シティ交響楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第4番他<EMI>、ウラディーミル・アシュケナージさん指揮サンクト・ペテルブルク・フィルが演奏した同じくショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」<LONDON>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、6月の創作活動について考えたり、『いずくにか』を書き進めたりする。
 『いずくにか』は、原稿用紙に換算して18枚分を超えた。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、ラトル指揮によるショスタコーヴィチの交響曲第4番他、シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団が演奏したビゼーの交響曲&序曲『祖国』<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 吉田敏浩の『赤紙と徴兵』<彩流社>を読了する。
 「105歳 最後の兵事係の証言から」と副題にある通り、かつて滋賀県大郷村役場で兵事係(徴兵等に関する役職)を務めた西邑仁平さんが敗戦後秘かに保管していた兵事書類や、西邑さんをはじめとした関係者(出征経験者や、遺族)の証言を通して、戦時下の日本の軍隊の徴兵召集出征に関して詳述した一冊。
 大郷村という小さな共同体を視座の中心に据えることによって、総体としての「数字」ではなく、一人一人の生身の人間がどのようにして戦争に組み込まれ、殺し殺されていったか、被害と加害の両側面について記されており、非常に読み応えがあるとともに、著者の強い想いも充分に伝わってきた。
 ところで、「召集猶予者」(1927年制定、並びに1943年改正の陸軍動員計画令中)に、「帝国議会ノ議員」が含まれていることが大きく印象に残った。
 僕は徴兵制には反対の立場をとるものだが、万万が一再び徴兵制がこの国で敷かれることになるのであれば、まずもってこのような条項は置くべきではあるまい。
 国会議員、特に徴兵制に賛成した議員こそ、男女の区別なく第一に徴兵されるべきだろう。


 続けて、早坂隆の『戦場に散った野球人』<文藝春秋>と、菅野完の『日本会議の研究』<扶桑社新書>を読み始める。


 夕方になって外出し、仕事関係の用件を片付け、京都芸術センターで別の用件を片付ける。
 で、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 帰宅後、アルフレッド・ブレンデルとクラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルが演奏したブラームスのピアノ協奏曲第2番<PHILIPS>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ジャニーヌ・ヤンセンの来日ヴァイオリン・リサイタル(イタマール・ゴランのピアノ)のライヴ録音を聴く。
 ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第2番、バルトークのヴァイオリン・ソナタ第2番とルーマニア民族舞曲などが演奏されていた。

 続けて、ヴァイオリンの寺神戸亮とフォルテピアノのボヤン・ヴォデニチャロフが演奏したベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第5番「春」、第1番、第3番<DENON>、フォルテピアノの小島芳子が弾いた同じくベートーヴェンのクラヴィーア・ソナタ第8番「悲愴」&第1番他<同>を聴く。


 ちょうど夕飯が終わった頃、父から電話があり、しばらく話をする。
 ここのところ、父と話す時間が長い。


 その後、仕事関係の作業を進めたり、『戦場に散った野球人たち』と『日本会議の研究』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 そして、今月が本当にいい月でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする