2016年06月30日

まいごの地底人1F『stop making ABE』

☆まいごの地底人1F『stop making ABE』

 作・演出:ピンク地底人3号
(2016年6月30日19時開演/元・立誠小学校TRAVELING COFFEE)


 ピンク地底人の公演を初めて観たのが、2008年の8月10日。
 次に観たのが、2012年7月1日。
 そして、その次が今日、2016年6月30日だから、僕はほぼ4年ごとにピンク地底人の公演に接していることになる(ただし、C.T.T.での試演は除く)。
 正直、彼彼女らのよい観客とはとうていいえないが、だからこそ、彼彼女らのこの間の変化がよくわかるようにも感じられる。

 先月から12月にかけて、毎月30日に公演を行うというピンク地底人逍遥の地獄めぐり「まいごの地底人」の第二弾となる1F『stop making ABE』は、ピンク地底人5号(男)とピンク地底人2号(女1)、井戸綾子(女2)、九鬼そねみ(女3)が織り成す物語。
 男と女1の間に、ABE(あべ)さんなる子供が生まれるが、男にはABEさんが見えない。
 それでもABEさんは成長を重ね、一方で男は女1のもとを離れ、女2や女3との生活を始めるが…。
 といった展開やABEさんに写真師といった設定が、先行する諸作品を踏まえたものであることは確かだろう。
 加えて、妊娠のモティーフに僕はピンク地底人でいっとう最初に接した『サイケデリック妊婦症』のことをすぐに思い起こした。
 あのとき、ピンク地底人3号は「ファルス」というものにこだわっていたはずだけれど、その伝でいけば、『stop making ABE』は、一層タガが外れて、しかしより洗練されたファルスと評することができる。
 ただしそうした結構、意匠が単に表面的なものではなく、自己言及性というのか、自己のこれまでの経験を示すこととなっていることも忘れてはなるまい。
 そして、過剰な滑稽さのそこここから、切るに切れない思い、切実さが現われていた点にも、僕は大きな刺激を受けた。

 細かい傷はありつつも、3号君の演出に応えて、演者陣は振れ幅の大きい役回りをよく演じ切っていた。
 ピンク地底人2号の強弱の細やかな切り換えや、ピンク地底人5号の生きるのに不器用そうな佇まいが印象に残ったのはもちろんのこと、これまでにはない台詞遣いや動作の井戸綾子にも目を見張ったし、逆に、九鬼そねみの激しい身体の動きや表情の変化はおなじみのものだったが、努力クラブでのようなちょっとした違和感を覚えることはなかった。
 と、言うのも、努力クラブでの場合は合田団地君が求めるものと九鬼さんの演技との間にどうしても若干の齟齬が見受けられるのに反して、今回のピンク地底人では必然というのか、求められているものに巧く沿っている感じがしたからだ。

 8ヶ月連続の公演というのは、なかなか厳しいものがあるだろうが、追い込まれれば追い込まれるほど、その集団の特性真価が発揮されるようにも思う。
 この「まいごの地底人シリーズ」がどのような道を辿るのか、そして辿った先に何が待っているのか、本当に興味深い。
 次回は29日に追加公演も予定されている。
 ご都合よろしい方はぜひ!
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6月最終日 どんよりとしたお天気が続く(早めのCLACLA)

 今日で6月も終わり。
 今年も半分が過ぎる。
 一日一日を本当に大切にして、自分自身の為したいこと為すべきことをしっかり為していきたい。
 そして、死を絶対に忘れないこと。


 今日もまた、どんよりとしたお天気が続く。
 明日はなんとか雨は降らないようだが。

 じめじめじめじめとして快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチ。
 そして、両耳の不調が続く。
 今月も病院に行きそびれてしまった。
 度し難し。


 何度でも繰り返すけど、選挙目当てのたぶらかしや、目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。


 昨夜、24時半に寝床に就き、7時に起きる。


 午前中、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団他が演奏したワーグナーの楽劇『ラインの黄金』全曲<LONDON>やピエール・ブーレーズ指揮アンサンブル・アンテルコンタンポラン他が演奏したシェーンベルクの『月に憑かれたピエロ』他<ドイツ・グラモフォン>、アナトール・ウゴルスキが弾いたムソルグスキーの組曲『展覧会の絵』<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『探偵志願の美女』の見直しを行ったりする。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』、ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団が演奏したロシア序曲集<同>、ヴァイオリンのギル・シャハムとジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したシベリウス&チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『探偵志願の美女』の見直しを行ったり、6月の創作活動について振り返ったり、佐藤愛子の『晩鐘』<文藝春秋>を読み進めたりする。


 今日も、ネオ落語・セントラルの常連さんにいただいた和菓子を食す。
 ついに全部食べ終えてしまった。
 実に美味しうございました。
 ごちそうさま!


 まもなく外出して用件を片付けたのち、元・立誠小学校へ。
 まいごの地底人1F『stop making ABE』を観る予定なり。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月29日

またぞろ雨(CLACLA日記)

 午前中、青空が見えていると思っていたら、予報通り、お昼以降、またぞろ雨。
 梅雨は折り返し地点だとか。
 いつまで続く泥濘ぞ。

 じめじめじめじめとして快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチ。
 そして、両耳の不調が続く。


 参院選中。
 マスコミは事なかれ主義に徹することで、政府与党に手を貸しているように見えなくもない。
 いずれにしても、選挙目前のたぶらかしや、目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。


 東京都知事選に小池百合子が立候補を表明したという。
 現代版床波竹二郎=政権亡者の一人。
 そして、正直クリーンな政治家とも思えず。
 それこそ目くらましか。


 トルコ・イスタンブールのアタチュルク国際空港でテロが発生したと報じられている。
 いろいろと考えることあり。


 昨夜、24時半少し前に寝床に就き、7時に起きる。

 ピエール・ブーレーズ指揮アンサンブル・アンテルコンタンポラン他が演奏したシェーンベルクの『月に憑かれたピエロ』他<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。

 8時台に外出して、かかりつけの病院へ。
 前回の血液検査の結果がだいぶんよくなっていて、ほっとする。
 で、四条通のスギ薬局で薬を受け取り、買い物もして、帰宅する。

 帰宅後、フランク・ベールマン指揮ハノーヴァーNDRフィルが演奏したフェスカの交響曲第1番他<CPO>、クリスティアン・フレーリヒ指揮ベルリン放送交響楽団が演奏したシュポアの序曲集<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、エロイカ・カルテットが演奏したシューマンの弦楽4重奏曲第1番〜第3番<ハルモニアムンディ・フランス>、ラルキブデッリ他が演奏したシュポアの室内楽作品集<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『探偵志願の美女』の手直しを行ったりする。


 津村佑子の『半減期を祝って』<講談社>を読了する。
 30年後のこの国のディストピア的な状況を淡々とした筆致で、しかし鋭く描いた表題作(津村さんの遺作ともなった)をはじめ、非常にしっくりとくる作品集だった。
 このような小説を書くことができればと強く思う。

 続けて、佐藤愛子の『晩鐘』<文藝春秋>を読み始める。

 ほかに、林達夫と久野収の対論集『思想のドラマトゥルギー』<平凡社ライブラリー>の拾い読みもした。
 大学院生の頃からだから、すでに20年以上も愛読している一冊だ。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、ギュンター・ヴァント指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したブラームスの交響曲第2番<DHM/EMI>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、サイミール・ピルグのテノール・リサイタルのライヴ録音(浅野菜生子のピアノ伴奏/2016年2月25日、紀尾井ホール)を聴く。
 ピルグはアルバニア出身のテノール歌手で、各地の歌劇場で活躍しているとのこと。
 若干古風な歌いぶりだった。

 続けて、ハンス・フォンク指揮シュターツカペレ・ドレスデン(SKD)が演奏したモーツァルトの序曲集<CAPRICCIO>、バリトンのオラフ・ベーアがフォンク指揮SKDの伴奏で歌ったモーツァルトのオペラ・アリア集<EMI>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『晩鐘』を読み進めたり、『思想のドラマトゥルギー』の拾い読みをしたりする。


 今日も、ネオ落語・セントラルの常連さんにいただいた和菓子を食す。
 実に美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月28日

他人事は他人事のまま(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気が続く。

 じめじめじめじめとして、快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチ。
 そして、両耳の不調も続く。


 イギリスのEU離脱が大きく報道されている。
 もちろん、大きく報道されて当然の出来事ではある。
 だがそれが、この国の選挙とほとんど結び付けられて報道されないことに、僕はうんざりする。
 他人事は他人事のまま。
 このままいけば、思うツボなのではないか。
 うんざりだ。


 選挙目当てのたぶらかしや、目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。


 昨夜19時頃外出して、錦湯さんへ。
 37回目となるネオ落語・セントラルを愉しむ。
 詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!

 終了後、交流会に参加する。
 昨夜はコロッケの差し入れが多数。
 実に美味しうございました。
 ごちそうさま!

 強い雨の中を帰宅。
 びしょびしょになった。


 1時20分頃寝床に就き、8時に起きる。


 午前中、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団他が演奏したワーグナーの楽劇『ラインの黄金』全曲<LONDON>、ピエール・ブーレーズ指揮アンサンブル・アンテルコンタンポラン他が演奏したシェーンベルクの『月に憑かれたピエロ』他<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第1番〜第3番、変奏曲・バガテル集<ともにEMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『探偵志願の美女』の手直しをしたりする。


 綿矢りさの『ウォーク・イン・クローゼット』<講談社>を読了する。
 ほかに、林達夫と久野収の対論『思想のドラマトゥルギー』<平凡社ライブラリー>の拾い読みもした。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、タンが弾いたベートーヴェンのエリーゼのために&アンダンテ・ファヴォリ他<EMI>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ウラディーミル・アシュケナージさん指揮NHK交響楽団の第1840回定期公演のライヴ録音を聴く。
 シューマンの交響曲第2番とエルガーの交響曲第2番が演奏されていた。
 いずれも大好きな曲なんだけど、テンポのとり方等、シューマンはちょっと好みの行き方と違っていたかな。
 エルガーのじっくりした味わいは、生で接したかった。

 続けて、マティアス・バーメルト指揮ロンドン・フィルが演奏したパリーの交響曲第5番他<CHANDOS>、ネーメ・ヤルヴィ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したウェーバーの歌劇『オイリアンテ』、『魔弾の射手』、『オベロン』各序曲<同>を聴く。
 パリーの交響曲(全5曲)をぜひ生で聴きたい。
 大阪交響楽団あたり、定期で取り上げてくれないものか。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、津島佑子の『半減期を祝って』<講談社>を読み始めたりする。


 今日は、ネオ落語・セントラルの常連さんにいただいた和菓子を食す。
 実に美味しうございました。
 ごちそうさま!


 馬鹿につける薬はない。
 一番の馬鹿にはなりたくない。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネオ落語・セントラル 第37回

☆ネオ落語・セントラル 第37回

 出演:月亭天使さん、月亭太遊さん、桂文五郎さん
(2016年6月27日20時開演/錦湯)


 午前中やっと晴れたかと思ったら、またも夜には雨。
 しかもけっこうな降りということで、気圧と湿度に弱いこちらとしてはうんざりな毎日が続いているが、こういうときこそ笑いが肝心と、昨夜も錦湯さんへ足を運んだ。
 前回の約40人の超満員に比べれば、お客さんの数は減ったものの、そこは「支持政党あり」(って、政治の話ではなく、雨でも投票に行く人たちに、雨でも錦湯さんに来る自分たちのことをかけて、開演前におしゃべりしていたのだ)の常連さんやリピーターさんが集って、これまた面白い回となった。

 37回目となる昨夜は、月亭天使さん、月亭太遊さん、桂文五郎さんの三人が出演。
 お客さんの顔触れにあわせて、アットホーム、なおかつコアなトークをたっぷりと続ける。
 ここらあたりのさじ加減、本当は難しいところなんだろうけど、そこは錦湯さんでの出番の数が物を言っていた。
 それにしても、「タップル」って、まあ。

 で、頃合いを見計らって文五郎さんが高座へ。
 「のめるのめる」が口癖の男と「つまらんつまらん」が口癖の男二人、自分の口癖を口にしたら罰として千円払う、という賭けを始めるが、「つまらん」男はなかなか仕掛けにのらず、かえって「のめる」男が千円払うことになる、なんとかせねばと甚兵衛さんに知恵を授かった「のめる」男は…。
 という、古典の『二人癖』。
 前半の積み重ねが後半に活きてくる噺だ。
 スタートとラストのトークで話題にもなっていたように、師匠文珍さんとの繋がりで、大きな小屋での出番がほとんどだった文五郎さんだが、ネオ落語・セントラルでは錦湯さんの間尺にあわせて、調整を心掛ける。
 間合い掛け合い、聴き心地がよい。
 そして、お師匠さんのアイデアという突拍子もない一句(ギャグ)も決まっていた。

 続いては、天使さんがネタおろしとなる『書割盗人』に挑む。
 新しい長屋に引っ越して部屋一面を白紙で覆ったまではよいが、そこは貧乏人、センベイ布団一枚っきり物はなし、物を買う金もなし、旧知で絵が達者な甚兵衛さんに芝居の書割よろしく家財道具一式ばかりか、猫やら景色やらまで描いてもらう、と、そこへ盗人がやって来て…。
 物がなければ絵で描く、物がなければつもりですます。
 ドライの極みの滑稽さと、想像することのおかしさ(って、実は落語そのもの)が強調された噺だけれど、たんたんたたん、といった快活なテンポで天使さんはネタおろしを進めていった。
 次はどんなネタに接することができるのか、それも愉しみだ。

 トリは、太遊さんのネタおろし(降臨)『朝の光』。
 タイトルに沿った清々しい雰囲気から、夜の重苦しさ、愚かさ、救いようのなさへと話はどんどん転がっていく。
 あえて上下(かみしも)をつけず、その場に「降りた」者たちに言葉を任せる、というのだから、それこそネタの降臨に相応しい内容だ。
 しかもその内容がまた、太遊さんならでは。
 笑いつつ、深淵を覗かされた気分となる。
 グリーグの『ペール・ギュント』の「朝の気分」も非常に効果的だった。

 大喜利はやめて、最後は天使さん、太遊さん、文五郎さんも座って「よもやま話」風のトークで〆る。
 その距離の近さもまたよきかな。
 文五郎さん自身前々から公言している「ブラックさ」がちら、ちらと現われていたのも、おかしかった。

 と、一回ごとに大きく雰囲気が変わるネオ落語・セントラル。
 毎週月曜夜は、錦湯さんへぜひ!
 ああ、面白かった!!


 そうそう、昨夜の交流会はコロッケ祭。
 実に美味しうございました。
 ごちそうさま!
posted by figarok492na at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月27日

またまた雨か! 瀬川昌治が亡くなった(早めのCLACLA)

 午前中、ようやく青空が見えたと思っていたら、予報通り、お昼過ぎからどんよりとし始める。
 夜は雨とか。
 またまた雨か!
 いつまで続く泥濘ぞ!

 むしむしじめじめとして快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 映画監督の瀬川昌治が亡くなった。90歳。
 東京神田の生まれで、学習院を経て東京大学に入学する。
 卒業後、新東宝から東映に移り、『ぽんこつ』で監督デビューを果たした。
 その後、東映、松竹で「喜劇」映画を数多く監督し、テレビドラマにも携わった。
 自らの映画人生を振り返った『乾杯!ごきげん映画人生』<清流出版>がある。
 なお、実兄の瀬川昌久はジャズ評論家として知られる。
(昌久さんを含め、祖父、父、兄、自身、弟と、皆東大の出身だ)
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 イギリスのEU独立(国民投票も含めて)は他人事ではない。
 いろいろと考えることあり。


 選挙カーがかまびすしい。


 昨夜、24時半過ぎに寝床に就き、7時に起きる。


 午前中、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団他が演奏したワーグナーの楽劇『ラインの黄金』全曲<LONDON>、ピエール・ブーレーズ指揮アンサンブル・アンテルコンタンポラン他が演奏したシェーンベルクの『月に憑かれたピエロ』他<ドイツ・グラモフォン>、ウェーベルンの作品集vol.1<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』の読み直しを行ったりする。


 午後、ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したスメタナの管弦楽曲集<DECCA>、タカーチ・カルテット他が演奏したシューベルトの弦楽4重奏曲第15番他<同>、フォルテピアノのロバート・レヴィンとアカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(AAM)室内アンサンブルが演奏したモーツァルト&ベートーヴェンのピアノと管楽器のための5重奏曲他<同>、レヴィンとホグウッド指揮AAMが演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第17番&第20番、第15番&第26番「戴冠式」他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『探偵志願の女』の改訂作業を行ったり、綿矢りさの『ウォーク・イン・クロゼット』<講談社>を読み進めたりする。


 まもなく外出して、錦湯さんへ。
 37回目となるネオ落語・セントラルなり。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 18:20| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月26日

あれあれどんよりとしたお天気だ(CLACLA日記)

 天気予報では晴れるとあったのに、あれあれ今日もどんよりとしたお天気だ。
 小雨も降る。

 じめじめむしむしとして、あまり快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチ。
 そして、両耳の不調。
 それでも、気持ちは前向きに。


 後悔先に立たず。
 いろいろと考えることあり。
 選択することに真摯でありたい。


 昨夕雨の中を外出し、アトリエ劇研へ。
 第23次笑の内閣『ただしヤクザを除く』を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 高間響上皇と丸山交通公園君の選挙関係のトークも愉しんだのち、遅めの夕飯をすませて、23時少し前に帰宅する。


 帰宅後、雑件を片付けてから1時過ぎに寝床に就き、8時少し前に起きる。


 午前中、NHKラジオ第1の『音楽の泉』(瀧廉太郎の特集)、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』(チェリストのピエール・フルニエの特集)、ピエール・ブーレーズ指揮アンサンブル・アンテルコンタンポラン他が演奏したシェーンベルクの『月に憑かれたピエロ』他<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『魔王』の改作作業を行ったり、綿矢りさの『ウォーク・イン・クローゼット』<講談社>を読み始めたりする。


 午後、仕事関係の予定をすませる。
 思った以上に長引く。


 17時少し前に外出して、大切な予定をすませる。
 そうだったのか、と気づかされたり、改めて納得させられたり、ととても有意義な時間を過ごすことができた。
 創作活動に関しても、非常に刺激を受ける。


 22時台に帰宅して、いろいろと用件を片付ける。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第23次笑の内閣『ただしヤクザを除く』(桜組)

☆第23次笑の内閣『ただしヤクザを除く』(桜組)

 作・演出:高間響
(2016年6月25日18時40分開演の回/アトリエ劇研)


 先日、朝日新聞の朝刊で、エノケンこと榎本健一の特集が組まれていて、最晩年の稽古時に「喜劇ではなく悲劇をやれ」と語った旨、記されていた。
 同じエピソードが、矢野誠一の『エノケン・ロッパの時代』<岩波新書>では、次のように紹介される。
 自身にとってあたり狂言であった『最後の伝令』(三谷幸喜の『笑の大学』の椿一のモデル、菊谷栄作)の演出を頼まれた榎本健一は、その幕切れ、戦場で瀕死の重傷を負ったトムが死んでいく場面の稽古で、自ら90度の角度で倒れて見せ、トム役の財津一郎に向かって、「ここまで演らなきゃ駄目なんだ」と叫び、「喜劇を演ろうと思うな」とつづけたという。
 昨夜、第23次笑の内閣の『ただしヤクザを除く』(桜組公演)の後半のある場面に接しながら、僕はふとこのエノケンの遺言とでもいうべきエピソードのことを思い出した。

 『ただしヤクザを除く』は、ドキュメンタリー映画『ヤクザと人権』に触発された作品。
 ヤクザというだけで、銀行口座が作れない、子供が幼稚園に入れない。
 もちろん、違法行為をしているヤクザは逮捕されるべきだけれど、こんな人権侵害を許していると、行きつく先はどうなるのか?
 と、こういったあたりは、公演パンフレットの高間上皇の言葉や作品そのものにあたっていただくとして、いつもながら題材を見つけ出す彼のセンサーの敏感さにまずは感心する。

 舞台は広島県の呉市、ピザの全国チェーン・ピザマッチョのエリアマネージャー住吉欣也(瓜坂勇朔)は、呉中央署の稲川信雄(丸山交通公園)から、今後一切暴力団員にピザを打ってはならないと命じられる。
 しかし、呉店の店長山口芽衣子(しらとりまな)は、人一倍の愛社・愛ピザ精神の持ち主で…。
 といった具合に、作品は展開していく。
 物語、劇の構造は、実に明快。
 細かいくすぐり(上述の如く、登場人物の名前からしてそう。あと、アゴラでの上演を見越した設定もある)を放り込みつつ、徐々に笑いを膨らませる。
 で、話が煮詰まったところで、感情が大きく動く、とこれはウェルメイドプレイのオーソドックスなスタイルである。
 個々の登場人物の書き込みや場面転換の処理等、隙間というか物足りなさ、粗さを感じたことは事実だけれど、ツボにはまって大いに笑ったし、終盤ではぐっときたりもして、愉しく全篇を観終えることができた。

 ただ一方で、観た目と違って、演じる側には面倒な芝居だなと思ったことも確かだ。
 と、言うのも、この作品では「人権」がそうなのだけれど、登場人物に主題説明や信条説明、状況説明が生の台詞として多く配されているし、登場人物がキャラクター、記号に徹さなければならない場面が多々あるし、それでいてここぞという場面では表面的でない真情吐露、切実な表現が求められるし(それこそ、「喜劇を演ろうと思うな」)。
 しかも、高間上皇の筆力の変化もあったりして、以前以上に細やかな感情表現、関係性の表現も求められるし、それより何より、笑いをしっかりとらねばならない!
 そうした幾重ものギアチェンジをこなしながら、記号的な演技とリアルな演技のバランスを見事にとって存在感を示していたのが、パートの俊恵役の森田祐利栄だ。
 高森和子か野中マリ子か、単に芝居が達者というだけではなく、プラスマイナス両面で作品の特性をよく押さえた演技が嬉しかった。
 『仁義なき戦い』の大友勝利風の衣装もぴったりな山下ダニエル弘之のいきらない軽み、健気で危うい笑の内閣のヒロイン像にぴったりなしらとりさん、一見普通でありながら、その実変さ奇妙さが醸し出される瓜坂君、笑いのとりどころの多い松田裕一郎(終演後、何人かで松田さんと話をしたが、演じ方についてどうやら開眼した模様。今日以降の公演が一層愉しみ)、みっともなさの色気がとみに増す髭だるマン、昨夜は「連投」の疲れがもろに出ていたが、東映プログラムピクチュアからの役の創り込みが観受けられた丸山君と、他の演者陣も健闘好演。
 だからこそ、さらに森田さんの線に皆が近付けば、ひと際観応えのある舞台になると思う。

 いや、果たしてその方向だけが笑の内閣の進むべき道なのか?
 高間上皇自身、まだそこら辺り、はっきりと決め切れていないのではないか。
 それは、台本や演出の端々に現われているような気がするし、当然配役の都合もあるだろうけれど、窮余の策で組まれたトリプルキャストの菊組に「今までの笑の内閣流儀の演出を行って」いる点にもそれは若干窺える。
 今回に続いて、2週間の公演となる来年5月の第24次笑の内閣に、高間上皇がどのような作品と陣立てでのぞむかが非常に興味深く愉しみである。
(2週間の公演をどう乗り切るか。窮余の策である、ダブル・トリプルキャスト=組ごとの公演というのは大きな手。あと、近々アトリエ劇研で行われる青年団リンクの京都公演や、9月のアガリスクエンターテイメントの大阪公演の手法=短めの作品をいくつか上演するというのも一つの手かもしれない)

 そうそう、ご都合よろしい方は、桜組以外の蓮組、菊組の公演もぜひ。
 ああ、面白かった!
posted by figarok492na at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月25日

今日も雨(早めのCLACLA)

 今日も雨。
 どんよりとしたお天気。
 うんざりだ。

 じめじめじめじめとして快ならず。


 気圧と湿度のWパンチ。
 そして、両耳の不調が続く。


 諸々考えると、どうしても暗澹たる気分になってしまうが。
 諦めることは手を貸すこと。
 まずは近きより。


 見え見え馬鹿丸出しのたぶらかしや、目くらましの八百長猿芝居には本当に騙されまい。


 昨夜、24時40分過ぎに寝床に就き、7時半に起きる。


 午前中、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団他が演奏したワーグナーの楽劇『ラインの黄金』全曲<LONDON>や、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『Kiss for Two』や『魔王』の手直しを行ったりする。


 午後、ピエール・ブーレーズ指揮アンサンブル・アンテルコンタンポラン他が演奏したシェーンベルクの『月に憑かれたピエロ』他<ドイツ・グラモフォン>、オルフェウス室内管弦楽団が演奏した同じくシェーンベルクの浄められた夜&室内交響曲第1番、第2番<同>、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルが演奏した同じくシェーンベルクの映画の一場面のための伴奏音楽&室内交響曲第1番、シェーンベルク編曲によるブラームスのピアノ4重奏曲第1番<EMI>、リカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルが演奏したシューベルトの交響曲第3番&第5番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 野口武彦の『花の忠臣蔵』<講談社>を読了する。
 著者の忠臣蔵(赤穂事件)考察の総決算とでも呼ぶべき著書。
 赤穂事件(討ち入り)の行った元禄と現代を重ね合わせて考察している点も、非常に興味深い。

 ほかに、林達夫と久野収の対論『思想のドラマトゥルギー』<平凡社ライブラリー>の拾い読みもした。


 まもなく外出して、アトリエ劇研へ。
 第23次笑の内閣『ただしヤクザを除く』を観るためなり。
 それにしても、強い雨降り。
 やんでくれないものか。
 それじゃあ、行って来ます!
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2016年06月24日

またも雨 午前中、図書館へ行っておいた(CLACLA日記)

 午前中は青空が見えていたものの、予報通り、お昼過ぎから雨が降り出す。
 いいかげん、晴れの日が続いて欲しいのだけれど。

 むしむしじめじめとして、快ならず。


 両耳の不調が続く。
 そして、気圧と湿度のWパンチ。


 国民投票の結果、イギリスがEUを離脱することが決まった。
 また今回の国民投票の結果を受けて、キャメロン首相が辞意を表明した。
 いろいろと考えることあり。
 本当に、いろいろと考える。


 参議院選挙。
 自主規制という名の情報統制がますます進んでいるようだ。
 どうにもうんざりする。


 俳優の西山辰夫が亡くなった。87歳。
 大阪の生まれで、大阪放送劇団(元代表)に所属して活躍する傍ら、テレビドラマにも数多く出演した。
 ABCの名物番組『部長刑事』の西警部は残念ながら詳しく記憶していないが、必殺シリーズや『水戸黄門』など、テレビ時代劇の悪役での西山さんの姿はよく覚えている。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 昨夜、24時半頃寝床に就き、7時に起きる。


 朝一で毎週恒例の洗濯をすませる。
 午前中は雨が降らないということだったので。
 乾き、あまりよろしからず。
 まあ、仕方ない。


 9時台に外出して、下京図書館へ。
 奈良岡聰智の『「八月の砲声」を聞いた日本人』<千倉書房>、高橋源一郎の『「あの戦争」から「この戦争」へ』<文藝春秋>、川本三郎の『映画の戦後』<七つ森書館>、矢野誠一の『舞台の記憶』<岩波書店>、黒名ひろみの『温泉妖精』<集英社>、テオドール・クルレンツィス指揮ムジカ・エテルナ他が演奏したモーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』全曲<SONY>、コンチェルト・ケルンが演奏したミスリヴェチェクのシンフォニア集<ARCHIV>を返却し、予約しておいた野口武彦の『花の忠臣蔵』<講談社>、綿矢りさの『ウォーク・イン・クローゼット』<同>、津島佑子の『半減期を祝って』<同>、佐藤愛子の『晩鐘』<文藝春秋>、佐々木中の『戦争と一人の作家』<河出書房新社>、ピエール・ブーレーズ指揮アンサンブル・アンテルコンタンポラン他が演奏したシェーンベルクの『月に憑かれたピエロ』他<ドイツ・グラモフォン>、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団他が演奏したワーグナーの楽劇『ラインの黄金』全曲<LONDON>を新たに借りる。


 帰宅後、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『魔王』の改作を進めたりする。


 午後、シェーンベルクのCDを聴く。
 『月に憑かれたピエロ』は、クリスティーネ・シェーファーの特性とシェーンベルクのシュプレッヘシュティンメ(朗唱)の手法がよくあっている。
 ブーレーズの腑分けも的確だ。
 ほかに、同じくシェーファーが加わった『心のしげみ』と、ヒトラーへの呪詛『ナポレオン・ボナパルトへの頌歌』(デイヴィッド・ピットマン=ジェニングスの朗読)がカップリングされている。


 その後、妹尾さんの番組や、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を聴く。
 『オペラ・ファンタスティカ』では、リカルド・ムーティ指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団他が演奏したヴェルディの歌劇『運命の力』全曲(1986年の録音)が放送されていた。
 ムーティの引き締まった音楽づくりと、それによく沿ったミレッラ・フレーニやプラシド・ドミンゴら歌い手たちの歌唱もあって、実に聴き応えがあった。


 夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、再びシェーンベルクのCDを聴く。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』を聴く。
 ヴァイオリンのジャニーヌ・ヤンセンらによる弦楽3重奏が演奏した、弦楽3重奏版のヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲のライヴ録音が放送されていた。


 続けて、『ラインの黄金』全曲を聴く。
 ドホナーニとクリーヴランド管弦楽団という組み合わせ、さらには歌手陣の性質もあって、とても洗練された感じの演奏に仕上がっている。
 こうやって、自分の部屋で愉しむにはぴったりの演奏ではないか。
 録音も非常にクリア。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『花の忠臣蔵』を読み進めたりする。


 今日も、ネオ落語・セントラルの常連さんにいただいた和菓子を食す。
 実に美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2016年06月23日

雨から青空へ(CLACLA日記)

 朝は雨。
 が、11時台になって青空が見え始める。
 で、午後は晴天へ。

 気温はそれなりに上昇したが、涼しい風も吹き、過ごしやすかった。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチは、晴天とともになくなる。
 両耳の不調は続くが。


 太平洋戦争における沖縄戦の慰霊の日。
 いろいろと考えることあり。


 北朝鮮がまたぞろ蠢いている。
 いつものことながら、そのタイミングのよさには驚く。
 度し難い。


 参議院選挙戦が続く。
 何度でも繰り返すが、見え見え馬鹿丸出しのたぶらかしや目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。


 イギリスで、EUからの離脱か残留を問う国民投票が実施される。
 いろいろと考えることあり。


 昨夜、24時20分過ぎに寝床に就き、7時に起きる。


 午前中、テオドール・クルレンツィス指揮ムジカ・エテルナ他が演奏したモーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』全曲<SONY>、コンチェルト・ケルンが演奏したミスリヴェチェクのシンフォニア集<ARCHIV>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』の読み直しを行ったりする。


 11時台に外出して、所用をすませる。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、ダニエーレ・ガッティ指揮フランス国立管弦楽団が演奏したドビュッシーの交響詩『海』、牧神の午後への前奏曲、管弦楽のための映像<SONY/BMG>、テノールのイアン・ボストリッジがジュリアス・ドレイクのピアノ伴奏で歌ったシューベルトの歌曲集<EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、黒名ひろみの『温泉妖精』<集英社>を読み始めたりする。


 夕方になって再び外出し、京都芸術センターで用件を片付ける。
 その後、夕飯用の買い物をすませて帰宅する。
 途中、近くのグルメシティで、週刊文春の小林信彦の連載エッセイを拾い読みした。
 笑点の関係で、三遊亭小圓遊とのエピソードが簡単に触れてあった。
(『テレビの黄金時代』<文春文庫>に、さらに詳しく記されているはずだ)


 帰宅後、ブルーノ・ヴァイル指揮ザ・クラシカル・バンドが演奏したシューベルトの交響曲第7番「未完成」<SONY>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』を聴く。
 ヴァイオリンのガブリエル・クロイトルとリヴィヴ・ブルナールのリサイタルで、二人が弾くピアソラの『ブエノスアイレスの四季』がプログラムのメインだった。

 続けて、ヴァイオリンのヴェラ・ベスやチェロのアンナー・ビルスマらが演奏したシューベルトの弦楽5重奏曲他<SONY>、ラルキブデッリが演奏したブラームスの弦楽6重奏曲第1番<同>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進める。


 『温泉妖精』を読了する。
 文体もあって、よいテンポで読み進めることができた。

 ほかに、林達夫と久野収の対論『思想のドラマトゥルギー』<平凡社ライブラリー>の拾い読みもした。


 今日も、ネオ落語・セントラルの常連さんにいただいた和菓子を食す。
 実に美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2016年06月22日

雨降りの一日 参議院選が公示された(CLACLA日記)

 雨降り。
 どんよりとしたお天気の一日。
 九州では激しい雨が続いているという。
 大禍ないことを祈る。

 じめじめとして快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 両耳の不調が続く。


 参議院選挙が公示された。
 朝から選挙カーがかまびすしいが、各政党、各立候補者の主張をきちんと見極めて、後悔することのないような選択を行いたい。
 そして、たぶらかしや、目くらましの八百長猿芝居には決して騙されてはならないよう気をつけなければ。


 自民党所属の衆議院議員、鳩山邦夫が亡くなった。67歳。
 東京の生まれで、田中角栄の秘書を皮切りに政治の世界に入る。
 新自由クラブから立候補して衆議院議員に当選、自民党に入党する。
 その後、宮澤内閣の文部大臣となるが、自民党を離党。
 羽田内閣の労働大臣となり、自由改革連合、新進党を経て、民主党の副代表に就任する。
 1999年、東京都知事選に出馬するも落選し、翌年自民党に復党する。
 第1次安倍内閣で法務大臣、麻生内閣で総務大臣を歴任した。
 本人の意識は置くとして、戦前の床波竹二郎や最近の渡辺喜美と通じる、権力亡者の一人だったと評するほかない。
 死もまた社会奉仕。
 なお、父は元外務大臣の鳩山威一郎、祖父は元総理大臣の鳩山一郎、曽祖父は元衆議院議員の鳩山和夫、兄は元総理大臣の鳩山由紀夫と、政治家一家の一人だった。
 黙祷。


 昨夜、24時半過ぎに寝床に就き、7時に起きる。


 午前中、テオドール・クルレンツィス指揮ムジカ・エテルナ他が演奏したモーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』全曲<SONY>、コンチェルト・ケルンが演奏したミスリヴェチェクのシンフォニア集<ARCHIV>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『Kiss for Two』の改作作業を進めたりする。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、ソプラノのナタリー・デセイがルイ・ラングレ指揮エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団の伴奏で歌ったモーツァルトのオペラ・アリア集<Virgin>、デセイがアントニオ・パッパーノ指揮コヴェントガーデン・ロイヤル・オペラ管弦楽団の伴奏で歌ったリヒャルト・シュトラウスのオペラ・シーン&管弦楽伴奏歌曲集<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』の読み直しをしたりする。


 矢野誠一の『舞台の記憶』<岩波書店>を読了する。
 ああ、面白かった!


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 ついでに、近くのブックファーストに寄り、資料類を調べる。


 帰宅後、古今亭志ん朝が演じた『寝床』<ソニー>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 夕飯後、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第4番&第7番、第5番&第1番<RCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、林達夫と久野収の対論『思想のドラマトゥルギー』<平凡社ライブラリー>の拾い読みをしたりする。


 今日も、ネオ落語・セントラルの常連さんにいただいた和菓子をいただく。
 実に美味しうございました。
 ごちそうさま!


 馬鹿につける薬はない。
 そして、馬鹿を支える者が一番の大馬鹿だ。
 一番の大馬鹿にはなるまい。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2016年06月21日

夏至の夜 『夏の夜の夢』の音楽を聴く(CLACLA日記)

 夏至。


 どんよりとしたお天気の一日。
 午前中青空が見えていた反面、夕方には雨が強く降った。
 まだ梅雨は明けないのか。

 熊本では豪雨被害が発生したという。
 いろいろと心配だ。

 むしむしじめじめとして快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチ。
 そして、両耳の不調も続く。


 本当の「政治的中立性」なんてものがあるものか。
 中立を強いること自体、すでに政治的な行為だろうに。
 なんとも胡散臭いかぎり。

 選挙前のたぶらかしや、目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
 そして、物事の軽重を見誤るまい。


 昨夜、18時台に外出していくつか用件を片付けたのち、錦湯さんへ。
 36回目となるネオ落語・セントラルを愉しむ。
 詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!

 終了後、交流会に参加する。
 誕生日ということで、常連さん方などにケーキやお菓子、詰め替え用のシャンプーなど、プレゼントをいただく。
 ケーキ、お菓子ともに実に美味しうございました。
 本当に嬉しいかぎり。
 皆さん、ありがとうございます!
 そして、ごちそうさまです!


 23時台に帰宅後、諸々作業を進めて1時半頃寝床に就く。


 で、8時に起きる。


 午前中、テオドール・クルレンツィス指揮ムジカ・エテルナ他が演奏したモーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』第1幕〜第3幕<SONY>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。


 11時台に外出して所用を片付け、ついでにお米(10キロ)を購入する。


 午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、クルレンツィス指揮の『フィガロの結婚』第4幕、コンチェルト・ケルンが演奏したミスリヴェチェクのシンフォニア集<ARCHIV>、アルフレッド・ベルナルディーニ指揮ゼフィーロ・オーケストラ他が演奏したモーツァルトのオーボエ協奏曲&ファゴット協奏曲他<DHM>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『Kiss for Two』の改作を行ったりする。


 川本三郎の『映画の戦後』<七つ森書館>を読了する。
 アメリカのマッカーシズム(赤狩り)が、政治的な反共主義ばかりでなく、東部のインテリ層への反発(川本さんは使用していないが、「ルサンチマン」と解釈することもできる)を指摘している点が、中でも興味深く、今に繋がる問題だと痛感した。
 ああ、面白かった!

 続けて、矢野誠一の『舞台の記憶』<岩波書店>を読み始める。
 矢野さんの観劇人生の中で、特に印象に残った舞台・公演を綴った一冊。


 夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、トリオ・ラファールのコンサートのライヴ録音を聴く。
 シューマンの幻想小曲集、ドビュッシーのピアノ3重奏曲、ベートーヴェンのピアノ3重奏曲第7番「大公」が演奏されていた。

 続けて、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団他が演奏したメンデルスゾーンの劇音楽『夏の夜の夢』抜粋&序曲『フィンガルの洞窟』<ハルモニアムンディ・フランス>、シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団が演奏した同じくメンデルスゾーンの『夏の夜の夢』抜粋&序曲集<DECCA>を聴く。
 いくら雨とはいえ、夏至の夜ですから。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『舞台の記憶』を読み進めたりする。


 今日は、昨夜プレゼントにいただいた和菓子を食す。
 好みにドンピシャで、実に美味しうございました。
 ごちそうさま!


 もういいや、と思うことあり。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネオ落語・セントラル 第36回

☆ネオ落語・セントラル 第36回

 出演:桂三幸さん、桂あおばさん、月亭太遊さん
 大喜利出演:ひらたいさん、文(がっこう)さん、わたあめさん、すかいどんさん
(2016年6月20日20時開演の回/錦湯)


 ここのところ盛況が続くネオ落語・セントラルだけれど、昨夜は盛況も盛況、常連さんにリピーターさん、ご新規さんがまんべんなく集まって、立ち見のお客さんまで出る大盛況。
 もしかしたら、ネオラクゴ・フロンティアの50回記念と並ぶ大入りだった。
(この盛況の原因の一つには、当然大喜利の開催が挙げられるのだろうが、昨夜ちらとご新規さんとお話したところ、「あそこ面白かったよ」の口こみも少なくないみたいで、これは本当にいい傾向では)
 36回目となる今回は、おなじみ桂三幸さん、桂あおばさん、そして月亭太遊さんの三人が出演。
 あおばさんといえば、少し前までは、通常よりちょっとお客さんが少なくなるきらいがあって、それがまたお約束のネタとなっていたのだけれど、今夜は全くその逆。
 スタートのトークでも、真っ先にそのことを口にしていた。
 トークでは、太遊さんからの近況報告もあったりして、それが即最近の盛況とつながっているわけではないものの、やっぱり雰囲気(ムードというよりアトモスフェア、なんてそれっぽいことを記してみる)としてはつながっているんじゃないかと思ったりした。

 で、まずはあおばさんから。
 ちょっとしたことで、ついついやり合ってしまう倦怠期の夫婦。
 今日も今日とてケンカが勃発したが…。
 といった具合に始まる、第2回上方落語大賞優秀賞を受賞した2丁拳銃・小堀裕之さん作の『ハンカチ』を演じる。
 あおばさんが錦湯さんで『ハンカチ』を演じるのは、これで何度目かな。
 実は、今夜開催される上方落語若手噺家グランプリ16の決勝を見据えての口演なんだけれど、この噺にかけているということが十分十二分に伝わる、あおばさんの研鑚具合が光った高座となっていた。
 常連さんとも話をしたが、単に技術的にどうこうというだけでなく、あおばさんの人柄のよさ、向日性、さらには師匠ざこばさんと共通した人情味が表されている点もいい。
 あおばさんの決勝でのさらなる好演を心から願う。

 続いては、三幸さんが登場する。
 おなじみ三幸さんのマクラだが、お客さんが多い分、かえって三幸さんのこれまでの落語家としての経験が垣間見えるというか、堂に入った始まり。
 そして本題は、初めて飛行機に乗るというサラリーマンとその部下による空中珍道中といった新作の初披露。
 空港あるある、飛行機あるあると細かいくすぐりもおかしいけれど、やはり作品の肝はこれまたおなじみネオはめ物(高性能のミニスピーカー)を駆使した後半だろう。
 メタ的趣向なんていうと小難しいけど、ある意味、ここまでやるんやと驚くこと必定である。
 皆さん、ぜひご一聴を!
(終了後の交流会で直接話をしたが、三幸さんのブログがまたそこはかとなくおかしい。よろしければこちらもぜひ!)

 そして、トリは太遊さんのネタおろし(降臨)となる『聖者と後進』。
 「最近の若い連中は」、と関西の芸界に身を置くらしき人物が次から次に口にし始めたのは、後進にあたる若手芸人の度を越した芸の数々だったが…。
 スタートのトークでも触れられた最近の出来事なども巧く取り込まれた内容で、毒っ気もばっちり。
 ただ、ジャンルは違えど表現活動を続けている人間にとっては、大笑いしつつ、匕首(あいくち)を喉元に突き付けられているような気がしたことも事実だ。
 ネオラクゴとは、いつも他人事ではなく我が事なのである。

 最後は、定番の大喜利。
 太遊さんの仕切りの下、お手伝いに来られている作家の桜井さん考案のお題に居並ぶ面々が解答していくというのは、いつもの通り。
 昨夜は、三幸さん、あおばさんのほか、ひらたいさん、すかいどんさんの男性二人、文(がっこう)さん、わたあめさんの女性二人、つごう四人の大喜利愛好連が出演し、六者六様の答えを繰り出していた。
 三幸さんや大喜利猛者が揃っていたこともあってか、小刻みにヒットを重ねる試合内容だったのでは。
 そうした試合状況に感心してみせるあおばさん、さらにそれを含めて巧くまわしてみせる太遊さんも強く印象に残ったが。
 で、あおばさんに促されて太遊さんがラストのお題に答えたところで〆た。

 と、今回も盛りだくさんなネオ落語・セントラルでした。
 毎週月曜夜8時は、皆さんも笑いと熱気に包まれた錦湯さんへぜひ!
(もしかしたら、早めに来ないと立ち見になることがあるかも)
 ああ、面白かった!!
posted by figarok492na at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月20日

誕生日 クルレンツィスが指揮した『フィガロの結婚』を聴く(早めのCLACLA)

 誕生日。
 今日で47歳となった。
 正直、年齢相応の深さ厚みなど一向になく、つくづく自分を浅薄な人間であると痛感してしまう。
 痛感してしまうけれど、それがまた自分であることも事実だ。
 与えられた人生は一回きり。
 自分自身の為したいこと為すべきことをしっかりと為して、悔いなく生きたい。
 そして、絶対に死を忘れないこと。
 今年の誕生日は例年に増してそのことを強く思う。

 皆さん、今後とも何とぞよろしくお願い申し上げます。


 どんよりとした感じはありつつも、青空へ。
 と、思っていたら雨が降り出した。

 気温も上昇し、暑さが厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 両耳の不調が続く。


 安倍首相が改憲に向けた議論を次の国会から行っていきたい(憲法審査会を動かしていきたい)旨、発言したという。
 ところが、憲法審査会の議論がまとまっていないので、選挙で争点とする必要は必ずしもないとも発言しているという。
 その欺瞞。


 この数年間、安倍内閣、並びに与党自民党公明党、加えて癒党おおさか維新等が押し進めている政策の大半を、僕は支持も賛成もしない。
 そして彼彼女らの政策の押し進め方、政治的な姿勢、言動の多くは唾棄すべきものだとも思っている。
 しかしながら、彼彼女らの欺瞞、卑劣さ愚劣さは、自分自身と異質のものであると思っているわけではない。
 彼彼女らの欺瞞、卑劣さ愚劣さは自分自身の内なるものの一端でもあるのだ。
 まずそのことを自覚することなしに、彼彼女らや彼彼女らを支持する人々に抗うことはできまい。


 昨夜、24時20分過ぎに寝床に就き、7時に起きる。


 午前中、テオドール・クルレンツィス指揮ムジカ・エテルナ他が演奏したモーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』全曲<SONY>、コンチェルト・ケルンが演奏したミスリヴェチェクのシンフォニア集<ARCHIV>を聴く。
 いずれも、図書館で借りたCDだ。
 クルレンツィスの『フィガロ』は、テキストを綿密に読み込んだ、それでいて活き活きとした劇性と即興性に富んだ演奏である。
 フランス革命へと到る時代の胎動を鮮明に表現するとともに、登場人物の感情の変化が細やかに描かれており、非常に刺激的な音楽を聴くことができる。
 歌手陣も粒ぞろい。
 これはぜひCDを購入して、手元においておきたい。
(すでに、NHK・FMの『クラシックの迷宮』で一部は知っていたし、同じ組み合わせの『コジ・ファン・トゥッテ』でだいたいの予想はついていたが。それでも、全曲を聴いて大正解である)

 やっぱり、クルレンツィスとムジカ・エテルナのコンビを京都国際舞台芸術祭(KEX)に呼んで欲しい。
 この組み合わせのダ・ポンテ三部作を生で観聴きしたい!


 仕事関係の作業を進めたり、今後の創作活動について考えたり、文書類の整理を行ったり、川本三郎の『映画の戦後』<七つ森書館>を読み始めたりする。


 午後、バリトンのクリスティアン・ゲルハーヘルがフライブルク・バロック・オーケストラ他の伴奏で歌ったアリア集&交響曲第36番「リンツ」<SONY/BMG>、メゾソプラノのマグダレーナ・コジェナーがサイモン・ラトル指揮エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団他の伴奏で歌ったアリア集<ARCHIV>、ペーター・ノイマン指揮コレギウム・カルトゥジアヌム、ケルン室内合唱団が演奏した戴冠式ミサ曲&ミサ・ソレムニス他<EMI>、クルレンツィスが指揮した『フィガロの結婚』第1幕と第4幕、『コジ・ファン・トゥッテ』第1幕の途中までと第2幕のフィナーレ<SONY/BMG>、とモーツァルトの音楽を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『映画の戦後』を読み進めたりする。
 『映画の戦後』は、「戦後(現代)史」と関わり深い映画関係の文章をまとめた一冊だ。


 まもなく外出して、錦湯さんへ。
 誕生日の今日も、ネオ落語・セントラルなり。
 今回は36回目。
 それじゃあ、行って来ます!
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2016年06月19日

父の日 母と電話で話をした(CLACLA日記)

 父の日。


 雨降り。
 夕方になって止むも、どんよりとしたお天気の一日。

 じめじめむしむしとして快ならず。


 気圧と湿度のWパンチ。
 そして、両耳の不調が続く。


 維新派の主宰、松本雄吉さんが亡くなった。69歳。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 沖縄で、在日米軍元海兵隊員による女性死体遺棄(殺害)事件の抗議集会が開催された。
 いろいろと考えることあり。


 選挙目前のたぶらかしや、目くらましの八百長猿芝居、厚顔無恥の悪口雑言が蔓延横行している。
 見え見え馬鹿丸出しの香具師ペテン師の類いには騙されてなるまい。


 昨夜、1時過ぎに寝床に就き、8時に起きる。


 午前中、NHKラジオ第1の『音楽の泉』(メンデルスゾーンの『夏の夜の夢』抜粋と序曲『フィンガルの洞窟』が放送されていた)、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』、コンチェルト・ケルンが演奏したミスリヴェチェクのシンフォニア集<ARCHIV>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の読み直しを行ったりする。
 『名演奏ライブラリー』は、若き日のクリストフ・エッシェンバッハのピアノ演奏が特集されており、モーツァルトやシューベルトの独奏曲のほか、バリトンのディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウとのシューマンのリーダークライスや、ロンドン・フィルを弾き振りしたモーツァルトのピアノ協奏曲第23番も放送される。


 午後、NHK・FMの『トーキング・ウィズ松尾堂』や『きらクラ!』、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したモーツァルトのポストホルン・セレナードによる交響曲<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 14時過ぎ、母から電話があり10分ほど話をする。
 こちらの近況についても伝えておいた。
 父の日なれど、父とは少し。
 昨日、父の日のことは話をしたので。


 高橋源一郎の『「あの戦争」から「この戦争」へ』<文藝春秋>を読了する。
 刺激を受けるところ、非常に大だった。
 ああ、面白かった!


 16時台に外出して、京都芸術センターで用件を片付ける。
 で、夕飯用の買い物をすませて18時過ぎに帰宅した。


 帰宅後、ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第46番&第47番<SONY>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴く。
 佐渡裕指揮東京フィルが演奏したラフマニノフの交響曲第2番から第2楽章以降、尾高忠明指揮東京フィルが演奏したスッペの『軽騎兵』序曲とエルガーの『威風堂々』第1番のライヴ録音が放送されていた。

 続けて、『リサイタル・ノヴァ』も聴く。
 ヴィオラの大島亮が出演していた。

 さらに、ファジル・サイが弾いたモーツァルトのピアノ作品集<Warner>とハイドンのピアノ・ソナタ集<naïve>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、茂木大輔の『はみだしオケマン挑戦記』<中公文庫>の拾い読みをしたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 まもなく日付変わると、47歳の誕生日だ。
 人生は一回きり。
 悔いなく生きたい。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい!
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2016年06月18日

暑さがとても厳しかった(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 その分気温も上昇し、暑さがとても厳しい。
 暑い暑い暑い暑い。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。

 明日は雨らしい。
 うむむ。


 両耳の不調が続く。


 何度でも繰り返すけど、見え見え馬鹿丸出しのたぶらかしや、目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
 そして、物事の軽重を見誤るまい。


 昨夜、24時50分頃寝床に就き、7時半に起きる。


 朝一で、毎週恒例の洗濯をすませる。
 乾き、非常によろし。
 ああ、すっきりした!


 午前中、コンチェルト・ケルンが演奏したミスリヴェチェクのシンフォニア集<ARCHIV>や、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』の見直しを行ったり、高橋源一郎の『「あの戦争」から「この戦争」へ』<文藝春秋>を読み進めたりする。


 正午過ぎに外出して、アトリエ劇研へ。
 ドキドキぼーいずの#6 『Re:じゅんすいなかたち』(本間広大君作・演出)を観る。
 詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。


 開演前終演後、本間君をはじめ、関係各氏と話をしたり挨拶をしたりする。


 終演後、上演中に電話がかかってきていたため父に電話をかける。
 明日は父の日ということで、感謝の言葉も伝える。

 その後、友だちにも電話をかける。

 それからカナート洛北で用件を片付け、京大ルネカフェで一休みし、夕飯用の買い物をすませて帰宅する。


 帰宅後、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」<PHILIPS>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
 マレク・ヤノフスキの特集で、彼が指揮したヒンデミットの『ウェーバーの主題による交響的変容』、レーガーの『モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ』、ブラッハーの『パガニーニの主題による変奏曲』、ウェーベルンの管弦楽のための6つの小品など、いわゆる「ドイツ音楽」が放送されていた。
 ヤノフスキが指揮したコンサートといえば、1994年1月14日にケルンのフィルハーモニーで開催されたケルンWDR交響楽団の定期演奏会を生で聴いている。
 ワーグナーのジークフリート牧歌、ベルクの管弦楽のための3つの小品、ウェーベルンの6つの小品、ドビュッシーの交響詩『海』という、ヨーロッパらしいプログラムで、特に、ベルク、ウェーベルンの手堅い造形が面白かった記憶がある。

 続けて、『クラシックの迷宮』を聴く。
 今週は「私の試聴室」で、カール・フィルチュ、ショパン、フィールドのピアノ曲が放送されていた。

 さらにフォルテピアノのバート・ファン・オールトが弾いたフィールドの夜想曲集<COLUMNS>を聴く。


 夕飯後、ドキドキぼーいずの観劇記録を投稿したり、『てんきまち』について考えたり、『「あの戦争」から「この戦争」へ』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 やるべきことをしっかりやっていかなければ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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ドキドキぼーいず#06『Re:じゅんすいなカタチ』

☆ドキドキぼーいず#06 『Re:じゅんすいなカタチ』

 作・演出:本間広大
(2016年6月18日14時開演の回/アトリエ劇研)


 高橋源一郎の『「あの戦争」から「この戦争」へ』<文藝春秋>を読んでいる。
 『文學界』の2012年4月号から2014年8月号に連載された文章をまとめたこの本には、以前とは異なり、「なにをどう読んでいいのか、まるでわから」なくなってしまった高橋さんにとって、それではどのようなものであれば「読める」のか、もしくは「読めない」のかがてらうことなく、自らの感覚に正直に記されてある。
 もちろんそこは高橋さんだけに、話は狭義の「小説」に留まらない。
 会田誠の作品展や福島県双葉町の井戸川克隆町長(当時)の言葉、平田オリザの試み、劇団態変の公演、今日マチ子のマンガ原作を劇化したマームとジプシー(藤田貴大)の『cocoon』へと対象は拡がっていく。
 そして、この本を読み進めていく中で、高橋さんにとって「読める」もの、もしくは「読めない」ものには、表現者が表現しようとする「もの」や「こと」への彼彼女らの向き合い方、距離のとり方が深く関係しているのだということがよりはっきりとわかってくる。

 昨年、調布市せんがわ劇場演劇コンクールグランプリ受賞記念として上演された『じゅんすいなカタチ』の再演となる、ドキドキぼーいずの#06『Re:じゅんすいなカタチ』もまた、表現しようとする「もの」や「こと」への向き合い方、距離のとり方が強く意識された作品である。
(なお、本間君によるとテキスト自体は初演時と同様で、キャストの変更等にあわせて演出を改めたとのこと)

 物語はある家族の「今」から始まる。
 一見どこにでもあるような何気ない風景、けれど何かがざらつき、何かがひっかかる。
 物語が進む(遡る)に連れて、そうしたざらつきやひっかかりは、徐々に明らかになっていく。
 家族関係の歪みであるとか、登場人物一人一人の抱える悩みや弱さ、葛藤であるとか。
 加えて、そうしたドメスティックな問題が、単に彼彼女ら個別の問題ではなく、社会的な諸状況と密接に関わっていることも具体的に描かれる。
 というか、時にそれは露骨なほどに明示される。
 と、こう記すと、それって社会性に満ちた家庭劇、ホームドラマの類いなんじゃないと思う向きもあるかもしれない。
 事実、テキストそのもの、登場人物の台詞だけに目を通せば、岸田國士から永井愛あたりにいたる一連の作品との共通性を強く感じる人も少なくないだろう。
(ただし、劇の半ばでそうした結構をひっくり返す台詞も用意されているのだけれど)
 だが、実際の舞台上での演者陣の演技から受ける印象は大きく異なったものとなる。
 なぜなら、いわゆる新劇的なリアリズムが意図的に排除される、より詳しくいえば、身体の余分な動作が加えられたり、過度に発声が強調されたりすることによって、登場人物の感情表現が結果的にずらされ、デフォルメされているからである。
 当然のことながら、その分、観る側は物語に没入したり、登場人物に自己を同化させたりすることを妨げられる。
 妨げられるからこそ、舞台上の「もの」や「こと」、登場人物たちと自分自身の距離とを考えるきっかけを掴みやすくもなっていたのではないか。
 それでいて、いや、なおのことか、本間君という劇の創り手の、表現者の、一人の人間の心性本質が如実に示されているように感じられたことも、僕には非常に興味深く面白かった。

 ライヴ特有の細かな傷はありつつも、佐藤和駿、ヰトウホノカ、松岡咲子(副代表、スーパーサブに相応しい役回り)、勝二繁、片岡春奈、諸江翔太朗の演者陣は、本間君の意図によく沿う努力を重ねていた。
 そして彼彼女らの演技からも、その心性本質が垣間見えていた点がまた、僕には非常に興味深く面白かった。
(身体や台詞のコントロールという点では負荷は大きいだろうが、演じ手と演じる役との間に、だけではなく、演じるという行為そのものに「齟齬がある」ことを前提とした演出である分、実は演者陣には親切な演出であるように僕には思える)

 月曜日までの公演。
 演劇、のみならず表現に携わる方々には特にお薦めしたい。


 あえて詳しくは触れないが、この作品は今の自分にとって「他人事」ではない内容となっていた。
 その意味でも、今回の本間君の演出のほうが、今の僕には受け入れやすかった。
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2016年06月17日

気持ちだけは上向きでいたい(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。
 夕方、小雨もぱらついた。

 気温は上昇し、蒸し暑さを感じる。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチ。
 両耳の不調も続く。
 それでも、気持ちだけは上向きでいたい。


 舛添東京都知事が辞職願を出したあとに、ようやく東京オリンピック(費用の問題)と舛添都知事の関係が云々されるようになってきた。
 もちろん、マスコミはスルーしているようだが。
 東京オリンピックなど返上してしまえばよいのだ。
 結局のところ、利権屋を儲けさせるだけなのだろうし。


 イギリスで、労働党のジョー・コックス下院議員が暗殺された。
 コックス議員はイギリスのEU残留派で、容疑者の男性は国粋主義的な言動を発しているという。
 いろいろと考えることあり。
(舛添さんも、口封じのために暗殺されたりしないだろうか)


 昨夜、24時20分頃寝床に就き、7時に起きる。


 ワークショップや映画『父のこころ』の現場でお世話になった監督の谷口正晃さんより、NHKのテレビドラマ『水族館ガール』のご案内のメールがある。
 あいにく当方はテレビを持っていない身の上だが、第1、第2、第4話を谷口さんが演出し、撮影もこれまた『父のこころ』でお世話になった上野彰吾さんということもあり、SNSで宣伝のお手伝いをする。
 皆さん、ご都合よろしければぜひ!!


 その後、コンチェルト・ケルンが演奏したミスリヴェチェクのシンフォニア集<ARCHIV>、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』の読み直し(と簡単な手直し)を行ったりする。


 午後、『妹尾和夫のパラダイスkyoto』や、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を聴く。
 『オペラ・ファンタスティカ』では、藤原歌劇団によるロッシーニの歌劇『ランスへの旅』上演のライヴ録音(アルベルト・ゼッダ指揮東京フィル他/2015年7月6日、日生劇場)が放送されていたが、ゼッダというロッシーニ演奏の巨匠の力もあって、日本のオペラ歌手の現在の水準を知らしめるにたる内容となっていた。
 日本のオペラ歌手もここまできたかという強い感慨を覚えた。
 ちなみに、ゼッダの指揮するロッシーニといえば、今から20年以上前にケルンの市立歌劇場で『アルジェのイタリア女』を大いに愉しんだ記憶がある。
 フェルッチョ・フルラネットの歌うムスタファ以下、歌い手たちが粒揃い。
 そしてゼッダ指揮するオーケストラも、ロッシーニの音を出していた。
 あれは、本当に愉快で痛快な公演だった。


 仕事関係の作業を進めたり、高橋源一郎の『「あの戦争」から「この戦争」へ』<文藝春秋>を読み進めたりする。


 17時台に外出して、大垣書店四条店で『ぶらあぼ』7月号を入手し、京都芸術センターで用件を片付け、寺町まで出て仕事関係の用件を片付け、ついでに久しぶりにAvisをのぞく。
 で、夕飯用の買い物をすませて、19時20分頃帰宅する。


 帰宅後、NHK・FMでウラディーミル・アシュケナージさん指揮NHK交響楽団の第1839回定期公演の実況中継(NHKホール)を途中から聴く。
 フランソワ・ルルーの独奏によるリヒャルト・シュトラウスのオーボエ協奏曲、ルルーとアシュケナージさんのピアノによるアンコール、グルックの『オルフェウスとエウリディーチェ』から精霊の踊り、ブラームスの交響曲第3番が演奏されていた。


 続けて、ミスリヴェチェクのシンフォニア集とチャールズ・マッケラス指揮プラハ室内管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第25番&第28番<TELARC>を聴く。
 ミスリヴェチェクのアルバムは、本当に聴き心地がよい。
 輸入盤の中古CDを見つけたら、「即買い」だ。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『「あの戦争」から「この戦争」へ』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 目くらましの八百長猿芝居には、絶対に騙されてなるまい。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2016年06月16日

雨の一日 白川由美と中川梨絵が亡くなった(CLACLA日記)

 雨の一日。
 梅雨らしいお天気。

 気温は上昇せず。
 じめじめとしてじめ涼しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチ。
 そして、両耳の不調。


 俳優の白川由美が亡くなった。79歳。
 東京の生まれで、東宝に入社し数々の作品に出演。
 二谷英明との結婚後も、テレビドラマで活躍した。
 主人公を支える母親(的存在)の役柄をよく演じた。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 俳優の中川梨絵も亡くなった。67歳。
 東京の生まれで子役出身、はじめ東宝に所属したのち日活に転じ、ロマンポルノで活躍する。
 その後も、度々映画に出演した。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 選挙前のたぶらかし、目くらましの八百長猿芝居が横行蔓延している。
 見え見え馬鹿丸出しのやり口には騙されまい。


 昨夜、24時20分過ぎに寝床に就き、7時に起きる。
 案の定というか、またぞろ隣室の若者のところに客人あり。
 隣室は木賃宿か何かか。
 うっとうしいかぎり。


 午前中、コンチェルト・ケルンが演奏したミスリヴェチェクのシンフォニア集<ARCHIV>、アマデウス・ウィンズが演奏したモーツァルトの管楽器のためのディヴェルティメント集<オワゾリール>、マルク・ミンコフスキ指揮ルーヴル宮音楽隊管楽器奏者が演奏した同じくモーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』ハイライト(トリベンゼー編曲)<ERATO>、アンドレア・マルコン指揮ラ・チェトラが演奏した同じくモーツァルトの『バスティアンとバスティエンヌ』、『クレタの王イドメネオ』、『後宮からの逃走』、『劇場支配人』、『フィガロの結婚』、『ドン・ジョヴァンニ』、『コジ・ファン・トゥッテ』、『魔笛』、『皇帝ティートの慈悲』各序曲<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『Kiss for Two』の改作を進めたりする。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、ミスリヴェチェクのシンフォニア集、クリストファー・ホグウッド指揮アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックが演奏したモーツァルトの歌劇『クレタの王イドメネオ』からバレエ音楽&セレナード第9番「ポストホルン」<オワゾリール>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 奈良岡聰智の『「八月の砲声」を聞いた日本人』<千倉書房>を読了する。
 後半には、留学先のプラハからドイツに入って抑留された医学者(医師)の植村尚清の追想録『ドイツ幽閉記』が収められており、こちらも非常に興味深かった。
 なお、植村尚清は、当時外務大臣を務めていた加藤高明の母方の従弟にあたる。

 続けて、高橋源一郎の『「あの戦争」から「この戦争」へ』<文藝春秋>を読み始める。

 ほかに、殿山泰司の『三文役者のニッポンひとり旅』<ちくま文庫>の拾い読みもした。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、グレン・グールドが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」〜第10番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、マイケル・ティルソン・トーマス指揮サンフランシスコ交響楽団のコンサートのライヴ録音を聴く。
 ギル・シャハムをソロに迎えたプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番、ブリテンのバレエ音楽『パゴダの王子』組曲などが演奏されていた。

 続けて、クラウディオ・アバド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団他が演奏したプロコフィエフの交響的物語『ピーターと狼』&古典交響曲他<ドイツ・グラモフォン>、山田一雄指揮新星日本交響楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第5番<フォンテック>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『「あの戦争」から「この戦争」へ』を読み進めたりする。
 ほかに、『三文役者のニッポンひとり旅』の拾い読みもした。


 今夜も、隣室に別の客人が来ている。
 何事も今のうちで、そうそう長続きはしないと思うが。

 などと、他人の心配をしている場合ではない。
 まずは、自分自身。
 為すべきことをしっかり為していかないと。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月15日

午前中、図書館へ行った(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。

 気温より何より、湿度が高く、むしむしとして快ならず。
 蒸し暑い。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 両耳の不調が続く。
 そして、気圧と湿度のWパンチ。


 舛添東京都知事が辞職願を提出したと。
 何度も繰り返すことになるが、舛添都知事を支持するつもりは毛頭ないけれど、この流れは見え見えであり、本当に気持ちが悪い。
 自民公明のやり口もだし、叩けるところだけはどんどん叩こうとするマスコミの低劣卑劣さもそうだし。
 そして、案の定、橋下前大阪市長がどうこうと取り沙汰されている。
 選挙前のたぶらかし、目くらましの八百長猿芝居に惑わされたり騙されたりしたくないものだ。


 甘利明の問題、石原慎太郎の問題、熊本地震の問題、東日本大震災の問題、TPPの問題、パナマ文書の問題、安保の問題、改憲の問題。
 こういった問題がなかったこと、ないことにされている。
 どうにもこうにも。


 昨夜も隣室の若者のところに客が複数来ていてかまびすしい。
 そろそろ我慢の限界である。

 24時半頃寝床に就き、7時少し前に起きる。


 仕事関係の作業を進めてから、9時20分に外出。
 下京図書館へ。
 福尾芳昭の『イタリアの都市とオペラ』<水曜社>、斎藤美奈子の『名作うしろ読みプレミアム』<中央公論新社>、岡崎武志の『ここが私の東京』<扶桑社>、松家仁之の『沈むフランシス』<新潮社>、小川洋子とクラフト・エヴィング商會の『注文の多い注文書』<筑摩書房>、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたショパンの夜想曲全集<ドイツ・グラモフォン>、ピリスとエマニュエル・クリヴィヌ指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏した同じくショパンのピアノ協奏曲第1番他<同>を返却し、予約しておいた奈良岡聰智の『「八月の砲声」を聞いた日本人』<千倉書房>、高橋源一郎の『「あの戦争」から「この戦争」へ』<文藝春秋>、川本三郎の『映画の戦後』<七つ森書館>、矢野誠一の『舞台の記憶』<岩波書店>、黒名ひろみの『温泉妖精』<河出書房新社>、コンチェルト・ケルンが演奏したミスリヴェチェクのシンフォニア集<ARCHIV>、テオドール・クルレンツィス指揮ムジカ・エテルナ他が演奏したモーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』<SONY>3CDを新たに借りる。


 帰宅後、早速ミスリヴェチェクのシンフォニア集。
 「イル・ディヴィーノ・ボエーモ(素晴らしいボヘミア人)」のタイトルがついたアルバムで、モーツァルトにも大きな影響を与えたという快活な音楽を満喫することができる。
 腕扱きのピリオド楽器奏者が集まったコンチェルト・ケルンも、精度の高い演奏を披歴している。
 これは、中古CDを見つけたらぜひ購入したい。
(このCD、初出時の輸入盤はすでに廃盤となっているのだ)


 午前中、仕事関係の作業を進めたり、『Kiss for Two』の改作を進めたり、『てんきまち』という新しい作品のメモを記したりする。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、ミスリヴェチェクのシンフォニア集、コンチェルト・ケルンが演奏したヨハン・ヴィルヘルム・ウィルムスの交響曲第6番&第7番<ARCHIV>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『Kiss for Two』の改作を進めたり、『「八月の砲声」を聞いた日本人』を読み始めたりする。
 『「八月の砲声」を聞いた日本人』は、第一次世界大戦の勃発(「八月の砲声」)と日本の参戦にドイツで直面し、そこから脱出したり拘留されたりした人々の記憶や記録を詳述した一冊。
 いろいろと考えることあり。


 夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第5番&第6番「田園」<SONY/BMG>を聴いたりしながら、雑件を片付けたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、トン・コープマン指揮サンフランシスコ交響楽団のコンサートのライヴ録音を聴く。
 ヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲第4番、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハのチェロ協奏曲イ長調Wq.172(ピーター・ウィリックの独奏)、シンフォニアト長調Wq.183-4、バッハのカンタータ第51番「もろびとよ、歓呼して神を迎えよ」(伽ロリン・サンプソンのソプラノ独唱)などが放送されていた。
 もちろん、ピリオド・スタイルを援用した演奏だった。

 続けて、ミスリヴェチェクのシンフォニア集、コンチェルト・ケルンが演奏したダヴォーの協奏交響曲(第1楽章では、『ラ・マルセイエーズ』の旋律が引用されている)<Capriccio>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『「八月の砲声」を聞いた日本人』を読み進めたりする。


 今日も、ネオ落語・セントラルの常連仲間の方にいただいたお菓子を食す。
 実に美味しうございました。
 ごちそうさま!


 馬鹿につける薬はない。


 『てんきまち』や『離苦あれば苦あり』など、新作用のアイデアをストックしておかなければ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2016年06月14日

母と電話で話をした(CLACLA日記)

 どんよりとした感じはありつつも、青空と陽光の見えた一日。

 気温は上昇し、暑さが厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 両耳の不調が続く。


 東京都議会で自民党が不信任の提出する方針を固めたことから、舛添東京都知事の辞職が濃厚になってきた。
(ただし、議会を解散するという手段もなくはないし、辞職後、都知事選に再出馬という可能性もゼロではないが)
 舛添都知事を支持するつもりは毛頭ないが、見え見えの流れには、本当にううんざりする。
 それじゃあ、甘利明は議員辞職せずともよいのか。
 そして、参議院選挙やパナマ文書その他あれこれをほったらかして、舛添舛添と報道されていることのおかしさ、馬鹿らしさ。
 目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されてはなるまい。


 大統領選挙も控えたアメリカ・フロリダ州のオーランドのナイトクラブで、銃乱射事件が発生し100人以上が死傷した。
 確かに、衝撃的な事件ではあるし、到底許され難い事件だとも思うが、一方で50人以上の人たちが一瞬にして殺戮されている状況が、これまで世界の様々な場所でつくり出されてきたこと、その背景にアメリカ政府の政策・戦略があることなども、やはり忘れてはなるまい。
 タイミングその他、いろいろと考えることあり。


 昨夜19時頃外出して、錦湯さんへ。
 35回目となるネオ落語・セントラルを愉しむ。
 詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!

 交流会に参加して、23時半頃帰宅する。


 帰宅後、諸々用件を片付け、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたショパンの夜想曲全集<ドイツ・グラモフォン>を聴きながら1時50分頃に寝床に就く。


 7時45分に起きる。


 午前中、ピリスとエマニュエル・クリヴィヌ指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したショパンのピアノ協奏曲第1番他<同>や、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」<SONY/BMG>、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏した同じ曲<RCA>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたり、『Kiss for Two』の改作を行ったりする。


 午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、クラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルが演奏したブラームスのヴァイオリン協奏曲(シェロモ・ミンツの独奏)&大学祝典序曲、セレナード第1番<ともにドイツ・グラモフォン>、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏した同じくブラームスのハンガリー舞曲集抜粋<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『Kiss for Two』の改作を行ったりする。


 お昼過ぎ、母から電話がある。
 母の日以来だから、約ひと月半ぶり。
 5分とちょっとだったけれど、話ができて本当に嬉しかった。


 小川洋子とクラフト・エヴィング商會の『注文の多い注文書』<筑摩書房>を読了する。
 ほかに、殿山泰司の『三文役者の無責任放言録』<ちくま文庫>の拾い読みもした。


 17時台に外出して、京都芸術センターやウイングス京都などで用件を片付け、仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませ、19時20分過ぎに帰宅した。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、マイケル・ティルソン・トーマス指揮サンフランシスコ交響楽団のコンサートのライヴ録音を聴く。
 シベリウスの交響詩『レンミンケイネンの帰郷』、クリスティアン・テツラフをソロに迎えたバルトークのヴァイオリン協奏曲第2番、ブラームスの交響曲第4番が演奏されていた。
 機能性の高さや表面的な音色(オーケストラとしての音のまとまり、塊)に、これぞまさしくUSAのオーケストラという感じがする。
 好みか好みじゃないかはひとまず置くとして。

 ピリスが弾いたショパンの夜想曲全集を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『Kiss for Two』の改作を進めたり、『三文役者の無責任放言録』の拾い読みをしたりする。


 今日は、昨夜ネオ落語・セントラルの常連仲間さんにいただいたお菓子をお昼のあとに食す。
 実に美味しうございました。
 ごちそうさま!


 為したいこと為すべきことをしっかり為していかねば。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネオ落語・セントラル 第35回

☆ネオ落語・セントラル 第35回

 出演:月亭太遊さん、笑福亭笑利さん、センサールマン、B-PLUTO&WEST-E
 大喜利出演:貯蓄アンドザシティさん、合田団地君、ぷるーとさん
(2016年6月13日20時開演/錦湯)


 ここのところ月曜日といえば、なんだか雨が多いという感じなのだけれど、昨夜は梅雨の合間、ほどよいお天気だった。
 そんなお天気同様、ネオ落語・セントラルも、ご新規さん(佐賀からのお客さんも!)にリピーターさん、常連さんがバランスよく集まった大盛況で重畳重畳。
 そうそう、来週の月曜日(20日)がお誕生日なので一週早めですが、と開演前に常連仲間の方からお菓子をいただいたのだった。
 こちらがゲストを務めたバラエティキョウトでのレイトショー寄席で、誕生日のことを口にしていて、そのことを覚えていてくださったとのこと。
 自分でも忘れていたことで、嬉しいかぎり。
 本当にありがとうございます!
(お菓子のチョイスがまた、どんぴしゃ!!)

 35回目となる今回は、太遊さん、笑利さん、センサールマンのお二人とNSC26期生同士が結集(その関係性については、笑利さんがマクラで触れていた)、加えてB-PLUTO&WEST-Eのお二人とのラップ関連の動画の撮影あり、雑誌「BP」さんの取材陣ありと、トークから激しく盛り上がる。
 WEST-Eさんからは、終演後CDをいただいたが、日頃クラシック音楽ばかり聴いているので、とてもよい刺激になった。

 で、よいタイミングで笑利さんが高座へ。
 カモにしようと老人を巻き込んだものの、そこは相手が何枚も上手、目くらましのたぶらかしにころりとだまされた博打好きの若い衆。
 今度は自分がだましてやろう、と喜び勇んで老人の真似をしたはよいが…。
 という、おなじみの『看板のピン』を演じた。
 セントラルの笑利さんというと、「笑の破壊者(クラッシャー)」ぶりが強く印象に残るも、おろしたばかりの『看板のピン』は楷書の芸というか、掛け合いにせよ間の取り方にせよ、きっちり丹念に演じていく。
 それでいて、その中から笑利さんらしさが垣間見えてくるのがまた面白い。
 例えば、老人の口調などには時代劇の風情があったりして、なおかつそれが後半、アホが真似する際にしっかり活きている。
 笑いのツボが決まった一席。

 続いては、センサールマンの漫才で、おなじみ読み聞かせシリーズ。
 お客さんから観て左側の愛植男さん演じる父親が、右側の山崎仕事人さん演じる子供に本を読んであげるという体のネタだ。
 植男さんの声芸、激しい動きと、昨夜の笠地蔵は怖さもグレードアップ。
 今は亡き淀川長治さんだったら、「だんだんだんだん近づいてくる、怖いねえ怖いねえ」と口にすること必定である。
 やましごさんの受けもぴったりで、あれよあれよと笑いきることができた。

 トリは、太遊さんの『シューティング☆スター』。
 マクラの部分で、過去の『お庭の奥のマムー』とのつながりをちらと匂わせてから、お話に入る。
 星に願いを。
 流れ星に願いをかけた少女。
 と、本当にお星様が相談にのってくれたのはよかったが…。
 自らの「チャームさ」を強調したり、意図的にだじゃれを放り込んだりと、笑いの豊富な作品。
 だけど、毒というか、考えるきっかけもきちんと仕掛けられていたのも確か。
 転がる石に苔は生さない、という言葉を思い起こす内容となっていた。
 それにしても、少女が口にするマクラのあのフレーズ、他人事ではないんだよね…。

 最後は、定番の大喜利。
 太遊さんの仕切りの下、来場の作家キタムラさん(かわら長介さんの門下)によるお題に、笑利さん、植男さん、やましごさん、そして大喜利出演者の貯蓄アンドザシティさん、合田団地君、ぷるーとさんが挑んだ。
 きわきわの線上で見事に仕事を決める植男さん、コンスタントにヒッティングするやましごさん、気持ちの悪いイラスト付きで壊しにかかる笑利さんと、プロ勢が激しく解答すれば、大喜利愛好家陣も果敢に攻める。
 他の解答者や場の空気をきちんと読んだ貯蓄アンドザシティさん、初出場ながら悪目立ちもせず退きもせずで良い加減のぷるーとさん。
 また、合田君は太遊さんとの間でルーティンな掛け合いをやっていた。
 しかも、太遊さんの適切な仕切りがあって、単なる乱打戦に終わらなかったのも爽快だった。

 と、いつもに増して盛りだくさん、熱気にあふれたネオ落語・セントラルでした。
 来週月曜夜も、錦湯さんへぜひ!
 ああ、面白かった!!
posted by figarok492na at 09:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月13日

この世にあるもの全てが小説の材料だ(早めのCLACLA)

 どんよりとしたお天気から、徐々にお天気へ。
 明日は晴れたらいいな。

 気温はあまり上昇しなかったものの、どんよりとしている間はじめじめとして快ならず。
 その後、過ごしやすくなる。


 気圧と湿度のWパンチに、両耳の不調。
 めげないしょげない。


 舛添東京都知事辞任への包囲網が狭まっている。
 舛添都知事が辞任すること自体には反対ではないが、見え見えなやり口にはうんざりする。
 それじゃあ、甘利明や石原慎太郎はどうなのだ。
 そして、参議院選挙の争点はなんなのか。
 消費税増税の延期よりも、改憲のほうが重要な問題なのではないか。
 目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。


 昨夜、24時半過ぎに寝床に就き、NHKのラジオ深夜便の『クラシックの遺伝子』(イギリスの行進曲など)を聴きながら眠る。
 で、7時に起きる。


 午前中、マリア・ジョアン・ピリスとエマニュエル・クリヴィヌ指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したショパンのピアノ協奏曲第1番他<ドイツ・グラモフォン>、内田光子が弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第15番&第18番<PHILIPS>、アルフレッド・ブレンデルが弾いた同じくシューベルトのピアノ・ソナタ第20番他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『Kiss for Two』の改作を進めたり、『離苦あれば苦あり』について考えたりする。


 午後、グレン・グールドとレオポルド・ストコフスキー指揮アメリカ交響楽団が演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」<SONY/BMG>、グールドが弾いた同じくベートーヴェンのピアノ・ソナタ第16番、第17番「テンペスト」、第18番<同>、クリーヴランド・カルテットが演奏した同じくベートーヴェンの弦楽4重奏曲第13番&大フーガ<TELARC>、ダニエル・バレンボイム指揮シカゴ交響楽団が演奏したワーグナーの序曲・前奏曲集<TELDEC>、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第5番<DECCA>、クラリネットのフランクリン・コーエンとピアノのウラディーミル・アシュケナージさんが演奏したブラームスのクラリネット・ソナタ第1番&第2番他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『Kiss for Two』の改作を進めたりする。


 松家仁之の『沈むフランシス』<新潮社>を読了する。
 こういう文章を書きたいと思いつつ、いつも違う方向へいつも行ってしまうのだ。

 小川洋子とクラフト・エヴィング商會の『注文の多い注文書』<筑摩書房>を読み始める。
 これまた、こういう文章を書きたい、こういう作品を生み出したいと思いつつ、いつも違う方向へ行ってしまうのだ。

 ほかに、殿山泰司の『三文役者の無責任方言録』<ちくま文庫>の拾い読みもした。


 隣室の青年たちもまた小説の材料と思えば、実に面白くありがたい。
 この世にあるもの全てが小説の材料だ。


 まもなく外出して、錦湯さんへ。
 35回目となるネオ落語・セントラルなり。
 愉しみ愉しみ。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月12日

雨降り 宇野功芳が亡くなった(CLACLA日記)

 雨降り。
 どんよりとして、梅雨らしいお天気の一日。

 気温はあまり上昇しなかったものの、じめじめとしてあまり快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチ。
 そして、両耳の不調が続く。


 音楽評論家で、指揮者としての活動でも知られた宇野功芳が亡くなった。86歳。
 東京の生まれで、国立音楽大学声楽科を卒業する。
 結核療養中、ブルーノ・ワルターに手紙を送ったところ彼から返事があったことが一つのきっかけとなり、評論活動を開始する。
 独特の文体と、「(自分にとって)いいものはいい、悪いものは悪い」というはっきりとした評価の在り様、さらには特に管弦楽における確信犯とでも呼ぶべきアクの強い指揮(楽曲把握)もあって、盲信的なファンと悪罵悪口を投げつけるアンチが拮抗するなど、好き嫌いを大きく分ける評論家だった。
 ハンス・クナッパーツブッシュやカール・シューリヒト、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、セルジュ・チェリビダッケらを高く評価する一方、近年ではピリオド・スタイルの演奏などにも理解を示していた。
 なお、父親は漫談家の牧野周一である。
 深く、深く黙祷。


 香具師ペテン師が横行する今日この頃。
 見え見え馬鹿丸出しの嘘つきには騙されまい。


 昨夜、1時頃寝床に就き、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたショパンの夜想曲第11番〜第21番<ドイツ・グラモフォン>を聴きながら眠る。

 で、8時に起きる。


 午前中、NHKラジオ第1の『音楽の泉』(ラフマニノフのピアノ曲の特集)やNHK・FMの『名演奏ライブラリー』、グレン・グールドが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第5番〜第7番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』や『Kiss for Two』の手直しを行ったりする。
 『名演奏ライブラリー』は、没後10年を記念して岩城宏之の特集。
 NHK交響楽団との外山雄三の管弦楽のためのラプソディ、ウィーン国立歌劇場管弦楽団とのリストのハンガリー狂詩曲第4番とラコッツィ行進曲、バンベルク交響楽団とのブラームスの悲劇的序曲、メルボルン交響楽団とのラヴェルのスペイン狂詩曲、バルトークのバレエ音楽『中国の不思議な役人』、武満徹の『夢の時』などが放送されていた。
 コンサートホール・レーベルから頒布された中古LPを持っているリストのハンガリー狂詩曲集の中から、なかなか管弦楽版のないラコッツィ行進曲を聴くことができて嬉しかった。
 満津岡さんの選曲に感謝。


 午後、ピリスとエマニュエル・クリヴィヌ指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したショパンのピアノ協奏曲第1番他<ドイツ・グラモフォン>、NHK・FMの『きらクラ!』を途中まで聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、松家仁之の『沈むフランシス』<新潮社>を読み始めたりする。
 ほかに、『離苦あれば苦あり』という作品を思いついた。


 15時台に外出し、五条河原町近辺のAntenna Mediaへ。
 気持ちのいいチョップ第2回『定刻開演マシン00分交換日記』を観る。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 終了後、仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて、18時近くに帰宅した。


 帰宅後、ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーンフィル他が演奏したブラームスの管弦楽作品集<タワーレコード/DECCA>を聴いたりしながら、気持ちのいいチョップの観劇記録を投稿したり、雑件を片付けたりする。


 NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴く。
 佐渡裕指揮東京フィルが演奏したアダムズの『議長は踊る』、エマーソン作曲、吉松隆編曲の『タルカス』、ラフマニノフの交響曲第2番から第1楽章のライヴ録音が放送されていた。
 こうやって、交響曲がぶつ切りで放送されるのは、やっぱり面白いことじゃないなあ。

 続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
 トランペットの守岡未央が出演していた。

 さらに、ピリスが弾いたショパンの夜想曲全集を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『Kiss for Two』の改訂作業を行ったり、『沈むフランシス』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 夜になっても、雨、雨、雨。


 書く。
 そして、筆入れを行う。
 今はそのことに専念する。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

気持ちのいいチョップ 第2回『定刻開演マシン00分交換日記』

☆気持ちのいいチョップ第2回『定刻開演マシン00分交換日記』

 出演:小川晶弘、横山清正
(2016年6月12日16時開演の回/Antenna Media)


 所属していた月面クロワッサンのほか、数々の客演でも活躍中の小川晶弘と横山清正による演劇ユニット、気持ちのいいチョップの第2回公演『定刻開演マシン00分交換日記』を観に、五条河原町近くのAntenna Mediaまで足を運んだ。
(途中退場が自由で、連絡もとり易そうという「保険」があったこともあり)

 タイトルの通り、昨日11日、今日12日の二日間、11時〜20時45分まで、毎時00分ごとに必ず上演をスタートさせ、つごう20ステージをこなそうとする怒涛の企画だが、こちらが観た回は16ステージ目、心身両面で疲労困憊の中、小川君、横山君の二人は見事に45分間を演じ切った。

 内容はといえば、これまたタイトルの通り4月以降始めた交換日記の、各々が各々の書いた文章を読んでいくというもの。
 ちなみに、フラットなAntenna Mediaのスペースの半分程度を上演スペースに割り当て、小川君、横山君の部屋といったセットが組まれていた。
 また、この交換日記をプリントアウトしたものが、上演中参照できるよう客席に準備されてもいた。
 途中から公開されたということも加わって、当然「他人の目」を意識した内容なのだけれど、だからこそか、二人の実生活がまざまざと表現されていて、非常におかかなしい。
 ユーモアをまぶしつつも、演劇活動を続ける傍ら労働や学業に勤しまざるをえないその日常の描写と筆致は、純文学の新人賞の応募作品と言われてもなんら不思議ではないほどの代物だ。

 もちろんそこは、演者が存在するライヴであるからして、いろいろと仕掛けも施されている。
 メタ的趣向もあれば、擬即興的趣向その他もろもろ。
 ただ、そうした趣向が意図した以上にぐだぐだとなって、やけのやんぱち必死のぱっちに観えたのと、それでもお客さんの前でやっているというラインを守っていこうとする二人の姿がどうにも面白かった。
 まさしく、交換日記のリアルさと、ライヴならではのリアルさの、二重のリアルさを愉しむことができた。
 その意味でも、これは本当に接しておいてよかったと思う。

 正直、自分のことは棚において、それじゃあ、これからどうしていくの?という疑問はどうしても付きまとってしまうのだけれど、まずは小川君と横山君の今後のさらなる活躍と研鑚を心から祈っていきたい。
 できうるならば、二人を知らない人にも、人にこそ観て欲しい。
 残すところ、あと2回。
 まだ間に合います。

 ああ、面白かった!
posted by figarok492na at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月11日

やることをやる(CLACLA日記)

 晴天から曇天へ。
 雨降りになるのか。

 気温は上昇し、暑さがとても厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 両耳の不調が続く。
 そして、お天気の変化とともに気圧と湿度のWパンチも。


 参議院選挙に向けて、街頭演説などが活発になっている。
 いろいろと考えることあり。


 中道右派の候補が争ったペルーの大統領選挙は、元首相のクチンスキー候補が勝利した。
 桑原征平は旧知のフジモリ元大統領の娘ケイコ・フジモリ候補を推していたようだが。


 不倫報道や病気の報道。
 毎度おなじみのオンパレード。
 馬鹿らしい。


 昨夜、1時近くに寝床に就く。
 5時ごろ一度目醒めると、隣室に集った若者たちが何やらしゃべり続けていた。
 大騒ぎではないけれど、耳ざわりではある。
 それにしても、隣室はここ一週間誰か彼かがやって来ていて、どうにもうっとうしい。
 人が側にいないと死んでしまう病気か何かなのだろうか。
 正直、これからあんまり良くないことが彼の身に続けて、それも長い期間にわたって起きそうで心配なのだけれど。

 他人のことをどうこう言ってはいられないのだ。
 まず、自分自身。


 8時に起きる。


 午前中、マリア・ジョアン・ピリスとエマニュエル・クリヴィヌ指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したショパンのピアノ協奏曲第1番他<ドイツ・グラモフォン>、レオポルド・ストコフスキー指揮ナショナル・フィルが演奏したビゼーの交響曲<SONY/BMG>、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』を書き進めたりする。
 原稿用紙に換算して77枚分を超えて、『いずくにか』の第一稿を完成させた。
 『Kiss for Two』の改作作業を終えたのちは、『いずくにか』、『犬神家の末裔』、『御神酒徳利』、『勝呂又吉のこと』第一部の筆入れを順次すませていかないといけない。


 午後、ゲオルゲ・ペトルー指揮アルモニア・アテネアが演奏したベートーヴェンのバレエ音楽『プロメテウスの創造物』全曲<DECCA>、ピアノのオリ・ムストネンが弾いた同じくベートーヴェンの変奏曲集(エロイカの主題による変奏曲を含む)<同>、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏した同じくベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」&第4番<ARTE NOVA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、岡崎武志の『ここが私の東京』<扶桑社>を読み進めたりする。


 16時台に外出して京都芸術センターなどで用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて帰宅する。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMでウラディーミル・アシュケナージさん指揮NHK交響楽団の第1838回定期公演の実況中継(NHKホール)を聴く。
 バラキレフの『イスラメイ』、ピアノのルスティム・ハイルディノフをソロに迎えたチャイコフスキーの協奏的幻想曲、ブルーメンフェルトの左手のための練習曲作品番号36(ハイルディノフのアンコール)、メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」が演奏されていた。

 続けて、NHK・FMの『鍵盤のつばさ』と『クラシックの迷宮』を聴く。
 梅雨時ということで、『クラシックの迷宮』は「カエル」にまつわる音楽の特集。
 おなじみ『かえるの合唱』に始まって、テレマンやハイドンによる描写風の音楽、ケロヨンの歌等々、片山杜秀らしい選曲となっていた。
 さらに、ピリスが弾いたショパンの夜想曲第1番〜第10番<ドイツ・グラモフォン>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『Kiss for Two』の改訂作業を進めたりする。


 『ここが私の東京』を読了する。
 「上京者」である文学者(ただし、藤子不二夫や友部正人、松任谷由美を含む広義の)と東京の風景を、自らも上京者である著者岡崎武志が綴った一冊。
 ああ、面白かった!


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 やることをやる。
 ただそれだけだ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月10日

身体のメンテナンスですっきりし、父からの電話でほっとする(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温は上昇し、暑さが厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 両耳の不調は続くが、気圧と湿度のWパンチがないだけでもましだ。


 尖閣諸島の接続水域にロシアと中国の艦艇が出現する一方、沖縄では遺体で見つかった女性に関し、在日米軍の元海兵隊員で軍属のシンザト・ケネフ・フランクリン容疑者を殺人と強姦致死容疑で再逮捕したとのこと。
 独立国とは名ばかり。
 加えて、諸々のタイミングについて考えることあり。


 見え見えの嘘つきを信じて騙される人間こそ、一番の馬鹿者だ。
 一番の馬鹿者にはなるまい。


 昨夜、24時半過ぎに寝床に就き、6時50分頃起きる。

 で、朝一で洗濯をすませる。
 乾き、非常によろし。
 ああ、すっきりした!


 午前中、マリア・ジョアン・ピリスとエマニュエル・クリヴィヌ指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したショパンのピアノ協奏曲第1番他<ドイツ・グラモフォン>や、チェンバロのオリヴィエ・ボーモンが弾いたヘンデルのハープシコードのための作品集<ERATO>、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』を書き進めたりする。
 『いずくにか』は、原稿用紙に換算して66枚分を超えた。


 午後、『妹尾和夫のパラダイスkyoto』やNHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番<OEHMS>を聴く。
 『オペラ・ファンタスティカ』では、バイエルン州立歌劇場におけるヴェルディの歌劇『仮面舞踏会』上演のライヴ録音(2016年3月6日/ズビン・メータ指揮他)が放送されていた。
 粒揃いの歌手陣だったが、それより何より、オーケストラがよく鳴っていた、というか、鳴り過ぎの感すらあり。
 まあ、メータの指揮だからなあ。


 仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』を書き進めたり、相当前に書き上げた一幕物の戯曲『Kiss for Two』の改作を始めたり、岡崎武志の『ここが私の東京』<扶桑社>を読み始めたりする。
 『いずくにか』は、原稿用紙に換算して69枚分を超えた。
 残すところ、あと少しだ。
 結末もだいたい考えている。


 18時少し前に外出し、いくつか用件を片付けてから百万遍方面へ。
 3週間ぶりに身体のメンテナンスをしてもらう。
 心身ともに重たくなっていたときだけに、本当に助かった。
 ああ、すっきりした!

 メンテナンスを終えたのち、京大ルネカフェで夕飯をすませる。
 野菜を多めにとることができた。

 その後、別件を片付けて21時少し前に帰宅した。


 帰宅後、父より電話がある。
 物理的に気になっていた点に関しても詳しい説明があり、ほっとする。

 ピリスが弾いたショパンの夜想曲全集<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、『Kiss for Two』の改作を進めたり、『ここが私の東京』を読み進めたりする。


 今日は、日清シスコのココナッツサブレ・トリプルナッツを食す。
 六角通のローソンストア100で購入したもの。
 さくさくとした食感でおなじみのココナッツサブレだが、こちらはココナッツのほかにアーモンドとへーゼルナッツが入ったもの。
 まあまあ美味しうございました!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月09日

父と長めに話をした(CLACLA日記)

 雨降り。
 どんよりとしたお天気の一日。

 じめじめじめじめとして快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチ。
 両耳の不調等々。
 ストレスがたまりがちだ。


 中国とロシアの艦艇が、尖閣諸島の接続水域に入ったという。
 全くもって度し難い話だ。
 ただし、どうしてこのタイミングなのかということも考えざるをえない。


 あからさま、見え見え馬鹿丸出しのたぶらかし、目くらましの八百長猿芝居が連日横行している。
 馬鹿につける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にならないよう、気をつけていかなければ。


 作曲家で脳外科医師でもあった小森昭宏が亡くなった。85歳。
 東京の生まれで、慶應医学部を卒業する傍ら、池内友次郎に作曲を学び作曲家としても活躍した。
 作詞家の香山美子(女優とは別人)とコンビを組んだ『おべんとうばこのうた』等、童謡で知られたほか、『連想ゲーム』や『勇者ライディーン』といったテレビ番組のテーマ曲なども手掛けた。
 また、NHKで『トットてれび』が放映中だが、黒柳徹子の出演作である『ブーフーウー』のテーマ曲や、彼女の著書を音楽化した音楽物語『窓ぎわのトットちゃん』を作曲するなど、黒柳さんと浅からぬ関係にあった。
(実は、小森さんの父親である小森宗太郎は新交響楽団=日本交響楽団=NHK交響楽団のティンパニ奏者で、黒柳さんの父親でヴァイオリニストの黒柳守綱と戦前戦中、同僚だったのだ)
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 イギリスの劇作家、ピーター・シェーファーが亡くなった。90歳。
 自らが脚本を書き、ミロス・フォアマン監督によって映画化された『アマデウス』で知られた。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 昨夜、24時半過ぎに寝床に就き、7時に起きる。


 午前中、マリア・ジョアン・ピリスとエマニュエル・クリヴィヌ指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したショパンのピアノ協奏曲第1番他<ドイツ・グラモフォン>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いたハイドンのソナタ第35番〜第39番&第20番、第34番&第33番他<DHM>、シュタイアーとフライブルク・バロック・オーケストラが演奏した同じくハイドンのクラヴィーア協奏曲第11番<ハルモニアムンディ・フランス>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』を書き進めたりする。
 『いずくにか』は、原稿用紙に換算して60枚分を超えた。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、アルテミス・カルテットが演奏したベートーヴェンの弦楽4重奏曲第11番「セリオーソ」&第7番「ラズモフスキー第1番」<Virgin>、レイフ・オヴェ・アンスネスとアルテミス・カルテットが演奏したシューマン&ブラームスのピアノ5重奏曲<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、斎藤美奈子の『名作うしろ読みプレミアム』<中央公論新社>を読み進めたりする。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、クリスティアン・テツラフとデヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲&ロマンス第1番、第2番<ARTE NOVA>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ミケランジェロ弦楽4重奏団のコンサートのライヴ録音(2015年2月26日、王子ホール)を聴く。
 ベートーヴェンの弦楽4重奏曲第3番の第1、第4楽章、第15番、第8番「ラズモフスキー第2番」が演奏されていた。

 続けて、ピリスが弾いたショパンの夜想曲全集<ドイツ・グラモフォン>を聴く。


 夕飯後、『いずくにか』について考える。


 『名作うしろ読みプレミアム』を読了する。
 古今東西の名作の末尾の一文を取り上げて、そこから作品全体について掘り下げたり、再考察したりしてみせるという、読売新聞夕刊連載の後半部分をまとめた一冊。
 ああ、面白かった!


 父と電話で長めに話をする。
 焦らないこと。
 一方で、自分は自分の為すべきことをきちんと進めていかなければと改めて痛感する。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月08日

これからの一日一日が大事なのだ(CLACLA日記)

 どんよりとした感じは強かったものの、少し陽の光も見えた。

 気温より何より、むしっとして快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチ。
 そして、両耳の不調が続く。


 今日も、舛添東京都知事の問題が大きく報道されている。
 舛添都知事のやったことは到底納得できるものではないし、早々に辞職すべきだとも思うが、一方でどうして彼だけなのか(石原慎太郎は? そして、甘利明は?)、どうして今なのか、ということも考えざるをえない。
 物事の軽重を見誤りたくない。


 何々をふかすだなんて言葉を使っているだけで、支持する気には毛頭なれない。
 それでも、与党が参議院選挙に勝ってしまうのではないか。
 そして、当然のことながら「改憲」(一部)が押し進められるのではないか。
 そう考えざるをえない。


 目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
 まずは、そこからだ。


 昨夜、24時40分過ぎに寝床に就くが、2時近くまで寝つけず。
 それでも、7時過ぎに起きる。


 午前中、マリア・ジョアン・ピリスとエマニュエル・クリヴィヌ指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したショパンのピアノ協奏曲第1番他<ドイツ・グラモフォン>、ニコラウス・アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」<TELDEC>、クラウディオ・アバド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したロッシーニの序曲集<ドイツ・グラモフォン>、アバド指揮マーラー・チェンバー・オーケストラが演奏したブラームスのセレナード第1番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』を書き進めたりする。
 『いずくにか』は、原稿用紙に換算して51枚分を超えた。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、アレクサンダー・ラハバリ指揮ブラティスラヴァ放送交響楽団他が演奏したレオンカヴァッロの歌劇『道化師』全曲<NAXOS>、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮リヨン歌劇場管弦楽団が演奏したビゼーの交響曲<ERATO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 福尾芳昭の『イタリアの都市とオペラ』<水曜社>を読了し、斎藤美奈子の『名作うしろ読みプレミアム』<中央公論新社>を読み始める。


 17時台に外出して、京都芸術センターで用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて、18時半頃帰宅する。


 帰宅後、ガーディナー指揮リヨン歌劇場管弦楽団が演奏したビゼーの劇音楽『アルルの女』抜粋を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 金曜の夜に、身体のメンテナンスを予約する。
 そろそろ行っておかないと。
 身体が相当重たい。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ヴァイオリンのアナ・チュマチェンコを中心とした室内楽リサイタルのライヴ録音を聴く。
 モーツァルトのピアノ4重奏曲第2番、ベートーヴェンの7重奏曲などが放送されていた。

 続けて、ピリスが弾いたショパンの夜想曲全集を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』について考えたり、『名作うしろ読みプレミアム』を読み進めたりする。


 夜になって大通り(四条通)の工事が非常にかまびすしい。
 なってこった!


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 これからの一日一日が大事なのだ。
 本当に。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2016年06月07日

梅雨真っ盛り 身体のメンテナンスを受けておきたい(CLACLA日記)

 雨降り。
 梅雨真っ盛りだ。

 気温はそれほど上昇しなかったものの、じめじめじめじめとして快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチ。
 そして、両耳の不調が続く。


 東京都議会で、舛添東京都知事が厳しく追及されている。
 当然至極のことだ。
 だが、舛添東京都知事だけが厳しく追及されることには、どうしても疑念を抱かざるをえない。
 国会が終わり、不起訴が決まったとたん、政治活動を再開した甘利明はどうなのか。
 彼こそ、厳しく追及されてしかるべきなのではないか。
 そういえば、癒党おおさか維新の会から渡辺喜美が立候補するというのも、なんとも怪しげな話だ。
 もちろん、もっと根本の部分、物事の大きな流れを見失い見誤ってもいけないが。


 参議院選挙ということで、雨の中も街頭演説が活発だ。


 アメリカ大統領選。
 ヒラリー・クリントン前国務長官が、民主党の候補となることが確実となった。
 だが、サンダース上院議員は党大会まで闘う覚悟を示しているという。
 いろいろと考えることあり。


 昨夜19時頃外出し、いくつか用件を片付けたあと、錦湯さんへ。
 34回目となるネオ落語・セントラルを愉しむ。
 詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!


 交流会はなかったが、常連さんたちと夕飯をすませ、1時台に帰宅する。

 その後雑件を片付け、2時半頃に寝床に就き、8時に起きる。


 午前中、ピアノのマリア・ジョアン・ピリスとエマヌエル・クリヴィヌ指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したショパンのピアノ協奏曲第1番他<ドイツ・グラモフォン>、ピリスが弾いた同じくショパンの夜想曲全集<同>を聴いたりしながら、ネオ落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。


 午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、ヴァンニ・モレット指揮アタランタ・フーギエンスが演奏したフランチェスコ・ザッパの6つの交響曲集<DHM>、ヤープ・テル・リンデン指揮モーツァルト・アカデミー・アムステルダムが演奏したモーツァルトの交響曲第27番、第28番、第30番<BRILLIANT>、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.136~138<ERATO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』を書き進めたり、福尾芳昭の『イタリアの都市とオペラ』<水曜社>を読み進めたりする。
 『いずくにか』は、原稿用紙に換算して48枚分を超えた。


 夕方になって、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.251<ERATO>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ハンブルク・トリオの来日コンサートのライヴ録音(2015年7月16日、東京オペラシティ・リサイタルホール)を聴く。
 ブラームスのピアノ3重奏曲第2番、第3番、第1番と、アンコールとしてメンデルスゾーンのピアノ3重奏曲第1番から第2楽章が演奏されていた。

 続けて、ピリスが弾いたショパンの夜想曲全集を聴く。

 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『イタリアの都市とオペラ』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 何もないことが、とても嬉しい。
 と、思っていたら、またぞろ隣室が騒々しい。
 うっとうしいや。


 そろそろ身体のメンテナンスを受けておきたいなあ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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ネオ落語・セントラル 第34回

☆ネオ落語・セントラル 第34回

 出演:月亭天使さん、月亭太遊さん、桂恩狸さん、月亭方気さん、石村一也さん
(2016年6月6日20時開演/錦湯)


 いよいよ梅雨入り。
 なんとか昨夜はよいお天気を保っていたものの、とうとうじめじめうっとうしい季節の到来である。
 6月(20日)生まれとはいえ、この時期の気圧と湿度の連続Wパンチにはどうにもうんざりで、こういうときこそ心のうちだけでもすっきりしたい。
 その意味でも、ネオ落語・セントラルは本当にぴったりだと思う。
 34回目となる今回も結構な入りだったのだけれど、天使さんがマクラで触れてもいたように、常連さんやリピーターさんに加えてご新規さん、それも女性のお客さんが多く、ここのところのセントラルの変化をよく表していた。

 まずは、天使さん太遊さん、恩狸さん、方気さん、石村さんによるトークから。
 自己紹介の部分では、1月18日の第14回以来だから約半年ぶりとなる天使さんと、3月7日の第21回以来だから約3ヶ月ぶりとなる恩狸さんのセントラル「復活」が笑いに繋がっていた。
 そして、後半は先頃コンビを解散された石村さんが、最近関わっている脱出ゲームの問題を出題したり、愛が高じてネタにもしているビックリマンチョコのシールを袋を開けずに当ててみせたりするという趣向で大活躍。
 7割方当たると、若干控えめに石村さんは口にするも、見事十字架天使(ちなみに、開封は天使さん)を当ててみせた。

 と、長めのトークであたたまったところで、「勉強」のために来ていた文五郎さんが急遽高座に上がる。
 で、マクラでいつも以上に汗をかきますと断ってから、本題の『池田の牛ほめ』へ。
 あほが知恵をつけられて、池田のおっさんのところまで普請と牛を誉めに行く、というおなじみの古典だけれど、登場人物のやり取りの間合いがよく、くすぐりも丹念に仕掛けられていて、しっかり笑いが生まれていた。
 おまけに、マクラを伏線に変えて、汗の部分でわかせていたのもさすが。

 続いては、恩狸さんが登場。
 高身長に加えて美麗な羽織姿と、久しぶりの恩狸さんからは貫録というか、何やら大立者のような雰囲気が醸し出されている。
 事実、東京の落語家さんとの会をスタートさせる予定など、ここのところ活発旺盛に様々な活動をされているようで、恩狸さんの今後の活動には目が離せない。
 そんな恩狸さんが演じたのは、これまたおなじみの『手水廻し』。
 前へ前へのやってる感は抑制し、進行も考えてか速いテンポで話を進めて行く。
 その調子のうちに、恩狸さんの「フラ」が垣間見えるのがおかしい。
 もちろん、長頭を回す場面や、手水が出てきて難儀をする場面と、ここぞという見せ場ではきっちり決めていた。
(そういえば、今月25日の桂三実さんとの『ふたりでできるもん!』の告知をやってなかったなあ。大阪の動楽亭で14時から。桂三幸さんと文五郎さんも出演されてます)

 三番目は、天使さん。
 さらにお久しぶりということで、マクラでは近況報告なども。
 本題は『饅頭こわい』。
 町内の若い衆が集まって、何が好きか嫌いかと他愛もない話で盛り上がっていたが…。
 という、こちらもおなじみの古典だけれど、くすぐりばかりでなく、登場人物の描き分けなどにも枝雀さんの流儀が入っていたか。
 怪談の部分も含めて、たっぷり語るところに天使さんの意欲が窺えた。
 こうした高座に接することができるのも、セントラルならではの魅力だと思う。
 次回はどんな噺が聴けるのか、非常に愉しみだ。

 太遊さんのネオ落語のネタおろし(降臨)は、『かりそとね』だった。
 タイトル通り、もはやネオ落語の十八番、クラシックとでも呼ぶべき『たまげほう』にも登場する伝統芸能「かりそとね」が肝となる作品。
 先代などはありはせぬ、当代一代っきり。
 自分で創り上げた芸を自分一代で潰してしまうのが「かりそとね」の伝統、というあたりからして太遊さんらしい。
 途中、玄人と似非玄人、プロとプロまがい(セミプロ、とはちょっとニュアンスが違う人たち)の違いを示唆する部分もあるなど、笑いたっぷりのマニフェストともなっていた。
 ラストの「高揚」も、ネオ落語ならでは。

 待ってました、トリは方気さんの新作ネタおろし。
 その名も『ブスの恩返し(表記はこれでいいのかな?)』。
 初めての新作披露ということで、マクラはじりじわと長めに。
 その駆け引きも面白い。
 で、新作の前半は、自らの恋愛にまつわるどろどろを赤裸々に語る内容。
 再演再再演も当然あるはずなので、ここで詳しくは触れないけれど、方気さんもやってくれまんなあ!
 そして後半は、方気さんの願望も入った「ブスの恩返し」。
 突拍子もないくすぐりもあったりして、単なる擬古典に終わらない作品となった。
 こういう「私落語」、僕は好きだなあ。

 気がつけば22時を過ぎ、今回は大喜利はなし。
 それもまたよきかな。
 全員のトークでお開きとなった。

 と、今夜も盛りだくさん、生ならではライヴならではの笑いとおかしさに満ちたネオ落語・セントラルでした。
 皆さんも、月曜20時は錦湯さんにぜひ!
 ああ、面白かった!!
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2016年06月06日

午前中、図書館へ行った(早めのCLACLA)

 近畿地方もついに梅雨入り。

 晴天からどんよりとしたお天気へ。
 明日は雨とのこと。
 何せ梅雨ゆえ。

 気温はそこそこ上昇し、むしっとした感じが強い。
 季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。


 両耳の不調が続く。
 鼻の右の穴にできもの(腫れ)もあり。


 朝日新聞の世論調査によると、安倍内閣や自民党に対する支持率は下がっていない。
 このままいくと、与党が勝利という結果になるのではないか。
 消費税増税延期が云々されているが、結果次第では安倍内閣・自民党は明らかに「改憲」を仕掛けてくると思う。
 選挙公約の最後に少しだけ触れているというのも、見え見えのやり口だ。
(ちゃんと公約に記しておいたと誇らしげに口にする、安倍首相や菅官房長官の姿が目に浮かぶ)


 舛添東京都知事は叩けど、甘利明の不起訴は叩かない、この矛盾。


 選挙目当てのたぶらかしや、目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。


 昨夜、24時半過ぎに寝床に就き、NHKのラジオ深夜便で高橋英樹へのインタビューを耳にしたりしながら、1時頃眠る。
 ここ数日、隣室に客人が訪れていてかまびすしい。
 まあ、いろいろとあるみたいだけど。
 ちょっと心配だ。
(他人のことを心配している余裕は、正直ないけれど。でも、見えるものは見えるので…)


 7時に起きて、エレーヌ・グリモーとバイエルン放送交響楽団室内管弦楽団他が演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第19番&第23番他<ドイツ・グラモフォン>、ニコラウス・アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 9時半頃外出して、仕事関係の用件を片付けてから下京図書館へ。
 中川右介の『国家と音楽家』<七つ森書館>、吉田敏浩の『赤紙と徴兵』<彩流社>、早坂隆の『戦場に散った野球人たち』<文藝春秋>、青木淳悟の『学校の近くの家』<新潮社>、吉田篤弘の『電球交換士の憂鬱』<徳間書店>、サイモン・ラトル指揮バーミンガム・シティ交響楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第4番他<EMI>、ウラディーミル・アシュケナージさん指揮サンクト・ペテルブルク・フィルが演奏した同じくショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」<LONDON>を返却し、予約しておいた福尾芳昭の『イタリアの都市とオペラ』<水曜社>、斎藤美奈子の『名作うら読みプレミアム』<中央公論新社>、岡崎武志の『ここが私の東京』<扶桑社>、松家仁之の『沈むフランシス』<新潮社>、小川洋子の『注文の多い注文書』<筑摩書房>、マリア・ジョアン・ピリスとエマニュエル・クリヴィヌ指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したショパンのピアノ協奏曲第1番&幻想曲ヘ短調(「雪が降る町を」にそっくりなメロディが登場する)、幻想即興曲、子守歌<ドイツ・グラモフォン>、ピリスが弾いた同じくショパンの夜想曲全集<同>を新たに借りる。


 帰宅後、ショパンのピアノ協奏曲第1番他(協奏曲は2回)を聴いたりしながら、『いずくにか』を書き進めたり、『イタリアの都市とオペラ』を読み始めたりする。
 『いずくにか』は、原稿用紙に換算して45枚分を超えた。


 午後、夜想曲全集(2枚組)、ピアノ協奏曲第1番他、再び夜想曲全集を聴く。
 ピリスの弾くショパンは、これ見よがしでない細やかさ(ただし、全く神経質ではない)と、詩情性抒情性に秀でており、何度聴いても聴き飽きることがない。
 いずれも、ファースト・チョイスとして推薦するに足る演奏だと思う。
(中古で、初出販売時の輸入盤を見つけたら、ぜひ購入したい)

 ほかに、ネルソン・フレイレが弾いたリストのピアノ作品集<DECCA>も聴く。


 仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』について考えたり、『イタリアの都市とオペラ』を読み進めたりする。
 『イタリアの都市とオペラ』は、イタリアの諸都市ごとに、その都市と関係したオペラ35作品の詳しい内容や肝となるべき部分について記した一冊。
 若干古風な解釈ではあるし、いわゆる種本が存在するような気もしないではないが、著者の各作品への向き合い方は真摯であり、首肯する見解も少なくない
 ただ、非常に残念なのが、参考音源として、演奏者名を省略してただCD商品番号(中には、1980年代にリリースされたものと思しき番号がある)やLD!の商品番号のみを記載している点である。
 もしこうしたデータを記載するのであれば、演奏者名をしっかり記すのが礼儀ではないのか。
 と、言っても90歳に近い著者よりも、責任は水曜社の担当編集者や校正者にあると僕は思う。
 ネットで検索すれば、現在の商品番号や同じ映像音源によるDVDはすぐに判明するはずだ。
 それをやっていないというのは、やはり粗雑に過ぎる。
 もしくは、無理に参考音源を記載する必要のない内容の書物であるのだから、この項目自体省略するべきだろう。


 まもなく外出して、錦湯さんへ。
 34回目となるネオ落語・セントラルなり。
 それじゃあ、行って来ます!
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2016年06月05日

どんよりとしたお天気から晴天へ(CLACLA日記)

 深夜、激しい雨が降り、午前中はどんよりとしたお天気。
 が、お昼過ぎから徐々に青空が見え始め、夕方前には晴天となる。

 気温は上昇せず、涼しい感じが強い。
 と、思っていたら陽光の加減で暑さを感じるようになってきた。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 お天気の変化とともに、気圧と湿度のWパンチには解放される。
 両耳はずっと不調だが。


 何事にせよ、「はなからここだけ(は)」と決めつけることは避けたいものだけれど、参議院選に関しては、「やっぱりここだけは投票しまい」と判断せざるをえない。
 各党の公約やマニフェスト等々を目にすればなおのことだ。


 何度も繰り返すことだけれど、選挙目当てのたぶらかし、目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
 見え見えなやり口があまりにも多過ぎる。


 昨夜、1時過ぎに寝床に入り、NHKのラジオ深夜便で内野聖陽と波瑠のリーディング劇『乳房』のライヴ録音と雨音を耳にしながら、眠りに就く。
 で、7時45分に起きる。
 8時まで寝ているつもりだったが、目が醒めてしまった。


 午前中、NHKラジオ第1の『音楽の泉』とNHK・FMの『名演奏ライブラリー』、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」、第90番<ともにSONY>を聴く。
 『音楽の泉』は、リカルド・シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」が放送されていた。
 少し前に図書館で借りて聴いたブラームスの交響曲全集から予想ができていた通り、ピリオド・スタイルも意識した速めのテンポの演奏だった。
 一方、『名演奏ライブラリー』は、創立70年を迎えたベルリン・ドイツ交響楽団の特集。
 ベルリンRIAS交響楽団時代の演奏(フェレンツ・フリッチャイ指揮によるコダーイのガランタ舞曲、オットー・クレンペラー指揮によるモーツァルトの交響曲第25番、イーゴリ・マルケヴィッチ指揮によるファリャの『三角帽子』から3つの舞曲)、ベルリン放送交響楽団時代の演奏(フリッチャイ指揮によるヨハン・シュトラウスU世のトリッチ・トラッチ・ポルカとT世のラデツキー行進曲、ロリン・マゼール指揮によるヨハン・セバスティアン・バッハのブランデンブルク協奏曲第5番とブラッハーの協奏的音楽、ゲルト・アルトブレヒト指揮によるコルンゴルトのシンフォニエッタから第4楽章)、ベルリン・ドイツ交響楽団となってからの演奏(ギュンター・ヴァント指揮によるベートーヴェンの『エグモント』序曲)がそれぞれ放送されていて、実に興味深く面白かった。
 余談だが、マゼールとベルリン放送交響楽団の組み合わせの録音といえば、もう30年近くも前の中古LP狂時代に、コンサートホールからリリースされていたモーツァルトの交響曲第25番&第29番の一枚を購入してよく聴いていた。
 中では、第25番の若々しい鋭角な演奏を好んでいたのだけれど、今聴いてみるとどうかな。


 仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』を書き進めたりする。
 『いずくにか』は、原稿用紙に換算して39枚分を超えた。
 どのように終わらせるかも、だいたい見えてきた感じだ。


 午後、サイモン・ラトル指揮バーミンガム・シティ交響楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第4番他<EMI>、NHK・FMの『きらクラ!』、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』<ARTE NOVA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、吉田篤弘の『電球交換士の憂鬱』<徳間書店>を読み進めたりする。
 ほかに、殿山泰司の『JAMJAM日記』<ちくま文庫>の拾い読みもした。


 16時台に外出して仕事関係の用件を片付け、京都文化博物館や京都芸術センターで別の用件を片付け、ついでに夕飯用の買い物をすませて18時近くに帰宅する。


 帰宅後、ウラディーミル・アシュケナージさん指揮サンクト・ペテルブルク・フィルが演奏したショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」<LONDON>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 『電球交換士の憂鬱』を読了する。
 ああ、面白かった!


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴く。
 三ツ橋敬子指揮東京フィルが演奏したビゼーの『カルメン』組曲からとラヴェルのボレロのライヴ録音が放送されていた。
(と、これは再放送。前回、途中で地震速報が入ったための再放送か)

 続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
 ソプラノの趙知奈が出演していた。

 さらに、オーボエのアルブレヒト・マイヤーとクラウディオ・アバド指揮マーラー・チェンバー・オーケストラが演奏したモーツァルトのオーボエ協奏曲他<ドイツ・グラモフォン>、メゾソプラノのマグダレーナ・コジェナーがサイモン・ラトル指揮エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団の伴奏で歌った同じくモーツァルトのアリア集(一部略)<ARCHIV>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』について考えたりする。
 ほかに、『JAMJAM日記』の拾い読みもした。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 便りがないのはよい便り、ではないが、連絡がないのはよい連絡ということ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2016年06月04日

モハメド・アリが亡くなった 今は、ただ待つのみ(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気。
 雨も降る。

 気温はそれほど上昇しなかったものの、むしむしじめじめとして快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチ。
 さらに、両耳の不調も続く。


 アメリカ出身のプロボクサーで、元ヘビー級王者のモハメド・アリが亡くなった。74歳。
 チョウのように舞い、ハチのように刺すというファイティング・スタイルで知られるとともに、信仰上の理由とベトナム戦争反対から徴兵を拒否、結果ヘビー級王座も失ったが、法廷闘争を続けカムバック、1974年には王者に復帰した。
 引退後も、人権活動に尽力する。
 パーキンソン病のため長く闘病していた。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 物事の軽重を見誤らないこと、たぶらかしや目くらましの八百長猿芝居には乗らないこと。
 表面的な事象だけではなく、なぜ今なのかということをしっかりと考えること。
 こういった諸々のことが、本当に大事だと痛感する今日この頃だ。


 昨夜、吉田篤弘の『電球交換士の憂鬱』<徳間書店>を読み始めしたのち1時過ぎに寝床に就き、7時半に起きる。


 午前中、フォルテピアノのオルガ・トヴェルスカヤが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第20番他と第13番<ともにOpus111>、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』を書き進めたりする。


 午後、サイモン・ラトル指揮バーミンガム・シティ交響楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第4番他、ブルックナーの交響曲第7番<ともにEMI>、ロジャー・ノリントン指揮ロンドン・クラシカル・プレーヤーズが演奏したハイドンの交響曲第101番「時計」&第102番<同>、KBS京都で『つぼからボイン』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』を書き進めたり、『電球交換士の憂鬱』を読み進めたりする。
 ほかに、殿山泰司の『JAMJAM日記』<ちくま文庫>の拾い読みもした。
 『いずくにか』は、原稿用紙に換算して33枚分を超える。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、フェルディナント・ライトナー指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」&第31番「パリ」、『レ・プティ・リアン』序曲<タワーレコード/ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、雑件を片付けたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
 岩城宏之の特集で、三善晃の管弦楽のための協奏曲、レスピーギのリュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」のライヴ録音が放送されていた。

 続けて、『クラシックの迷宮』を聴く。
 「ハリウッドとクラシック」と題した、ハリウッドの映画音楽とクラシックの作曲家や作品との関わりを実際の音でもって示す好企画なり。
 ああ、面白かった!

 さらに、「ハリウッドとクラシック」つながりで、ギル・シャハムとアンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団が演奏したコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲&シャハムがプレヴィンのピアノ伴奏で弾いた『から騒ぎ』組曲より、プレヴィン指揮ロンドン交響楽団が演奏した同じ『から騒ぎ』組曲より(管弦楽版)<ともにドイツ・グラモフォン>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』を書き進めたり、『電球交換士の憂鬱』を読み進めたりする。
 ほかに、『JAMJAM日記』の拾い読みもした。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 今は、ただ待つのみだ。
 ちょっとずつ。
 ちょっとずつでいいから。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2016年06月03日

北海道の男の子が見つかって、自分の子供の頃のことを思い出した(CLACLA日記)

 晴天が続く。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温はそれほど上昇せず、涼しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 両耳の不調、続く。


 行方不明の北海道の男の子が、陸上自衛隊の演習場の宿泊施設で見つかった。
 まずは、ほっとする。
 そして、ちょうど男の子と同じ頃、母と繁華街(長崎市の浜町)に出かけ、何かで叱られたことに腹を立て、祖父母の家(洋品店を営んでいた)まで一人で歩いて帰ったことを思い出した。
 バスで25分から30分はかかる距離で、確か歩いて1時間半か2時間近くかかったのではないか。
 今から40年近くも前の話だから、まだ携帯電話などはない。
 母は繁華街を探したり、祖父母の家に公衆電話から電話をしたりして大変だったと記憶している。
 子供の頃から迷惑ばかりかけており、なんとも言えない気持ちになる。


 参院選に向けての自民党の公約が発表された。
 が、目先鼻先口先舌先の言葉が並ぶ。
 言い換えれば、惹句ばかりで曖昧模糊。
 改憲その他、あとで何が飛び出すかわからず、どうにも危ういかぎりだ。
 残念ながら、これでは支持できない。

 おおさか維新の会もマニフェストを発表する。
 ゆ党ならぬ、癒党らしい打ち上げぶり。


 舛添東京都知事を叩くのであれば、甘利前経済財政相も叩いて欲しいものだ。
 もちろん、石原元東京都知事も。
 物事の軽重を見誤りたくないものだ。


 昨夜、1時近くに寝床に就き、7時に起きる。


 毎週恒例の洗濯をすませる。
 乾き、非常によろし。
 ああ、すっきりした!


 午前中、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第33番、ハイドンの交響曲第104番「ロンドン」、ヨハン・シュトラウスの作品集<TELDEC>、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』を書き進めたりする。
 『いずくにか』は、原稿用紙に換算して27枚分を超えた。


 菅野完の『日本会議の研究』<扶桑社新書>を読了する。
 内容に関しては諸々考えるところもあるが、日本会議のそもそもが長崎市と大きく関係しているという点は、その長崎市の出身者として留意しておかなければならないと強く思った。


 午後、『妹尾和夫のパラダイスkyoto』や、サイモン・ラトル指揮バーミンガム・シティ交響楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第4番他<EMI>、ウラディーミル・アシュケナージさん指揮サンクト・ペテルブルク・フィルが演奏した同じくショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」<LONDON>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、青木淳悟の『学校の近くの家』<新潮社>を読み進めたりする。
 ほかに、殿山泰司の『JAMJAM日記』<ちくま文庫>の拾い読みもした。


 夕方になって外出し、仕事関係の用件を片付けたり、京都文化博物館や京都芸術センターで用件を片付けたりする。
 ついでに、夕飯用の買い物もすませた。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、竹澤恭子のヴァイオリン・リサイタル(エドアルド・ストラッビオリのピアノ)のライヴ録音を聴く。
 ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」、第2番、第3番などが演奏されていた。

 続けて、ボロディン・カルテットが演奏したブラームスの弦楽4重奏曲第1番&第3番、第2番<TELDEC>を聴く。
 滋味あふれるというか、ブラームスの音楽の持つ渋さが過度にならない形で再現された演奏で、20年ほど愛聴しているCDだ。


 夕飯後、仕事関係の作業を進める。


 『学校の近くの家』を読了する。
 ほかに、『JAMJAM日記』の拾い読みもした。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2016年06月02日

結局、改憲に踏み切ろうとするのではないか(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空となる。

 気温はあまり上昇せず、涼しい一日。
 夜は寒さを感じるほどになる。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 両耳の不調、続く。


 安倍首相は参議院選挙の争点を消費税増税の延期だと宣っているが、与党が選挙に勝てば、改憲(一部でも)に踏み切ろうとするのではないか。
 いずれにしても、いろいろと考えることあり。


 繰り返しになるが、選挙目当てのたぶらかしや、目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。
 あと、権力亡者の横行にも気をつけておかなければ。


 昨夜、1時近くに寝床に就くも、6時過ぎには目が醒め、7時前に起きる。

 午前中、フォルテピアノのメルヴィン・タンとニコラス・マッギガン指揮フィルハーモニア・バロック管弦楽団が演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第19番&第18番<ハルモニアムンディ・フランス>、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団ハルモニーが演奏した同じくモーツァルトのセレナード第10番「グラン・パルティータ」&第12番「セレナード」<同>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーとヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団が演奏したシューマンのピアノ協奏曲&交響曲第2番<同>、サイモン・ラトル指揮バーミンガム・シティ交響楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第4番他<EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』を書き進めたりする。
 『いずくにか』は、原稿用紙に換算して21枚分を超えた。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、ウラディーミル・アシュケナージさん指揮サンクト・ペテルブルク・フィルが演奏したショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」<LONDON>、リナルド・アレッサンドリーニ指揮ノルウェー歌劇場管弦楽団が演奏したモーツァルトの序曲集<naïve>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 早坂隆の『戦場に散った野球人たち』<文藝春秋>を読了し、菅野完の『日本会議の研究』<扶桑社新書>を読み進める。
 ほかに、殿山泰司の『JAMJAM日記』<ちくま文庫>の拾い読みもした。


 夕方になって外出し、仕事関係の用件を片付け、京都芸術センターで用件を片付け、夕飯用の買い物をすませる。
 近くのグルメシティでは、週刊文春の小林信彦の連載コラムの立ち読みもする。
 今号では、『笑点』の司会者交代について触れていて、笑太に加え圓楽に対してもよい評価を与えているのには、ちょっと驚いた。
 あと、出会ってすぐに身の上を相談してきた笑点のメンバーは、今は亡き三遊亭小圓遊のこと。
 このエッセイでは名前は出されていないが、別の文章でその名が書かれていた。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、小林美恵のヴァイオリン・リサイタル(加藤洋之のピアノ)のライヴ録音を聴く。
 モーツァルトのヴァイオリン・ソナタハ長調K.296、バルトークのヴァイオリン・ソナタ第1番、ウェーベルンの4つの小品、シューベルトの幻想曲ハ長調D.934などが演奏されていた。

 続けて、ミヒ・ガイック指揮オルフェオ・バロック・オーケストラが演奏したシューベルトの交響曲第5番&演奏会用序曲集<DHM>、フォルテピアノのジョス・ファン・インマゼールとラルキブデッリが演奏した同じくシューベルトのピアノ5重奏曲「ます」<SONY>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、青木淳悟の『学校の近くの家』<新潮社>を読み始めたり、『日本会議の研究』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月01日

今日から6月 『赤紙と徴兵』を読了した(CLACLA日記)

 今日から6月。
 一日一日を本当に大切にして、自らの為したいことや為すべきことをしっかり為していきたい。
 そして、死を忘れないこと。


 どんよりとした感じはありつつも、晴天が続く。

 気温はあまり上昇せず、過ごしやすい一日となる。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 両耳の不調、続く。


 嘘つきは政治家の始まり。


 選挙目当てのたぶらかしや、目くらましの八百長猿芝居がますます蔓延するだろう。
 騙されてはなるまい。


 昨夜、24時半過ぎに寝床に就き、7時に起きる。


 午前中、NHKラジオ第1の番組や、サイモン・ラトル指揮バーミンガム・シティ交響楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第4番他<EMI>、ウラディーミル・アシュケナージさん指揮サンクト・ペテルブルク・フィルが演奏した同じくショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」<LONDON>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、6月の創作活動について考えたり、『いずくにか』を書き進めたりする。
 『いずくにか』は、原稿用紙に換算して18枚分を超えた。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、ラトル指揮によるショスタコーヴィチの交響曲第4番他、シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団が演奏したビゼーの交響曲&序曲『祖国』<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 吉田敏浩の『赤紙と徴兵』<彩流社>を読了する。
 「105歳 最後の兵事係の証言から」と副題にある通り、かつて滋賀県大郷村役場で兵事係(徴兵等に関する役職)を務めた西邑仁平さんが敗戦後秘かに保管していた兵事書類や、西邑さんをはじめとした関係者(出征経験者や、遺族)の証言を通して、戦時下の日本の軍隊の徴兵召集出征に関して詳述した一冊。
 大郷村という小さな共同体を視座の中心に据えることによって、総体としての「数字」ではなく、一人一人の生身の人間がどのようにして戦争に組み込まれ、殺し殺されていったか、被害と加害の両側面について記されており、非常に読み応えがあるとともに、著者の強い想いも充分に伝わってきた。
 ところで、「召集猶予者」(1927年制定、並びに1943年改正の陸軍動員計画令中)に、「帝国議会ノ議員」が含まれていることが大きく印象に残った。
 僕は徴兵制には反対の立場をとるものだが、万万が一再び徴兵制がこの国で敷かれることになるのであれば、まずもってこのような条項は置くべきではあるまい。
 国会議員、特に徴兵制に賛成した議員こそ、男女の区別なく第一に徴兵されるべきだろう。


 続けて、早坂隆の『戦場に散った野球人』<文藝春秋>と、菅野完の『日本会議の研究』<扶桑社新書>を読み始める。


 夕方になって外出し、仕事関係の用件を片付け、京都芸術センターで別の用件を片付ける。
 で、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 帰宅後、アルフレッド・ブレンデルとクラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルが演奏したブラームスのピアノ協奏曲第2番<PHILIPS>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ジャニーヌ・ヤンセンの来日ヴァイオリン・リサイタル(イタマール・ゴランのピアノ)のライヴ録音を聴く。
 ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第2番、バルトークのヴァイオリン・ソナタ第2番とルーマニア民族舞曲などが演奏されていた。

 続けて、ヴァイオリンの寺神戸亮とフォルテピアノのボヤン・ヴォデニチャロフが演奏したベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第5番「春」、第1番、第3番<DENON>、フォルテピアノの小島芳子が弾いた同じくベートーヴェンのクラヴィーア・ソナタ第8番「悲愴」&第1番他<同>を聴く。


 ちょうど夕飯が終わった頃、父から電話があり、しばらく話をする。
 ここのところ、父と話す時間が長い。


 その後、仕事関係の作業を進めたり、『戦場に散った野球人たち』と『日本会議の研究』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 そして、今月が本当にいい月でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする