2016年02月28日

落語を愉しみ、『御神酒徳利』を書き進めた(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空へ。

 気温も上昇し、穏やかな感じの一日となる。
 その分、花粉の勢いも増してきたが。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 昨日夕方外出し、阪急で堺筋本町へ。
 で、堺筋本町の駅と直結した商業ビル、船場センタービル2号館地下2階ジョイ船場50内の船場寄席で開催された、第0回つくるクラブvol.1を愉しむ。
 詳しくは、前々回の記事(落語記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!

 開演前終演後、出演者の皆さんやネオ落語の常連さんと話をする。

 阪急で烏丸まで戻り、ネオ落語の常連さんと夕飯をとり、その後別の予定をすませて深夜1時過ぎに帰宅した。


 帰宅後、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンや欅坂46(これでいいの?)のオールナイトニッポンRを聴いたりしながら、4時半近くまで落語記録を投稿したり、仕事関係の作業を進めたりする。


 久しぶりに静かな朝を迎える。
 が、朝から仕事関係の予定を組んでいたためあまり惰眠を貪ることはできなかったけれど…。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 NHK・FMの『日曜喫茶室』を途中まで聴く。
 はかま満緒さんが亡くなる前日の録音。
 奇しくも、『シャボン玉ホリデー』で馴染みの深い作曲家宮川泰の没後10年を記念した番組だった。


 13時頃外出し、京都文化博物館へ。
 6階の和室で、京都文博噺の会Vol.1 桃月庵白酒独演会を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!

 開場のそこそこ前に文博に着いたが、長い列が出来ていた。
 チケットも完売(詰め込もうと思えば、もっと詰め込めたはずだが、見切りの問題もあって、売り留めにしたのだろう)。

 終了後、河原町まで出てAvisやOPAのブックオフ、タワーレコードをのぞき、京都芸術センターで用件を片付け、夕飯用の買い物をすませ、18時頃帰宅した。


 帰宅後、グレン・グールドが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのイタリア協奏曲他<SONY/BMG>や、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴いたりしながら、落語記録を投稿したり、雑件を片付けたりする。
 『ブラボー!オーケストラ』では、マティアス・バーメルト指揮オーケストラ・アンサンブル金沢の第372回定期公演のライヴ録音(2016年1月30日、石川県立音楽堂コンサートホール)から、ブリテンのシンプル・シンフォニーの第1、第2楽章、アレクサンダー・クリッヒェルを独奏に迎えたショパンの演奏会用ロンド「クラコヴィア」、メンデルスゾーンの交響曲第5番「宗教改革」が放送されていた。


 夕飯後、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』を書き進めたり、保坂和志の『未明の闘争』<講談社>を読み進めたりする。
 『御神酒徳利』は、原稿用紙に換算して84枚分を超えた。
 今は、昔播磨家真太剣太の漫才台本を書いていた芥川賞作家の魚崎笑子と梅田近くの英国紅茶専門店(スコーンとかある、あそこです)で話をしているところ。
 魚崎笑子の親友の名前を多惠子にして、あとであっと思った。
 モデルのつもりは毛頭なかったのだけど、でも秋田實門下という設定ならそう思われても仕方ないか。


 今日は、ブラックサンダーを食す。
 ついにバレンタインでいただいたブラックサンダーを食し終えた。
 なかなか美味しうございました。
 そして、改めて多謝。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

京都文博噺の会Vol.1 桃月庵白酒独演会

☆京都文博噺の会Vol.1 桃月庵白酒独演会

 出演:桃月庵白酒さん
 前座:桃月庵はまぐりさん
(2016年2月28日14時開演/京都文化博物館6階和室)


 あれは、『権助魚』だった。
 2005年のクリスマス、結婚しようと話をしながら、いろいろと重なって傷つけたり傷つけられたりと、ぐじぐじじぐじぐした間柄の相手と会いに東京を訪れ、ますますぐじぐじじぐじぐした気分になって新宿を歩いているときにふと入った末広亭で聴いた、桃月庵白酒さんの高座がめっぽう面白かった。
 今回の会のプロフィールを確認すると、2005年の9月に真打に昇進、三代桃月庵白酒を襲名とあるから、まだ出番が早いのも当然だけれど、この人からは目が離せないと思うとともに、ぐじぐじじぐじぐとまるで『浮雲』の森雅之か何かを気取るなんておこがましい、自分自身をもっと笑い飛ばさなくてはと目の前がすかっと晴れたものだ。
 その後も、CDその他でさらに笑いに磨きがかかっているなあと感じながら10年以上、大阪で会が開かれているのを知りつつも、ずっと生の高座に接することができないでいた。
 それが、京都文化博物館で新たに始まった落語会、京都文博噺の会のいっとう最初に白酒さんの独演会が開催されるというので、迷わず足を運んだ。
(正直、京都の文化博物館の一番目に東京の噺家さんが呼ばれるということ自体には、いろいろと想うところもある。が、ここではあえてくだくだとは記さない)

 前座はお弟子さんのはまぐりさん。
 お師匠の白酒さんと二人、70畳もの楽屋を用意されて…というマクラで笑いをとって、『真田小僧』の最初の部分を演じた。
 地の部分より、会話の部分がこなれているように感じる。

 で、白酒さんの一席目は『松曳き』。
 高座と客席(京都御所の清涼殿の復元原寸模型の上に高座を設えたために、客席が横にだだ広くなってしまう)にちゃちゃを入れつつ、お客さんの様子を窺うが、東京他の遠征組も含めて満員のお客さんはすでに笑うぞという準備は万端。
 それに応えて、白酒さんも昨今の話題を挟んで大きな笑いを起こし、本題へ。
 お庭の赤松を植え替えようとするお殿様と家臣三太夫の「バカオロカ」ぶりが肝の噺だけれど、二人の間抜けっぷりを白酒さんは良い間で畳みかけていく。
 会場、大いにわく。

 続くは、『替り目』。
 ぐでんぐでんに酔った亭主の古女房に対する愛情をしんみりたっぷり演じるやり方もあるが、白酒さんはそうした噺の性質を押さえつつも、亭主と彼に振り回される人々とのやり取りの滑稽さにも力点を置いて、しっかり笑いを生み出していた。
 なお、白酒さんは途中で切らずに『替り目』という題そのもののサゲまで演じる。

 仲入り後は、『幾代餅』。
 花魁幾代太夫の絵姿を目にして恋煩いにとりつかれた職人清蔵は…。
 というおなじみの噺だけれど、自分が古今亭一門であることを示したりもして、清蔵と幾代太夫や、親方と清蔵のやり取りなどをドライに処理し、新しいくすぐりも随所に盛り込んだ笑いどころの豊富な爆笑篇に白酒さんは仕上げていた。
 中でも、清蔵の人格の著しい変化と廃人ぶりなど笑うほかなかったし、マクラがきちんとそのことの伏線になっていたのにも感心する。

 と、仲入りを入れて2時間強。
 たっぷり笑い、たっぷり刺激を受けた独演会でした。
 ああ、面白かった!!
posted by figarok492na at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第0回つくるクラブ vol.1

☆第0回 つくるクラブ vol.1

 出演:桂三河さん、月亭太遊さん、桂三実さん、笑福亭笑利さん
(2016年2月27日19時開演/ジョイ船場50内船場寄席)


 秘密結社といえば、ヨーロッパ出自のフリーメーソンに薔薇十字団が有名だが、ここ関西では「つくらせるクラブ」なる団体がどうやら暗躍を始めた。
 関西でこれはと思った新作落語に熱心な落語家桂三河さん、月亭太遊さん、桂三実さん、笑福亭笑利さんの四人に、団体の首領と思しき人物(小学生?)が手紙を送り、その名も「第0回つくるクラブ」なる新たな落語会を開催させたのだ!!!

 とは、もちろん四人の趣向。
 こんなこと書くまでもないことだけど、結構信じる向きもあるらしいので、無粋を承知で記しておいた。
 なあんかつまんないの。

 ちなみに、会場の船場寄席は地下鉄堺筋本町駅、並びに本町駅に直結した商業集合ビル、船場センタービルの2号館地下2階の食事名店街ジョイ船場50の一角にあり、きちんと高座も設えてある。
 別の方角から来たせいで、金髪のウイッグをして赤いドレスを来た女性が歌を歌っているパーティか何かに間違えて紛れ込んでしまい、変な顔をされてしまった…。

 三河さん、太遊さん、三実さん、笑利さんのトークからクラブはスタート。
 つくるクラブ、つくらせるクラブとはなんぞやという点はもちろんのこと、最近関西落語界を賑わせている事どもに関しても当然触れられていた。
 まあ、この顔触れだものね。

 まずは三実さんが『味噌豆』を演じる。
 えっ、『味噌豆』って古典じゃないの、と難じる向きもあるかもしれないが、そこは三実さん。
 噺の肝、というところで、突然CMを挟み込む。
 今のテレビへのちくっとした批評(批判ではなく)という意味でもいいところを突いているんだけど、それより何より、古典の部分での端正な語り口とある種突拍子もないCMでの狂気の芽のようなもののコントラストが、僕には面白くて仕方なかった。
 『ふたりでできるもん』での「アイドルは総理大臣」もそうだし、先日のネオ落語・セントラルの大喜利での解答もそうだが、三実さんは良い意味で相当な曲者ではないか。
 三実さん、要注目である。

 続く笑利さんは、錦湯さんでオロシた「鯉つかみ」の新作。
 どこかの村に宿泊している二人組の片割れ(品川隆二演じる焼津の半次あたりをご想像いただければ)が、若い娘に誘われて夜な夜な大きな湖と向かったが、なんとこれが湖に棲む鯉の化け物の仕業で…。
 初演時は出来たてほやほやの作品をぶっつけ本番でかけたため、仕掛けの道具がしっちゃかめっちゃかになるなど、やたけた具合に笑いが起こっていた。
 で、今回は、かためるべきところはきっちりかため、仕掛けもシンプルなおかつ見栄えがしてしっかり笑いがとれるものに改め、それでいてやたけた具合は良い意味でパワーアップさせて、大きな笑いを巻き起こしていた。
 いやあ、これはぜひまた観たいな。

 三番目の三河さんは、ネオ落語の常連さんにもおなじみ『阿修羅』をかけた。
 人間世界に修羅場を起こさせる阿修羅たち。
 その大阪支部に、阿修羅オブ阿修羅の修羅長がやって来た。
 一日100万件の修羅場をつくれとの命令に、大阪支部の阿修羅たちは…。
 何度聴いても、大阪のあかんちん阿修羅が造り出すちまちまとした修羅場が面白い。
 そして、今夜はマクラや本題に、修羅場オブ修羅場の新しいくすぐりもしっかり盛り込まれていた。
 次回は、季節も春だろうということで、快(怪)作『春の一大事』を演じていただければ。

 そして、トリは太遊さんの「らぷご」(ラップ落語)『リク、踏みだせばいいんだ』。
 ラッパーを夢想するひきこもりの青年アマリリクに、両親が部屋を出ろ、家を出ろ、とフリースタイルラップの勝負を挑む。
 細かいくすぐりもそうだけど、この作品の肝は当然ラップの部分。
 今回はDJサンガ(姿は見えず)の協力を得て、「とらの巻」なしにラップを口演していた。
 太遊さんの本気度合いがわかる高座で、再演再再演、今後の進化が愉しみだ。

 最後はトークで盛り上げる…。
 などと、単なる予定調和で終わらないのも「第0回つくるクラブ」。
 笑利さんが、太遊さんの「らぷご」にジャブをかましていた。
 これはますます目が離せない。
 大阪の方はもちろん、京都の方も、兵庫の方も、奈良の方も、滋賀の方も、和歌山の方も、いやさ、世界中の皆さんも「第0回つくるクラブ」にぜひ!
 ああ、面白かった!!
posted by figarok492na at 03:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする