2016年02月05日

岩淵龍太郎さんの死を悼む(CLACLA日記)

 晴天。

 日中は気温が上がり、穏やかな感じがする。
 朝晩は冷え込むが。
 そして、明日の夜はまたも厳しい寒さになるとか。
 皆さん、くれぐれもインフルエンザや風邪などにはお気をつけくださいね。


 桜島が噴火した。


 ヴァイオリニストで指揮者、京都市立芸術大学の名誉教授、岩淵龍太郎さんが亡くなられた。87歳。
 東京の生まれで、11歳のときに日本音楽コンクールで入賞を果たす。
 東京大学法学部在学中、日本交響楽団(現NHK交響楽団)に入団し、コンサートマスターとなる。
 その後、旧日本フィルの初代コンサートマスターを務めたほか、室内楽活動も積極的に行う。
 京都市立芸術大学の教授として後進の指導にあたり、京都コンサートホールの初代館長にも就任した。
 また、指揮活動も行い、神戸市室内合奏団の初代音楽監督でもあった。

 岩淵さんといえば、京都文化博物館の別館ホールでのレクチャーコンサートでのおしゃべりや、京都コンサートホール、京都府立府民ホール・アルティなどでのコンサートでお見かけしご挨拶した際の堂々たる体躯が強く印象に残っている。
 そうした際は、実に温和な感じの方だったが、京都コンサートホールの小ホールでオーケストラ関連のフォーラムがあった際、「○○(N響)は地方公演で手を抜く」と話され、それに対する他の関係者からの反論にも厳しく応じられていた。

 つい最近、岩淵さんはどうしておられるのかな、お元気かな、と思ったばかりだった。
 深く、深く、深く、深く黙祷。

 地方公演で手を抜くかどうかは置くとして、ジャン・フルネ指揮の東京都交響楽団の京都公演の際、ベートーヴェンの『エグモント』序曲のコーダで大ぽかをやったトランペット奏者がにやにやと笑っていたのは、今も記憶に残っている。
 いや、笑うこと自体はいいのだけれど、例えば天皇皇后両陛下や当時の都知事石原慎太郎の前で同じ態度をとれるのか、と思ったことも事実だ。
(そのことを日本音楽家ユニオンの仕事をされていた、東京都交響楽団のチェロ奏者だった守屋新さんにお手紙したこともあったっけ)


 スイス出身の世界的なフルート奏者、オーレル・ニコレも亡くなった。90歳。
 1948年のジュネーヴ国際コンクールで1位となり、1950年から59年にかけてはベルリン・フィルの首席奏者も務めた。
 その後、ソロで活躍し、度々来日もした。
 数々の録音が遺されている。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンやアルコ&ピースのオールナイトニッポンゼロを聴いたりしながら、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 もちろん、今日も朝早くから近所の工事がかまびすしい。
 うっとうしいわ!


 11時台に外出し、仕事関係の用件を片付けてから下京図書館へ。
 菅野冬樹の『戦火のマエストロ 近衛秀麿』<NHK出版>、山崎一穎の『森鷗外 国家と作家の狭間で』<新日本出版社>、小山内美江子の『わが人生、筋書き無し』<かまくら春秋社>、古井由吉の『蜩の声』<新潮社>、吉田篤弘の『ガリヴァーの帽子』<文藝春秋>、柴崎友香の『春の庭』<同>を返却し、予約しておいた浅田次郎の『わが心のジェニファー』<小学館>、上野俊哉の『思想の不良たち』<岩波書店>、東直子の『いつか来た町』<PHP>、羽田圭介の『「ワタクシハ」』<講談社>、三輪太郎の『憂国者たち』<同>を新たに借りる。
 で、帰りがけに寄った、堀川五条のブックオフで中古CDを1枚(税込み500円)を購入する。


 帰宅後、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』や、購入したばかりのフォルテピアノのマルコム・ビルソンとジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第20番&第21番<ARCHIV>(2回)、ヨエル・レヴィ指揮アトランタ交響楽団が演奏したブラームスのセレナード第1番&ハイドンの主題による変奏曲<TELARC>を聴く。
 ビルソンとガーディナーのモーツァルトは、ピアノ協奏曲全集中の1枚。
 独奏、指揮者(オーケストラ)ともに、楷書体の演奏だ。


 仕事関係の作業を進めたり、『わが心のジェニファー』を読み始めたりしたほか、神戸市室内合奏団の定期演奏会(公演)に関して神戸市演奏協会にお電話し、ブログ等に記事を投稿する。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ほかに、伊藤武の『イタリア現代史』<中公新書>の拾い読みもした。

 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、ロビン・ティチアーティ指揮ウィーン交響楽団のコンサート(2015年4月22日、ウィーン・コンツェルトハウス)を聴く。
 クリスティアン・テツラフを独奏に迎えたシューマンのヴァイオリン協奏曲とブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」が演奏されていた。

 続けて、レヴィ指揮アトランタ交響楽団が演奏したブラームス、アンドレ・プレヴィン指揮ウィーン・フィルが演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&4つの最後の歌(アーリン・オジェーのソプラノ独唱)<TELARC>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』を書き進めたり、『ある日の親方』(短篇映画、もしくはドラマのシナリオ)について考えたり、『わが心のジェニファー』を読み進めたりする。
 ほかに、『イタリア現代史』の拾い読みもした。
 『御神酒徳利』は、原稿用紙に換算して42枚分を超えた。


 今日は、有楽製菓のブラックサンダーを食す。
 近くのグルメシティで、税込み31円だったもの。
 まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 夜、くしゃみを連発する。
 風邪か?
 ただ、目の周りがしばしばすることもあり、もう花粉が飛んでいるのかも…。
 やれやれ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

神戸市室内合奏団独自の定期演奏会の回数がカウントされるようになった

 暦の上では、立春。
 ということでもないだろうが、関西のホールや劇場、楽団の2016年度の公演予定が次々と発表されている。
 ワーグナーの『ニーベルングの指環』四部作の上演など、中でも沼尻体制下のびわ湖ホールのプログラミングが非常に興味深いが、これまで日本のオーケストラの動向を付かず離れず見続け聴き続けてきた人間にとっては、神戸市室内合奏団が独自の定期演奏会(公演)の回数をカウントし始めるようになったことが非常に嬉しい。

 詳しくは、こちらの「神戸市室内合奏団定期演奏会 平成28年度シーズン・プログラム」をご覧いただきたい。

 あまりの嬉しさに、思わず主管の神戸市演奏協会にお電話をかけお話をうかがったところ、これまで合唱団の演奏会などとあわせた演奏回数しかカウント(記載)してこなかったが、2016年度のシーズン・プログラムを作成するに際して、長らく活動してきた神戸市室内合奏団の業績をさらに多くの方に知っていただくためにも独自の公演回数を記載してはということになったそうだ。
 奇しくも先日亡くなられた初代音楽監督の岩淵龍太郎さんやゲルハルト・ボッセさんとの演奏をはじめ、今年で設立35年目を迎える神戸市室内合奏団の活動を数字として表すという点で、今回の独自の演奏会回数の記載は、些細なようで実は大きな意味を持つものに違いない。

 2016年度は、現音楽監督の岡山潔さんの下、おなじみ石川星太郎さんやライナー・ホーネックさんが定期に登場する予定だ。
 神戸市室内合奏団は、1997年の野平一郎さんが指揮した定期以来接することができていなかったのだけれど、これを機に神戸まで足を伸ばしてみようかと思う。
 神戸以外にお住まいの皆さんも、よろしければぜひ。
posted by figarok492na at 14:37| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサート記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする