2016年01月01日

今日から2016年(CLACLA日記)

 今日から2016年が始まった。
 心持ちを新たにして、一日一日を大切にしながら、自分自身の為したいことや為すべきことを為していきたいと強く思う。
 皆さん、本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。


 少しどんよりとした感じはありつつも、晴天の一日。
 いいお天気、いい青空だった。

 日中は穏やかな感じが強い。
 朝晩は冷え込むも。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように!


 昨夜、新年を迎えて実家に電話をかけ、母と父と話をする。
 元気で長生きして欲しい。
 そして、こちらも頑張らなければ。

 その後、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したヨハン・シュトラウスの作品集<TELDEC>、フランツ・バウアー=トイセル指揮ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団が演奏したヨハン・シュトラウスのワルツ集<PHILIPS>を聴いたりしながら、4時過ぎまで諸作業を進めたり、川本三郎の『いまむかし東京町歩き』<毎日新聞社>を読み始めたりする。
 アーノンクールが指揮した『ジプシー男爵』序曲の冒頭部分に、芥川也寸志の弦楽のための三楽章「トリプティク」第1楽章の冒頭部分を思い起こした。


 10時半過ぎに起きる。

 KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』を聴いたりしながら、『いまむかし東京町歩き』を読み進めたりする。


 12時半に外出し、阪急地下鉄で恵美須町へ。
 AinsNeusHallで、ネオ落語・ニューイヤーを愉しむ。
 詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 開演前休憩中終演後、出演者の皆さんやお客さんと話をしたり、挨拶をしたりする。


 終了後、地下鉄阪急で河原町まで出、安井金毘羅宮で初詣をし、用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて20時近くに帰宅した。


 帰宅後、NHK・FMでマリス・ヤンソンス指揮ウィーン・フィルが演奏したウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートの実況中継(途中から)、フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーンが演奏したアルバム『フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン』<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、夕飯をとったり、年賀状の返事を書いたり、ネオ落語記録の投稿をしたりする。


 今日は、近くのファミリーマートで購入した東京カリント株式会社のひとくちドーナッツを食す。
 オーソドックスな小ぶりのドーナツで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 今年は、マクロにおいてもミクロにおいても、ますます一筋縄ではいかない一年になるのではと思う。
 だからこそ、健康に気をつけながら、なんとか一年を乗り切っていきたい。


 明日がいい日でありますように!
 そして、今年がいい年でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネオ落語・ニューイヤー

☆ネオ落語・ニューイヤー

 出演:桂三幸さん、桂三河さん、月亭天使さん、桂あおばさん、月亭太遊さん、桂恩狸さん
(2016年1月1日14時スタート/AinsNeusHall)


 2016年が今日からスタートした。
 一年の計は元旦にあり、というが、一年のネオ落語も元旦にあり。
 なんとネオ落語が、正月一日に大阪初上陸するというので、迷わず大阪は恵美須町のAinsNeusHallまで足を運んだ。
 よくよく考えたら、関西に住み始めてそろそろ30年近くにもなるが、1月1日から大阪に足を伸ばすのは今年が初めてだ。
 アイドルのライヴ会場として知られるAinsNeusHallといえば、さんがワールドの開催地、桂三河さんの牙城だが、今日はそういった大阪勢と、ネオ落語の本丸京都・錦湯勢がちょうどほどよい感じで来場し、大盛況となっていたのは重畳である。
(ほかに、東京からのお客さんもお越しになっていた)

 まずはネオ落語・セントラル風のスタートのおしゃべりで大いに盛り上がったところで、落語の方が始まる。
 今日は新春一発目ということもあって太遊さん、さらにはあおばさんが、お客さんから三つのお題をいただいてそのお題を盛り込んだ落語を即興で創るという、いわゆる三題噺に挑むことになり、いただいたお題の中から、あおばさんがサンゴリアス(三河さんがらみの造語)、ピアノ、ゴリラを、太遊さんが遅刻、バットマン、阪急電車、学校を選んだ。
 で、この二人を後半に置いて、残りはじゃんけん順の出番という、これまたネオ落語流儀。

 トップの天使さんは、おなじみ『時うどん』。
 ネオ落語・セントラル界隈で耳にする『時うどん』といえば、二人連れが大騒ぎしてからアホがやらかす上方流だが、こちらは男の巧いやり口をこそっと覗いていたアホが己も試してみようとする、『時そば』でよく聴くスタイルのもの。
 天使さんはテンポよく歯切れよく演じていた。
 そうそう、忘れちゃいけないのは、この『時うどん』が猫のくすぐりがちょっとずつ絡んでくる猫バージョンであるということ。
 猫好きの天使さんらしいチョイスで、べたべたごてんと本題に絡んでこないのも猫っぽい。

 続いて、あれあれ、あおばさんが登場。
 三題噺というと、お師匠のざこばさんの奮闘奮戦ぶりがおかしく懐かしい『らくごのご』をすぐに思い出すのだけれど、あおばさんの三題噺はそんなざこばさんのやたけたぶりやチャーミングさを受け継いで、お客さんの懐にすっと入り込んでくるかのような話に仕上がっていた。
 AinsNeusHallという地の利を活かして、三河さんをまさしく「正面」からネタにしたことも勝利の源だろう。

 三番目の恩狸さんも、急遽三題噺に参戦!
 お題は、学校にピアノ、遅刻。
 が、これは種を明かすと、昨年ネオ落語・セントラルでネタおろしの『ヒローワーク』の中にお題を上手に盛り込んでいったもの。
 それとともに、初演のときに比べて、恩狸さんがこの新作を練り上げていっていることもよくわかる。
 恩狸さんのフラや、本来の無茶さの良さを残しつつ、そこにさらに笑いの仕掛けが加わっていけば、いい持ちネタになるのではないか。
 今後の再演が愉しみだ。
(2月12日の、桂三実さんとの「ふたりでできるもん」のチケットを購入したんだった。動楽亭で19時から。ゲストは月亭太遊さんで、前売りは800円。ご都合よろしい方はぜひ!)

 ここで中入り。

 後半は三河さんから。
 自らのアイドル・オタぶりをマクラできちんと明らかにしたのち、新作の『僕だけのアイドル』をかける。
 アイドル・オタの職場の先輩に誘われて、ABK48なるアイドル・グループに入ってしまった男だったが…。
 と、まさしく三河さんのアイドル、並びにアイドル・オタへの想いが吐露された作品である。
 AinsNeusHallという場所がよく効いていた。
 あっ、あと宮崎と小林という登場人物の名前が…。

 三幸さんは、ネオ落語・セントラルのように、ちぎっては投げちぎっては投げ、ではない、思い付いては口にし思い付いては口にするというマクラを披露。
 AKB総選挙に足を運んだことや、年末の出来事、手足口病にかかったこと等々を軽みをおびた口調で語っていった。
 本題は、『四人ぐせ』。
 鼻の下を擦る男、目を擦る男、袖口を引っ張って着物を合わせる男、手を打つ男という妙な癖を持った四人の男が集まって…。
 という古典の噺で、三幸さんはこちらも軽妙に演じ切った。
 目を擦るところでは、つい手足口病のことを思い出してしまったんだった。

 トリの太遊さんは、ネオラクゴのネタおろし(降臨の降ろし)と三題噺おろしを兼ねた『バビロンの大妊婦』。
 お客さんからいただいた四つ、ばかりか七つのお題を取り込み、さらには他の面々のエピソードやくすぐりを盛り込んだ力技だった。
 そして、びっくりしたなあもう! ではちょと遠い、あっと驚くタメゴロー! おお、だいぶん近付いてきた、と懐かしのギャグを口にしたくなるような驚愕のサゲ!!

 最後は、告知も含んだ全員のトークで〆た。

 休憩を挟んでの3時間弱、初春から盛りだくさんで存分に愉しめました。
 ああ、面白かった!

 で、来週月曜、4日の20時からは、今年第1回目となるネオ落語・セントラルが錦湯で開催されます。
 京都の方はもちろん、大阪兵庫奈良エトセトラ、全国の方もご都合よろしければぜひ!!
posted by figarok492na at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする