2015年12月22日

冬至 FMで第九と『ローエングリン』を聴く(CLACLA日記)

 冬至。


 どんよりとした感じはありつつも、晴天となる。

 日中は気温も上昇し、穏やかな一日。
 朝晩は冷え込むも。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 喉元過ぎれば熱さを忘れる。
 という言葉を思い知らされる今日この頃。
 馬鹿につける薬はない。


 昨晩外出し、いくつか用件を片付けてから錦湯さんへ。
 10回目となるネオ落語・セントラルを愉しむ。
 詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 終了後交流会に参加する。
 今回は東京からのお客さんの参加もあったりして、新しい風を感じることができた。
 開かれた場所はやっぱりいいなあ。

 24時少し前に帰宅し、非常に遅めの夕飯後、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、4時半頃までネオ落語記録をアップしたり、仕事関係の作業を進めたりする。


 午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
 気温の上昇ともない、乾きもなかなかよろし。
 ああ、すっきりした!


 13時過ぎに外出し、仕事関係の用件を片付けたりする。


 帰宅後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第5番&第6番「田園」、第7番&第8番、リヒャルト・シュトラウスの交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』<いずれもARTE NOVA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、坂木司の『何が困るかって』<東京創元社>を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して231枚分を超えた。
 先は見えているが、まだまだ最終盤ではない。
 ここから粘らないと。
 『何が困るかって』は、ミステリーのショート・ショート(掌篇)集だ。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMでパーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団他による2015年のN響第九演奏会の実況中継を聴く。
 今年の12月初の第九。
 4管編成のオーケストラと200人を超える合唱団による演奏だったが、パーヴォ・ヤルヴィの解釈はドイツ・カンマーフィルとの演奏に通じる快活なテンポと劇性に富んだもので、実に聴き応えがあった。
 バスの独唱(妻屋秀和)は明晰さに欠くというか、どこかもっさりしていて、ちょっとしっくりこなかったが。
 終演後、パーヴォ・ヤルヴィを迎えてのトークのほか、パーヴォ・ヤルヴィとNHK交響楽団が演奏したマーラーの交響曲第1番「巨人」から第2楽章、ベルリオーズの幻想交響曲から第4楽章、リヒャルト・シュトラウスの交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』が放送されていた。

 続けて、同じくNHK・FMで、今年のバイロイト音楽祭からワーグナーの歌劇『ローエングリン』上演(アラン・アルティノグリュ指揮他。2015年7月26日、バイロイト祝祭劇場)を聴く。
 ちょい聴きのつもりで、結局全曲聴いてしまいそう。
 正直、ワーグナーの歌劇楽劇を好んで聴く人間ではないが、こうやって聴き始めるとどうしても途中下車できないのだ。
 あっ、そうそうワーグナーの歌劇楽劇を実演で観聴きしたことがないんだった。
 『さまよえるオランダ人』あたりから挑戦するか?
 でも、休憩なしってのは痛いなあ。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『何が困るかって』を読み進めたりする。


 今日も、春日井製菓のミルクの国を舐める。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネオ落語・セントラル 10回目

☆ネオ落語・セントラル 10回目

 出演:桂三河さん、月亭太遊さん、桂恩狸さん、桂三実さん
(2015年12月21日20時開演/錦湯)


 世は年末進行。
 そんな中、毎週月曜20時から錦湯さんで開催される落語会、ネオ落語・セントラルは遂に10回目を迎えた。
 今回は桂三河さんと月亭太遊さん、そして来年2月12日に大阪は動楽亭で1回目の新作落語会『ふたりでできるもん』(19時から、前売り800円)を開催する桂恩狸さん、桂三実さんの四人が出演した。

 まずは、四人のトークから。
 二週連続で出演となる恩狸さんは、前回に続いて出演間隔をネタにされていた。

 で、じゃんけんに勝った順で、太遊さんが強化月間である『たまげほう』を速いテンポで演じる。
 太遊さん自身もマクラで冗談交じりに口にしていたが、ちょっとずつ準古典の作品に向かいつつある。
 まさしく十八番だ。

 続いては、恩狸さん。
 文福師匠との年賀状にまつわるエピソードをマクラで語ってから、本題の『池田の牛ほめ』へ。
 家と牛の誉め方を教わった阿呆な男が喜び勇んで池田に向かったが…、というおなじみの古典で、恩狸の『池田の牛ほめ』を聴くのはこれが二回目。
 前に押し出す語りっぷりに変わりはないけれど、出演の回を重ねるごとに錦湯さんでの間合いをしっかり掴んでいるようにも感じた。

 三実さんは、自作の新作落語を披露した。
 学校の勉強なんて役に立たないとうそぶいていた青年だけれど…。
 三実さんの柄がよく出た折り目正しい結構に語り口の噺であるとともに、題材や向日性の展開には文枝さんのお弟子さんらしいなあとも強く感じた。

 四番手の三河さんは、自作の『コココココ』を再演する。
 ひょんなことから、アプリのヒヨコ育成ゲームをダウンロードしてしまったヒロユキ(って、どうも他人のようには思えない…)だったが…。
 まずもって三河さんの身ぶりがおかしいのだけれど、こういったゲームのあざとさ、怪しさを巧くからかった内容にもなっている。
 そうそう、この『コココココ』はyoutubeに動画がアップされてるんだった。
 ご興味おありの方は、ぜひ「コココココ」でご検索を!

 と、ここで太遊さんが急遽再登場し、ネオラクゴの『さよならシガー&ラミー』を再演した。
 突然目の前に現われたのは、ヒッピー然とした男女のアベックの地縛霊だった!
 が、そこは太遊さんのネオラクゴだけあって一筋縄ではいかない。
 笑いの仕掛けが、即痛烈なメッセージに繋がった作品で、自分もまた、地縛ならぬ自縛を解いていかなきゃならないな、と思わされた。

 最後は、再び四人のトークで〆た。
 『朝が来た』の番宣のためにネット番組の出演をOKした波留さんの話題を恩狸さんが口にすれば、三実さんは能年ちゃんへの想いを語り、三河さんはアイドル道を説く。
 まさしく記念すべき10回目に相応しいラストになった…(?)。

 などと、今回も盛りだくさんのネオ落語・セントラルでした。
 来週は今年最後のネオ落語・セントラルで、歳納めを兼ねて皆さんもぜひ!!
posted by figarok492na at 01:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする