2015年12月01日

今日から12月 人生そのものが試金石だ(CLACLA日記)

 師走。
 今日から12月。
 今年も残すところあと1ヶ月を切った。
 一日一日を本当に大切にして、自分自身の為したいこと為すべきことをしっかり為していきたい。
 そして、死を忘れないこと。


 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 日中はまだ暖かさを感じる。
 もちろん、夕方以降は冷え込むが。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 昨夜19時過ぎに外出し、大丸7階で開催されているガス展へ。
 景品のパスタを入手し、用件を片付けたのち錦湯さんへ。
 7回目となるネオ落語・セントラルを愉しむ。
 詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 終了後の交流会に参加し、遅めの夕飯をすませて、23時50分頃帰宅する。

 帰宅後、マルタ・アルゲリッチとアレクサンドル・ラビノヴィチが弾いたブラームスのハイドンの主題による変奏曲、2台のピアノのためのソナタ、ワルツ集<TELDEC>、youtubeにアップされたフランツ・ヴェルザー=メスト指揮ウィーン・フィルが演奏したワーグナーの歌劇『ローエングリン』から第3幕への前奏曲(ニューイヤーコンサート)、ダニエル・バレンボイム指揮ベルリン・フィルが演奏した同じくワーグナーの楽劇『ワルキューレ』から「ワルキューレの騎行」、パーヴォ・ヤルヴィ指揮パリ管弦楽団が演奏したブラームスの大学祝典序曲、ジョルジュ・プレートル指揮ウィーン・フィルが演奏したヨハン・シュトラウスU世の喜歌劇『こうもり』序曲(ニューイヤーコンサート)、リヒャルト・シュトラウス指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウス自身の歌劇『カプリッチョ』から「月の光の音楽」を聴いたりしながら、4時半過ぎまでネオ落語記録をアップしたり、仕事関係の作業を進めたりする。


 朝早くから、近所の工事がかまびすしい。
 で、今までとなんだか物音が違うかまびすしさだと感じて確認すると、なんと真向かいマンション横(今までの逆)の空き地を掘りくりかえす工事をやっていた。
 あっちが終われば今度はこっち。
 もぐら叩きじゃないんだからさあ。
 どうにもこうにも。


 食事で、昨夜入手したパスタ(200グラム)を食べる。
 が、1.7mmのパスタは、1.2mmのパスタに慣れた人間にはあまりにも太すぎて、どうにも食べにくい。
 そして、ガス展の景品が8分茹でねばならぬ1.7mmのパスタということについて、ちょっと邪推をしてしまう。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏したシューマンの交響曲第2番&序曲集<RCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、依頼された文章を読み込んだり、12月の創作活動について考えたりする。


 長田弘の『ことばの果実』<潮出版社>を読了する。
 一見何気ない文章なのだけれど、そこにこめられたものやことの深さ、広さに感嘆した。
 ああ、面白かった!

 続けて、佐藤あつ子の『昭』<講談社>を読み始める。
 長年田中角栄を裏から支え、「越山会の女王」と呼ばれた佐藤昭(子)と、田中角栄の間に生れた著者が、その母と父や自分自身について振り返った一冊。
 面白し。

 ほかに、粟屋憲太郎の『昭和の歴史6 昭和の政党』<小学館ライブラリー>の拾い読みもした。


 夕方になって外出し、携帯電話のショップで用件をすませ、夕飯の買い物をして帰宅する。


 帰宅後、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルが演奏したシェーンベルク編曲によるブラームスのピアノ4重奏曲第1番<EMI>とドーマスが演奏した原曲<Virgin>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
 今週の未来会議の前に、身体のメンテナンスを予約しておいた。

 途中夕飯を挟み、ABCラジオの『堀江政生のほりナビ!!』を聴く。
 火曜日は、大阪国際大学の谷口真由美准教授がゲスト。

 続けて、マルタ・アルゲリッチとアレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮スイス・イタリア管弦楽団が演奏したショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番(セルゲイ・ナカリャコフのトランペット独奏)<EMI>、ジョン・バルビローリ指揮ベルリン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第9番<同>、エフゲニ・キーシンが弾いたブラームスのピアノ・ソナタ第3番他<RCA>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、『昭』を読み進めたりする。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 物理的にも精神的にも、新しい年に向けて切り換えを行っている。
 人生そのものが試金石だ。


 明日がいい日でありますように!
 そして、今月がいい月でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネオ落語・セントラル 7回目

☆ネオ落語・セントラル 7回目

 出演:桂三河さん、月亭太遊さん、桂恩狸さん、センサールマン
 コーナー出演:廣瀬信輔君
(2015年11月30日20時開演/錦湯)


 なにせ11月も末日。
 めっきり寒さが厳しくなって、ついにストーブが登場したネオ落語・セントラル(7回目)は、今夜もなかなかの入り。
 先週がイケメン会だったとすれば、今回は個性が魅力の顔ぶれがそろった。

 まずは、三河さんとセンサールマンの山崎仕事人さんが鳥取出身ということもあり、郷里を代表する水木しげる大先生に黙祷が捧げられたのち、オープニングのトークで盛り上がる。

 で、じゃんけんの勝った順で恩狸さんから。
 本来、文福一門で初めに教わるネタなのだけれど…、といった具合に自分と噺の関係などをマクラで触れて、本題の『十徳』へ。
 恩狸さんのフラとぴったりのアホな男が面白いのはもちろんだけど、受ける側のちょっとした仕種も印象に残った。

 続く三河さんが演じたのは、『看板のピン』。
 博打好きの連中が昔鳴らした男に勝負に加われとけしかける。
 ならば一回こっきり、それも胴をとらせろいう男。
 流石は昔鳴らした男だと、連中胴をとらせると、おやおやなんとサイコロが…。
 というおなじみの古典落語だが、三河さんは丁寧なやり取りで、しっかり笑いを生み出していた。

 太遊さんは、三番目。
 ネオラクゴの『おしかけロンリネス』の再演で、一人暮らしの老人に対する大学生や教授たちの偽善的な態度が徹底的にあげつらわれていて、やっぱり面白い。
 そして、初めて聴いたとき以上に、自分自身についても考えたりもした。
 もちろん、大学生たちではなく、あの老人の側の人間として。

 最後は、センサールマン。
 漫才のお二人がトリをとるというのも、ネオ落語ならではだ。
 そして演じたネタも、八百万の神が降臨するというもの!
 愛植男さんが次から次へと違った神で降臨すれば(だって八百万だもんね。たぶん、即興で降臨したりもしていたのでは)、山崎仕事人さんもそれに積極的に応えるという、丁々発止のやり取りに笑った笑った。
 センサールマン、やっぱり面白いなあ。

 トークコーナーは、ふつうユニットの廣瀬信輔君が登場し、出演者の皆さんと出張未来会議を行う。
 「服が透けて見えるメガネ」から、「本音と建前の可視化」、さらには「タイムマシンの実用化」といった皆さんからの幅広いお題に、廣瀬君が理系的知識を駆使してテンポよく解答しており、通常の未来会議とはまた異なる趣き。
 やっぱり、プロの人たちは違うなと笑いつつ感心もした。

 と、今夜も盛りだくさん笑いだくさんのネオ落語・セントラルでした。
 いよいよ2015年も残すところ、あとひと月。
 皆様ご多忙かとは思いますが、月曜20時は錦湯さんへぜひ!
posted by figarok492na at 01:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする