2015年11月30日

今日で11月も終わり 水木しげるが亡くなった(早めのCLACLA)

 今日で11月も終わり。
 今年も残すところ、あと1ヶ月だ!!


 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温も、日中は少し上昇する。
 夕方以降は冷え込むが。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 漫画家の水木しげるが亡くなった。93歳。
 鳥取県境港市の出身。
 画家を目指した紆余曲折の中、太平洋戦争に召集され左腕を失うなど、過酷な従軍体験をする。
 敗戦後も画家を志すが、経済的事情もあって漫画家に転じ、幾多の苦労ののち人気を博す。
 テレビアニメ化された人気作『ゲゲゲの鬼太郎』(当初『墓場鬼太郎』、『墓場の鬼太郎』)をはじめ、『河童の三平』、『悪魔くん』等、作品も多数。
 妖怪の研究家としても知られ、その作品とともに、荒俣宏や京極夏彦たちに大きな影響を与えた。
 また、執拗に従軍体験を描き続けた漫画家でもあった。
 なお、自らの来し方を綴ったエッセイ『のんのんばあとオレ』や、夫人武良布枝の自伝『ゲゲゲの女房』はともにドラマ化され、特に後者は映画化、舞台化もされるなど、水木しげるの再ブームの火付け役ともなった。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 昨夜、Radio4音源でヴァーツラフ・ルクス指揮コレギウム1704が演奏したミスリヴェチェクの『オリンピアーデ』序曲、コジェルフの交響曲作品番号22−3、ヴォジーシェクの交響曲(2015年9月20日、プラハ・ルドルフィヌム)、ベルナルト・ハイティンク指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したシューマンの序曲、スケルツォ・フィナーレ&交響曲第3番「ライン」(2015年11月11日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)のライヴ録音や、youtubeでロリン・マゼール指揮ニューヨーク・フィルが演奏したベートーヴェンの『エグモント』序曲、ギュンター・ヴァント指揮ケルン放送交響楽団が演奏した同じくベートーヴェンの『フィデリオ』序曲、クラウディオ・アバド指揮ウィーン・フィルが演奏した同じくベートーヴェンの『プロメテウスの創造物』序曲、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、5時近くまで仕事関係の作業を進める。


 もちろんの如く、今日も今日とて近所の建築工事がかまびすしい。
 おふざけなさんなだ。
 やれやれ。


 午前中、仕事関係の作業を進める。


 毎週恒例の洗濯をすませる。


 その後外出し、仕事関係の予定をすませてから下京図書館へ。
 伊藤比呂美の『閉経記』<中央公論新社>、西村賢太対談集『薄明鬼語』<扶桑社>、中島岳志の『下中彌三郎』<平凡社>、島田雅彦の『虚人の星』<講談社>、滝口悠生の『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』<新潮社>、西崎憲の『飛行士と東京の雨の森』<筑摩書房>を返却し、予約しておいた長田弘の『ことばの果実』<潮出版社>、佐藤あつ子の『昭』<講談社>、伊藤比呂美の『父の生きる』<光文社>、礒崎憲一郎の『往古来今』<文藝春秋>、柚木麻子の『その手を握りたい』<小学館>、高橋弘希の『指の骨』<新潮社>を新たに借りる。
 で、12時40分過ぎに帰宅した。


 帰宅後、ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団が演奏したグリンカの『ルスランとリュドミラ』序曲<ドイツ・グラモフォン>、アンドルー・デイヴィス指揮ロイヤル・ストックホルム・フィルが演奏したバーンスタインの『キャンディード』序曲<FINLANDIA>、ネーメ・ヤルヴィ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したウェーバーの序曲集&ヒンデミットの『ウェーバーの主題による交響的変容』<CHANDOS>、シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団が演奏したバレエ音楽『風変わりな店』<DECCA>、ピアノのエリック・ル・サージュとステファン・ドネーヴ指揮リエージュ・フィル他が演奏したプーランクのピアノ協奏曲集<RCA>、マゼール指揮ウィーン・フィルが演奏したラヴェルのラ・ヴァルス&ボレロ<同>、デュトワ指揮モントリオール交響楽団他が演奏したイベールの管弦楽曲集<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、11月の創作活動について振り返ったり、『ことばの果実』を読み始めたりする。
 ほかに、粟屋憲太郎の『昭和の歴史6 昭和の政党』<小学館ライブラリー>の拾い読みもした。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙192枚分を超えた。
 『ことばの果実』は、今年亡くなった詩人の長田弘にとって最後の散文集となるもの。
 果実を題材にした短い文章だが、その丹念に綴られた言葉に感嘆してしまう。


 まもなく外出し、錦湯さんへ。
 ネオ落語・セントラルの7回目で、愉しみなり。
 それじゃあ、行って来ます!
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2015年11月29日

夕方、しょうようした(CLACLA日記)

 青空は見えつつも、どんよりとした感じも強し。

 日中、少し気温が上がったか。
 それでも、夕方以降はめっきり冷え込むが。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 馬鹿につける薬はない。
 ただただそのことを痛感する今日この頃だ。


 昨夜、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンや、youtubeでクラウディオ・アバド指揮ウィーン・フィル(ニューイヤーコンサート時)、アバド指揮ベルリン・フィル、セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィル、ダニエル・ハーディング指揮ヴェネツィア・フェニーチェ劇場管弦楽団が演奏したロッシーニの歌劇『どろぼうかささぎ』序曲を聴いたりしながら、4時半頃まで急な依頼の作業を進める。
 途中いろいろあったが、なんとか作業を終えることができた。
 『どろぼうかささぎ』序曲は、続けて4つの異なる演奏を聴いたことになるが、アバドの流麗で躍動感あふれる演奏(ウィーン・フィルは柔らかめで、ベルリン・フィルは硬め)にわくわくし、チェリビダッケの細部まで綿密に詰め切った演奏には大いに感嘆する。
 ハーディングは均整がとれた演奏だけれど、前の3つの演奏に比べるとちょっとだけ面白くない。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、別の予定をすませる。


 16時過ぎに外出し、昨日称揚した、ないすばでぃプロジェクトの演劇展示企画『当たり前の風景』の最終盤を覗く。
 お客さんが詰まっていて、定時ではないけれど、ちゃんとした上演のような形になっていた。
 で、近くのジャックに入り、しばし逍遥する。
 お店の人の慫慂がなく、従容と。
 が、賞用すべきものを見つけることはできず。
 小用と商用をすませ、18時過ぎに帰宅した。


 帰宅後、フェルディナント・ライトナー指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」&第31番「パリ」、バレエ音楽『レ・プティ・リアン』序曲<タワーレコード/ドイツ・グラモフォン>や、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴いたりしながら、西崎憲の『飛行士と東京の雨の森』<筑摩書房>を読み進めたり、雑件を片付けたりする。
 『ブラボー!オーケストラ』では、レオシュ・スワロフスキー指揮セントラル愛知交響楽団の第142回定期演奏会のライヴ録音(2015年7月17日、三井住友海上しらかわホール)から、新ソロコンサートマスターとなった島田真千子のソロによるブラームスのヴァイオリン協奏曲、交響曲第4番から第4楽章、ハンガリー舞曲第1番が放送されていた。


 夕飯後、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ第4番〜第6番&アレグロ<ERATO>、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第14番「月光」、第21番「ワルトシュタイン」<同>、リュビモフとアンドレアス・シュタイアーが弾いたシューベルトのハンガリー風のディベルティスマンから第3楽章<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙183枚分を超えた。


 『飛行士と東京の雨の森』を読了する。
 じっくり読ませてしっくりくる、しっかりとした、それでいてこれ見よがしでない筆致の作品集だった。
 ああ、面白かった!

 ほかに、粟屋憲太郎の『昭和の歴史6 昭和の政党』<小学館ライブラリー>の拾い読みもした。


 今日は、ローソン・スイーツ100の大きなダブルシュー(カスタード&ホイップ)を食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 カスタードクリームとホイップクリームのシュークリームで、まあまあ美味しうございました(カスタードクリームが少し安い感じがする)。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リヒャルト・シュトラウスを聴きながら作業を進めた一日(深夜のCLACLA)

 晴天。
 いいお天気、いい青空が続く。

 気温は上昇せず、寒さを強く感じる。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 流されるのではなく、流れるようでないと。
 そして、目くらましの八百長猿芝居にはだまされないようにしておかないと。


 昨夜、青木淳悟の『男一代之改革』<河出書房新社>を読了する。
 寛政の改革で知られる松平定信を主人公とした作品だが、そこに定信自身が深く馴染んだ『源氏物語』を絡めるなど、青木さんらしく一筋縄ではいかない構成、展開となっている。
 ほかに、これまた一筋縄ではいかない『鎌倉へのカーブ』等も収められていた。
 ああ、面白かった!

 その後、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したシューベルトの交響曲第3番&第4番「悲劇的」<RCA>や、youtubeにアップされたコンラート・ヴァン・アルフェン指揮シンフォニエッタ・ロッテルダムが演奏したモーツァルトの歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』序曲、カスパール・ツェンダー指揮フランス国立管弦楽団が演奏した同じくモーツァルトの歌劇『後宮からの逃走』序曲を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 当然の如く、今日も朝から近所の建築工事がかまびすしい。
 腹立たしい。


 午後、ルドルフ・ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』、『ドン・ファン』『英雄の生涯』、『ツァラトゥストラはかく語りき』、『死と変容』、楽劇『ばらの騎士』のワルツ組曲、歌劇『カプリッチョ』から「月の光の音楽」(4回)、交響的幻想曲『イタリアから』、ホルン協奏曲第1番&第2番(ペーター・ダムの独奏)<いずれもWARNER>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して180枚分を超えた。
 一応終盤だけれど、最終盤にはまだまだ遠い。
 ところで、鶴丸という名前の人物が登場したところで、いずれ『鶴丸文造の修業時代(文豪への道第一部)』というだいぶん前に書いた作品と繋がってくるだろうなと思っていたが、実際そうなってしまった。
 この作品は、新潮社の新人賞の一次を通った長篇で、続く『鶴丸文造の遍歴時代(文豪への道第二部)』まで書いたところで(未発表)中断してしまっている。
 本当は、三部作の最終作となる『鶴丸文造の黄金時代(文豪への道第三部)』が控えており、マカダンの華僑王丹が京都北山に善駄悪波羅のツインタワーを建設して…といった大まかな筋立ても考えているものの、どうにも書きあぐねているのである。
 と、言うのも、『資本論』のフレイザーの『金枝篇』、ワーグナーの『ニーベルングの指環』や『ゼンダ城の虜』、落語の『黄金餅』、ショスタコーヴィチとブニュエルの『黄金時代』、チャップリンの『黄金狂時代』等々を巧く作品に盛り込んでいきたいと思っていて、各々の読み込みが必要とされるからだ。
 おまけに、昨年だったかアイヴァスの『黄金時代』まで刊行されてしまった…。
 そうそう、『修業時代』も『遍歴時代』もワープロのフロッピーディスクに入ったままだったんだ。
 一度プリントアウトして、それをまたPCに打ち込まなけりゃいけないんだけど、ほんと面倒だなあ。
 ワープロからPCに移行する際に、きちんと手を打っておくべきだった。
 後悔先に立たず。


 滝口悠生の『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』<新潮社>を読了する。
 ああ、面白かった!


 仕事関係の予定をすませる。


 NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』から、ヨーゼフ・カイルベルト指揮NHK交響楽団が演奏したワーグナーの歌劇『タンホイザー』から「ヴェヌスベルクの音楽」(第464回定期公演。1966年2月2日、東京文化会館大ホール)とジークフリート牧歌(第465回定期公演。同年2月9日、同)のライヴ録音を聴く。


 20時過ぎに外出し、買い物をすませてから壬生川松原のa.roomへ。
 場所を見つけるのに手こずったが、出演者の方のおかげで無事入場できる。
 で、ないすばでぃプロジェクトの演劇展示企画『当たり前の風景』を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事(演劇記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 上演と上演の合間に、ピンク地底人5号君をはじめ、出演者の皆さんやお客さんと話をしたりする。

 22時過ぎに会場をあとにし、グルメシティで買い物をすませ22時半に帰宅した。
 本当は、深夜にもう一度観に行こうかと思っていたのだけれど、急な依頼が入って断念する。
 仕方ない。


 帰宅後、NHK・FMの『クラシックの迷宮』(山田耕筰の特集)や、グレン・グールドが弾いたリヒャルト・シュトラウスのピアノ作品集<SONY/BMG>を聴いたりしながら、観劇記録をアップしたり、仕事関係の作業を進めたりする。


 以上、11月28日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ないすばでぃプロジェクト 演劇展示企画『当たり前の風景』

☆ないすばでぃプロジェクト 演劇展示企画『当たり前の風景』

 脚本とか:ピンク地底人5号
 出演:浅田麻衣、木村駿平、島あや、畑迫有紀、ピンク地底人5号、峰桜花
(2015年11月28日20時半頃入場、22時過ぎ退場/a.room)


 菅一馬とピンク地底人5号が主宰するユニット、ないすばでぃプロジェクトが演劇展示企画なる企画を開催するというので、足を運んだ。
 場所は、大宮通を南に下って松原通を西に入った、壬生川松原の西北角にあるビルの3階・303。
(って、言葉だけではちょっとわかりにくいので、ないすばでぃプロジェクトのHPやtwitterをご確認のほど)
 お客さんが座る木製の長椅子や、上演用の椅子、小道具類のほかは、これといって飾り立てられていない、まさしく展示用のギャラリー・ルームが会場となっている。
 ちなみに、上演部分をぎゅぎゅっと凝縮した定時開演の回もあるんだけれど、こちらはあえて平場、というか平常展示のほうを選んだ。

 で、場所の確認でお手数をかけたのち、会場へ入ると、演者陣がめいめい立ったり座ったり。
 と、こちらの間合いをはかった感じで、一組目が10分ほどの掌篇作品を演じ始めた。
 今夜拝見したのは、『サンタ目撃』(浅田さん、木村君。木村君、好漢なり)、『ハナが見る世界』(峰さん、5号君)、『橙色に揺れる』(島さん、畑迫さん、5号君)の三篇。
 あえて詳しい内容には触れないけれど、『当たり前の風景』というタイトルそのままに日常の一コマを切り取り、ながら、そこに捻りと工夫が加えられているという展開。
 滑稽さ、おかしさが盛り込まれていて、時折くすっとするが、逆に細やかな心の動きにはっとさせられるところもある。
 強弱など、演者間の丁寧なやり取りも心掛けられていて、全篇好感を抱いた。

 演者陣も、そうした作品世界に沿う努力を重ねていたのではないか。
 身近な場所で拝見したこともあって、個々の特性や魅力がよく表われているように感じた。

 上演のやり方や終わらせ方、繋ぎ等々、手さぐり状態の部分も大いに見受けられたが、それが面白くもあったし、それより何より、今後の演劇公演のあり方を考える上で非常に興味深い企画だとも思った。

 これ見よがしでない絵画を愉しむような感覚で、ご都合よろしい方はぜひ!
posted by figarok492na at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月27日

中島くんや出来杉の白川澄子が亡くなった マスネの『クレオパトラ』を聴いた(CLACLA日記)

 晴天へ。
 どんよりとした感じはありつつも、いいお天気、いい青空の一日となる。

 気温はぐぐっと下がり、寒さがとても厳しい。
 そろそろ炬燵を用意しないといけないか。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 目くらましの八百長猿芝居や馬鹿者の火遊び、火事場泥棒にはだまされないようにしておかないと。


 声優の白川澄子が亡くなった。80歳。
 慶應義塾大学文学部卒業後、TBS放送劇団に所属し、土の会に転じる。
 1960年代より、海外ドラマの吹き替えやアニメの声優として活躍し、特に『サザエさん』の中島くんや、『ドラえもん』の出来杉で知られた。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 昨夕外出し、市バスの3号系統で百万遍方面へ(間違って飛鳥井町まで乗ってしまった)。
 買い物をすませてから、元田中の喫茶フィガロまで足を運び、ふつうユニットの未来会議〜みんなで未来を妄想しよう!〜withネオラクゴに参加する。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 終了後遅めの夕飯をすませ、出町柳から京阪で祇園四条まで戻り、歩いて24時過ぎに帰宅した。


 帰宅後、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンやアルコ&ピースのオールナイトニッポンゼロを聴いたりしながら、4時半までネオラクゴ記録をアップしたり、仕事関係の作業を進めたりする。


 朝早くから、近所の建築工事がとてつもなくかまびすしい。
 腹立たしいかぎり。
 関係者に天罰天誅よ下れ!


 午前午後と、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』(途中、正午から30分、ABCラジオの『兵動大樹のほわ〜っとエエ感じ。』を聴く。この時間、KBS京都で公金の私的流用としか思えないような番組をやっているため)やNHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を聴く。
 『オペラ・ファンタスティカ』では、パリ・シャンゼリゼ劇場でのマスネの歌劇『クレオパトラ』上演のライヴ録音(2014年11月18日、ミシェル・プラッソン指揮ミュルーズ交響楽団他の演奏)などが放送されていた。
 『クレオパトラ』は題名通り、古代エジプトのクレオパトラやマルクス・アントニウスらを中心とした物語だが、音楽自体は19世紀フランス・オペラの様式に則った実に耳馴染みのよいもの。
 マスネの旋律の美しさと劇性をプラッソンが見事に再現していたし、タイトルロールのソフィー・コッシュ(メゾ・ソプラノ)やスパコス役のバンジャマン・ベルネーム(テノール)といった歌い手たちもマスネの音楽にぴったりの美声揃いだった。
 ああ、面白かった!


 仕事関係の予定をすませたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、青木淳悟の『男一代之改革』<河出書房新社>を読み進めたりする。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 寒い寒い寒い。


 帰宅後、シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団が演奏したビゼーの交響曲&序曲『祖国』<DECCA>を聴いたりしながら、『男一代之改革』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、アンヌ・ケフェレックの来日ピアノ・リサイタルのライヴ録音(2014年5月8日、王子ホール)を聴く。
 ショパンやリスト、そしてサティ、ラヴェル、プーランク、セヴラック、ドビュッシー、フェルー、アーン、デュポン、ケックラン、フローラン・シュミットらフランスの作曲家のピアノ作品が演奏されていた。

 続けて、ネルソン・フレイレが弾いたショパンの練習曲集作品番号12&ピアノ・ソナタ第2番他<DECCA>とリストのピアノ作品集<同>を聴く。
 夜はピアノづくし。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『男一代之改革』を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して177枚分を超えた。


 今日は、ローソン・バリューライン(山崎製パン)の、ちぎれる練乳イチゴ&チョコクリームパンを食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 練乳イチゴクリームとチョコクリームと二つのクリームが入ったパンで、途中でねじれている部分で各々のクリームのパンにちぎれるというもの。
 まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ふつうユニットの未来会議〜みんなで未来を妄想しよう!〜withネオラクゴ

☆ふつうユニットの未来会議〜みんなで未来を妄想しよう!〜withネオラクゴ

 出演:月亭太遊
(2015年11月26日20時スタート/喫茶フィガロ)


 今夜の、ふつうユニットの未来会議withネオラクゴのお題は、「勉強」。
 高校までの学校の勉強には四苦八苦したが、こんな勉強ならば大いに嬉しいかぎりだ。

 で、廣瀬君のほうから、ネットと市井の人材を組み合わせた新しい教育システムの提言があったのち、太遊さんがネオラクゴの新作『妨げマーラ』を演じた。
 勉強に打ち込む青年のもとに現われた留学生の少女は、色仕掛けで彼を籠絡しようとするが…。
 OO7シリーズなど、ネタふりがマクラで丁寧に行われたり、いわゆる「下ネタ」が効果的に盛り込まれたりと、笑いどころの多い作品に仕上がっていた。
 もちろん、そこはネオラクゴのこと、考えどころがきちんと用意されていたり、「不確実性」の試み(って、小難しく書いてるけど、そこは接してのお愉しみ)がなされていたりと、単簡には終わらない。
 ああ、面白かった!

 その後も教育に関するトークが続いたが、興味深かったのは、「共感して共に動く」、「おだてて動かせる」、「畏怖で強制する」という趣旨の教育の三つ要素。
 そうそう、あと「シェアおっさん」なるシステムが気になった。

 と、今夜も盛りだくさんのふつうユニット未来会議withネオラクゴでした。
 ちなみに、来週は12月4日・金曜20時から、同じく元田中の喫茶フィガロさんで開催の予定です。
 皆さん、お間違えなく!
posted by figarok492na at 01:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月26日

今日も今日とてかまびすしい(早めのCLACLA)

 どんよりとしたお天気の一日。

 気温もぐっと下がり、寒さを強く感じる。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 昨夜、KBS京都でAKBオールナイトニッポン(大場美奈、島崎遥香、島田晴香の出演)を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進めたり、創作活動について考えたりする。
 そういえば、島田晴香が自民党の高村正彦副総裁との本を出したという。
 露骨というほかないが、内山奈月が南野森と憲法に関する本を出したことを思い出せば、ある種の「バランスとり」とも考えられなくもない。
 いずれにしても、丸山交通公園君の講義が冗談ではないような感じだな。
(まあ、島田晴香自身が三原なんとかの跡継ぎになるかどうかは置くとして)


 HMVのクラシック音楽のサイトだが、トップの部分に細かい検索項目が復活していた。
 早々のご対応、ありがとうございます。


 今日も今日とて、朝早くから近所の建築工事がかまびすしい。
 やかましいのやかましくないの、いややかまし過ぎるの。
 腹立たしいったらありゃしない。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第1番&シューマンの交響曲第4番他<SONY/BMG>とシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたりする。


 島田雅彦の『虚人の星』<講談社>を読了した。
 ああ、面白かった!

 続けて、青木淳悟の『男一代之改革』<河出書房新社>を読み始める。


 まもなく外出して、左京方面へ。
 喫茶フィガロで開催される、ふつうユニット未来会議withネオラクゴに参加するためなり。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 18:18| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月25日

原節子が亡くなっていた HMVのサイトのリニューアルは改悪だ(CLACLA日記)

 原節子が9月5日に亡くなっていたことがわかった。95歳。
 深く、深く、深く、深く黙祷。
(加藤治子は、原節子と3歳しか違わなかったのか…。そのことにも少し驚いた)


 どんよりとしたお天気の一日。
 雨が降り出す。

 気温もぐっと下がり、寒さを感じる。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 気圧と湿度のWパンチ。
 やれやれ。


 トルコ軍が、領空を侵犯したとしてロシア軍の戦闘爆撃機を撃墜した。
 いろいろと考えることあり。


 最高裁が、昨年の衆議院選挙は「違憲状態」とする判断を下した。
 当然の如く、選挙無効とはならなかったが。
 いろいろと考えることあり。


 俳優の松山幸次も亡くなった。まだ40歳。
 深く、深く黙祷。


 昨夜、中島岳志の『下中彌三郎』<平凡社>を読了する。
 出版社の創業者である下中彌三郎の生涯を、批判的に考察した一冊だった。
 ああ、面白かった。
 それにしても、戦前戦中の「神ながらの道」等々の狂気には、どうしても「怖さ」を感じてしまう。

 続けて、島田雅彦の『虚人の星』<講談社>を読み始める。

 その後、オランダのRadio4のネット音源でレナード・バーンスタイン指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」のライヴ録音(1987年10月5日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)や、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、4時50分近くまで仕事関係の作業を進める。


 朝早くから、近所のボロ家の工事がガンカンガンカンカカカカカンとかまびすしい。
 いいかげんにしてくれよ、まったく。
 やれやれ。


 正午過ぎに外出して仕事関係の用件を片付ける。


 帰宅後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』(途中から)や、オリヴァー・ナッセン指揮クリーヴランド管弦楽団他が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『妖精の口づけ』他<ドイツ・グラモフォン>、シャルル・デュトワ指揮モントリオール・シンフォニエッタが演奏した同じくストラヴィンスキーのバレエ音楽『ミューズの神を率いるアポロ』他<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『虚人の星』を読み進めたりする。


 夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、ロジャー・ノリントン指揮チューリッヒ室内管弦楽団が演奏したストラヴィンスキーのダンバートン・オークス<SONY/BMG>や、テオドール・クルレンツィス指揮ムジカ・エテルナ他が演奏したモーツァルトの歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』から序曲と第1幕の第1場<同>を聴いたりしながら、『来年度の京都市交響楽団の自主公演が発表された 京都国際舞台芸術祭のことも少し』をアップしたり、雑件を片付けたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMで、ネヴィル・マリナー指揮NHK交響楽団の第1822回定期公演の実況中継(サントリーホール・大ホール)を聴く。
 来日ができなくなったメナヘム・プレスラーの代理となるゲアハルト・オピッツが独奏を務めたモーツァルトのピアノ協奏曲第22番と、ブラームスの交響曲第4番が演奏されていた。

 続けて、チャールズ・マッケラス指揮プラハ室内管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第25番、第28番、第29番<TELARC>、ヨエル・レヴィ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したシベリウスの交響曲第2番&交響詩『フィンランディア』<同>を聴く。


 夕飯後、『勝呂又吉のこと』の手直しを行ったり、『虚人の星』を読み進めたりする。


 HMVのクラシック音楽のサイトがリニューアルされていたが、これがもう改悪としか言いようのないひどさだ。
 予約商品のボタンを押すと、輸入盤も国内盤も横並びでごっちゃに表示されていて非常に見苦しい。
 しかも、輸入盤国内盤の切り換えができない使い勝手の悪さ。
 さらに、これまで重宝していた輸入盤の年度別販売状況だとかレーベルごとの情報がクラシカル検索サーチでいちいち探さなければならないため、面倒でもある。
 担当者は豆腐の角に頭を…。


 今日も、不二家のホームパイを食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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来年度の京都市交響楽団の自主公演が発表された 京都国際舞台芸術祭のことも少し

☆来年度の京都市交響楽団の自主公演のコンサート情報が発表された


 来年2016年度の京都市交響楽団の自主公演のコンサート情報が発表された。
 詳しくは、楽団のホームページで確認していただければと思うが、近年の京響の好調ぶりを象徴した、均整のよくとれたラインナップではないだろうか。
(以下、会場が未記入なものは全て京都コンサートホール大ホールでのコンサート)

 まずは、シェフの広上淳一が指揮する4月の定期(15日。第600回。モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」、リヒャルト・シュトラウスの交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』他)と大阪特別公演(17日。ザ・シンフォニーホール。『ツァラトゥストラ』、サン・サーンスの交響曲第3番「オルガン付」)、9月のスーパーコンサート(11日。楽団60周年記念のツアーのしめくくりで、五嶋みどりのソロによるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、リムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』他)、17年3月の定期(25、26日。第610回。マーラーの交響曲第8番「千人の交響曲」)。
 そして、今さら多くを語る必要もないチェコの遅咲きの巨匠ラドミル・エリシュカが振る10月の定期(7日。第606回。スメタナの「モルダウ」、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界から」他)。
 また、沼尻竜典が指揮する8月の定期(19日。第605回。三善晃のピアノ協奏曲、ショスタコーヴィチの交響曲第4番)、常任首席客演指揮者の高関健が指揮する11月の定期(26、27日。第607回。メシアンのトゥーランガリラ交響曲)、常任客演指揮者の下野竜也が指揮する17年1月の定期(21、22日。第608回。パスカル・ロジェのソロによるモーツァルトのピアノ協奏曲第25番、ブルックナーの交響曲第0番)も興味深いプログラムだし、ピリオド・スタイル万歳の人間には17年2月の鈴木秀美の定期初登場(17日。第609回。鈴木さんの弾き振りでカール・フィリップ・エマニュエル・バッハのチェロ協奏曲、ハイドンの交響曲第82番「熊」、ベートーヴェンの交響曲第5番)も嬉しい。
 定期の2回開催と1回開催の番組がちょっとだけ逆かな(4月の広上さんや、エリシュカは1回のみ)と感じたりもしないではないが、ニューイヤーコンサート(17年1月8日。角田鋼亮の指揮)やオーケストラ・ディスカバリー(川瀬賢太郎等)も含めて、聴きどころ満載だとも思う。
 ここ数年、京響のコンサートからは足が遠のいていたが、来年は京都コンサートホールに足を運ぶ機会が増えそうだ。

 そうそう、京都国際舞台芸術祭(KEX)2016SPRINGのプログラムの全容も発表されたんだった。
 こちらはいつもの如く刺激的な顔ぶれで、特にアート好きな方々には堪えられない内容だろう。
 ただ、せっかくロームシアター京都が開館になるのだから、オペラが組み込またらいいのにと思ったりもしなくはない。
 例えば、ドイツ・オーストリアやスペイン、フランスなどの歌劇場で評価され始めた若手の演出家とこれはという歌手だけを招聘して、あとは国内の音大・芸大からオーディションで選出されたメンバーなどと長期にわたって一つの公演を造り上げるとか。
 もっと手っとりばやい方法では、ロシアの地方都市ペルミで大活躍中のテオドール・クルレンツィスとムジカ・エテルナ、並びに少数の歌手を呼んで室内オペラを上演するとか。
 それにクルレンツィスとムジカ・エテルナならばバレエもいけるし。
(順当にいけば、演出は三浦基になるのかもしれない。ただ、杉原邦生のオペラ演出とか面白いんじゃないかな)
 まあ、ロームシアターでオペラとなると運営面での諸々、もっと率直にいうと小澤征爾たちとの絡みもあるだろうから、なかなか簡単に進みはしないのかもしれないが。
 でも、クルレンツィスとムジカ・エテルナならば、小澤さんと同じレコード会社(SONY)なので、まだ可能性が高いかも。

 いずれにしても、コンサート(オーケストラだけじゃなく)、オペラ、演劇、落語、映画等々、興味深いもの面白そうなもの、満遍なく通おうとするには、あまりにもお金と時間が足りない。
 来年は、ますます「厳撰」する一年になりそうだ。
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2015年11月24日

川崎敬三が亡くなった チャラン・ポ・ランタンですっきりした(CLACLA日記)

 世は三連休明け。


 どんよりとしたお天気の一日。
 青空は見えつつも。

 夕方前ぐらいから気温がぐっと下がって、寒さが厳しくなる。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 フランス軍がイラクとシリアにあるIS(イスラム国)の拠点を空爆したと報じられている。
 いろいろと考えることあり。


 元俳優でタレント、司会者の川崎敬三が7月21日に亡くなっていたことがわかった。82歳。
 神奈川県川崎市出身で、大映東京に入り、大部屋を経て助演、主演と活躍する。
 大映倒産後は、テレビドラマに転じ、さらに『アフタヌーンショー』の司会者として人気を博した。
 同番組が「やらせ問題」で打ち切りとなったのちは、俳優、司会者ともに活動を縮小させていったように思う。
(最後にブラウン管で川崎さんの姿を目にしたのは、土曜ワイド劇場で胃腸か何かを磁石で切断して殺される医師役だった)
 ちなみに、ザ・ぼんちの「そーなんですよ川崎さん」というネタは、『アフタヌーンショー』のレポーター山本耕一の物真似である。
 船越英二をさらに軽く、スマートにしたような演技を行っていた。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 昨夜外出し、錦湯さんへ。
 ネオ落語・セントラル(6回目)を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 終了後の交流会に参加し、24時少し前に帰宅する。


 帰宅後、グレン・グールドが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<SONY/BMG>や、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、落語記録をアップしたり、諸作業を進めたりする。


 朝早くから、近所のボロ家の工事がかとーんかとーん、かとーんかとーんとかとんとんとかまびすしい。
 腹立たしいったらありゃしない。
 やれやれ。


 パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第4番&第7番、第5番&第1番<RCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
 乾き、あまりよろしからず。
 まあ、仕方ない。

 洗濯物を干す前にラジオをつけると、チャラン・ポ・ランタンの二人が元気にかましていた。
 だいぶんすっきりする。
 そうそう、チャラン・ポ・ランタンのオールナイトニッポン(ゼロ)が復活しないかなあ。


 午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、ダニエル・ハーディング指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏したベートーヴェンの序曲集<Virgin>、アルテミス・カルテットが演奏した同じくベートーヴェンの弦楽4重奏曲第11番「セリオーソ」&第7番「ラズモフスキー第1番」<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、中島岳志の『下中彌三郎』<小学館>を読み進めたりする。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、グールドが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」〜第10番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、『下中彌三郎』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。


 夕飯後、仕事関係の予定をすませる。


 ドミトリー・ヤブロンスキー指揮ロシア・フィルが演奏した大沢壽人のピアノ協奏曲第3番「神風」(エカテリーナ・サランツェヴァの独奏)&交響曲第3番<NAXOS>、安部幸明の交響曲第1番他<同>を聴いたりしながら、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『下中彌三郎』を読み進めたりする。


 今日は、不二家のホームパイを食す。
 実家からの荷物に入っていたもの。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿者だ。
 一番の馬鹿者にはなりたくない。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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ネオ落語・セントラル 6回目

☆ネオ落語・セントラル 6回目

 出演:桂三幸さん、桂あおばさん、月亭太遊さん、笑福亭笑利さん
(2015年11月23日20時開演/錦湯)


 世は三連休の最終日。
 にもかかわらず、6回目となるネオ落語・セントラルは、常連さん、リピーターさん、ご新規さんで満員の大盛況だった。

 まずは、出演者4人が落語界の話題、あおばさん、笑利さん、三河さんが皮切りとなる大阪・玉出によしもとさんがオープンさせた若手落語家のための落語会場のこと、各々の近況報告のトークで盛り上げる。

 で、じゃんけん順に笑利さんから。
 最近技をめきめき上達させている紙切り(ペンギンと『スター・ウォーズ』のR2-D2)で満場の喝采を浴びたのちは、古典の『つる』をかける。
 「つる」という鳥の名前の由来に関するごまかしの説明を鵜呑みにした男が、今度は自分もといい気になって…。
 といった、おなじみの噺だが、笑利さんは歯切れのよいやり取りでしっかり笑いを掴んでいた。

 続くは、あおばさん。
 聴く度ごとにその高座の変化に感心感嘆しているのだけれど、今夜の『時うどん』もまさしくそう。
 もはや筋の説明もいらないくらいの「ザ・落語」とでも呼ぶべきお話だが、あおばさんは自分なりの構成仕掛けとメリハリがよく効いてテンポのよい語り口で、大きな笑いを生み出していた。
 あおばさん、ますます目と耳が離せない。
 それと、マクラで披歴されたあるフレーズがどうしても頭を離れない!

 三幸さんは、必需品、ネオはめ物のスピーカーを駆使した新作の『芸人騒動』。
 始めの部分はすでにフロンティア時代に演じられていたが、今夜は大幅に話を延ばしての高座となった。
 ネオはめ物を効果的に使って小刻みに笑いをとっていたが、やはり肝は後半の若手芸人の真情がぶわっと語られる部分だろう。
 ネオ落語・セントラルに相応しい作品だったと思う。

 トリの太遊さんは、ネオラクゴ『酋長の教え』を再演した。
 ここ数日の落語会でのエピソードをマクラで語ってから、本題が始まる。
 アフリカのとある部族を訪ねた男が、ひょんなことから酋長にさせられて…。
 といった展開の作品で、ザ・ドリフターズへの熱烈なオマージュであるとともに、今現在の状況に相応しい内容ともなっている。
 終盤、物語が改変されていて、その分さらにネオ度が増していた。
 まさしく再演の妙だ。

 最後は、4人のトークで愉しく〆た。

 と、連休最終日の夜にぴったりのにぎやかなネオ落語・セントラルでした。
 ああ、面白かった!
 そして、皆さんもぜひ一度ネオ落語・セントラルへ!!
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2015年11月23日

世は三連休最終日 勤労感謝の日 なれど…(早めのCLACLA)

 世は三連休の最終日。
 勤労感謝の日。
 なれど、当方にはあまり関係なく…。


 どんよりとしたお天気。
 雨降りに。
 ありゃりゃ。

 季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。


 馬鹿につける薬はない。


 明け方5時45分に寝床に入り、6時台に眠る。
 で、10時過ぎに起きて、仕事関係の予定をすませる。


 午後、別の仕事関係の予定をすませ、アマデウス・ウィンズが演奏したモーツァルトの管楽器のためのディヴェルティメント集<オワゾリール>、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団アルモニーが演奏した同じくモーツァルトのセレナード第10番「グラン・パルティータ」&第12番「ナハトムジーク」<ハルモニアムンディ・フランス>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、中島岳志の『下中彌三郎』<平凡社>を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、とうとう邪小説そのものになりつつある。


 まもなく外出し、錦湯さんへ。
 ネオ落語・セントラルの6回目なり。
 今夜は、三幸さん、あおばさん、笑利さん、太遊さんとイケメン揃いだ。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

市バスに苦しめられた一日 愉しかった一日(明け方のCLACLA)

 世は三連休の二日目。


 なんとか晴天が続く。
 どんよりとした感じは強いものの。

 まだまだ寒いとまではいえず。
 それでも、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。


 昨夜、西村賢太対談集『薄明鬼語』<扶桑社>を読了する。
 ああ、面白かった!

 続けて、中島岳志の『下中彌三郎』<平凡社>を読み始める。
 平凡社の創業者下中彌三郎の生涯とその思想を追った一冊。


 その後、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンやスフィアのオールナイトニッポンRを聴いたりしながら、4時20分まで仕事関係の作業を進める。
 スフィアのオールナイトニッポンRは、聴くとはなしに聴いている番組だが、女性の声優4人のおしゃべりの微妙なバランスとアンバランスが結構面白い。
 豊崎愛生の声が、話をしている間にときどき地声(低い声)になるあたりも面白い。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 実家からの荷物が届く。
 多謝。
 ありがたいかぎり。
 実家に電話をかけ、父に礼を述べておく。


 午後、NHK・FMの『トーキング・ウィズ松尾堂』(スナックの特集で、大宮エリーと玉袋筋太郎がゲスト)や『きらクラ!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』の手直しを行ったり、『下中彌三郎』を読み進めたりする。


 14時半過ぎに外出して、201号の市バスに乗った…、まではよかったが2台続けてきたあとのほうに乗ったとたん、みぶ車庫で入庫しますと。
 ありゃりゃ。
 でも、それだけでは腹は立たなかったんだけど、みぶ車庫で乗り換えた前のほうのバスの運転手が非常にぞんざいな人物で、バスが相当混雑してくると偉そうに注意をする。
 そもそも混雑するのはわかっているわけだから、入庫させずになんとかやりくりすればすむ話だろうに。
 まあ、運転手というよりも、四条通を狭くしたりする門川抜作市長により腹を立てたのだけれど。
(大阪の人たちをとやかく言えませんね、これでは)

 ゆるゆるとバスは走り、ようやと京都大学正門前で下車。
 ありがとうございました、と言っても件の運転手は無視。
 ああ面白い無視の声。
 じゃない、ちっとも面白くない。

 で、京都大学吉田南構内の講義室で、京都大学NF(学園祭)の自主制作演劇企画から舞台芸術研究会の『終合唱』(ボート・シュトラウス作、一人静君構成・脚色、野村眞人君演出)を観る。
 詳しくは、前々回の記事をご参照のほど。

 開演前終演後、関係各氏と話をする。

 終演後、『終合唱』を観に来ていた古くからの知己と立ち話。
 久しぶりに会えて嬉しかった。


 またもバス難。
 201号のバスを待つもちっともやって来ない。
 次の予定があることもあり、えいままよ、203号で千本今出川まで行き、そこから歩くことにする。
 で、早歩きで汗をかきかき、みぶ団地に向けて歩いていると、あとバス停3つ分辺りで201号がこちらを抜いて行った。
 おのれ、門川抜作め。
(逆恨み)


 で、壬生団地内の喫茶店uzuビバレッジで、日本海の短編朗読っぽい劇『日本海のuzu〜第一渦〜』を観る。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 終演後、出演者の4人やほかのお客さんたちとおしゃべりをする。

 さらにそのあと、知己と立ち話をする。
 演劇関係のこと(特に、35以上の演劇関係者の多くから「気持ち悪い」と思われていることも。それはずっと自覚していたことなのだが、やはり改めて聴かされると自省の材料となる)等、いろいろこちらのあり様について聴くこともできて、とても収穫だった。


 帰宅後、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団他が演奏したベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」<ARTE NOVA>やラジオ深夜便を聴いたりしながら、観劇記録をアップする。


 以上、11月22日と23日明け方にかけての日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 05:12| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本海 短編朗読っぽい劇『日本海のuzu〜第一渦〜』

☆日本海 短編朗読っぽい劇『日本海のuzu〜第一渦〜』

 出演:小嶋海平、勝二繁(以上、日本海)、木下圭子、小中太
(2015年11月22日19時半開演/uzuビバレッジ)


 川端康成に『掌の小説』という作品集がある。
 意味は全く異なるけれど、朗読にちょっとした演技や小道具を加えた日本海の短編朗読っぽい劇『日本海のuzu〜第一渦〜』は、物質的にも精神的にも自分たちの出し得る限りの力で、お客さんたちに出来得る限り愉しんでもらいたいという気持ちがしっかり感じ取れた、それこそ「掌の劇」と呼びたくなるような内容だった。
(ちなみに、会場のuzuビバレッジは壬生団地内にある喫茶店で、上演スペースはガラス張りの入口側。ドアを開けた野外も効果的に使用されていた)

 まずもって、広辞苑の言葉の解説に独自の言葉を加えてユーモラスな味わいの小嶋君作による前口上『広辞苑』からして、そうした彼彼女らの姿勢がよく示されていて嬉しい。

 で、続く室生犀星の『しゃりこうべ』は死の気配を強く感じる作品だが、そこにおかかなしさを見ようともした解釈で、お店の方が特別出演。
 昨年12月の『カゾクノカタマリ』と繋がる赤い糸、ならぬ赤い紐も印象に残った。

 夢野久作の『ガチャガチャ』は虫の世界を通した寓話。
 面白うて、やがていろいろと想う、含みのある掌篇だ。

 そして、岸田國士の『ここに弟あり』を四人が演じ分ける。
 岸田國士自身ばかりか、演者陣の来し方もまた想起させるような設定の一幕物で、兄弟間の心の行き違いが、弟と同居する女性の感情を交えながら、滑稽さをためて描かれており、最後は心がすっと動かされる。
 兄小嶋君、弟勝二、弟と同居する女性小中さん、ト書き木下さんという配役の妙もあって、すっと物語が耳に、心に入っていった。
 やっぱり岸田國士は面白いな。

 声質という意味でもバランスのよくとれた顔ぶれで、全篇良い音楽を聴くようにしっくり愉しむことができた。
 日本海は、今後も継続的にuzuでの企画を予定しているそうで、次回以降も心待ちにしたい。
 ああ、面白かった!
posted by figarok492na at 04:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

京都大学NF・自主制作演劇企画 舞台芸術研究会『終合唱』

☆NF 舞台芸術研究会『終合唱』

 原作:ボート・シュトラウス
 脚本・構成:一人静
 演出:野村眞人
(2015年11月22日16時20分開演/京大吉田南構内4共11教室)


 昨年の京都学生演劇祭(ウトイペンコ)で鮮烈な印象を残した野村眞人が初演出を披露すると知り、二日続けて京都大学の学園祭NFまで足を運んだ。
 企画団体は自らの所属する舞台芸術研究会で、テキストはドイツのボート・シュトラウスの『終合唱』を、これまた昨年今年の京都学生演劇祭で鳴らした一人静が構成・脚色した非常に刺激的なもの。
 初演出の気負いと同時に、野村君の美的感覚や演劇的志向が全面的に表わされた上演だったと思う。

 舞台芸術研究会のツイートには、「当時のドイツの強すぎる時代性、政治性から戯曲を開放し、現代日本において上演される意味を追及した意欲作となっています」とあったが、テキストそのものとしてはベルリンの壁崩壊辺りから、ドイツ統一以降の諸状況への原作者の政治的意図、思想信条が慮れるとともに、一人静らしい工夫が施されるなど、それに対して今回の上演者側の姿勢がどのようなものであるかも充分に理解できるような内容となっていた。
(実は、僕がケルンに滞在していた1993年〜1994年当時、ボート・シュトラウスの言動がドイツ国内でいろいろと問題になっていたのだけれど、そのことはここではあえて省略する)
 また、演出面でもテキスト同様の姿勢が表層的には明確に示されていたと感じた。
 特に、原作を反転させるというか、一層のカリカチュアライズが意図されていた点は、非常に興味深かった。
 ただ一方で、そうした表層的な姿勢と演者陣の内面との齟齬、乖離を強く覚えたことも事実だ。
 そして、僕には、シアトリカルな意匠と実際の演者陣の演技との齟齬、乖離以上にその点のほうが気になりもした。
 もちろん、NF演劇企画という枠組での一回限りの上演に、限られた稽古時間等々、そもそもの厳しい条件もあるわけで、だからこそ、より演者と観客の関係性を破壊するような無謀無茶な試みが行われてもよかったのではないかと感じた。

 圧倒的な存在感を示したベテランの柳原良平や、独特のフラが嬉しい中西みみずをはじめ、アライキシコ、すっ太郎といった演者陣は、演出の意図に沿う努力を重ねていた。
(そうそう、最終盤の長台詞は奥村奈緒に任せることが、座組的な事情としても、演劇的な効果としても、確かに「正解」ではあるのだけれど、あさのふみやショートカットの眼鏡の女性にスライドさせても面白かったのではないだろうか)

 いずれにしても、稽古時間や会場等、より好条件の中で野村君の演出がどのように為されていくのか、次回の公演を愉しみにしたい。
posted by figarok492na at 03:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月21日

チャンバラトリオの山根伸介と北の湖親方が亡くなった(CLACLA日記)

 チャンバラトリオの元リーダー、山根伸介が亡くなった。78歳。
 京都市の出身で、日本大学を中退後東映京都撮影所に入る(東映剣会幹部)。
 その後、同じ東映京都の故南方英二や伊吹太郎とチャンバラトリオを結成し、人気を得た。
 山根さんは巨人ファンとして知られるとともに、リベラルな姿勢(京都民報に連載記事ももっていた)をとった人としても知られた。
 なお、チャンバラトリオは今年5月に解散していた。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 大相撲の元横綱で、日本相撲協会理事長の北の湖親方(小畑敏満)も亡くなった。62歳。
 中学在学中に三保ケ関部屋に入門し、最年少記録を破る強さで昇進を重ね、1974年に横綱となった。
 優勝回数は24回で、歴代5位。
 現役引退後は、一代年寄の北の湖親方となり、2002年には日本相撲協会の理事長に就任したが、不祥事の責任をとり辞任する。
 しかし、2012年に理事長に復帰し、死の直前まで職務を行っていた。
 子供の頃の北の湖といえば、本当に憎たらしいほど強い横綱だった。
 そして、最近の彼は相撲世界の澱んだ状況を象徴するようなイメージを持たされていた。
 いろいろと考えることあり。
 深く、深く黙祷。


 晴天が続く。
 どんよりとした感じはありつつも。

 気温はそれほど下がらぬまま。
 穏やかな感じが続く。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 伊藤比呂美の『閉経記』<中央公論新社>を読了する。
 ああ、面白かった!

 続けて、西村賢太対談集『薄明鬼語』<扶桑社>を読み始める。

 その後、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティークが演奏したシューマンの交響曲第2番、第3番「ライン」<ARCHIV>を聴いたりしながら、4時半頃まで仕事関係の作業を進めたり、創作活動について考えたりする。


 アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第3番&第7番「未完成」、第8番「ザ・グレート」<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、『薄明鬼語』を読み進めたりする。


 午後、仕事関係の予定をすませる。


 15時台に外出し、市バス3号で百万遍へ(四条通は思ったほどには混雑していなかった。いや、混んではいたけれど)。
 京都大学の学園祭NFの演劇企画で、丸山交通公園君のワンマンショー『平成ぼやき講座』を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 開演前終演後、丸山君ほか関係各氏と話をする。


 それから、身体のメンテナンスをすませる。
 ああ、すっきりした!

 と、思っていたら、買い物先から出たとき、走って来た自転車に軽くぶつけられた。
 うむむ。


 帰宅後、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を途中から聴く。
 ハンス・スワロフスキー指揮NHK交響楽団が演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」のライヴ録音(1973年10月、NHKホール)から、第2楽章の途中より聴くことができた。

 続けて、特集オーディオドラマ『昭和20年のベートーベン〜焼跡に響いた第九〜』(伴一彦作)を聴く。
 太平洋戦争の戦時下、第九を通して愛を育んだ女性(若き日は野波真帆、年齢を重ねてから倍賞千恵子)を主人公とする反戦の姿勢が強く示された作品だった。

 続けて、『クラシックの迷宮』を聴く。
 今週は、「私の試聴室」で、ヴァイオリニストのイザベル・ファウストが弾いたシューマンが特集されていた。

 さらに、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーとフィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団が演奏したシューマンのピアノ協奏曲&交響曲第2番<ハルモニアムンディ・フランス>を聴く。
 今日は、シューマンの交響曲第2番で始まり、シューマンの交響曲第2番で終わった。


 遅めの夕飯後、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『薄明鬼語』を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して174枚分を超えた。


 今日も、カバヤのミルクキャンディを舐める。
 まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

丸山交通公園ワンマンショーinNF『平成ぼやき講座』

☆丸山交通公園ワンマンショーinNF『平成ぼやき講座』

 出演:丸山交通公園
(2015年11月21日17時20分開演/京都大学吉田南4号館4共11講義室)


 11月といえば、京都大学の学園祭NF。
 その演劇企画に、我らが丸山交通公園が参戦するというので、おっとり刀で駆け付けた。
(やっぱり、自転車がないのは辛い)

 で、今回のネタは、自作のフリップ(画用紙にマジックで字を書いたもの)を使った『平成ぼやき講座』。
 人生幸朗・生恵幸子のぼやき漫才をパクったと冗談交じりで言うように、ぼやきの部分はどちらかというとありがちなものもあったりするんだけれど、そのチョイスの端々に丸山君らしい深淵がのぞいていたりもする。
 が、それより何よりエネルギーとパワー。
 粗さもなんのその、その熱気が凄い。

 けれど、僕自身は途中の劇中劇、というか話中話にさらなる丸山交通公園らしさを観、聴き、感じた。
 おかかなしいねえ。
 そして終盤、彼のこととしてだけではなく、我がこととしても笑うに笑えない、でも笑ってしまう一コマも用意されていた。

 いずれにしても、丸山君の輝かしい未来を心より願いつつ、次回のワンマンショーを愉しみにしたい。
 ああ、面白かった!
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2015年11月20日

アトリエ劇研が閉館する 心配なのは杉山隼さんのこと(CLACLA日記)

 晴天へ。
 どんよりとした感じはなくもなかったが、概ねいいお天気、いい青空の一日となる。

 気温はほどよい感じ。
 それでも、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。


 馬鹿につける薬はない。
 と、痛感する毎日。
 自省あるのみ。


 昨夕外出して、市バスで左京方面へ。
 京都大学のカフェテリア・ルネで軽く食事をとったのち、元田中の喫茶フィガロに赴く。
 で、ふつうユニットの未来会議〜みんなで未来を妄想しよう!〜withネオラクゴに参加する。
 詳しくは、前々回の記事(ネオラクゴ記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 終了後、遅めの夕飯をフィガロの近くの友楽飯店ですませ、出町柳から京阪に乗って祇園四条まで戻り、歩いて帰宅する。
 24時過ぎに着。


 帰宅後、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンやアルコ&ピースのオールナイトニッポンゼロを聴いたりしながら、4時40分過ぎまでネオラクゴ記録をアップしたり、仕事関係の作業を進めたりする。


 朝早くに起きて、仕事関係の作業を進める。


 10時台に外出して、下京図書館へ。
 川本三郎の『サスペンス映画ここにあり』<平凡社>、浅田次郎の『パリわずらい江戸わずらい』<小学館>、藤崎和男の『グッバイ、こおろぎ君。』<講談社>、窪美澄の『アニバーサリー』<新潮社>、谷川直子の『四月は少しつめたくて』<河出書房新社>、岩井三四二の『三成の不思議なる条々』<光文社>を返却し、伊藤比呂美の『閉経記』<中央公論新社>、西村賢太対談集『薄明鬼語』<扶桑社>、中島岳志の『下中彌三郎』<平凡社>、島田雅彦の『虚人の星』<講談社>、青木淳悟の『男一代之改革』<河出書房新社>、滝口悠生の『ジミー・ヘンドリクス・エクスペリエンス』<新潮社>、西崎憲の『飛行士と東京の雨の森』<筑摩書房>を新たに借りる。

 その後、大垣書店四条店で来年用のウィークリーを購入し(ついでに、『ぶらあぼ』12月号を入手)、京都芸術センターで用件を片付けて、帰宅した。
 1時間以上歩き回ったが、やはり自転車がないと辛い。


 帰宅後、シギスヴァルト・クイケンさん指揮ラ・プティット・バンドが演奏したハイドンの交響曲第103番「太鼓連打」&第104番「ロンドン」<DHM>を聴いて、CDレビューをアップする。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。


 仕事関係の予定をいくつかすませる。


 NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を途中から聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『閉経記』を読み始めたりする。
 ほかに、『中野重治評論集』<平凡社ライブラリー>の拾い読みもした。
 『オペラ・ファンタスティカ』では、ピエール・ブーレーズがパリ・オペラ座管弦楽団他と録音したベルクの歌劇『ルル』が放送されていたが、ブーレーズの研ぎ澄まされた音楽づくりと、タイトルロールのテレサ・ストラータス以下粒揃いの歌手陣の歌唱が相まって、「耳のごちそう」とでも呼ぶべき演奏に仕上がっていると思う。
 全曲聴くことができなかったのが残念だ。


 夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMで、ウラディーミル・フェドセーエフ指揮NHK交響楽団の第1821回定期公演の実況中継(NHKホール)を聴く。
 チョ・ソンジンを独奏に迎えたショパンのピアノ協奏曲第1番と24の前奏曲から第4曲(チョ・ソンジンのアンコール)、グラズノフのバレエ音楽『四季』から秋、ハチャトゥリアンのバレエ音楽『ガイーヌ』から4曲、チャイコフスキーの序曲『1812年』が演奏されていた。

 続けて、オルフェウス室内管弦楽団が演奏した弦楽セレナード<ドイツ・グラモフォン>、ケラー・カルテットが演奏した弦楽4重奏曲第1番&第2番<ERATO>、ギル・シャハムとジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したヴァイオリン協奏曲<ドイツ・グラモフォン>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『閉経記』を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して171枚分を超えた。


 今日は、カバヤのミルクキャンディを舐める。
 昨日、百万遍のローソンストア100で購入したもの。
 ごちそうさま!


 アトリエ劇研が2017年8月末で閉館することとなった。
 詳しい事情は一切知らないし、理由や経緯は全く異なるだろうが、もしかしたらこういうことになるのではないかと予測し、何人かの人にはその旨公言していたことだ。
 心配なのは、杉山隼さんのことだ。
 もちろん、彼のことだから、数手先まできちんと読んではいるだろうけど。
 その高い力量才能に比して、絶対的に人望に欠けている点がどうしても気になる。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シギスヴァルト・クイケンが指揮したハイドンの交響曲第103番&第104番

☆ハイドン:交響曲第103番「太鼓連打」&第104番「ロンドン」

 指揮:シギスヴァルト・クイケン
管弦楽:ラ・プティット・バンド
 録音:1995年1月16〜20日、ドープスヘジンデ教会、オランダ
    デジタル・セッション
<DHM>05472-77362-2


 シギスヴァルト・クイケンが手兵のピリオド楽器オーケストラ、ラ・プティット・バンドと進めてきた、ハイドンのロンドン(ザロモン)・セットの掉尾を飾る一枚。
 ロンドン・セット(第93番〜第104番)といえば、ハイドンの交響曲の集大成と呼ぶべき作品だけれど、細部までみっちりじっくり詰め切った同じカップリングのニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団のCD<TELDEC>と比較して、クイケンとラ・プティット・バンドのほうは、よりアンサンブルの自主性を尊重した演奏と評することができるのではないか。
 で、ソノリティの高い演奏者たちが生み出すインティメートな雰囲気に満ちたアンサンブルによって、実に快活で歯切れと見通しの良い音楽が再現されており、何度聴いても全く聴き飽きない。
 録音も非常にクリアで、そうした演奏にとてもぴったりだと思う。
 ハイドンの交響曲を心底愉しみたいという方には大いにお薦めの一枚だ。
 中古とはいえ、これが税込み324円というのは本当に申し訳ないくらい。
posted by figarok492na at 13:08| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ふつうユニットの未来会議〜みんなで未来を妄想しよう!〜withネオラクゴ

☆ふつうユニットの未来会議〜みんなで未来を妄想しよう!〜withネオラクゴ

 出演:月亭太遊さん
(2015年11月19日20時スタート/喫茶フィガロ)


 廣瀬信輔君主宰による、ふつうユニットの未来会議〜みんなで未来を妄想しよう!〜withネオラクゴの今夜のお題は、「ペット」。
 諸事情で月亭太遊さんの出演は後半からとなったりもしたが、そこは勝手知ったる常連の参加者たち、各々未来のペットを妄想して、大いに盛り上がった。

 まずは、廣瀬君のほうより未来のペットの代表例としてある動画が流され、説明が行われる。
(あえて詳細は省略)
 その後、手のりポニーであるとか、成長しないヒヨコといった妄想に、ある種の粘菌や3Dプリンター、有機ナノ(ポケベルが鳴らなくて、じゃないよ)といった理工的知識を駆使して廣瀬君が解説を加えれば、それに対して参加者さんも丁々発止と応じる。
 ロボット型猫(猫型ロボット、じゃないよ)や、サラブレッドの自動車化(足にタイヤを付けて)、性的な意味ではない異性の代わりとなるペット(コミュニケーション可能)といった妄想が続き、ついには反物質ペットにまで会議は到った。

 と、ここで太遊さんが登場。
 ネオラクゴの新作『お庭の奥のマムー』を演じた。
 人工知能マムーを転移させられた大きな大きなバイソンは、とある屋敷で飼い置かれることとなるが…。
 といった具合で、打ち合わせがなかったにもかかわらず、今夜の会議とも深く繋がる内容となっていた。
 終盤、ネオ度が一気に上昇したが、「疑う」という一連の作品との共通する主題も、しっかり込められていたと思う。

 以上、非常に密度が濃いい、ふつうユニットの未来会議withネオラクゴだった。
 ああ、面白かった!

 そして、来週のお題は「お勉強」。
 太遊さんのネオラクゴの新作ともども、実に愉しみだ。
 ご都合よろしい方はぜひ!!
posted by figarok492na at 02:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月19日

なかなか晴れてはくれないものだ(早めのCLACLA)

 どんよりとしたお天気の一日。
 なかなか晴れてはくれないものだ。

 気温は少し下がったか。
 それでも、秋らしさを感じるほどではないが。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 昨夜、KBS京都でAKB48のオールナイトニッポン(高橋朱里、岡田奈々、小嶋真子という、あまりよく知らないメンバーの出演)を聴いたりしながら、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進めたり、創作活動について考えたり、『カルタ遊び 12』をアップしたり(前回の記事をご参照のほど)する。


 朝早くから、真向かいマンション横のボロ家の工事が、ガタンギタングタンゲタンと非常にかまびすしい。
 度し難し。

 午前中、シギスヴァルト・クイケンさん指揮ラ・プティット・バンドが演奏したハイドンの交響曲第103番「太鼓連打」&第104番「ロンドン」<DHM>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、イーヴォ・ポゴレリチが弾いたドメニコ・スカルラッティのソナタ集<ドイツ・グラモフォン>、クイケンさんのハイドンを聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 岩井三四二の『三成の不思議なる条々』<光文社>を読了する。
 ああ、面白かった!

 ほかに、『中野重治評論集』<平凡社ライブラリー>の拾い読みもした。


 仕事関係の予定をすませる。


 予定を終えたあと、スヴェトラ・プロティッチが弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ第15番&ロンドイ長調他小品<キング>を聴いたりしながら、『勝呂又吉のこと』を書き進める。


 まもなくしたら外出して、左京区へ。
 20時からは元田中の喫茶フィガロで、ふつうユニットの未来会議〜みんなで未来を妄想しよう!〜withネオラクゴなり。
 今夜は、月亭太遊さんは諸事情で21時半頃の到着とのことだ。

 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 18:11| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カルタ遊び 12

☆カルタ遊び 12

 ええ、一杯のお運び誠にありがとうございます。東京から参りました売れない落語家、三遊亭凡馬でございます。ボンバヘイ! 売れない落語家でございますが。あたくしは、凡人の凡に馬と書いて凡馬でございまして、師匠が亡くなりました三遊亭汗馬でございます。あの、湯カンバのカンバじゃございませんよ。汗に馬と書いて汗馬でございまして、手のつけられようのない暴れ馬って意味で。まあ、確かに、暴れ馬でございまして。何せ、本物のこれ(頬に線を引く)、でございますから。東京広しといえど、背中に我慢、お灸のあとじゃないですよ、彫り物、刺青、それも髑髏なんてのが入った噺家なんて一人っきりだったでしょうね。少なくとも今世紀に入ってからは。もともと、浅草の生まれなんですがね、あたくしの師匠は。昭和二十年三月十日の東京大空襲で、家族丸ごと焼き殺されちまいまして。天涯孤独の身の上。そこを拾ってくれたのが、新宿のマーケットの大親分だったそうでして。その一の子分とまで言われてたってえから凄いもんです。それが運がいいのか悪いのか警察に捕まって、なんで捕まったのかはご想像にお任せしますが、当時の新宿署の署長さんから諭されたってんです、お前は口跡が良いから噺家になったらどうかって、それで紹介されたのが、昭和の大名人三遊亭金馬、あたくしにとっては大師匠にあたります先代の金馬でございました。まあ、そんな汗馬のもとにあたくしが弟子入りするきっかけというのが、というより、無理やり弟子にさせられたみたいなものなんですよ、本当のところは。かれこれ三十年近くも前のことになります。忘れようったって忘れられませんよ、あれは千駄ヶ谷の銭湯でした。あたくしがお湯につかって、寿限無寿限無五劫のすりきれ、なんて調子よく口ずさんでたときです、後ろのほうから、おいって低い声がするんですよ。あれ、なんだろうって、振り返ると、あるんですよ、髑髏の刺青が…。
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2015年11月18日

心はうつろいやすものだ 人そのものは変わらなくとも(CLACLA日記)

 雨が続く。
 雨降りの一日。

 じめじめじめじめとして、全く快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチで、頭と身体が重たし。
 どうにもこうにも。
 やれやれ。


 結局のところ、他人の畑で大騒ぎを続けようという話ではないか。
 そうとしか思えない。
 目くらましの八百長猿芝居や火事場泥棒、愚か者の火遊びを許してはなるまい。


 昨夜、久しぶりにあ、の人から電話があり、1時間とちょっと話をする。
 其々の近況について話をしたが、基本の部分では変わりがない様子だった。
 お互い、健康に気をつけておかなければとも。

 その後、ファジル・サイが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ集<naïve>やNHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、4時半近くまで仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』の手直しをしたり、創作活動について考えたりする。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、ABCの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、シギスヴァルト・クイケンさん指揮ラ・プティット・バンドが演奏したハイドンの交響曲第103番「太鼓連打」&第104番「ロンドン」<DHM>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
 『桑原征平粋も甘いも水曜日』の14時台には、ヴァイオリニストの木嶋真優がゲストとして出演し、活発で快活なおしゃべりを聴かせてくれた。
 で、ヨーロッパ仕込みというか、「(過去の)型にはめられたくない」といった明確な趣旨の言葉に、以前接した京都市交響楽団のコンサートでの素っ気ない態度の原因の一端(悪い意味ではなく)がわかったようにも思った。


 谷川直子の『四月は少しつめたくて』<河出書房新社>を読了する。
 「言葉」について改めて考えさせられた作品だった。
 正直、物語の終息のさせ方は自分自身の好みにはあっていないが。
 それでも、読んでおいてよかったとは思う。

 続けて、岩井三四二の『三成の不思議なる条々』<光文社>を読み始める。
 関ヶ原の合戦から30年が経った頃、江戸の町人がとある人物より、関ヶ原の合戦や石田三成に関して当時を知る者からの聞き書きを集めて欲しい旨、依頼を受ける。
 といった、『舞踏会の手帖』(もしくは、有吉佐和子の『悪女について』)形式の作品である。
 読み進めていくのが愉しみだ。

 ほかに、『中野重治評論集』<平凡社ライブラリー>の拾い読みもした。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 途中グルメシティで、週刊ポストの春日太一の連載インタビューと週刊文春の小林信彦の連載エッセイの立ち読みをした。
 春日太一のほうは山本圭へのインタビューの1回目で、山本さんが俳優となる経緯や、初出演となる『乳房を抱く娘たち』の撮影で、叔父の山本薩夫監督に罵倒された話などが語られていた。
 一方、小林さんのエッセイは、高倉健の没後一周年にまつわるもの。
 東映時代の作品や、脚本家笠原和夫を通したエピソードなどが記されていた。
 そうそう、山本さんといえば、近くのホテルから出てくるところを見かけたことがあったんだった。
(京都で、撮影現場以外で見かけた俳優さんといえば、嵐電の等持院駅近くでの有川博、嵐電の車内での江幡高志と鶴田忍がいる。あっ、あと団時朗は一時期よく遭遇していたなあ)


 帰宅後、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したモーツァルトの交響曲第40番&第41番「ジュピター」<DHM>を聴いたりしながら、『勝呂又吉のこと』について考えたり、雑件を片付けたりする。


 途中夕飯を挟み、ABCラジオの『ほりナビ!』を聴く(途中まで)。


 夕飯後、クイケンさんのハイドンの交響曲、ミヒ・ガイック指揮オルフェオ・バロック・オーケストラが演奏したシューベルトの交響曲第5番&序曲集<同>を聴いたりしながら、『勝呂又吉のこと』について考えたり、『三成の不思議なる条々』を読み進めたりする。
 ほかに、『中野重治評論集』の拾い読みもした。
 『勝呂又吉のこと』は、頭の中でもやもやと考えている段階。
 ついに、「皇帝のいすぎる十月事件」なるエピソードまで飛び出してきた。
 こうなるとエンタメ色の強い純文学などとほざいているわけにはいかないだろうな。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 心はうつろいやすいものだ。
 人そのものは変わらなくとも。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月17日

雨の一日 開き直ることにした(CLACLA日記)

 雨。
 雨が降り続ける。
 どんよりとしたお天気の一日。

 雨とともに、気温が下がったか。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 気圧と湿度のWパンチで、頭と身体が重たし。
 やれやれ。


 パリでのテロを受けて、自民党の谷垣幹事長が共謀罪の創設を発言したという。
 いろいろと考えることあり。


 昨夜外出して、錦湯さんへ。
 ネオ落語・セントラル(5回目)を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事(落語記録)をご参照のほど。

 開演前終演後、旧知の松田裕一郎さんをはじめ、出演者の皆さんやお客さん方とあれこれ話をする。


 23時台に帰宅後、諸々あったり遅めの夕飯をすませたりしたのち、ラルキブデッリとモッツァフィアートが演奏したハイドンのナポリ王のための8つのノットゥルナ<SONY>や、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、4時半まで落語記録をアップしたり、縦書き文庫に『カルタ遊び』を公開したりする。


 一体お前は何者だ、という問いかけにこれまでずっと後ろめたさを感じ、悩み続けていたが、結局そのことは自分自身の心の中で問い続ければいいと思い切った。
 これからは、これが自分だ、中瀬宏之だと開き直る。
 えい、ままよ。


 9時台に起きて、シギスヴァルト・クイケンさん指揮ラ・プティット・バンドが演奏したハイドンの交響曲第103番「太鼓連打」&第104番「ロンドン」<DHM>と、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏した同じ曲<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』の手直しを行ったり、縦書き文庫の調整(表示を明朝体にして、だいぶん見やすくなった)を行ったりする。


 午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、クイケンさんのハイドンの交響曲を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、資料類の整理を行ったり、谷川直子の『四月は少しつめたくて』<河出書房新社>を読み進めたりする。
 ほかに、『中野重治評論集』<平凡社ライブラリー>の拾い読みもした。

 途中、眠気に勝てず、しばらくうとうととする。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、クイケンさんのハイドンの交響曲を聴いたりしながら、資料類の整理を行ったり、『四月は少しつめたくて』を読み進めたりする。


 今週末土曜の夜に身体のメンテナンスの予約を入れる。
 心身ともにすっきりしたい!


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、ペーター・ダイクストラ指揮東京都交響楽団の第795回定期演奏会のライヴ録音(2015年10月15日、東京文化会館大ホール)を聴く。
 ダイクストラが首席指揮者を務めるスウェーデン放送合唱団との共演で、合唱のみのリゲティの『ルクス・エテルナ』、シェーンベルクの『地には平和を』、モーツァルトのレクイエムとアヴェ・ヴェルム・コルプス(アンコール、合唱のみ)が演奏されていた。
 モーツァルトのレクイエムは、いわゆるピリオド・スタイルによるメリハリの効いた速いテンポの演奏だった。

 続けて、クリストファー・ホグウッド指揮アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックが演奏したモーツァルトの歌劇『クレタの王イドメネオ』からバレエ音楽&セレナード第9番「ポストホルン」他<オワゾリール>を聴く。


 夕飯後、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『四月は少しつめたくて』を読み進めたりする。
 ほかに、『中野重治評論集』の拾い読みもした。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 火事場泥棒や馬鹿者の火遊び、目くらましの八百長猿芝居には気をつけておかないと。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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ネオ落語・セントラル 5回目

☆ネオ落語・セントラル 5回目

 出演:桂三河さん、月亭太遊さん
 「YSマンガ夜話」出演:山崎仕事人さん、高田理光さん(プレミアムバザー)
(2015年11月16日20時開演/錦湯)


 5回目となるネオ落語・セントラルは、おなじみ常連さんやリピーターさん、ご新規さん(落語通で知られる旧知の松田裕一郎さんも来場)と、幅広いお客さんが集まった。
 さらに今夜は、作道君、橋ヶ谷君のゲツクロ・チームが企画のための撮影を行うということで、一味も二味も違う雰囲気の中でスタートした。

 まずは、三河さんと太遊さんが昨日の井手町→玉造→井手町の「落語会ツアー」の模様や、三河さんのお祖母さんが住まわれている京都竹田界隈での今日の出来事を30分ほど語り尽くす。

 で、ここから三河さんと太遊さんの新作落語、並びにネオラクゴの4本立てがスタート。
 一席目は、三河さんの新作『春の一大寺』だ。
 すでにネオラクゴ・フロンティアで演じられたことのある作品で、煩悩多き住職が仏像の仏さんの言葉に従って、お寺の境内でアイドルを売り出すが…。
 といった具合に、アイドル大好き人間三河さんらしい内容となっている。
 終盤、仏さんとアイドルのセンターの女の子のやり取りが「たまらない」のだけれど、今夜はお子さんもおられるということもあってか、ソフトタッチな語り口だった。

 続いて、太遊さんのネオラクゴは、初期の連作シリーズから『ドクトル・パンデミック』。
 世界征服を目論むビッグカオス団の四天王の一人ドクトル・パンデミックは、精力減退作戦の成功のため、なぜだかマカロンづくりの修行に洋菓子店に入り込むが…。
 といった展開。
 洋菓子店の店長とドクトル・パンデミックの会話で笑いをとりつつ、それが「心の動き」という作品のテーマと繋がっているあたりも、ネオラクゴらしい。

 再び三河さんが登場し、新作『阿修羅』をかける。
 これまたネオラクゴ・フロンティアの初めの頃に演じられた作品だ。
 舞台は人間世界の遥か高みにある阿修羅界。
 修羅長によって修羅場を発生させろと無理難題を押し付けられた大阪支部の阿修羅たちは…。
 後半の修羅場のルーティン(積み重ね)が肝となる作品だった。
 ちなみに、途中三味線のはめ物が入った。

 トリは、太遊さんの『マニー・マ少年合唱団』。
 『ドクトル・パンデミック』同様、ビッグカオス団シリーズの作品で、現在はびこる拝金主義を徹底的に叩きのめした内容である。
 特に、少年合唱団が歌う歌がおかしい。

 そして、今夜はネオ落語・セントラルの3回目(10月26日)で好評を博した「YS(山崎仕事人)マンガ夜話」が再登場。
 センサールマンの山崎仕事人さん、プレミアムバザーの高田理光さんを中心に、太遊さん、三河さんの四人が、会場から集めたお題を元に、漫画についてこゆく語っていくという企画である。
 相当コアなお題もあったりして、今夜もあちらこちらと幅広い漫画の話になっていた。

 と、今夜も盛りだくさんなネオ落語・セントラルでした。
 毎週月曜20時からは、錦湯さんへぜひ!!
posted by figarok492na at 02:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月16日

阿藤快が亡くなった(早めのCLACLA)

 俳優でタレントの阿藤快が亡くなった。69歳。
 神奈川県の出身で、大学卒業後、俳優座にスタッフとして入るも、原田芳雄の影響で俳優に転じた。
 独特な容貌と雰囲気の持ち主で、映画やテレビドラマのちょっとした役回りで強い印象を残したのち、いわゆる性格俳優としてブレイクする。
 はじめは悪役や特異な性格の配役が多かったが、ブレイク後は軽はずみでがさつだがお人好しといった温厚で善良な役柄が増した。
 またそうした役柄の変化にあわせたかの如く、バラエティ番組で活躍するようになり、特に旅番組やグルメ番組に数多く出演した。
 「なんだかなあ」の口癖は、物真似の対象としても有名だった。
 松田優作ものでの怪演や『きらきらひかる』など、忘れ難い役者さんの一人だ。
 旧名は阿藤海。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温も上昇し、日中はTシャツ短パンで過ごしてしまう。
 寒暖の差が激しそうなので、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。


 昨夜、シギスヴァルト・クイケンさん指揮ラ・プティット・バンドが演奏したハイドンの交響曲第103番「太鼓連打」&第104番「ロンドン」<DHM>や、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 朝早くに起きて、仕事関係の予定をすませる。


 午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
 乾き、まあまあよろしい。
 ああ、すっきりした!


 午後、クイケンさん指揮のハイドンの交響曲集(2回)と、鈴木秀美独奏によるチェロ協奏曲第1番&第2番、協奏交響曲<同>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、20番と皇帝讃歌「神よ、皇帝を護り給え」による変奏曲<ともに同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して159枚分を超えた。


 窪美澄の『アニバーサリー』<新潮社>を読了する。
 ああ、面白かった!

 続けて、谷川直子の『四月は少しつめたくて』<河出書房新社>を読み始める。

 ほかに、『中野重治評論集』<平凡社ライブラリー>の拾い読みもした。


 今日は、まもなく外出して錦湯さんへ。
 ネオ落語・セントラルなり。
 愉しみ愉しみ。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月15日

飄々舎のライブを途中まで愉しんだ シギスヴァルト・クイケンさんのこと(CLACLA日記)

 昨夜から今朝にかけて雨。
 その後やんで青空が見えるも、夜になって少し小雨がぱらついていた。

 気温も上昇する。
 寒暖の差が激しいので、皆さんくれぐれも風邪など召しませんように。


 お天気がよくなるとともに、体調も持ち直す。


 パリで発生した同時テロについて考える。
 そして、パリ以外で日々発生し続けているテロや、戦闘状態、紛争、戦争についても考える。


 昨夜、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、3時半頃まで仕事関係の作業を進める。


 午前中、マルク・ミンコフスキ指揮ルーヴル宮音楽隊管楽器アンサンブルが演奏したモーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』ハイライト(トリベンゼー編曲)<ERATO>、アンドレア・マルコン指揮ラ・チェトラが演奏した同じくモーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』序曲<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 午後、NHK・FMの『トーキング・ウィズ松尾堂』(「自分の声を好きになる」と題して、石丸謙二郎と音楽ジャーナリストの山崎広子がゲスト)と『きらクラ!』、クラウディオ・アバド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したロッシーニの歌劇『ラ・チェネレントラ』序曲&『どろぼうかささぎ』序曲<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、窪美澄の『アニバーサリー』<新潮社>を読み進めたりする。
 ほかに、『中野重治評論集』<平凡社ライブラリー>の拾い読みもした。


 16時半頃外出して、元・立誠小学校へ。
 音楽室で飄々舎のライブを愉しむ。
 今回は、即興をテーマに、主宰者の青木白君とあかごひねひね君がある種のバトルを繰り広げていたが、あかごひねひね君のバーバルセンスが炸裂したりして、大いに笑う。
 で、本当は19時からの第二部も観るつもりだったのだけれど、急な予定が入り第一部のみで失礼した。
 残念なり。

 急な予定をすませたのち、Avisで中古CDを購入し、20時台に帰宅した。


 馬鹿が馬鹿なことをやらかしていて、呆れる。
 馬鹿につける薬はない。


 少し遅めの夕飯後、購入したばかりのシギスヴァルト・クイケンさん指揮ラ・プティット・バンドが演奏したハイドンの交響曲第103番「太鼓連打」&第104番「ロンドン」<DHM>を2回聴く。
 クイケンさんは、手兵であるピリオド楽器のオーケストラとともに、快活で歯切れのよい演奏を生み出している。
 録音もクリアであり、実に聴き心地のよい一枚だ。
 それにしても、中古とはいえこのCDが税込み324円とはあまりにも安すぎる。

 ちなみに、クイケンさんの表記がどうしてフルネームでも敬称つきかというと、以前青山音楽記念館バロックザールでのクイケン・カルテットの来日コンサート(1999年1月29日)のあとに開催されたレセプションで、クイケンさんとしばらくお話することができたからだ。
 このときは、演出や美術面で初演当時と同じスタイルをとることが難しいため、モーツァルトのオペラを指揮する際は演奏会形式で行っているといった話をうかがうことができた。


 仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『アニバーサリー』を読み進めたりする。
 ほかに、『中野重治評論集』の拾い読みもした。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年11月14日

テロが続発している 江森陽弘が亡くなった(CLACLA日記)

 雨天。
 どんよりとしたお天気の一日。

 気温はあまり上昇せず。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 気圧と湿度のWパンチもあってか、どうにも頭と身体が重たし。
 予定を変更し、夕方の買い物以外は外出せず、部屋で過ごした。
 やれやれ。


 劇場やサッカーの競技場、レストラン等、パリで同時多発テロが発生し、銃の乱射によって120人以上の方々が殺害されたと報じられている。
 一方、レバノンのベイルートでも自爆テロが続発している。
 いろいろと考えることあり。
 様々な意味で他人事ではない。


 フリージャーナリストの江森陽弘が亡くなった。83歳。
 東京都の出身で、朝日新聞に入社し社会部記者となる。
 編集委員時に、テレビ朝日の『江森陽弘モーニングショー』のキャスターに抜擢される。
 その後朝日新聞を退社し、フリージャーナリストとして活躍した。
 少なからぬ著書を遺したほか、テレビ朝日の『素敵にドキュメント』のキャスターを務めたり、テレビドラマ『天までとどけ』の綿引勝彦の上司役や映画『木村家の人々』に俳優として出演したりするなど、幅広い活動を行った。
(江森さんといえば、昭和末期に放映された『消えた箱舟』という終末論的ドラマの主人公を演じていたはずだ)
 深く、深く、深く黙祷。


 昨夜、バリトンのボー・スコウフスがヘルムート・ドイチュの伴奏で歌ったシューベルトの歌曲集『白鳥の歌』<SONY>、アルフレッド・ブレンデルが弾いた同じくシューベルトのピアノ・ソナタ第20番他<PHILIPS>や、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 体調もあって、午前中だらだらと過ごす。


 午後、ソプラノのドロテー・ミールズがレザミ・ド・フィリップの伴奏で歌ったハイドンのスコットランド民謡&英語のカンツォネッタ集<CPO>、ロジャー・ノリントン指揮ロンドン・クラシカル・プレーヤーズが演奏した同じくハイドンの交響曲第101番「時計」&第102番<EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、藤崎和男の『グッバイ、こおろぎ君。』<講談社>を読み進めたりする。
 ほかに、『中野重治評論集』<平凡社ライブラリー>の拾い読みもした。


 16時台に外出し、夕飯用の買い物をすませ、17時半過ぎに帰宅した。


 帰宅後、ラルキブデッリが演奏したハイドンの弦楽4重奏曲第81番〜第83番他<SONY>を聴いたりしながら、『勝呂又吉のこと』を書き進める。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して153枚分を超えた。


 『グッバイ、こおろぎ君。』を読了する。
 滋味あふれるというか、おかかなしさに満ちた、けれどウェットに過ぎない作品で、非常に好感が持てた。
 文章も実に巧みだ。


 NHK・FMで、ディエゴ・マテウス指揮NHK交響楽団の第1820回定期公演の実況中継(NHKホール)の後半を聴く。
 マテウスはベネズエラの生まれで、同国の音楽システム「エル・システマ」によってその才能を開花させた若手指揮者である。
 今夜は、プログラム後半のチャイコフスキーの交響曲第5番しか聴くことができなかったが、オーケストラをコントロールしつつ音楽の劇性もよくとらえた聴き応えのある演奏だったと思う。


 途中夕飯を挟み、同じNHK・FMの『ガットのしらべ』を聴く。
 イスラエル出身のマンドリン奏者アヴィ・アヴィタルの特集が組まれていた。

 続いて、近衛秀麿指揮ベルリン・フィルが演奏したムソルグスキーの交響詩『はげ山の一夜』&ハイドンの交響曲第91番<ドイツ・グラモフォン>、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルが演奏したベートーヴェンの劇音楽『エグモント』序曲<同>、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団が演奏したモーツァルトの歌劇『魔笛』序曲<同>を聴く。
 いずれも、SP録音をCD化したものだ。

 再びNHK・FMに戻り、『クラシックの迷宮』を聴く。
 今回は没後100年を記念して、ワルトトイフェルのワルツが放送されていた。
 たまには、こうやってワルトトイフェルの作品をまとめて聴くのも悪くない。
 ああ、面白かった!


 夕飯後、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、窪美澄の『アニバーサリー』<新潮社>を読み始めたりする。
 ほかに、『中野重治評論集』の拾い読みもした。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して156枚分を超えた。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年11月13日

頭と身体が重たし 薬ののみ合わせには注意!(CLACLA日記)

 雨降り。
 どんよりとしたお天気の一日。

 気温は少し下がったか。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 気圧と湿度のWパンチで、頭と身体が重たし。
 加えて、薬ののみ合わせか胃の調子がちょっとおかしい。
 一応同時に服用して大丈夫な薬なのだけれど、2回試して違和感を覚えるので、やはり同時に服用するのはやめておこう。
 やれやれ。


 昨夕、予定通りに外出し仕事関係の用件を片付ける。
 それから京都大学のカフェテリア・ルネで軽い夕飯をすませ、元田中の喫茶フィガロへ。
 ふつうユニットの未来会議〜みんなで未来を妄想しよう!〜withネオラクゴに参加する。
 詳しくは、前回の記事(ネオラクゴ記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 終了後、出演者の面々などと夕飯(カレーうどん)をすませ、諸々あって午前1時台に帰宅した。


 帰宅後、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンやアルコ&ピースのオールナイトニッポンゼロを聴いたりしながら、4時過ぎまでネオラクゴ記録をアップしたり、仕事関係の作業を進めたりする。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』(途中から)や、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を聴く。
 『オペラ・ファンタスティカ』では、昨年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本から、ヴェルディの歌劇『ファルスタッフ』上演(ファビオ・ルイージ指揮サイトウ・キネン・オーケストラ他の演奏)のライヴ録音が放送されていた。
 粒揃いの歌い手とルイージのクリアでドラマティックな音楽づくりが相まって、実に聴き応えのある演奏だった。
 そういえば、20年以上前のヨーロッパ滞在中、デュッセルドルフでルイージが指揮したプッチーニの歌劇『トゥーランドット』を聴いたことがあって、このときもオーケストラのよくしまって鳴りのいい演奏に感嘆したのだった。


 仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたりする。


 浅田次郎の『パリわずらい江戸わずらい』<小学館>を読了する。
 JALの機内誌『SKY WORD』掲載のエッセイをまとめたもの。
 ああ、面白かった!


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、ハンス・フォンク指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したモーツァルトの序曲集<CAPRICCIO>を聴いたりしながら、藤崎和男の『グッバイ、こおろぎ君。』<講談社>を読み始めたり、雑件を片付けたりする。


 途中夕飯を挟み、ABCラジオの『ほりナビ!』を聴く。
 金曜日は大野聡美アナウンサーがアシスタント。


 夕飯後、マティアス・バーメルト指揮ロンドン・フィルが演奏したパリーの交響曲第5番他<CHANDOS>、ベルナルト・ハイティンク指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したエルガーの交響曲第2番<EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『グッバイ、こおろぎ君。』を読み進めたりする。


 今日は、オイシスの大きなエクレアを食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 とろっとしたカスタードクリームの入ったエクレアで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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ふつうユニットの未来会議〜みんなで未来を妄想しよう!〜withネオラクゴ

☆ふつうユニットの未来会議〜みんなで未来を妄想しよう!〜withネオラクゴ

 出演:月亭太遊さん
(2015年11月12日20時スタート/喫茶フィガロ)


 左京区元田中の喫茶フィガロに会場を移して2回目となる、廣瀬信輔君主宰のふつうユニットの未来会議〜みんなで未来を妄想しよう!〜withネオラクゴだが、今夜のお題は「食事」。
 廣瀬君と月亭太遊さんによる概要説明ののち、まずはデモンストレーションに代えて、廣瀬君が機械的な野菜=緑菜栽培(ロボットを使って、システィマティックに行う)の現状を簡単に説明する。

 で、太遊さんの新作ネオラクゴは『ぽっちゃりタウレト』。
 『場末のバステト』に続く、エジプト女神三部作の二作目で、タウレトとはカバのような姿をした女性や妊婦の守護神のこと。
 会社の上司に誘われてバー『タウレト』に足を運んだ男だったが、ここは場末のバステト系列の「ぽっちゃり」専門のバーで…。
 という具合に展開する作品で、お題の「食事」もばっちりクリア。
 捻ったやり取りに太遊さんの熱唱、言葉遊びも盛り込んだ、一粒で何度も美味しい作品になっていて、特に中盤以降大いに笑う。
 そして、あれこれと考えたりもした。

 そして、昆虫を未来の(スタンダードな)食糧にするためには? や、冷蔵庫の機能性を高める方法など、お客さんの提案や質問を中心に会議が進む。
 途中、妙齢な女性がやって来て活発に会議に参加したこともあり、終盤非常に盛り上がった。
 もやし、侮るべからず!

 と、何が飛び出すかわからない未来会議に皆さんもぜひ。
 ああ、面白かった!!
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2015年11月12日

この調子で書き進めていかないと!(早めのCLACLA)

 晴天が続く。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温はあまり上昇せず。
 それでもまだ穏やかか。
 夕方以降は冷え込み始めるが。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 昨夜、KBS京都でAKB48のオールナイトニッポン(木崎ゆりあ、武藤十夢、田野優花の出演)を聴いたりしながら、3時近くまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、ラルキブデッリが演奏したブラームスの弦楽6重奏曲第1番&第2番<SONY>、ブルーノ・ヴァイル指揮ザ・クラシカル・バンドが演奏したシューベルトの交響曲第7番「未完成」&第8番「ザ・クレート」<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、浅田次郎の『パリわずらい江戸わずらい』<小学館>を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して150枚分を超えた。
 この調子で書き進めていかないと!


 まもなく外出して、左京区へ。
 今夜は、ふつうユニットの未来会議〜みんなで未来を妄想しよう!〜withネオラクゴの予定なり。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月11日

勉強あるのみ(CLACLA日記)

 晴天が続く。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温はそれほど上昇せず。
 夕方以降は、冷え込み始める。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 旧西ドイツ(ドイツ)の政治家、ヘルムート・シュミットが亡くなった。96歳。
 高校卒業後国防軍に入り、第二次世界大戦に従軍する。
 敗戦後、郷里のハンブルク大学で学び、在学中社会民主党に入党する。
 連邦議会議員からハンブルク州政府の内務大臣を経て、再び連邦議会議員となり、ヴィリー・ブラントを首班とする社会民主党・自由民主党の連立内閣で国防大臣に就任する。
 財務大臣等を歴任したのち、「ギヨーム事件」(ブラントの秘書ギヨームが、旧東ドイツの諜報員であったことが発覚し問題となる)で辞任したブラントの後任として、1974年に首相となった。
 いわゆる社会民主的な経済政策とともに、現実主義的な外交政策をとり、1982年まで内閣を率いた。
 シュミットといえば、クラシック音楽の愛好家としても知られており、クリストフ・エッシェンバッハらとモーツァルトの3台のピアノのための協奏曲などを録音してもいる。
 深く、深く黙祷。


 参議院予算委員会で閉会中審査が行われたが、全くもって八百長猿芝居もよいところだ。
 なんともかとも。


 女性活躍の一環として、政府が女性自衛官を自衛隊の戦闘機の操縦士として配置することを決めた。
 すでに輸送機の操縦士には、女性自衛官も配置されているが、戦闘機はこれが初めてという。
 馬鹿につける薬はない。
 そして、どれだけ馬鹿にされれば気がつくのか。


 ここのところ、ラジオで何度か聴いたハイファイセットの歌う『燃える秋』が、どうにもポップスらしくない音楽の造りだなあ、武満徹っぽい音楽だなあと思って調べてみたところ、なんのことはない、武満さん本人の音楽だった。
 五木寛之原作による同名の映画『燃える秋』(小林正樹監督)の主題歌だそうで、作詞も五木さんとのこと。
 三越の岡田茂がらみということもあって、お蔵入り状態の作品だそうだ。
 まだまだ知らないことがたくさんあるな。
 勉強あるのみ。

 で、そんなこともあって、この『燃える秋』をはじめ、武満徹の映画音楽をyoutubeで聴いたりしながら、4時40分過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 体調、なんだか芳しからず。
 頭と身体が重たい。
 やれやれ。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、コンチェルト・ケルンが演奏したヴィルムスの交響曲第6番&第7番<ARCHIV>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、川本三郎の『サスペンス映画ここにあり』<平凡社>を読み進めたりする。
 途中眠気に勝てず、しばしうとうととした。


 夕方になって外出し、仕事関係の用件を片付ける。
 ついでに、お米10キロ(5キロのものを2つ)を購入し、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 帰宅後、コンチェルト・ケルンが演奏したヴァンハルの交響曲集<TELDEC>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 『サスペンス映画ここにあり』を読了する。
 1940年代から1960年代にかけて製作された、ハリウッドやイギリスのサスペンス映画を詳述した一冊。
 痒いところに手の届く川本三郎らしい内容で、愉しみながら読み進めることができた。
 ああ、面白かった!
 それにしても、まだまだ知らないことがたくさんあるな。
 勉強あるのみ。


 途中夕飯を挟み、ABCラジオの『ほりナビ!』を聴く。

 夕飯後、セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルが演奏したブルックナーの交響曲第7番<SONY>、ギュンター・ヴァント指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したブラームスの交響曲第2番<DHM/EMI>、ゲオルク・ショルティ指揮ロンドン・フィルが演奏したハイドンの交響曲第96番「奇蹟」&第101番「時計」<DECCA>を聴く。
 ちなみに、チェリビダッケ、ヴァント、ショルティの三人は、同じ1912年の生まれだ。
(1912年生まれの指揮者といえば、ほかにクルト・ザンデルリンク、フェルディナント・ライトナー、シャーンドル・ヴェーグ、山田一雄がいる)


 仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、浅田次郎の『パリわずらい江戸わずらい』<小学館>を読み始めたりする。


 今日は、プリンをのせたホイップケーキを食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 カスタードクリーム、ホイップクリーム、小ぶりなプリンをのせたスポンジケーキで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月10日

なんだか身体が重たいな(CLACLA日記)

 晴天へ。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温は少し下がったか。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 衆議院予算委員会で閉会中審査が行われている。
 国会中継を拾い聴きしたが、臨時国会でじっくり審議を行うべきではないのかと思わずにはいられない。


 ミャンマーの総選挙で、アウンサンスーチーが率いる野党・国民民主連盟が国会第1党となることが確実となった。
 過半数に迫る状況とも伝えられている。
 いろいろと考えることあり。


 NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、明け方5時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 9時台に起きる。
 なんとも身体が重たい。
 やれやれ。
(って感じでツイートしたら、落語仲間に酵素がいいって教えてもらった。酵素、試してみよっかな)


 仕事関係の予定をすませる。


 午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、フォルテピアノのスタンリー・ホッグランドが弾いたハイドンのクラヴィーア・ソナタ第35番、第34番、第51番、第11番、第19番<Brilliant>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、川本三郎の『サスペンス映画ここにあり』<平凡社>を読み進めたりする。

 眠気に勝てず、しばらくうとうとする。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、ABCラジオの『ほりナビ!』を聴く。
 今シーズンは、なんと橋詰優子がアシスタントに入っている。

 続けて、フォルテピアノのロバート・レヴィンとジョン・エリオット・ガーディナー指揮オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティーク他が演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番&第1番、第5番「皇帝」&合唱幻想曲<ARCHIV>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、『サスペンス映画ここにあり』を読み進めたりする。


 母から電話があり、40分近く話をする。
 両親や親類、そしてこちらの近況について。
 多謝。


 今日は、五条庵の大もり大福を食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 大ぶりな粒あんの大福餅2個で、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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ネオ落語・セントラル 4回目

☆ネオ落語・セントラル 4回目

 出演:桂三河さん、桂恩狸さん、桂三実さん、月亭遊真さん
(2015年11月9日20時開演/錦湯)

 あいにくの雨。
 気圧と湿度のWパンチで頭も身体も重たいときこそ、笑いが必要。
 ということで、毎週月曜20時からのネオ落語・セントラルを愉しむべく、迷わず錦湯さんへと足を運んだ。
 セントラルに変わって4回目となる今夜は、月亭太遊さんが別の仕事でお休み(終了後の交流会で出演の皆さんとお話していたことでもあるが、この一年間、50数回ずっと出演していた太遊さんはやっぱり凄いなと思う)ということもあったのだけれど、それでも、常連さんにご新規さんとなかなかの入りだったのは何より。
 そして、今夜は時事通信社の光永貴子さんが取材にやって来られていた。
 光永さん、お疲れ様です。

 今回は桂三河さんが差配ということで、「攻めの姿勢」を示すべく、桂恩狸さんと錦湯初登場となる桂三実のトークからスタート。
 非常にスリリングではありつつも、そこがそこはかとなくおかしくもあるトークだった。

 で、まずは太遊さんの弟弟子にあたる月亭遊真さんの『犬の目』から。
 『犬の目』といえば、太遊さんもよくかける古典(準古典)の作品だが、あちら太遊さんがピリオド楽器オーケストラ風のスピーディーでとんとんとんと流れる口演なら、遊真さんは緩急の間合いをじっくりと計るオーソドックスな巨匠風な口演。
(って、クラシック音楽が好きなもので申し訳ありません)
 前回の『子ほめ』を聴いても思ったけれど、遊真さん、これから要注目だと思う。

 続いて、三実さんが登場し、『松山鏡』をかける。
 三実さんは桂文枝さんのお弟子さん、ということは三河さんにとっては弟弟子ということになる。
 淡路島洲本市の「洲本のいいとこ発信大使」での経験がうかがえるマクラから入った『松山鏡』は、越後松山村の親孝行の男が、その褒美に何が欲しいと問われ、父親と会いたいと答えたことから始まるおなじみの古典落語。
 細やかな雰囲気の三実さんによく沿った丁寧な高座で、とても好感が持てた。

 三人目は、恩狸さん。
 よしもとの若手芸人による陸上競技大会(MBS)の予選に参加したが…。
 という、前へ前へと進んでいく恩狸さんらしいエピソードをマクラで披露したのち、『みかん屋』へ。
 恩狸さんの『みかん屋』は、梅湯さんでのちゃいちゃい寄席で一度聴いたことがあるが、やっぱり面白いなあ。
 アホな男と恩狸さんのフラがぴったり合っていて、おかしいおかしい。

 そして、トリをとったのは三河さん。
 アイドル大好きな三河さんにとって大感動大興奮の話題をマクラで語っているので、おや、それじゃあどの作品をかけるのかな、と固唾をのんで待っていて始まったのが、『僕だけのアイドル』だ。
 すでにネオラクゴ・フロンティアでも演じられたことのある、三河さんのアイドル愛、アイドル熱が、ストレートに表された作品である。
 特に、最終盤の言葉は、三河さんだからこそのものだろう。
 それをするっとすかす、客観性もいい。
 そうそう、この作品は登場人物の名前が実に気になるのであった。

 最後は、全員でのトークできっちり締まった。

 太遊さんのいないネオ落語・セントラルだったけれど、今夜も実に愉しめました。
 ああ、面白かった!

 と、頭と身体の重たさも飛んでゆく、ネオ落語・セントラルに皆さんもぜひ!!
posted by figarok492na at 01:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月09日

縦書きは読みにくいね…(早めのCLACLA)

 どんよりとしたお天気の一日。
 雨が降っている。

 じめじめじめじめとして快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチ!!


 昨夜、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進めたり、過去の作品の手直しを行ったりする。
 ラジオ深夜便の午前1時台は、奥田佳道の解説による「クラシックの遺伝子」。
 昨夜は、伊福部昭と彼に影響を受けた人たちが特集されていた。


 朝早くから、近くのボロ家の工事がギリギリガーガーとかまびすしい。
 普請中。
 うっとうしいぜ!


 仕事関係の予定をすませたあと、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーとアレクセイ・リュビモフが弾いたシューベルトのハンガリー風のディヴェルティメント<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 11時台に外出し、下京図書館へ。
 黒柳徹子の『トットひとり』<新潮社>、萩本欽一の『ダメなやつほどダメじゃない』<日本経済新聞出版社>、吉村英夫の『伊丹万作とその系譜』<大月書店>、アントニオ・タブッキの『時は老いをいそぐ』<河出書房新社>、『桜庭一樹短編集』<文藝春秋>、連城三紀彦の『小さな異邦人』<同>を返却し、予約しておいた川本三郎の『サスペンス映画ここにあり』<平凡社>、浅田次郎の『パリわずらい江戸わずらい』<小学館>、藤崎和男の『グッバイ、こおろぎ君。』<講談社>、窪美澄の『アニバーサリー』<新潮社>、谷川直子の『四月は少しつめたくて』<河出書房新社>、岩井三四二の『三成の不思議なる条々』<光文社>を新たに借りる。


 帰宅後、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番、第85番〜第87番、第88番「V字」〜第90番<SONY>、ルネ・ヤーコプス指揮フライブルク・バロック管弦楽団が演奏した同じくハイドンの交響曲第91番&第92番「オックスフォード」<ハルモニアムンディ・フランス>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『サスペンス映画ここにあり』を読み始めたりする。


 「縦書き文庫」という投稿サイトに、どの文学賞にも送るあてのない『八神社』、『直級戦感ドマンナカン』、『能登愚将記』(未完成)、『指示代名詞劇 そんな話』を投稿公開した。
 が、縦書きは読みにくいね…。


 まもなく外出し、錦湯さんへ。
 ネオ落語・セントラルの4回目なり。
 それじゃあ、行って来ます!
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2015年11月08日

気圧と湿度のWパンチ!(CLACLA日記)

 雨天。

 湿度が高く、もやもやっとした一日。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 先週来の諸々に加え、気圧と湿度のWパンチで、頭と身体が重たし。
 やれやれ。


 昨夕、外出してアトリエ劇研へ。
 努力クラブ10『船の行方知らず』(合田団地君作・演出)を観る。
 詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 開演前終演後、合田君にアフタートーク・ゲストの月亭太遊さん、出演者の面々、その他関係各氏と話しをする。

 その後、少し遅めの夕飯をすませたりして、23時台に帰宅した。


 帰宅後、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンなどを聴いたりしながら、明け方5時過ぎまで観劇記録をアップしたり、仕事関係の作業を進めたりする。


 10時過ぎに起きて、観劇記録の一部を書き換えたり、連城三紀彦の『小さな異邦人』<文藝春秋>を読み進めたりする。


 正午少し前、クラウディオ・アバド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したロッシーニの歌劇『どろぼうかささぎ』序曲<ドイツ・グラモフォン>にあわせて割り箸で指揮をしながら、パスタを茹でる。
 FM放送でなくCD、口笛を吹くでなく割り箸で指揮、ロンドン交響楽団でなくヨーロッパ室内管弦楽団、それより何より電話のベルが鳴っていない点で、どうにも間抜けな当方である。
 ところで、『どろぼうかささぎ』の邦語題が『盗っ人かささぎ』でも『ねじまき鳥クロニクル』はできただろうが、『盗っちゃうかささぎ』や『ねこばばかささぎ』では無理だったかもしれないと思う。
 それならそれで、橋本治あたりが別の物語をものした気もするが。


 午後、ウェラー弦楽4重奏団が演奏した『カルテット・パーティー』<DECCA/タワーレコード>、NHK・FMの『きらクラ!』、フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーンが演奏した『フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン』<ドイツ・グラモフォン>、アンドレ・プレヴィン指揮ウィーン・フィルが演奏したリヒャルト・シュトラウスの『ばらの騎士』組曲&『カプリッチョ』から序奏と月の光の音楽<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、『小さな異邦人』を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、頭の中でもわもわと細かな展開を考えている段階。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、ヤープ・テル・リンデン指揮モーツァルト・アカデミー・アムステルダムが演奏したモーツァルトの交響曲第28番<Brilliant>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。

 続けて、夕飯の準備をしながらNHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴く。
 大植英次指揮東京フィルが演奏したブラームスの交響曲第3番のライヴ録音(2015年9月22日、オーチャードホール/第869回オーチャードホール定期演奏会)などが放送されていた。
 尾高忠明指揮東京フィルが演奏したシベリウスの交響詩『フィンランディア』には、曰く言い難い懐かしさを覚えた。


 夕飯後、ソプラノのバーバラ・ボニーとエディス・ウィーンズ、テノールのペーター・シュライアー、クルト・マズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団他が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第2番「讃歌」<TELDEC>、ボニーがジェフリー・パーソンズのピアノ伴奏で歌ったメンデルスゾーン姉弟の歌曲集<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたりする。


 『小さな異邦人』を読了する。

 ほかに、山本直純の『オーケストラがやって来た』<実業之日本社>の拾い読みもした。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

努力は人の為ならず 努力クラブ10『船の行方知らず』

☆努力クラブ10『船の行方知らず』

 作・演出:合田団地
(2015年11月7日19時開演の回/アトリエ劇研)


 人の努力はその人の努力によってのみ評価されるべきだ。
 という言葉をモティーフに、努力クラブの公演の感想を記そうと思っていたが、観ているうちに、これは二重、どころか三重底の残酷さをためた作品だなと強く感じるようになった。
 で、終演後のアフタートークで、合田君とゲストの月亭太遊さんのそれぞれの口から、「二重、三重」といった言葉や、「残酷」といった言葉が飛び出したから、まさしく我が意を得たりと思わずにはいられなかった。

 努力クラブにとって10回目の本公演となる『船の行方知らず』は、学生時代(佛教大学の劇団紫)に上演した作品を下敷きに、今回の座組用に新たに書き直したものだという。
 あえて詳細は省略するが、登場人物が旅行(と、言うよりも、ある種巡礼的遍路的な彷徨)をするという展開や、叙情性、言語感覚や散文的なセンスの高さ等々、合田団地らしさに満ちた内容となっていた。
 中でも、「さみしさ」を抱えた登場人物たちが、その「さみしさ」がゆえにいびつで抜き差しならぬ道を歩んでしまう、そしてそれが、どうにもおかしいグロテスクな笑いにつながっていくという残酷さは、合田君ならではの表現だと思った。
 しかも、そうして描かれた表面的な事象や感情が、額面通りに受け取ることのできない、一筋縄ではいかない、裏読みの必要なものであるという意味で、言葉を換えれば、結局観る側は道半ばで放り出されているに過ぎないという意味で、二重に残酷な作品だと痛感もした。
 もちろん、そこには合田君の表現者としての含羞もあるだろうし、タイトルを思い起こせば、いや全くその通りと言うほかはないのだが。
(そうそう、終演後、ここ何回かの努力クラブの作品と比較して、ある人がこの『船の行方知らず』の対社会性の希薄さを指摘していたのだった。その指摘自体には大いに首肯するし、合田君の意図とも異なるかもしれないが、玉の井通いじゃないけれど、永井荷風の『濹東綺譚』の如く、主人公となる男性と女性の視点を中心とした結構そのものが、ある種の抵抗、それが大げさならば、社会との関係性の持ち方の提示と言えるかもしれない)

 三重目の残酷さ。
 この『船の行方知らず』においても、合田君と個々の演者との関係性、より生な言葉を使えば、個々の演者の特性魅力を合田君が如何にとらえたかということ、個々の演者への合田君の真情、優しさ甘さ、強さと弱さ、興味関心把握距離好悪の情があまりにもあからさまに示されている。
 そうした中、西マサト国王は、ウッディ・アレンとジャック・レモンを足して二で割ってより没我的にしたかのような演技で、主人公のおかかなしさ、痛切さ切実さを表現していた。
 一方、熊谷みずほは、合田君の「求める」ヒロイン像をよく体現していたのではないか。
 また、役柄の変化に合わせていつも以上の集中力を見せた川北唯をはじめ、丸山交通公園、稲葉俊、横山清正、森田深志、九鬼そねみ、佐々木峻一も、笑いの感覚の良さ、作品世界に沿った演技、熱量の強さ、今回の作品公演への割り切り方など、各々自身の形で努力を重ねていた。
 ただ、もっとも届くべき相手に届くべき真情が、届くべき想いが届ききっていないもどかしさを感じたことも残念ながら事実だ
 そして、だからこそ、そうした残酷さと直面したからこそ、集団とは何か、組織とは何か、表現活動における共同作業とは何かということに思い至らざるを得ないのである。
 最後に、他人への情けは巡り巡って自分のためになるという本来の意味合いの「情けは人の為ならず」という言葉に倣って、「努力は人の為ならず」という言葉を付け加えておきたい。

 9日昼までの公演。
 ご都合よろしい方はぜひ。

 ああ、面白かった!

*一部、文章を改変しました。その点、ご容赦ください。
なお、第2CLACLA日記には、「オリジナル」の文章を残しておきます。
posted by figarok492na at 02:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月07日

これでは邪小説だ(早めのCLACLA)

 どんよりとしたお天気の一日。
 雨が降りそうだ。

 気温は少し下がったか。
 日中も肌寒い。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 昨夜、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、4時半近くまで仕事関係の作業を進める。
 就寝後も、咳に悩まされる。


 朝早くに起きて、仕事関係の予定をすませる。


 午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
 乾き、あまり芳しからず。
 まあ、仕方ない。


 午後、ヴァーツラフ・ノイマン指揮チェコ・フィルが演奏したマーラーの交響曲第9番<ポニー・キャニオン>、ユーディ・メニューイン指揮ロイヤル・フィルが演奏したヘンデルの『王宮の花火の音楽』&『水上の音楽』他<RPO>、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏したモーツァルトの交響曲第40番&第39番<ERATO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり(一部手直しも行う)、連城三紀彦の『小さな異邦人』<文藝春秋>を読み進めたりする。
 ほかに、花田清輝の『新編映画的思考』<講談社文芸文庫>の拾い読みもした。
 『勝呂又吉のこと』は、自分ではエンタメ的要素は濃厚なれど純文学を書いているつもりでいるのだけれど、原稿用紙換算150枚分を目前にして、ますますおかしな方向へと進んでいる。
 これでは邪劇ならぬ邪小説だ。


 まもなく外出し、アトリエ劇研へ。
 努力クラブ10『船の行方知らず』(合田団地君作・演出)を観る予定なり。 
 愉しみ。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月06日

今日は休養の一日にする(CLACLA日記)

 晴天が続く。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温も上昇し、日中は暖かさを感じる陽気だった。
 寒暖の差が激しいので、皆さんくれぐれも風邪など召しませんように。


 昨日、夕方外出し、仕事関係の用件を片付けたあと百万遍方面へ。
 京都大学のカフェテリア・ルネで、かけそばと冷や奴という軽めの夕飯をとる。

 で、元田中の喫茶フィガロへと足を運び、ふつうユニットの未来会議〜みんなで未来を妄想しよう!〜withネオラクゴに参加する。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 ゲストの廣瀬信輔君や月亭太遊さん、お店の人、お客さんなどと話をする。


 24時を過ぎて帰宅し、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンを聴いたりしながら、諸作業を進める。


 体調等もあり、今日は休養の一日にすることにした。


 午後、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』や、山田一雄指揮大阪センチュリー交響楽団(現日本センチュリー交響楽団)が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」他<ライヴノーツ/1991年3月15日、ザ・シンフォニーホール。第4回定期演奏会のライヴ録音>、トーマス・ザンデルリンク指揮大阪シンフォニカー(現大阪交響楽団)が演奏したブラームスの大学祝典序曲&ショスタコーヴィチの交響曲第15番<楽団非売品/1995年10月2日、ザ・シンフォニーホール。第44回定期演奏会のライヴ録音>を聴いたりしながら、『勝呂又吉のこと』について考える。


 『桜庭一樹短編集』<文藝春秋>を読了し、連城三紀彦の『小さな異邦人』<同>を読み始める。
 『小さな異邦人』は、連城さんにとって生涯最後の短篇となった表題作など、短篇小説を集めた一冊である。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 夕飯後、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮サンクト・ペテルブルク・キーロフ管弦楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」&幻想序曲『ロメオとジュリエット』<PHILIPS>、アルフレッド・ブレンデルが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」〜第11番<同>を聴いたりしながら、『勝呂又吉のこと』について考えたり、『小さな異邦人』を読み進めたりする。


 今日は、オイシスの大きなカスタードシューを食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 さっぱりした甘さのカスタードクリームが入った大きめなシュークリームで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 抗生物質はよく効く分、無理に症状を抑えている感じが強くする。
 痛し痒し。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ふつうユニットの未来会議〜みんなで未来を妄想しよう!〜withネオラクゴ

☆ふつうユニットの未来会議〜みんなで未来を妄想しよう!〜withネオラクゴ

 出演:月亭太遊さん
(2015年11月5日20時スタート/喫茶フィガロ)


 廣瀬信輔君主宰のふつうユニットの未来会議〜みんなで未来を妄想しよう!〜withネオラクゴは、今週より毎週木曜20時から、会場も左京区の喫茶フィガロに移して新たなスタートを切った。
 ちなみに、喫茶フィガロは、市バス元田中バス停、叡電茶山駅、もしくは元田中駅から歩いてすぐ、東大路通りの東側に面した場所にある懐かしい感じのする純喫茶で、10月半ばより開店したばかり(前のお店から代替わりした)。
 閉店後の時間は、こうしたイベント・スペースとしても利用していただければとのことだ。

 で、入口側にビニールの折り畳み製の白いボードを黒板代わりにして、廣瀬君が未来会議のデモンストレーションを行う。
 今週のお題「喫茶」に則って、喫茶フィガロが100年後でも繁盛しているためには、という議題を廣瀬君が語っていくというものだが、10年後20年後の皆の共有スペースとなっているや、オーナーを手伝う人が現れるといった実現可能の内容から、人口知能の採用やホログラムという廣瀬君の得意分野に至ったあたりで俄然ヒートアップ、結局40分にのぼる長広舌となった!

 そして、お待ちかね太遊さんのネオラクゴは、これまた「喫茶」のお題に則って、『カフェ・ド・ニュートラル』。
 喫茶店に入った三人組の話を聴くとはなく聴いている青年だったが…。
 といった具合に話は進んでいくが、中盤以降、三人組のやり取りと、それに対する青年のぼやきで大いに笑わせてもらった。
 もちろん、そこはネオラクゴだけに、一人一人の立ち位置とはなんぞやという問いかけもしっかり示されていたのだけれど。
 ネオラクゴの他の作品との関連性もうかがえる作品で、その点も常連の一人としては嬉しかった。
 ああ、面白かった!

 で、再び未来会議に。
 未来の喫茶ということで、あるジャンルに特化した喫茶、例えば「打ち合わせ喫茶」という形態や、喫茶店で出されるアイスコーヒーの氷の凹んだ場所にたまったコーヒーを氷が溶けないうちにすすっと飲む方法はないかといった議題が、語られていった。

 さらに一応会議の終了後、後半に来場されたお客さんのために、太遊さんがネオラクゴの『来て!観て!イミテイ村』を演じた。
 もはやネオラクゴの十八番と呼んでもいい作品で、「逆転」の積み重ねが面白い。

 と、今夜も盛りだくさんな未来会議でした。
 皆さん、来週木曜20時から喫茶フィガロさんへぜひ!!
(なお、日付変わって今夜=金曜20時半からは、同じく左京区の白箱ZOOで、太遊さんの落語を観ることができるそうです。1drink&カンパ制。こちらもぜひ!!)
posted by figarok492na at 01:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月05日

加藤治子が亡くなった 午前中病院へ行った(CLACLA日記)

 俳優の加藤治子が亡くなった。92歳。
 東京の生まれで、松竹少女歌劇団を経て、東宝で映画デビューを果たす。
 一方、芥川比呂志や加藤道夫らが結成した新演劇研究会に入り、敗戦後は麦の会、さらに文学座と演劇活動を続ける。
 文学座の分裂の際は、芥川比呂志や岸田今日子、高橋昌也らとともに劇団雲に加わった。
 映画やテレビドラマでも活躍し、特に『寺内貫太郎一家』をはじめとした向田邦子、久世光彦演出による一連の作品や、いわゆる森繁一家の一人として『七人の孫』(向田邦子も脚本を執筆)や『おやじのヒゲ』シリーズで知られた。
 例えば、『大岡越前』の大岡忠相の母大岡妙のように穏やかでしとやかな母親役を得意とする反面、『阿修羅の如く』の長女のように、激しい情念とねっとりとした艶やかさを持つ役柄も巧みに演じていた。
 また、『古畑任三郎』シリーズの脚本家佐々木高代(向田邦子がモデルの一人?)や『魂萌え』の老婆での、シリアスでありながら人を喰ったかのようなとぼけた演技も強く印象に残る。
 なお、加藤道夫と結婚したが1953年に加藤は自殺し、その後高橋昌也と結婚するも離婚した。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温は上昇し、穏やかな感じとなる。
 その分、寒暖の差が激しいので、くれぐれも風邪など召しませんように。


 昨夜、2時20分過ぎに就寝する。
 が、諸々あって2時間ほどしか眠れず。


 朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。

 その後、近くの病院へ行く。
 気にかかる症状があり。
 で、処方箋をもらい、四条通のスギ薬局で薬を受け取って帰宅する。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」<PHILIPS>とピアノ協奏曲第25番(マルコム・ビルソンのフォルテピアノ独奏)<ARCHIV>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『桜庭一樹短編集』<文藝春秋>を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して147枚分を超えた。

 途中、眠気に勝てずしばらく眠った。


 まもなく外出し、左京区の喫茶店フィガロへ。
 ふつうユニットの未来会議〜みんなで未来を妄想しよう!〜withネオラクゴなり。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 18:34| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月04日

喉がいがいがっとする、って花粉症か?(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空となる。

 気温も上昇し、穏やかな一日。
 寒暖の差が激しいので、皆さんくれぐれも風邪など召しませんように。


 花粉が飛んでいるのか、頭が重たい。
 あと、首筋のがさがさがもう始まっている。
 やれやれ。


 勲章の位の高さにあわせて、その人の人品は卑しくなっていく。
 といった言葉をどこかで目にしたような気がするが、今度の秋の叙勲でアーミテージやラムズフェルドが旭日大綬章を与えられたことを知り、ますますその感を強くした。
 ほかに、レーガン政権で財務長官、ブッシュ父政権で国務長官を務めたベイカーや、ニクソン・ブッシュ父両政権で国家安全保障担当の大統領補佐官を務めたスコウクロフト(イラク戦争には反対)。クリントン政権で同じ役職を務めたサミュエル・バーガーも旭日大綬章を与えられており、宗主国への礼儀とはいえ、曰く言い難い気分となる。
 まあ、東京大空襲を指揮したカーティス・ルメイに勲一等旭日章を与えた国だもの、当たり前といえば当たり前のことか。
 自省あるのみだ。


 昨夜、フォルテピアノのオルガ・トヴェルスカヤが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第13番&第6番他、第20番&楽興の時<Opus111>や、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、4時20分過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、アンソニー・ホールステッド指揮ザ・ハノーヴァー・バンドが演奏したヨハン・クリスティアン・バッハの交響曲集作品番号6と9<ともにCPO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたりする。


 アントニオ・タブッキの『時は老いをいそぐ』<河出書房新社>を読了する。
 はじめ、好みにあわないかと思っていたが、読み進めていくうちにどんどんしっくりするようになっていった。
 ああ、面白かった!
 そして、やはりタブッキの作品には強い影響を受けそうだ。


 17時過ぎに外出して、堀川中立売近辺で用件を片付ける。

 その後、室町通のストアデポで赤のボールペンを購入し、烏丸通のTAGで来年度用のウィークリーを購入する。
 赤のボールペンは、今使っているものがインクは余っているのにペン先がおかしくなったか、インクの出が悪くなってしまったため。
 まあ、仕方ない。

 それから夕飯用の買い物をすませて、19時近くに帰宅した。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMで、今年のNHK音楽祭からイルジー・ビエロフラーヴェク指揮チェコ・フィルの来日コンサートの実況中継(NHKホール)を聴く。
 ビエロフラーヴェクとチェコ・フィルにとっては、十八番中の十八番とでも呼ぶべき、スメタナの連作交響詩『わが祖国』の全曲が演奏されていた。

 続けて、ホールステッド指揮ザ・ハノーヴァー・バンドが演奏したヨハン・クリスティアン・バッハの交響曲集<CPO>、ヴァンニ・モレット指揮アタランタ・フーギエンスが演奏したフランチェスコ・ザッパの6つの交響曲集<DHM>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、桜庭一樹の『桜庭一樹短編集』<文藝春秋>を読み始めたりする。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 帰宅後、夕飯の準備中ぐらいから、喉がいがいがっとし始める。
 やはり花粉症か。
 やれやれ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月03日

文化の日 良くも悪くも疲弊した(CLACLA日記)

 文化の日。
 世は祝日の休日。


 晴天。
 どんよりとした感じはありつつも、いいお天気、いい青空の一日。

 気温はあまり上昇せず。
 夕方以降は気温が下がり、寒さが増す。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 気違いに刃物というが、マクロにおいてもミクロにおいても、気違い馬鹿オロカの類いに刃物を持たせてはいけないと痛感する。
 自省あるのみ。


 昨夜、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、4時半近くまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、グレン・グールドが弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ第8番、第10番、第12番、第13番<SONY/BMG>とベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、アントニオ・タブッキの『時は老いをいそぐ』<河出書房新社>を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して141枚分を超えた。
 アントニオ・タブッキは、現代のイタリアを代表する作家。
 『時は老いをいそぐ』は彼の短篇集で、それほど好みに合っている作品とはいえないが、影響は強く受けそうだ。


 17時過ぎに外出して、百万遍・高野方面へ。
 仕事関係の予定をすませる。
 良くも悪くも疲弊した。

 その後、夕飯用の買い物などすませて19時半過ぎに帰宅した。


 『水の上で歌う』を廃棄しようかと思ったりする。
 それどころか、全部の作品を廃棄しようかと思ったりもする。


 帰宅後、グールドが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第9番、第10番を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHKのラジオ第1の『健さんへのラブレター』を聴く。
 ゲストは、千葉真一と、『健さんからの手紙』の著者でジャーナリストの近藤勝重。
 高倉健を偲んだ番組である。

 夕飯後、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第16番&第21番<ドイツ・グラモフォン>、ソプラノのバーバラ・ボニーがジェフリー・パーソンズのピアノ伴奏で歌った同じくシューベルトの歌曲集<TELDEC>を聴く。


 仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『時は老いをいそぐ』を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して144枚分を超えた。
 それでも書き進めるのは、ある種の業だと思う。


 今日は、レ・ブレオドルの粒あんぱんを食す。
 丁寧につくられているのがわかるパンとくどさのない甘さの粒あんのあんぱんで、実に美味しうございました。
 ごちそうさま!

 そういえば、粒あん協会なる組織があることを、先日某所で知ったんだった。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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百万遍で定食を食べて帰宅した(その後のCLACLA)

 予定通り、17時台に外出する。

 堀川通、烏丸通と自転車を漕いで、途中鞍馬口の鞍楽で爽健美茶を購入し水分を摂る。

 そこから小さい筋に入り、東側に向かう。
 で、鴨川辺りに出たので北大路まで一気に走る。

 ちょっとした用件を思い出し、北大路近辺でそれを片付けてから鴨川湯さんへ。
 第15回月亭太遊のちゃいちゃい寄席を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事(落語記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 開演前終了後、ネオ落語の常連さんたちと話をする。

 終了後、それぞれと別れ、一人百万遍へ。
 『ハイライト』で定食を食べる。
 100円の値引き券を持っていたこともあり。
 京大生御用達のお店で、ボリュームたっぷりの定食が並ぶ。
 46歳の人間には、ちょっとボリュームがあり過ぎか。

 その後、近所のグルメシティで買い物をすませ、23時過ぎに帰宅する。


 帰宅後、イヴァン・アンゲロフ指揮ブラティスラヴァ・スロヴァキア放送交響楽団が演奏したドヴォルザークの交響曲第6番&チェコ組曲<ARTE NOVA>やNHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、落語記録をアップしたりする。


 以上、外出後の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 00:55| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第15回月亭太遊のちゃいちゃい寄席(in鴨川湯)

☆第15回月亭太遊のちゃいちゃい寄席

 出演:桂三幸さん、月亭天使さん、桂あおばさん、月亭太遊さん、月亭方気さん
(2015年11月2日19時開始/鴨川湯)


 毎週月曜夜20時からの錦湯さんでの落語会、ネオ落語・セントラルは諸々あって今夜はお休み。
 その代わり、会を重ねて15回目となる月亭太遊のちゃいちゃい寄席が開催されるというので、左京区の下鴨上川原の鴨川湯さんまで足を運んだ。
 ちなみに、落語de銭湯数珠つなぎの惹句のとおり、ちゃいちゃい寄席は京都市内の銭湯を落語会で順繰りに回って行くという企画である。
 鴨川湯さんは、北大路バスターミナル・地下鉄北大路駅から東に向かって真っすぐ、北大路橋を渡った東南側、市バスでいうと植物園前バス停の近くにある地域によく馴染んだ銭湯さんだ。
 今夜のちゃいちゃい寄席は、そんな鴨川湯さんらしく老若男女織り交ぜた常連さんがぎっしり詰まって大盛況だった。

 で、天使さん、太遊さん、方気さんのちょっとしたおしゃべりののち、あおばさんが高座に上がったが、マクラから大きな笑いが起こる。
 特に、小さな子供さんの反応が抜群で、ここぞというところで「ギイイーウィー」といった感じの笑いを発する。
 本題の『動物園』も大受けで、ところどころ会場の雰囲気を盛り込みながらさらに笑いを生んでいた。
 いつもながらあおばさんの研鑚がうかがえる高座でもあり、話の運び具合や登場人物間のやり取りなど、実にテンポがよかった。

 続いては、天使さん。
 メリハリの効いたマクラから、十八番の『初天神』へ。
 いつもの如く子供のかわいらしさ、知恵の周り具合に加え、他の登場人物の造形も印象に残った。
 そういえば、最後のおしゃべりで触れられていた通り、艶っぽい部分もきっちり語っていたのだが、それにあるお子さんが笑いで反応していたのもおかしかったなあ。

 方気さんが演じたのは、『天災』。
 実の母親を蹴り倒すような短気でいらち、なおかつ乱暴者の男が紅羅坊名丸という心学者の話を耳にして感じ入ったまでは良かったが…。
 というおなじみの噺。
 方気さんは、前半部分できっちりと伏線を張り続けておいて、終盤のやり取りで大きな笑いの渦を巻き起こしていた。
 それにしても、方気さんは巧い。

 と、ここまででだいぶん時間が過ぎた。
 そこで太遊さんがかけたのは、これまたおなじみ『寿限無』。
 寿限無寿限無…という長い名前を繰り返すのが肝の噺だけれど、太遊さんの『寿限無』はそこにある仕掛けが加わっている。
 で、その仕掛けが時間をまく効果にもつながっているあたり、寄席っぽい仕業だなと思った。

 トリは、三幸さん。
 笑いが止まらないマクラをなんとか短く切り上げて演じたのは、新作の『遺産相続』だ。
 父親の遺言状が生み出す奇喜こもごもを描いた作品で、以前ネオラクゴ・フロンティアで出来たてほやほやを聴いたことがある。
 今夜は小道具(資料)もばっちり揃って、仕掛けごとにしっかり笑いが決まっていた。
 そうそう、ここでもお子さんがここぞというところで笑い声を上げていたんだ。
 後生畏るべし。

 最後は、全員が揃ってのおしゃべり。
 おしまいまで笑いの絶えぬ夜で、めっきり冷え込んだ外とは異なり、暖かい、どころか熱い会になっていた。
 ああ、面白かった!
posted by figarok492na at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月02日

『伊丹万作とその系譜』を読了した(早めのCLACLA)

 どんよりとしたお天気の一日。
 夜から午前中にかけては、雨が降っていた。

 気温もあまり上昇せず。
 日中も寒さが強い。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 気圧と湿度のWパンチが辛い。
 やれやれ。


 今日のお天気のように、もわもわもやっとした状況が続いている。
 目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。


 俳優の戸井田稔が亡くなった。63歳。
 東京都の出身で、文学座研究所を経て文学座に入った。
 演劇で活躍したほか、テレビドラマや映画にも数多く出演した。
 深く、深く黙祷。


 昨夜、吉村英夫の『伊丹万作とその系譜』<大月書店>を読了する。
 ああ、面白かった!

>多くの人が、今度の戦争でだまされたという。
 しかし、だまされたものは正しいとは、古来いかなる辞書にも書いてはいないのである。
 「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」ことを主張したいのである。
 (中略)
 一度だまされたら、二度とだまされまいとする真剣な自己反省と努力がなければ人間が進歩するわけはない。
 現在の日本に必要なことは、まず国民全体がだまされたということの意味を本当に理解し、だまされるような脆弱な自分というものを解剖し、文責し、徹底的に自己を改造する努力を始めることである<
(伊丹万作『戦争責任者の問題』より)


 その後、アナトール・ウゴルスキが弾いたムソルグスキーの組曲『展覧会の絵』&ストラヴィンスキーの『ペトルーシュカ』の3楽章、ピアノ小品集『ショート・ストーリーズ』<ともにドイツ・グラモフォン>や、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、フォルテピアノのロバート・レヴィンとアカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック・メンバーが演奏したモーツァルト&ベートーヴェンのピアノと管楽器のための5重奏曲他<DECCA>、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」(ジョス・ファン・インマゼールのフォルテピアノ独奏)&ヴァイオリン協奏曲(ヴェラ・ベスのヴァイオリン独奏)<SONY>、カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団他が演奏したヨハン・セバスティアン・バッハのカンタータ第147番「心と口と行いと生きざまは」<ドイツ・グラモフォン>、バロック・ヴァイオリンのルーシー・ファン・ダールが演奏した同じくバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番<NAXOS>、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏した同じくバッハの管弦楽組曲第3番<ERATO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、アントニオ・タブッキの『時は老いをいそぐ』<河出書房新社>を読み始めたりする。


 まもなく外出の予定なり。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 17:22| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月01日

今日から11月 もやもわっとした一日(CLACLA日記)

 今日から11月。
 今年も残すところ2ヶ月を切った。
 一日一日を本当に大切にして、為したいこと為すべきことをしっかり為していきたい。
 そして、自分自身の死を忘れないこと。


 青空は見えつつも、どんよりとした感じが強い。

 気温も下がって、日中でも寒さを感じるほど。
 夕方以降は、さらに寒さが増す。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 昨夜、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンなどを聴いたりしながら、4時20分まで仕事関係の作業を進める。


 朝から、隣室の住人がかまびすしい。
 前々からだけれど、そのデリカシーのなさと愚かさに腹立たしい想いをする。
 馬鹿につける薬はない。
 度し難い。


 朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。


 その後、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番<OEHMS>、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラが演奏したブラームスの交響曲第4番&ハンガリー舞曲第5番、第6番<PHILIPS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 睡眠時間の少なさを補うため、午前中から正午過ぎにかけて二度寝する。


 午後、NHK・FMの『きらクラ!』を聴いたりしながら、11月の創作活動について考えたり、吉村英夫の『伊丹万作とその系譜』<大月書店>を読み進めたりする。
 『伊丹万作とその系譜』は、映画監督・シナリオ作家として活躍した伊丹万作を中心に、非戦詩で知られる竹内浩三や黒澤組の代表格といっても過言ではない野上照代、橋本忍、さらには小津安二郎、志賀直哉、山田洋次といった、彼に連なる「良心的民主的一系譜を浮かびあがら」せようとする労作だ。
 細かい誤記など気になる点もなくはないが、読み応えのある一冊である。


 17時台に外出して、急な用件を片付ける。
 で、夕飯用の買い物をすませて18時台に帰宅した。
 寒い寒い寒い。


 帰宅後、山田一雄指揮新星日本交響楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第5番<フォンテック>や、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴いたりしながら、『勝呂又吉のこと』を書き進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して135枚分を超えた。
 『ブラボー!オーケストラ』は、円光寺雅彦指揮東京フィル他による「アニ・オケ!クラシック」という公開収録?(2015年10月16日、NHKホール)から、ブラームスの交響曲第1番の第1楽章や、ヘンデルのハレルヤ・コーラス、ラヴェルのボレロといったアニメで使用されたクラシック音楽の作品や、『ジャングル大帝』のテーマや『残酷な天使のテーゼ』といったアニメの主題歌を編曲したものが演奏されていた。

 夕飯後、コンスタンティン・シチェルバコフが弾いたリストのピアノ独奏用編曲によるベートーヴェンの交響曲第7番&第8番<NAXOS>、アルテミス・カルテットが演奏した同じくベートーヴェンの弦楽4重奏曲第11番「セリオーソ」&第7番「ラズモフスキー第1番」<Virgin>を聴く。


 仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『伊丹万作とその系譜』を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して138枚分を超えた。
 今日一日で、9枚分書き進めたことになる。


 今日は、神戸屋のブリオッシュミルフィーユを食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 ホイップクリームとカスタード風クリームを、ブリオッシュ生地とアーモンドののったマカロン生地で挟んだパンで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!
 甘いものでも食べないと、やってられんわ!


 一日中、気持ちがもやもわっとしている。
 切り換えていかないと!


 明日がいい日でありますように!
 そして、今月がいい月でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10月が終わった(深夜のCLACLA)

 10月が終わった。
 一日一日を本当に大切にして、自分自身の為したいこと為すべきことをしっかり為していきたい。
 そして、死を忘れないこと。


 晴天が続く。
 いいお天気、いい青空の一日。

 そして、夜空の美しさ!
 夜の外出時、月と星をしばらく眺めてしまった。

 気温は下がり、日中も肌寒さを感じる。
 夕方以降は、さらに寒さが増す。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 西のあたりで、またぞろ香具師ペテン師がはしゃぎだしている。
 度し難し。
 そして、香具師ペテン師にころりと騙される者こそ、一番の大馬鹿者だ。


 昨夜、ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルが演奏した『ポピュラー・コンサート』<DECCA/タワーレコード>、エサ・ペッカ・サロネン指揮ロンドン・シンフォニエッタ他が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『プルチネッラ』全曲<SONY>、パルナッシ・ムジチが演奏したドメニコ・ガッロの12のトリオ・ソナタ集(『プルチネッラ』の原曲を含む)<CPO>を聴いたりしながら、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進めたりする。


 7時台には起きて、仕事関係の予定をすませる。


 その後、毎週恒例の洗濯をすませる。
 そこそこの乾きか。
 まあ、仕方ない。


 デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第5番&第6番<ARTE NOVA>や、ABCラジオの『征平・吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 萩本欽一の『ダメなやつほどダメじゃない』<日本経済新聞出版社>を読了する。
 ああ、面白かった!


 午後、ウィーン・アルティス・カルテットが演奏したベートーヴェンの弦楽4重奏曲第1番&第16番<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、吉村英夫の『伊丹万作とその系譜』<大月書店>を読み始めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙129枚分を超える。
 一日2枚ペースで書き進めていることになる。

 途中あまりの眠さに、1時間半ほど眠る。


 16時台に外出して、仕事関係の用件を片付ける。
 ついでに、京都文化博物館やAvisに寄り、夕飯用の買い物をすませて19時少し前に帰宅した。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』で、コンスタンティン・シルヴェストリ指揮NHK交響楽団が演奏した、グリンカの歌劇『ルスランとリュドミラ』序曲(1964年4月21日、東京文化会館大ホール。第446回定期公演)、ドヴォルザークの序曲『謝肉祭』(同)、チャイコフスキーの幻想的序曲『ロメオとジュリエット』(1964年3月24日、東京文化会館大ホール。第445回定期公演)、ブラームスの交響曲第4番(1964年3月21日、旧NHKホール)、ワーグナーの歌劇『ローエングリン』第3幕への前奏曲(同)のライヴ録音を聴く。
 ルーマニアの指揮者シルヴェストリといえば、フィルハーモニア管弦楽団&ボーンマス交響楽団と録音したチャイコフスキーの交響曲第4番&序曲『1812年』の廉価盤LP<セラフィム>を愛聴していたが、これらN響との演奏も非常にアクの強い出来となっている。
 実に面白し。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたのち、再び外出し大切な予定をすませる。
 で、日付が変わってから帰宅する。


 甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 以上、10月31日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 そして、11月がいい月でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 00:45| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする