世は三連休明け。
晴天。
いいお天気、いい青空の一日。
日中は穏やかな感じ。
夕方以降はだいぶん涼しくなる。
皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。
昨夜、19時頃外出して用件を片付けたのち、錦湯さんへ。
新たにスタートを切った、ネオ落語・セントラルを愉しむ。
詳しくは、前回の記事(ネオ落語記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!
終了後、ちょっとした交流会があり、常連さんなどと少し遅めの夕飯をとる。
すっきりとした感じで、これもまたよきかな。
で、急に大切な予定が入り、3時過ぎに帰宅する。
帰宅後、ネオ落語記録などをアップしたり、『勝呂又吉のこと』を読み直したりしていて、朝の6時過ぎとなる。
13時台に起きて、グレン・グールドが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのイタリア協奏曲&パルティータ第1番、第2番(2回)<SONY/BMG>や、モーツァルトのピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲つき」、第16番、第15番他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き足したりする。
滝口悠生の『愛と人生』<講談社>を読み始める。
表題作は、『男はつらいよ』=寅さんを独自の作品世界に置き換えたもの。
ほかに、林達夫と久野収の対話『思想のドラマトゥルギー』<平凡社ライブラリー>の拾い読みもした。
今夜は、同志社大学寒梅館近くのRabbit Robotで開催される、ふつうユニットの未来会議withネオラクゴに参加する予定。
月亭太遊さんのネオラクゴも含めて、愉しみなり。
それじゃあ、行って来ます!
2015年10月13日
ネオ落語・セントラル 栄えある第1回目
☆ネオ落語・セントラル
出演:桂三河さん、月亭天使さん、月亭太遊さん、月亭遊真さん
(2015年10月12日20時開演/錦湯)
先週予告されていたように、京都錦小路近くの銭湯、錦湯さんで繰り広げられてきた毎週月曜20時からの月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアは、今夜から装いも新たにネオ落語・セントラルとして再スタートを切った。
これまでのフロンティアは、毎週一本のネオラクゴ新作の語りおろしという太遊さん中心の会であったが、ネオ落語・セントラルは京都、ばかりでなく上方(関西)の若手落語家たちの発展の中心にしていきたいという新たな目標が立てられた。
そうした会の第一回目に相応しく、常連さんに加え、リピーターさん、ご新規さんとひときわ幅の広いお客さんが集まっていたし、朝日新聞の記者さんの取材もネオ落語・セントラルの開幕に大きな華を添えていた。
で、三河さん、天使さん、太遊さんがネオ落語・セントラルのあらましや近況のトークで盛り上げたところで、月亭遊方師匠の新しいお弟子さん、ということは太遊さんの弟弟子にあたる遊真さんが登場する。
演じるは、『子ほめ』。
そそっかしい男が、ただ酒飲もうとべんちゃらの言い方を教わって町中に繰り出したはいいが…。
というおなじみの古典だけれど、入門半年にもかかわらず、要所要所をしっかりと押さえた語りぶりで、きちんきちんと笑いをとっていた。
口跡もはっきりしている上に、長身の好男子というルックスも加わって、この遊真さん、これからの活躍が実に愉しみである。
続くは、じゃんけんで勝った順に、三河さんから。
以前フロンティアでも演じたことのある『粗忽長屋』を再びかける。
衒学的な筋運びもできる噺ではあるが、そこは三河さんらしく、人好きのするあほさぶりがおかしい。
そして、世話役の困惑ぶり!
天使さんは、『鬼の面』。
御店に子守り奉公に出された娘おせつが、母親の顔そっくりのお多福のお面をもらい、毎夜お面に語りかける。
と、そのやり取りを耳にして不審に思った御店の主人がお面に気付き、いたずら心でこれを般若のお面に換えてしまうが…。
という展開のお話だが、正直きちんと耳にしたのはこれが初めて。
名前をあとで調べて、ようやくわかった。
『初天神』などと同じく、天使さんはやはり子供のけなげさ、かわいらしさの表現が柄にぴったりだ。
そして、奇しくもトリを務めるのは太遊さん。
ネオラクゴの再演で、今回はフロンティアのsection38(2015年7月6日)で発表した『友は自らを家畜と知らずに』。
養豚所で飼われている豚が、これまで神様と信じて疑わなかった人間に殺され食べられるということに気付いて目覚め…。
という、ネオ度の高い作品。
初演では、ディスコミュニケーションの問題などにも頭が行ったが、二度目となる今夜は、「飼い馴らされるな」という寓意がより鮮明に印象に残った。
もちろん笑いの仕掛けも豊富で、大いに愉しんだことは言うまでもない。
最後は、全員のおしゃべりで〆た。
ああ、面白かった!
ということで、見事に幕を開けたネオ落語・セントラルに、皆さんもぜひ!!
なお、明日(13日)の夜は、20時から同志社大学寒梅館近くのRabbit Robotで開催される、ふつうユニットの未来会議に太遊さんが登場し、こちらで新作を発表する予定となっている。
(加えて20日、27日の同じ時刻に開催される未来会議でも、太遊さんの新作が発表される予定)
こちらも、よろしければぜひ!!
出演:桂三河さん、月亭天使さん、月亭太遊さん、月亭遊真さん
(2015年10月12日20時開演/錦湯)
先週予告されていたように、京都錦小路近くの銭湯、錦湯さんで繰り広げられてきた毎週月曜20時からの月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアは、今夜から装いも新たにネオ落語・セントラルとして再スタートを切った。
これまでのフロンティアは、毎週一本のネオラクゴ新作の語りおろしという太遊さん中心の会であったが、ネオ落語・セントラルは京都、ばかりでなく上方(関西)の若手落語家たちの発展の中心にしていきたいという新たな目標が立てられた。
そうした会の第一回目に相応しく、常連さんに加え、リピーターさん、ご新規さんとひときわ幅の広いお客さんが集まっていたし、朝日新聞の記者さんの取材もネオ落語・セントラルの開幕に大きな華を添えていた。
で、三河さん、天使さん、太遊さんがネオ落語・セントラルのあらましや近況のトークで盛り上げたところで、月亭遊方師匠の新しいお弟子さん、ということは太遊さんの弟弟子にあたる遊真さんが登場する。
演じるは、『子ほめ』。
そそっかしい男が、ただ酒飲もうとべんちゃらの言い方を教わって町中に繰り出したはいいが…。
というおなじみの古典だけれど、入門半年にもかかわらず、要所要所をしっかりと押さえた語りぶりで、きちんきちんと笑いをとっていた。
口跡もはっきりしている上に、長身の好男子というルックスも加わって、この遊真さん、これからの活躍が実に愉しみである。
続くは、じゃんけんで勝った順に、三河さんから。
以前フロンティアでも演じたことのある『粗忽長屋』を再びかける。
衒学的な筋運びもできる噺ではあるが、そこは三河さんらしく、人好きのするあほさぶりがおかしい。
そして、世話役の困惑ぶり!
天使さんは、『鬼の面』。
御店に子守り奉公に出された娘おせつが、母親の顔そっくりのお多福のお面をもらい、毎夜お面に語りかける。
と、そのやり取りを耳にして不審に思った御店の主人がお面に気付き、いたずら心でこれを般若のお面に換えてしまうが…。
という展開のお話だが、正直きちんと耳にしたのはこれが初めて。
名前をあとで調べて、ようやくわかった。
『初天神』などと同じく、天使さんはやはり子供のけなげさ、かわいらしさの表現が柄にぴったりだ。
そして、奇しくもトリを務めるのは太遊さん。
ネオラクゴの再演で、今回はフロンティアのsection38(2015年7月6日)で発表した『友は自らを家畜と知らずに』。
養豚所で飼われている豚が、これまで神様と信じて疑わなかった人間に殺され食べられるということに気付いて目覚め…。
という、ネオ度の高い作品。
初演では、ディスコミュニケーションの問題などにも頭が行ったが、二度目となる今夜は、「飼い馴らされるな」という寓意がより鮮明に印象に残った。
もちろん笑いの仕掛けも豊富で、大いに愉しんだことは言うまでもない。
最後は、全員のおしゃべりで〆た。
ああ、面白かった!
ということで、見事に幕を開けたネオ落語・セントラルに、皆さんもぜひ!!
なお、明日(13日)の夜は、20時から同志社大学寒梅館近くのRabbit Robotで開催される、ふつうユニットの未来会議に太遊さんが登場し、こちらで新作を発表する予定となっている。
(加えて20日、27日の同じ時刻に開催される未来会議でも、太遊さんの新作が発表される予定)
こちらも、よろしければぜひ!!