2015年10月04日

根深くどこかで繋がっている(CLACLA日記)

 どんよりとした感じは少しありつつも、晴天が続く。

 穏やかな一日。
 寒暖の差が激しいので、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。


 シリアでは、ロシアによる空爆で市民が殺害されている。
 IS(イスラム国)やアルカイダ系の過激派に対する攻撃を名目とした空爆だが、実際空爆地域にはISがほとんど存在しないとの情報もある。


 一方、アフガニスタンでは、米軍が国境なき医師団の運営する病院を誤爆し、患者やスタッフが殺害されたと報じられている。


 また、バングラデシュでは、現地在住の日本人が銃撃され殺害された。
 ISを名乗る組織が犯行を認めたという。


 日本では、いわゆる名張毒ブドウ酒事件で死刑が確定し、長年再審を請求し続けていた奥西勝死刑囚が亡くなった。89歳。
 まさしく帝銀事件の平沢貞通死刑囚と同じ扱い、やり口である。
 死刑を執行せず、獄中で奥西さんが死ぬのを待ったのだ。


 これら一連の出来事は、根深くどこかで繋がっている。
 喉元を過ぎても熱さを忘れることなく、様々なことをしっかり記憶し続けていかなければならない。
 そして、目くらましの八百長猿芝居に騙されてはならない。


 昨夜、筒井康隆の『世界はゴ冗談』<新潮社>を読了する。
 老いてなお盛ん、と評するほかない。
 特に、『メタパラの七・五人』のラストには強く心を動かされた。
(この作品は、長篇『モナドの領域』と大きく関わっている作品だと感じた。『モナドの領域』を早く読みたい)

 その後、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、3時半過ぎまで仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたりする。


 朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。


 午後、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番<OEHMS>と第5番&第6番「田園」<SONY/BMG>、リナルド・アレッサンドリーニ指揮ノルウェー歌劇場管弦楽団が演奏したモーツァルトの序曲集<naïve>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、池澤夏樹の『アトミック・ボックス』<毎日新聞社>を読み始めたりする。
 『アトミック・ボックス』は、被爆と被曝の問題を描いた長篇作品。
 エンターテインメントの手法が巧く利用されていて、ついつい読み進めてしまう。


 真向かいのマンションに挙動不審な住人がいる。
 それに加えて、社会的常識もないようだ。
 うっとうしいかぎり。


 夕方になって外出し、寺町と百万遍・高野でそれぞれ仕事関係の予定をすませる。
 その後、夕飯用の買い物をすませ、19時20分頃帰宅した。


 帰宅後、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴く。
 アンドレア・バッティストーニ指揮東京フィルが演奏したロッシーニの歌劇『コリントの包囲』序曲、ヴェルディの歌劇『シチリア島の夕べの祈り』からバレエ音楽、プッチーニの交響的前奏曲のライヴ録音が放送されていた。


 続けて、ケヴィン・マロン指揮トロント室内管弦楽団が演奏したピフルの交響曲集<NAXO>、アレクサンダー・リープライヒ指揮ミュンヘン室内管弦楽団が演奏したロッシーニの序曲集<SSONY/BMG>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『アトミック・ボックス』を読み進めたりする。


 今日は、神戸屋のアーモンドクイニーアマンを食す。
 近くのフレスコで、半額引きだったもの。
 デニッシュ地にアーモンド粒入りの砂糖をコーティングした菓子パンで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする