2015年09月30日

今日で9月が終わる(早めのCLACLA)

 今日で9月が終わる。
 今年も残すところ3ヶ月になる。
 一日一日を本当に大切にして、自らが為したいこと、為すべきことをしっかり為していかなければ。
 そして、死を忘れないこと。


 晴天が続く。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温はそれほどには上昇せず。
 風が吹き、涼しさを感じた。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 安保法案を強引に押し通した安倍首相が、ニューヨークを訪問している。
 またぞろ得手勝手でつまらない約束をしてしまうのではないか。
 国連の常任理事国入りをどうこうと発言しているらしいし。
 心配で仕方ない。


 一方、国内では菅官房長官が、中学の一年先輩福山雅治さん(生まれた年は同じ。この違い!)と吹石一恵の結婚に関して、「(二人の結婚をきっかけに)ママさんたちが一緒に子供を産みたいとか、そういう形で国家に貢献してくれたらいいなと思っています。たくさん産んで下さい」とのたまったと報じられているが、これは本当の話か。
 そもそもの発想がなんだかなあだし、産めよ増やせよと言ったところで、ママさんたちが子供を安心して産めなくしているのはお前たちやないかと突っ込みを入れたくもなる。
 首相が首相なら、官房長官も官房長官だ。


 昨夜、3時40分過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 もちろんの如く、今日も今日とて真向かいのマンション横のボロ家の工事がかまびすしい。
 粉塵も怖い。


 午前中に外出し、仕事関係の予定をすませてから下京図書館へ。
 裄V寿男の『戦場のタクト』<実業之日本社>、井上さつきの『日本のヴァイオリン王』<中央公論新社>、萩谷由喜子の『諏訪根自子』<アルファベータ>、滝口悠生の『寝相』<新潮社>、エリック・ライディングとレベッカ・ペチェルスキーの『ブルーノ・ワルター』<音楽之友社>を返却し、予約しておいたワルター・バリリの『ウィーン・フィルとともに』<同>、リッカルド・ムーティの『リッカルド・ムーティ自伝』<同>、筒井康隆の『世界はゴ冗談』<新潮社>、池澤夏樹の『アトミック・ボックス』<毎日新聞社>、阿刀田高の『アンブラッセ』<文藝春秋>を新たに借りる。


 帰宅後、チャールズ・マッケラス指揮プラハ室内管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第28番<TELARC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』、ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィル他が演奏したブラームスの管弦楽曲集と『ポピュラー・コンサート』<ともにタワーレコード/DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、9月の創作活動を振り返ったり、『ウィーン・フィルとともに』を読み始めたりする。
 ほかに、『長谷川如是閑評論集』<岩波文庫>の拾い読みもした。
 『ウィーン・フィルとともに』は、ウィーン国立歌劇場管弦楽団とウィーン・フィルの第1コンサートマスターを務める傍ら、バリリ四重奏団など室内楽でも活躍したヴァイオリニスト、ワルター・バリリの回顧録だ。
 バリリが幼少期を過ごした第1次世界大戦直後から、ウィーン国立歌劇場管とウィーン・フィルに入団した第2次世界大戦時のオーストリアの諸状況(政治経済的な混乱)に関して、詳しい記述が行われている点も非常に興味深い。


 馬鹿につける薬はない。
 そして、馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなりたくない。


 今から外出して予定をすませたのち、寺町のライト商會へ。
 月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・カルティベイトなり。
 それじゃあ、行って来ます。


 明日がいい日でありますように!
 そして、10月がいい月でありますように!
posted by figarok492na at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月29日

なんだか疲れた一日(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 日中、気温はまだ上昇しているが、強い暑さは覚えず。
 湿度が低いことに加え、涼しい風が吹いていたこともあり、過ごしやすし。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 SEALDsの中心メンバー奥田愛基とその家族に対する殺害予告が、奥田君が通う大学に届いた旨報じられている。
 安保法案の賛否に関わらず、またそういった問題に留まらず、こうした形での卑劣なやり口には本当に腹が立つ。
 後述、『ブルーノ・ワルター』をちょうど読んでいたことも重なって、いろいろと考えることがある。

 今後は一層、様々な形のテロリズムと、それに乗じたフレームアップの両方に注意していかなければならないと強く思う。


 料理記者で食生活ジャーナリストの岸朝子が亡くなった。91歳。
 岸さんといえば、やはり『料理の鉄人』ということになるか。
 そもそも、このブログの「美味しうございました」も、円谷幸吉の遺書に加え、岸さんの「おいしゅうございました」をもじったものなのだし。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 昨夜、予定通り外出し、仕事関係の用件を片付けてから錦湯さんへ。
 月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection49を愉しむ。
 太遊さんの新作に加え、サプライズあり、努力クラブの合田団地君とB級演劇王国ボンク☆ランドの西マサト国王の漫才「努力家でもあり、ボンクラでもある。」(これ、ツボにはまった。これからも愉しみ)と、実に面白かった。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。

 終了後、打ち上げに参加し、とても遅めの夕飯をすませ、2時半頃帰宅した。


 帰宅後、5時近くまで諸作業を進める。


 8時台に起きて、仕事関係の予定をすませる。


 今日も今日とて、朝早くから真向かいマンション横のボロ家の工事がかまびすしい。
 と、いうより、粉塵公害が非常に気になる。
 うちのマンションのベランダ辺りまで何か飛んで来てそうなので。


 午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』(途中まで)や、ヴァーツラフ・ノイマン指揮チェコ・フィルが演奏したマーラーの交響曲第9番<ポニー・キャニオン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 エリック・ライディングとレベッカ・ペチェルスキーの『ブルーノ・ワルター』<音楽之友社>を読了する。
 翻訳で気になる点はありつつも(大部なため、大筋に関わらない部分が結構省略されているのではないかということや、細かいミスなど)、ブルーノ・ワルターという偉大な音楽家の生涯を辿ることのできる労作であることに間違いはないだろう。
 そして、ナチスの台頭について改めていろいろと考えたりもした。
 ああ、面白かった!


 あまりの眠気に、少しうとうととする。


 その後、仕事関係の予定をすませる。

 そのまま夕飯用の買い物をすませ、19時頃に帰宅した。


 膝がちょっと気になることや、肩が重たいこともあって今週、身体のメンテナンスをお願いすることにする。
 早めにすっきりしておきたい。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックを途中から聴く。
 ラルス・フォークトの来日ピアノ・リサイタルのライヴ録音(2015年1月29日、紀尾井ホール)で、シューベルトのピアノ・ソナタ第19番やシェーンベルクのピアノ曲、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番が演奏されていた。
 これは生で聴いておきたかったなあ。

 続けて、ピアノのパスカル・ロジェとイザイ・カルテットが演奏したフォーレのピアノ5重奏曲第1番&ピアノ4重奏曲第1番、同第2番&ピアノ5重奏曲第2番<DECCA>を聴く。
 フォーレの室内楽は、心落ち着けたいときにぴったりだ。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『長谷川如是閑評論集』<岩波文庫>の拾い読みをしたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙66枚分を超えた。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 なんだか疲れた一日。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネオラクゴ・フロンティアsection49(月亭太遊さんのネオラクゴ企画)

☆ネオラクゴ・フロンティアsection49

 ゲスト:努力家でもあり、ボンクラでもある。
(2015年9月28日20時開演/錦湯)


 一周年記念のsection50を来週に控えた、月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection49は、ご新規さんにリピーターさん、常連さんと幅広いお客さんが集まっての盛況で、重畳重畳。
 しかも、今夜は取材で読売新聞の方まで来られていた。

 まずは太遊さんの開口一番のおしゃべりに、ちょっと以上の驚きのサプライズがあってから、「努力家でもあり、ボンクラでもある。」の漫才に。
 いったいそいつら誰やねん!
 と突っ込みの一つや二つ入れたくなるところだが、なんとこれ、努力クラブの合田団地君とB級演劇王国ボンク☆ランドの西マサト国王による新コンビ。
 なるほど、だから「努力家でもあり、ボンクラでもある。」か。
 で、日頃親しく接している二人だからこそ、ここは厳しく接さなきゃと思ったのだけれど、これは大いにツボにはまったなあ。
 ネタバレは避けるが、西国王の妄想が次から次へと炸裂。
 かつて漫才経験のある合田君が、それを巧みにいじり、巧みにいなす。
 いやあ、笑った笑った。

 そして、太遊さんの新作は『薔薇の餞(はなむけ)』。
 が、開始早々トラブルが発生し、急遽「努力家でもあり、ボンクラでもある。」の二人が場つなぎとして再登場する。
 努力クラブのコント集で披歴した、西国王の「アメリカンチンポ」のネタ。
 全くもって品行方正とはほど遠いネタなれど、そこにそこはかとないおかかなしさが漂うのも西国王の人徳のゆえか?
 さて、『薔薇の餞』は、『百合の造花』(section33)の続篇で、軽音部の部室で卒業生が巻き込まれる奇怪な出来事を中心に、ジェンダーの問題(や演じることの問題について)などが笑いとともに巧く盛り込まれている。
 まさしくネオラクゴならではの内容に仕上がっていた。

 最後は、太遊さん、合田君、西国王の三人のおしゃべりで〆たが、今夜も本当に盛りだくさんだった。
 ああ、面白かった!

 そして、来週は遂に一周年記念のsection50。
 19時からのスタートですので、ゆめゆめお間違いなきように。
 そうそう、30日(水曜)の20時半からは寺町のライト商會2Fでネオラクゴ・カルティベイトが開催される予定です。
 こちらもお忘れなく!!
posted by figarok492na at 03:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月28日

またぞろかまびすしい(早めのCLACLA)

 晴天。
 いいお天気、いい青空が続く。

 気温も上昇し、日中は暑さを覚える。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 胡散臭さ、きな臭さにもっと敏感でありたいと思う。
 ますます目くらましの八百長猿芝居が横行していくだろうから。


 昨夜、内田光子が弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第15番「レリーク」&第18番<PHILIPS>を聴いたりしながら、3時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。
 ここのところ、なんとか3時台に就寝している。


 朝早くに起きて、仕事関係の予定をすませる。


 真向かいのマンション横のボロ家(以前のボロ家とは別)の工事が始まって、実にかまびすしい。
 かまびすしいばかりか、アスベスト(石綿)粉塵を撒き散らしているのではないかと心配でもある。
 度し難し。


 午後、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第5番<DECCA>を聴き、CDレビューをアップする。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。


 その後、セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルが演奏したブルックナーの交響曲第7番<SONY>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、エリック・ライディングとレベッカ・ペチェフスキーの『ブルーノ・ワルター』<音楽之友社>を読み進めたりする。
 『ブルーノ・ワルター』のナチス台頭の部分を読みながら、どうしても今現在の日本について考えざるをえなかった。

>誰もができる限りにおいて、その人の義務と関心事と楽しみを追及していた。
 教授たちは講義とゼミナールを行い続けたが、それは国の難事とはまったく関わりを持っていなかった<
 同書に引用された、トーマス・マンの子息で歴史家のゴロー・マンがナチス台頭時のドイツについて記した言葉。


 今から外出して用件を片付けたのち、錦湯さんへ行く予定なり。
 今夜もネオラクゴ・フロンティアだ。

 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クリストフ・フォン・ドホナーニが指揮したブルックナーの交響曲第5番

☆ブルックナー:交響曲第5番

 指揮:クリストフ・フォン・ドホナーニ
管弦楽:クリーヴランド管弦楽団
 録音:1991年1月20日&21日、クリーヴランド・セヴェランス・ホール
    デジタル・セッション
<DECCA>433 318-2


 振り返ってみれば、1980年代末から90年代半ばにかけては、CD録音の爛熟期だった。
 そうした中で、今でもファーストチョイスに推薦するに足る数々のCDが残された反面、何ゆえこういった企画にOKが出されたのかと理解に苦しむCDも少なくはない。
 クリストフ・フォン・ドホナーニとクリーヴランド管弦楽団、ゲオルク・ショルティとシカゴ交響楽団、さらにはリカルド・シャイーとベルリン放送交響楽団&ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団によって同時並行的に進められた、DECCAレーベルによるブルックナーの交響曲録音など、どちらかといえば後者に傾くのではないか。
(DECCAレーベルでのブルックナーの交響曲録音にはほかに、ヘルベルト・ブロムシュテットとサンフランシスコ交響楽団による第4番「ロマンティック」、第6番、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団による第9番もあった。上述した一連の録音の中では、ブロムシュテットこそもっともスタンダードな解釈による演奏となったはずで、このシリーズが頓挫してしまったことは少し残念だ)

 で、今回取り上げるブルックナーの交響曲第5番といえば構成の堅固さで知られていて、当然の如くドホナーニもそうした作品の特性に充分配慮を行っている。
 ただ、例えばギュンター・ヴァントとベルリン・フィルの演奏のような細部の細部に至るまで徹底して分析された目の詰まった感じに欠けることは、残念ながら事実だ。
 また、第1楽章をはじめ、ところどころ前のめり気味になる箇所はありつつも、激しくいききることはなく、適度に抑制が利いてしまう。
 喩えていうなら、本来100点を連発することのできる人間が手抜きをしたのでもなく、逆にいつも赤点ばかりの人間が刻苦勉励奮闘努力をしたのでもなく、常日頃コンスタントに82点をキープし続けている人間が今回もまた安定の82点をとったという具合になるだろうか。
 と、いって、それじゃあ聴いて損をする演奏かというと、実はそんなこともなくて、早いテンポでささっと音楽が進められていく分、重さだるさを感じることはないし、それより何よりクリーヴランド管弦楽団が達者だ。
 おまけに録音もクリアで、CDとして聴く分にはもってこいの演奏である。
 中でも、ブルックナーの交響曲というものに思い入れやこだわりのない方には、大いにお薦めしたい一枚。

 そうそう、このCDを聴いていて思い出した。
 ドホナーニとクリーヴランド管弦楽団の実演(1990年5月24日、ザ・シンフォニーホール)に、僕は接したことがあったのだ。
 当時同じ組み合わせの録音を愛聴していたドヴォルザークの交響曲第8番のほか、リヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・ファン』とスティーヴ・ライヒのオーケストラのための3つの楽章がプログラミングされていたが、クリーヴランド管弦楽団の達者巧さは実感したものの、演奏そのものに面白さを感じることは正直できなかった。
 あれはまさしく、録音と実演の違いを思い知らされたコンサートだった。
posted by figarok492na at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月27日

笑の内閣を観たあと、大切な予定をすませた(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温は上昇し、日中は少し暑さを感じる。
 が、秋の気配も強し。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 記憶力を鍛えなければと強く思う、今日この頃。
 歯噛みしてでも、踏み止まっていかなければ。


 昨夜、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第5番<DECCA>を聴いたりしながら、3時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 その後、『勝呂又吉のこと』について考えたり、エリック・ライディングとレベッカ・ペチェルスキーの『ブルーノ・ワルター』<音楽之友社>を読み進めたりする。


 13時台に外出して、京都大学吉田寮食堂へ。
 第21次笑の内閣『タカマニズム宣言』(高間響上皇作・演出)を観る。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。

 会場前、吉田寮食堂前の銀杏の木から、銀杏がぱーんぴーんと度々落ちて来てちょっとびっくりする。
 いくらとろくさい人間だとはいえ、頭頂部に直撃するようなことはなかったけれど。

 開演前終演後、高間上皇、出演者の皆さんはじめ、関係各氏と話をしたり、挨拶をしたりする。


 終演後、別所に移動し、大切な予定をすませる。
 自分自身が人に支えてもらっているのだということを改めて痛感し、だからこそ、自分自身を律することの大切さも改めて痛感する。
 多謝。
 そして、自省あるのみ。

 その後、仕事関係の用件を片付け、帰宅した。


 遅めの夕飯後、ブルックナーの交響曲第5番を聴いたりしながら、『勝呂又吉のこと』を書き進める。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第21次笑の内閣『タカマニズム宣言』

☆第21次笑の内閣『タカマニズム宣言』

 作・演出:高間響
(2015年9月27日15時開演の回/吉田寮食堂)


 高間響上皇を首班とする第21次笑の内閣は、『ゴーマニズム宣言』ならぬ『タカマニズム宣言』と銘打ったオムニバス時事コント集。
 で、安保法案がらみでネット上を賑わせた『教えてヒゲの隊長』をもじって、京大当局と吉田寮との問題のあらましを総長とゴリラのやり取りで説明したアニメ『教えて髭の総長』(もちろん総長の声は、髭だるマン)に始まり、『実録 おまんこ闘争』(ろくでなし子さんの話。ご本人にも読んでもらったとのこと)、『殿下さん』…と続く、コントのラインナップを目にするだけで、まさしく高間響らしさ全開、笑の内閣ならではの公演に仕上がっていることがわかる。
 ネタによっては途中で勢いが落ちてしまったり、笑いの仕掛けが小さかったりと、意図した以上に緩さや粗さを感じたものがありはしたものの、すとんとオチが決まった小気味よい作品や、どストレートにあやおかしさが爆発した作品もしっかりあって、やはり笑の内閣ファンには見逃せない内容になっていたと思う。
 また、いわゆる下ネタも十分十二分に炸裂していたが、それが高間響という人の生き方信条と密接に結びついたものであることも、今回改めて痛感したりした。

 ライヴ特有の傷や個々の長短はありつつも、ピンク地底人2号をはじめ、髭だるマン(一皮むけたような、堂に入った演技)、金原ぽち子、HIROFUMI、石田達拡、横山清正、由良真介、大牧ぽるん、楠海緒ら演者陣は、良い意味で無駄に贅沢というか、概して本篇に近い熱量の演技を繰り広げていたのではないか。
 その意味で、いつもながらぽち子さんの一歩退いた、醒めた感じが印象に残った。

 明日までの公演。
 今現在に息苦しさを感じている方には、特にお薦めです。
posted by figarok492na at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月26日

高槻までお芝居を観に行き思い出したこと(CLACLA日記)

 青空は見えつつも、どんよりとした感じのお天気。

 気温は少し上昇する。
 むしっとして、あまり快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 オバマ大統領と習近平国家主席による、日米首脳会談が行われる。
 いろいろと考えることあり。


 安倍首相が、TPPの早期合意をどうこうと口にしている。
 そもそも自民党はTPPに反対していたのではないか。
 嘘つき、ペテン、ここに極まれりだ。


 昨夜、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第5番<DECCA>、ボロディン・カルテット他が演奏したシューベルトの弦楽5重奏曲<TELDEC>を聴いたりしながら、3時20分過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。

 その後、毎週恒例の洗濯をすませる。
 乾き、あまりよろしからず。
 まあ、仕方ない。


 12時半過ぎに外出して、高槻市へ。
 高槻現代劇場の305号室で、高槻シニア劇団 恍惚一座(うっとりいちざ)の第3回公演『アトリエジャマイカ』を観る。
 詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。

 開演前終演後、関係各氏と話をしたり、あいさつをしたりする。


 高槻といえば、今から20年近く前に一年弱、京大セミナーという進学塾で事務職員(正社員)として働いていた。
 結局、太田道灌よろしく「当方滅亡」の心境で辞めたが、案の定、その後、経営状態がおかしくなってしまった。
 一応、大手に身売りをして名前は残っているようだけれど。
(経営側=幹部の講師が、辞職した講師から届いた手紙をゴミ箱に捨てているのを目にして、まずここはだめだなと思った。たとえ度し難い相手からの手紙だとて、別の人間が目にする場所に手紙を平然と捨ててしまっている段階で、人としても経営者としても終わっている)


 行き帰りの阪急の車内で、滝口悠生の『寝相』<新潮社>を読み進める。


 帰宅後、ブルックナーの交響曲第5番を聴いたりしながら、観劇記録をアップしたり、雑件を片付けたりする。


 18時過ぎに再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、NHK・FMで、ヘルベルト・ブロムシュテット指揮NHK交響楽団の第1816回定期公演の実況中継(NHKホール)を途中から聴く。
 ティル・フェルナーの独奏による、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」を聴くことができた。

 続けて、NHK・FMの『ガットのしらべ』を聴く。
 バロック・ヴァイオリンのシギスヴァルト・クイケンさんの特集だった。

 続けて、アルフレッド・ブレンデルが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第20番他<PHILIPS>を聴く。

 そして、再びNHK・FMに戻り、『クラシックの迷宮』を聴く。
 今回は「NHKのアーカイブス」から、山田夏精(山田一雄)指揮東京フィルが演奏した細川碧の交響組曲『富士』と、金子登指揮東京フィルが演奏した市川都志春の交響組曲『春苑』が放送されていた。
 これは実に貴重な音源だ。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたりする。


 『寝相』を読了する。
 ああ、面白かった!

 続けて、エリック・ライディングとレベッカ・ペチェフスキーの『ブルーノ・ワルター』<音楽之友社>を読み始める。
 世界的な指揮者、ブルーノ・ワルターの詳細な伝記である。


 今日は、神戸屋のデニッシュメロン・マロン(なんじゃそりゃ…)を食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 マロンクリームを挟んだ、デニッシュ地のメロンパンで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 誰かに踊らされている人間に踊らされる人間ほど、愚かで哀れで度し難い存在もない。
 自省あるのみ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高槻シニア劇団 恍惚一座第3回公演『アトリエジャマイカ』

☆高槻シニア劇団 恍惚一座第3回公演『アトリエジャマイカ』

 脚本:伊地知克介
 演出:山口茜
(2015年9月26日14時開演の回/高槻現代劇場305号室)


 積極的に市民参加型の演劇活動と取り組んでいる高槻現代劇場だが、50歳以上のメンバーによる2つのシニア劇団のうち、山口茜が講師を務める恍惚一座(と書いて、「うっとりいちざ」と読む)の第3回公演『アトリエジャマイカ』を観た。
 なお、恍惚一座といえば、去年のC.T.T.vol.107(2014年4月19日、アトリエ劇研)ですでに接したことがあるが、その際も今回と同じ伊地知克介の脚本が用いられていた。

 1945年「東京に住む3姉妹と漫画家」、2013年「アフリカ紛争地帯の医師たち」、2015年「地方都市の絵画教室に集まる人々」が折り重なって、一つの物語を創り上げていく。
 と、こう記せば、もしかして映画『めぐりあう時間たち』みたくややこしい内容? と危ぶむ向きもあるかもしれないし、実際様々な仕掛けも施されているのだけれど、いわゆる新劇的な構成にサスペンス・ドラマ的な趣向と、基本的には筋の通ったわかりやすい展開で、戦争や記憶するということ、人と人との繋がりといった伊地知さんの想いがよく伝わってくるお話になっていた。
 で、オーソドックスでありつつ、感情表現の細かなギアの変化や、真摯さと滑稽さのふり幅の広い演技を求められる分、演じる側の負担が大きな作品だったとも思う。
 だからこそ、演者陣の研鑚の跡もよくうかがえたが。
 ただ、そうした個々の表面的な技術もそうだけれど、山口さんは演者どうしのやり取りや、お客さんとの関係の結び方により重きを置いていたように、僕には感じられもした。

 演者陣は、作品世界に沿う努力を本当によく重ねていたのではないか。
 加えて、演技の合間から個々の特性や魅力、人柄が浮き彫りとなっていた点が僕には面白く、なおかつ好感を抱いた。
 ほかに、ゲストとして勝二繁が出演。

 演劇というものは一筋縄ではいかないし、続ければ続けた分、新たな課題が生れてきたりもするのだけれど、ぜひ恍惚一座の皆さんにはこれからも末長く表現活動を続けていってもらえればと強く思う。
 そして、高槻現代劇場の取り組みが今後一層盛んとなることを、心より祈りたい。
posted by figarok492na at 17:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月25日

世の中、猿芝居だらけ(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。
 雨も降る。

 気温は上昇せぬものの、湿度が高く、じめじめとして快ならず。
 気圧と湿度のWパンチで、頭と身体が重たし。
 やれやれ。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 安倍首相が、新三本の矢だとか、1億総活躍担当大臣だとか、またぞろご託を並べている。
 安保法案が成立したので次は経済で、といった昔の自民党のやり口を再現しようという魂胆なのだろう。
 マスメディアもまた、そうした政府与党のやり口にほいほいと乗りそうな予感がする。
 こういった見え見えの猿芝居にだまされてなるものか。

 それにしても、1億総活躍という言葉には、すぐさま一億総懺悔という言葉を思い起こす。
 安倍首相周辺のセンスの悪さ、低劣さがよく表われていると思う。


 新国立競技場の問題で、下村博文文部科学大臣と河野一郎JSC理事長がそれぞれ職を退くようだが、前者は内閣改造、後者は任期切れときりがよい。
 そして、森喜朗や武藤俊郎は職を辞さなさそうである。
 これまた見え見えの猿芝居だ。


 世の中、猿芝居だらけ。


 タレントの川島なお美が亡くなった。54歳。
 『お笑いマンガ道場』、特に車だん吉とのコンビネーションで活躍した。
 その後、原作者渡辺淳一との親密な交流からテレビドラマ『失楽園』にも出演した。
 ワイン通など、セルフプロデュースの才に秀でた、まさしくタレント中のタレントだった。
 黙祷。


 昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンやアルコ&ピースのオールナイトニッポン・ゼロを聴いたりしながら、3時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。
 その後、雑件を片付けて正午過ぎに帰宅した。


 午後、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』や、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第5番<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、滝口悠生の『寝相』<新潮社>を読み進めたりする。


 15時台に外出し、かかりつけの病院へ。
 その後、スギ薬局で薬を受け取ったり、夕飯用の買い物をすませたりして、16時台に帰宅した。


 帰宅後、サイモン・ラトル指揮バーミンガム・シティ交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第7番<EMI>、ラトル指揮ベルリン・フィルが演奏したシェーンベルク編曲によるブラームスのピアノ4重奏曲第1番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『寝相』を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して63枚分を超えた。


 夕飯後、ブルックナーの交響曲第5番、クラウディオ・アバド指揮シカゴ交響楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第1番「冬の日の幻想」&『くるみ割り人形』組曲<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、『寝相』を読み進めたりする。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 猿芝居を本気にしたり、ましてや有難がる人とは親しくしたくない。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月24日

五連休明けは雨(CLACLA日記)

 世は五連休明け。


 雨降り。
 どんよりとしたお天気の一日となる。
 ここのところずっと晴れていたが、連休が終わったとたんこれだ。

 気温は下がるも、湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。
 気圧と湿度のWパンチで、頭と身体が重たい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 連休が終わったのにあわせて、どうやらマスメディアは安保法案の報道を終息させようとしているようだ。
 いつものやり口というか。
 忘れないこと、記憶力をもっと大切にしていかなければ。


 安倍首相が、来年夏の参議院選挙は憲法改正がどうのこうのと言い始めた。
 予想通りの展開である。
 どうせ、ここに橋下徹らが絡んでくるのではないか。
 いずれにしても、自民党の改憲案などとうてい賛成することなどできかねる。


 昨夜、KBS京都でAKB48のオールナイトニッポン(峯岸みなみ、木崎ゆりあ、加藤玲奈の出演)を聴いたりしながら、3時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 あまりきちんと睡眠がとれず。


 朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。

 その後、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第5番<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 萩谷由喜子の『諏訪根自子』<アルファベータ>を読了する。
 諏訪根自子の遺した録音を聴きたくなった。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、エリアフ・インバル指揮フランクフルト放送交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第6番<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたりする。
 途中、あまりのだるさと眠気にしばらくうとうとしてしまった。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 グルメシティでは、週刊文春の小林信彦の連載エッセイを立ち読みした。
 今回は、三船敏郎に関して詳しく記されていた。


 帰宅後、インバル指揮フランクフルト放送交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第7番<同>を聴いたりしながら、雑件を片付けたり、滝口悠生の『寝相』<新潮社>を読み始めたりする。
 『寝相』は、読み始めてすぐに巧さと旨味を感じた。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、バロック・ヴァイオリンのファビオ・ビオンディと手兵エウローパ・ガランテの来日コンサートのライヴ録音(2015年3月3日、東京オペラシティ・コンサートホール)を聴く。
 協奏曲集「四季」を中心に、メゾ・ソプラノのヴィヴィカ・ジュノーとのスターバト・マーテルやオペラのアリアと、十八番のヴィヴァルディの作品が演奏されていた。
 これは生で聴いておきたかったコンサートだ。
 「四季」はもちろんのこと、ジュノーの歌も聴き応えがあった。

 続けて、ブルックナーの交響曲第5番、クラリネット奏者のフランクリン・コーエンとピアノのウラディーミル・アシュケナージさんが演奏したブラームスのクラリネット・ソナタ第1番&第2番他<DECCA>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、『寝相』を読み進めたりする。


 今日は、神戸屋のバター香るメロンパンを食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 バターの風味が濃厚な、硬めで三角に近い形のメロンパンで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 馬鹿が大手を振って騒ぎまくる時世だ。
 馬鹿につける薬はない。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月23日

秋分の日 中古CDを購入した(CLACLA日記)

 秋分の日。
 世は五連休の最終日。
 当方にあまり関係はなかったが。


 快晴。
 いいお天気、いい青空の一日。

 その分気温も上昇し、暑さを強く感じる。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 昨夜、マッジーニ・カルテットが演奏したモーランの弦楽4重奏曲集<NAXOS>を聴いたりしながら、2時台後半まで仕事関係の作業を進める。
 2時台に寝たのは、本当に久しぶりだ。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。

 またぞろ真向かいのマンション辺りがかまびすしい。
 野中の一軒家か何かに住んでいると勘違いしている馬鹿おろかがいるようである。
 度し難い。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』(プロ野球中継のため、14時前までの放送)や、アンドルー・デイヴィス指揮BBCフィルが演奏したヨーク・ボーウェンの交響曲第1番&第2番<CHANDOS>、大友直人指揮日本フィルが演奏したニーノ・ロータの交響曲第1番〜第3番<キング>、ドミトリー・ヤブロンスキー指揮ロシア・フィル他が演奏した安部幸明の交響曲第1番他<NAXOS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して54枚分を超えた。


 井上さつきの『日本のヴァイオリン王』<中央公論新社>を読了し、萩谷由喜子の『諏訪根自子』<アルファベータ>を読み始める。
 「美貌のヴァイオリニスト その劇的生涯 1920-2012」と副題のある『諏訪根自子』は、優れた才能と並はずれた容貌から天才少女ヴァイオリニストと喧伝され、活躍した、諏訪根自子の生涯を追った労作。
 実は、鈴木鎮一(小野アンナやモギレフスキーらと同じく、諏訪根自子を指導した)との関係から、『日本のヴァイオリン王』でも少しだけ諏訪根自子に関する記述がある。
 人生半ばから本格的な教育を受け始めた鈴木鎮一に比して、諏訪根自子は幼い頃よりヴァイオリンを学んだ次の世代にあたる。


 17時台に外出し、仕事関係の用件を片付ける。
 その後、Avisで中古CDを購入し、夕飯用の買い物をすませて19時少し前に帰宅した。


 帰宅後、早速購入したばかりのクリストフ・フォン・ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第5番<DECCA>(税込み395円)を聴く。
 若干前のめりというか、ところどころ解釈の粗さを感じてしまう部分もあるが、クリーヴランド管そのものの機能性の高さが示された録音だとも思う。


 夕飯後、ドホナーニ指揮クリーヴランド管が演奏したスメタナの管弦楽曲集<同>、ブルックナーの交響曲第5番を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『諏訪根自子』を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して60枚分を超えた。


 ブルックナーの交響曲第5番といえば、もう25年近く前になるか、朝比奈隆指揮大阪フィルの定期演奏会で聴いたことがあるが、開演前に食べたカレーライスとの相性が悪かったようで、演奏中お腹が痛くなって大変だった。
 しかも、こういうときに限って、ワーグナーの『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲がアンコールで演奏されたのだからたまらない。
 あれは、本当に苦しかった。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月22日

五連休の四日目 睡眠不足でしんどい!(CLACLA日記)

 世は五連休の四日目。


 快晴が続く。

 陽射しもあって、日中は暑さを強く感じた。
 気温の差が激しいので、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。


 昨夜、錦湯さんで月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection48を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。

 その後、打ち上げに参加したりして朝になる。
 いろいろな人と話をしていて、ぐっと考えさせられることがあった。
 本当によいタイミングだったと思う。

 さらに、一睡もせぬまま急に決まった大切な予定をすませる。


 13時少し前に帰宅し、ネオラクゴ記録をアップし、シャワーを浴びる。

 15時頃から17時少し前まで、2時間ほど眠る。
 ただし、カフェインを摂取し過ぎたこともあって、何度か目を醒ます細切れ睡眠だったが。


 井上さつきの『日本のヴァイオリン王』<中央公論新社>を読み進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたりする。


 18時に外出し、夕飯用の買い物をすませ帰宅する。


 帰宅後、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第4番<ARTE NOVA>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの特集番組『今日は一日「世界のオーケストラ」三昧』を最後まで聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『日本のヴァイオリン王』を読み進めたりする。


 今日は、神戸屋のシャルロット・チョコ&ミルクを食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 睡眠不足でしんどい!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネオラクゴ・フロンティアsection48(月亭太遊さんのネオラクゴ企画)

☆ネオラクゴ・フロンティアsection48

 ゲスト:桂三河さん、かおりーんさん
(2015年9月21日20時開演/錦湯)


 月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection48は、連休中にも関わらず、否、連休中だからこそ、常連さんやリピーターさんにご新規さん、さらには観光中の通りがかりの方々と、非常にバランスのとれたお客さんが集まった。

 まずは、宮津の敬老落語会から戻って来たばかりの太遊さんとおなじみ桂三河さんが、その敬老落語会のことなどをネタに盛り上げる。

 で、三河さんが古典落語の『花色木綿』へ。
 留守中の長屋に忍び込んだ泥棒だったが、そこは柳行李一つしかない貧相な部屋だった。
 と、そこへ住人のやもめの男が帰って来る。
 慌てて縁の下へ逃げ込む泥棒。
 一方、泥棒が入ったことに気付いたやもめは、これ幸いとあれが盗まれたこれが盗まれたと嘘を重ねるが…。
 といった具合に進むおなじみの噺で、題名の花色木綿がルーティンの仕掛けとなっている。
 三河さんの古典落語は久しぶりに聴いたが、噺の肝となるやもめの男と家主のやり取りが、やはり面白かった。

 続いては、初の出演となる、かおりーんさん。
 実は、ネオラクゴ・フロンティアが始まった頃、勉強(見学?)の形で一度お会いしたことがあった。
 もともとは、サキソフォンを吹きながらネタをやるという女性のピン芸人さんだが、今回はマトリョミンを駆使した芸を初披露されていた。
(マトリョミンというのは、テルミンという電子楽器をマトリョーシカの中に組み込んだ日本初の楽器のこと。ちなみにテルミンは、アンテナに直接触れることなく、手を近付けたり離したりすることで音を出す=音階を確立する旧ソ連で発明された楽器だ)
 『赤とんぼ』や『象さん』といった童謡を鳴らしつつ、お客さんに歌を促したり、お客さんにマトリョミンに親しんでもらったり、最後にはしっかりとマトリョミンで大きな曲を披露したりと、笑いとともにインティメートな雰囲気を生み出していた。
 今度は、ぜひサキソフォンのネタにも接してみたい。

 そして、太遊さんの新作は、『キャンター・マチジミアガール』。
 岩倉は美少女の砂川キャメルに恋心を抱き、思わず契約書にサインをしてしまうが、それはなんと「ケムの会」への入会を強制しようとする邪悪な罠だった。
 という展開の、憑依体質の若林が活躍する新シリーズの三作目。
 上述した敬老落語会帰りというタイトなスケジュールもあってスリリングさは感じたが、細かい駄洒落のジャブと大きな仕掛けが施された密度の濃い作品だったとも思う。
 次回は、若林に何が憑依するのか?
 乞うご期待!

 最後は、太遊さん、三河さん、かおりーんさんのトークで〆たが、太遊さんからちょうど一周年記念ともなるsection50以降の、リニューアルに関するちょっとした報告があった。
 今からそれが待ち遠しい。

 と、ますます目の離せないネオラクゴ・フロンティアに皆さんもぜひ!!
posted by figarok492na at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月21日

敬老の日 ドイツ滞在中の食生活、キムチ、コロッケのこと(早めのCLACLA)

 敬老の日。
 世は五連休の三日目。


 どんよりとした感じは若干ありつつも、晴天が続く。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温はそこそこ上昇するも、暑さを強く感じるほどではない。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 各種世論調査で、安倍内閣の支持率が下がっている。
 が、まだまだ40パーセント近くもあるということも、当然留意しておかなければなるまい。
 メディアの側の世論操作と、単純に切って捨てることはできないと思う。


 昨夜、裄V寿男の『戦場のタクト』<実業之日本社>を読了し、井上さつきの『日本のヴァイオリン王』<中央公論新社>を読み始める。
 「鈴木政吉の生涯と幻の名器」と副題のある『日本のヴァイオリン王』は、スズキメソードで知られる鈴木鎮一の父で、日本におけるヴァイオリン製作の企業化実業化を進めた鈴木政吉の生涯を追った一冊である。
 日本における洋楽受容の復習ともなって、面白し。

 その後、アナトール・ウゴルスキが弾いたピアノ小品集『ショート・ストーリーズ』<ドイツ・グラモフォン>や、福田進一が弾いた武満徹のギターのための12の歌<DENON>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。

 その後、クラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルが演奏したブラームスのヴァイオリン協奏曲(シェロモ・ミンツの独奏)&大学祝典序曲、セレナード第1番<ともにドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『日本のヴァイオリン王』を読み進めたりする。


 午後、アルフレッド・ブレンデルとアバド指揮ベルリン・フィルが演奏したブラームスのピアノ協奏曲第1番、第2番<ともにPHILIPS>、ベルリン・フィル8重奏団が演奏した同じくブラームスの弦楽5重奏曲第1番&第2番<同>、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラが演奏した同じくブラームスの交響曲第4番&ハンガリー舞曲第5番、第6番<同>、ジョン・ウィリアムズ指揮ボストン・ポップスが演奏した『ザ・ベスト・オブ ジョン・ウィリアムズ&ボストン・ポップス』<同>、バリー・ワーズワース指揮BBCコンサート管弦楽団他が演奏した『ザ・ラストナイト・オブ・ザ・プロムス コレクション』<同>を聴いたりしなら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、『日本のヴァイオリン王』を読み進めたりする。


 仕事関係の調べ物をしていて、20年以上前のドイツ・ケルン滞在中の食生活のことを思い出した。
 時折外食をした以外は、夕飯はほぼ、グヤーシュ(グラーシュ。ハンガリーのビーフシチュー)の缶詰、にしんのフライの酢漬けの缶詰、ハム類、量り売りのサラダ、そしてドイツの酸っぱいパンだった。
 これで安く済んだし、はじめは違和感のあった酸っぱいパンもすぐに慣れて美味しく感じるようになった。
 もともと酸味の強いものが好きなのだ。
 酸っぱいといえば、最近酸味の効いたキムチを食す機会がなかなかない。
 まだキムチブームが起こるころ、怖い物食べたさでキムチを求めて(実家で母に買ってくるように頼んだ)食べたキムチは相当酸味が利いていたのに、いつの間にか辛いだけか甘辛いだけのキムチが増えている。
 安売りスーパーのキムチ等、賞味期限ぎりぎりになってもちっとも酸っぱくならないのはどういうことか。
 不味いと言い切ることはしないけれど、正直僕の口には合わない。
 あと、甘いといえば、惣菜のコロッケ。
 あれって、どうしてあんなに甘いのだろう。
 砂糖を大量に投入しているとしか思えない。
 塩と胡椒で味付けした甘くないコロッケが食べたいものだ。
 スイーツは好きだが、なんでも砂糖を入れればいいってもんじゃないと強く思う。


 まもなく外出し、錦湯さんへ。
 ネオラクゴ・フロンティアなり。
 かおりーんさんって人が、マトリョーミン(マトリョーシカ型のテルミン)で何かやってくれるというのも愉しみだなあ。

 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月20日

世は五連休の二日目(CLACLA日記)

 世は五連休の二日目。


 快晴。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温はそこそこ上昇したものの、湿度が低い分、過ごしやすし。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に風邪など召しませんように。


 次世代の党の平沼赳夫党首らが自民党に復党願を提出しているそうだ。
 元よりわかってはいたことだけれど、厚顔無恥、恥知らず、卑劣漢と呼ぶほかない。
 何が「次世代」の党か。
 度し難い。


 イギリスの合唱指揮者、デヴィッド・ウィルコックスが亡くなった。95歳。
 イギリスを代表する合唱指揮者として、ケンブリッジ・キングズ・カレッジの音楽監督等を務めた。
 録音も少なからず。
 ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団やニュー・フィルハーモニア管弦楽団と録音した、フォーレのレクイエム<EMI>を代表盤として挙げておきたい。
 深く、深く、深く黙祷。


 昨夜、カティア・ブニアティシヴィリが弾いたピアノ小品集『マザーランド』<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して48枚分を超えた。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏したモーツァルトのディヴェルティメント集<ERATO>、NHK・FMの『きらクラ!』(途中まで)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたりする。


 高橋源一郎の『銀河鉄道の彼方に』<集英社>を読了する。
 宮沢賢治をはじめとした諸作品の引用や、自らのルポルタージュ体験の影響と、高橋源ちゃんの総決算とでも呼ぶべき大長篇小説である。
 僕自身が昔から考え続けてきたことが作品の中心に置かれていて、正直読み進めるのが苦しくなったほどだった。
 けれど、今読んでおいて本当によかったとも思う。

 ほかに、『長谷川如是閑評論集』<岩波文庫>の拾い読みもした。


 お昼過ぎに外出して仕事関係の用件を片付けたのち、下京図書館へ。
 『銀河鉄道の彼方に』、岡崎武志の『上京する文學』<新日本出版社>、北村薫の『太宰治の辞書』<新潮社>、徳田武の『朝彦親王伝』<勉誠出版>、多和田葉子の『献灯使』<講談社>を返却し、予約しておいた裄V寿男の『戦場のタクト』<実業之日本社>、井上さつきの『日本のヴァイオリン王』<中央公論新社>、萩谷由喜子の『諏訪根自子』<アルファベータ>、滝口悠生の『寝相』<新潮社>、エリック・ライディング&レベッカ・ペチェフスキーの『ブルーノ・ワルター』<音楽之友社>を新たに借りる。


 いったん帰宅し、雑件を片付けたり、『戦場のタクト』を読み始めたりする。


 17時少し前に外出し、河原町へ。
 仕事関係の予定をすませ、夕飯用の買い物をして18時過ぎに帰宅した。


 帰宅後、ピアノのイェフィム・ブロンフマン、ヴァイオリンのギル・シャハム、チェロのトゥルス・メルクとデヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの3重協奏曲&シャハム他が演奏した7重奏曲<ARTE NOVA>を聴きながら、雑件を片付けたり、『戦場のタクト』を読み進めたりする。


 夕飯後、ウィーン弦楽6重奏団が演奏したドヴォルザークの弦楽6重奏曲&弦楽5重奏曲第3番<EMI>、アルテミス・カルテットが演奏した同じくドヴォルザークの弦楽4重奏曲第13番&ヤナーチェクの弦楽4重奏曲第2番「ないしょの手紙」<Virgin>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して51枚分を超えた。


 『戦場のタクト』を読み進める。
 パリで指揮を学び、東京国際音楽コンクールで2位を受賞後、国際的な活躍を始めた裄V寿男が、コソボ・フィル等旧ユーゴでの経験や「民族共栄」を目的として設立したバルカン室内管弦楽団についてなど、自らのこれまでの指揮者としての活動を振り返った一冊。
 若干感傷的な記述がなきにしもあらずだが、裄Vさんの果たしてきたことには、やはり目を見張らされる。

 ほかに、『長谷川如是閑評論集』の拾い読みもした。


 今日は、オイシスのモンブランケーキを食す。
 六角のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 モンブランケーキ風の洋菓子で、モンブランクリームが濃厚。
 まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月19日

安保法案が成立した(CLACLA日記)

 今日未明、参議院の本会議で安保法案が可決され成立した。
 可決成立するまで、国会中継を聴いていた。
 短期的、中期的、長期的な様々な予測が、それこそ吐き気をもよおすほどにぱっと目の前に現われた。
 これほど現われたのは、本当に久しぶりだ。
 だからこそ、悲愴と皮相の間に踏みとどまっていきたいと強く思う。

 三度記すことになるが、僕は安保法案に反対である。


 世は5連休の初日。


 どんよりとした感じは増したものの、晴天が続く。

 その分、気温も少し上昇したか。
 強い暑さを感じるほどではなかったが。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 昨夜、国会中継を聴いたりしながら、4時40分過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 朝早くに起きて、仕事関係の予定をすませる。
 連休とは全く無縁の生活である。


 それから、毎週恒例の洗濯をすませる。
 思っていた以上に乾きがよかった。
 ああ、すっきりした!


 元衆議院議員の塩川正十郎が亡くなった。93歳。
 大阪府の出身で、自民党所属の衆議院議員として、運輸大臣、文部大臣、内閣官房長官、自治大臣、財務大臣、党総務会長などを歴任した。
 黙祷。


 その後、バリトンのクリスティアン・ゲルハーヘルがフライブルク・バロック・オーケストラの伴奏で歌ったモーツァルトのオペラ・アリア集<SONY/BMG>を聴き、CDレビューをアップする。
 詳しくは、前々回の記事をご参照のほど。


 午後、コンチェルト・ケルンが演奏した『バスティーユ襲撃』<Capriccio>、フォルテピアノのマルコム・ビルソンとジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第25番&第26番「戴冠式」<ARCHIV>、マルク・ミンコフスキ指揮ルーヴル宮音楽隊管楽器アンサンブルが演奏した同じくモーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』ハイライト(トリベンゼー編曲)<ERATO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、高橋源一郎の『銀河鉄道の彼方に』<集英社>を読み進めたりする。
 ほかに、『長谷川如是閑評論集』<岩波文庫>の拾い読みもした。


 17時台に外出して、仕事関係の予定をすませる。

 その後、Avis、OPAのブックオフやタワーレコードをのぞき、JEUGIA三条本店で『ぶらあぼ』10月号を入手したのち、夕飯用の買い物をすませ、20時近くに帰宅する。


 帰宅後、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を途中から聴く。
 ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮NHK交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第2番第2楽章の後半からと、第6番「田園」のライヴ録音を聴くことができた。


 夕飯後、仕事関係の予定をすませる。


 その後、NHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴いたりしながら、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『銀河鉄道の彼方に』を読み進めたりする。
 『クラシックの迷宮』は「私の試聴室」で、チェンバリストのマハン・エスファフハニの特集が組まれていた。
 そういえば、片山杜秀の声がしゃがれていたが、風邪だろうか?


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 絶望とは虚妄である。
 希望がそうであるように。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

転向節

☆転向節
(炭鉱節のメロディで)

 可決したした
 可決した
 ヨイヨイ
 国会議事堂で
 可決した
 あんまり反発が
 低いので
 さぞや安倍さん
 嬉しかろ
 サノヨイヨイ

 あなたがその気で
 やるのなら
 ヨイヨイ
 思い切ります
 支持します
 今の税率の
 8パーに
 留めてくれたら
 支持します
 サノヨイヨイ
posted by figarok492na at 12:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 真実はかく佯る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クリスティアン・ゲルハーヘルが歌ったモーツァルトのオペラ・アリア集

☆モーツァルト:オペラ・アリア集&交響曲第36番「リンツ」

 独唱:クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン)
管弦楽:フライブルク・バロック・オーケストラ
 録音:2015年1月16日〜19日、フライブルク・コンツェルトハウス
    デジタル・セッション
<SONY/BMG>88875087162


 現在のドイツを代表するバリトン歌手、クリスティアン・ゲルハーヘルが歌ったモーツァルトのオペラ・アリア集だが、選曲歌唱ともに、王道中の王道とでも呼ぶべき充実した内容となっている。
 まずは歌われているのが、いわゆるダ・ポンテ三部作の『フィガロの結婚』、『ドン・ジョヴァンニ』、『コジ・ファン・トゥッテ』、そして『魔笛』というモーツァルトを代表するオペラの中から、おなじみのアリアばかり。
 加えて、シューベルトやシューマンのリートで聴かせてきたように、ゲルハーヘルの歌いぶりも一切くせ球なし。
 深みがあって張りと伸びのある声質と、口跡が良くて緻密に計算された歌唱でもって全曲をバランスよく歌い切る。
 『フィガロ』の「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」や伯爵のアリア等、ピリオド・スタイルの演奏にありがちな大きな装飾も、見事に避けられている。
 しかも、このアルバムが今年1月のコンサートのライヴ録音というのだから、その精度の高さには驚く。
 むろん純然たる一発録りとは違って様々な加工はあるだろうし、ゲルハーヘルの畳みかけや伴奏の楽器のほんの僅かな音のずれにライヴ録音を感じたりもするのだけれど。
 機械的に拍手がカットされている分、若干物足りなさを覚えたりもした。
(例えば、『魔笛』の「パパゲーナ!パパゲーナ!パパゲーナ!」が、パパゲーノが打ちひしがれて首をくくろうとするところで終わっているのなんて、やっぱりさびしいものだ。一応、「リンツ」の第3楽章で気分は変わるものの。そういえば、ヘルマン・プライのアルバム<DENON>が同じ形で全曲を閉めていて、レコード芸術か何かで、それはあんまりだろうと評されていたのではなかったか。逆に、オラフ・ベーアのアルバム<EMI>では、しっかり三人の童子とパパゲーナが登場し、パパパの二重唱で愉快に終わっている)

 昨年の来日コンサート(2014年2月14日、京都コンサートホール大ホール)で巧みにコントロールされつつインティメートな暖かみに満ちたバッハのブランデンブルク協奏曲全曲を披歴した、ヴァイオリンのゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ率いるフライブルク・バロック・オーケストラも、そうしたゲルハーヘルにぴったりのクリアで歯切れのよい伴奏を行っている。
 モーツァルト時代のコンサートを模してか、アリアの間にばらばらに挟まれた「リンツ」シンフォニーだって、それだけ取り出して聴いても十分十二分に愉しめる優れた演奏だ。
 また、『フィガロ』の「もし殿さまが踊りをなさるなら」のレチタティーヴォでのフォルテピアノや、『魔笛』の「恋人か女房が」でのグロッケンシュピール(でいいのかな?)がとても機智に富んで魅力的だと思っていたら、なんとこれ、クリスティアン・ベザイデンホウトが弾いていた。
 『ドン・ジョヴァンニ』のセレナードのマンドリンも、名手アヴィ・アヴィタルだし、贅沢極まる布陣である。

 モーツァルトそのものというより、ゲルハーヘルの歌を聴いたという印象の強さは否めないけれど、76分一切だれない、何度聴いても聴き飽きない、よく出来たアルバムであることもまた事実であり、モーツァルトのオペラに聴きなじんだ方にも、そうでない方にも広くお薦めしたい一枚だ。
 録音も非常にクリア。

 そうそう、ゲルハーヘルが歌う『フィガロ』のアリアを聴いていて、僕はふと今は亡き立川清澄のことを思い出した。
 ゲルハーヘルの歌唱をもっと古めかしくして、声量をおとし、声質を浅くしたら立川さんみたいになるのではないか。


*曲目
『ドン・ジョヴァンニ』〜カタログの歌
『ドン・ジョヴァンニ』〜窓辺においで(セレナード)
『ドン・ジョヴァンニ』〜シャンパンの歌
交響曲第36番『リンツ』〜第4楽章
『フィガロの結婚』〜もし殿さまが踊りをなさるなら
『ドン・ジョヴァンニ』〜半分はこっちへ、あと半分はあっちへ
『コジ・ファン・トゥッテ』〜そんなに取りすまさないで
『ドン・ジョヴァンニ』〜ああ、お情けを、おふたり様
交響曲第36番『リンツ』〜第2楽章
『魔笛』〜私は鳥刺し
『魔笛』〜恋人か女房が
『魔笛』〜パパゲーナ!パパゲーナ!パパゲーナ!
交響曲第36番『リンツ』〜第3楽章
『フィガロの結婚』〜すべて準備はととのったぞ
『フィガロの結婚』〜もう飛ぶまいぞ、この蝶々
『フィガロの結婚』〜訴訟に勝っただと?
『コジ・ファン・トゥッテ』〜多くのご婦人方、あなた方は
交響曲第36番『リンツ』〜第1楽章
『コジ・ファン・トゥッテ』〜彼に目を向けて下さい
posted by figarok492na at 12:18| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月18日

馬鹿は死ぬまでなおらない 身体のメンテナンスですっきりした(CLACLA日記)

 晴天。
 いい青空、いいお天気となる。

 気温は少し上昇したか。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 自分で自分の首を絞める馬鹿。
 馬鹿につける薬はない。
 馬鹿は死ぬまでなおらない。


 昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンやアルコ&ピースのオールナイトニッポンゼロを聴いたりしながら、4時半近くまで仕事関係の作業を進める。


 朝早く起きて、仕事関係の作業を進める。


 その後、バリトンのクリスティアン・ゲルハーヘルがフライブルク・バロック・オーケストラの伴奏で歌ったモーツァルトのオペラ・アリア集<SONY/BMG>や、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』(あまりしっくりとこない人がゲストで出ていた)、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番、第3番&第7番「未完成」<ともに同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、高橋源一郎の『銀河鉄道の彼方に』<集英社>を書き進めたりする。
 ほかに、『中野重治評論集』<平凡社ライブラリー>の拾い読みもした。


 18時過ぎに外出して、百万遍方面へ。
 仕事関係の用件を片付けてから、身体のメンテナンスを行ってもらう。
 ああ、すっきりした!

 それから夕飯をすませ、別の仕事関係の用件を片付けたのち、21時40分頃帰宅する。


 帰宅後、フェルディナント・ライトナー指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」&第31番「パリ」、バレエ音楽『レ・プティ・リアン』序曲<タワーレコード/ドイツ・グラモフォン>や、ネットの国会中継を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『銀河鉄道の彼方に』を読み進めたりする。
 NHKは、またぞろ国会中継をやっていない。
 なんのためのNHKか。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 世は、明日から五連休。
 なれど、当方にはほとんど関係せず。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月17日

重ねて安保法案には反対である(CLACLA日記)

 安保法案が参議院の特別委員会で政府与党によって強引に採決され、本会議で採決成立されようとしている。
 僕は、安保法案に反対である。
 そして、このような形での採決成立にも反対である。
 とうてい納得しがたい。
 腹立たしさを感じるとともに、事ここにいたらせた自分自身の責任を痛感する。


 雨降り。
 どんよりとしたお天気が続く。

 気温は下がったものの、湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。
 気圧と湿度のWパンチで、頭と身体が重しだろし。
 やれやれ。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 昨夜、国会の状況をうかがいつつ、4時半近くまで仕事関係の作業を進める。


 朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。

 その後、バリトンのクリスティアン・ゲルハーヘルがフライブルク・バロック・オーケストラの伴奏で歌ったモーツァルトのオペラ・アリア集<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘い木曜日』や、モーツァルトのオペラ・アリア集、国会中継(ネット中継も併せて)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、高橋源一郎の『銀河鉄道の彼方に』<集英社>を読み進めたりする。
 ほかに、『中野重治評論集』<平凡社ライブラリー>の拾い読みもした。


 夕方になって外出し、仕事関係の用件を片付ける。
 で、夕飯用の買い物をすませ、19時半頃帰宅した。


 帰宅後、スヴェトラ・プロティッチが弾いたモーツァルトのピアノ作品集<キング>を聴きながら、雑件を片付ける。


 夕飯後、仕事関係の予定をすませる。


 その後、モーツァルトのオペラ・アリア集を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『銀河鉄道の彼方に』を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して45枚分を超えた。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 大事と小事の区別の付かない人間にはなりたくない。
 そして、そんな区別の付かない人間に褒めそやされたところで、ちっとも嬉しくなどない。


 東京に行きたい。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月16日

安保法案には反対だ 庄司永建と宝生あやこが亡くなった(CLACLA日記)

 雨降り。
 どんよりとしたお天気の一日。

 気温は上昇しなかったものの、湿度が高い分、それほど快ならず。
 気温と湿度のWパンチで、頭と身体が少し重たい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 地方公聴会を開催し、政府与党は今夜か明日、特別委員会での安保法案の採決を目論んでいる。
 次世代の党など、自民党を補完するだけの勢力を取り込んだからといって、どうこうなるという問題ではあるまい。
 愚も愚、下も下。
 本当に度し難く、腹立たしい。
 安保法案には反対だ。
(19時を過ぎて、これまた補完勢力の街宣車がかまびすしくやっている。厚顔無恥のかぎりである)


 俳優の庄司永建が亡くなった。92歳。
 上智大学を卒業後、民衆芸術劇場俳優養成所から劇団民藝に入り、その後フリーとなる。
 映画やテレビドラマでも活躍したほか、最晩年までCMに出演していた(聖教新聞のCMにも出演していたはずだ)。
 「大門くうーん」のフレーズが懐かしい『西部警察』の捜査係長役をはじめ、頑固でありながらも、どこか滑稽味のある役回りを得意とした。
 また、今井正監督の『ここに泉あり』では、大滝秀治らとともに若き日の庄司さんの姿を目にすることができる。
 深く、深く、深く、深く黙祷。

 滝沢修や宇野重吉はもちろんのこと、同じ民藝(出身)の大滝さんや鈴木瑞穂といった人と比べて、庄司さんは「軽い」感じのする人だった。
 その軽さが魅力持ち味でもあったのだけれど。


 俳優の宝生あやこも亡くなった。97歳。
 脚本家で劇作家の八田尚之とともに劇団手織座を創立し、演劇をはじめ、映画、テレビドラマと幅広く活躍した。
 厳格古風な姑、一転どこか艶やかさを持った玄人筋の女性といった役回りが強く印象に残る。
 深く、深く、深く、深く黙祷。

 今は亡き一の宮あつ子らと同じく、派手派手しく目立つことはないけれど、きっちりと存在感のある役者さんの一人だった。


 昨夜、バリトンのクリスティアン・ゲルハーヘルがフライブルク・バロック・オーケストラの伴奏で歌ったモーツァルトのオペラ・アリア集<SONY/BMG>、Radio4音源でヤン・ヴィレム・デ・フリエンド指揮ハーグ・レジデンティ管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第5番&第35番「ハフナー」(2015年9月13日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)、ダニエレ・ガッティ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したチャイコフスキーのバレエ音楽『くるみ割り人形』組曲(2015年9月10日、同)のライヴ録音を聴いたりしながら、4時半近くまで仕事関係の作業を進める。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、ゲルハーヘルが歌ったモーツァルトのオペラ・アリア集、ピアノのテオ・ゲオルギューとカルミナ・カルテットが演奏したドヴォルザークのピアノ5重奏曲第2番&弦楽4重奏曲第12番「アメリカ」<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を読み直したり、『勝呂又吉のこと』について考えたりする。


 多和田葉子の『献灯使』<講談社>を読了する。
 東日本大震災以後の日本、というよりも、これからの日本の姿を描いた寓話性に富んだ作品集である。
 本当に適わない、と思ってしまう。
 こういう小説を書きたいけれど、自分にはとうてい無理だ。

 ほかに、『中野重治評論集』<平凡社ライブラリー>の拾い読みもした。
 こういう状況だからこそ。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMでヘルベルト・ブロムシュテット指揮NHK交響楽団の第1815回定期公演(サントリーホール大ホール)の実況中継を聴く。
 ベートーヴェンの交響曲第1番と第3番「英雄」が演奏されていた。
 早めのテンポで、非常に若々しい演奏だった。

 続けて、モーツァルトのオペラ・アリア集を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、高橋源一郎の『銀河鉄道の彼方に』<集英社>を読み始めたりする。
 ほかに、『中野重治評論集』の拾い読みもした。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 畢竟、ぬるま湯はぬるま湯でしかない。
 ぬるま湯にはぬるま湯の効果はあるが、ゆるゆると浸っている間にそこから出る機会を失い、気がつけば溺れていたということだってありうる。
 自省あるのみ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月15日

八木昌子が亡くなった(CLACLA日記)

 青空は見えつつも、どんよりとした感じが増す。

 日中は気温が上昇し、暑さを覚える。
 まだ秋本番とは言えなさそう。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 参議院の特別委員会で、安保法案に関する中央公聴会が開かれる。
 何がなんでも安保法案を押し通そうという、政府与党のやり口がどうにも腹立たしい。
 国民の安全保障に関する意識を高めることもなしに、こんなやっつけ仕事で無理無体を行ったところで、しょせん本当の「有事」にはなんの役にも立たないだろう。
 愚策も愚策、愚劣の一語だ。


 俳優の八木昌子が亡くなった。77歳。
 東京の生まれで、俳優座養成所を経て文学座に入る。
 演劇をはじめ、映画、テレビドラマと幅広く活躍した。
 一見静謐清楚な顔立ちで抑制された佇まいながら、その実、心の内には強い動きを秘めているといった雰囲気の役者さんで、鼻にかかったような声も記憶に残る。
 現代劇時代劇、ともに安定した演技を披歴していたが、映画デビュー作にあたる大島渚監督の『悦楽』と、萩原健一と危うい関係となる篠田正浩監督の『化石の森』を代表作として挙げておきたい。
 なお、父親は劇作家の八木隆一郎で、夫は同じ文学座所属の林秀樹である。
 深く、深く、深く、深く黙祷。

 余談だけれど、僕は文学座では八木さんが(太地喜和子ではなく)、俳優座では香野百合子さんが(栗原小巻ではなく)、大好きな女優さんだった。


 昨夜、19時過ぎに外出し用件を片付けてから錦湯さんへ。
 月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection47を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 で、打ち上げに参加したりして、4時半頃帰宅した。


 5時20分過ぎに就寝し、正午過ぎに起きる。


 ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、バリトンのクリスティアン・ゲルハーヘルがフライブルク・バロック・オーケストラの伴奏で歌ったモーツァルトのオペラ・アリア集<SONY/BMG>、ロジャー・ノリントン指揮チューリッヒ室内管弦楽団が演奏したストラヴィンスキーの『兵士の物語』組曲他<同>を聴いたりしながら、ネオラクゴ記録をアップしたり、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、多和田葉子の『献灯使』<講談社>を読み進めたりする。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、グレン・グールドが弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ第8番、第10番、第12番、第13番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 夕飯後、ゲルハーヘルが歌ったモーツァルトのオペラ・アリア集を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、『献灯使』を読み進めたりする。
 『献灯使』は表題作を読み終えたところだが、こういう作品を読むと本当に適わないと思う。
 『勝呂又吉のこと』と粗雑さ…。


 今日は、ローソンのシュークリームを食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 なめらかなカスタードクリームの中ぶりなシュークリーム2個で、まあまあ美味しうございました。
 やっぱりシュークリームはいいな。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネオラクゴ・フロンティアsection47(月亭太遊さんのネオラクゴ企画)

☆ネオラクゴ・フロンティアsection47

 ゲスト:桂三幸さん、ちゃびーさん、廣瀬信輔君
(2015年9月14日20時開演/錦湯)


 月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection47は、常連さんにリピーターさん、ご新規さんで大盛況。
 錦湯さんがぎっしりと埋まって重畳重畳。

 で、まずは太遊さんとちゃびーさんが開口一番のおしゃべり。
 実は、フロンティアの情報ツイートに、
 桂三幸
 ちゃびー(漫談)
 となっていて、錦湯さんに着くまで、ずっと三幸さんが「ちゃびー」という漫談に挑むのだと思い込んでいた。
 ちゃびーさんの身体が動く動く。

 と、盛り上げたところで三幸さんが登場し、ネオはめ物の『空みなよ』(東京版?)をかける。
 前回苦戦した新しいスピーカーの「調整」も万全、異なるバージョンを選んだことと、三幸さんの矜持がうかがえた高座だった。
 今後のスピーカーの活躍も愉しみだ。

 続けて、ちゃびーさんが漫談を演じる。
 ちゃびーさんはもともと漫才をやっていたが、その後紆余曲折あって、今はよしもと企画の演劇公演などに多く出演している女性のピン芸人さんである。
 上述の通り、言葉とともに、両手両脚がよく動く。
 今回はご挨拶代わりか、自己紹介を兼ねた「お母さん」ネタを披露していたのだけれど、これぞ大阪の女性ピン芸人という雰囲気にあふれていた。
(ちょっとだけ、往年の山田スミ子さんを思い出す)

 そして、太遊さんの新作は『カリソメくん』。
 しっかり笑いをとりながらマクラで作品のガイドラインを説明してから、本篇へ。
 カリソメくんとトコシエくんなる、どうやら神的存在の会話(対話)という設定からしてネオ度が高い。
 組織集団、社会に対する想いが明確に表されていて、ネオラクゴ(フロンティア)に関する「マニフェスト」的な作品となっていたのではないか。
 大いに笑いつつも、いろいろなことを考えた。

 最後は、ふつうユニットの廣瀬信輔君を迎えてのSFトーク「出張未来会議」〜お金のはなし〜。
 お金のはなしというから、どうやったら金を儲けられるか、どころか金そのものを生み出せるかといったネオ錬金術を期待した向きは大間違い。
 未来を妄想するというコンセプトを踏まえ、ネット上では貨幣経済的な価値基準から新たな価値基準への変化が始まっているのではないか、といった話を廣瀬君が展開する。
 太遊さんをはじめ、三幸さん、ちゃびーさんが各々らしい切り返し、質問で笑いを生みながらトークが進んだ。

 以上、今回もバラエティと笑いに富んだネオラクゴ・フロンティアだった。
 ああ、面白かった!

 かくの如きネオラクゴ・フロンティアに、皆さんもぜひ!!
posted by figarok492na at 14:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月14日

それじゃあ、行って来ます!(早めのCLACLA)

 晴天が続く。

 日中は気温が上昇する。
 暑さも覚えるが、もはやエアコンを入れるほどではなし。


 安保法案に関する国会中継をところどころ聴く。
 どう考えたって、この法案に道理はないと思う。
 無理無体以外の何物でもない。
 この法案には反対だし、政府与党も支持しない。


 昨夜、NHK・FMでラジオ深夜便(1時台の『クラシックの遺伝子』は、ガーシュウィンの特集)や、バリトンのクリスティアン・ゲルハーヘルがフライブルク・バロック・オーケストラの伴奏で歌ったモーツァルトのオペラ・アリア集<SONY/BMG>を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。

 ゲルハーヘルのモーツァルトのオペラ・アリア集を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。

 徳田武の『朝彦親王伝』<勉誠出版>を読了する。


 午後、バリトンのオラフ・ベーアがハンス・フォンク指揮シュターツカペレ・ドレスデンの伴奏で歌ったアリア集<EMI>、メゾソプラノのマグダレーナ・コジェナーがサイモン・ラトル指揮エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団の伴奏で歌ったアリア集<ARCHIV>、アンドレア・マルコン指揮ラ・チェトラが演奏した序曲集<ドイツ・グラモフォン>、ゲルハーヘルが歌ったアリア集と、モーツァルトの音楽を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、多和田葉子の『献灯使』<講談社>を読み始めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して42枚分を超えた。


 さて、今から外出して錦湯さんへ。
 月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection47を愉しむ予定なり。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月13日

さらにばったり!(CLACLA日記)

 どんよりとした感じはありつつも、晴天が続く。

 日中気温は上昇したが、秋の気配も色濃い。
 夕方以降は、気温が下がって涼しくなる。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 マクロでもミクロでも、誰が加担し誰が支持し誰が高い評価を与えているかということをしっかり見極めなければと強く思う今日この頃だ。
 香具師ペテン師、詐欺師の類いが関係している事どもを賛成することは、とうていできない。


 昨夜、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 仕事関係の予定をすませる。


 その後、バリトンのクリスティアン・ゲルハーヘルがフライブルク・バロック・オーケストラの伴奏で歌ったモーツァルトのオペラ・アリア集<SONY/BMG>や、NHK・FMの『きらクラ!』を聴く。
 昨年の京都コンサートホールでのブランデンブルク協奏曲全曲でもその実力が発揮されていたように、フライブルク・バロック・オーケストラの達者さ巧さを今さら取り立てて記す必要はあるまい。
 ただ、『フィガロの結婚』の「もし殿さまが踊りをなさるのであれば」のレチタティーヴォの部分のフォルテピアノがとても魅力的だなあと思ったことは記しておきたい。
 で、誰が弾いているのか調べてみて、大いに納得した。
 フォルテピアノ奏者として活躍中のクリスティアン・ベザイデンホウトが弾いていたのだ。
 ベザイデンホウトは、『魔法の笛』の「恋人か女房が」のグロッケンシュピールも弾いており(これまたチャーミング)、なんとも贅沢な録音である。

 そうそう、ベザイデンホウトといえば、今年12月12日に西宮の兵庫県立芸術文化センター小ホールでリサイタルが開催される予定だが、ちょうど同じ時刻に京都の青山音楽記念館バロックザールではアンドレアス・シュタイアーのリサイタルが予定されている。
 なんでバッティングするんだ、おい!


 午後、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、徳田武の『朝彦親王伝』<勉誠出版>を読み進めたりする。


 その後外出し、仕事関係の予定をすませる。
 で、今日もばったりがあった!

 それから夕飯用の買い物をすませ、19時近くに帰宅した。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴く。
 尾高忠明指揮東京フィルが演奏したマーラーの交響曲第9番から第3、第4楽章と、シベリウスの悲しきワルツのライヴ録音が放送されていた。


 しばらく間を置いて、ゲルハーヘルが歌ったモーツァルトのオペラ・アリア集を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、『朝彦親王伝』を読み進めたりする。

 筒井康隆の新作『モナドの領域』を読みたいが、単行本が刊行されるのを待つつもり。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 K、O、S、T、Yのエピソードを巧みに盛り込んでいきたい。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月12日

今日もばったり! FMシアター『秋のレッスン』の再放送を聴いた(CLACLA日記)

 どんよりとした感じは増したものの、青空の見えるお天気が続く。

 気温は上昇し、少し暑さを感じる。
 すでに秋の気配は濃厚だが。
 気温の差が激しいので、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。


 昨夜、バリトンのクリスティアン・ゲルハーヘルがフライブルク・バロック・オーケストラの伴奏で歌ったモーツァルトのオペラ・アリア集<SONY/BMG>を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』の手直しを行ったりする。


 朝早くに起きて、毎週恒例の洗濯をすませる。
 乾き、それなりによろしい。
 ああ、すっきりした!


 その後、ゲルハーヘルが歌ったモーツァルトのオペラ・アリア集やNHKラジオ第1の『真打ち競演』(途中から)、ABCラジオの『征平・吉弥の土曜も全開!!』(途中から)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
 『真打ち競演』は、古今亭菊丸が演じる『方棒』を次男のくだりから聴いたが、出身県の広島での録音(録音は庄原市で。菊丸さんは呉市の出身)ということもあってか、達者な芸で会場を大いにフィーバーさせていた。


 午後、モーツァルトのオペラ・アリア集、ゲルハーヘルがゲロルト・フーバーのピアノ伴奏で歌ったベートーヴェン、シェーンベルク、ハイドン、ベルクの歌曲集<同>、ゲルハーヘルがケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団の伴奏で歌ったマーラーの声楽作品集<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、徳田武の『朝彦親王伝』<勉誠出版>を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して39枚分を超えた。


 16時台に外出し、河原町、百万遍、再び河原町で仕事関係の予定をすませる。
 今日もばったりがあった!

 で、夕飯用の買い物をすませ、19時過ぎに帰宅した。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
 パーヴォ・ヤルヴィのNHK交響楽団首席指揮者の就任を記念した特集で、両者が過去に演奏したコダーイのガランタ舞曲、シューマンの交響曲第3番「ライン」、シベリウスの交響曲第5番のライヴ録音が放送されていた。


 続けて、FMシアターの『秋のレッスン』(小松與志子作)の再放送を聴く。
 ヴァイオリニストで大学教授の源宗一郎(寺田農)は最近演奏中に手が震えてしまう。
 同じくヴァイオリニストで妻の枝里子(倉野章子)の勧めもあって宗一郎は精密検査を受けるが、数値に異常はなく、医師は68歳の宗一郎の加齢が手の震えの原因だろうと断じる。
 折も折、ロンドンに演奏旅行中の枝里子が急逝し、宗一郎は失意のどん底へと落とされる。
 そんな宗一郎を救ったのは、大腿骨骨折で車椅子生活を余儀なくされ介護老人ホームへと入所した宗一郎の恩師棹田(鈴木瑞穂)だった…。
 といった展開の内容で、老人ホーム内でのヴァイオリン演奏を禁じられた棹田から宗一郎が屋外でレッスンを受ける場面が、やはりこの作品の肝だと思った。
 当然そこには、齢を重ねた鈴木瑞穂と寺田農が演じていることに対する感慨もある。
(寺田農は、あえて頼りない人物造形を行ったか)
 ほかに、大橋吾郎、塩野谷正幸も出演。


 続けて、『クラシックの迷宮』を聴く。
 没後100年を記念して、ドイツの作曲家ルディ・シュテファンの特集が組まれていた。
 ルディ・シュテファンは、リヒャルト・シュトラウスの次の世代を代表する作曲家となることを期待されていたが、第一次世界大戦のため、東部戦線のウクライナで戦死してしまった人物。
 今夜は、オーケストラのための音楽と歌劇『最初の人類』の一部が放送されていた。


 さらに、モーツァルトのオペラ・アリア集を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『朝彦親王伝』を読み進めたりする。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月11日

実り多く愉しい時間を過ごした(CLACLA日記)

 快晴。
 いいお天気、いい青空になる。

 気温は上昇するも湿度が低く涼しい風も吹き、過ごしやすし。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 関東東北地方では豪雨のために大きな災害が発生している。
 極力被害が少ないことを祈るばかりだ。


 改正労働者派遣法が成立した。
 安保法案にマイナンバー制、そして派遣法と政府与党はわが世の春を満喫している。
 いろいろと考えることあり。


 昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンやアルコ&ピースのオールナイトニッポンゼロを聴いたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進める。


 朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。
 その後、11時過ぎまで二度寝する。


 午後、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』や、ルネ・ヤーコプス指揮フライブルク・バロック・オーケストラが演奏したハイドンの交響曲第91番&第92番「オックスフォード」他<ハルモニアムンディ・フランス>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーとフライブルク・バロック・オーケストラが演奏した同じくハイドンのピアノ協奏曲第11番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたりする。


 北村薫の『太宰治の辞書』<新潮社>を読了する。
 最終篇『太宰治の辞書』で、とうとう円紫さんが登場したが、やはりこの一連のシリーズの主人公は人生を重ねて変化し、変化しない「私」であることを改めて確認する。
 刺激を受けるところ大だった。

 続けて、徳田武の『朝彦親王伝』<勉誠出版>を読み始める。
 幕末において忘れることのできない人物の一人、朝彦親王の生涯を追った一冊。
 著者と思想信条は異にするものの、朝彦親王の足跡を辿ることの重要性に関しては充分納得がいっている。


 16時過ぎに外出し、仕事関係の予定をすませる。

 その後、タワーレコードに行くも一旦躊躇し、minaのユニクロへ。
 ジョガーパンツなるズボンとベルトを購入する。
 久しぶりに演劇関係の知り合いに会い、挨拶ができた。

 で、やっぱりCDが欲しくなりタワーレコードへ行き、今日リリースされたばかりのCDを購入する。
 ここで、先日の財布紛失の際にメンバーズカードも失くしたことに気づく。
 ああ。

 別件の用事を片付けたあと、今度は友だちにばったり!
 お互い引きが強いのでばったり自体は不思議ではないのだけれど、今日会うとは思っていなかった。
 で、友だちのなじみの店に入って、いろいろ話をする。
 いつもの如く友だちとの話が愉しいのは言うまでもないこと、加えてお店のオーナーの話を聴いていろいろと刺激を受けた。
 オーナーが話されたのはお店(仕事)のあり方や、自分自身の人生観だったのだが、それがこちらの創作とも大きく繋がるものがあったのだ。
 ああ、愉しかった!


 友だちと別れ、夕飯用の買い物をすませ、21時半過ぎに帰宅する。


 遅めの夕飯後、購入したばかりのバリトンのクリスティアン・ゲルハーヘルがフライブルク・バロック・オーケストラの伴奏で歌ったモーツァルトのオペラ・アリア集<SONY/BMG>を聴く。
 『ドン・ジョヴァンニ』、『フィガロの結婚』、『コジ・ファン・トゥッテ』、『魔法の笛』というモーツァルトの王道中の王道のオペラの有名アリアをゲルハーヘルが歌い切った一枚だ。
 知性に満ちて張りがあって歯切れの良い歌いっぷりで、全篇聴き飽きることがないが、モーツァルトそのものを聴いたというより、ゲルハーヘルの歌うモーツァルトを聴いたといった感じが強くしたりもした。
 ゲルハーヘル好きの当方にすれば、嬉しいかぎりだけれど。
 あと、アリアの合間にモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」の楽章がばらばらで挿入されている。
 古典派時代のコンサートのスタイルを模したものと思われるが、これもすこぶる聴き応えのある演奏だ。
 やっぱり買っておいてよかった。


 今日は、友だちに紹介してもらったお店でバターケーキを食す。
 なめらかでありながら、とてもさっぱりしたバタークリームで、久方ぶりに美味しいバターケーキを食べることができた。
 実に美味しうございました。
 ごちそうさま!


 今日も本当に実り多く愉しい時間を過ごすことができた。
 多謝。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月10日

北村薫の『太宰治の辞書』を読み始めた(CLACLA日記)

 青空は見えつつも、どんよりとした感じも強し。

 気温はだいぶん下がってきた。
 湿度が高い分、じめじめしていたが。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 独善偽善の輩どもが傲慢不遜のかぎりを尽くしている。
 なんでも思い通りになると思っていたら大間違いだということを、連中に思い知らさなければなるまい。
 そのためにも、物覚えを良くしておかなければ。


 昨夜、KBS京都でAKB48のオールナイトニッポン(小嶋真子、内山奈月、中西智代梨の出演。小嶋姓が多いような気がするな。まあ、ABCの乾率の高さに比べればまだそれほどでもないか)を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ウィーン・フィルが演奏したエルガーのエニグマ変奏曲他<ドイツ・グラモフォン>、アンドルー・デイヴィス指揮BBC交響楽団が演奏した同じくエルガーの交響的習作『ファルスタッフ』&演奏会用序曲『フロワッサール』他<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたりする。


 岡崎武志の『上京する文學』<新日本出版社>を読了する。
 東京と「上京者」たちの関係を、彼彼女らの作品から読み解いていった一冊。
 中には、東京生まれの夏目漱石や向田邦子も含まれているものの、地方出身の文学者たちがメインとなっている。
 そういえば、寺山修司の章で早稲田大学の同級生山田太一との親しい関係が記されているが、今日の朝日新聞の夕刊に二人の往復書簡が山田さんの編集で書籍として公開される旨報じられている。
 興味深い。


 続けて、北村薫の『太宰治の辞書』<新潮社>を読み始める。
 いわゆる「私と円紫さんシリーズ」の最新刊だが、一篇目の『花火』には、円紫さんは登場しない。
 今ではベテラン編集者の域に入った「私」が、ある出来事から、ピエール・ロチの『日本印象記』やそれを下敷きとした芥川龍之介の『舞踏会』、さらにはその『舞踏会』を高く評価した三島由紀夫へと考えを進めていく、文芸論的色合いの濃い小説だ。
 もちろん、そうした作品の鍵となる部分と、「私」が重ねてきた時の流れ、このシリーズの時の流れが見事に重なり合っていることも忘れてはならないのだが。
 なお、作中では触れられていないが、三島由紀夫の戯曲『鹿鳴館』は、影山伯爵の次の台詞で幕を下ろす。
>耳のせいだよ。それとも花火だ。そうだ、打ち上げそこねたお祝いの花火だ<


 ほかに、林光さんの『私の戦後音楽史』<平凡社ライブラリー>の拾い読みもした。
 ちなみに、この著書の中で若き日の親しい交流が記されている浅利慶太だけれど、彼が劇団四季で『鹿鳴館』を演出上演した際に音楽を担当したのは、林光さんだ。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、アンドレ・プレヴィン指揮ロイヤル・フィルが演奏したエルガーの交響曲第1番<PHILIPS>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 夕飯後、ベルナルト・ハイティンク指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したエルガーの交響曲第2番<EMI>、マッジーニ・カルテットが演奏した同じくエルガーの弦楽4重奏曲&ピアノ5重奏曲(ピーター・ドノホーのピアノ)<NAXOS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『太宰治の辞書』を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して36枚分を超えた。
 この小説は、僕が大嫌いなあいつやこいつをこねくりまとめ上げた人物を描いたものとなる予定。
 『太宰治の辞書』は、太宰治の同名の作品とそのもととなった有明淑の日記について考察した『女生徒』を読み終える(シリーズ・レギュラーだった正ちゃんも登場)。
 そして、書き下ろしの『太宰治の辞書』で真打ち登場である。


 今日は、オイシスのスイスロール・抹茶風味を食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 抹茶クリームのロールケーキで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 真向かいのマンションに、挙動不審な人物が引っ越してきた。
 うざったいや!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月09日

丸山交通公園の深夜会談第一夜を聴いた(CLACLA日記)

 夜から朝にかけて激しい雨。
 が、その後は台風18号が接近せず、どんよりとはしていたものの、かすかに青空もうかがえるお天気となった。

 気温は26度ほど。
 湿度が高くじめじめとはしたが、秋の気配を強く感じる。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチはこたえる。


 政府与党が、来週16日に安保法案の委員会での採決を目論んでいるとのこと。
 アメリカ政府に阿って、何がなんでも無理無体を押し通そうというわけか。
 どう考えたって道理に合わない、しかも心情的にも納得のいかないやり口である。
 度し難い。

 さらに、マイナンバーや増税と政府与党はやりたい放題である。
 ここまでやられて腹が立たないということは、よっぽどお目出度い人ということになる。
 お目出度い人にはなりたくない。


 石破茂が派閥をつくるという。
 総裁選が終わったとたんの動きで、まさしく卑劣漢のやりそうなことだ。
 その顔以上に気持ちが悪い。


 昨夜、丸山交通公園君のネットラジオ『丸山交通公園の深夜会談』第一夜を聴く。
 栄えある第一夜のゲストは、じゃがたらじゃがまさこと横山清正君。
 2時間話したうちの45分ほどを編集でつないだもののようで、話題も身近なものから安保法案など多岐にわたっており、深夜放送好きには、かつての『誠のサイキック青年団』なんかを思い出す内容となっていた。
 次回は盟友金原ぽち子さんの出演だそうで、こちらもどうなるか気になるところだ。
 いずれにしても、丸山君のこれからを見守っていきたい。


 その後、youtubeにアップされたレナード・スラットキン指揮ガリシア交響楽団が演奏したバーンスタインの『キャンディード』序曲、クリスティアン・ツァハリアス指揮ガリシア交響楽団が演奏したモーツァルトの『フィガロの結婚』序曲、コント55号主演で野村芳太郎監督の『初笑い びっくり武士道』の予告編、薬師丸ひろ子主演で実相寺昭雄監督の資生堂のCM『初恋』などを観聴きしたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。
 その後、下京図書館へ。
 春日太一の『役者は一日にしてならず』<小学館>、古川緑波の『ロッパ日記代わり 手当り次第』<河出書房新社>、浅田次郎の『赤猫異聞』<新潮社>、角田光代の『平凡』<同>、山本文緒の『なぎさ』<角川書店>を返却し、予約しておいた岡崎武志の『上京する文學』<新日本出版社>、北村薫の『太宰治の辞書』<新潮社>、徳田武の『朝彦親王伝』<勉誠出版>、多和田葉子の『献灯使』<講談社>、高橋源一郎の『銀河鉄道の彼方に』<集英社>を新たに借りる。
 13時過ぎに帰宅する。


 帰宅後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』(途中から)や、レオポルド・ストコフスキー指揮ナショナル・フィルが演奏したビゼーの『カルメン』組曲&『アルルの女』組曲、メンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&ビゼーの交響曲、アンコール小品集<いずれもSONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『上京する文學』を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して33枚分を超えた。


 夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、ストコフスキー指揮ナショナル・フィルが演奏したブラームスの交響曲第2番&悲劇的序曲<同>を聴いたりしながら、雑件を片付けたり、『上京する文學』を読み進めたりする。


 夕飯後、ルドルフ・ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・キホーテ』、フランソワ・クープランのクラヴサン曲による舞踏組曲、『町人貴族』組曲、『泡立ちクリーム』からワルツ、『ばらの騎士』のワルツ組曲、『カプリッチョ』から「月の光の音楽」(3回)<WARNER>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『上京する文學』を読み進めたりする。
 途中ちょっとだけうとうとしてしまった。
 それにしても、「月の光の音楽」は本当に魅力的だ。
 ペーター・ダムのホルンも素晴らしい。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月08日

どうにもうっとうしい一日だった(CLACLA日記)

 雨、雨、雨。
 秋雨前線に加え、台風18号も接近している。

 気温は上昇せぬものの、湿度が高い分、快ならず。
 気圧と湿度のWパンチで、頭と身体が重たし。
 やれやれ。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 野田聖子前総務会長が出馬を断念し、安倍晋三が自民党総裁に無投票で再選された。
 もとよりわかってはいたことだけれど、自民党という政党の羊頭狗肉ぶりを改めて思い知らされた。
 と、言って、野田さんを支持するわけでもないが。
 それにしても、ひど過ぎる。


 菅官房長官が沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題で、「戦後は日本全国、悲惨な中で皆が大変苦労して平和な国を築いた」と口にしたと報じられている。
 これは、どういった文脈で言われたことか。
 いずれにしても、もしこれが本当だとすれば、二重三重の意味で、納得のいかない言葉である。


 そして、安保法案は「粛々」と推し進められている。


 朝7時過ぎに就寝し、正午ちょうどに起きる。


 ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第7番&第8番<ARTE NOVA>を聴いたりしながら、ネオラクゴ記録や昨日の日記をアップしたり、仕事関係の作業を進めたり、林光さんの『私の戦後音楽史』<平凡社ライブラリー>の拾い読みをしたりする。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、イエフィム・ブロンフマンとジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番&第4番<ARTE NOVA>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 夕飯後、ヤープ・テル・リンデン指揮モーツァルト・アカデミー・アムステルダムが演奏したモーツァルトの交響曲第1番他と第27番、第28番、第30番<Brilliant>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、『私の戦後音楽史』の拾い読みをしたりする。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 どうにもうっとうしい一日だった。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

9月7日の日記(昨日のCLACLA)

 どんよりとしたお天気が続く。

 気温は上昇せぬものの、湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。
 頭と身体も、なんだか重たし。
 やれやれ。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 政府与党は安保法案の採決を来週行う意向だという。
 国会の場でまともな説明もできない人間が、大阪くんだりまで出かけて程度の低いテレビ番組に出演して理解をはかったつもりでいること自体、今回の法案の、そして政府与党の下劣低劣ぶりを示していると思う。
 度し難い。

 テロやそれを利用したフレームアップの発生が非常に心配である。


 昨夜、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したシューベルトの交響曲第7番「未完成」他、第8番「ザ・グレート」<RCA>、リカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『ペトルーシュカ』&『プルチネッラ』<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を読み直したり、『勝呂又吉のこと』について考えたりする。


 山本文緒の『なぎさ』<角川書店>を読了する。
 ほかに、林光さんの『私の戦後音楽史』<平凡社ライブラリー>の拾い読みもした。


 19時頃外出して仕事関係の用件を片付け、錦湯さんへ。
 月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection46を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!


 終了後、打ち上げに参加し、そのまま朝の6時まで。


 以上、9月7日の日記。
posted by figarok492na at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネオラクゴ・フロンティアsection46(月亭太遊さんのネオラクゴ企画)

☆ネオラクゴ・フロンティアsection46

 ゲスト:桂三幸さん、桂三河さん、センサールマン、桂あおばさん
(2015年9月7日20時開演/錦湯)


 どんよりとした感じの強いお天気だったが、月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection46は、海外からの方や旅行中の方、リピーターさんに常連さんと、いつも如く幅広いお客さんが集まった。
 しかも、今回は総勢6人がゲストの超豪華版だった。

 まずは、太遊さんと桂あおばさんが開口一番のおしゃべりを繰り広げる。
 漫才初挑戦となるあおばさんの緊張などもネタにしつつ、盛り上げた。

 で、続くはその太遊さんとあおばさんの漫才「サゲ」。
 現在youtubeで公開中の連続ドラマ『フェイク・ショウ episode0』から派生した漫才コンビで、復活なったM−1グランプリへ果敢に挑むとのことだ。
 太遊さんといえば、もともと漫才コンビ「はだか電球」で鳴らしたあと落語家に転じたわけだけれど、そうした漫才での経験はもちろんのこと、落語やネオラクゴの経験が加味されたような内容だったのではないか。
 サゲの健闘を祈る。

 おなじみ桂三河さんは、先日無事終了した見切り発車落語会を皮切りに、間近に迫るご自身の誕生日についてマクラで語ってから、本題の『悲しき誕生日』へ。
 すでにネオラクゴ・フロンティアでもかけたことのある、三河さんの新作落語だ。
 誰からも祝ってもらえない人たちが集まる、その名も「悲しき誕生日」が舞台。
 くすぐり、笑いの仕掛けがきちんきちんと設けられた作品である。
 もちろん、三河さんご自身の誕生日は、必ずや愉しきものとなることに違いない!

 三番目は、約2ヶ月ぶりの登場となる桂三幸さん。
 今回は、例のミニジェット噴射機型のスピーカーがお役御免となって、シンプルなワイヤレススピーカーのお披露目となった。
 が、テンポよくマクラを終えて、スマホを駆使したネオはめ物の『そら見なよ』に入ったところでトラブルが発生。
 そこがまたネオラクゴ・フロンティアでの三幸さんらしく、大きな笑いが起こっていたのだけれど、これは三幸さんにとっては無念だったろうなあ。
 すぐさま機械の調子が戻り、三幸さんもしっかり語り切ったことは言うまでもないが。
 もちろん、失敗は成功の母、三幸さんの次回の『空みなよ』が、必ずやスムーズな本番となることに違いない!

 センサールマンのお二人は、仏教の時間の概念を漫才で演じてみせるという、ネオラクゴ・フロンティアに相応しいネタで勝負してきた。
 仏教では、兵庫県ぐらいの大きさでそそり立った岩を、三年に一度天女が舞い降りて羽衣で撫でさすることを続け、その岩がようやく消え去るまでの長い長い時間を羽衣劫というそうで、センサールマンはそのプロセスを見事に笑いに変えた。
 天女を演じる愛植男さんの演技の達者さ、鍛えられた怪しさ、目つき表情身体の動きの細やかさは言わずもがな、山崎仕事人さんの岩の即妙な受けもあって大いに愉しんだ。

 そして、太遊さんの新作は『憑依 to the World』。
 仏教のあとは神道だ!
 神道に深くなじみ、何者かを憑依させてしまう特異体質の持ち主の高校生が活躍する、『煙草部屋の手記』の続篇である。
 神道をヒーローアニメの世界に移し変えればという趣向なのだけれど、その盛り込み方が突拍子なくて、どうにもおかしい。
 常連さんには、おお、そうきたかと納得の仕掛けも嬉しいし、ネオラクゴらしい寓意にも欠けていない。
 新たなシリーズの展開が待ち遠しい。

 最後は、6人でのトークでしめた。
 いやあ、お腹いっぱい。

 と、今回も盛りだくさんのネオラクゴ・フロンティアでした。
 毎週月曜20時はネオラクゴ・フロンティア。
 仕事帰りにでも、ふらっとぜひ!!
posted by figarok492na at 14:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月06日

三遊亭はらしょうの新ネタ公開稽古を愉しんだ(CLACLA日記)

 またも雨降りの一日。
 どんよりとしたお天気。

 気温はそれほど上昇しなかったものの、湿度が高く、じめじめとして快ならず。
 気圧と湿度のWパンチはこたえる。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿者。
 愚か者を支える者こそ一番の愚か者。
 そのことを改めて痛感する今日この頃だ。
 一番の馬鹿者、一番の愚か者にはなりたくない。


 昨夜、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。


 その後、アンドルー・デイヴィス指揮ロイヤル・ストックホルム・フィルが演奏した管弦楽の名曲アルバム『ノーベル賞授賞式典で演奏された音楽』<FINLANDIA>を聴いたりしながら、『勝呂又吉のこと』について考えたり、山本文緒の『なぎさ』<角川書店>を読み進めたりする。
 ほかに、岩城宏之の『音の影』<文春文庫>の拾い読みもした。


 13時過ぎに外出し、仕事関係の用件を片付けてから東山いきいき市民活動センターへ。
 かつてハラダリャンの名で一人芝居等、京都演劇界に鮮烈な印象を残し、その後東京に新たな道を求め、紆余曲折奮闘努力ののち、今は三遊亭圓丈の色物弟子として活躍中の三遊亭はらしょうの新ネタ公開稽古に参加する。
 はらしょうと会うのは、笑福亭羽光さんとの落語会以来。
 盟友てんこもり堂の藤本隆志さんのサポート受けて、即座にネタをやってみせるはらしょうの姿を目にすることができて、まずはとても嬉しく愉しかった。
 また、気心の知れた松田裕一郎さんらオーディエンスもそうしたはらしょうと藤本さんと積極的にコミュニケーションを行っていた。
 ああ、面白かった!

 終了後、関係各氏とあいさつや立ち話を行う。
 演劇関係者のほか、カルデモンメの仲間と再会できたことも嬉しかった!

 それから別所へ移動して、飲み食いをしながら(こちらはアルコールを摂らず)あれこれと話をする。
 立川諷属(ふうぞく)の異名を持つ松田さんの本領が発揮されたりもしたが、プロとは何か、といった事どももじっくり話をすることができて、本当によかった。

 で、面々と別れ、仕事関係の用件を片付けたのち、買い物をすませ、22時過ぎに帰宅した。


 帰宅後、山田一雄指揮大阪センチュリー交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」<ライヴノーツ>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月05日

嬉しいことの多い一日だった(CLACLA日記)

 久しぶりの青空。
 と、思っていたら、ちょっとずつどんよりし始めた。
 明日はまた雨らしい。
 うむむ。

 気温は上昇するも、すでに秋の気配が濃厚だ。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 常々、僕は政府与党に厳しい考え方を示しているが、だからといって、彼彼女らが推し進めようとする政策をはなから否定しているのではない。
 一連の政策があまりにもずさんで、無理無法に感じられるから疑問を抱き、反対の姿勢を示すのだ。
 さらに、道理がだめなら情の部分でと思っても、安倍首相以下、現在の政権の中枢にいる人物ときたら、政治家としても一人の人間としても全く信頼信用ができない。
 これでは、どうにも彼彼女らの政策を支持しようがないではないか。
 かつて彼彼女らの先輩にあたる保守派の政治家三木武吉は、「誠心誠意嘘をつく」という名言を口にした。
 少なくとも、それぐらいの姿勢があれば、現在のような状況が訪れるはずはないと思う。
 本当に度し難い。


 昨夜、youtubeにアップされたカルロス・クライバー指揮バイエルン州立管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第33番や、実相寺昭雄監督が撮影した資生堂のCM『初恋』を観聴きしたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進める。


 朝方、友だちが出てくる夢を観た。
 ちょうど自分が気になっているところを指摘してくれる夢で、らしいなあと思ってしまう。


 朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。


 午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
 乾き、想像以上によろし。
 ああ、すっきりした。


 午後、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したシューベルトの交響曲第1番&第2番<RCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、山本文緒の『なぎさ』<角川書店>を読み進めたりする。
 『なぎさ』は、山本さんの久しぶりの長篇小説だが、やはり筆運びが巧い。


 急遽大切な予定をすませる。


 その後、仕事関係の用件を片付ける。
 ちょっとびっくりすることがあった。

 で、夕飯用の買い物をすませ、19時頃に帰宅する。


 帰宅後、ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したシューベルトの交響曲第3番&第4番、第5番&第6番<RCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『なぎさ』を読み進めたりする。
 ほかに、岩城宏之の『音の影』<文春文庫>の拾い読みもした。


 だいぶん遅めの夕飯をとったのち実家から電話があり、母と長めに話をする。
 多謝。


 今日は、いただきもののワッフルを食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 嬉しいことの多い一日だった。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月04日

人品の卑しい人間にはなるまい(CLACLA日記)

 少し青空が見えているなと思ったら、またぞろどんどんどんよりとし始め、夕方激しい雨にになる。
 やれやれ。

 気圧と湿度のWパンチで、頭と身体が重たし。
 どうにもこうにも。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 参議院の安保法案の特別委員会には出席せず、安倍首相は大阪を訪れて御用番組に出演し、にやけくりかえっていたようだ。
 橋下大阪市長らの動きとも大きく関係しているのだろう。
 もとより香具師ペテン師の破廉恥漢ゆえ、何を言ってもちっともこたえぬのだろうが、安倍首相以下政府与党とその補完勢力の連中の厚顔無恥ぶりには本当に反吐が出そうだ。
 度し難し。
(それにしても、宮根誠司や辛坊治郎って人品の卑しさが表に出ているなあ)


 昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンやアルコ&ピースのオールナイトニッポンゼロを聴いたりしながら、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』や、シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団他が演奏したドビュッシーの歌劇『ペレアスとメリザンド』全曲<DECCA>、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド 拡大版』でロヴロ・フォン・マタチッチ指揮NHK交響楽団他が演奏したストラヴィンスキーの詩篇交響曲他を聴く。
 『N響 ザ・レジェンド』は、マタチッチの特集だったが、ほとんど声楽曲の録音ばかりが放送されており、ブルックナーのテ・デウムの歌い口の古さに辟易してすぐに途中下車してしまう。
 で、『ペレアスとメリザンド』を聴いたあと、詩篇交響曲を聴く。


 仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、山本文緒の『なぎさ』<角川書店>を読み始めたりする。
 ほかに、岩城宏之の『指揮のおけいこ』<文春文庫>の拾い読みもした。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、ピエール・アンドレ・ヴァラド指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の現代音楽コンサートのライヴ録音(2014年11月14日、チューリッヒ・トーンハレ大ホール)を聴く。
 ラッヘンマンの『書』、ブリス・ボゼの交響曲第4番「地理学者」、モートン・フェルドマンの『コプトの光』が演奏されていた。

 続けて、グレン・グールドとレオポルド・ストコフスキー指揮アメリカ交響楽団が演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」、グールドが弾いた同じくベートーヴェンのピアノ・ソナタ第5番〜第7番、第8番「悲愴」〜第10番<いずれもSONY/BMG>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『なぎさ』を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して24枚分を超えた。


 今日は、オイシス(ローソン)のダブルクリームパンを食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 とろっとしたクリームと硬めのクリームの2種類のカスタードクリームが入ったクリームパンで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 馬鹿者愚か者を支持し、許容し、黙認するものこそ一番の馬鹿者であり、一番の愚か者だ。
 一番の馬鹿者、一番の愚か者にはなるまい。
 そして、人品の卑しい人間にもなるまい。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月03日

粗雑陳腐な八百長猿芝居が蔓延する世の中だからこそ(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。
 秋雨前線の影響で、またも雨である。

 気温は上昇しないものの、湿度が高い分、じめじめとして快ならず。
 気圧と湿度のWパンチで身体が重たい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 改正マイナンバー法が成立した。
 どうにも胡散臭くきな臭い話である。


 香具師ペテン師がぐるになって、八百長猿芝居を押し通そうとしている。
 本当に度し難い。


 昨夜、Radio4音源の小澤征爾指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したヨハン・クリスティアン・バッハの交響曲作品番号18−4とベートーヴェンの交響曲第7番のライヴ録音(1971年10月21日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴いたりしながら、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』(途中まで)や、ブルーノ・ヴァイル指揮カペラ・コロニエンシス他が演奏したウェーバーの歌劇『魔弾の射手』全曲、歌劇『アブ・ハッサン』全曲&交響曲第1番<DHM>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』の手直しをしたり、角田光代の『平凡』<新潮社>を読み進めたりする。
 ほかに、岩城宏之の『指揮のおけいこ』<文春文庫>の拾い読みもした。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 ついでに、近くのグルメシティで週刊文春の小林信彦の連載エッセイを立ち読みした。


 帰宅後、ミヒ・ガイック指揮オルフェオ・バロック・オーケストラが演奏したシューベルトの交響曲第5番&序曲集<DHM>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
 SONY/BMGレーベルには、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団とアントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムという2種類の全集シリーズがあることもあって、ガイックとオルフェオ・バロック・オーケストラのこのCDは単独録音ということになるのだろうな。
 できれば、序曲全集や『キプロスの女王ロザムンデ』といった劇音楽集を録音しておいて欲しいのだけれど。


 夕飯後、モザイク・カルテットが演奏したモーツァルトの弦楽4重奏曲第18番&第19番「不協和音」<Astree>、ラルキブデッリが演奏したブラームスの弦楽6重奏曲第1番&第2番<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたりする。


 『平凡』を読了する。
 もしかしたら別の人生が有り得たかもしれない、と考える人々を描いた連作集。
 暖か味のある物語で、いつもながら角田さんの筆運びは巧い。

 ほかに、『指揮のおけいこ』の拾い読みもした。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 図書館で借りるつもりの書籍のメモを大幅に整理した。
 粗雑陳腐な八百長猿芝居が蔓延する世の中だからこそ、より精度が高く、密度の濃い本を選んで読んでいきたいと強く思う。
 もちろん、これは音楽、演劇、映画に関しても同じことだ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月02日

実相寺昭雄監督が撮影したCM『初恋』は、まるでショートフィルムを観ているよう(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。
 それでも、少し陽光も見えていたが。

 気温は上昇するも、じめじめしているよりもまだ過ごしやすかった。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 片山虎之助参議院議員が大阪維新の会へ合流すると報じられている。
 おおさか維新の会という表記を提唱しているそうだ。
 まあ、予想のうち。
 と、いうか自民党の補完勢力以外の何物でもない集団で、こういった連中に期待することほど愚かなこともないと思う。
 みんなの党の二の舞三の舞だろう。


 昨夜、youtubeにアップされたカルロス・クライバー指揮ウィーン・フィルが演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」や、実相寺昭雄監督が1978年に撮影した資生堂のCM『初恋』、斉藤由貴主演で大森一樹監督による三部作の予告編、大林宣彦の『時をかける少女』のエンドロールなどを観たりしながら、4時40分過ぎまで仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたりする。
 カルロス・クライバーとウィーン・フィルの「リンツ」は、両者の魅力が全面に表された演奏だ。
 クライバーの指揮姿の美しさにも魅了される。
 薬師丸ひろ子の「主演」で撮影された『初恋』は、まるで3分間のショートフィルムを観ているよう。
 実相寺昭雄の美的感覚、色彩感覚が凝縮されている。
 モーツァルトの初期の弦楽4重奏曲と薬師丸ひろ子の初々しい美しさが、実にぴったりだ。


 思いっきり昼寝坊。


 ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、ジェイムズ・レヴァイン指揮ウィーン・フィル他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの歌劇『ナクソス島のアリアドネ』から序幕<ドイツ・グラモフォン>、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィル他が演奏したモーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』から第1幕<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』について考えたり、角田光代の『平凡』<新潮社>を読み始めたりする。
 ほかに、岩城宏之の『棒ふりのカフェテラス』<文春文庫>の拾い読みもした。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 夕飯後、モザイク・カルテットが演奏したモーツァルトの弦楽4重奏曲第14番&第15番、第17番「狩り」&第16番<Astree>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『平凡』を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して21枚分を超えた。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月01日

今日から9月 新シーズンのスタート(CLACLA日記)

 今日から9月。
 欧米流にいえば、新シーズンのスタートだ。
 一日一日を本当に大切にして、為したいこと、為すべきことをしっかりと為していきたい。
 そして、自分自身の死を忘れないこと。


 秋雨前線のため、雨の一日。
 雷鳴が轟いたりもした。
 終日、どんよりとする。

 気温はそれほど上昇しなかったものの、湿度が高く、じめじめとして快ならず。
 気圧と湿度のWパンチにやられる。
 頭と身体が、どうにも重たし。
 やれやれ。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 昨日の日記で、継続は力なりという言葉を記したら、どこかの香具師ペテン師が同じ言葉を使っている。
 馬鹿につける薬はない。
 腹立たしいかぎり。


 佐野研二郎制作による東京オリンピックのエンブレムの使用を、オリンピックの組織委員会が取りやめる方針と報じられている。
 遅きに失した、というほかない。
 と、いうよりも、東京でのオリンピックなど返上してしまったほうがよい。
 そもそも、嘘だらけのオリンピック誘致ではないか。


 朝6時頃、就寝する。
 それでも、なんとか午前中に起きる。


 午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第5番&第1番、第4番&第7番<RCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、8月の創作活動について考えたり、『水の上で歌う』をプリントアウトしたり、浅田次郎の『赤猫異聞』<新潮社>を読み進めたりする。
 ほかに、岩城宏之の『棒ふりのカフェテラス』<文春文庫>の拾い読みもした。
 『赤猫異聞』は、実に面白い。
 心にもぐっとくる。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、ダニエル・ハーディング指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏したベートーヴェンの序曲集<Virgin>を聴きながら、『勝呂又吉のこと』の今後の展開について考えたり、雑件を片付けたりする。


 夕飯後、レナード・バーンスタイン指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第2番&大学祝典序曲<ドイツ・グラモフォン>、クラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルが演奏した同じくブラームスのセレナード第1番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 『赤猫異聞』を読了する。
 ああ、面白かった!!


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 馬鹿につける薬はない。


 明日がいい日でありますように!
 そして、今月がいい月でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8月が終わる(夜明けのCLACLA)

 8月が終わる。
 一日一日を大切にして、為したいこと為すべきことをしっかり為していかなければ。
 そして、自らの死を忘れないこと。


 雨降り。
 どんよりとしたお天気の一日。

 気温は上昇しなかったものの、湿度が高い分、じめじめとして快ならず。
 気圧と湿度のWパンチにやれらる。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 継続は力なり。
 ええもんはええし、あかんもんはあかん。


 九州電力川内原子力発電所1号機が、フル稼働状態となった。
 いろいろと考えることあり。


 アメリカの映画監督、ウェス・クレイヴンが亡くなった。76歳。
 『エルム街の悪夢』シリーズや『スクリーム』シリーズ、『ミュージック・オブ・ハート』で知られる。
 また、脚本家、プロデューサーでもあった。
 深く黙祷。


 昨夜、youtubeにアップされた映画やテレビドラマの動画を拾い観たりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
 山本薩夫監督の『金環蝕』や『皇帝のいない八月』、特捜最前線のある回と、いずれも面白かったが、何度も見返してしまったのは、大林宣彦監督の『時をかける少女』のエンドロール。
 同郷ということもあって、この映画を初めて目にしたときは、原田知世ってなんて歌が下手なんだろうと思ったのだけれど、今となっては彼女と同じ時代に青少年期を過ごせたことを本当にありがたく思う。
 エンドロールでの原田知世のかわいさは言うまでもないことだが、上原謙や入江たか子、岸部一徳や根岸季衣、入江若葉や内藤誠監督が一緒に愉しくやっている姿も愉しい。
 そして、あの高林陽一監督が揺れているのが、実に嬉しい。

 余談だけど、その『時をかける少女』のリメイク版を撮影した谷口正晃監督と現場でご一緒できたことも、実に嬉しくありがたかった。

 その後、NHKのラジオ深夜便を耳にしながら眠りにつく。
 4時台の萩本欽一のコーナーのゲストは小堺一機で、大将が乗りに乗っていた。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、公開された連続ドラマ『フェイク・ショウ episode0』の最終話を観る。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。


 その後、リナルド・アレッサンドリーニ指揮ノルウェー歌劇場管弦楽団が演奏したモーツァルトの序曲集<naïve>、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第5番&第6番「田園」<SONY/BMG>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、8月の創作活動について振り返ったり、浅田次郎の『赤猫異聞』<新潮社>を読み始めたりする。
 『赤猫異聞』は、語り口の巧さにぐっと惹き込まれる。
 面白し面白し。
(なお、中瀬宏之の個人創作『赤い猫』の赤い猫は、この赤猫からきているものではありません。悪しからず)
 ほかに、岩城宏之の『棒ふりのカフェテラス』<文春文庫>の拾い読みもした。


 18時台に外出し、仕事関係の用件を片付けてから錦湯さんへ。
 月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection45を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。

 終了後、打ち上げに参加する。
 今夜はとっても美味しいパンをいただくことができた。
 実に美味しうございました。
 多謝!

 その後、結局夕飯はとらず3時40分に帰宅する。


 以上、8月31日の日記。


 で、ついに9月!


 今日がいい日でありますように!
 そして、今月がいい月でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 05:10| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネオラクゴ・フロンティアsection45(月亭太遊さんのネオラクゴ企画)

☆ネオラクゴ・フロンティアsection45

 ゲスト:作道雄君
(2015年8月31日20時開演/錦湯)


 ちょうどいい具合に雨もやんだ8月末日の夜の月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアは回を重ねてsection45。
 常連さんやご新規さん、さらには『マザー・レイク』に出演したお子さんも来られるなど、蓋を開ければなかなか以上の盛況だった。
 まずは重畳重畳。

 で、今回はゲストが作道雄君のみということもあり、いつもとは違って太遊さんが高座に上がって開口一番のおしゃべりをする。
 話題はもちのろんで、『マザー・レイク』や『フェイク・ショウ』について。
 そして、横浜にぎわい座での経験をマクラで語りつつ、『くぐつぐつ傀儡軒』に入る。
 ラーメン好きの男が、全部ロボットがラーメンを作るというその名も「傀儡軒」を訪れるが、これがまあ想像していたラーメン屋とは大違いで…。
 といった具合に話が進むネオラクゴの旧作だが、笑いの仕掛けが明快な上に、隠されたテーマも最近一層アクチュアリティ(なんて、言葉を使ってみる。おっ、てめえ、さしずめインテリだな)が増していて、やはり面白い作品だ。

 続いて、作道君が登場し、単なる場つなぎどころではないトークを披歴する。
 話題は『マザー・レイク』の現場にメイキング担当として入った事どもで、脚本家がメイキングも兼ねるなんてやっぱり珍しいし、そりゃいじられるだろうなと思う。
 けっこう緊張してるなとも思ったが、それでもべしゃりが巧いなと改めて感心した。

 そして、太遊さんの新作は『堀杏奈』。
 あれは学生時代か、アニメの『愛少女ポリアンナ物語』の決めゼリフ「よかった(って思うの)」という言葉を、友人知己がちょっとした不幸(大きなそれではないところがミソ)に陥ったとき目をうるうるとさせながら口にして激怒されたことが何度もあったっけ…。
 舞台はカラオケボックス。
 どうやらカラオケの会(という名のコンパ)をハミゴにされてしまった高橋君と堀杏奈だったが…。
 上述のポリアンナのように、どんなことでも悪い意味で前向きに考えて乗り切ろう、現実を直視することを避けようとする人のことを「ポリアンナ症候群」と呼ぶそうだが、堀杏奈はまさしくそんな女性だ。
 その前向きずれ加減がどうにもおかかなしい。
 あとで作道君も指摘していた通り、非常に秀逸な地口も登場したりして、これまた大いに愉しめた。

 最後は、太遊さんと作道君とで、ついに全話が公開されたyoutube連続ドラマ『フェイク・ショウ episode0』に関するトークが繰り広げられた。
 ただし、フェイク・ショウそのものだけではなく、創作活動そのものや映像表現そのものについても多く語られていて、それがまた面白かった。

 と、今夜もまた盛りだくさんだったネオラクゴ・フロンティア。
 『フェイク・ショウ』をご覧になった方も、まだな方も、ぜひ一度お越しくださいませ!
posted by figarok492na at 04:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする