2015年08月02日

熱中症にご用心!(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空が続く。

 猛暑烈暑も続く。
 気温がぐんぐん上昇し、暑さがとてつもなく厳しくとてつもなく激しい。
 暑い暑い暑い暑い!
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に、熱中症にはお気をつけください。


 昨夜、志川節子の『春はそこまで』<文藝春秋>を読了する。

 その後、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 朝早くから、近隣の愚人がかまびすしい。
 馬鹿につける薬はない。
 万死に値する馬鹿だ。


 仕事関係の予定をすませる。


 ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>を聴き、CDレビューをアップする。
 詳しくは、前々回の記事をご参照のほど。


 午後、アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第33番&第31番「パリ」<同>とハイドンの交響曲第104番「ロンドン」<同>、NHK・FMの『きらクラ!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、藤野眞功の『アムステルダムの笛吹き』<中央公論新社>を読み始めたりする。
 ほかに、福永文夫の『大平正芳』<中公新書>の拾い読みもした。


 ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>を聴き、CDレビューをアップする。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。


 17時台に外出して、河原町近辺で仕事関係の用件を片付ける。
 ついでにAvisをのぞき、夕飯用の買い物をすませて18時50分近くに帰宅した。


 帰宅後、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴いたりしながら、『水の上で歌う』を書き進める。
 原稿用紙に換算して63枚分になった。
 『ブラボー!オーケストラ』では、千葉県旭市での公開収録(2015年6月21日、東総文化会館)から、梅田俊明指揮東京フィルが演奏したベートーヴェンの『エグモント』序曲と交響曲第5番、アンコールのホフシュテッターの「ハイドンのセレナーデ」が放送されていた。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
 フルートの小山裕幾が出演していた。

 続けて、ジョルジュ・ペトルー指揮アルモニア・アテネアが演奏したベートーヴェンのバレエ音楽『プロメテウスの創造物』全曲<DECCA>とアンドレアス・シュペリング指揮カペラ・アウグスティーナが演奏したブラームスのセレナード第1番&第2番<CPO>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『アムステルダムの笛吹き』を読み進めたりする。
 ほかに、『大平正芳』の拾い読みもした。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 夜になっても暑さが厳しい。
 皆さん、くれぐれもくれぐれも熱中症にはお気をつけくださいね。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563

☆モーツァルト:ディヴェルティメントK.563他

 演奏:ラルキブデッリ
 録音:1990年5月30日〜6月2日、オランダ・ハールレム・ルター派教会
    デジタル・セッション
<SONY>SK46497


 潤(戸坂潤)でーす!
 清(三木清)でーす!
 宮本顕治でございます
 と、潤と清に左右の頬をぎゅっと押された顕治、すかさず
 顔がブルドックみたいになっちゃった
 以上、レツ獄三匹

 というのは、学生時代にこっぴどく叱られた「前衛」的な余興のネタの一つ。
 そういえば、じゅんでーす! 長作でーす! 三波春夫でございますの本家レツゴー三匹のほうは、巷間仲の悪さを噂されていて、確かに三人の舞台を見ていると曰く言い難い緊張感を覚えたものだった。
 三人寄れば文殊の知恵、毛利元就の三本の矢とはいうものの、三人集まれば派閥ができるともいう。
 なかなかこの世は生きにくく生き難い。
 ことは音楽でもそう。
 三重奏や三重唱。
 もちろん作品によりけりだけど、俺が我がの手前勝手の自己顕治、じゃない自己顕示合戦を始めれば、それこそ目も当てられない。
 逆に、三者の駆け引きが巧く決まればおもろおかしいスリリングさを味わえるし、さらに三者の調和がぴたりととれれば、そはまさに天にも昇る心持ち!

 そんな三重奏や三重唱の魅力を生み出し尽くしたのが、誰あろうヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトだった。
 そして、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの弦楽三重奏のために作曲されたディヴェルティメントK.563など、まさしくモーツァルトが作曲したトリオ芸の極みの一つとでも呼ぶことができるのではないか。
 ヴァイオリンヴェラ・ベス、ヴィオラのユルゲン・クスマウル、チェロのアネル・ビルスマの三人は、ピリオド楽器の清新で繊細な音色を活かしつつ、個々の絶妙な押し引き加減とインティメートでバランスのよいアンサンブルでもって、この作品の魅力を余すところなく再現している。
 粘らずべとつかないテンポ設定も僕の好みにぴったりだ。
 カップリングは、ヨハン・セバスティアン・バッハやヴォルフガング・フリーデマン・バッハの鍵盤楽器のための作品を編曲した6つの三声のフーガK.404aから6番、1番、2番、3番の4曲。
 常日頃不世出の天才ぶりばかり語られがちなモーツァルトが温故知新、並々ならぬ研鑚を重ねていたことの証明ともなる作品である。
 ディヴェルティメント同様、音楽の駆け引きや調和を愉しむことができた。

 いずれにしても、室内楽好き、古典派好き、人間関係の無駄な争いに倦み疲れた方に大いにお薦めしたい一枚だ。
posted by figarok492na at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サリエリ:『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルト:『劇場支配人』

☆サリエリ:『まずは音楽、お次は言葉』&モーツァルト:『劇場支配人』

 指揮:ニコラウス・アーノンクール
管弦楽:アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 録音:1986年5月、アムステルダム
    デジタル・セッション
<TELDEC>8.43336(製品は旧西ドイツ製、ただしCD自体は日本プレス)

 オーストリア皇帝ヨーゼフU世の依頼によって作曲され、1786年2月7日のオランダ総督夫妻のための祝宴(シェーンブルン宮殿)で初演された、サリエリのオペラ・ブッファ『まずは音楽、お次は言葉』とモーツァルトの音楽付き劇『劇場支配人』の音楽部分を取り出して録音した一枚だ。
 全体像まではわからないものの、二つの作品の音楽的特徴、魅力を伝えるには充分な好企画である。

 で、モーツァルトとサリエリといえば、どうしても『アマデウス』の影響もあってか、天才モーツァルトと凡才サリエリという構図でとらえられがちだけど、こうやって両者の音楽を続けて聴けば、そうした見方が19世紀のロマン主義的な解釈を大いに引き摺った一面的なものであることがわかる。
 少なくとも、近年録音されたチェチーリア・バルトリやディアナ・ダムラウが歌ったアリアや、トーマス・ファイが指揮した序曲・バレエ音楽なども併せて聴くならば、サリエリが、18世紀後半のイタリア・オペラの手法語法を手のうちにおさめ尽くした作曲家と考えてまず異論はあるまい。
 一種の音楽対決という趣もあってだろう、この『まずは音楽、お次は言葉』でも、アリアに重唱と、イタリア・オペラの手練手管を駆使してサリエリは非常に華々しくて、滑稽で、耳馴染みのよい音楽を造り上げている。
 精度の高い歌い手たちの歌唱とアーノンクールの勘所をしっかりと押さえた演奏の力も加わって、実に愉しい。
 ちなみに、楽長と詩人、歌手の組み合わせで音楽と言葉の関係を描いた展開、というか『まずは音楽、お次は言葉 Prima la Musica, Poi le Parole』というタイトル自体が、のちのリヒャルト・シュトラウスの『カプリッチョ』の下敷きとなっている。

 一方、モーツァルトの『劇場支配人』のほうは、今では堂々として劇的な序曲ばかりが有名で、事実初演時も音楽付きのお芝居という形式もあってか少々分が悪かったようだが、それでもマダム・ヘルツが歌うアリエッタにしても、マドモアゼル・ジルバークラングが歌うロンドにしても、ソプラノの声質の違いを巧みに活かして美しい音楽に仕上がっているし、女性歌手二人にムッシュ・フォーゲルザングの声が見事に絡み合う三重唱には後年のオペラ・ブッファをすぐに想起する。
 そして極めつけは、終曲のヴォードヴィル。
(っても、東京ヴォードヴィルショーのヴォードヴィルじゃなくて、ここでのヴォードヴィルは、歌手たちがソロを歌ったのち全員で唱和するという音楽的な形式のこと。『後宮からの逃走』のラストにも似たようなヴォードヴィルがあった、てか、あのヴォードヴィルを音楽的にも精神的にも意識したものではないか。音型もちょっとトルコ風だし)
 ここではなんとアーノンクール自身が、ブッフのソロ部分を歌っている。
 専門の歌手に比べたら、若干癖が気になったりもするのだけれど、それがこの作品の世界にはぴったりのような気もする。
 若き日のトーマス・ハンプソンをはじめ、他の歌手陣も魅力的だ。

 両作品とも「舞台裏」を描いたいわゆるバックステージもので、子供の頃から人形劇に親しむなど劇場感覚に秀でたアーノンクールならではのアルバムだと思う。
 音楽もお芝居も大好きだという方には、大いにお薦めしたい一枚。
(『劇場支配人』は、同じモーツァルトの劇音楽『エジプト王ターモス』とのカップリングで再発されたが、サリエリのほうは海外盤国内盤ともに初出時のこのアルバムしかリリースされていないのではないか。オリジナルの組み合わせでの再発を期待したい)
posted by figarok492na at 11:23| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする