2015年08月31日

連続ドラマ『フェイク・ショウ episode0』を観終えて

☆連続ドラマ『フェイク・ショウ episode0』を観終えて

 脚本・監督:作道雄、橋ヶ谷典生
 制作・著作:クリエイティブスタジオゲツクロ

 無事クラウド・ファンディングが達成した、クリエイティブスタジオゲツクロ制作のネット連続ドラマ『フェイク・ショウ episode0』全四話が公開された。
 ようやく最終話まで観終えたので、その感想を記しておきたい。

 若手中堅では屈指の実力の持ち主と評されもする揚鳥亭翔鳥(月亭太遊)だったが、心のうちでは笑いというものに疑問を抱き、落語家を辞めようかとすら悩んでいた。
 そんな中、翔鳥は落語ユニットSAGEを組む「相棒」でイケメン落語家七色亭桜餅(桂あおば)やドキュメンタリー番組のクルーとともに、オコノ村を訪れる。
 ところが、このオコノ村は、村人たちが自らの笑いを禁じた奇妙な村で…。
 といった具合に、『フェイク・ショウ episode0』は進んでいく。

 限られたスケジュールや限られた予算ということもあってだろう、最終話ともなると造り手側の苦心惨憺ぶりや、先行する諸作品からの影響が色濃くうかがえもしたが、フェイク・ドキュメントという手法を駆使したり、太遊さんがネオラクゴ・フロンティアなどで時折口にしている笑いに関する考え方を巧く取り込んだりしながらこうやって全四話をテンポよくまとめ上げた点を、まずは高く評価したい。

 役者陣では、太遊さんの辛抱立役ぶりがいっとう印象に残る。
 周囲の役者陣ばかりでなく作品全体に目を配りつつ、なおかつフェイク・ドキュメントという手法を意識した演技を強く心掛けていたように感じた。
 儲け役は、ファミリーレストランのハラダさん。
 茶川一郎を相当モダアンにしたような雰囲気で、細かいくすぐりに平場での演技と芸達者ぶりを発揮していた。
 KBS京都のラジオ番組でも承知していたが、ナレーション(声)もいい。
 一方、少し損をしていたのが、あおばさんではないか。
 ハラダさんや他の面々に伍してドラマ的な演技で努力していたが、その分経験不足が目についたような気がする。
 もちろん、あおばさんの素の魅力も要所要所で表われてはいたのだけれど。
 吉本新喜劇の佐藤太一郎の巧さは言うまでもないが、京都造形芸大の映画学科で研鑚を積んだ吐山ゆんの感や勘のよさ、伊藤こずえの理と智に秀でた演技も忘れてはなるまい。
 ほかに、ベテランの鈴木ただしらが出演。
(中瀬宏之も出演)

 地上波でのシリーズ化に際して課題も明らかになったと思う反面、遊び心、試し心、攻め心に満ちたドラマが造り出されるのではという大きな期待が持てる。
 フェイク・ドキュメントという手法を継続するのであれば、ドラマとドキュメントのバランスが重要だろうし、「フェイク」の部分に重きを置いてドラマに徹するのであれば、脚本の一層の練りや捻りが鍵になるだろう。
 キャスティングも含めて、作道君たちの腕の振るいどころ、頭の働かせどころだと思う。
 今後の展開が本当に愉しみだ。
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2015年08月30日

今日も予定が重なっていた(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。
 雨も降る。

 湿度が高く、じめじめむしむしとして快ならず。
 気圧と湿度のWパンチで頭と身体が重たし、だろし。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 国会前を中心として、全国的に大規模な安保法案反対の集会やデモが開催された。
 スケジュールの調整がつかなかったこともあり、どうしても参加することが適わなかったが、安保法案に反対という点では参加者の皆さんと一致している。
 そして、今後の動きを注視していかなければとも強く思う。


 橋下大阪市長が、またぞろ得手勝手手前勝手な発言を繰り返している。
 香具師ペテン師の類いを支持することはできない。
(そうした中、枚方市長選で維新の候補が初当選した。予想はしていたことだが)


 昨夜、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。


 その後、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第1番&シューマンの交響曲第4番他<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して18枚分を超えた。


 古川緑波の『ロッパ日記代わり 手当り次第』<河出書房新社>を読了する。
 昨日も記した通り、この一冊は古川ロッパの日記と併せて読むことで面白さが増すと思う。
 例えば、古川ロッパは119ページの「しあわせ」で、
>(菊田一夫作のミュージカル『女優物語』で共演している)ビンボー・ダナオは、実に、いい人で、毎日舞台でも、楽屋でも、たのしくって、面白くって、しようがない<
と記し、132ページの「正岡容死す」では、正岡容の死に対する想いが綴られているが、
矢野誠一の『エノケン・ロッパの時代』<岩波新書>の「金のないひがみと自己嫌悪」(182〜186ページ)には、経済的に苦しい状態に置かれた古川ロッパが正岡容の通夜に香典なしに訪れてしまったこと、その数日後にビンボー(ビムボウ)・ダナオにご馳走になり、千円札紙幣を握らされたことなどが詳述されている。
 いずれにしても、古川ロッパの文才と見巧者ぶりがよくわかる一冊だった。
 ああ、面白かった!
 ちなみに、ビンボー・ダナオはフィリピン出身の俳優でジャズ・シンガー。
 淡路恵子との間に子供が二人おり、長男は俳優の島英津夫である。
 なお、ビンボー・ダナオの名前は、山茶花究(3×3=9)のようなもじり、貧乏だな男によるものではなさそうだ。


 午後、再び仕事関係の予定をすませる。

 その後、寺町に移動し、仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物もすませ、19時過ぎに帰宅した。


 帰宅後、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で、ティエリー・フィッシャー指揮名古屋フィルの第425回定期のライヴ録音を聴く。
 ラヴェルの道化師の朝の歌、三浦文章の独奏によるサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番、ラヴェルのボレロが演奏されていた。

 続けて、セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルが演奏したブルックナーの交響曲第7番<SONY>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』の手直しをしたりする。


 今日は、ローソンのミルクキャラメルスティックバーを食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 スポンジにキャラメルソース、キャラメルムースをのせたバー状のケーキで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年08月29日

『フェイク・ショウ』第三話を観た 予定だらけの一日(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気。
 夕方になって激しく雨が降り、雷鳴も轟く。

 湿度が高く、むしむしじめじめとして快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチで、頭と身体が重たし。
 やれやれ。


 昨夜、春日太一の『役者は一日にしてならず』<小学館>を読了する。
 最後のロングインタビューとなった夏八木勲や蟹江敬三をはじめ、平幹二朗、千葉真一、中村敦夫、林与一、近藤正臣、松方弘樹、前田吟、平泉成、杉良太郎、綿引勝彦、伊吹吾郎、田村亮、風間杜夫、草刈正雄への著者のインタビュー(週刊ポスト連載)をまとめたもの。
 名優たちの、自らの来し方や役者という職業、演じることに対する強い想いを知ることができる一冊で、非常に読み応えがあった。
 映像演劇を問わず、プロの演技者を目指す人にとっては目を通しておいて損のない本だと思う。
 ああ、面白かった!

 続けて、古川緑波の『ロッパ日記代わり 手当り次第』<河出書房新社>を読み始める。
 『娯楽よみうり』に連載された「ロッパの手当り次第」を中心に、古川ロッパの雑文を集めた一冊だけれど、もともと映画批評によって名を上げたロッパだけに、要所勘所を巧くついてくるなというのが第一の感想。
 ただ、公にされた文章だけに、彼が遺した日記のほうで「本音」の部分がどう記されているかも気になるところだ。
 面白し面白し。


 さらに、youtubeにアップされた連続ドラマ『フェイク・ショウ episode0』の第三話を観る。
 編集の加減もあってだろう、25分強が早く過ぎる。
 筋の展開もそうだけれど、第三話では笑いに対する造り手の考え方が示されている点も興味深かった。
 演技陣では、月亭太遊さんの辛抱役者ぶりがやはり目に留まる。
 一方、ファミレスのハラダさんは茶川一郎的な味わいだ。
 また、吉本新喜劇の佐藤太一郎さんはもとより、伊藤こずえさん、吐山ゆんさんもドラマ的な演技が巧い。
 それもあって、シーズン化に際してはそこらあたり、ドラマとドキュメントのバランスをどうとっていくかが課題のような気もした。
 さて、最終話の展開や如何?


 橋本大阪市長が、大阪維新の会なる国政政党をどうのこうのと宣っている。
 維新の党を割らないといっておきながら、一転これだ。
 まあ、もとより予想はしていたことだけれど、こうした動きに乗じて政府与党が安保法案の原案通りの採決を目論んでいるというのだから、やはり度し難い話に違いはない。
 いずれにしても、安倍首相や橋下大阪市長といった平然と嘘を重ねる人間を信頼し信用することは一切できない。
 目くらましの八百長猿芝居に騙されてはなるまい。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 その後、毎週恒例の洗濯をすませる。
 乾き、よろしからず。
 まあ、仕方ない。


 午後、仕事関係の予定をすませる。


 デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響的幻想曲『イタリアから』、交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』(2回)&『ツァラトゥストラはかく語りき』、同『英雄の生涯』&『死と変容』、同『ドン・ファン』<いずれもARTE NOVA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『ロッパ日記代わり 手当り次第』を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して12枚分を超えた。


 夕方外出し、仕事関係の予定をすませる。
 で、ついでに夕飯用の買い物をすませ、19時過ぎに帰宅した。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
 1970年のヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮NHK交響楽団によるベートーヴェン生誕200年チクルスの中から、4月20日に東京文化会館大ホールで開催されたコンサートのライヴ録音が放送されていた。
 ベートーヴェンの序曲『レオノーレ』第3番、交響曲第8番、交響曲第5番というプログラムである。
(ちなみに、サヴァリッシュとN響は後年第8番と第5番をレコード録音していた)
 ほかに、1984年5月9日にNHKホールで演奏されたメンデルスゾーンの序曲『フィンガルの洞窟』も放送される。


 夕飯後、仕事関係の予定をすませる。
 今日は、予定続きだった。


 予定終了後、NHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴く。
 戸田邦雄の生誕100年を記念した内容で、高田三郎指揮東京フィルが演奏した交響幻想曲『伝説』(1956年9月収録と、田中信昭指揮東京交響楽団他が演奏したオラトリオ神秘劇『使途パウロ』の抜粋(1973年7月1日放送)が放送されていた。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 香具師ペテン師の類いに騙されて嬉々としている人間ほど馬鹿な人間もいない。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年08月28日

予定をすませ、作業を進めた一日(CLACLA日記)

 晴天。
 ただし、うろこ雲とともに夏のもくもこした雲がわいてるなと思っていたら、どんどんどんよりし始め、ついには夕方になって雨が降り出す。

 気温も上昇し、暑さを強く感じた一日。
 雨とともに湿度が増し、じめじめむしむしとする。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 自民党の総裁選が、やはり無投票になりそうだとのこと。
 安倍総裁(首相)に全てを押し付けようということか。
 いずれにしても、吐き気をもよおすような話である。


 安保法案の対案がどうこうと、一部の野党が蠢き始めた。
 全くもって見え見えなやり口。
 度し難し。


 松井大阪府知事が再び知事選に立候補するだの、大阪都をどうだのと取り沙汰されている。
 ケジメをつけるべきは、まず松井氏なのではないか。
 あまりにも馬鹿げた話だ。


 昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンを聴いたり、youtubeにアップされたカルロス・クライバー指揮ウィーン・フィルが演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」の第1楽章を聴いたりしながら、4時頃まで仕事関係の作業を進める。


 午前中外出し、仕事関係の予定をすませる。

 その後、下京図書館へ。
 久世光彦の『歳月なんてものは』<幻戯書房>、広小路尚祈の『金貸しから物書きまで』<中央公論新社>、福永信の『三姉妹とその友達』<講談社>、横山悠太の『吾輩ハ猫ニナル』<同>、小野正嗣の『水死人の帰還』<文藝春秋>を返却し、予約しておいた春日太一の『役者は一日にしてならず』<小学館>、古川緑波の『ロッパ日記代わり 手当たり次第』<河出書房新社>、浅田次郎の『赤猫異聞』<新潮社>、角田光代の『平凡』<同>、山本文緒の『なぎさ』<角川書店>を新たに借りる。


 帰宅後、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』や、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を聴く。
 『オペラ・ファンタスティカ』では、テノールのマリオ・デル・モナコが歌ったマスカーニの歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』(トゥリオ・セラフィン指揮他)とレオンカヴァッロの歌劇『道化師』(フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮他)などが放送されていた。
 いずれも、名盤名録音として知られるもので、デル・モナコの絶唱はじめ、非常に聴き応えのあるものだった。


 午後、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、『役者は一日にしてならず』を読み始めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して9枚分を超えた。


 夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 途中友人と遭遇し、しばらく立ち話をした。


 夕飯後、仕事関係の予定をすませる。


 その後、ニコラウス・アーノンクール指揮コンツェントゥス・ムジクス・ウィーン他が演奏したハイドンの交響曲第30番「アレルヤ」&第53番「帝国」&第69番「ラウドン」と、スターバト・マーテル<ともにTELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『役者は一日にしてならず』を読み進めたりする。


 今日は、モンテールのふんわりロール(ミルク)を食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 おなじみミルククリームを巻いたロールケーキ2切れで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年08月27日

私は私の畑を耕そう(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 日中は未だ気温が上昇しているが、秋の気配が色濃くなりつつあることもあって、エアコンは入れずに過ごす。
 気温の差が大きくなってきているので、皆さんくれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。


 マイナンバー法の改正(改悪?)が、参議院の内閣委員会で可決された。
 これって、本当に大丈夫なのか。
 どうにも胡散臭く、きな臭い。


 勝ち馬に乗るというのか、多くの派閥グループが自民党総裁選で安倍総裁(首相)への支持を明らかにしている。
 日本共産党もびっくりの民主集中制、ならぬ翼賛体制だ。
 どうにも胡散臭く、きな臭い。


 橋下大阪市長(最高顧問)と松井大阪府知事(顧問)が、維新の党を離党するとのこと。
 離党をしたいというのであれば、どんどんそうすればよい。
 てか、政界引退を口にした人間が、いったい何をしているのか。
 どうにも胡散臭く、きな臭い。


 一方、山口組にも分裂の動きが起こっているという。
 いろいろと考えることあり。


 昨夜、KBS京都でAKB48のオールナイトニッポン(横山由依と渡辺麻友に、秋元康の出演。まゆゆは途中から番組終わりまで本気で眠っていた)を聴いたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、ブライデン・トムソン指揮ロンドン交響楽団他が演奏したヴォーン=ウィリアムズの田園交響曲(交響曲第3番)他と交響曲第5番他<ともにCHANDOS>、フェルディナント・ライトナー指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」&バレエ音楽『レ・プティ・リアン』序曲<タワーレコード/ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、今後の創作活動について考えたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたり、小野正嗣の『水死人の帰還』<文藝春秋>を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、原稿用紙に換算して3枚分になる。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 近くのグルメシティでは、週刊文春の小林信彦の連載エッセイを立ち読みする。
 大岡昇平の原作と、塚本晋也監督版の映画『野火』について詳しく記されていた。


 帰宅後、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックを聴く。
 「N響と共演したソリストたち」の特集で、アレクサンダー・ロマノフスキーとジャナンドレア・ノセダ指揮NHK交響楽団が演奏したラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲、フランチェスコ・ピエモンテージとロジャー・ノリントン指揮NHK交響楽団が演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番、アレクサンダー・ガヴリリュックとノセダ指揮NHK交響楽団が演奏したプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番のライヴ録音が放送されていた。

 続けて、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏したシューマンの交響曲第2番&序曲集<RCA>、ネーメ・ヤルヴィ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したウェーバーの序曲集&ヒンデミットのウェーバーの主題による交響的変容<CHANDOS>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き進めたりする。


 『水死人の帰還』を読了する。
 正直好みの作風ではない。
 しかし、小野さんには適わないとも強く思う。
 読んでおいて大正解の一冊だった。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 私は私の畑を耕そう。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年08月26日

臥薪嘗胆あるのみ(CLACLA日記)

 台風一過。
 どんよりとした感じはありつつも、青空となる。

 気温は上昇したが、もはや一頃の暑さにはあらず。
 日中もエアコンはつけず。
 皆さん、時節柄くれぐれもご自愛くださいね。


 与えられた人生は一回限り。
 自分の為したいこと、為すべきことをしっかり為していかなければ。


 維新の党の顧問である松井大阪府知事が、柿沢幹事長が辞任しなければ、自分も橋下大阪市長も辞めると繰り返している。
 噴飯物、ならぬ糞飯物の物言いだ。
 まずケジメをつけるべきは松井氏自身だろうに。
 関西維新の会なる組織を立ち上げるなど、政府自民党に擦り寄る気満々の人間たちがどの口で言うか。
 とっととこういった連中とはわかれてしまったほうがいい。
(大阪都がだめなら、今度は関西都? 迷惑千万である)


 昨夜、フォルテピアノのオルガ・トヴェルスカヤが弾いたメンセルスゾーンの無言歌集と、『サンクト・ペテルブルクの宮廷の音楽』(グリンカやフィールドの夜想曲集)<Opus111>を聴いたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたりする。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、ダニエレ・ガッティ指揮フランス国立管弦楽団が演奏したドビュッシーの海、牧神の午後への前奏曲、映像<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、これまでの作品を読み直したり、小野正嗣の『水死人の帰還』<文藝春秋>を読み進めたりする。
 ほかに、吉田秀和の『世界の指揮者』<ちくま文庫>の拾い読みもした。


 17時過ぎに外出し、仕事関係の予定をすませる。
 その後、大垣書店四条店で『ぶらあぼ』9月号を入手し、夕飯用の買い物をして帰宅した。


 帰宅後、ハインツ・ホリガー指揮ヨーロッパ室内管弦楽団ウインド・ソロイスツが演奏したリヒャルト・シュトラウスの管楽アンサンブルのための作品集<PHILIPS>を聴いたりしながら、新しい作品について考える。


 夕飯後、ロジャー・ノリントン指揮ロンドン・クラシカル・プレイヤーズが演奏した初期ロマン派序曲集とハイドンの交響曲第101番「時計」&第102番、ペーター・ノイマン指揮コレギウム・カルトゥジアヌム&ケルン室内合唱団他が演奏したモーツァルトの戴冠式ミサ曲&ミサ・ソレムニスK.337<いずれもEMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『勝呂又吉のこと』を書き始めたり、『水死人の帰還』を読み進めたりする。
 『勝呂又吉のこと』は、題名通り、勝呂又吉なる負のエネルギーを持った虚言癖の強い卑劣な人間を主題にした作品である。


 今日は、オイシスのスイスロール・コーヒーを食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 コーヒークリームを挟んだコーヒー地のロールケーキで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 臥薪嘗胆あるのみ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年08月25日

台風15号が接近する(CLACLA日記)

 台風15号の影響で、どんよりとしたお天気の一日。
 夕方頃から、激しい雨となる。

 気温はあまり上昇せず。
 風が強く吹いていることもあり、涼しい。
 が、雨とともにじめじめとした感じが増す。


 気圧と湿度のWパンチで、身体が重たし。
 やれやれ。


 明け方5時半過ぎに就寝する。
 で、8時台に一度目醒めたものの、起きたのは正午を過ぎてから。


 13時過ぎに外出し、仕事関係の用件を片付ける。


 帰宅後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』(途中から)や、ウィーン・アルティス・カルテットが演奏したベートーヴェンの弦楽4重奏曲第1番&第16番<SONY>、ピアノのレイフ・オヴェ・アンスネスとアルテミス・カルテットが演奏したシューマン&ブラームスのピアノ5重奏曲<Virgin>、NHKラジオ第1で国会中継を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたりする。


 横山悠太の『吾輩ハ猫ニナル』<講談社>を読了する。
 ああ、面白かった!


 18時過ぎに再び外出して、夕飯用の買い物をすませる。
 外出したとたん、雨が激しくなった。
 なんともかとも。


 帰宅後、内田光子が弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲付き」&第12番他<PHILIPS>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 夕飯後、チェロの鈴木秀美とフォルテピアノの小島芳子が演奏したベートーヴェンのチェロ・ソナタ第1番&第2番、変奏曲集<DHM>、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第20番他<ERATO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、小野正嗣の『水死人の帰還』<文藝春秋>を読み始めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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帰宅が遅くて、もう夜明け(夜明けのCLACLA)

 台風の影響かどんよりとした感じはありつつも、青空の見えるお天気。

 まだまだ気温は上昇するも、秋の気配も強く、日中でもエアコンを使用せず。
 よくよく考えたら、8月もあと少しだしね。
 皆さん、時節柄くれぐれもご自愛くださいませ。


 安倍首相はじめ、政府与党、並びにそれに与する人間の不誠実さ下劣さには腹が立つ。
 彼彼女らの立場に立ったとして、なぜそのようないいかげんな態度、いいかげんな姿勢を平然ととることができるのか。
 理においても、智においても、情においても、信用信頼のできぬ連中である。
(あえて名前は出さぬけど、かつて今は亡き右翼の活動家の方に話をうかがう機会があった。その際の、思想信条ばかりではなく、人としての格の違い、本物かいか物かを見抜く力が必要だという言葉には強く心を動かされたものだ。残念ながら上記の連中には、そうした心の動きを全く感じない。まさしく、いか物全盛の時代だ)


 中国で続いているなと思ったら、今度は米軍基地や川崎で爆発事故や火災事故が発生している。
 いろいろと考えることあり。


 奇術師の北見マキが亡くなった。74歳。
 昭和を感じさせるマジシャンの一人だった。
 深く、黙祷。

 奇術師といえば、どうしても早世した伊藤一葉(暗殺された長崎市の市長とは違います)、初代引田天功、そしてダーク大和を思い出すなあ。
 そうそう、ダーク大和と早野凡平に敬意を表したダーク凡平という芸名を考えたこともあったっけ。


 昨夜、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。


 福永信の『三姉妹とその友達』<講談社>を読了する。
 強い真情と信条はありつつも、それをまぶしにまぶして深丈にしたといった構成だった。
 その点、最後に置かれた掌篇は明快だ。


 その後、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第45番「告別」〜第47番、第50番、第64番、第65番、第82番「熊」〜第84番、第85番〜第87番、第88番「V字」〜第90番、モーツァルトのハフナー・セレナードによる交響曲<いずれもSONY>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、横山悠太の『吾輩ハ猫ニナル』<講談社>を読み始めたりする。
 ほかに、吉田秀和の『世界の指揮者』<ちくま文庫>の拾い読みもした。
 何度も繰り返すが、ヴァイルとターフェルムジークによるハイドンの交響曲集の録音が頓挫してしまったことは、惜しみても余りある。
 本当に残念無念だ。


 18時台に外出し、仕事関係の用件を片付けてから錦湯さんへ。
 月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection44を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 打ち上げに参加し、さらに遅めの夕飯をすませ、帰宅が3時を過ぎる。


 以上、8月24日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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ネオラクゴ・フロンティアsection44(月亭太遊さんのネオラクゴ企画)

☆ネオラクゴ・フロンティアsection44

 ゲスト:桂三河さん、桂恩狸さん、作道雄君
(2015年8月24日20時開演/錦湯)


 月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection44は、常連さんにリピーターさんの総結集というか、ネオラクゴ経験者で大盛況だった。

 まずは開口一番のおしゃべりを、太遊さんとおなじみ桂三河さんで。
 スパ・ワールドでのローリュー(サウナの中で、おしゃべりをしたのち大きな団扇で熱波を扇ぐというお仕事)や、和歌山県海南市での愉しい企画など、三河さんがこの夏のエピソードを語ったり、太遊さんが『フェイク・ショウ』について語ったりして、盛り上げる。

 で、急遽錦湯を訪れた桂恩狸さんが、きちんと高座に座って私服でのおしゃべりを繰り広げる。
 この一日で、師匠桂文福さんのもとでの落語家の修行(年季)が明けた恩狸さん。
 言い換えれば、修行期間の卒業を果たした恩狸さんが、その卒業に関してたっぷり語って大爆笑を巻き起こしていた。
 恩狸パワー、畏るべし!

 続いて、三河さんが新作の『余命7日』をかける。
 アイドル好きな三河さんらしく、マクラは、ばってん少女隊のイベントに参加した詳しい報告。
 ちなみに、ばってん少女隊は、ももクロの妹分のさらに妹分にあたる福岡のアイドル・ユニットとのこと。
 アイドル道は奥が深い。
 一転、本題は蝉の地上での生活を擬人化した、実におかかなしい話。
 ミンミンゼミ、ではなく、メメントモリ、自分自身の死についても考えてしまった。
 もちろんそこは三河さん、べとつかずきちんと笑いを盛り込んでいたけれど。

 そして、太遊さんの新作は『道化』。
 その名の通り、現代の道化、喜劇役者の姿と言葉を追った、まさしくドキュメンタリータッチのネオラクゴとなっていた。
 当然笑いの仕掛けも豊富だけれど、『フェイク・ショウ』をはじめとしたこの間の太遊さんの経験がストレートに反映された、笑い考、道化考、喜劇考、演技考、フェイク・ドキュメント考であることも実に興味深かった。
 ああ、面白かった!

 最後は、作道雄君が加わって、「3話公開まで待てない!フェイク・ショウ マル秘トーク!…とか銘打ってみる」が繰り広げられた。
 『フェイク・ショウ』の第一話第二話についてはすでに感想等を記してきたので、あえてここでは繰り返さないが、第三話以降では、ネオラクゴ・フロンティアなどでの太遊さんの言葉とも深い繋がりがあるような「笑いとは?」といった考察も行われているようで、その点も愉しみである。
 ただ、ここでも恩狸パワー全開で、良い意味でゲームを大きくかき乱していたことを付け加えておきたい。

 と、今夜も盛りだくさんのネオラクゴ・フロンティアでした。
 もちろん、ネオラクゴは常連さんやリピーターさんだけのためにあらず。
 皆さんも、ぜひぜひお越しくださいね!
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2015年08月23日

『フェイク・ショウ』第二話を観た(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 日中は気温が上昇するも、湿度が低い上に涼しい風も吹いて、それほど過ごしにくくなかった。
 そういえば、夜には虫が鳴き始めていて、秋の足音が聴こえてくるようだ。


 連続ドラマ『フェイク・ショウ episodo0』の第二話が、昨夜遅くyoutubeにアップされたので早速観た。
 第二話では、月亭太遊さん演じる揚鳥亭翔鳥と村との因縁が明らかにされ始めるなど、物語が動き出した。
 それとともに、創作や表現活動、笑いについての想い、矜持が垣間見える点は作道君らしく、太遊さんらしいとも思った。
 あと、橋ヶ谷君のカメラワークはもちろんだが、限られた中で美術陣も頑張っているのではないか。
 いずれにしても、第三話以降の公開が愉しみだ。
(太遊さんの姿に、辛抱立役ということを思い起こす)


 各地で、安保法案に反対する動きが拡がっている。
 法案そのものの問題に加え、国会での政府側のあやふやでいいかげんな姿勢を目にすれば、このまま許容黙認できる代物ではないと多くの人たちが考えても当然だろう。


 昨夜、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進める。


 朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。


 広小路尚祈の『金貸しから物書きまで』<中央公論新社>を読了する。
 ああ、面白かった!


 午後、NHK・FMの『トーキング・ウィズ松尾堂』(かき氷の特集で、ゲストの藤田朋子がいい感じにはしゃいでいた)、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第16番&第21番<ドイツ・グラモフォン>、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏した同じくシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、福永信の『三姉妹とその友達』<講談社>を読み始めたりする。
 ほかに、吉田秀和の『ヨーロッパの響、ヨーロッパの姿』<中公文庫>の拾い読みもした。


 夕方になって外出し、仕事関係の用件を片付ける。
 で、ついでに夕飯用の買い物もすませて18時20分過ぎに帰宅した。


 帰宅後、東京クヮルテットが演奏したシューベルトの弦楽4重奏曲第14番「死と乙女」<RCA>を聴いたりしながら、『三姉妹とその友達』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴く。
 小林研一郎指揮東京フィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」のライヴ録音が放送されていた。
 予想通り、重心が低いというか、重々しいというか、オールドスタイルな演奏だった。

 続けて、同じくNHK・FMの『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
 バリトンの池内響が出演していたが、この人はなかなかの美声だった。

 さらに、東京クヮルテットが演奏したシューベルトの弦楽4重奏曲第4番、ヤナーチェクの弦楽4重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」&第2番「ないしょの手紙」<同>、ピエール・ブーレーズ指揮クリーヴランド管弦楽団他が演奏したドビュッシーの夜想曲&海他<ドイツ・グラモフォン>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『三姉妹とその友達』を読み進めたりする。


 今日は、オイシスのミルクココアシューを食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 森永のミルクココアを使用したココアカスタードクリームのシュークリームで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年08月22日

身体のメンテナンスですっきりした!(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気から青空へ。

 気温も上昇し、暑さが厳しい。
 蒸し暑い蒸し暑い蒸し暑い!
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 まだまだ熱中症にはご用心のほど。


 大阪維新の会が、かねて噂となっていた関西維新の会の設立を総務省に届け出たと報じられている。
 予想はしていたことだが、非常に気持ちが悪く、腹立たしい。
 関西都などという世迷言を盾にしつつ、結果として政府自民党の補完を行おうという魂胆なのではないか。
 見え見えのやり口である。


 再稼働したばかりの九州電力川内原子力発電所1号機にトラブルが発生した。
 大丈夫なのか、本当に。


 昨夜、NHKラジオ第1の関西発ラジオ深夜便を聴いたりしながら、3時50分頃まで仕事関係の作業を進める。
 関西発ラジオ深夜便では、笑福亭仁鶴の演じた『崇徳院』のライヴ録音を聴く。
 仁鶴さんももう80近く、枯淡の境地というか、枯れ切った感じの高座だった。


 午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
 乾き、実によろし。
 ああ、すっきりした!


 午後、小澤征爾指揮ベルリン・フィルが演奏したチャイコフスキーの交響曲第4番&イタリア奇想曲<ドイツ・グラモフォン>、チョン・ミュンフン指揮ウィーンフィルが演奏したドヴォルザークの交響曲第6番&第8番<同>、ヨエル・レヴィ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したシベリウスの交響曲第2番&交響詩『フィンランディア』<TELARC>、ピアノのジャン・イヴ・ティボーデとウラディーミル・アシュケナージさん指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』の手直しを行ったりする。


 久世光彦の『歳月なんてものは』<幻戯書房>を読了する。
 自らと繋がりが深い人々について綴った北國新聞連載の文章と、その他の短い文章を集めた一冊。
 久世さんの晩年の心境がよく伝わって来る内容だった。

 続けて、広小路尚祈の『金貸しから物書きまで』<中央公論新社>を読み始める。


 18時頃外出し、百万遍方面へ。
 仕事関係の用件を片付けたのち、身体のメンテナンスを行う。
 いつもながらの細かいメンテナンスに多謝。
 ああ、すっきりした!

 ついでに夕飯をすませ、21時過ぎに帰宅する。


 帰宅後、フォルテピアノのジョス・ファン・インマゼール、ヴァイオリンのヴェラ・ベスとブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番&第4番、第5番「皇帝」&ヴァイオリン協奏曲<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、『金貸しから物書きまで』を読み進めたりする。
 インマゼールらとヴァイル指揮ターフェルムジークのシリーズでは、結局ビルスマを加えた3重協奏曲が録音されることがなかった。
 加えるならば、ヴァイル指揮ターフェルムジークによるベートーヴェンの交響曲全集が録音されることもなかった。
 非常に残念なことだ。


 今日は、ツイスターズチョコバー(2個)を食す。
 寺町の業務スーパーで税込み84円だった、ポーランド原産のもの。
 ピーナッツにソフトキャラメルの入ったチョコバーで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 八百長猿芝居の香具師ペテン師には騙されまい。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年08月21日

病院に行って、髪を切った(CLACLA日記) 、

 どんよりとした感じの強いお天気。

 気温は上昇し、暑さが厳しい。
 蒸し暑い蒸し暑い。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 NHKのラジオで国会中継を聴いていたら、民主党の蓮舫議員の質問に対して安倍首相が、またぞろ不規則発言を行っていた。
 こらえ性がないというか、なんというか。
 もとより信頼も信用もしていないけれど、首相としてどうなんだろうと思う。
 それにしても、この間の審議を聴くに、このようなぐだぐだな状態で安保法案を成立させてしまっていいわけがないと思う。
 無理無体と呼ぶほかない。
(政府与党は、その他あれこれ無謀な法律を推し通そうとしている。度し難い)


 昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンやアルコ&ピースのオールナイトニッポン・ゼロを聴いたりしながら、3時40分過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 その後、下京図書館へ。
 原武史の『皇后考』<講談社>、佐藤忠男の『喜劇映画論』<中日映画社>、戸田学の『上岡龍太郎話芸一代』<青土社>、吉永南央の『その日まで』<文藝春秋>、瀧羽麻子の『オキシペタルムの庭』<朝日新聞出版>、ジュンパ・ラヒリの『低地』<新潮社>を返却し、予約しておいた久世光彦の『歳月なんてものは』<幻戯書房>、広小路尚祈の『金貸しから物書きまで』<中央公論新社>、福永信の『三姉妹とその友達』<講談社>、横山悠太の『吾輩ハ猫ニナル』<同>、小野正嗣の『水死人の帰還』<文藝春秋>を新たに借りる。


 帰宅後、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』(途中から)、国会中継、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」<PHILIPS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『歳月なんてものは』を読み始めたりする。


 15時台に外出して、かかりつけの病院へ。
 診察を受け、処方箋をもらう。

 それから三条通のライトへ移動し、髪を切る。
 今日は、ハサミでさささささっと。
 非常に短くなった。
 ああ、すっきりした!

 その後、四条通のスギ薬局で薬を受け取ったり、夕飯用の買い物をすませたりして、17時半頃帰宅した。


 帰宅後、ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第33番、第38番「プラハ」&第39番、第40番&第41番「ジュピター」<同>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、『歳月なんてものは』を読み進めたりする。


 夕飯後、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団が演奏したシューマンのピアノ協奏曲(アンドレアス・シュタイアーのフォルテピアノ独奏)&交響曲第2番と、メンデルスゾーンの劇音楽『夏の夜の夢』&序曲『フィンガルの洞窟』<ともにハルモニアムンディ・フランス>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』の手直しを行ったり、『歳月なんてものは』を読み進めたりする。


 今夜youtubeに公開された連続ドラマ『フェイク・ショウ episode0』の第一話を観る。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 第二話以降が本当に愉しみだ。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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連続ドラマ『フェイク・ショウ episode0』第一話

☆連続ドラマ『フェイク・ショウ episode0』第一話

 脚本・監督:作道雄、橋ヶ谷典生
 制作・著作:クリエイティブスタジオゲツクロ


 月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアでもしきりとクラウド・ファンディングの説明が繰り返されていた、連続ドラマ『フェイク・ショウ』の第一話がyoutubeに公開された。
 ここのところ親しく接している太遊さんが主演されている上に、ご存じの方はご覧いただければおわかりになる通り、僕自身ちらと出演していることもあって、なかなか第三者的に語ることも難しいが、これは実に今後の展開が愉しみな作品だ。

 揚鳥亭翔鳥(太遊さん)は若手中堅の中では屈指の実力派落語家だけれど、『SAGE』という落語ユニットを組んでいるイケメンの七色亭桜餅(桂あおば)ほどには人気がなくて、少々複雑な心境である。
 そんな二人がドキュメンタリー番組のクルーとともにとある村を訪れるが、どうにもこの村が怪しくて…。
 と、『フェイク・ショウ』のタイトル通り、KBS京都で放映された『ショート・ショウ2』で評価されたフェイク・ドキュメンタリー(ドキュメンタリー風のフィクション。海外でいうと、『カメレオンマン』や『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』。日本では、放送禁止シリーズ)のスタイルを用いた作品である。
 月面クロワッサン時代の『虹をめぐる冒険』にはじまる一連の映像作品の総決算というか、造り手の側がその手法になじんできていることが非常によくわかる。
 また、太遊さんを皮きりに、あおばさん、ファミリーレストランのハラダさん(この人は、ナレーションもいい)、伊藤こずえ(『ショート・ショウ2』の第5話で好演)、吐山ゆん(京都造形芸大映画学科の出身で、月世界旅行社のマチヤ映画夜行などで出演作品を何本も拝見したことがある)といった出演者たちもそうした作品世界に沿う努力を重ねている。
 それに、各々の素の顔、虚の間に実の姿が垣間見えるのも、この作品の大きな愉しみの一つである。
(地上波で再びシリーズ化される場合は、演技面での虚実の兼ね合い、バランスの置き具合が一層気になるところだ)

 いずれにしても、20分とちょっとがあっという間に過ぎていった。
 そして、揚鳥亭翔鳥たちの運命や如何。
 第二話の公開が待ち遠しいとともに、これはぜひ大きな画面で観てみたい。
 その意味でも、皆さんのクラウド・ファンディングへの協力に期待したい。
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2015年08月20日

柳原良平が亡くなった 『低地』を読了した(CLACLA日記)

 昨夜から午前中にかけて、強い雨。
 その後も小雨が続き、どんよりとした一日となる。

 気温は下がったものの、湿度が高い分、じめじめとして快ならず。


 気圧と湿度のWパンチで、身体が重だろし。
 やれやれ。


 山形市長選での野党共闘で、維新の党の対応に関して松井大阪府知事がごたごたと不満を公言している。
 橋下大阪市長の意向によるものか。
 いずれにしても、自民党に擦り寄る橋下一派のほうがより理に適わないのではないか。
 まあ、どうせそのうち橋下一派は離党して、自民党の補完組織をつくるつもりだろう。


 北朝鮮が韓国に向けて砲撃を行ったと報じられている。
 いつもの如く、いいタイミングで北朝鮮は何かをやらかす。


 イラストレーターの柳原良平が亡くなった。84歳。
 東京出身で、京都市立美術大学(現市立芸術大学)を卒業後、寿屋(現サントリー)に入社し、開高健や山口瞳らとともに宣伝広告にあたった。
 特に、トリス(ウイスキー)のCMのキャラクター「アンクルトリス」で知られる。
 また、山口瞳の著書のカバーイラストやアニメーション作家としても活躍した。
 深く、深く、深く黙祷。


 昨夜、KBS京都でAKB48のオールナイトニッポンを聴いたりしながら、3時50分頃まで仕事関係の作業を進める。
 AKB48のオールナイトニッポンは、内田眞由美の卒業特集で、またも大家志津香と北原里英が出演していた。
 正直、内田眞由美はどうでもよかったが、大家・北原のペアは安心して聴いていられるのでいい。


 朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。


 その後、ニコラウス・アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第2番<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』(40分とちょっとの放送)、アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第5番<同>、NHK・FMの『吉田秀和が語ったベートーベン 弦楽四重奏曲〜成長の総決算』、アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第6番「田園」&第8番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたりする。


 ジュンパ・ラヒリの『低地』<新潮社>を読了する。
 マクロな歴史を絡めつつ、登場人物の重ねた歳月を丹念に描いた圧巻なり。
 ああ、面白かった!
 そして、このような小説を書きたい!


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、ラルキブデッリ他が演奏したベートーヴェンの6重奏曲&クロイツェル・ソナタによる弦楽5重奏曲他<SONY>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 夕飯後、チェロのアンナー・ビルスマとケネス・スロウィック、フォルテピアノのスタンリー・ホッホランドが演奏した『プロシア王とチェロの音楽』<SONY>、ビルスマとピアノのランバート・オーキスが演奏したブラームスのチェロ・ソナタ集他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたりする。


 今日は、フジパンのベビーブール・バナナを食す。
 近くのグルメシティで、税込み50円だったもの。
 バナナクリームを挟み、バナナケーキ地をのせた小ぶりな菓子パン3個で、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 目くらましの八百長猿芝居には注意しておかなければ。
 本当に、何が起こるかわからない。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年08月19日

やっぱり、ばったり率が高いなあ(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。
 夜になって、雨が降り出す。
 本降りだ。

 まだまだ暑いが、徐々に気温は下がってきている。
 それでも皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 参議院の安保法案に関する特別委員会が再開されたが、政府は野党の質問にまともに応えようとはしていない。
 何がなんでも法案を通そうという魂胆だけれど、それがアメリカ政府の意向によるものであることもどんどん明白になっている。
 無理を通せば道理が引っ込む。
 そして、無理を通せば道徳も引っ込む。
 度し難し。


 金銭問題が発覚した武藤貴也議員が、自民党を離党した。
 離党すればそれですむという問題ではないだろう。
 なんとも腹立たしいかぎりである。


 昨夜、タカーチ・カルテット他が演奏したシューベルトの弦楽4重奏曲第15番他<DECCA>、ハーゲン・カルテットが演奏したシューマンの弦楽4重奏曲第2番&第3番<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、NHK・FMの『吉田秀和が語ったベートーベン 第3回 ピアノソナタ〜みなぎる実験精神』を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、ジュンパ・ラヒリの『低地』<新潮社>を読み進めたりする。
 ほかに、吉田秀和の『世界の指揮者』<ちくま文庫>の拾い読みもした。


 16時少し前に外出し、仕事関係の用件を片付ける。
 ついでに、お米(10キロ)も購入した。


 帰宅後、グレン・グールドが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第16番、第17番「テンペスト」、第18番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』の手直しを行ったりする。


 再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 途中、演劇関係で親しくしている人と遭遇し、しばらく立ち話をした。
 やっぱり、ばったり率が高いなあ。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『夏の夜の「ながら」クラシック 第3夜 へんてこクラシック』を聴く。
 松井咲子と広上淳一がホストを務めるクラシック音楽の特別番組だが、今夜は一風変わったクラシック音楽作品の特集。
 マレの『膀胱結石手術図』では、演奏そのものより広上さんの大笑いがおかしかった。
 あと、番組の終わりのほうで、咲子師匠がベートーヴェンのピアノ・ソナタ第14番「月光」の第3楽章を弾いていた。
 お疲れ様です。

 続けて、クリーヴランド・カルテットが演奏したベートーヴェンの弦楽4重奏曲第13番&大フーガ<TELARC>、チェロの鈴木秀美とフォルテピアノの小島芳子が演奏したシューベルトのアルペジオーネ・ソナタ&ベートーヴェンのチェロ・ソナタ第3番<DHM>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『低地』を読み進めたりする。
 ほかに、『世界の指揮者』の拾い読みもした。


 今日は、タカギベーカリーのカフェモカドーナツを食す。
 近くのグルメシティで、税込み60円に値下げされていたもの。
 カフェラテクリームとビターチョコクリームを挟んだドーナツ風の菓子パンで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年08月18日

夕飯後、仕事関係の予定をすませた(CLACLA日記)

 どんよりとした感じはありつつも、青空の見えた一日。

 気温は上昇する。
 一頃ほどに激しくはないものの、まだまだ暑さが厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 タイのバンコクで爆発事故が発生する。
 テロの可能性が高いとも報じられている。
 いろいろと考えることあり。


 自民党の武藤貴也議員の金銭疑惑が発覚した。
 たぶん、こういうことになるのではないかと思っていた。
 事実であるとすれば、自業自得の一語である。
 むろん、このような人物の愚かな行いに目を奪われていてはなるまいが。


 朝5時40分頃に就寝し、14時過ぎて起きる。
 まあ、仕方ない。


 NHK・FMの『吉田秀和が語ったベートーベン 第2回 交響曲〜雄弁なる主張』や、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番<ARTE NOVA>を聴いたりしながら、ネオラクゴ記録や日記をアップしたり、仕事関係の作業を進めたり、ジュンパ・ラヒリの『低地』<新潮社>を読み進めたりする。
 NHK・FMの番組は、『名曲のたのしみ』を再編集したもの。
 吉田秀和の解説とともに、ベートーヴェンの交響曲全9曲の1楽章ずつ(一部のみも含む)が放送されていた。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、今度はジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番<OEHMS>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『夏の夜の「ながら」クラシック 第2夜 美メロクラシック』を聴く。
 松井咲子と広上淳一を中心に、何かしながらでも気楽に聴くことのできるクラシック音楽を集めた番組。
 松井咲子は『不毛な議論』とは違って、実におしとやかでまじめなトークだった。


 夕飯後、仕事関係の予定をすませる。


 その後、モッツァフィアートが演奏したベートーヴェンの管楽合奏のための作品集<SONY>、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたクラヴィーアのための変奏曲・小品集<EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『低地』を読み進めたりする。
 『低地』は、冒頭の文章から心を掴まれた。
 このような小説を書きたい。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 目くらましの八百長猿芝居には騙されまい!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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ベートーヴェンを聴いてから外出した(昨日のCLACLA)

 どんよりとしたお天気の一日。
 夕方前に激しい雨も降る。

 雨の分、少し気温が下がったか。
 湿度が高いため、じめじめとはしているが。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチが続き、身体がだろし。
 やれやれ。


 昨夜、アルフレッド・ブレンデルが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第20番&ハンガリーのメロディ他<PHILIPS>、内田光子が弾いた同じくシューベルトのピアノ・ソナタ第15番「レリーク」&第18番「幻想」<同>、youtubeにアップされた榎本健一が歌う『これが自由というものか』、中川五郎が歌う『腰まで泥まみれ』を聴いたりしながら、4時20分頃まで仕事関係の作業を進める。


 朝早くに起きて、仕事関係の予定をすませる。


 NHK・FMの『吉田秀和の語ったベートーベン 第1回 大作曲家の全体像』や、フォルテピアノの小島芳子が弾いたベートーヴェンの初期クラヴィーア作品集<DENON>、ヴァイオリンの寺神戸亮とフォルテピアノのボヤン・ヴォデニチャロフが演奏し同じくベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第5番「春」、第1番、第3番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたりする。


 瀧羽麻子の『オキシペタルムの庭』<朝日新聞出版>を読了する。
 非常に「良心的」な作品だと思ったが、最後まで今一つのることができなかった。

 ほかに、吉田秀和の『世界の指揮者』<ちくま文庫>の拾い読みもした。


 19時過ぎに外出し、仕事関係の用件を片付けてから錦湯さんへ。
 月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection43を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 で、打ち上げに参加し、非常に遅めの夕飯(非常に早めの朝食?)をすませ、5時半少し前に帰宅した。


 以上、8月17日の日記。
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ネオラクゴ・フロンティアsection43(月亭太遊さんのネオラクゴ企画)

☆ネオラクゴ・フロンティアsection43

 ゲスト:柳家かゑるさん、桂あおばさん
(2015年8月17日20時開演の回/錦湯)


 月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアは、2週間ぶりのsection43。
 初めての東京からのお客様柳家かゑるさんと、おなじみ桂あおばさんをゲストに迎え、いつもの如くバラエティに富んだ一夜となった。
 加えて、常連さんとともに、落語を聴くことを極めたいと話す末頼もしい中学生男子が来場するなど、お客さんもバラエティに富んでいた。

 まずは開口一番のおしゃべり。
 太遊さんとあおばさんが、この間の出来事などで大いに盛り上げる。

 で、あおばさんが『動物園』を演じた。
 移動動物園の虎が死んで皮だけ残した、ついてはその皮を被って虎のふりをしたら日当1万円をやる、と言われて動物園に向かった男だったが…。
 という、関西ではなじみ深い準古典の作品。
 こうしてネオラクゴ・フロンティアで接していて思うのは、あおばさんの語り口が、高座の度にますますどんどん板についているということ。
 この『動物園』では、滑稽なやりとり仕草もそうだけれど、地の語りの部分も強く印象に残った。

 続くは、かゑるさん。
 埼玉県の出身で柳家獅堂さんに入門し、柳家いっぽんの名前から大師匠である鈴々舎馬風さんの前名かゑるを継いだという、若手の落語家さんだ。
 そのかゑるさんが何ゆえネオラクゴ・フロンティアに登場したかというと、たまさか発見した太遊さんの『たまげほう』に感動し、太遊さんの許可を得てはるか東京でネタにしているからだそう。
 太遊さんとの邂逅(直接会ったのは今回が初めて)や『たまげほう』への深い愛をしっかりと語ってから、本題の『湯屋番』に入った。
 まさしく銭湯(錦湯)ならではのチョイスである。
 歯切れのよいやりとりは確かに江戸の落語。
 だけれど、やはりこの噺の肝は、居候の若旦那が番台にのぼってからだ。
 せっかく番台にのぼった若旦那だったが、お目当ての女湯にはお客さんがいない。
 仕方ないから、妄想の世界に入る。
 その奇妙さとかゑるさんの風貌、柄とのバランス、アンバランス?
 さらには、ネオラクゴ・フロンティアの高座のしつらえにぴったりのサゲだった。

 そして、太遊さんの新作は『エキスの虎』。
 冒頭、無機的な身体の動きからして、これはもうネオラクゴだ。
 しかもそれがすぐに、映画俳優を目指した男性がどうしてそれを断念し、小説家志望に転じざるをえなかったかという話の内容と結びついていく。
 と、太遊さんが参加している映画『マザー・レイク』の撮影がヒントとなったと思しき作品。
 臆面もない男(こういう輩がぎょうさんいるんですわ、ほんま)たちとのやりとりや、ラストの秀逸な仕掛けに大いに笑いつつ、表現者を志す者にはぐぐっと痛いところを突かれる展開ともなっている。
 その苦さもネオラクゴならではだと思った。
 ああ、面白かった!

 最後は三人のおしゃべり。
 だけではなくて、当夜も作道雄君がやって来て、youtubeドラマ『フェイク・ショウ』の説明を一くさり。
 何とぞご協力のほど。

 そして、皆さん、ネオラクゴ・フロンティアにぜひ一度お越しくださいませ!
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2015年08月16日

どうにも、ぽんこつだった一日(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。
 小雨も降る。

 気温は上昇し、暑さが厳しい。
 蒸し暑い蒸し暑い蒸し暑い!
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に、熱中症にはご用心ほど。


 気圧と湿度のWパンチで、身体が重たし、だろし。
 やれやれ。


 今日は五山の送り火。
 が、取り立てて何もせず。


 桜島の状況が心配だ。
 大禍なければよいが。


 昨夜、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 が、午後はダウン。
 ピエール・ブーレーズ指揮ウィーン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第5番と第6番「悲劇的」<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、瀧羽麻子の『オキシペタルムの庭』<朝日新聞出版>を読み進めたりする。
 マーラーの交響曲第5番を聴いたのは、昨夜の『クラシックの迷宮』で、この曲を下敷きにした山田一雄の『おほむたから』との比較を詳しくやっていたので。
 ついでに、同じ組み合わせで演奏された第6番のほうも聴く。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、ブーレーズ指揮ベルリン・フィルが演奏したヴェーベルンの作品集vol.2<ドイツ・グラモフォン>を聴きながら、雑件を片付ける。
 ヴェーベルンの作品集の第2巻目は、管弦楽のためのパッサカリアなど大編成のオーケストラ作品を集めたものだ。


 夕飯後、ジョン・バルビローリ指揮ベルリン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第9番<EMI>や、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルが演奏したシェーンベルク編曲によるブラームスのピアノ4重奏曲第1番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』の手直しを行ったり、『オキシペタルムの庭』を読み進めたりする。
 ほかに、吉田秀和の『世界の指揮者』<ちくま文庫>の拾い読みもした。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 どうにも、ぽんこつだった一日。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年08月15日

敗戦の日 カミケで丸山交通公園君のワンマンショーを愉しんだ(CLACLA日記)

 日本の敗戦から70年が経った。
 戦争で犠牲となられた全ての方々に、深く、深く、深く、深く、深く黙祷を捧げます。

 戦没者追悼式の実況中継をラジオで聴き、正午に黙祷を行う。
 天皇陛下は、短いスピーチの中、「さきの大戦に対する深い反省」や「平和の存続を切望する国民の意識に支えられ」、「戦後という、この長い期間における国民の尊い歩みに思い致すとき」など、許されうるかぎりの言葉でもって、自らの強い想いを伝えようとしていた。
(おことばの順番の誤りや、言葉の読み間違いは、そうした強い想いの表われではないか)
 一方、安倍首相は、昨日の談話同様、上っ面な言葉を重ねる。
 耳にしていて、どうにも辛い。
 天皇陛下の想いは想いとして、このような状況を生み出してしまっていることに、僕自身大いに恥じる。


 晴天。

 陽射しが強い分、気温は上昇し、暑さがとても厳しくとても激しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に、熱中症にはご用心のほど。


 昨夜、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 朝早くに起きて、仕事関係の予定をすませる。

 午前中、毎週恒例の洗濯を結構する。
 乾き、非常によろし。
 ああ、すっきりした!


 その後、ルドルフ・ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したリヒャルト・シュトラウスのメタモルフォーゼン、オーボエ協奏曲&クラリネットとファゴットのための2重コンチェルティーノ、『ばらの騎士』組曲&『カプリッチョ』から「月の光の音楽」(3回)<いずれもWARNER>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』について考えたり、瀧羽麻子の『オキシペタルムの庭』<朝日新聞出版>を読み進めたりする。


 15時頃に外出し、木屋町の元・立誠小学校へ。
 講堂で開催されていた飄々舎主催のカミケに参加する。
 コミケならぬカミケとは、長机と椅子をセットにしたブースが6つぐらいだったかな、紙関係ならなんでもありという展示販売ワークショップの総称だ。
 紙で笛を作るというワークショップや、しゃれたイラストにしゃれた言葉のポストカード、巧緻に仕上げられた折り紙、さらにはイラストや同人誌と、思っていた以上にバラエティに富んだ内容で、これだったらブースを用意してもらって、僕も猫オペラのイラストやポストカード、倭多顕璽(難朝癲脳)の御名御璽入り認癇証を販売するんだったと主宰の一人あかごひねひね氏に話したほど。

 で、16時からは講堂の壇上に設けられた特設会場で、丸山交通公園君のワンマンショー「考えすぎの喋り過ぎvol.1」を愉しむ。
 丸山君が約50分強を喋り倒すという意欲的な企画だ。
 今回は「露出狂」がそのテーマ。
 あえて詳しくは触れないけれど、途中意図した以上にだれる場面があったり、ブリッジの部分など、話の展開、つなぎをどう処理するかが今後の課題だと思ったりもしたが、まるで太平洋戦争末期の大日本帝国すら想起させるような切迫感は「ただごと」ではなく、さすがは丸山君だと感心し感嘆した。
 細かいくすぐりや、中間の大ネタも面白かったが、それに加えて、丸山君のやむにやまれぬ想いが伝わってくるあたりも、僕には非常に興味深かった。
 ああ、面白かった!
 こうやって彼の生のおしゃべりを耳にできて、本当によかったなあ。


 終了後等、丸山君をはじめ関係各氏と話をする。


 その後いろいろあって、帰宅が21時を過ぎる。


 遅めの夕飯後、NHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴く。
 「マーラーの葬送行進曲と1945年の日本」と題して、1945年1月の日本交響楽団・現NHK交響楽団の定期公演(第262回、1月24日〜26日、日比谷公会堂)で作曲者の指揮で初演された山田一雄の『おほむたから』と、その下敷きとなったマーラーの交響曲第5番第1楽章の細かい比較が行われるとともに、山田一雄が東京音楽学校のクラウス・プリングスハイムに師事する過程でマーラーから強く影響を受けたこと、そのマーラーと天台声明を混ぜ合わせることによって『おほむたから』が生れたことが説明され、『おほむたから』とは太平洋戦争末期の日本国民の切迫した状況を表現した作品(加えるに、戦死者戦没者への鎮魂)であることが類推結論づけられていた。
 8月15日に相応しい内容だったと思う。
 ああ、面白かった!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年08月14日

クラシック音楽だからって、なんでも聴けばいいってもんじゃないね(CLACLA日記)

 どんよりとした感じはありつつも、青空が続く。

 ようやく気温は下がってきたが、まだまだ暑さが厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に、熱中症にはご用心のほど。


 安倍首相による戦後70年の談話、いわゆる安倍談話が閣議決定され発表された。
 全文を二度読み返したのだけれど、周囲が求めるキーワードは一応盛り込んだものの、自分自身で「積極的に」反省したり、お詫びしたりする気は毛頭ないということがありありとわかる、非常に姑息な内容だったと思う。
 ためにする談話と評するほかない。


 昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンやアルコ&ピースのオールナイトニッポン・ゼロを聴いたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進める。


 正午過ぎに外出し、仕事関係の予定をすませる。


 帰宅後、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』や、アンドレ・プレヴィン指揮ウィーン・フィルが演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&最後の4つの歌(アーリン・オジェーのソプラノ独唱)<TELARC>、カール・ベーム指揮バイエルン放送交響楽団が演奏した同じくリヒャルト・シュトラウスの歌劇『カプリッチョ』全曲<ドイツ・グラモフォン>を聴く。
 ちなみに、34年前の今日、カール・ベームは亡くなった。


 仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進め第1稿を完成させたりする。
 『水の上で歌う』は、原稿用紙に換算してちょうど75枚分となった。
 この時期に完成させることができて、本当によかったと思う。
 もちろん、これから筆入れ地獄が待ってはいるのだけれど…。


 吉永南央の『その日まで』<文藝春秋>を読了する。
 人の情を描いた、書き下ろしの連作集。
 一歩退くというか、べたつかない作者の姿勢に好感を持った。


 夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『特集・ヨーロッパ夏の音楽祭』で、今年のグラナダ国際音楽祭における、エリアフ・インバル指揮スペイン放送交響楽団のコンサートのライヴ録音(2015年6月26日、グラナダ・カルロス5世宮殿)を聴く。
 ホアキン・アチュカーロのピアノ独奏によるラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲や、マーラーの交響曲第1番などが放送されていた。
 マーラーが終わったとたん、ブラビョーッといった感じの野蛮な声が上がった。
 演奏自体、どこかにゅるっとした感じがして今一つ。
 まあ、スペインのオーケストラっぽいなとは思ったけど。

 続けて、NHKラジオ第1の『いとうせいこう トーキングセッション2015夏』を途中から聴く。
 いとうせいこうと白井聡が丁々発止のトークを繰り広げていて、本当に面白かった。
 これだったら、森村誠一とのトークも聴いておけばよかったと反省する。
 クラシック音楽だからって、なんでも聴けばいいってもんじゃないね。

 さらに、ベーム指揮ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団他が演奏したモーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』全曲<ドイツ・グラモフォン>から第1幕を聴く。
 タイトルロールのヘルマン・プライをはじめ、ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ、グンドゥラ・ヤノヴィッツ、タティアナ・トロヤノスは『カプリッチョ』と共通するメンバーだ。

 そして、MBSラジオの『報道するラジオ』を途中から聴く。
 いわゆる安倍談話の特集が組まれていた。
 まさしく「報道」するラジオだ。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、瀧羽麻子の『オキシペタルムの庭』<朝日新聞出版>を読み始めたりする。


 今日も、バナナとブルーベリーヨーグルトを食す。
 なお、夕飯では、お米に味噌汁、いわしの生姜煮、生野菜、ひじき、納豆といったものを食す。
 ほぼ通常の内容に戻ってきた。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年08月13日

長崎県雲仙市千々石の久保田食堂が閉店していたことを知った(CLACLA日記)

 昨夜は雨が降っていたが、今日はどんよりとした感じはありつつも青空も見えるお天気だった。

 気温は少し下がったか。
 それでも、まだまだ暑さはとても厳しいが。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に、熱中症にはご用心のほど。


 諸々あって身体がだろし。
 やれやれ。


 沖縄県の海上で、特殊作戦部隊の訓練中の米軍ヘリコプターが着艦に失敗するという事故が発生した。
 負傷者の中には、陸上自衛隊の隊員2名(中央即応集団所属)が含まれており、先日日本共産党の小池晃議員によって暴露された内部文書のことをすぐに思い出す。
 どこもかしこも、タガが外れまくってないか。

 一方、安倍首相が地元山口で自民党総裁選での再選に意欲を見せたと報じられている。
 「2018年までいけば、山口県出身の安倍晋三となる」云々かんぬんと発言していたとも。
 明治維新から50年後に寺内正毅、100年後に佐藤栄作と、いずれも山口県出身の総理大臣だったことをうけて、自分が150年目の総理でありたいというものだけれど、おふざけなさんなの一語である。
 度し難し。
(まあ、自らすぐに政権を投げ出すとは言いにくいだろうが。いずれにしても、安倍晋三という人は自己顕示まずありきの人物にしか思えない)


 大阪戦略調整会議が流会となる。
 もう一人の嘘つきペテン師がまたぞろ動き出すのではないか。
 あまりにもわかりやすい筋書きに思えてならない。


 昨夜、KBS京都でAKB48のオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進める。
 AKB48のオールナイトニッポンは、入山杏奈、武藤十夢、内山奈月の出演。
 内山奈月は、ちょっと憲法ネタを封じられているような感じだ。


 7時過ぎに起きて、仕事関係の予定をすませる。


 その後、フラウト・トラヴェルソの有田正広とボッケリーニ・クヮルテットが演奏したモーツァルトのフルート4重奏曲集<DENON>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 戸田学の『上岡龍太郎話芸一代』<青土社>を読了する。
 上岡龍太郎その人の魅力はもちろんのこと、それを支えたブレーンの存在についても詳しく触れられていた点が興味深かった。
 ああ、面白かった!
 それにしても、今上岡龍太郎という人が現役ならばと思わずにはいられない。


 あまりの眠たさに、少しうとうととする。


 メゾソプラノのチェリーリア・バルトリがアダム・フィッシャー指揮エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団の伴奏で歌ったサリエリのアリア集<DECCA>、マルク・ミンコフスキ指揮トゥルリー宮音楽隊他が演奏したロッシーニの歌劇『幸運な錯覚』全曲<ERATO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』について考えたり、吉永南央の『その日まで』<文藝春秋>を読み始めたりする。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、バルトリやリカルド・シャイー指揮ボローニャ・テアトロ・コムナーレ管弦楽団他が演奏したロッシーニの歌劇『ラ・チェネレントラ』全曲<DECCA>のうち第1幕の一部を聴きながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『特集・ヨーロッパ夏の音楽祭』で今年のシュヴェチンゲン音楽祭におけるトリオ・ワンダラーのコンサートのライヴ録音(2015年5月20日、シュヴェチンゲン・モーツァルトザール)を聴く。
 フォーレのピアノ3重奏曲、ラヴェルのピアノ3重奏曲、シューベルトのピアノ3重奏曲変ホ長調が演奏されていた。

 続けて、ヴァンニ・モレット指揮アタランタ・フーギエンスが演奏したフランチェスコ・ザッパの6つの交響曲集<DHM>と、イーヴォ・ポゴレリッチが弾いたドメニコ・スカルラッティのソナタ集<ドイツ・グラモフォン>を聴く。


 夕飯後、ネットで調べ物をしていて、長崎県雲仙市千々石の久保田食堂が閉店していたことを知った。
 母方の祖母を除くと、父方母方ともに出自はいずれも関西なのだけれど、戦争が大きく関係して(引き上げ等々)両親ともに千々石で育った。
 で、夏のお盆時に千々石を訪ねた際、決まって食べていたのがこの久保田食堂の皿うどんだった。
 大きな皿にどでんと盛られた皿うどんは太麺。
 焼きそば風に焦げ目がついたその麺の上に、こくがあって、それでいてしつこくないあんがかかっている。
 そのまま食べてもいいし、リポビタンDか何かの小さな瓶に入れられたソースをかけてもいい。
 ここの皿うどんは、本当にめっぽう美味しかった。
 長崎市内も含めて、自分の中では指折りの皿うどんだったと思う。
 そういえば、大学に入ってからか、この皿うどんを食べたさに(というのはちょっと大げさだけれど大きな目的の一つではあった)、千々石を訪れたこともあったっけ。
 その後、ちょっと味が変ったみたいと知らされてはいたが。
 いずれにしても、もうあの皿うどんを食べることができないのか。
 どうにも残念で仕方ない。


 今日も、バナナとブルーベリーヨーグルトを食す。
 ただし、夕ごはんはお蕎麦とおにぎり。
 ちょっとずつ胃をならしているところだ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年08月12日

無茶は禁物(CLACLA日記)

 どんよりとした感じは増すも、一応晴天が続く。

 少しだけ気温が下がったか。
 それでも、猛暑は続く。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 日本航空ジャンボ機の墜落から30年が経った。
 犠牲となられた全ての方々に、深く、深く、深く、深く、深く黙祷。


 九州電力川内原子力発電所1号機の再稼働に関して、いろいろと考え続けている。


 映画監督の窪川健造が亡くなった。85歳。
 東京大学卒業後、新藤兼人や吉村公三郎の近代映画協会に加わる。
 助監督を務めたのち、松川事件を描いた『手をつないで』で監督デビューを果たし、その後はテレビドラマの演出も手掛けた。
 なお、父は窪川鶴次郎、母は佐多稲子さんである。
 深く、深く黙祷。


 宇野宗佑元首相の妻、宇野千代が亡くなった。90歳。
 例の一件のことがどうしても思い出されて仕方がない。
 この人の90年の生涯について、いろいろと考えてしまった。
 黙祷。


 昨夜外出し、堺市(鳳)の友人宅へ。
 朝方4時過ぎまで、美味しい餃子をいただいたり聞し召したりしながら、あれこれと話をする。
 ああ、面白かった!
 が、無茶は禁物とも思った次第。


 京都に戻ったのち、仕事関係の予定をすませる。


 で、帰宅。
 あまりの眠気に勝てず、2時間ほど眠る。


 夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、アレクサンダー・リープライヒ指揮ミュンヘン室内管弦楽団が演奏したロッシーニの序曲集<SONY/BMG>を聴いたりしながら、戸田学の『上岡龍太郎話芸一代』<青土社>を読み進めたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『特集・ヨーロッパ夏の音楽祭』で、今年のベルゲン国際音楽祭からアンドルー・マンゼ指揮ベルゲン・フィルのコンサートのライヴ録音(2015年6月6日、ベルゲン・グリーグ・ホール)を聴く。
 シベリウスの交響曲第7番、世界初演となるノアゴーのヴァイオリンとチェロのための2重協奏曲(ペーテル・ヘレスタールのヴァイオリン独奏、ヤコブ・クルベアのチェロ独奏)、グリーグのピアノ協奏曲(ロナルド・ブラウティハムの独奏)が演奏されていた。
 グリーグのピアノ協奏曲は、初稿版による演奏だ。

 続けて、アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団とクラウディオ・アバド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したロッシーニの序曲集<前者はRCA、後者はドイツ・グラモフォン>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『上岡龍太郎話芸一代』を読み進めたりする。


 今日は、バナナとブルーベリー入りヨーグルトを食す。
 って、これが夕飯だったんだけど…。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月11日

外出前はモーツァルトを聴く(早めのCLACLA)

 晴天。
 いいお天気、いい青空が続く。

 猛暑烈暑も続く。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に、熱中症にはご用心ほど。


 九州電力川内原子力発電所1号機が再稼働される。
 いろいろと考えることあり。


 参議院の安保特別委員会は、日本共産党の小池晃議員の質問により結局散会となる。
 小池議員が統合幕僚監部の内部文書(アメリカとの軍軍間の調整機関を設ける等、8月中の安保法案成立を前提とした内容)を暴露したため。
 いろいろと考えることあり。


 昨夜、ヴァイオリンのクリスティアン・テツラフとデヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、ロマンス第1番&第2番<ARTE NOVA>や、KBS京都でウーマンラッシュアワー・村本大輔のオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。

 その後、グレン・グールドが弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ第8番、第10番、第12番、第13番<SONY/BMG>と、第11番「トルコ行進曲つき」、第16番、第15番他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 午後、テオドール・クレンツィス指揮ムジカ・エテルナ他が演奏したモーツァルトの歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』全曲<同>や、ハーゲン・カルテットが演奏した同じくモーツァルトの弦楽4重奏曲第20番「ホフマイスター」、第22番「プロシャ王第2番」、第23番「プロシャ王第3番」<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたりする。
 『水の上で歌う』は、原稿用紙に換算して72枚分を超えた。
 あともう少しで第1稿が完成する。


 佐藤忠男の『喜劇映画論』<中日新聞社>を読了する。
 佐藤さんがこれまで執筆してきた喜劇映画や喜劇役者に関する文章をまとめた一冊。
 ああ、面白かった!

 続けて、戸田学の『上岡龍太郎話芸一代』<青土社>を読み始める。
 上岡龍太郎の話芸に関して、上岡さん自身への聞き取りも交えつつ綿密に考察した一冊である。
 加えて、上岡流講談『ロミオとジュリエット』(1996年8月7日、大阪千里セルシーホールでのライヴ録音)のCDが付されていて、これがまためっぽう面白い!


 今日は、今から仕事関係の用件を片付けたのち、堺の友人宅を訪れる予定なり。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月10日

嘘つきペテン師に騙されてはならない!(CLACLA日記)

 少しどんよりとした感じはありつつも、晴天が続く。

 猛暑烈暑も続く。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に、熱中症にはご用心のほど。


 参議院の予算委員会で、広島の平和記念式典において「非核三原則の堅持」を省略したのは自らの判断であった旨、安倍首相が答弁した。
 つまるところ確信犯、厳しい反応を受けて長崎ではあいさつ内で発言したということではないか。
 どうにもこうにも度し難い。
 また、新国立競技場の問題に関して、「自らの責任」であり、下村文部科学大臣の更迭はないとも安倍首相は答弁している。
 自らの責任だというのなら、安倍首相自らが責任をとって辞任すべきだと思う。
 年金問題の頃からそうだったけれど、何から何まで信用信頼のおけない人間だ。

 世論調査で安倍内閣の支持率が下がっている。
 当然というほかない。


 明日、九州電力が川内原子力発電所1号機の再稼働を予定している。
 本当に「安全」なのか。
 再稼働して大丈夫なのか。
 いろいろと考えることあり。


 昨夜、ファジル・サイが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ集<naïve>、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、ニコラウス・アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第3番「英雄」、第4番&第7番<TELDEC>、アルテミス・カルテットが演奏した同じくベートーヴェンの弦楽4重奏曲第11番「セリオーソ」&第7番「ラズモフスキー第1番」<Virgin>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』について考えたり、佐藤忠男の『喜劇映画論』<中日映画社>を読み進めたりする。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、『水の上で歌う』を書き進める。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『特集・ヨーロッパ夏の音楽祭』で、今年のアルゲリッチ・プロジェクトから、マルタ・アルゲリッチらソリストとヤーツェク・カスプシク指揮スイス・イタリア管弦楽団とのコンサートのライヴ録音(2015年6月29日、ルガーノ会議センター)を聴く。
 セルゲイ・ババヤンの独奏によるプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番、ルノー・カプソンの独奏によるブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番、アルゲリッチとアレクサンドル・ガーニングの独奏によるプーランクの2台のピアノのための協奏曲が演奏されていた。

 続けて、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したモーツァルトの交響曲第40番&第41番「ジュピター」<DHM>とセレナード第9番「ポストホルン」による交響曲<SONY>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』について考えたり、『喜劇映画論』を読み進めたりする。


 今日は、オイシスのチーズケーキ・タルトを食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 チーズケーキをのせたタルトで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 嘘つきペテン師に騙されてはならない!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年08月09日

長崎への原子爆弾投下から70年が経った(CLACLA日記)

 アメリカ政府による長崎市への原子爆弾の投下から、今日で70年が経った。
 原子爆弾、並びに戦争で犠牲となられた全ての方々に、深く、深く、深く、深く、深く黙祷を捧げます。

 NHKのラジオ第1で10時55分から放送された、長崎市の平和記念式典の実況中継を聴き、11時2分に黙祷を行う。
 田上富久長崎市長の平和宣言や被爆者代表の谷口稜曄さんの平和への誓いには、安保法案に対する懸念の言葉や憤りの言葉が含まれていた。
 一方、安倍首相はようやく非核三原則の堅持を口にしたものの、とってつけた感じ、上っ面な感じは全く否めない。
 ますますこの人物に対する不信感が増した。

 そういえば、母校城山小学校の5年、6年の生徒が『子らのみ魂よ』という歌を歌っていて、自分自身も在校中に長く歌っていた歌だけに、いろいろと心を動かされた。


 晴天。
 いいお天気、いい青空が続く。

 猛暑烈暑もまだまだ続く。
 ただし、夕方以降はほんの少し涼しくなってきた気がするが。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に、熱中症にはご用心のほど。


 暑さのせいか、身体が重たい。
 やれやれ。


 昨夜、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進める。


 朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。


 クラウディオ・アバド指揮マーラー・チェンバーオーケストラが演奏したブラームスのセレナード第1番<ドイツ・グラモフォン>、NHK・FMの『トーキング・ウィズ松尾堂』(途中から)と『きらクラ!』、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏したモーツァルトの交響曲第40&第39番<ERATO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、原武史の『皇后考』<講談社>を読み進めたりする。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で、準・メルクス指揮大阪フィルが演奏したベルリオーズの幻想交響曲のライヴ録音(第488回定期演奏会、2015年5月16日、フェスティバルホール)を聴く。

 続けて、同じくNHK・FMの『リサイタル・ノヴァ』(クラリネットの金子平が出演)、コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏したヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲全曲<ERATO>、コープマンがチェンバロを弾いたバッハのフランス組曲全曲<同>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたりする。


 『皇后考』を読了する。
 明治以降の皇后について、神功皇后や光明皇后のエピソードと密接に絡み合わせつつ、スリリングなほどに考察してみせた一冊。
 圧巻なり。
 ああ、面白かった!

 続けて、佐藤忠男の『喜劇映画論』<中日映画社>を読み始める。


 今日は、有楽製菓のブラックサンダー・ピーナッツを食す。
 六角のローソンストア100で、税込み28円だったもの。
 おなじみ小さなチョコバー、ブラックサンダーにピーナッツが入ったもの。
 まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 夜になっても、身体が重たし。
 やれやれ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年08月08日

高校野球の中継延長でN響の番組を聴けず大不快(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空が続く。

 今日も気温が上昇し、暑さがとても厳しい。
 ただし、ほんの少し暑さがやわらいだようにも感じられた。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に、熱中症にはご用心のほど。


 自らは前線に出ない。
 自らは責任をとらない。
 まさしく卑劣漢のやり口だ。
 そして、卑劣漢を支持し、許容し、黙認して恥じない人間こそ、一番の卑劣漢である。
 卑劣漢にはなるまい。


 昨夜、オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第30番他<RCA>やNHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
 乾き、実によろし。
 ああ、すっきりした!


 マティアス・バーメルト指揮ロンドン・フィルが演奏したパリーの交響曲第5番他<CHANDOS>、ゲオルク・ショルティ指揮ロンドン・フィルが演奏したハイドンの交響曲第96番「奇蹟」&第101番「時計」<DECCA>、ヴァイオリンのギル・シャハムとアンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団が演奏したバーバー&コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲他<ドイツ・グラモフォン>、プレヴィン指揮ロンドン交響楽団が演奏したコルンゴルトの交響曲他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、原武史の『皇后考』<講談社>を読み進めたりする。


 17時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 ショスタコーヴィチの特集ということで、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を愉しみにしていたら、高校野球が延長となってその放送をやっている。
 試合は終わったものの、インタビューとちょっとした解説が残っているためだ。
 試合途中ならまだしも、試合が終わったというのにごたくたやっているのは、高校野球にほとんど興味がない人間にとっては本当に腹立たしいかぎりである。
 しかも、ようやく中継が終わったと思ったら、今度はサウンドライブラリーをのたっとやり始める。
 で、『N響 ザ・レジェンド』が始まるだろうと待っていたら、このサウンドライブラリーが30分も続く。
 放送休止なら放送休止ときちんと案内すべきだろうが。
 結局、鎌倉辺りの坊さんや何かのトレーナー(この男の口ぶりがどうにも不愉快)を延々と聴かされる。
 テレビがないのでNHKに受信料は払っていないが、昨今の御用放送ぶりと併せて、これでは向後一切NHKへ受信料を払う気にはなれぬわ。
 不愉快千万。

 国会はまともに中継しないくせに、高校野球の試合終了後のインタビューや解説は必死で報じようとするんだから、NHKの担当者もとちくるっているのではないか。


 ピアノのエリザベート・レオンスカヤとボロディン・カルテットが演奏したショスタコーヴィチのピアノ5重奏曲&ピアノ3重奏曲第2番<TELDEC>、ボロディン・カルテット他が演奏したシューベルトの弦楽5重奏曲<同>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』について考えたり、『皇后考』を読み進めたりする。


 今日は、有楽製菓のブラックサンダーを食す。
 近くのグルメシティで、税込み31円だったもの。
 まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年08月07日

午前中、図書館へ行った(CLACLA日記)

 晴天。
 と、思っていたら突然の雨。
 その後もどんよりとした感じが続き、雷鳴も轟く。

 気温は今日も上昇し、暑さがどうにも厳しくどうにも激しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に、熱中症にはご用心のほど。


 自民党の武藤貴也議員が、自らは戦争に行かない旨公言したという。
 政治家はどうこうと述べているらしいが、結局のところ厚顔無恥の卑劣漢だということだ。
 こういう卑劣漢が屁理屈を繰り返すことで、真の愛国心の持ち主までが迷惑をこうむる。
 当然、武藤議員をさらなる屁理屈でもって庇おうとする者も自ら命を捨てる気のない卑劣漢である。
 なお、当方は、本来徴兵制には強く反対する人間だが、現在の安保法案を強行に推し進めるというのであれば、70歳以下の日本国民を公平に徴兵する完全徴兵制を施行すべきだとも考えている。
 もちろん、武藤議員はいの一番に徴兵されて然るべきだ。


 昨夜、KBS京都で松岡茉優のオールナイトニッポン(岡村隆史は夏休み)やアルコ&ピースのオールナイトニッポン・ゼロを聴いたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進める。


 朝早くに起きて、仕事関係の予定をすませる。


 その後、下京図書館へ。
 真嶋雄大の『グレン・グールドと32人のピアニスト』<PHP>、川本三郎の『小説を、映画を、鉄道が走る』<集英社>、志川節子の『春はそこまで』<文藝春秋>、藤野眞功の『アムステルダムの笛吹き』<中央公論新社>、オタ・フィリップの『お爺ちゃんと大砲』<春風社>を返却し、予約しておいた原武史の『皇后考』<講談社>、佐藤忠男の『喜劇映画論』<中日映画社>、戸田学の『上岡龍太郎話芸一代』<青土社>、吉永南央の『その日まで』<文藝春秋>、瀧羽麻子の『オキシペタルムの庭』<朝日新聞出版>、ジュンパ・ラヒリの『低地』<新潮社>を新たに借りる。


 帰宅後、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』や、山田一雄指揮大阪センチュリー交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」他<ライヴノーツ>、山田一雄指揮新日本フィルが演奏したモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」他<フォンテック>、山田一雄指揮新星日本交響楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第5番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』について考えたり、『皇后考』を読み始めたりする。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 夕飯後、ピアノのオリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンの変奏曲集<DECCA>と、ディアベッリの主題による33の変奏曲他<RCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『皇后考』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年08月06日

広島への原爆投下から70年(CLACLA日記)

 アメリカ政府による広島市への原子爆弾投下から70年が経った。
 原子爆弾、並びに戦争の犠牲となられた全ての方々に、深く、深く、深く、深く、深く黙祷を捧げます。

 広島市での平和記念式典のあいさつで、安倍首相が国是である非核三原則の堅持について触れないなど、いつもの如く上っ面の言葉を繰り返していた
 そういえば、参議院の特別委員会で中谷防衛相が、「核兵器の輸送に関して、法律上は特定の物品の輸送を排除する規定はないが、非核三原則があるため運搬は想定していない」旨答弁していて、それ自体どうにもこうにもだけれど、首相自らが非核三原則の堅持に触れぬ状況では、一層不信の念を持たれても仕方がないだろう。

 一方、今日から始まった全国高校野球選手権大会の開会式の選手宣誓で、鳥羽高校(旧京都二中)の梅谷成悟主将が「次の100年を担う者として、8月6日の意味を深く胸に刻み」と語っていた。
 同じ「しゅしょう」でも、当然ながら梅谷君の言葉のほうに僕は心を強く動かされた。
 安倍晋三は首相ではあるけれど、主将でもなければ主唱でもなく、ましてや殊勝でもない。
 まさしく腫相であり、主傷である。


 吉本新喜劇の元座長で、俳優の花紀京が亡くなった。78歳。
 現代の漫才の始祖となるエンタツ・アチャコの横山エンタツの次男として大阪に生まれ、はじめ花登筺の門下となり、劇団『笑いの王国』に参加する。
 劇団解散後、吉本に転じ、吉本新喜劇の座長に就任。
 岡八朗(旧八郎)や原哲男らと一時代を画したほか、テレビドラマや映画等幅広く活躍する。
 また、味わい深い声の持ち主としても知られ、ナレーションなど強く記憶に残る。
 とぼけた雰囲気で間が良く、おかかなしさをためた演技が懐かしい。
 長く闘病中だった。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 晴天。

 猛暑烈暑が続く。
 皆さん、熱中症などにはくれぐれもお気をつけくださいね。


 昨夜、KBS京都でAKB48のオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時少し前まで仕事関係の作業を進める。
 AKB48のオールナイトニッポンは倉持明日香の卒業特集で、大家志津香、北原里英と落ち着く顔ぶれ。
 それにしても、AKB48のファンではないが、他に聴きたいものがないのでこの番組を聴いている人間にとって、倉持明日香の卒業は痛い。
 と、いうのも彼女がとても耳馴染みのよい声質をしているからだ。
 声自体は似ていないけれど、宮崎美子や石田ゆり子、本仮屋ユイカらに通じる、ふわっと耳の奥に入り込むようなソフトな声質の持ち主なのである。
 スポーツキャスターを目指しての卒業ということだけど、できれば声の仕事(ただし、声優ではない)も続けて欲しいなあ。
(いやまあ、スポーツ選手とすぐに結婚してしまうような気もするが。もう相手もいるかもしれないし)


 トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したマーラーの交響曲第1番「巨人」<SONY/BMG>、ソプラノのバーバラ・ボニーとリカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したマーラーの交響曲第4番&ベルクの初期の初期の7つの歌<DECCA>、ボニーがマルコム・マルティノーのピアノ伴奏で歌ったリヒャルト・シュトラウスの歌曲集<同>、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラが演奏したブラームスの交響曲第4番、ハンガリー舞曲第5番&第6番<PHILIPS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』について考えたり、オタ・フィリップの『お爺ちゃんと大砲』<春風社>を読み進めたりする。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、湯浅卓雄指揮新日本フィルが演奏した大木正夫の日本狂詩曲&交響曲第5番「ヒロシマ」<NAXOS>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、プロムス2015からレイフ・オヴェ・アンスネスのピアノ独奏と指揮によるマーラー・チェンバーオーケストラのコンサートのライヴ録音(2015年7月24日、ロイヤル・アルバート・ホール)を聴く。
 ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番と合唱幻想曲などが演奏されていた。
 デヴィッド・ヒル指揮BBCシンガーズによるシェーンベルクの『地には平和を』は、今日という日に相応しいと思う。

 続けて、湯浅卓雄指揮ニュージーランド交響楽団が演奏した山田耕筰の序曲と湯浅卓雄指揮アルスター管弦楽団が演奏した山田耕筰の交響曲『かちどきと平和』<NAXOS>、湯浅卓雄指揮アイルランド国立交響楽団が演奏した諸井三郎のこどものための小交響曲、交響的二楽章、交響曲第3番<同>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたりする。
 『水の上で歌う』は4(最後の章)に入った。


 『お爺ちゃんと大砲』を読了する。
 含みの多い作品だった。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年08月05日

夜郎自大、忌むべし(CLACLA日記)

 晴天が続く。

 猛暑烈暑が続く。
 暑い暑い暑い暑い!
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に、熱中症にはご用心のほど。


 驕れる者は久しからず。
 夜郎自大、忌むべし。

 それにしても、安倍首相以下、高村や岸田、中谷、下村、菅、礒崎、大西、武藤といった政府与党の連中のいいかげんさ、品性下劣ぶりには憤りを覚える。
 僕自身は現行の安保法案にはどうしても賛成することはできかねるし、安倍内閣も自民党も支持しかねるが、もし賛成支持の側に立つとしても、彼らの姿勢には疑問を持たざるをえないだろう。
 これでは、国民の多数の理解を得られまい。
 便所の落書きをどうこうする前に、まず彼らの道徳をなんとかするのが先だ。
(しかも、こういった連中が道徳を諄々と語るのである。こんな馬鹿な話があるか)


 作家の阿川弘之が亡くなった。94歳。
 広島県の生まれで、戦中は海軍士官として過ごし、その時代をテーマとした作品もすくなくない。
 戦後小説家となり、長く文筆活動を続けた。
 遠藤周作や北杜夫、吉行淳之介、開高健らとの交流でも知られる。
 なお、阿川佐和子は長女である。
 黙祷。


 昨夜、アルテミス・カルテットが演奏したドヴォルザークの弦楽4重奏曲第13番&ヤナーチェクの弦楽4重奏曲第2番「ないしょの手紙」<Virgin>を聴いたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進める。


 朝早くから、部屋の暑さに悩まされる。
 やれやれ。


 ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、ソプラノのバーバラ・ボニーがジェフリー・パーソンズのピアノ伴奏で歌ったシューベルトの歌曲集<TELDEC>、ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルが演奏した『ポピュラー・コンサート』<タワーレコード/DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、オタ・フィリップの『お爺ちゃんと大砲』<春風社>を読み進めたりする。
 『水の上で歌う』は、原稿用紙に換算して66枚を超えた。
 ほかに、福永文夫の『大平正芳』<中公新書>の拾い読みもする。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 途中、近くのグルメシティで、週刊文春の小林信彦の連載エッセイを立ち読みした。
 ここのところ、若尾文子に関する文章が続いている。


 帰宅後、フェルディナント・ライトナー指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」&第31番「パリ」、『レ・プティ・リヤン』序曲<タワーレコード/ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、部屋の整理を行う。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、プロムス2015におけるトーマス・センデゴー指揮BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団(BNOW)のコンサートのライヴ録音(2015年7月21日、ロイヤル・アルバート・ホール)を聴く。
 プーランクのオルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(ジェイムズ・オドネルの独奏)、ストラヴィンスキーの詩篇交響曲、ハイドンのテ・デウム、モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」が演奏されていた。

 続けて、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したスメタナの管弦楽曲集<DECCA>、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したドヴォルザークの交響的変奏曲、チェコ組曲&ブラームスのハンガリー舞曲集<ドイツ・グラモフォン>を聴く。
 ちなみに、ドホナーニが指揮したアルバムには、歌劇『リブシェ』の序曲や『売られた花嫁』の管弦楽曲が収められているが、プラハの退役砲兵大佐と彼の周囲の人々の不思議な物語『お爺ちゃんと大砲』の中にも、人物設定の関係で『リブシェ』や『売られた花嫁』という言葉が度々登場する。
 てか、だからこのCDを聴いたんだけど!


 夕飯後、『水の上で歌う』を書き進めたり、『お爺ちゃんと大砲』を読み進めたりする。
 『水の上で歌う』は原稿用紙に換算して69枚となり、3を書き終えた。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2015年08月04日

馬鹿につける薬はない(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空が続く。

 気温の上昇も続く。
 今日も今日とて暑さがとてつもなく厳しく、とてつもなく激しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 礒崎首相補佐官や下村文部科学大臣の辞任はもちろんのこと、早々に安倍内閣には退陣してもらいたいと思っている。
 しかし、彼彼女らが辞任したからといって、全てが終わるわけではない。
 そのことだけは忘れてはなるまい。
(礒崎氏に関して、自民党の高村副総裁が「潔くて良かった…」などと口にしたそうだ。馬鹿につける薬はない)


 自民党の武藤貴也衆議院議員の愚劣なツイートについて、朝日新聞朝刊が報じている。
 百田尚樹を呼んで呆けた勉強会を開催した文化芸術懇話会の一員で、ブログのほうにも得手勝手手前勝手な言説を垂れ流して恥じぬ人物だ。
 これまた、馬鹿につける薬はない。


 俳優の泉政行が亡くなった。35歳。
 『仮面ライダー555』よりも、『科捜研の女』のイメージが僕には強い。
 まだ35歳。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 明け方5時過ぎに眠る。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』を途中まで聴く。
 武藤議員のツイートについて、妹尾さんも怒りの言葉を口にしていた。


 アントネッロ・マナコルダ指揮カンマー・アカデミーポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>(2回)とフォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集<EMI>を聴き、それぞれのCDレビューをアップする。
 詳しくは、前々々回と前々回の記事をご参照のほど。

 その後、タンが弾いたシューベルトとベートーヴェンのクラヴィーアのための小品集<同>を聴く。


 仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、藤野眞功の『アムステルダムの笛吹き』<中央公論新社>を読み進めたりする。
 ほかに、福永文夫の『大平正芳』<中公新書>の拾い読みもした。
 安倍某や礒崎某、武藤某と大平正芳の格の違いを痛感する。
 大平さんのアメリカへの協力関係を知ってもなおだ。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、マナコルダ指揮カンマー・アカデミーポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第3番&第7番「未完成」<SONY/BMG>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、プロムス2015から、アンドリス・ネルソンス指揮バーミンガム・シティ交響楽団のコンサートのライヴ録音(2015年7月19日、ロイヤル・アルバート・ホール)を聴く。
 ベートーヴェンのバレエ音楽『プロメテウスの創造物』序曲、ウールリッチの『フォーリング・ダウン』(マーガレット・クックホーンのコントラファゴット独奏)、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」が演奏されていた。
 いっとう面白かったのは、ウールリッチの作品。
 真夏の第九は今一つしっくりとこず。


 続けて、ヒュー・ウルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギのボッティチェッリの3枚の絵、組曲『鳥』、リュートのための古風な舞曲とアリア第1&第3組曲<TELDEC>を聴き、CDレビューをアップする。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。


 夕飯後、仕事関係の作業を進める。


 『アムステルダムの笛吹き』を読了し、オタ・フィリップの『お爺ちゃんと大砲』<春風社>を読み始める。


 今日は、クリームたっぷり卵プリンを食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 ホイップクリームをのせた柔らかい食感のプリンで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 本当に、馬鹿につける薬はない。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の好きなレスピーギ 組曲『鳥』他

☆レスピーギ:組曲『鳥』他

 指揮:ヒュー・ウルフ
管弦楽:セント・ポール室内管弦楽団
 録音:1993年2月、9月、1994年2月
    セント・ポール オードウェイ音楽劇場
    デジタル・セッション
<TELDEC>4509-91729-2


 ハリウッドがまだ力を誇っていた頃に製作された、古代ローマを舞台にした歴史劇が苦手だ。
 エリザベス・テーラーあたりが派手派手しい衣裳で身を包み濃い目の化粧をして大仰な芝居をしれっとやっている、あの嘘臭さがどうにも苦手だ。
 これが同じ派手派手しい衣裳を身に包んだ大仰な芝居でも、東映歴史劇、ならぬ東映時代劇なら無問題、大いに愉しめてしまうのは不思議だけれども。
 同様に、古代ローマを舞台にしたレスピーギの交響詩『ローマの祭』も本当に苦手だ。
 冒頭の下卑たファンファーレからして、ファシスト大進軍てな感じすら覚えて聴くのが辛くなる。
 だから、財布紛失による中瀬財政破綻を受けた中古CD売却の際、参考までに買っておいたダニエレ・ガッティ指揮のローマ三部作のCDは迷わず売ってしまった。
 ただし、レスピーギでも、ロッシーニの音楽を仕立て直したバレエ音楽『風変わりな店』とラモーらのクラヴサン曲を仕立て直した組曲『鳥』だけは、話が別。
 ストラヴィンスキーのバレエ音楽『プルチネッラ』をはじめ、新古典派期に流行した過去の音楽の仕立て直し、造り直しが、僕はどうにも大好きなのである。
 そういや、これって、当方の文章のあり様にもうかがえることじゃございませんか?
 で、『風変わりな店』は、シャルル・デュトワとモントリオール交響楽団のCDがずいぶん前から手元にあったんだけど、『鳥』のほうは今まであいにくこれはというCDを見つけることができないでいた。
 それが、先日ワルティ・クラシカルの閉店セールでこのアルバムを見つけることができた。
 あな嬉し。
(って、正確にいえば、このCDの存在自体は前々から承知していたが)

 セント・ポール室内管弦楽団はとびきり精度の高いオーケストラとまではいえないものの、個々のソロもなかなか達者だし、アンサンブルだってインティメートな具合にまとまっている。
 それに、ヒュー・ウルフも音楽の勘所をよく押さえたシャープな音楽づくりを心掛けていて、こちらも問題ない。
 カップリングは、春、東方博士の来訪、ヴィーナスの誕生の三枚の絵をイメージしたボッティチェッリの3枚の絵に、リュートのための古風な舞曲とアリアの第1&第3組曲。
 ところどころ、ちょい悪親父ならぬ、ちょい鳴る音楽というか、古代ローマ風の音型やら若干派手目なオーケストレーションの芽みたいなものがうかがえるのだけれど、嫌になるほど気にはならず。
 有名な第3組曲のシチリアーナなど、やっぱり親しみやすく美しいなあと思った次第。

 大げさなレスピーギは苦手という人にこそお薦めしたい、悪目立ちしない一枚だ。
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メルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集

☆シューベルト:4つの即興曲D.899&D.935

 独奏:メルヴィン・タン(フォルテピアノ)
 録音:1987年 モールティングス・スネイプ
    デジタル・セッション
<EMI>CDC7 49102 2


 今やモダン・ピアノに戻ってしまったメルヴィン・タンの、フォルテピアノの気鋭として活躍していた頃を代表するアルバムである。
 1814年製のナンネッテ・シュトライヒャーのコピー楽器を使用して、シューベルトの二つの4つの即興曲集(計8曲)を録音したものだが、作品の持つ叙情性や歌唱性がフォルテピアノの繊細な響きでもってよく再現されている。
 技術的に見れば(聴けば)、若干気にかかる部分もなくはないのだけれど、訥弁の雄弁、訥弁の能弁というか、めくるめくテクニックのひけらかしではないからこそ、シューベルトが刻みつけた様々な心の動き、音の逡巡に気づかされたりもする。
 馴らされ矯めされたシューベルトに倦み疲れた方々にお薦めしたい一枚だ。

 できれば、タンにはハンガリーのメロディーなど、もっとシューベルトの小品をフォルテピアノで録音しておいて欲しかった。
 そのほうが、より彼の身の丈にもあっていたはずで、とても残念でならない。
posted by figarok492na at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マナコルダが指揮したシューベルトの交響曲第5番&第6番

☆シューベルト:交響曲第5番&第6番

 指揮:アントネッロ・マナコルダ
管弦楽:カンマー・アカデミーポツダム
 録音:2012年8月 ベルリン・テルデックス・スタジオ
    デジタル・セッション
<SONY/BMG>88765426962


 イタリア出身でマーラー・チェンバーオーケストラのコンサートマスターだったアントネッロ・マナコルダと、若き手兵カンマー・アカデミーポツダムが進めているシューベルトの交響曲全集から、第5番と第6番を収めたCDを聴く。
 緩急強弱のメリハリがよく効いた音楽づくりに、金管楽器やティンパニはピリオド楽器を使用するという、まさしくピリオド・スタイルを貫いた演奏だが、表面的なスタイルをなぞっていることにこのCDの魅力があると考えれば、それは大きな間違いだろう。
 このCDに限らず、マナコルダとカンマー・アカデミーポツダムが演奏したシューベルトの交響曲の魅力は、粗さざらつきを感じるその音色を含めて、そうしたピリオド・スタイルがシューベルトの音楽の持つ感情の激しい動きと切実さ、虚無感を痛いほどに明示しているところにある。
 一般的には穏美な作品と目されがちな第5番のシンフォニーだけれど、マナコルダとカンマー・アカデミーポツダムはシューベルトが下敷きにしたモーツァルトの交響曲第40番を想起させるかの如く、エモーショナルに再現する。
 例えば、第3楽章での金管の微かな鋭い響きなど、それこそピリオド楽器を使用しているからこそ生み出されたはっとする瞬間だ。
 一方、同じ調性の「ザ・グレート」に比して、小さなハ長調と呼ばれることのある第6番では、この作品が内胞する劇的な拡がり、音としての鮮烈なドラマが余すところなく表現されている。
 両端楽章の疾走感と、ときに訪れる逡巡、第2楽章の叙情性と歌唱性、第3楽章のコントラストの妙と、全篇全く聴き飽きることがない。
 シューベルトの交響曲第5番と第6番で「ふるえる」想いがしたいという方に、大いにお薦めしたい一枚だ。

 なお、hr(旧フランクフルト放送)交響楽団の楽団アカウントが、youtubeにマナコルダ指揮のシューベルトの交響曲第6番をアップしている
 オーケストラの違い、ライヴとセッション録音の違い、音質の違いはありつつも、マナコルダの解釈自体はCDと共通していると思う。
 ご参考までにぜひ。
posted by figarok492na at 15:15| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

御用御用の風が吹く(夜明けのCLACLA)

 晴天。
 いいお天気、いい青空が続く。
 と、思っていたら夕方になって雷鳴が轟き始めた。
 ありゃ。

 今日も気温は上昇し、とてつもない暑さとなる。
 暑い暑い暑い暑い!
 皆さん、くれぐれも熱中症などにはお気をつけくださいね。


 参議院の安保法案関連の特別委員会で、礒崎陽輔首相補佐官の参考人質疑が行われる。
 この間の愚言暴言に関する質疑だが、なんとNHKはこの模様を中継しなかった。
 御用御用の風が吹く。

 警視庁が、安倍首相批判のトイレの落書きを器物損壊の容疑で捜査と。
 いやはやなんともはや。
 御用御用の風が吹く。


 昨夜、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーとアレクセイ・リュビモフが弾いたシューベルトのハンガリー風ディヴェルティスマン<TELDEC>、Radio3音源でトーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したモーツァルトの歌劇『皇帝ティートの慈悲』序曲とブラームスの交響曲第2番(2015年6月12日、リューベック・ムジーク&コングレスハレ)、ファジル・サイが弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ第12番(2015年7月10日、モンペリエ・ベルリオーズ歌劇場)、アンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団が演奏した同じくモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」(2015年7月26日、ザルツブルク・モーツァルテウム)のライヴ録音を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>を2回聴き、CDレビューをアップする。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。

 ほかに、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第1番〜第3番<EMI>も聴く。


 仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、藤野眞功の『アムステルダムの笛吹き』<中央公論新社>を読み進めたりする。
 ほかに、福永文夫の『大平正芳』<中公新書>の拾い読みもした。


 19時少し前に外出して仕事関係の用件を片付けたのち、錦湯さんへ。
 月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection42を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。

 終了後、打ち上げに参加したが、常連さん手造りのサングリアが美味しくって聞し召しているうちにいい気分になってしまい、北杜夫もびっくりの躁状態に陥ってしまった。
 いやはやなんともはや。
 お恥ずかしいかぎり。
 穴があっても入りはしないけど。

 その後、非常に遅めの夕飯をすませたのち、3時過ぎに帰宅する。
 これじゃ身体にいいわきゃないよ、わかっちゃいるけどやめられない。
 おや、まだ酔っているようだぞ…。


 以上、8月3日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 04:46| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネオラクゴ・フロンティアsection42(月亭太遊さんのネオラクゴ企画)

☆ネオラクゴ・フロンティアsection42

 ゲスト:作道雄君
(2015年8月3日20時開演/錦湯)

 section42となる月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアは、前回エキストラとして来られた方や留学生のご新規さん、さらにはおなじみ常連さんといつもの如く幅広いお客さんを集めて開催された。

 で、まずは作道雄君を迎えて、撮影が終わったyoutubeドラマ『フェイク・ショウ』の撮影秘話(桂あおばさんの様子等々)をはじめ、昨日の滋賀県は伊吹山での太遊さんのお仕事の話で盛り上がる。
 ホームグラウンドに戻って話がはずむ太遊さんに対し、作道君も水を得た魚の如くジャブを繰り出す繰り出す。
 おまけに、A-Studioでの鶴瓶さんの一人しゃべり風の場つなぎを作道君が務めていた。

 そして、太遊さんのネオラクゴの新作は『ノブレスオブリージュ 〜カルデラの大翼龍チアゴ〜』。
 ノブレスオブリージュとは、本来「高貴なる者の責任」とでも訳すべきだろうが、ここではより幅を広くとって「人知れぬ栄誉」としたほうが内容によく沿っているように思う。
 てか、もっと簡単にいえば「偉ぶらんで」、「偉ぶるなや」とでもなるか。
 鳩に餌をやっている鳩おじさんがここにも一人、ところがこの鳩おじさんが実は只者でなくて…。
 といった具合に話は進んでいく。
 一見何の変哲もない、どころか一見愚かに見える人たちが、その実世のため人のために尽くしていたという筋立ては、設定も登場人物も異なるとはいえ、前回の『プロポリスマン』の返歌反歌とでも評することができるのではないか。
 もちろんそこはネオラクゴ、駄洒落をあえて多めに盛り込んで、笑いの仕掛けを心掛けていたが。
 どうやらネオラクゴに新しいシリーズが加わったようだ。
 今後の展開が愉しみである。

 別件の所用があると挨拶のみで作道君が退座し、『フェイク・ショウ』や別の作道君との共同作業に関する説明を行ったのちは、マニフェストというか、太遊さんがネオラクゴとフロンティアに対する想いを大いに語った。
 これからさらに活動の幅を広げていくだろう太遊さんだけれど、全てはネオラクゴがあってこそのものという太遊さんの強い意志が伝わってくる話だった。
 太遊さんの一層の活躍を心から期待するとともに、ネオラクゴ・フロンティアをますます愉しみにしていきたいと思った。
 ああ、面白かった!

 なお、来週のネオラクゴ・フロンティアはお休みですのでお間違いなく。
 そして、再来週のネオラクゴ・フロンティアに皆さんもぜひ!
posted by figarok492na at 04:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月03日

アレクセイ・リュビモフが弾いたベートーヴェン もしくは加藤武のこと

☆ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番、第14番、第21番

 独奏:アレクセイ・リュビモフ(フォルテピアノ)
 録音:1992年12月7日〜12日 パリ・サル・アディヤール
    デジタル・セッション
<ERATO>4509-94356-2

 俳優で文学座代表の加藤武が亡くなった。
 加藤さんは東京の築地で生まれ、麻布中学・高校、早稲田大学で学んだのち、一時教職を経て文学座研究所に入り、以後演劇、映画、テレビの世界で活躍した。
 幼い日から芸能芸事に親しみ、中学高校大学(なにせ中学時代の同級生は小沢昭一、仲谷昇、フランキー堺、大学時代の友人は北村和夫に今村昌平だもの)、さらには作家・演芸評論家の正岡容門下として切磋琢磨した加藤さんには、いわゆる新劇で純粋培養された人間では持ちえない幅の広さと味わいの深さがあった。
 また、そうした加藤さんだからこそ、あの久保田万太郎を創立者の一人とする文学座が水に合っていたようにも思う。
 一本気でからっと乾いた正義感と、そのコインの裏表にある浅薄さ、粗忽さが醸し出す滑稽さを江戸っ子気質の一つと定義するならば、加藤さんはまさしく江戸っ子らしい特性を備えた役者だった。
 むろん、それは単純に無意識なまま垂れ流されるものではなく、落語、寄席、芸人の世界に通じることで獲得された客観性によって洗練され、自覚化されたものだったろうけれど。
 そして、洗練され自覚化されてなお垣間見える加藤さんのフラ、素のおかしみが彼の演技に柔らかさを加えていた。
 巷間伝わる悪友小沢昭一や北村和夫らとのエピソード、加藤さん本人が綴った文章からもそれは充分にうかがえる。
 そうした加藤さんの当たり役の一つが、市川崑監督による横溝正史=金田一耕助シリーズにおける橘署長であり、等々力警部だ。
 警察という権力の側にあって、なおかつ強固な正義感の持ち主ながら、どうにもおっちょこちょいでにくめない。
 市川崑監督の人物造形も当然そこにあるとはいえ、加藤武という役者人間の存在なくば、とうてい成立しえなかったキャラクターである。
 そのような加藤さん演じる橘署長なり、等々力警部なりが、アレクセイ・リュビモフがフォルテピアノを弾いて録音したベートーヴェンのピアノ・ソナタ集のCDがあると耳にしたならば、一体如何なる反応を示すだろうか。
 きっと彼ならば、そう耳にしたとたん、中身も聴かずにこう判断するだろう。
 なに、リュビモフのベートーヴェン、そいつの写真はあるのか、うんこれか、なんだこの禿げ頭に分厚い眼鏡は、おまけに髭まで生やしているじゃないか。
 そういや、ソ連にはアファなんとかエフという名前の変なピアニストがいたな。
 あっ、この前ウゴルスキとかいう男のベートーヴェンを聴いたが、あれもおかしかったぞ。
 よし、わかった!
 このCDはいかがわしい!
 さすが橘署長なり、等々力警部なり。
 人を見かけで判断して大失敗の好例、ならぬ悪例である。
(そうそう、ずいぶん前にみのもんたがそれで大きな失敗をやらかした。あれは本当にひどかった)

 リュビモフの容貌は独特だけど、アファナシエフほどには狂気は宿っていないだろう。
 このCDに聴くリュビモフのベートーヴェンは至極真っ当である。
 上述したアファナシエフやウゴルスキはもちろんのこと、先日レビューをアップしたオリ・ムストネンの演奏に比べても、リュビモフの弾くベートーヴェンは、一般的にイメージされるベートーヴェンのピアノ・ソナタの演奏に非常に近い。
 確かに、1806年製のブロードウッドのフォルテピアノを使用してはいるが、いやブロードウッドの硬質な音色も加わってなおのことその感は強くなる。
 同じ旧ソ連でいえば、エミール・ギレリスの強固な演奏を思い出すほどだ。
 そんなリュビモフの演奏だから、哀切感あふれる第8番「悲愴」の第2楽章や不穏さと狂気を秘めたような第14番「月光」の第1楽章よりも、第8番の両端楽章や第14番の終楽章の芯が強くて激しい響きの中にふと垣間見えるロマン主義の萌芽、仄かな叙情性に魅力を感じる。
(加藤さんの演技でいうならば、黒澤明監督の『悪い奴ほどよく眠る』のラスト間際、加藤さん演じる板倉=西の慟哭「これでいいのか、これでいいのか!」にもしかしたら繋がる表現であり、感情かもしれない。余談だけど、東京大空襲に見舞われ祖母を看取った加藤さんは、この板倉=西を演じる時、そのことをどこかで意識していたのではないか)
 また、第21番「ワルトシュタイン」では、一皮むけたというか、ベートーヴェンの表現の変化がよくとらえられている。

 じっくりベートーヴェンを聴きたい人、見た目でだまされたくない人、加藤武が大好きな人に強くお薦めしたい一枚だ。
posted by figarok492na at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月02日

熱中症にご用心!(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空が続く。

 猛暑烈暑も続く。
 気温がぐんぐん上昇し、暑さがとてつもなく厳しくとてつもなく激しい。
 暑い暑い暑い暑い!
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に、熱中症にはお気をつけください。


 昨夜、志川節子の『春はそこまで』<文藝春秋>を読了する。

 その後、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 朝早くから、近隣の愚人がかまびすしい。
 馬鹿につける薬はない。
 万死に値する馬鹿だ。


 仕事関係の予定をすませる。


 ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>を聴き、CDレビューをアップする。
 詳しくは、前々回の記事をご参照のほど。


 午後、アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第33番&第31番「パリ」<同>とハイドンの交響曲第104番「ロンドン」<同>、NHK・FMの『きらクラ!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、藤野眞功の『アムステルダムの笛吹き』<中央公論新社>を読み始めたりする。
 ほかに、福永文夫の『大平正芳』<中公新書>の拾い読みもした。


 ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>を聴き、CDレビューをアップする。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。


 17時台に外出して、河原町近辺で仕事関係の用件を片付ける。
 ついでにAvisをのぞき、夕飯用の買い物をすませて18時50分近くに帰宅した。


 帰宅後、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴いたりしながら、『水の上で歌う』を書き進める。
 原稿用紙に換算して63枚分になった。
 『ブラボー!オーケストラ』では、千葉県旭市での公開収録(2015年6月21日、東総文化会館)から、梅田俊明指揮東京フィルが演奏したベートーヴェンの『エグモント』序曲と交響曲第5番、アンコールのホフシュテッターの「ハイドンのセレナーデ」が放送されていた。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
 フルートの小山裕幾が出演していた。

 続けて、ジョルジュ・ペトルー指揮アルモニア・アテネアが演奏したベートーヴェンのバレエ音楽『プロメテウスの創造物』全曲<DECCA>とアンドレアス・シュペリング指揮カペラ・アウグスティーナが演奏したブラームスのセレナード第1番&第2番<CPO>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『アムステルダムの笛吹き』を読み進めたりする。
 ほかに、『大平正芳』の拾い読みもした。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 夜になっても暑さが厳しい。
 皆さん、くれぐれもくれぐれも熱中症にはお気をつけくださいね。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563

☆モーツァルト:ディヴェルティメントK.563他

 演奏:ラルキブデッリ
 録音:1990年5月30日〜6月2日、オランダ・ハールレム・ルター派教会
    デジタル・セッション
<SONY>SK46497


 潤(戸坂潤)でーす!
 清(三木清)でーす!
 宮本顕治でございます
 と、潤と清に左右の頬をぎゅっと押された顕治、すかさず
 顔がブルドックみたいになっちゃった
 以上、レツ獄三匹

 というのは、学生時代にこっぴどく叱られた「前衛」的な余興のネタの一つ。
 そういえば、じゅんでーす! 長作でーす! 三波春夫でございますの本家レツゴー三匹のほうは、巷間仲の悪さを噂されていて、確かに三人の舞台を見ていると曰く言い難い緊張感を覚えたものだった。
 三人寄れば文殊の知恵、毛利元就の三本の矢とはいうものの、三人集まれば派閥ができるともいう。
 なかなかこの世は生きにくく生き難い。
 ことは音楽でもそう。
 三重奏や三重唱。
 もちろん作品によりけりだけど、俺が我がの手前勝手の自己顕治、じゃない自己顕示合戦を始めれば、それこそ目も当てられない。
 逆に、三者の駆け引きが巧く決まればおもろおかしいスリリングさを味わえるし、さらに三者の調和がぴたりととれれば、そはまさに天にも昇る心持ち!

 そんな三重奏や三重唱の魅力を生み出し尽くしたのが、誰あろうヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトだった。
 そして、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの弦楽三重奏のために作曲されたディヴェルティメントK.563など、まさしくモーツァルトが作曲したトリオ芸の極みの一つとでも呼ぶことができるのではないか。
 ヴァイオリンヴェラ・ベス、ヴィオラのユルゲン・クスマウル、チェロのアネル・ビルスマの三人は、ピリオド楽器の清新で繊細な音色を活かしつつ、個々の絶妙な押し引き加減とインティメートでバランスのよいアンサンブルでもって、この作品の魅力を余すところなく再現している。
 粘らずべとつかないテンポ設定も僕の好みにぴったりだ。
 カップリングは、ヨハン・セバスティアン・バッハやヴォルフガング・フリーデマン・バッハの鍵盤楽器のための作品を編曲した6つの三声のフーガK.404aから6番、1番、2番、3番の4曲。
 常日頃不世出の天才ぶりばかり語られがちなモーツァルトが温故知新、並々ならぬ研鑚を重ねていたことの証明ともなる作品である。
 ディヴェルティメント同様、音楽の駆け引きや調和を愉しむことができた。

 いずれにしても、室内楽好き、古典派好き、人間関係の無駄な争いに倦み疲れた方に大いにお薦めしたい一枚だ。
posted by figarok492na at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サリエリ:『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルト:『劇場支配人』

☆サリエリ:『まずは音楽、お次は言葉』&モーツァルト:『劇場支配人』

 指揮:ニコラウス・アーノンクール
管弦楽:アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 録音:1986年5月、アムステルダム
    デジタル・セッション
<TELDEC>8.43336(製品は旧西ドイツ製、ただしCD自体は日本プレス)

 オーストリア皇帝ヨーゼフU世の依頼によって作曲され、1786年2月7日のオランダ総督夫妻のための祝宴(シェーンブルン宮殿)で初演された、サリエリのオペラ・ブッファ『まずは音楽、お次は言葉』とモーツァルトの音楽付き劇『劇場支配人』の音楽部分を取り出して録音した一枚だ。
 全体像まではわからないものの、二つの作品の音楽的特徴、魅力を伝えるには充分な好企画である。

 で、モーツァルトとサリエリといえば、どうしても『アマデウス』の影響もあってか、天才モーツァルトと凡才サリエリという構図でとらえられがちだけど、こうやって両者の音楽を続けて聴けば、そうした見方が19世紀のロマン主義的な解釈を大いに引き摺った一面的なものであることがわかる。
 少なくとも、近年録音されたチェチーリア・バルトリやディアナ・ダムラウが歌ったアリアや、トーマス・ファイが指揮した序曲・バレエ音楽なども併せて聴くならば、サリエリが、18世紀後半のイタリア・オペラの手法語法を手のうちにおさめ尽くした作曲家と考えてまず異論はあるまい。
 一種の音楽対決という趣もあってだろう、この『まずは音楽、お次は言葉』でも、アリアに重唱と、イタリア・オペラの手練手管を駆使してサリエリは非常に華々しくて、滑稽で、耳馴染みのよい音楽を造り上げている。
 精度の高い歌い手たちの歌唱とアーノンクールの勘所をしっかりと押さえた演奏の力も加わって、実に愉しい。
 ちなみに、楽長と詩人、歌手の組み合わせで音楽と言葉の関係を描いた展開、というか『まずは音楽、お次は言葉 Prima la Musica, Poi le Parole』というタイトル自体が、のちのリヒャルト・シュトラウスの『カプリッチョ』の下敷きとなっている。

 一方、モーツァルトの『劇場支配人』のほうは、今では堂々として劇的な序曲ばかりが有名で、事実初演時も音楽付きのお芝居という形式もあってか少々分が悪かったようだが、それでもマダム・ヘルツが歌うアリエッタにしても、マドモアゼル・ジルバークラングが歌うロンドにしても、ソプラノの声質の違いを巧みに活かして美しい音楽に仕上がっているし、女性歌手二人にムッシュ・フォーゲルザングの声が見事に絡み合う三重唱には後年のオペラ・ブッファをすぐに想起する。
 そして極めつけは、終曲のヴォードヴィル。
(っても、東京ヴォードヴィルショーのヴォードヴィルじゃなくて、ここでのヴォードヴィルは、歌手たちがソロを歌ったのち全員で唱和するという音楽的な形式のこと。『後宮からの逃走』のラストにも似たようなヴォードヴィルがあった、てか、あのヴォードヴィルを音楽的にも精神的にも意識したものではないか。音型もちょっとトルコ風だし)
 ここではなんとアーノンクール自身が、ブッフのソロ部分を歌っている。
 専門の歌手に比べたら、若干癖が気になったりもするのだけれど、それがこの作品の世界にはぴったりのような気もする。
 若き日のトーマス・ハンプソンをはじめ、他の歌手陣も魅力的だ。

 両作品とも「舞台裏」を描いたいわゆるバックステージもので、子供の頃から人形劇に親しむなど劇場感覚に秀でたアーノンクールならではのアルバムだと思う。
 音楽もお芝居も大好きだという方には、大いにお薦めしたい一枚。
(『劇場支配人』は、同じモーツァルトの劇音楽『エジプト王ターモス』とのカップリングで再発されたが、サリエリのほうは海外盤国内盤ともに初出時のこのアルバムしかリリースされていないのではないか。オリジナルの組み合わせでの再発を期待したい)
posted by figarok492na at 11:23| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月01日

今日から8月 加藤武が亡くなった(CLACLA日記)

 今日から8月。
 今年も、残すところ5ヶ月を切った。
 一日一日を本当に大切にして、為したいことや為すべきことをしっかり為していきたい。
 そして、自らの死を忘れないこと。


 俳優で文学座代表の加藤武が亡くなった。86歳。
 東京築地に生まれた加藤さんは、麻布中学・高校(麻布中学の同級生に小沢昭一、仲谷昇、なだいなだ、フランキー堺がいる)で学んだのち、早稲田大学に入学し、演劇活動を始める(ここで北村和夫や今村正平と出会う)。
 早稲田卒業後一時教師となるも再び演劇の世界に戻り、北村和夫が入座していた文学座の研究所に入る。
 一方で、作家・演芸評論家の正岡容(いるる)の門下ともなる(その繋がりもあって、東京やなぎ句会の一員だった)。
 その後、文学座座員として活躍したほか、今村正平監督や黒澤明監督など映画やテレビドラマにも数多く出演した。
 また、味わい深い声質の持ち主で洋画や海外ドラマの吹き替え、朗読などでも知られた。
 映画では、市川崑監督の金田一耕助シリーズでの署長や警部役(「よし、わかった!」)、『仁義なき戦い』での打本昇役も忘れ難い。
 今現在の状況もあって、黒澤監督の『悪い奴ほどよく眠る』での「これでいいのか、これでいいのか!」という叫びをすぐに思い出した。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 猛暑烈暑。
 暑さがとてつもなく厳しくとてつもなく激しい。
 夕方になっても熱気に疲弊する。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 TPP交渉が合意に至らなかった。
 そのこと自体はひとまず置くとして、甘利TPP相がTPP合意を推進する発言を行っていることに対し、大きな違和感を覚えた。
 そもそも自民党はTPP反対を公言していたのではないか。
 どうにもこうにも胡散臭く嘘臭い。


 8時過ぎに帰宅後、早速毎週恒例の洗濯をすませる。
 非常に乾きがよろし。
 ああ、すっきりした!


 その後、仕事関係の作業を進めるも、外出時に30分程度うとうとしただけだったため、あまりの眠気に勝てず、10時過ぎから14時半頃まで眠る。


 パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第5番&第1番と第4番&第7番<RCA>を聴いたりしながら、8月の創作活動について考えたり、仕事関係の作業を進めたりする。


 18時過ぎに外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、志川節子の『春はそこまで』<文藝春秋>を読み進めたり、雑件を片付けたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
 今夜は、「イタリア歌劇団の栄光(1959年)」と題して、1959年2月25日に東京宝塚劇場で開催された、イタリア歌劇団のガラ・コンサートのライヴ録音を聴く。
 アルベルト・エレーデとニーノ・ヴェルキ指揮のNHK交響楽団の伴奏で、イタリア歌劇団のために来日した歌手たちがイタリアの有名なオペラ・アリアを歌っている。


 続けて、リカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルが演奏したシューベルトの交響曲第3番&第5番<EMI>を聴く。


 再びNHK・FMに戻って、『クラシックの迷宮』を聴く。
 今夜は、「戦争で死んだこどもたちのために」と題して、三善晃の響紋が放送されていた。
 片山杜秀だからこそ、のプログラミングである。
 最後の『あしたはどんな日』にこめられたメッセージも明らかだ。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『春はそこまで』を読み進めたりする。
 本当は大切な予定があったのだけれど、身体が重たくパスさせてもらった。
 申し訳ない。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 嫌な想いをするのは、自分だけで充分だ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月が終わった(昨日のCLACLA)

 7月が終わった。
 一日一日を本当に大切にして、自分自身の為したいこと為すべきことをしっかり為していかなければ。
 そして、死を忘れないこと。


 晴天。

 気温が上昇し、暑さがとてつもなく厳しくとてつもなく激しい。
 暑い暑い暑い暑い!
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンを、Radio3音源でロベルト・トレヴィーノ指揮オランダ放送フィルが演奏したショスタコーヴィチの交響曲第6番(2015年5月17日、アムステルダム・コンセルトヘボウ)とグスターヴォ・ヒメーノ指揮オランダ放送フィルが演奏したロッシーニの歌劇『どろぼうかささぎ』序曲(2015年6月28日、同)のライヴ録音を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>を聴き、CDレビューをアップする。


 NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』で、ローザンヌ歌劇場におけるマスネの歌劇『マノン』上演のライヴ録音(ヘスス・ロペス=コボス指揮ローザンヌ室内管弦楽団他の演奏、2014年10月10日)から第1幕のみを聴く。
 タイトルロールを歌うベルギー出身のソプラノ、アンヌ・カトリーヌ・ジレの美声が強く印象に残った。


 オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>を聴き、CDレビューをアップする。


 仕事関係の作業を進めたり、7月の創作について振り返ったり、志川節子の『春はそこまで』<文藝春秋>を読み進めたりする。


 17時台に外出し、大切な予定をすませる。
 急遽予定を変更し、長い時間となる。
 いつもながら、とても充実した時間を過ごすことができた。
 多謝。

 その後、別所に移動し、ある企画に参加する。
 この企画については、後日詳細をお伝えすることになるか。


 で、結局、朝まで過ごすこととなり、8時過ぎに帰宅した。
 いやあ、疲れた。


 以上、7月31日から8月1日にかけての日記。


 8月がいい月でありますように!
posted by figarok492na at 09:48| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする