晴天。
いい青空、いいお天気が続く。
猛暑日。
暑さがとてつもなく厳しく、とてつもなく激しい。
暑い暑い暑い暑い!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
TPPって、どうにも胡散臭いなあ。
安保法制ももちろんだけど、こちらのほうも注視しておかないと。
いずれにしても、目くらましの八百長猿芝居には騙されてはなるまい。
昨夜、オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>やアナトール・ウゴルスキが弾いた同じくベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
朝早くに起きて、仕事関係の予定をすませる。
午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、非常によろし。
ああ、すっきりした!
その後、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次は言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、イレーヌ・ネミロフスキーの『フランス組曲』<白水社>を読み進めたりする。
ほかに、小林信彦の『おかしな男 渥美清』<新潮文庫>の拾い読みもした。
14時頃外出し、木屋町通の元・立誠小学校へ。
音楽室で、夕暮れ社 いなもり支店vol.3.5『ちょっと待って、エントロピー!!』(稲森明日香さん脚本・演出)を観る。
詳しくは、前回の記事(倭多顕璽の観劇記録)をご参照のほど。
明日まで公演中ですので、ご都合よろしい方はぜひ!!
開演前終演後、関係各氏と話をする。
終演後、京都芸術センターで『ぶらあぼ』8月号を入手したり、夕飯用の買い物をしたりして、17時半頃帰宅した。
帰宅後、シャワーを浴び、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>を聴いたりしながら、雑件を片付けたり、『フランス組曲』を読み進めたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
「ノイマンのチェコ音楽」と題して、NHK交響楽団第766回定期公演(1978年12月1日、NHKホール)からスメタナの歌劇『売られた花嫁』序曲とドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」、第1124回定期公演(1990年11月9日、同)からドヴォルザークのスラヴ舞曲第1集作品番号46のライヴ録音が放送されていた。
ノイマンも実演に接しそびれた指揮者の一人だ。
接する機会がなくはなかったにもかかわらず。
続けて、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>を聴く。
再びNHK・FMに戻り、『クラシックの迷宮』を聴く。
清水脩作詞作曲による歌劇『セロ弾きのゴーシュ』(小泉ひろし指揮東京フィル他による演奏/1977年9月25日放送の番組のためのスタジオ録音)が放送されていた。
『セロ弾きのゴーシュ』といえば、林光さんの作曲したオペラをすぐに思い出すが、この清水作品も予想以上に面白かった。
歌に加えて、オーケストラの部分が。
さらに、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集<EMI>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『フランス組曲』を読み進めたりする。
今日は、ローソンのカップスイーツ ティラミスを食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
ティラミスケーキをイメージしたカップの洋菓子で、なかなか美味しうございました。
ってこれ、表記はないけれど、ロピアのお菓子じゃないのかしらん。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2015年07月25日
夕暮れ社 いなもり支店vol.3.5『ちょっと待って、エントロピー!!』
☆夕暮れ社 いなもり支店vol.3.5 七夕月の里帰り公演
『ちょっと待って、エントロピー!!』
脚本・演出:稲森明日香
(2015年7月25日15時開演の回/元・立誠小学校音楽室)
夕暮れ社 弱男ユニットといえば、まずは村上慎太郎ということになるが、前回の本公演『プール』(2014年11月30日/京都芸術センター・フリースペース)で主役を張った南志穂や、先日の同志社女子大学のコンサートで見事な歌唱を披歴した藤居知佳子、最近一層活動の幅を拡げている伊勢村圭太、御厨貴とその他のメンバーも粒ぞろいだ。
そして忘れてならないのが、稲森明日香、向井咲絵のベテラン二人。
彼女らなくしては夕暮れ社 弱男ユニットが存立危機事態に陥る、と言っても過言ではないユニットの屋台骨である。
そんな稲森さんに向井さんが加わった、夕暮れ社 いなもり支店が、5月に東京で上演した『ちょっと待って、エントロピー!!』を京都で再演(一部、京都用に手直しが行われているよう)するというので迷わず足を運んだ。
登場人物は、手話で会話をする「聞こえない」多香子(稲森さん)、多香子の幼なじみで手話がわかる「聞こえる」かず代(向井さん)、手話がわからない「聞こえる」潮音(住吉山実里)の三人。
そんな三人が、職場の先輩の結婚式の余興を決めるために多香子の家に集まったものの…。
といった具合に話は進んでいくのだけれど、あえてくどくど詳しい内容については触れるまい。
人と人とがどう心を通い合わせていくか、人と人とのコミュニケーションのあり様あり方の滑稽さ、そして難しさ(もしかしたらそれは演劇活動、もっと直截的にいえば、弱男ユニットでのあれこれの遠映かもしれない)が、女性どうしらしいやり取りや、一歩前進二歩後退、じゃなくて、七歩進んで三歩下がる的な仕掛けを通して描かれていく。
中でも、多香子がまさしく内面を吐露する場面のおかせつなさ!
初の長篇作品ということもあってか、例えば、三人の背景(どんな職場?)が若干はっきりしないこととか、結末に到る葛藤がスルーされていることとか、パズルのピースが全て埋まり切れていないもどかしさを覚えたことも事実だけれど、いなもり支店、弱男ユニットに関わらず、夕暮れ社の作品に共通している、演者にとって負荷が大きいはずの事どもを何気ないそぶりで演じ切っている点に関しては、やはり大きな拍手を贈りたい。
稲森さん、向井さんはもちろんのこと、住吉山さんも、作品世界によく沿った演技体技を繰り広げていたと思う。
明日まで公演中。
ご都合よろしい方はぜひ!!
『ちょっと待って、エントロピー!!』
脚本・演出:稲森明日香
(2015年7月25日15時開演の回/元・立誠小学校音楽室)
夕暮れ社 弱男ユニットといえば、まずは村上慎太郎ということになるが、前回の本公演『プール』(2014年11月30日/京都芸術センター・フリースペース)で主役を張った南志穂や、先日の同志社女子大学のコンサートで見事な歌唱を披歴した藤居知佳子、最近一層活動の幅を拡げている伊勢村圭太、御厨貴とその他のメンバーも粒ぞろいだ。
そして忘れてならないのが、稲森明日香、向井咲絵のベテラン二人。
彼女らなくしては夕暮れ社 弱男ユニットが存立危機事態に陥る、と言っても過言ではないユニットの屋台骨である。
そんな稲森さんに向井さんが加わった、夕暮れ社 いなもり支店が、5月に東京で上演した『ちょっと待って、エントロピー!!』を京都で再演(一部、京都用に手直しが行われているよう)するというので迷わず足を運んだ。
登場人物は、手話で会話をする「聞こえない」多香子(稲森さん)、多香子の幼なじみで手話がわかる「聞こえる」かず代(向井さん)、手話がわからない「聞こえる」潮音(住吉山実里)の三人。
そんな三人が、職場の先輩の結婚式の余興を決めるために多香子の家に集まったものの…。
といった具合に話は進んでいくのだけれど、あえてくどくど詳しい内容については触れるまい。
人と人とがどう心を通い合わせていくか、人と人とのコミュニケーションのあり様あり方の滑稽さ、そして難しさ(もしかしたらそれは演劇活動、もっと直截的にいえば、弱男ユニットでのあれこれの遠映かもしれない)が、女性どうしらしいやり取りや、一歩前進二歩後退、じゃなくて、七歩進んで三歩下がる的な仕掛けを通して描かれていく。
中でも、多香子がまさしく内面を吐露する場面のおかせつなさ!
初の長篇作品ということもあってか、例えば、三人の背景(どんな職場?)が若干はっきりしないこととか、結末に到る葛藤がスルーされていることとか、パズルのピースが全て埋まり切れていないもどかしさを覚えたことも事実だけれど、いなもり支店、弱男ユニットに関わらず、夕暮れ社の作品に共通している、演者にとって負荷が大きいはずの事どもを何気ないそぶりで演じ切っている点に関しては、やはり大きな拍手を贈りたい。
稲森さん、向井さんはもちろんのこと、住吉山さんも、作品世界によく沿った演技体技を繰り広げていたと思う。
明日まで公演中。
ご都合よろしい方はぜひ!!