どんよりとした感じはありつつも、青空の見えた一日。
晴天である。
気温はさらに上昇し、暑さがとてつもなく厳しく激しい。
暑い暑い蒸し暑い!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
昨夜、4時10分まで作業を進める。
朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。
その後、アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>、オリ・ムストネンが弾いた同じくベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
お昼過ぎ、仕事関係の予定をすませる。
終了後、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>を聴いたりしながら、『水の上で歌う』を書き進めたり、中村文則の『去年の冬、きみと別れ』<集英社>を読み進めたりする。
ほかに、服部龍二の『広田弘毅』<中公新書>の拾い読みもした。
急遽演劇と音楽関係で親しくしている人と会うこととなり、17時台に外出する。
で、21時過ぎまでいろいろと愉しく興味深い時間を過ごした。
ああ、面白かった!
22時少し前に帰宅し、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番<DHM>、第34番&第33番他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『去年の冬、きみと別れ』を読み進めたりする。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2015年07月12日
ついにエアコンを入れた(深夜のCLACLA)
どんよりとした感じはありつつも、青空の見えた一日。
気温はさらに上昇し、暑さがとても厳しくとても激しい。
蒸し暑い蒸し暑い蒸し暑い。
汗をかくわかくわ。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
落語家の九代目入船亭扇橋が亡くなった。84歳。
三代目桂三木助に入門するも三木助が亡くなったため、五代目柳家小さんの門下となる。
ほわんとした語り口の噺家さんだったが、扇橋さんというと、どうしても日本共産党の赤旗まつりへの出演と、永六輔や柳家小三治、桂米朝、小沢昭一、加藤武、江國滋、矢野誠一、大西信行、三田純市、永井啓夫、神吉拓郎との東京やなぎ句会(扇橋さんは俳句に親しんでいたため、この会で宗匠を務める)のことを思い出してしまう。
深く、深く、深く、深く黙祷。
昨夜、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番<DHM>を聴いたりしながら、3時半近くまで仕事関係の作業を進める。
朝早くに起きて、仕事関係の作業を進める。
午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、思ったほどにはよからず。
むしっとしていたせいか。
あやや。
11時台に外出し、市バスで京都駅まで出る。
で、近鉄で興戸まで行き、歩いて同志社女子大学京田辺キャンパスへ。
新島記念講堂で、同志社女子大学学芸学部音楽学科オーケストラコンサートを愉しむ。
詳しくは、前回の記事(コンサート記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!
終了後、急いで京都市内に戻り、大切な予定をすませる。
買い物をすませて、21時過ぎに帰宅する。
帰宅後、遅めの夕飯をすませ、あまりの汗にシャワーを浴びる。
そして、ついに我慢ができずエアコンも入れた。
もういいよね、入れてもいいよね。
NHK・FMの『クラシックの迷宮』や、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>、シュタイアーが弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第34番&第33番他<DHM>を聴いたりしながら、コンサート記録の準備をしたり、『水の上で歌う』について考えたり、中村文則の『去年の冬、きみと別れ』<幻冬舎>を読み始めたりする。
『クラシックの迷宮』は、「自動車の音楽」と題して自動車がらみの音楽から、黛敏郎の映画音楽『栄光への5000キロ』のテーマ、『チキチキマシン猛レース』や『マッハGOGOGO』、『ウルトラマンセブン』の音楽、はては小林旭が歌う『赤いトラクター』。そして『クラシック名盤大全 管弦楽曲篇』<音楽之友社>で自ら推したコンヴァースの『安自動車1000万台』と、片山杜秀らしさ全開のラインナップだった。
ああ、面白かった!
以上、7月11日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
気温はさらに上昇し、暑さがとても厳しくとても激しい。
蒸し暑い蒸し暑い蒸し暑い。
汗をかくわかくわ。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
落語家の九代目入船亭扇橋が亡くなった。84歳。
三代目桂三木助に入門するも三木助が亡くなったため、五代目柳家小さんの門下となる。
ほわんとした語り口の噺家さんだったが、扇橋さんというと、どうしても日本共産党の赤旗まつりへの出演と、永六輔や柳家小三治、桂米朝、小沢昭一、加藤武、江國滋、矢野誠一、大西信行、三田純市、永井啓夫、神吉拓郎との東京やなぎ句会(扇橋さんは俳句に親しんでいたため、この会で宗匠を務める)のことを思い出してしまう。
深く、深く、深く、深く黙祷。
昨夜、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番<DHM>を聴いたりしながら、3時半近くまで仕事関係の作業を進める。
朝早くに起きて、仕事関係の作業を進める。
午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、思ったほどにはよからず。
むしっとしていたせいか。
あやや。
11時台に外出し、市バスで京都駅まで出る。
で、近鉄で興戸まで行き、歩いて同志社女子大学京田辺キャンパスへ。
新島記念講堂で、同志社女子大学学芸学部音楽学科オーケストラコンサートを愉しむ。
詳しくは、前回の記事(コンサート記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!
終了後、急いで京都市内に戻り、大切な予定をすませる。
買い物をすませて、21時過ぎに帰宅する。
帰宅後、遅めの夕飯をすませ、あまりの汗にシャワーを浴びる。
そして、ついに我慢ができずエアコンも入れた。
もういいよね、入れてもいいよね。
NHK・FMの『クラシックの迷宮』や、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>、シュタイアーが弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第34番&第33番他<DHM>を聴いたりしながら、コンサート記録の準備をしたり、『水の上で歌う』について考えたり、中村文則の『去年の冬、きみと別れ』<幻冬舎>を読み始めたりする。
『クラシックの迷宮』は、「自動車の音楽」と題して自動車がらみの音楽から、黛敏郎の映画音楽『栄光への5000キロ』のテーマ、『チキチキマシン猛レース』や『マッハGOGOGO』、『ウルトラマンセブン』の音楽、はては小林旭が歌う『赤いトラクター』。そして『クラシック名盤大全 管弦楽曲篇』<音楽之友社>で自ら推したコンヴァースの『安自動車1000万台』と、片山杜秀らしさ全開のラインナップだった。
ああ、面白かった!
以上、7月11日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
同志社女子大学学芸学部音楽学科オーケストラコンサート
☆同志社女子大学学芸学部音楽学科オーケストラコンサート
吹奏楽指揮:関谷弘志
吹奏楽:同志社女子大学音楽学科ウインドオーケストラ
管弦楽指揮:山下一史
管弦楽:同志社女子大学音楽学科管弦楽団
(2015年7月11日14時開演/同志社女子大学京田辺キャンパス・新島記念講堂)
夕暮れ社 弱男ユニットでも活躍中の藤居知佳子さんが出演するということで、同志社女子大学の京田辺キャンパスまで同志社女子大学学芸学部音楽学科のオーケストラコンサートを聴きに行って来た。
同志社女子大学といえば、もう15年以上も前になるか、野入志津子がゲスト出演したリュートアンサンブルのコンサートを聴いたことがあるが、あのときは小ぶりな頌啓館ホールが会場。
新島記念講堂は千人規模の大ホールで、ほわんほわんとよく反響していた。
で、第1部は、関谷弘志指揮による同志社女子大学音楽学科ウインドオーケストラの演奏。
ネリベルのフェスティーヴォ、ホルストの吹奏楽のための組曲第2番、リードのアルメニアン・ダンス パートTと、ブラバン・ファンにはおなじみの作品が並ぶ。
(ちなみに、クラシック音楽のファンとブラバン・ファンには、純然たる境界があるように思う。コーラス・ファンとの間にあるような)
オーケストラの指揮でも知られる関谷さんは、音楽の角をしっかり詰めるというか、まとまりのよいアンサンブルを築きつつ、鳴らすべきところを大いに鳴らして、半歩先に進んだようなネリベル、イギリスの伝統的な様式に則りながらソロの聴かせどころをきちんと設けたホルスト、エンタメ性に富んで愉しいリードという、各々の楽曲の特性魅力をよく表していた。
ウインドオーケストラもそれによく応えて、響きのよい演奏を披露する。
休憩を挟んで第2部は、山下一史指揮の管弦楽団とソリストたちの協演。
まずは、フルートの長谷川夕真とハープの松井夕佳の独奏でモーツァルトのフルートとハープの協奏曲の第1楽章と第3楽章が演奏されたが、作品の持つインティメートな雰囲気がよく再現されていたと思う。
特に、単に技術的に完璧に吹きこなすというのではなく、「笛を吹く」楽しさ心地よさをうかがうことのできた長谷川さんのフルートに好感を覚えた。
続いては、ソプラノの浦山慶子が、ドニゼッティの歌劇『ドン・パスクヮーレ』からノリーナのアリア「騎士はあの眼差しを」を歌う。
女性の恋心を歌った軽快でコケットリーなアリアで、平場というか語りが勝った箇所では少しだけたどたどしさを感じたものの、高音部分では浦山さんの澄んで伸びのある声質がいかんなく発揮されていた。
メゾソプラノの藤居知佳子さんが歌ったのは、サン=サーンスの歌劇『サムソンとデリラ』からデリラのアリア「あなたの歌声にわが心は開く」。
藤居さんの声量の豊かさは夕暮れ社の公演ですでに承知していたけれど、今回大ホールで耳にして、さらにそのことを痛感した。
サムソンに愛を訴えながら、それが大きな策略となっているという一筋縄ではいかないアリアだが、藤居さんは幅が広くて深みのある声と真摯な感情表現で充分に納得のいく歌唱を繰り広げていた。
強弱など、細部のコントロールが一層の緻密さを増せば、さらに活躍の場が増していくように思った。
第2部最後は、林あゆみのピアノ独奏で、シューマンのピアノ協奏曲の第1楽章が演奏される。
林さんの演奏スタイルもあって、作品の持つ歌唱性叙情性よりも、ヴィルトゥオージ性をより感じた。
再び休憩を挟んだ第3部は、山下一史指揮の管弦楽団がシューマンの交響曲第1番「春」に挑んだ。
外枠をしっかり固めるというか、弦管ともに厚みのある音色を築いた上でエネルギッシュにパワフルに鳴らす山下さんの音楽づくりは、相対するオーケストラが技術的に高い場合、作品によっては幾分表層的に聴こえるきらいがなくはなく、例えば京都市交響楽団第528回定期演奏会(2009年9月4日/京都コンサートホール大ホール)のシューマンの交響曲第2番など、強奏がよい意味での狂奏になりきらないもどかしさを感じたりもした。
だが、今回の場合、アンサンブルを一から丁寧に造り上げていかなければならないという制約が、山下さんの特性をひときわプラスに働かせる結果となっていたのではないか。
若干ごたついて聴こえる箇所もなくはなかったが、作品の構造や劇性はよくとらえられ、再現されていたと思う。
ソロの部分を含めて、オーケストラも大健闘だった。
第1楽章の繰り返しなどの省略も、コンサートの時間(3時間近く)を考えれば適切だろう。
アンコールは、ブラームスのハンガリー舞曲第1番。
上述した時間の関係上、相当まきの入った演奏だったが、土台がしっかりしている分、良い意味であおりがついてドラマティックな仕上がりとなっており、わくわくすることができた。
と、予想していた以上に密度が濃くて、聴き応えのあるコンサートだった。
ああ、面白かった!
吹奏楽指揮:関谷弘志
吹奏楽:同志社女子大学音楽学科ウインドオーケストラ
管弦楽指揮:山下一史
管弦楽:同志社女子大学音楽学科管弦楽団
(2015年7月11日14時開演/同志社女子大学京田辺キャンパス・新島記念講堂)
夕暮れ社 弱男ユニットでも活躍中の藤居知佳子さんが出演するということで、同志社女子大学の京田辺キャンパスまで同志社女子大学学芸学部音楽学科のオーケストラコンサートを聴きに行って来た。
同志社女子大学といえば、もう15年以上も前になるか、野入志津子がゲスト出演したリュートアンサンブルのコンサートを聴いたことがあるが、あのときは小ぶりな頌啓館ホールが会場。
新島記念講堂は千人規模の大ホールで、ほわんほわんとよく反響していた。
で、第1部は、関谷弘志指揮による同志社女子大学音楽学科ウインドオーケストラの演奏。
ネリベルのフェスティーヴォ、ホルストの吹奏楽のための組曲第2番、リードのアルメニアン・ダンス パートTと、ブラバン・ファンにはおなじみの作品が並ぶ。
(ちなみに、クラシック音楽のファンとブラバン・ファンには、純然たる境界があるように思う。コーラス・ファンとの間にあるような)
オーケストラの指揮でも知られる関谷さんは、音楽の角をしっかり詰めるというか、まとまりのよいアンサンブルを築きつつ、鳴らすべきところを大いに鳴らして、半歩先に進んだようなネリベル、イギリスの伝統的な様式に則りながらソロの聴かせどころをきちんと設けたホルスト、エンタメ性に富んで愉しいリードという、各々の楽曲の特性魅力をよく表していた。
ウインドオーケストラもそれによく応えて、響きのよい演奏を披露する。
休憩を挟んで第2部は、山下一史指揮の管弦楽団とソリストたちの協演。
まずは、フルートの長谷川夕真とハープの松井夕佳の独奏でモーツァルトのフルートとハープの協奏曲の第1楽章と第3楽章が演奏されたが、作品の持つインティメートな雰囲気がよく再現されていたと思う。
特に、単に技術的に完璧に吹きこなすというのではなく、「笛を吹く」楽しさ心地よさをうかがうことのできた長谷川さんのフルートに好感を覚えた。
続いては、ソプラノの浦山慶子が、ドニゼッティの歌劇『ドン・パスクヮーレ』からノリーナのアリア「騎士はあの眼差しを」を歌う。
女性の恋心を歌った軽快でコケットリーなアリアで、平場というか語りが勝った箇所では少しだけたどたどしさを感じたものの、高音部分では浦山さんの澄んで伸びのある声質がいかんなく発揮されていた。
メゾソプラノの藤居知佳子さんが歌ったのは、サン=サーンスの歌劇『サムソンとデリラ』からデリラのアリア「あなたの歌声にわが心は開く」。
藤居さんの声量の豊かさは夕暮れ社の公演ですでに承知していたけれど、今回大ホールで耳にして、さらにそのことを痛感した。
サムソンに愛を訴えながら、それが大きな策略となっているという一筋縄ではいかないアリアだが、藤居さんは幅が広くて深みのある声と真摯な感情表現で充分に納得のいく歌唱を繰り広げていた。
強弱など、細部のコントロールが一層の緻密さを増せば、さらに活躍の場が増していくように思った。
第2部最後は、林あゆみのピアノ独奏で、シューマンのピアノ協奏曲の第1楽章が演奏される。
林さんの演奏スタイルもあって、作品の持つ歌唱性叙情性よりも、ヴィルトゥオージ性をより感じた。
再び休憩を挟んだ第3部は、山下一史指揮の管弦楽団がシューマンの交響曲第1番「春」に挑んだ。
外枠をしっかり固めるというか、弦管ともに厚みのある音色を築いた上でエネルギッシュにパワフルに鳴らす山下さんの音楽づくりは、相対するオーケストラが技術的に高い場合、作品によっては幾分表層的に聴こえるきらいがなくはなく、例えば京都市交響楽団第528回定期演奏会(2009年9月4日/京都コンサートホール大ホール)のシューマンの交響曲第2番など、強奏がよい意味での狂奏になりきらないもどかしさを感じたりもした。
だが、今回の場合、アンサンブルを一から丁寧に造り上げていかなければならないという制約が、山下さんの特性をひときわプラスに働かせる結果となっていたのではないか。
若干ごたついて聴こえる箇所もなくはなかったが、作品の構造や劇性はよくとらえられ、再現されていたと思う。
ソロの部分を含めて、オーケストラも大健闘だった。
第1楽章の繰り返しなどの省略も、コンサートの時間(3時間近く)を考えれば適切だろう。
アンコールは、ブラームスのハンガリー舞曲第1番。
上述した時間の関係上、相当まきの入った演奏だったが、土台がしっかりしている分、良い意味であおりがついてドラマティックな仕上がりとなっており、わくわくすることができた。
と、予想していた以上に密度が濃くて、聴き応えのあるコンサートだった。
ああ、面白かった!