2015年07月10日

WALTY(ワルティ)クラシカルの閉店セールに足を運んだ(CLACLA日記)

 どんよりとした感じはありつつも、ようやく青空が見えた。

 気温は上昇し、暑さがとても厳しい一日。
 むしむしっとして、全く快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 維新の党の動きが今一つであるためか、政府与党が安保法案の成立のために今度は次世代の党に手を伸ばし始めた。
 衆議院の議席は僅か2名。
 しかも次世代とは名ばかりのオールド・ファッショな政党を巻き込んで、茶番以下の八百長猿芝居を繰り広げようということか。
 安保法案をはじめ、TPP等々、安倍内閣と自民公明両党のやり口には本当に腹を立てねばならないと思う。


 昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンやアルコ&ピースのオールナイトニッポンゼロを聴いたりしながら、3時半頃まで仕事関係の作業を進める。


 朝早くに起きて、仕事関係の作業を進める。


 午前中外出し、阪急で梅田まで出て、仕事関係の用件をいくつか片付ける。

 それから大阪駅前第1ビルのWALTY(ワルティ)クラシカルに足を運ぶ。
 WALTYクラシカルは、かつてのワルツ堂の衣鉢を継ぐ中古CDショップで、店主の中岡さんが入院したため5月からずっと休業していたのだけれど、再開が難しく、7月末で閉店することとなった。
 で、今日から18日まで50パーセントオフの閉店セールを行うこととなり、こちらが店に辿り着いたときには、大勢のお客さんが集まっていた。
 女性や若い人もちらほら見かけたが、概して中年老年の男性がほとんど。
 クラきちとでも呼ぼうか、まさしくマニアックな方々が押し合いへし合い、CDにむらがる。
 こちらも負けじと、とまでは気力が出なかったが、それでも前々から手に入れたいと思っていたCDを5枚見つけ購入した。
 しめて税込み2417円。
 セールとはいえ安い。

 ちょっとは治まりかけたが、それでも混雑していることには変わりはなく、それ以上は粘らず店を出る。
 今日は大阪ですませておきたい用件があったのでこれ幸いと参上したものの、交通費との兼ね合いもあってもう一回は無理か。
 残り福もあるような気がするが…。


 14時40分過ぎに帰宅し、店の中でもやたらと汗をかいたのでシャワーを浴びる。

 で、早速購入したばかりのブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番<DHM>を聴く。
 ヴァイルとターフェルムジークの交響曲は、ケレン味を避けた良い意味でオーソドックスな演奏。
 アンサンブルも安定しており、このコンビによるハイドンの交響曲全集が完成しなかたことはかえすがえす残念である。
 一方、シュタイアーが弾いたソナタのほうも、音楽の構造をしっかりと把握した上で、快活さや流麗さにも欠けない聴き心地のよい演奏に仕上がっている。
 いずれも、購入しておいて大正解だった。


 仕事関係の作業を進めたり、唯川恵の『手のひらの砂漠』<集英社>を読み進めたりする。


 17時台に再び外出し、仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、シュタイアーが弾いたハイドンのアリエッタと12の変奏曲第1番、ピアノ・ソナタ第34番、アンダンテと変奏曲、ピアノ・ソナタ第33番、皇帝讃歌による変奏曲<DHM>を聴きながら、雑件を片付ける。
 上述したソナタ集とほぼ同様の感想だが、作品の性質もあってより叙情性に富んだ内容になっていると思う。


 夕飯後、アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番&6つのバガテル他<ドイツ・グラモフォン>、オリ・ムストネンが弾いた同じくベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>を聴く。
 ウゴルスキのベートーヴェンは自らの感覚感情に正直というか、自分自身に呟くような感じで音楽が生み出されている。
 音色やテンポの変化の妙が彼の特性ということもあって、ソナタよりも小品のほうが一層魅力的だ。
 ゆっくりと弾かれて耽美的ですらある『エリーゼのため』にと、ロンド・ア・カプリッチョ『失われた小銭への怒り』の緩急の差も興味深い。
 一方、ムストネンはピリオド奏法の影響もうかがえる速めのテンポ軽いタッチのベートーヴェンで、点描的とでも呼びたくなる。
 ムストネンのアルバムにも6つのバガテルが収められているが、ウゴルスキとの違いが、実に面白い。
 なお、このCDを購入したことで、変奏曲集<同>、ディアベッリの主題による変奏曲他<RCA>、ピアノ・ソナタ第30番他<同>とムストネンが録音したベートーヴェンのピアノ独奏のための作品集を全て集めたことになる。


 仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたりする。
 『水の上で歌う』は、原稿用紙に換算して48枚分を超えた。


 『手のひらの砂漠』を読了する。
 DVの問題を中心に、女性性の問題、母性の問題、罪と罰の問題についてとてもわかりやすく描いた作品。
 伏線もきちんと張られているが、登場人物間の会話に古さを感じたりもした。


 今日は、オイシスのもちもちオムレット(カスタード&ホイップ)を食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 カスタードクリームとホイップクリームを挟んだもちもちっとした食感のオムレットタイプのケーキで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 夜になっても、暑い暑い。
 やれやれ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする