☆ベートーヴェン:ピアノのための変奏曲・舞曲集
独奏:オリ・ムストネン(ピアノ)
録音:1995年10月16日、17日 ロンドン・ヘンリー・ウッド・ホール
デジタル・セッション
<DECCA>452 206-2
フィンランド出身のピアニスト、オリ・ムストネンの実演にも接したことがある。
2001年11月16日の大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウスでの来日リサイタルがそうで、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第15番「田園」、11のバガテル、ロンド・ア・カプリッチョ、幻想曲とブラームスのヘンデルの主題による変奏曲とフーガが並んでいたが、いずれも清新な演奏だった。
今回は、そのムストネンが弾いたベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集を聴く。
なお、このCDは、同じDECCAレーベルとの変奏曲集に続く2枚目のベートーヴェンで、その後RCAレーベルにディアベッリの主題による33の変奏曲他とピアノ・ソナタ第30番他の2枚のアルバムを残している。
おなじみ『庭の千草』(の原曲)などを盛り込んだ6つの民謡主題と変奏曲、7つのレントラー、創作主題による6つのやさしい変奏曲、ロンドハ長調、ハイベルのバレエ『邪魔された結婚』の「ヴィガーノ風メヌエット」の主題による12の変奏曲、メヌエット変ホ長調、6つのエコセーズ、6つのバガテル、ピアノ小品ロ短調と、ロンドと6つのバガテルを除くとあまり有名ではない作品が収められているが、ムストネンのピアノ演奏だと、そのいずれもが個性あふれて魅力的な音楽に聴こえてくる。
ムストネンのベートーヴェン演奏の特徴を挙げるとすれば、フォルテピアノの影響もあるだろうが、一つ一つの音を細かく跳ねるように響かせつつも、それをぶつ切りにすることなく、大きな音の流れとしてつなげていく。
また、強弱の変化にも非常に敏感だが、それでいて音の透明感は全く失われない。
さらに、楽曲ごとの丁寧な腑分け、把握が行われていて、音楽の見通しがよい、ということになるだろうか。
快活で軽やかな6つのバガテルなど、ウゴルスキの演奏ととても対照的だ。
ベートーヴェンのくどさ、しつこさにはうんざり、という方にこそお薦めしたい一枚。
暑い時期には、なおのことぴったり!
2015年07月31日
アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ作品集
☆ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番他
独奏:アナトール・ウゴルスキ(ピアノ)
録音:1992年1月、1991年7月
ハンブルク・フリードリヒ・エーベルトハレ
デジタル・セッション
<ドイツ・グラモフォン>435 881-2
アナトール・ウゴルスキの実演には、かつて一度だけ接したことがある。
1993年10月8日、ケルン・フィルハーモニーでのルドルフ・バルシャイ指揮ケルンWDR交響楽団の定期公演でブラームスのピアノ協奏曲第1番を弾いたときだ。
まるで蛸が吸盤で岩盤にへばりつくような、身を屈めて手だけ伸ばすウゴルスキの姿勢にありゃと思っていたら、オーケストラの堂々とした伴奏がひとしきり終わってピアノのソロが始まったとたん、僕は彼の世界に惹き込まれた。
一音一音が十分十二分に意味を持つというか。
ブラームスのリリシズムやロマンティシズムがウゴルスキというフィルターを通して、繊細丹念に再現されていくのだ。
呆然というほかない、演奏が終わったときの不思議な感覚を今も覚えている。
加えて、アンコールのスカルラッティのソナタも素晴らしかった。
遅いテンポで細やかに語られる音楽の美しさ。
同じ契約先のドイツ・グラモフォンからイーヴォ・ポゴレリチのソナタ集がリリースされていたこともあってか、ウゴルスキのスカルラッティが録音されなかったのは、返す返す残念だ。
で、今回取り上げるのは、そのウゴルスキがピアノ・ソナタ第32番などベートーヴェンのピアノ作品を演奏したアルバムである。
ウゴルスキのベートーヴェンといえば、作家のディーチェが自分の新作の付録として録音を要求し、そのあまりの出来栄えのよさに正式にリリースされることとなったデビュー盤のディアベッリの主題による33の変奏曲が有名だが、こちらのアルバムも、ウゴルスキというピアニスト、音楽家の特性がよく表われた内容となっている。
それを一言で言い表すならば、作品を通しての自問自答ということになるかもしれない。
そしてそれは、華美なテクニックのひけらかしではなく、自分自身の納得のいく音楽、演奏の追求と言い換えることもできるかもしれない。
例えば、ベートーヴェンにとって最後のピアノ・ソナタとなる第32番のソナタ。
第1楽章のドラマティックな部分も悪くはないが、ウゴルスキの演奏の肝は一見(聴)淡々と、しかしながらあくまでも真摯に歩んでいく第2楽章の弱音の部分にあると思う。
(だから、第2楽章のちょっとジャジーな音型のあたりははじけない。というか、慎み深く鳴らされる)
その意味でさらにウゴルスキの特性が示されているのは、作品番号126の6つのバガテルだ。
ここでは確信を持って非常に遅めのテンポが保たれている。
4曲目のプレストでも、表層的な激しさよりも感情の変化が尊ばれる。
そうすることによって、作品の構造そのものもそうだけれど、音楽自体を支えている土台に対してウゴルスキがどう向き合ったかがよく聴こえてくる。
さらに、そのゆっくりとしたテンポは、おなじみエリーゼのためにでも持続される。
その静謐さには、哀しみすら感じるほどだ。
最後は、「小銭を失くした怒り」の愛称で知られるロンド・ア・カプリッチョ。
この曲は、全てが解き放たれるように、とても速いスピードで弾かれる。
けれど、もちろんそれは「俺はこんなに速く弾くことができるんだぜ」といった自己顕示の反映などではない。
作品が求めるものと自分自身が求めるものとが重なり合った結果が、この演奏なのだ。
正直、ファーストチョイスとしてお薦めはしない。
だからこそ、強く印象に残る魅力的なアルバムでもある。
独奏:アナトール・ウゴルスキ(ピアノ)
録音:1992年1月、1991年7月
ハンブルク・フリードリヒ・エーベルトハレ
デジタル・セッション
<ドイツ・グラモフォン>435 881-2
アナトール・ウゴルスキの実演には、かつて一度だけ接したことがある。
1993年10月8日、ケルン・フィルハーモニーでのルドルフ・バルシャイ指揮ケルンWDR交響楽団の定期公演でブラームスのピアノ協奏曲第1番を弾いたときだ。
まるで蛸が吸盤で岩盤にへばりつくような、身を屈めて手だけ伸ばすウゴルスキの姿勢にありゃと思っていたら、オーケストラの堂々とした伴奏がひとしきり終わってピアノのソロが始まったとたん、僕は彼の世界に惹き込まれた。
一音一音が十分十二分に意味を持つというか。
ブラームスのリリシズムやロマンティシズムがウゴルスキというフィルターを通して、繊細丹念に再現されていくのだ。
呆然というほかない、演奏が終わったときの不思議な感覚を今も覚えている。
加えて、アンコールのスカルラッティのソナタも素晴らしかった。
遅いテンポで細やかに語られる音楽の美しさ。
同じ契約先のドイツ・グラモフォンからイーヴォ・ポゴレリチのソナタ集がリリースされていたこともあってか、ウゴルスキのスカルラッティが録音されなかったのは、返す返す残念だ。
で、今回取り上げるのは、そのウゴルスキがピアノ・ソナタ第32番などベートーヴェンのピアノ作品を演奏したアルバムである。
ウゴルスキのベートーヴェンといえば、作家のディーチェが自分の新作の付録として録音を要求し、そのあまりの出来栄えのよさに正式にリリースされることとなったデビュー盤のディアベッリの主題による33の変奏曲が有名だが、こちらのアルバムも、ウゴルスキというピアニスト、音楽家の特性がよく表われた内容となっている。
それを一言で言い表すならば、作品を通しての自問自答ということになるかもしれない。
そしてそれは、華美なテクニックのひけらかしではなく、自分自身の納得のいく音楽、演奏の追求と言い換えることもできるかもしれない。
例えば、ベートーヴェンにとって最後のピアノ・ソナタとなる第32番のソナタ。
第1楽章のドラマティックな部分も悪くはないが、ウゴルスキの演奏の肝は一見(聴)淡々と、しかしながらあくまでも真摯に歩んでいく第2楽章の弱音の部分にあると思う。
(だから、第2楽章のちょっとジャジーな音型のあたりははじけない。というか、慎み深く鳴らされる)
その意味でさらにウゴルスキの特性が示されているのは、作品番号126の6つのバガテルだ。
ここでは確信を持って非常に遅めのテンポが保たれている。
4曲目のプレストでも、表層的な激しさよりも感情の変化が尊ばれる。
そうすることによって、作品の構造そのものもそうだけれど、音楽自体を支えている土台に対してウゴルスキがどう向き合ったかがよく聴こえてくる。
さらに、そのゆっくりとしたテンポは、おなじみエリーゼのためにでも持続される。
その静謐さには、哀しみすら感じるほどだ。
最後は、「小銭を失くした怒り」の愛称で知られるロンド・ア・カプリッチョ。
この曲は、全てが解き放たれるように、とても速いスピードで弾かれる。
けれど、もちろんそれは「俺はこんなに速く弾くことができるんだぜ」といった自己顕示の反映などではない。
作品が求めるものと自分自身が求めるものとが重なり合った結果が、この演奏なのだ。
正直、ファーストチョイスとしてお薦めはしない。
だからこそ、強く印象に残る魅力的なアルバムでもある。
2015年07月30日
CDレビューをアップした一日(CLACLA日記)
どんよりとした感じの強いお天気。
陽光や青空は見えつつも。
今日も今日とて気温が上昇し、暑さがとてつもなく厳しく、とてつもなく激しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
テレビやラジオ、新聞では都合のよいところばかりが切り取られている感なきにしもあらずだけれど(ただし、テレビは直接観ていない)、国会中継を拾い聴きするかぎり、安保法案に関する安倍首相以下政府側の答弁の無様さには本当に開いた口が塞がらない。
アメリカ政府の意向はそこまで強いのか。
いずれにしても、このような信頼のおけない政府による信頼のおけない法案に賛成することはとうていできない。
安保法案には反対だ。
TPPに関する交渉が進んでいる。
そもそも自民党はTPPに反対だったのではないか。
嘘つきペテン、ここに極まれりである。
昨夜、KBS京都でAKB48のオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時半近くまで仕事関係の作業を進める。
オールナイトニッポンは、川栄李奈の卒業特集で、同期(だそう)の小嶋菜月と名取稚奈の三人が出演していた。
それにしても、名前に「な」の字が多いな。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』について考えたり、川本三郎の『小説を、映画を、鉄道が走る』<集英社>を読み進めたりする。
ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>を聴き、CDレビューをアップする。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番<DHM>を聴きながら、雑件を片付ける。
夕飯後、シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第34番&第33番他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ集のCDレビューをアップしたりする。
『小説を、映画を、鉄道が走る』を読了する。
ああ、面白かった!
続けて、志川節子の『春はそこまで』<文藝春秋>を読み始める。
今日は、ローソンの手包みチョコバナナクレープを食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
バナナとホイップクリーム、チョコを包んだクレープで、まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
湧いて出る ツイート乞食 銭の狗
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
陽光や青空は見えつつも。
今日も今日とて気温が上昇し、暑さがとてつもなく厳しく、とてつもなく激しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
テレビやラジオ、新聞では都合のよいところばかりが切り取られている感なきにしもあらずだけれど(ただし、テレビは直接観ていない)、国会中継を拾い聴きするかぎり、安保法案に関する安倍首相以下政府側の答弁の無様さには本当に開いた口が塞がらない。
アメリカ政府の意向はそこまで強いのか。
いずれにしても、このような信頼のおけない政府による信頼のおけない法案に賛成することはとうていできない。
安保法案には反対だ。
TPPに関する交渉が進んでいる。
そもそも自民党はTPPに反対だったのではないか。
嘘つきペテン、ここに極まれりである。
昨夜、KBS京都でAKB48のオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時半近くまで仕事関係の作業を進める。
オールナイトニッポンは、川栄李奈の卒業特集で、同期(だそう)の小嶋菜月と名取稚奈の三人が出演していた。
それにしても、名前に「な」の字が多いな。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』について考えたり、川本三郎の『小説を、映画を、鉄道が走る』<集英社>を読み進めたりする。
ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>を聴き、CDレビューをアップする。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番<DHM>を聴きながら、雑件を片付ける。
夕飯後、シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第34番&第33番他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ集のCDレビューをアップしたりする。
『小説を、映画を、鉄道が走る』を読了する。
ああ、面白かった!
続けて、志川節子の『春はそこまで』<文藝春秋>を読み始める。
今日は、ローソンの手包みチョコバナナクレープを食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
バナナとホイップクリーム、チョコを包んだクレープで、まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
湧いて出る ツイート乞食 銭の狗
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
アンドレアス・シュタイアーが弾いたハイドンのクラヴィーア・ソナタ集VOL.2&VOL.3
☆ハイドン:クラヴィーア・ソナタ集VOL.2&VOL.3
独奏:アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ)
録音:VOL.2 1991年9月9日〜12日
VOL.3 1992年6月8日〜11日
リントラー・クルトゥールゼントルム
<DHM>05472 77186 2(VOL.2) 05472 77285 2(VOL.3)
アンドレアス・シュタイアーがドイツ・ハルモニアムンディ・レーベルに録音した3枚のハイドンのクラヴィーア・ソナタ集のうち、第35番〜第39番と第20番の第2集、アリエッタと12の変奏曲第1番、第34番、アンダンテと変奏曲、第33番、皇帝讃歌『神よ、皇帝を護り給え』による変奏曲の第3集を聴く。
ハイドンのソナタといえば、ソナチネ・アルバム=初心者のための教材というイメージがどうにも付きまとうが、このシュタイアーのフォルテピアノ演奏で聴くと、そんな思い込みも一発で吹き飛んでしまう。
例えば、第2集の冒頭に収められた第35番の第1楽章を聴いて欲しい。
それこそソナチネ・アルバムでおなじみの作品だけれど、飛び跳ねるような音楽のなんと美しく軽やかなこと!
聴いていて、本当にうきうきしてくる。
同じ第2集の第38番の第1楽章もそう。
作品の持つ明るさ、愉しさ、活き活きとした感じが存分に再現されている。
と言って、シュタイアーは浮かれ調子の馬鹿っ調子で好き勝手手前勝手に弾き倒しているわけではない。
テンポ設定や強弱の変化等々、作品の構造の把握の的確さに秀でている点は、やはり高く評価せねばならないだろう。
また、ソナタの緩徐楽章や第3集の変奏曲などにおける叙情性、歌唱性への充分な配慮も忘れてはなるまい。
弦楽4重奏曲第77番「皇帝」の第2楽章ともつながる皇帝讃歌による変奏曲の静謐さ、真摯さも強く印象に残った。
ソナチネ・アルバムにうっとうしい想いをさせられた方にこそ強くお薦めしたい、とびきりのアルバムである。
独奏:アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ)
録音:VOL.2 1991年9月9日〜12日
VOL.3 1992年6月8日〜11日
リントラー・クルトゥールゼントルム
<DHM>05472 77186 2(VOL.2) 05472 77285 2(VOL.3)
アンドレアス・シュタイアーがドイツ・ハルモニアムンディ・レーベルに録音した3枚のハイドンのクラヴィーア・ソナタ集のうち、第35番〜第39番と第20番の第2集、アリエッタと12の変奏曲第1番、第34番、アンダンテと変奏曲、第33番、皇帝讃歌『神よ、皇帝を護り給え』による変奏曲の第3集を聴く。
ハイドンのソナタといえば、ソナチネ・アルバム=初心者のための教材というイメージがどうにも付きまとうが、このシュタイアーのフォルテピアノ演奏で聴くと、そんな思い込みも一発で吹き飛んでしまう。
例えば、第2集の冒頭に収められた第35番の第1楽章を聴いて欲しい。
それこそソナチネ・アルバムでおなじみの作品だけれど、飛び跳ねるような音楽のなんと美しく軽やかなこと!
聴いていて、本当にうきうきしてくる。
同じ第2集の第38番の第1楽章もそう。
作品の持つ明るさ、愉しさ、活き活きとした感じが存分に再現されている。
と言って、シュタイアーは浮かれ調子の馬鹿っ調子で好き勝手手前勝手に弾き倒しているわけではない。
テンポ設定や強弱の変化等々、作品の構造の把握の的確さに秀でている点は、やはり高く評価せねばならないだろう。
また、ソナタの緩徐楽章や第3集の変奏曲などにおける叙情性、歌唱性への充分な配慮も忘れてはなるまい。
弦楽4重奏曲第77番「皇帝」の第2楽章ともつながる皇帝讃歌による変奏曲の静謐さ、真摯さも強く印象に残った。
ソナチネ・アルバムにうっとうしい想いをさせられた方にこそ強くお薦めしたい、とびきりのアルバムである。
ブルーノ・ヴァイルが指揮したハイドンの交響曲第82番〜第84番
☆ハイドン:交響曲第82番「熊」〜第84番
指揮:ブルーノ・ヴァイル
管弦楽:ターフェルムジーク
録音:1994年2月15日〜19日、トロント・グレン・グールド・スタジオ
デジタル・セッション
<SONY>SK66295
今日ほど、真の中庸の道を歩むことのむずかしく、それにもかかわらずまたそれの必要なときもないことがわかる。
中庸の道とはもちろん現状維持のことではなく、革命にさえそれはあるのだ。
それは折衷でも妥協でもなく、いちばん思慮と勇気の要る道なのだ。
とは、今は亡き林達夫の言葉だが、カナダのピリオド楽器オーケストラ、ターフェルムジークをブルーノ・ヴァイルが指揮して録音したハイドンの交響曲ほど、この言葉にぴったりの演奏もないと思う。
このアルバムには、パリのアマチュア・オーケストラ、コンセール・ド・ラ・ロージュ・オランピックの委嘱で作曲された、いわゆる「パリ・セット」のうち、前半の3曲が収められているが、ヴァイルとターフェルムジークは、祝祭的な第82番、劇性に富んだ第83番、優美な第84番といった各々の作品の性格はもちろんのこと、大編成の管弦楽のために大いに腕をふるったハイドンの音楽的な仕掛けを的確に再現している。
例えばそれは、「熊」というニックネームのもととなったとされる第82番終楽章のドゥイーンドゥイーンという音型や、「めんどり」というニックネームのもととなったとされる第83番第1楽章の第2主題、第84番終楽章の急緩強弱の変化など、挙げ始めるときりがない。
そして忘れてならないのは、こうした諸々が、実にさりげなく、一つの作品、一つの音楽の流れを壊すことなく表現されていることだ。
ニコラウス・アーノンクールや、彼の薫陶を受けたトマス・ファイが指揮したハイドンの交響曲には、そのアクロバティックなまでのめまぐるしい表情の変化を愉しむ反面、ときとしてわずらわしさを感じることがある。
その点、ヴァイルの快活なテンポを保った楽曲解釈は、何度聴いても聴き飽きることがない。
ターフェルムジークの明晰でまとまりのよいアンサンブルも、そうしたヴァイルの音楽づくりによく合っていると思う。
録音も実にクリアで、聴き心地がよい。
古典派好きには大いにお薦めしたい一枚だ。
返す返す残念なのは、ヴァイルとターフェルムジークによるハイドンの交響曲の録音が、中途で頓挫してしまったことである。
30番台〜第92番まで(つまるところ、ザロモン・セット以前)の交響曲、それが贅沢なら、少なくとも70番台、80番台と第91番、第92番「オックスフォード」はなんとか録音しておいて欲しかった。
(なお、ヴァイルは、ライヴ録音によるカペラ・コロニエンスシスとのザロモン・セットをリリースしているが、オーケストラの特性もあってか、ターフェルムジークとの録音ほどには魅力を感じない)
指揮:ブルーノ・ヴァイル
管弦楽:ターフェルムジーク
録音:1994年2月15日〜19日、トロント・グレン・グールド・スタジオ
デジタル・セッション
<SONY>SK66295
今日ほど、真の中庸の道を歩むことのむずかしく、それにもかかわらずまたそれの必要なときもないことがわかる。
中庸の道とはもちろん現状維持のことではなく、革命にさえそれはあるのだ。
それは折衷でも妥協でもなく、いちばん思慮と勇気の要る道なのだ。
とは、今は亡き林達夫の言葉だが、カナダのピリオド楽器オーケストラ、ターフェルムジークをブルーノ・ヴァイルが指揮して録音したハイドンの交響曲ほど、この言葉にぴったりの演奏もないと思う。
このアルバムには、パリのアマチュア・オーケストラ、コンセール・ド・ラ・ロージュ・オランピックの委嘱で作曲された、いわゆる「パリ・セット」のうち、前半の3曲が収められているが、ヴァイルとターフェルムジークは、祝祭的な第82番、劇性に富んだ第83番、優美な第84番といった各々の作品の性格はもちろんのこと、大編成の管弦楽のために大いに腕をふるったハイドンの音楽的な仕掛けを的確に再現している。
例えばそれは、「熊」というニックネームのもととなったとされる第82番終楽章のドゥイーンドゥイーンという音型や、「めんどり」というニックネームのもととなったとされる第83番第1楽章の第2主題、第84番終楽章の急緩強弱の変化など、挙げ始めるときりがない。
そして忘れてならないのは、こうした諸々が、実にさりげなく、一つの作品、一つの音楽の流れを壊すことなく表現されていることだ。
ニコラウス・アーノンクールや、彼の薫陶を受けたトマス・ファイが指揮したハイドンの交響曲には、そのアクロバティックなまでのめまぐるしい表情の変化を愉しむ反面、ときとしてわずらわしさを感じることがある。
その点、ヴァイルの快活なテンポを保った楽曲解釈は、何度聴いても聴き飽きることがない。
ターフェルムジークの明晰でまとまりのよいアンサンブルも、そうしたヴァイルの音楽づくりによく合っていると思う。
録音も実にクリアで、聴き心地がよい。
古典派好きには大いにお薦めしたい一枚だ。
返す返す残念なのは、ヴァイルとターフェルムジークによるハイドンの交響曲の録音が、中途で頓挫してしまったことである。
30番台〜第92番まで(つまるところ、ザロモン・セット以前)の交響曲、それが贅沢なら、少なくとも70番台、80番台と第91番、第92番「オックスフォード」はなんとか録音しておいて欲しかった。
(なお、ヴァイルは、ライヴ録音によるカペラ・コロニエンスシスとのザロモン・セットをリリースしているが、オーケストラの特性もあってか、ターフェルムジークとの録音ほどには魅力を感じない)
2015年07月29日
ああ、鳥栖駅・中央軒のシュウマイが食べたい! ああ、旅がしたい!(CLACLA日記) の
一応青空が見えていると思ったら、突然の雨。
雷鳴も轟く。
今日も気温が上昇し、暑さがとてつもなく厳しくとてつもなく激しい。
蒸し暑い蒸し暑い蒸し暑い!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
参議院の安保法案に関する特別委員会の国会中継を連日拾い聴きしているが、安倍首相以下政府側答弁のいいかげんさ、上っ面さは本当に度し難い。
そして、前言が安易に覆され、あれやこれやがどんどん付け加えられていく怖ろしさ。
これでは、やはり安保法案に反対せざるをえない。
新国立競技場の問題に関して、文部科学省の局長が更迭された。
まさしくトカゲの尻尾切りの一語である。
下村大臣の更迭が先決だろう。
こういう連中が道徳だのなんだのと偉そうに口にすることの恥ずかしさ。
オリンピックとパラリンピックは、返上してしまったほうがよい。
昨夜、NHKのラジオ深夜便や、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集<EMI>を聴いたりしながら、4時少し前まで仕事関係の作業を進める。
ラジオ深夜便の午前1時台は、「深夜便 落語100選」。
五明樓玉の輔が演じた『星野屋』(もしかしたら小朝さんの弟子かなと思って調べてみると、やっぱりそうだった)と、立川談四楼が演じた『三年目』が放送されていた。
朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。
その後、ヒュー・ウォルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギのボッティチェリの3枚の絵、鳥、リュートのための古風な舞曲とアリア第1&第3組曲<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
昼食時、昨夜のシュウマイの残りがあることを忘れてごはんを食べ終えてしまったため、レンジで温めずそのまま食す。
これもまた悪くない。
ただし、同じ冷たいシュウマイならば、鳥栖駅・中央軒のシュウマイがとびきりに美味しいと思う。
仕事の関係で父が鳥栖乗り換えで長崎に帰って来るときに、お土産としていつも買ってきてくれたものだ。
あっさりとした味付けで硬めの食感、あれは何個でもぺろりと食べちゃえる。
ああ、中央軒のシュウマイが食べたい!
(鳥栖駅のシュウマイに頭がいったのは、後述『小説を、映画を、鉄道が走る』を今読んでいるからかもしれない)
午後、ABCラジオの『桑原征平の粋も甘いも水曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、川本三郎の『小説を、映画を、鉄道が走る』<集英社>を読み進めたりする。
ヴェルナー・エールハルト率いるコンチェルト・ケルンが演奏したヴィルムスの交響曲第6番&第7番<ARCHIV>を聴き、CDレビューをアップする。
先月の誕生日に購入して15回ほど聴いたまま、レビューをアップするのを忘れてしまっていた。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、グレン・グールドが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」〜第10番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
夕飯後、ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団が演奏したロシア・序曲集、オリヴァー・ナッセン指揮クリーヴランド管弦楽団他が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『妖精の口づけ』全曲他<ともにドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『小説を、映画を、鉄道が走る』を読み進めたりする。
ああ、旅がしたい!
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
雷鳴も轟く。
今日も気温が上昇し、暑さがとてつもなく厳しくとてつもなく激しい。
蒸し暑い蒸し暑い蒸し暑い!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
参議院の安保法案に関する特別委員会の国会中継を連日拾い聴きしているが、安倍首相以下政府側答弁のいいかげんさ、上っ面さは本当に度し難い。
そして、前言が安易に覆され、あれやこれやがどんどん付け加えられていく怖ろしさ。
これでは、やはり安保法案に反対せざるをえない。
新国立競技場の問題に関して、文部科学省の局長が更迭された。
まさしくトカゲの尻尾切りの一語である。
下村大臣の更迭が先決だろう。
こういう連中が道徳だのなんだのと偉そうに口にすることの恥ずかしさ。
オリンピックとパラリンピックは、返上してしまったほうがよい。
昨夜、NHKのラジオ深夜便や、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集<EMI>を聴いたりしながら、4時少し前まで仕事関係の作業を進める。
ラジオ深夜便の午前1時台は、「深夜便 落語100選」。
五明樓玉の輔が演じた『星野屋』(もしかしたら小朝さんの弟子かなと思って調べてみると、やっぱりそうだった)と、立川談四楼が演じた『三年目』が放送されていた。
朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。
その後、ヒュー・ウォルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギのボッティチェリの3枚の絵、鳥、リュートのための古風な舞曲とアリア第1&第3組曲<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
昼食時、昨夜のシュウマイの残りがあることを忘れてごはんを食べ終えてしまったため、レンジで温めずそのまま食す。
これもまた悪くない。
ただし、同じ冷たいシュウマイならば、鳥栖駅・中央軒のシュウマイがとびきりに美味しいと思う。
仕事の関係で父が鳥栖乗り換えで長崎に帰って来るときに、お土産としていつも買ってきてくれたものだ。
あっさりとした味付けで硬めの食感、あれは何個でもぺろりと食べちゃえる。
ああ、中央軒のシュウマイが食べたい!
(鳥栖駅のシュウマイに頭がいったのは、後述『小説を、映画を、鉄道が走る』を今読んでいるからかもしれない)
午後、ABCラジオの『桑原征平の粋も甘いも水曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、川本三郎の『小説を、映画を、鉄道が走る』<集英社>を読み進めたりする。
ヴェルナー・エールハルト率いるコンチェルト・ケルンが演奏したヴィルムスの交響曲第6番&第7番<ARCHIV>を聴き、CDレビューをアップする。
先月の誕生日に購入して15回ほど聴いたまま、レビューをアップするのを忘れてしまっていた。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、グレン・グールドが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」〜第10番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
夕飯後、ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団が演奏したロシア・序曲集、オリヴァー・ナッセン指揮クリーヴランド管弦楽団他が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『妖精の口づけ』全曲他<ともにドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『小説を、映画を、鉄道が走る』を読み進めたりする。
ああ、旅がしたい!
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
ヴィルムスの交響曲第6番&第7番
☆ヴィルムス:交響曲第6番&第7番
管弦楽:コンチェルト・ケルン
(2003年2月14日〜17日/デジタル・セッション録音)
<ARCHIV>474 508-2
オランダの作曲家、ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムスは、1772年に生まれ1847年に亡くなっているから、ちょうどベートーヴェンと同時期に活躍したということになる。
実際、このアルバムに収められたいずれも短調の第6番ニ短調と第7番ハ短調の二つの交響曲を聴けば、古典派から初期ロマン派の端境というか、ヴィルムスが置かれた音楽史的な位置がよくわかるのではないか。
ともに4楽章で、劇性と緊張感に富んだ第1楽章、メロディカルで叙情的な緩徐楽章、といった作品の構成もすぐにベートーヴェンを想起させる。
管楽器のソロなど作曲的工夫が随所に聴き受けられる上に、表面的には粗い感触ながらも、その実技術的には的確で精度の高いアンサンブルを造り上げているヴェルナー・エールハルト率いるコンチェルト・ケルンの演奏も加わって、なかなかの聴きものになっている。
ただ、ところどころもって回った感じというのか、ベートーヴェンのようにある種の破綻や逸脱も含めて全てがきっちり決まりきらないもどかしさ、もっささを覚えたことも事実だ。
そのもどかしさ、もっささをどうとらえるかで、若干好みがわかれてくると思う。
ケルンのドイツ放送ゼンデザールでの録音は、非常にクリア。
コンチェルト・ケルンの演奏のスタイルにもよく沿っている。
管弦楽:コンチェルト・ケルン
(2003年2月14日〜17日/デジタル・セッション録音)
<ARCHIV>474 508-2
オランダの作曲家、ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムスは、1772年に生まれ1847年に亡くなっているから、ちょうどベートーヴェンと同時期に活躍したということになる。
実際、このアルバムに収められたいずれも短調の第6番ニ短調と第7番ハ短調の二つの交響曲を聴けば、古典派から初期ロマン派の端境というか、ヴィルムスが置かれた音楽史的な位置がよくわかるのではないか。
ともに4楽章で、劇性と緊張感に富んだ第1楽章、メロディカルで叙情的な緩徐楽章、といった作品の構成もすぐにベートーヴェンを想起させる。
管楽器のソロなど作曲的工夫が随所に聴き受けられる上に、表面的には粗い感触ながらも、その実技術的には的確で精度の高いアンサンブルを造り上げているヴェルナー・エールハルト率いるコンチェルト・ケルンの演奏も加わって、なかなかの聴きものになっている。
ただ、ところどころもって回った感じというのか、ベートーヴェンのようにある種の破綻や逸脱も含めて全てがきっちり決まりきらないもどかしさ、もっささを覚えたことも事実だ。
そのもどかしさ、もっささをどうとらえるかで、若干好みがわかれてくると思う。
ケルンのドイツ放送ゼンデザールでの録音は、非常にクリア。
コンチェルト・ケルンの演奏のスタイルにもよく沿っている。
2015年07月28日
嘘つきは政治家のはじまり(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気。
夕方前、強い雨も降る。
気温は今日も上昇し、暑さがとてつもなく激しく、とてつもなく厳しい。
蒸し暑い蒸し暑い蒸し暑い!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
参議院の特別委員会で安保法制の審議が始まったが、安倍首相ら政府側の答弁には全く納得がいかない。
詭弁にもならぬ駄弁を繰り返すばかりだ。
それに、中国や北朝鮮の脅威を強調し始めたけれど、それじゃあなんでミサイル攻撃の対象となるはずの原子力発電所の再稼働を政府は推し進めようとしているのか。
どうにもこうにも怪しい。
そうそう、目くらましの八百長猿芝居には注意しておかないと。
誹謗中傷や妖計、フレームアップ等々、何が起こるかわからないし。
明け方5時40分頃に就寝するも、9時過ぎには目が醒める。
で、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いた同じくシューベルトの即興曲集<EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
正午過ぎに外出し、仕事関係の用件を片付ける。
帰宅後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』(途中まで)や、ヒュー・ウォルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギのボッティチェリの3枚の絵、鳥、リュートのための古風な舞曲とアリア第1&第3組曲<TELDEC>、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、真嶋雄大の『グレン・グールドと32人のピアニスト』<PHP>を読み進めたりする。
『水の上で歌う』は、原稿用紙に換算して60枚分を超えた。
途中あまりの眠さに、1時間半ほどうとうとする。
18時過ぎに再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、先代の古今亭志ん朝が演じた『寝床』と『刀屋』<ソニー>を聴きながら、雑件を片付ける。
夕飯後、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>、マナコルダのシューベルトを聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
『グレン・グールドと32人のピアニスト』を読了し、川本三郎の『小説を、映画を、鉄道が走る』<集英社>を読み始める。
今日も、バウムクーヘンを食す。
昨日のいただきものの残りなり。
なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
それにしても、あれだけ嘘やペテンを重ねて恥ずかしくはないのだろうか。
それこそ嘘つきは泥棒のはじまりではなく、嘘つきは政治家のはじまりだ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
夕方前、強い雨も降る。
気温は今日も上昇し、暑さがとてつもなく激しく、とてつもなく厳しい。
蒸し暑い蒸し暑い蒸し暑い!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
参議院の特別委員会で安保法制の審議が始まったが、安倍首相ら政府側の答弁には全く納得がいかない。
詭弁にもならぬ駄弁を繰り返すばかりだ。
それに、中国や北朝鮮の脅威を強調し始めたけれど、それじゃあなんでミサイル攻撃の対象となるはずの原子力発電所の再稼働を政府は推し進めようとしているのか。
どうにもこうにも怪しい。
そうそう、目くらましの八百長猿芝居には注意しておかないと。
誹謗中傷や妖計、フレームアップ等々、何が起こるかわからないし。
明け方5時40分頃に就寝するも、9時過ぎには目が醒める。
で、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いた同じくシューベルトの即興曲集<EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
正午過ぎに外出し、仕事関係の用件を片付ける。
帰宅後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』(途中まで)や、ヒュー・ウォルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギのボッティチェリの3枚の絵、鳥、リュートのための古風な舞曲とアリア第1&第3組曲<TELDEC>、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、真嶋雄大の『グレン・グールドと32人のピアニスト』<PHP>を読み進めたりする。
『水の上で歌う』は、原稿用紙に換算して60枚分を超えた。
途中あまりの眠さに、1時間半ほどうとうとする。
18時過ぎに再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、先代の古今亭志ん朝が演じた『寝床』と『刀屋』<ソニー>を聴きながら、雑件を片付ける。
夕飯後、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>、マナコルダのシューベルトを聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
『グレン・グールドと32人のピアニスト』を読了し、川本三郎の『小説を、映画を、鉄道が走る』<集英社>を読み始める。
今日も、バウムクーヘンを食す。
昨日のいただきものの残りなり。
なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
それにしても、あれだけ嘘やペテンを重ねて恥ずかしくはないのだろうか。
それこそ嘘つきは泥棒のはじまりではなく、嘘つきは政治家のはじまりだ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
大切な予定をすませる ネオラクゴ・フロンティア後、『フェイク・ショウ』の撮影に参加した(夜明けのCLACLA)
晴天から曇天へ。
気温は今日も上昇し、暑さがとてつもなく厳しく激しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
参議院の本会議が開催される。
これから安保法案の審議が再び行われる。
デマや誹謗中傷が繰り広げられる今日この頃。
それだけ追い詰められているということだ。
昨夜、4時近くまで仕事関係の作業を進める。
朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。
その後、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
午後、大切な予定をすませる。
その後、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>を聴いたりしながら、『水の上で歌う』を書き進めたり、真嶋雄大の『グレン・グールドと32人のピアニスト』<PHP>を読み進めたりする。
19時少し前に外出し、仕事関係の用件を片付けてから錦湯さんへ。
月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection41を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!
で、21時半頃から、予定通りyoutubeドラマ『フェイク・ショウ』の撮影がスタートする。
作道雄君の丁寧な指示のもと、出演の月亭太遊さんや桂あおばさんの落語シーンなどを中心に撮影が進んだ。
詳しくは、観てのお愉しみ。
撮影終了後、軽い打ち上げにも参加し、相当遅めの夕飯をすませ、3時過ぎに帰宅する。
今日は、バウムクーヘンを食す。
いただきものなり。
なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
以上、7月27日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
気温は今日も上昇し、暑さがとてつもなく厳しく激しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
参議院の本会議が開催される。
これから安保法案の審議が再び行われる。
デマや誹謗中傷が繰り広げられる今日この頃。
それだけ追い詰められているということだ。
昨夜、4時近くまで仕事関係の作業を進める。
朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。
その後、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
午後、大切な予定をすませる。
その後、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>を聴いたりしながら、『水の上で歌う』を書き進めたり、真嶋雄大の『グレン・グールドと32人のピアニスト』<PHP>を読み進めたりする。
19時少し前に外出し、仕事関係の用件を片付けてから錦湯さんへ。
月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection41を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!
で、21時半頃から、予定通りyoutubeドラマ『フェイク・ショウ』の撮影がスタートする。
作道雄君の丁寧な指示のもと、出演の月亭太遊さんや桂あおばさんの落語シーンなどを中心に撮影が進んだ。
詳しくは、観てのお愉しみ。
撮影終了後、軽い打ち上げにも参加し、相当遅めの夕飯をすませ、3時過ぎに帰宅する。
今日は、バウムクーヘンを食す。
いただきものなり。
なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
以上、7月27日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
ネオラクゴ・フロンティアsection41(月亭太遊さんのネオラクゴ企画)
☆ネオラクゴ・フロンティアsection41
ゲスト:桂あおばさん、石村一也さん(回転ハッスル)
(2015年7月27日20時開演/錦湯)
おなじみ桂あおばさんに加え、回転ハッスルの石村一也さんを初ゲストに迎えた今夜のネオラクゴ・フロンティア(月亭太遊さんのネオラクゴ企画)は、終了後のyoutubeドラマ『フェイク・ショウ』の撮影にエキストラとして参加する方たちがお客さんの約8割を占めるというちょっと特異な雰囲気でスタートした。
で、まずはそんなご新規さん多数の雰囲気に応じて、太遊さん、あおばさん、石村さんがフロンティアについてやら、『フェイク・ショウ』についてやらのトークで40分以上盛り上げた。
が、もちろんこれだけで終わってはネオラクゴ・フロンティアではない。
あおばさんが2丁拳銃の小堀裕之さん作による新作『ハンカチ』を披露する。
『ハンカチ』といえば、すでにsection27(今年の4月13日)にあおばさんがかけたネタだが、話自体がよくできている上に、あおばさんの研鑚も目ざましく、お客さんの笑いがツボごとにきちんと起こっていた。
そして、太遊さんの新作は『プロポリスマン』。
なんや駄洒落やないかと思うなかれ。
実は相当含みのあるタイトルであり、内容の作品だ。
かつて『北の国』からで菅原文太が演じる男は「誠意って何かね」と問うたが、その伝でいくと「正義って何かね」と問うのが、この『プロポリスマン』ではなかろうか。
そして、とってもおかしくて、とってもずるい仕掛けつき。
大きな笑いを生み出していた。
最後は、「神話としてのビックリマン」のタイトルで、石村さんがビックリマンチョコ・シールの世界について熱く語った。
当年46歳になる当方にとってビックリマンチョコといえば、折り畳んだ千円札(それも伊藤博文の)とかコンセントとかスイッチといった「どっきりシール」をまず思い起こしてしまうのだけれど、今夜のビックリマンはその後爆発的ヒットとなった「キャラクター」シリーズに関して。
圧倒的とすら呼べるシールのコレクションに、石村さんの達者なべしゃりが加わって、これまた実に愉しかった。
それにしても、ビックリマンってそんな広大な世界観が造り出されていたんだ。
それこそビックリ!
時間の関係で少し駆け足気味に終わったため、ぜひまた石村さんにはビックリマンの奥の深さを存分に語っていただきたい。
と、変則的なネオラクゴ・フロンティアもまたよきかな。
ああ、面白かった!
ゲスト:桂あおばさん、石村一也さん(回転ハッスル)
(2015年7月27日20時開演/錦湯)
おなじみ桂あおばさんに加え、回転ハッスルの石村一也さんを初ゲストに迎えた今夜のネオラクゴ・フロンティア(月亭太遊さんのネオラクゴ企画)は、終了後のyoutubeドラマ『フェイク・ショウ』の撮影にエキストラとして参加する方たちがお客さんの約8割を占めるというちょっと特異な雰囲気でスタートした。
で、まずはそんなご新規さん多数の雰囲気に応じて、太遊さん、あおばさん、石村さんがフロンティアについてやら、『フェイク・ショウ』についてやらのトークで40分以上盛り上げた。
が、もちろんこれだけで終わってはネオラクゴ・フロンティアではない。
あおばさんが2丁拳銃の小堀裕之さん作による新作『ハンカチ』を披露する。
『ハンカチ』といえば、すでにsection27(今年の4月13日)にあおばさんがかけたネタだが、話自体がよくできている上に、あおばさんの研鑚も目ざましく、お客さんの笑いがツボごとにきちんと起こっていた。
そして、太遊さんの新作は『プロポリスマン』。
なんや駄洒落やないかと思うなかれ。
実は相当含みのあるタイトルであり、内容の作品だ。
かつて『北の国』からで菅原文太が演じる男は「誠意って何かね」と問うたが、その伝でいくと「正義って何かね」と問うのが、この『プロポリスマン』ではなかろうか。
そして、とってもおかしくて、とってもずるい仕掛けつき。
大きな笑いを生み出していた。
最後は、「神話としてのビックリマン」のタイトルで、石村さんがビックリマンチョコ・シールの世界について熱く語った。
当年46歳になる当方にとってビックリマンチョコといえば、折り畳んだ千円札(それも伊藤博文の)とかコンセントとかスイッチといった「どっきりシール」をまず思い起こしてしまうのだけれど、今夜のビックリマンはその後爆発的ヒットとなった「キャラクター」シリーズに関して。
圧倒的とすら呼べるシールのコレクションに、石村さんの達者なべしゃりが加わって、これまた実に愉しかった。
それにしても、ビックリマンってそんな広大な世界観が造り出されていたんだ。
それこそビックリ!
時間の関係で少し駆け足気味に終わったため、ぜひまた石村さんにはビックリマンの奥の深さを存分に語っていただきたい。
と、変則的なネオラクゴ・フロンティアもまたよきかな。
ああ、面白かった!
2015年07月27日
飄々舎のイベントを愉しんだ(深夜のCLACLA)
晴天が続く。
いい青空、いいお天気の一日。
今日も気温が上昇し、暑さがとてつもなく厳しくとてつもなく激しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
夜郎自大、忌むべし。
昨夜、ヒュー・ウォルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギのボッティチェリの3枚の絵、鳥、リュートのための古風な舞曲とアリア第1&第3組曲<TELDEC>や、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
朝早くに起きて、仕事関係の予定をすませる。
その後、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<同>、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたりする。
イレーヌ・ネミロフスキーの『フランス組曲』<白水社>を読了する。
第2次世界大戦におけるフランスの敗戦とその後のドイツによる占領下の状況を、様々な登場人物のエピソードを重ね合わせ、連環させながら記した圧倒的長篇である。
ネミロフスキー自身によるメモも含めて、今読んでおいて本当によかったと思える作品だった。
それにしても、ネミロフスキーという優れた作家の才能を奪うとともに(1942年にアウシュヴィッツで亡くなった)、『フランス組曲』という優れた作品の完成する機会を奪ったナチス・ドイツと、それに協力したフランス人たちの行いに、改めて怒りと憤りを覚えた。
ほかに、小林信彦の『テレビの黄金時代』<文春文庫>の拾い読みもした。
16時過ぎに外出し、下京図書館へ。
『フランス組曲』、萩本欽一の『ばんざいまたね』<ポプラ社>、戸田学の『上方落語の戦後史』<岩波書店>、鷲巣力の『加藤周一を読む』<同>、吉村萬壱の『ボラード病』<文藝春秋>を返却し、予約しておいた真嶋雄大の『グレン・グールドと32人のピアニスト』<PHP>、川本三郎の『小説を、映画を、鉄道が走る』<集英社>、志川節子の『春はそこまで』<文藝春秋>、藤野眞功の『アムステルダムの笛吹き』<中央公論新社>、オタ・フィリップの『お爺ちゃんと大砲』<春風社>を新たに借りる。
それから元・立誠小学校へ移動し、職員室で行われた飄々舎のイベントを愉しむ。
今回は、企画会議の名目で、飄々舎の主催者である青木白君とあかごひねひね君の二人があれこれとトークを繰り広げたが、まずもってあかごひねひね君のバーバル・ギャグ・センスが光る。
加えて、それに対する青木君の軽妙な返しもよかった。
またイベント後半では、作道雄君が登場し、映画『マザーレイク』やyoutubeドラマ『フェイク・ショウ』(日付変わって今日のネオラクゴ・フロンティア終了後に撮影予定あり)に関する話をしたり、自分自身の仕事に深く関わるネタでプレゼンテーション(というかお客さんも参加したゲーム)を行っていた。
ああ、面白かった!
開演前休憩中終了後、青木君、あかごひねひね君、作道君をはじめ、関係各氏と話をする。
その後、演劇映画関係で親しくしている人と夕飯をとりながら簡単な打ち合わせを行った。
で、22時過ぎに帰宅する。
帰宅してシャワーを浴びたのち、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集<EMI>やウォルフのレスピーギを聴きながら、作業を進めたり、『グレン・グールドと32人のピアニスト』を読み始めたりする。
以上、7月26日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
いい青空、いいお天気の一日。
今日も気温が上昇し、暑さがとてつもなく厳しくとてつもなく激しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
夜郎自大、忌むべし。
昨夜、ヒュー・ウォルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギのボッティチェリの3枚の絵、鳥、リュートのための古風な舞曲とアリア第1&第3組曲<TELDEC>や、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
朝早くに起きて、仕事関係の予定をすませる。
その後、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<同>、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたりする。
イレーヌ・ネミロフスキーの『フランス組曲』<白水社>を読了する。
第2次世界大戦におけるフランスの敗戦とその後のドイツによる占領下の状況を、様々な登場人物のエピソードを重ね合わせ、連環させながら記した圧倒的長篇である。
ネミロフスキー自身によるメモも含めて、今読んでおいて本当によかったと思える作品だった。
それにしても、ネミロフスキーという優れた作家の才能を奪うとともに(1942年にアウシュヴィッツで亡くなった)、『フランス組曲』という優れた作品の完成する機会を奪ったナチス・ドイツと、それに協力したフランス人たちの行いに、改めて怒りと憤りを覚えた。
ほかに、小林信彦の『テレビの黄金時代』<文春文庫>の拾い読みもした。
16時過ぎに外出し、下京図書館へ。
『フランス組曲』、萩本欽一の『ばんざいまたね』<ポプラ社>、戸田学の『上方落語の戦後史』<岩波書店>、鷲巣力の『加藤周一を読む』<同>、吉村萬壱の『ボラード病』<文藝春秋>を返却し、予約しておいた真嶋雄大の『グレン・グールドと32人のピアニスト』<PHP>、川本三郎の『小説を、映画を、鉄道が走る』<集英社>、志川節子の『春はそこまで』<文藝春秋>、藤野眞功の『アムステルダムの笛吹き』<中央公論新社>、オタ・フィリップの『お爺ちゃんと大砲』<春風社>を新たに借りる。
それから元・立誠小学校へ移動し、職員室で行われた飄々舎のイベントを愉しむ。
今回は、企画会議の名目で、飄々舎の主催者である青木白君とあかごひねひね君の二人があれこれとトークを繰り広げたが、まずもってあかごひねひね君のバーバル・ギャグ・センスが光る。
加えて、それに対する青木君の軽妙な返しもよかった。
またイベント後半では、作道雄君が登場し、映画『マザーレイク』やyoutubeドラマ『フェイク・ショウ』(日付変わって今日のネオラクゴ・フロンティア終了後に撮影予定あり)に関する話をしたり、自分自身の仕事に深く関わるネタでプレゼンテーション(というかお客さんも参加したゲーム)を行っていた。
ああ、面白かった!
開演前休憩中終了後、青木君、あかごひねひね君、作道君をはじめ、関係各氏と話をする。
その後、演劇映画関係で親しくしている人と夕飯をとりながら簡単な打ち合わせを行った。
で、22時過ぎに帰宅する。
帰宅してシャワーを浴びたのち、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集<EMI>やウォルフのレスピーギを聴きながら、作業を進めたり、『グレン・グールドと32人のピアニスト』を読み始めたりする。
以上、7月26日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2015年07月25日
猛暑日 暑い暑い暑い暑い!(CLACLA日記)
晴天。
いい青空、いいお天気が続く。
猛暑日。
暑さがとてつもなく厳しく、とてつもなく激しい。
暑い暑い暑い暑い!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
TPPって、どうにも胡散臭いなあ。
安保法制ももちろんだけど、こちらのほうも注視しておかないと。
いずれにしても、目くらましの八百長猿芝居には騙されてはなるまい。
昨夜、オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>やアナトール・ウゴルスキが弾いた同じくベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
朝早くに起きて、仕事関係の予定をすませる。
午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、非常によろし。
ああ、すっきりした!
その後、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次は言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、イレーヌ・ネミロフスキーの『フランス組曲』<白水社>を読み進めたりする。
ほかに、小林信彦の『おかしな男 渥美清』<新潮文庫>の拾い読みもした。
14時頃外出し、木屋町通の元・立誠小学校へ。
音楽室で、夕暮れ社 いなもり支店vol.3.5『ちょっと待って、エントロピー!!』(稲森明日香さん脚本・演出)を観る。
詳しくは、前回の記事(倭多顕璽の観劇記録)をご参照のほど。
明日まで公演中ですので、ご都合よろしい方はぜひ!!
開演前終演後、関係各氏と話をする。
終演後、京都芸術センターで『ぶらあぼ』8月号を入手したり、夕飯用の買い物をしたりして、17時半頃帰宅した。
帰宅後、シャワーを浴び、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>を聴いたりしながら、雑件を片付けたり、『フランス組曲』を読み進めたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
「ノイマンのチェコ音楽」と題して、NHK交響楽団第766回定期公演(1978年12月1日、NHKホール)からスメタナの歌劇『売られた花嫁』序曲とドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」、第1124回定期公演(1990年11月9日、同)からドヴォルザークのスラヴ舞曲第1集作品番号46のライヴ録音が放送されていた。
ノイマンも実演に接しそびれた指揮者の一人だ。
接する機会がなくはなかったにもかかわらず。
続けて、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>を聴く。
再びNHK・FMに戻り、『クラシックの迷宮』を聴く。
清水脩作詞作曲による歌劇『セロ弾きのゴーシュ』(小泉ひろし指揮東京フィル他による演奏/1977年9月25日放送の番組のためのスタジオ録音)が放送されていた。
『セロ弾きのゴーシュ』といえば、林光さんの作曲したオペラをすぐに思い出すが、この清水作品も予想以上に面白かった。
歌に加えて、オーケストラの部分が。
さらに、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集<EMI>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『フランス組曲』を読み進めたりする。
今日は、ローソンのカップスイーツ ティラミスを食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
ティラミスケーキをイメージしたカップの洋菓子で、なかなか美味しうございました。
ってこれ、表記はないけれど、ロピアのお菓子じゃないのかしらん。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
いい青空、いいお天気が続く。
猛暑日。
暑さがとてつもなく厳しく、とてつもなく激しい。
暑い暑い暑い暑い!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
TPPって、どうにも胡散臭いなあ。
安保法制ももちろんだけど、こちらのほうも注視しておかないと。
いずれにしても、目くらましの八百長猿芝居には騙されてはなるまい。
昨夜、オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>やアナトール・ウゴルスキが弾いた同じくベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
朝早くに起きて、仕事関係の予定をすませる。
午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、非常によろし。
ああ、すっきりした!
その後、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次は言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、イレーヌ・ネミロフスキーの『フランス組曲』<白水社>を読み進めたりする。
ほかに、小林信彦の『おかしな男 渥美清』<新潮文庫>の拾い読みもした。
14時頃外出し、木屋町通の元・立誠小学校へ。
音楽室で、夕暮れ社 いなもり支店vol.3.5『ちょっと待って、エントロピー!!』(稲森明日香さん脚本・演出)を観る。
詳しくは、前回の記事(倭多顕璽の観劇記録)をご参照のほど。
明日まで公演中ですので、ご都合よろしい方はぜひ!!
開演前終演後、関係各氏と話をする。
終演後、京都芸術センターで『ぶらあぼ』8月号を入手したり、夕飯用の買い物をしたりして、17時半頃帰宅した。
帰宅後、シャワーを浴び、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>を聴いたりしながら、雑件を片付けたり、『フランス組曲』を読み進めたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
「ノイマンのチェコ音楽」と題して、NHK交響楽団第766回定期公演(1978年12月1日、NHKホール)からスメタナの歌劇『売られた花嫁』序曲とドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」、第1124回定期公演(1990年11月9日、同)からドヴォルザークのスラヴ舞曲第1集作品番号46のライヴ録音が放送されていた。
ノイマンも実演に接しそびれた指揮者の一人だ。
接する機会がなくはなかったにもかかわらず。
続けて、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>を聴く。
再びNHK・FMに戻り、『クラシックの迷宮』を聴く。
清水脩作詞作曲による歌劇『セロ弾きのゴーシュ』(小泉ひろし指揮東京フィル他による演奏/1977年9月25日放送の番組のためのスタジオ録音)が放送されていた。
『セロ弾きのゴーシュ』といえば、林光さんの作曲したオペラをすぐに思い出すが、この清水作品も予想以上に面白かった。
歌に加えて、オーケストラの部分が。
さらに、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集<EMI>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『フランス組曲』を読み進めたりする。
今日は、ローソンのカップスイーツ ティラミスを食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
ティラミスケーキをイメージしたカップの洋菓子で、なかなか美味しうございました。
ってこれ、表記はないけれど、ロピアのお菓子じゃないのかしらん。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
夕暮れ社 いなもり支店vol.3.5『ちょっと待って、エントロピー!!』
☆夕暮れ社 いなもり支店vol.3.5 七夕月の里帰り公演
『ちょっと待って、エントロピー!!』
脚本・演出:稲森明日香
(2015年7月25日15時開演の回/元・立誠小学校音楽室)
夕暮れ社 弱男ユニットといえば、まずは村上慎太郎ということになるが、前回の本公演『プール』(2014年11月30日/京都芸術センター・フリースペース)で主役を張った南志穂や、先日の同志社女子大学のコンサートで見事な歌唱を披歴した藤居知佳子、最近一層活動の幅を拡げている伊勢村圭太、御厨貴とその他のメンバーも粒ぞろいだ。
そして忘れてならないのが、稲森明日香、向井咲絵のベテラン二人。
彼女らなくしては夕暮れ社 弱男ユニットが存立危機事態に陥る、と言っても過言ではないユニットの屋台骨である。
そんな稲森さんに向井さんが加わった、夕暮れ社 いなもり支店が、5月に東京で上演した『ちょっと待って、エントロピー!!』を京都で再演(一部、京都用に手直しが行われているよう)するというので迷わず足を運んだ。
登場人物は、手話で会話をする「聞こえない」多香子(稲森さん)、多香子の幼なじみで手話がわかる「聞こえる」かず代(向井さん)、手話がわからない「聞こえる」潮音(住吉山実里)の三人。
そんな三人が、職場の先輩の結婚式の余興を決めるために多香子の家に集まったものの…。
といった具合に話は進んでいくのだけれど、あえてくどくど詳しい内容については触れるまい。
人と人とがどう心を通い合わせていくか、人と人とのコミュニケーションのあり様あり方の滑稽さ、そして難しさ(もしかしたらそれは演劇活動、もっと直截的にいえば、弱男ユニットでのあれこれの遠映かもしれない)が、女性どうしらしいやり取りや、一歩前進二歩後退、じゃなくて、七歩進んで三歩下がる的な仕掛けを通して描かれていく。
中でも、多香子がまさしく内面を吐露する場面のおかせつなさ!
初の長篇作品ということもあってか、例えば、三人の背景(どんな職場?)が若干はっきりしないこととか、結末に到る葛藤がスルーされていることとか、パズルのピースが全て埋まり切れていないもどかしさを覚えたことも事実だけれど、いなもり支店、弱男ユニットに関わらず、夕暮れ社の作品に共通している、演者にとって負荷が大きいはずの事どもを何気ないそぶりで演じ切っている点に関しては、やはり大きな拍手を贈りたい。
稲森さん、向井さんはもちろんのこと、住吉山さんも、作品世界によく沿った演技体技を繰り広げていたと思う。
明日まで公演中。
ご都合よろしい方はぜひ!!
『ちょっと待って、エントロピー!!』
脚本・演出:稲森明日香
(2015年7月25日15時開演の回/元・立誠小学校音楽室)
夕暮れ社 弱男ユニットといえば、まずは村上慎太郎ということになるが、前回の本公演『プール』(2014年11月30日/京都芸術センター・フリースペース)で主役を張った南志穂や、先日の同志社女子大学のコンサートで見事な歌唱を披歴した藤居知佳子、最近一層活動の幅を拡げている伊勢村圭太、御厨貴とその他のメンバーも粒ぞろいだ。
そして忘れてならないのが、稲森明日香、向井咲絵のベテラン二人。
彼女らなくしては夕暮れ社 弱男ユニットが存立危機事態に陥る、と言っても過言ではないユニットの屋台骨である。
そんな稲森さんに向井さんが加わった、夕暮れ社 いなもり支店が、5月に東京で上演した『ちょっと待って、エントロピー!!』を京都で再演(一部、京都用に手直しが行われているよう)するというので迷わず足を運んだ。
登場人物は、手話で会話をする「聞こえない」多香子(稲森さん)、多香子の幼なじみで手話がわかる「聞こえる」かず代(向井さん)、手話がわからない「聞こえる」潮音(住吉山実里)の三人。
そんな三人が、職場の先輩の結婚式の余興を決めるために多香子の家に集まったものの…。
といった具合に話は進んでいくのだけれど、あえてくどくど詳しい内容については触れるまい。
人と人とがどう心を通い合わせていくか、人と人とのコミュニケーションのあり様あり方の滑稽さ、そして難しさ(もしかしたらそれは演劇活動、もっと直截的にいえば、弱男ユニットでのあれこれの遠映かもしれない)が、女性どうしらしいやり取りや、一歩前進二歩後退、じゃなくて、七歩進んで三歩下がる的な仕掛けを通して描かれていく。
中でも、多香子がまさしく内面を吐露する場面のおかせつなさ!
初の長篇作品ということもあってか、例えば、三人の背景(どんな職場?)が若干はっきりしないこととか、結末に到る葛藤がスルーされていることとか、パズルのピースが全て埋まり切れていないもどかしさを覚えたことも事実だけれど、いなもり支店、弱男ユニットに関わらず、夕暮れ社の作品に共通している、演者にとって負荷が大きいはずの事どもを何気ないそぶりで演じ切っている点に関しては、やはり大きな拍手を贈りたい。
稲森さん、向井さんはもちろんのこと、住吉山さんも、作品世界によく沿った演技体技を繰り広げていたと思う。
明日まで公演中。
ご都合よろしい方はぜひ!!
2015年07月24日
鶴見俊輔さんが亡くなった メガネと身体のメンテナンスを行った(CLACLA日記)
哲学者で評論家の鶴見俊輔さんが亡くなった。93歳。
鶴見さんは政治家の鶴見祐輔の長男として生まれ(なお、子息は歴史学者の鶴見太郎、母方の祖父は後藤新平、姉は社会学者の鶴見和子、従弟は人類学者の鶴見和行)、素行不良な青少年期を送ったのち、アメリカに留学し、ハーヴァード大学で学ぶ。
太平洋戦争開戦後、無政府主義者として逮捕されるも日米の交換船で帰国。
敗戦後は、都留重人や丸山眞男らと『思想の科学』を発刊するなど、各種研究論考で活躍する。
京都大学助教授や東京工業大学助教授、同志社大学教授を務めたが、その後は在野の研究者、思想家として活動を続ける一方、ベ平連や九条の会等、反戦平和、反権力的な市民運動にも積極的にコミットした。
戦後リベラルを体現する人物の一人だった。
著書も多数。
直接詳しくお話をうかがう機会はなかったものの、様々な場で鶴見さんのお姿をよくお見かけした。
そういえば、南座での前進座公演でも、鶴見さんをお見かけしたことがあったのだった。
深く、深く、深く、深く黙祷。
日本経済新聞社が、ファイナンシャル・タイムズを発行するイギリスのFTグループを買収することで合意したと報じられている。
いろいろと考えることあり。
参議院本会議で、参議院の10増10減が可決された。
まさしく彌縫策の一語である。
晴天。
いい青空、いいお天気の一日。
気温は一気に上昇し、暑さがとてつもなく厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンを聴いたり、youtubeにアップされた『男はつらいよ』シリーズを拾い観したりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
祇園祭後祭の巡行の日。
朝早くに起きて、仕事関係の予定をすませる。
午前10時台に外出し、仕事関係の用件を片付ける。
帰宅後、実家に電話をかけ、母と少し話をする。
その後、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』や、ヒュー・ウォルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギのボッティチェリの3枚の絵、鳥、リュートのための古風な舞曲とアリア第1&第3組曲<TELDEC>、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番<DHM>、フォルテピアノのスタンリー・ホッホランドが弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第11番、第19番、第35番<BRILLIANT>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、イレーヌ・ネミロフスキーの『フランス組曲』<白水社>を読み進めたりする。
『水の上で歌う』は、原稿用紙に換算して57枚分を超えた。
ほかに、小林信彦の『おかしな男 渥美清』<新潮文庫>の拾い読みもする。
17時半過ぎに外出したところ、ちょうど巡行の帰りの行列にぶつかる。
で、なんとか迂回することができた。
メガネ・ショップでメガネのメンテナンスを行う。
あっという間に1年近くが経ってしまっていた。
気をつけておかないと。
それから百万遍方面へ移動し、身体のメンテナンスを行う。
ああ、すっきりした!
夕飯用の買い物をすませ、20時40分に帰宅する。
帰宅後、シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第34番&第33番<DHM>を聴きながら、雑件を片付ける。
遅めの夕飯後、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>を聴いたりしながら、『フランス組曲』を読み進めたり、『おかしな男 渥美清』の拾い読みをしたりする。
今日は、グレインビスケット(ミックスナッツ)を食す。
寺町の業務スーパーで、税込み83円だったもの。
ナッツの入ったさくさくとした食感の全粒粉のビスケットで、まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
鶴見さんは政治家の鶴見祐輔の長男として生まれ(なお、子息は歴史学者の鶴見太郎、母方の祖父は後藤新平、姉は社会学者の鶴見和子、従弟は人類学者の鶴見和行)、素行不良な青少年期を送ったのち、アメリカに留学し、ハーヴァード大学で学ぶ。
太平洋戦争開戦後、無政府主義者として逮捕されるも日米の交換船で帰国。
敗戦後は、都留重人や丸山眞男らと『思想の科学』を発刊するなど、各種研究論考で活躍する。
京都大学助教授や東京工業大学助教授、同志社大学教授を務めたが、その後は在野の研究者、思想家として活動を続ける一方、ベ平連や九条の会等、反戦平和、反権力的な市民運動にも積極的にコミットした。
戦後リベラルを体現する人物の一人だった。
著書も多数。
直接詳しくお話をうかがう機会はなかったものの、様々な場で鶴見さんのお姿をよくお見かけした。
そういえば、南座での前進座公演でも、鶴見さんをお見かけしたことがあったのだった。
深く、深く、深く、深く黙祷。
日本経済新聞社が、ファイナンシャル・タイムズを発行するイギリスのFTグループを買収することで合意したと報じられている。
いろいろと考えることあり。
参議院本会議で、参議院の10増10減が可決された。
まさしく彌縫策の一語である。
晴天。
いい青空、いいお天気の一日。
気温は一気に上昇し、暑さがとてつもなく厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンを聴いたり、youtubeにアップされた『男はつらいよ』シリーズを拾い観したりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
祇園祭後祭の巡行の日。
朝早くに起きて、仕事関係の予定をすませる。
午前10時台に外出し、仕事関係の用件を片付ける。
帰宅後、実家に電話をかけ、母と少し話をする。
その後、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』や、ヒュー・ウォルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギのボッティチェリの3枚の絵、鳥、リュートのための古風な舞曲とアリア第1&第3組曲<TELDEC>、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番<DHM>、フォルテピアノのスタンリー・ホッホランドが弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第11番、第19番、第35番<BRILLIANT>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、イレーヌ・ネミロフスキーの『フランス組曲』<白水社>を読み進めたりする。
『水の上で歌う』は、原稿用紙に換算して57枚分を超えた。
ほかに、小林信彦の『おかしな男 渥美清』<新潮文庫>の拾い読みもする。
17時半過ぎに外出したところ、ちょうど巡行の帰りの行列にぶつかる。
で、なんとか迂回することができた。
メガネ・ショップでメガネのメンテナンスを行う。
あっという間に1年近くが経ってしまっていた。
気をつけておかないと。
それから百万遍方面へ移動し、身体のメンテナンスを行う。
ああ、すっきりした!
夕飯用の買い物をすませ、20時40分に帰宅する。
帰宅後、シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第34番&第33番<DHM>を聴きながら、雑件を片付ける。
遅めの夕飯後、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>を聴いたりしながら、『フランス組曲』を読み進めたり、『おかしな男 渥美清』の拾い読みをしたりする。
今日は、グレインビスケット(ミックスナッツ)を食す。
寺町の業務スーパーで、税込み83円だったもの。
ナッツの入ったさくさくとした食感の全粒粉のビスケットで、まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2015年07月23日
雨から青空へ(CLACLA日記)
昨夜から午前中にかけて雨。
その後止んで、お昼過ぎ頃から青空が見え始める。
気温はそれほど上昇せず。
ただし、明日以降またぞろ暑くなりそう。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
目くらましの八百長猿芝居や、ためにする誹謗中傷には騙されたくない。
馬鹿を支持し、許容し、黙認する者こそ一番の馬鹿者だ。
昨夜、KBS京都でAKB48のオールナイトニッポン(宮崎美穂、石田晴香、中村麻里子)を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
オールナイトニッポンはちょっと微妙な顔ぶれで、自分たちでもそれを意識した発言を行っていた。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>、オリ・ムストネンが弾いた同じくベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、イレーヌ・ネミロフスキーの『フランス組曲』<白水社>を読み進めたりする。
ネミロフスキーの作品は、昨年未知谷から続けて刊行されているが、できればその全てを読んでおきたい。
1942年にアウシュヴィッツ亡くなった彼女の作品には、強く心魅かれる。
ほかに、福永文夫の『大平正芳』<中公新書>の拾い読みもした。
18時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。
途中、近くのグルメシティで週刊文春の小林信彦の連載エッセイの立ち読みもした。
今回は、先ごろ亡くなった相倉久人を悼んだ内容だった。
帰宅後、アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>を聴きながら、雑件を片付ける。
夕飯後、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集<EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『フランス組曲』を読み進めたりする。
ほかに、小林信彦の『おかしな男 渥美清』<新潮文庫>の拾い読みもした。
最近、youtubeにアップされている山田洋次監督の『男はつらいよ』(シリーズ第1作)を拾い観して、さくらと博の結婚式での博の父親(志村喬)のスピーチをコピーしているからでもある。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
緊縮財政を強化せねば。
そして、もっと働かねば。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
その後止んで、お昼過ぎ頃から青空が見え始める。
気温はそれほど上昇せず。
ただし、明日以降またぞろ暑くなりそう。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
目くらましの八百長猿芝居や、ためにする誹謗中傷には騙されたくない。
馬鹿を支持し、許容し、黙認する者こそ一番の馬鹿者だ。
昨夜、KBS京都でAKB48のオールナイトニッポン(宮崎美穂、石田晴香、中村麻里子)を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
オールナイトニッポンはちょっと微妙な顔ぶれで、自分たちでもそれを意識した発言を行っていた。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>、オリ・ムストネンが弾いた同じくベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、イレーヌ・ネミロフスキーの『フランス組曲』<白水社>を読み進めたりする。
ネミロフスキーの作品は、昨年未知谷から続けて刊行されているが、できればその全てを読んでおきたい。
1942年にアウシュヴィッツ亡くなった彼女の作品には、強く心魅かれる。
ほかに、福永文夫の『大平正芳』<中公新書>の拾い読みもした。
18時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。
途中、近くのグルメシティで週刊文春の小林信彦の連載エッセイの立ち読みもした。
今回は、先ごろ亡くなった相倉久人を悼んだ内容だった。
帰宅後、アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>を聴きながら、雑件を片付ける。
夕飯後、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集<EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『フランス組曲』を読み進めたりする。
ほかに、小林信彦の『おかしな男 渥美清』<新潮文庫>の拾い読みもした。
最近、youtubeにアップされている山田洋次監督の『男はつらいよ』(シリーズ第1作)を拾い観して、さくらと博の結婚式での博の父親(志村喬)のスピーチをコピーしているからでもある。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
緊縮財政を強化せねば。
そして、もっと働かねば。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2015年07月22日
流しに水害が起こる(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気の一日。
時折激しく雨が降る。
戻り梅雨。
じめじめとして、あまり快ならず。
気圧と湿度のWパンチで、身体重たし。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
東シナ海のガス田開発に関し、中国側が2013年以降、12基の構造物を建設していることを政府が公表した。
それが事実であれば、中国側の行為には強い憤りを感じるが、しかし、どうして今それが公表されるのかについても訝しさを覚える。
タイミングが良すぎる。
昨夜、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集<EMI>、ヒュー・ウォルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギのボッティチェリの3枚の絵、鳥、リュートのための古風な舞曲とアリア第1&第3組曲<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
お昼の食事の片付けをしていると、いずこかより水が漏れ始める!
調べてみて、どうやら排水管あたりが怪しいということがわかる。
で、漏れた水を雑巾で拭いているうち、狭い場所に無理から右腕を突っ込んでいたもので、小さな擦りキズがたくさんでき、ケロイドのようになってしまう。
やれやれ。
ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
管理会社に電話をかけておいたところ、15時過ぎに業者の人がやって来る。
で、排水管の調査、修繕をすませてくれる。
ほっとはしたが、これでまた大出費だ。
8月は、観劇できない月間になりそうである。
ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<同>を聴いたりしながら、『水の上で歌う』を書き進める。
原稿用紙に換算して、54枚分を超えた。
吉村萬壱の『ボラード病』<文藝春秋>を読了する。
東日本大震災以降のこの国の状況を寓話化した作品。
悪意の表出にも納得した。
続けて、イレーヌ・ネミロフスキーの『フランス組曲』<白水社>を読み始める。
18時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。
夕飯後、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番と第34番&第33番他<DHM>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『フランス組曲』を読み進めたりする。
今日は、サンラヴィアンのちょっとがうれしいカステラ・チョコを食す。
近くのフレスコで、半額引き、税込み51円だったもの。
チョコ地の小ぶりなカステラ3切れで、予想していた以上に美味しうございました。
ごちそうさま!
流しの水害で、心晴れず。
いやはやなんともはや。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
時折激しく雨が降る。
戻り梅雨。
じめじめとして、あまり快ならず。
気圧と湿度のWパンチで、身体重たし。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
東シナ海のガス田開発に関し、中国側が2013年以降、12基の構造物を建設していることを政府が公表した。
それが事実であれば、中国側の行為には強い憤りを感じるが、しかし、どうして今それが公表されるのかについても訝しさを覚える。
タイミングが良すぎる。
昨夜、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集<EMI>、ヒュー・ウォルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギのボッティチェリの3枚の絵、鳥、リュートのための古風な舞曲とアリア第1&第3組曲<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
お昼の食事の片付けをしていると、いずこかより水が漏れ始める!
調べてみて、どうやら排水管あたりが怪しいということがわかる。
で、漏れた水を雑巾で拭いているうち、狭い場所に無理から右腕を突っ込んでいたもので、小さな擦りキズがたくさんでき、ケロイドのようになってしまう。
やれやれ。
ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
管理会社に電話をかけておいたところ、15時過ぎに業者の人がやって来る。
で、排水管の調査、修繕をすませてくれる。
ほっとはしたが、これでまた大出費だ。
8月は、観劇できない月間になりそうである。
ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<同>を聴いたりしながら、『水の上で歌う』を書き進める。
原稿用紙に換算して、54枚分を超えた。
吉村萬壱の『ボラード病』<文藝春秋>を読了する。
東日本大震災以降のこの国の状況を寓話化した作品。
悪意の表出にも納得した。
続けて、イレーヌ・ネミロフスキーの『フランス組曲』<白水社>を読み始める。
18時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。
夕飯後、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番と第34番&第33番他<DHM>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『フランス組曲』を読み進めたりする。
今日は、サンラヴィアンのちょっとがうれしいカステラ・チョコを食す。
近くのフレスコで、半額引き、税込み51円だったもの。
チョコ地の小ぶりなカステラ3切れで、予想していた以上に美味しうございました。
ごちそうさま!
流しの水害で、心晴れず。
いやはやなんともはや。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2015年07月21日
梅雨明けの三連休明け(CLACLA日記)
世は三連休明け。
どんよりとした感じはありつつも、晴天が続く。
いいお天気、いい青空の一日。
西日本は梅雨が明けたようだ。
気温は今日も上昇し、暑さがとても厳しい。
暑い暑い暑い暑い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
安倍首相自らがテレビに出演して安保法案の説明を行っているようだ。
そのうち、youtubeにアップされているフジテレビでのものを観たのだけれど、明らかに墓穴を掘っているとしか思えない。
良し悪しは置いておいて、岸信介と安倍晋三の差はあまりにも大きいと痛感する。
明け方5時20分頃まで作業を進める。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』について考えたり、吉村萬壱の『ボラード病』<文藝春秋>を読み進めたりする。
ほかに、福永文夫の『大平正芳』<中公新書>の拾い読みもした。
15時台に外出して仕事関係の用件を片付けてから、かかりつけの病院へ。
血液検査のための採血を行い、四条通のスギ薬局で薬を受け取り、ついでに夕飯用の買い物をすませて17時過ぎに帰宅した。
帰宅後、オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、『ボラード病』を読み進めたりする。
夕飯後、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『ボラード病』を読み進めたりする。
ほかに、『大平正芳』の拾い読みもした。
それと、息抜き代わりではないが、山田洋次監督の『男はつらいよ』(シリーズ第一作)から、さくらと博の結婚式での志村喬演じる博の父親のスピーチの物真似をさらう。
何をやってるんだか!
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
どんよりとした感じはありつつも、晴天が続く。
いいお天気、いい青空の一日。
西日本は梅雨が明けたようだ。
気温は今日も上昇し、暑さがとても厳しい。
暑い暑い暑い暑い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
安倍首相自らがテレビに出演して安保法案の説明を行っているようだ。
そのうち、youtubeにアップされているフジテレビでのものを観たのだけれど、明らかに墓穴を掘っているとしか思えない。
良し悪しは置いておいて、岸信介と安倍晋三の差はあまりにも大きいと痛感する。
明け方5時20分頃まで作業を進める。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』について考えたり、吉村萬壱の『ボラード病』<文藝春秋>を読み進めたりする。
ほかに、福永文夫の『大平正芳』<中公新書>の拾い読みもした。
15時台に外出して仕事関係の用件を片付けてから、かかりつけの病院へ。
血液検査のための採血を行い、四条通のスギ薬局で薬を受け取り、ついでに夕飯用の買い物をすませて17時過ぎに帰宅した。
帰宅後、オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、『ボラード病』を読み進めたりする。
夕飯後、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『ボラード病』を読み進めたりする。
ほかに、『大平正芳』の拾い読みもした。
それと、息抜き代わりではないが、山田洋次監督の『男はつらいよ』(シリーズ第一作)から、さくらと博の結婚式での志村喬演じる博の父親のスピーチの物真似をさらう。
何をやってるんだか!
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
世は三連休の最終日だった(夜明けのCLACLA)
世は海の日。
三連休の最終日。
って、こちらにはあんまり関係ないんだけどね…。
三連休が終わろうが、安保法案に関する反対の姿勢は変わらない。
晴天。
いいお天気、いい青空が続く。
気温は上昇し、暑さがとても厳しい。
暑い暑い暑い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
昨夜、ヒュー・ウォルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギのボッティチェリの3枚の絵、鳥、リュートのための古風な舞曲とアリア第1&第3組曲<TELDEC>を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
朝早くに起きて、仕事関係の予定をすませる。
その後、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
午後、NHKラジオ第1の『なぎら健壱のフォーク大集会』を途中まで聴く。
「ボブ・ディランをとりまく人々」のタイトルで、高石ともやが歌った『時代は変わる』や岡林信康の『戦争の親玉』も聴くことができた。
『戦争の親玉』は、『風に吹かれて』とともに、学生院生時代に組んでいたフォーク・グループ、トリオ・ザ・ポンチョス・ブラザーズでよく歌った歌なんだよなあ。
続けて、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番と第34番&第33番他<ともにDHM>を聴く。
仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたりする。
鷲巣力の『加藤周一を読む』<岩波書店>を読了する。
>「それでもお前は日本人か」をくり返しながら、軍国日本は多数の外国人を殺し、多数の日本人を犠牲にし、国中を焼土として、崩壊した。
その反省から成立したのが日本国憲法である。
その憲法は人権を尊重する。人権は「まず人間」に備わるので、「まず日本人」に備わるのではない。
国民の多数が「それでも日本人か」という代わりに「それでも人間か」といいだすであろうときに、はじめて、憲法は活かされ、人権は尊重され、この国は平和と民主主義への確かな道を見出すだろう<
(同書に引用された加藤周一先生の文章より)
立命館大学大学院の国際関係研究科在籍時、僕は加藤先生の講義を受講したことがあった。
諸々の事情で欠席も少なくなかったのだけれど、一度生麩料理のお店に受講生の多くとご一緒し、帰りのタクシーで隣に座る機会もいただいたりした。
あのときは確か、鎌倉の話などをうかがったのだった。
また、学生院生時代にアルバイトをした、かもがわ出版は加藤先生と深いつながりにあった出版社でもある。
続けて、吉村萬壱の『ボラード病』<文藝春秋>を読み始める。
18時台に外出し、仕事関係の用件を片付けてから錦湯さんへ。
月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection40を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
終了後打ち上げに参加し、非常に遅めの夕飯をすませ2時半に帰宅する。
以上、7月20日の日記。
で、シャワー後、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>を聴いたりしながら、ネオラクゴ記録をアップする。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
三連休の最終日。
って、こちらにはあんまり関係ないんだけどね…。
三連休が終わろうが、安保法案に関する反対の姿勢は変わらない。
晴天。
いいお天気、いい青空が続く。
気温は上昇し、暑さがとても厳しい。
暑い暑い暑い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
昨夜、ヒュー・ウォルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギのボッティチェリの3枚の絵、鳥、リュートのための古風な舞曲とアリア第1&第3組曲<TELDEC>を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
朝早くに起きて、仕事関係の予定をすませる。
その後、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
午後、NHKラジオ第1の『なぎら健壱のフォーク大集会』を途中まで聴く。
「ボブ・ディランをとりまく人々」のタイトルで、高石ともやが歌った『時代は変わる』や岡林信康の『戦争の親玉』も聴くことができた。
『戦争の親玉』は、『風に吹かれて』とともに、学生院生時代に組んでいたフォーク・グループ、トリオ・ザ・ポンチョス・ブラザーズでよく歌った歌なんだよなあ。
続けて、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番と第34番&第33番他<ともにDHM>を聴く。
仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたりする。
鷲巣力の『加藤周一を読む』<岩波書店>を読了する。
>「それでもお前は日本人か」をくり返しながら、軍国日本は多数の外国人を殺し、多数の日本人を犠牲にし、国中を焼土として、崩壊した。
その反省から成立したのが日本国憲法である。
その憲法は人権を尊重する。人権は「まず人間」に備わるので、「まず日本人」に備わるのではない。
国民の多数が「それでも日本人か」という代わりに「それでも人間か」といいだすであろうときに、はじめて、憲法は活かされ、人権は尊重され、この国は平和と民主主義への確かな道を見出すだろう<
(同書に引用された加藤周一先生の文章より)
立命館大学大学院の国際関係研究科在籍時、僕は加藤先生の講義を受講したことがあった。
諸々の事情で欠席も少なくなかったのだけれど、一度生麩料理のお店に受講生の多くとご一緒し、帰りのタクシーで隣に座る機会もいただいたりした。
あのときは確か、鎌倉の話などをうかがったのだった。
また、学生院生時代にアルバイトをした、かもがわ出版は加藤先生と深いつながりにあった出版社でもある。
続けて、吉村萬壱の『ボラード病』<文藝春秋>を読み始める。
18時台に外出し、仕事関係の用件を片付けてから錦湯さんへ。
月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection40を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
終了後打ち上げに参加し、非常に遅めの夕飯をすませ2時半に帰宅する。
以上、7月20日の日記。
で、シャワー後、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>を聴いたりしながら、ネオラクゴ記録をアップする。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
ネオラクゴ・フロンティアsection40(月亭太遊さんのネオラクゴ企画)
☆ネオラクゴ・フロンティアsection40
ゲスト:桂三幸さん、月亭天使さん
(2015年7月20日20時開演/錦湯)
回を重ねて40回目となる、月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection40。
続けも続けたり、ネオラクゴの新作をつくりもつくったり太遊さんだ。
その記念すべき今夜のゲストは、約4ヶ月ぶりの月亭天使さん(告知通り)と、おなじみ桂三幸さんのお二人。
まずは、太遊さんと三人で開口一番のおしゃべりを繰り広げる。
で、トップは天使さんの『皿屋敷』。
姫路にある通称皿屋敷では、かつて代官の青山鉄山の奸計によって殺害されたお菊の霊が夜な夜な表われ、一枚、二枚、三枚と失くした皿の枚数を数えている。
そして、最後の九枚の声を聴いた人間は呪い殺されてしまう。
そんな皿屋敷を、男たちが面白半分に訪れて…。
といった展開のおなじみの古典の噺だが、エアコンの不調もあったりして、マクラから本題に入るところでは、天使さんもちょっとやりにくそう。
が、男たちが皿屋敷に乗り込むあたりから俄然乗ってきて、流れがぐっとよくなる。
お菊さんの艶っぽさはもちろんだけれど、気弱な男なども天使さんの性質によく合っていると思った。
続くは、三幸さんの出来上がったばかり(…?)の新作。
いつものスピーカーはなくて、ipadが今夜のネオはめ物の主役。
いきなりそのipadのピアノモードを弾き始める三幸さん、さらには歌い始める三幸さん!?!?
と、話は始まり、印刷会社を経営する父親にはないしょでミュージシャンとしての活動を続ける息子だったが、自分のライヴに父親が来ていることを発見し思わず母親に尋ねたところ、なんと父親が昔バンドをやっていたことが発覚する…、と、話は進んでいく。
人情味あふれる作品になりそうなのだけれど、フロンティアでの三幸さんは太遊さんもたぶんびっくりのやりたい放題。
ついに行き着くところまで行き着いた。
いつまで続くか三幸さん!
どこまでやるのか三幸さん!
そして、太遊さんの新作は『酋長の教え』だ。
とある部族の村で、偶然の出来事をきっかけに酋長になれと強制される日本人の青年だったが…。
かつてテレビ界に君臨した、ザ・ドリフターズに対してたっぷりとオマージュを捧げつつ、様々な問題にぐっと切り込んだ意欲作である。
遠い異国の地が舞台だけれど、もちろん他人事なんかじゃないというのは言わずもがなのことだろう。
大作シリーズとなる予感全開!
最後は、三人のお話ののち、まやもや作道雄君が登場して月亭太遊さんが主役を務めるyoutubeドラマ『フェイク・ショウ』の詳しい説明(クラウド・ファンディング等々)で〆た。
なお、今夜はご新規さんに常連さんと、けっこうなお客さんで40回目に相応しい入りだった。
そうそう、次回は終了後に、『フェイク・ショウ』の撮影もあるとのことで、初めての方もそうでない方も、ぜひぜひお越しくださいませ。
ゲスト:桂三幸さん、月亭天使さん
(2015年7月20日20時開演/錦湯)
回を重ねて40回目となる、月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection40。
続けも続けたり、ネオラクゴの新作をつくりもつくったり太遊さんだ。
その記念すべき今夜のゲストは、約4ヶ月ぶりの月亭天使さん(告知通り)と、おなじみ桂三幸さんのお二人。
まずは、太遊さんと三人で開口一番のおしゃべりを繰り広げる。
で、トップは天使さんの『皿屋敷』。
姫路にある通称皿屋敷では、かつて代官の青山鉄山の奸計によって殺害されたお菊の霊が夜な夜な表われ、一枚、二枚、三枚と失くした皿の枚数を数えている。
そして、最後の九枚の声を聴いた人間は呪い殺されてしまう。
そんな皿屋敷を、男たちが面白半分に訪れて…。
といった展開のおなじみの古典の噺だが、エアコンの不調もあったりして、マクラから本題に入るところでは、天使さんもちょっとやりにくそう。
が、男たちが皿屋敷に乗り込むあたりから俄然乗ってきて、流れがぐっとよくなる。
お菊さんの艶っぽさはもちろんだけれど、気弱な男なども天使さんの性質によく合っていると思った。
続くは、三幸さんの出来上がったばかり(…?)の新作。
いつものスピーカーはなくて、ipadが今夜のネオはめ物の主役。
いきなりそのipadのピアノモードを弾き始める三幸さん、さらには歌い始める三幸さん!?!?
と、話は始まり、印刷会社を経営する父親にはないしょでミュージシャンとしての活動を続ける息子だったが、自分のライヴに父親が来ていることを発見し思わず母親に尋ねたところ、なんと父親が昔バンドをやっていたことが発覚する…、と、話は進んでいく。
人情味あふれる作品になりそうなのだけれど、フロンティアでの三幸さんは太遊さんもたぶんびっくりのやりたい放題。
ついに行き着くところまで行き着いた。
いつまで続くか三幸さん!
どこまでやるのか三幸さん!
そして、太遊さんの新作は『酋長の教え』だ。
とある部族の村で、偶然の出来事をきっかけに酋長になれと強制される日本人の青年だったが…。
かつてテレビ界に君臨した、ザ・ドリフターズに対してたっぷりとオマージュを捧げつつ、様々な問題にぐっと切り込んだ意欲作である。
遠い異国の地が舞台だけれど、もちろん他人事なんかじゃないというのは言わずもがなのことだろう。
大作シリーズとなる予感全開!
最後は、三人のお話ののち、まやもや作道雄君が登場して月亭太遊さんが主役を務めるyoutubeドラマ『フェイク・ショウ』の詳しい説明(クラウド・ファンディング等々)で〆た。
なお、今夜はご新規さんに常連さんと、けっこうなお客さんで40回目に相応しい入りだった。
そうそう、次回は終了後に、『フェイク・ショウ』の撮影もあるとのことで、初めての方もそうでない方も、ぜひぜひお越しくださいませ。
2015年07月19日
ライヴ、生に接する愉しさ、面白さ、嬉しさの中には(CLACLA日記)
どんよりとした感じはありつつも、晴天の一日。
青空が続く。
気温は上昇し、暑さがとても厳しい。
暑い暑い暑い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
各種世論調査で安倍内閣の支持率が急激に下がっている。
当然といえば当然のことだ。
というか、安倍首相は祖父岸信介と同じ役回りを果たそうとしているのではないか?
いずれにしても、目くらましの八百長猿芝居には気をつけておかないと。
それと、安保法案の陰で様々な問題のある政策が推し進められている。
こちらのほうも注視しておかなければ。
そうそう、記し忘れていた。
昨日の午前中、毎週恒例の洗濯をすませておいたんだった。
乾きは想像以上によく、ああ、すっきりした!
昨夜、4時半近くまで仕事関係の作業を進める。
朝8時台に起きて、仕事関係の予定をすませる。
その後、アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いた同じくベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>、NHK・FMの『きらクラ!』、オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』について考えたり、鷲巣力の『加藤周一を読む』<岩波書店>を読み進めたりする。
ほかに、服部龍二の『広田弘毅』<中公新書>の拾い読みもした。
17時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>を聴いたりしながら、雑件を片付けたり、『加藤周一を読む』を読み進めたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で、川瀬賢太郎指揮神奈川フィルの第306回定期演奏会のライヴ録音(2015年2月20日、横浜みなとみらいホール大ホール)を聴く。
アンドレアス・オッテンザマーを独奏に迎えたウェーバーのクラリネット協奏曲第1番から第1、第3楽章とチャイコフスキーの交響曲第2番「小ロシア」が放送されていた。
夕飯後、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集<EMI>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『加藤周一を読む』を読み進めたりする。
>天下国家の安泰は、みだりに嘘をつかぬ政府によるところが大きいだろう。
その次には、むやみに嘘をつくが、みずからはそれを信じない政府。
最大の危険は、その現実判断がみずからの嘘から強く影響される政府である。
第一の政府は、民主主義的、第二の政府は非民主主義的・現実的で、第三の政府は非現実的・狂信的といえるかもしれない。
今の日本の政府はそのいずれの型に属するだろうか。
その答は、つまるところ、日本国民の判断に待つほかない<
以上は、森喜朗(!)が首相だった頃に書かれた、加藤周一先生の文章の一部だ。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
ライヴ、生(せい)に接する愉しさ、面白さ、嬉しさの中には、ときに極私的としか呼べないような自らの記憶と感覚によって導かれたものがある。
それは、あまりにも極私的ゆえに言語では説明し難いものであるし、あえて他者に対して語ろうという気にもなりはしない。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
青空が続く。
気温は上昇し、暑さがとても厳しい。
暑い暑い暑い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
各種世論調査で安倍内閣の支持率が急激に下がっている。
当然といえば当然のことだ。
というか、安倍首相は祖父岸信介と同じ役回りを果たそうとしているのではないか?
いずれにしても、目くらましの八百長猿芝居には気をつけておかないと。
それと、安保法案の陰で様々な問題のある政策が推し進められている。
こちらのほうも注視しておかなければ。
そうそう、記し忘れていた。
昨日の午前中、毎週恒例の洗濯をすませておいたんだった。
乾きは想像以上によく、ああ、すっきりした!
昨夜、4時半近くまで仕事関係の作業を進める。
朝8時台に起きて、仕事関係の予定をすませる。
その後、アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いた同じくベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>、NHK・FMの『きらクラ!』、オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』について考えたり、鷲巣力の『加藤周一を読む』<岩波書店>を読み進めたりする。
ほかに、服部龍二の『広田弘毅』<中公新書>の拾い読みもした。
17時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>を聴いたりしながら、雑件を片付けたり、『加藤周一を読む』を読み進めたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で、川瀬賢太郎指揮神奈川フィルの第306回定期演奏会のライヴ録音(2015年2月20日、横浜みなとみらいホール大ホール)を聴く。
アンドレアス・オッテンザマーを独奏に迎えたウェーバーのクラリネット協奏曲第1番から第1、第3楽章とチャイコフスキーの交響曲第2番「小ロシア」が放送されていた。
夕飯後、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集<EMI>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『加藤周一を読む』を読み進めたりする。
>天下国家の安泰は、みだりに嘘をつかぬ政府によるところが大きいだろう。
その次には、むやみに嘘をつくが、みずからはそれを信じない政府。
最大の危険は、その現実判断がみずからの嘘から強く影響される政府である。
第一の政府は、民主主義的、第二の政府は非民主主義的・現実的で、第三の政府は非現実的・狂信的といえるかもしれない。
今の日本の政府はそのいずれの型に属するだろうか。
その答は、つまるところ、日本国民の判断に待つほかない<
以上は、森喜朗(!)が首相だった頃に書かれた、加藤周一先生の文章の一部だ。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
ライヴ、生(せい)に接する愉しさ、面白さ、嬉しさの中には、ときに極私的としか呼べないような自らの記憶と感覚によって導かれたものがある。
それは、あまりにも極私的ゆえに言語では説明し難いものであるし、あえて他者に対して語ろうという気にもなりはしない。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
青空になったのでC.T.T.の上演会を観に行った(深夜のCLACLA)
昨夕から朝方まで強い雨が続く。
京都市内でも避難勧告等が出るなどして心配していたが、なんとか大禍なくすんだようでほっとする。
で、お昼過ぎ頃からどんよりとしつつも青空が見え始める。
気温は上昇し、蒸し暑さを感じる一日。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
昨夜、アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集<EMI>、ヒュー・ウォルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギのボッティチェリの3枚の絵、鳥、リュートのための古風な舞曲とアリア第1&第3組曲<TELDEC>、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」、第83番<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、鷲巣力の『加藤周一を読む』<岩波書店>を読み進めたりする。
ほかに、服部龍二の『広田弘毅』<中公新書>の拾い読みもした。
17時半頃外出し、仕事関係の用件を片付けてからアトリエ劇研へ。
C.T.T. kyoto vol.113 2015年7月上演会を愉しむ。
詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。
開演前終演後に、出演者の皆さんのほか、事務局員でもある杉山準さん、田辺剛さん、丸井重樹さんともお話をする。
なお、合評会では、二団体に対して感想や質問を口にした。
残り一団体に関しては、同じやつばかりではと思い遠慮してしまう。
終了後ちょっとした予定が入り、高野近辺でそれをすませ、ついでに夕飯をとり、23時近くに帰宅した。
帰宅後シャワーを浴びてから、ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第84番<SONY>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾い同じくハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番と第34番&第33番他<ともにDHM>を聴きながら、観劇記録の準備をする。
以上、7月19日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
京都市内でも避難勧告等が出るなどして心配していたが、なんとか大禍なくすんだようでほっとする。
で、お昼過ぎ頃からどんよりとしつつも青空が見え始める。
気温は上昇し、蒸し暑さを感じる一日。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
昨夜、アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集<EMI>、ヒュー・ウォルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギのボッティチェリの3枚の絵、鳥、リュートのための古風な舞曲とアリア第1&第3組曲<TELDEC>、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」、第83番<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、鷲巣力の『加藤周一を読む』<岩波書店>を読み進めたりする。
ほかに、服部龍二の『広田弘毅』<中公新書>の拾い読みもした。
17時半頃外出し、仕事関係の用件を片付けてからアトリエ劇研へ。
C.T.T. kyoto vol.113 2015年7月上演会を愉しむ。
詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。
開演前終演後に、出演者の皆さんのほか、事務局員でもある杉山準さん、田辺剛さん、丸井重樹さんともお話をする。
なお、合評会では、二団体に対して感想や質問を口にした。
残り一団体に関しては、同じやつばかりではと思い遠慮してしまう。
終了後ちょっとした予定が入り、高野近辺でそれをすませ、ついでに夕飯をとり、23時近くに帰宅した。
帰宅後シャワーを浴びてから、ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第84番<SONY>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾い同じくハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番と第34番&第33番他<ともにDHM>を聴きながら、観劇記録の準備をする。
以上、7月19日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
C.T.T. kyoto vol.113 2015年7月上演会
☆C.T.T. kyoto vol.113 2015年7月上演会
*ないすばでぃプロジェクト『恋は意外と盲目』
脚本:うつぎ、演出:ピンク地底人5号
出演:森田深志、島あや、ピンク地底人5号他
*250km圏内『Love&Peace』(&Peaceには真ん中に横線)
テキスト・演出・出演:黒田真史
テキスト:宮尾昌宏、演出・出演:小嶋一郎
*あいまや『希望、指さき』
劇作:梅野昶、演出:蜂巣もも
出演:前田愛美
(2015年7月18日19時開演/アトリエ劇研)
久方ぶりのC.T.T. kyoto上演会は、ないすばでぃプロジェクト、250km圏内、あいまやの、演劇三団体が出演していた。
まずは、ピンク地底人5号を中心とした演劇ユニット、ないすばでぃプロジェクトの『恋は意外と盲目』から。
いくつかのシーンが重なるうちに湧き表われてくるのは、なんとも言えない「おかせつなさ」。
で、合評会で5号君が語っていた、シーンを「見せる」、演者の演技を「見せる」という言葉には充分納得がいって、確かに登場人物間のやり取りに心地よさ、面白さを感じたりもした。
ただ、補助線が多いというか、話の筋をわかりやすくする意図で設けられた場面、箇所が若干目立つような気がしないでもなかった。
ナイーヴさと空虚さが同居したような森田君、朴訥で誠実でありながらフラのある5号君、ともにその特性と役柄がよく沿っていた。
また、身体表現はもちろんのこと、島さんの役回りにあわせた細かい感情表現の変化も強く印象に残った。
同じ顔ぶれでの本公演が待ち遠しい。
続く、250km圏内は、座・高円寺の劇場創造アカデミーの1期生(修了)である小嶋一郎と黒田真史(女性)による劇団。
11月のアトリエ劇研での公演を前にした試演で、黒田さん、小嶋君が各々のパートを演じる。
今現在向き合わざるをえない切実なモティーフを、演劇という方法を用いて如何に表現するかといった内容の作品で、あえて「不自然な」作品と評したくなった。
演者として一日の長のある黒田さんの精度の高い演技と、今回が初めてという小嶋君のぶれ、揺れの大きい演技(しかし、だから面白くないというわけではない。どころか、これまたフラがある)の対比も興味深かったが、モティーフよりもスタイルが前に来るというか、モティーフがとってつけたもののように感じられるきらいがなくもなかった。
ならば、より技の面、演劇的手法に特化した表現でもよいのではないだろうか。
いずれにしても、11月の公演を愉しみにしたい。
あいまやは、青年団の演出部で活動する蜂巣ももと前田愛美が一ヶ月半の制作時間で短篇作品を上演するという企画団体だ。
当然前田さんの個性、魅力が大きく物をいった作劇だったのだけれど、それがまだ表面的な範疇に留まっているように感じられる部分が僕にはあった。
蜂巣さんの持つ孤=個の部分だけではなく、我=表現欲求の強さと前田さんのそれとの齟齬の表われというか。
その齟齬をどう埋めていくか、もしくはより積極的に活かしていくかで、一層明確で心的影響力の強い作品が生み出されるように思う。
今後のさらなる活動に期待したい。
と、バラエティに富んだ三団体で、それぞれの演劇的手法、表現内容の違いに加えて、島さん、黒田さん、前田さんという三人の女性の演技者の個性特性魅力の違いに接することができたことも、今回のC.T.T.の大きな収穫だった。
*ないすばでぃプロジェクト『恋は意外と盲目』
脚本:うつぎ、演出:ピンク地底人5号
出演:森田深志、島あや、ピンク地底人5号他
*250km圏内『Love&Peace』(&Peaceには真ん中に横線)
テキスト・演出・出演:黒田真史
テキスト:宮尾昌宏、演出・出演:小嶋一郎
*あいまや『希望、指さき』
劇作:梅野昶、演出:蜂巣もも
出演:前田愛美
(2015年7月18日19時開演/アトリエ劇研)
久方ぶりのC.T.T. kyoto上演会は、ないすばでぃプロジェクト、250km圏内、あいまやの、演劇三団体が出演していた。
まずは、ピンク地底人5号を中心とした演劇ユニット、ないすばでぃプロジェクトの『恋は意外と盲目』から。
いくつかのシーンが重なるうちに湧き表われてくるのは、なんとも言えない「おかせつなさ」。
で、合評会で5号君が語っていた、シーンを「見せる」、演者の演技を「見せる」という言葉には充分納得がいって、確かに登場人物間のやり取りに心地よさ、面白さを感じたりもした。
ただ、補助線が多いというか、話の筋をわかりやすくする意図で設けられた場面、箇所が若干目立つような気がしないでもなかった。
ナイーヴさと空虚さが同居したような森田君、朴訥で誠実でありながらフラのある5号君、ともにその特性と役柄がよく沿っていた。
また、身体表現はもちろんのこと、島さんの役回りにあわせた細かい感情表現の変化も強く印象に残った。
同じ顔ぶれでの本公演が待ち遠しい。
続く、250km圏内は、座・高円寺の劇場創造アカデミーの1期生(修了)である小嶋一郎と黒田真史(女性)による劇団。
11月のアトリエ劇研での公演を前にした試演で、黒田さん、小嶋君が各々のパートを演じる。
今現在向き合わざるをえない切実なモティーフを、演劇という方法を用いて如何に表現するかといった内容の作品で、あえて「不自然な」作品と評したくなった。
演者として一日の長のある黒田さんの精度の高い演技と、今回が初めてという小嶋君のぶれ、揺れの大きい演技(しかし、だから面白くないというわけではない。どころか、これまたフラがある)の対比も興味深かったが、モティーフよりもスタイルが前に来るというか、モティーフがとってつけたもののように感じられるきらいがなくもなかった。
ならば、より技の面、演劇的手法に特化した表現でもよいのではないだろうか。
いずれにしても、11月の公演を愉しみにしたい。
あいまやは、青年団の演出部で活動する蜂巣ももと前田愛美が一ヶ月半の制作時間で短篇作品を上演するという企画団体だ。
当然前田さんの個性、魅力が大きく物をいった作劇だったのだけれど、それがまだ表面的な範疇に留まっているように感じられる部分が僕にはあった。
蜂巣さんの持つ孤=個の部分だけではなく、我=表現欲求の強さと前田さんのそれとの齟齬の表われというか。
その齟齬をどう埋めていくか、もしくはより積極的に活かしていくかで、一層明確で心的影響力の強い作品が生み出されるように思う。
今後のさらなる活動に期待したい。
と、バラエティに富んだ三団体で、それぞれの演劇的手法、表現内容の違いに加えて、島さん、黒田さん、前田さんという三人の女性の演技者の個性特性魅力の違いに接することができたことも、今回のC.T.T.の大きな収穫だった。
2015年07月17日
台風11号の影響で強い雨の一日(CLACLA日記)
台風11号の接近で、昨夜遅くから朝方にかけて激しい風が吹く。
そして、強い雨の一日。
気温はそれほど上昇しなかったが、湿度が高い分、じめじめとして快ならず。
気圧と湿度のWパンチで、体調が芳しくない。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
安保関連法案に関し、マスコミは政府与党の思惑に沿って三連休中もそれ以降も目くらましの八百長猿芝居を前面に押し出してくるのではないか?
身近な日常生活では、しつこい人間は本当に大嫌いだけれど、事政治経済といった社会的問題に関しては、権力の側が嫌がるほどのしつこさ、執念深さが必要だろう。
目くらましの八百長猿芝居といえば、安倍首相と森元首相が会談し、新国立競技場の抜本的な見直しを検討することになったという。
全くもって見え見えな話で、呆れるかぎりだ。
しかも、森元首相は、「元々。あのスタジアムは嫌だった」云々と例の口調で語っているらしい。
よく思い出して欲しい。
この森喜朗以降、全てとまでは言えないが、ほぼ無責任で不誠実、低劣な言動を平然と繰り返す人間がこの国の首相を続けている。
そのことを、僕(ら)はもっと恥じないといけない。
しかも、この森元首相はオリンピック関連の役職を辞めないのだ。
度し難し。
出番乞食てな言葉を最近時々口にしているが、ネット上には権力の側に立った発言を繰り返して金銭を得ているような、番犬乞食というか奴隷乞食のような連中がうじゃうじゃいるような気がしてならない。
昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンとアルコ&ピースのオールナイトニッポンゼロを聴いたりしながら、3時50分頃まで仕事関係の作業を進める。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』や、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番<DHM>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』について考えたりする。
戸田学の『上方落語の戦後史』<岩波書店>を読了する。
読売新聞大阪本社版に連載された文章を大幅に加筆修正した一冊で、上方落語が如何にして復活を果たしたかを丁寧に追った圧巻だった。
ああ、面白かった!
それにしても、あとがきに記された、六代目笑福亭松鶴と先ごろ亡くなった桂米朝のお二人が語ったという、
「上方落語はいずれまた昭和二十年代のようなどん底の時代が来る」
との言葉が印象深い。
16時台に、夕飯用の買い物に出かける。
びしょびしょに濡れまくった。
やれやれ。
帰宅後、シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第34番&第33番他<DHM>、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>を聴いたりしながら、『水の上で歌う』を書き進めたり、鷲巣力の『加藤周一を読む』<岩波書店>を読み始めたりする。
夕飯の準備中、NHKの契約担当の人間がやって来る。
この雨の中を大変だなあ、ご苦労なことだと思いつつも、もともとテレビはないし、それより何よりここのところのNHKの御用放送ぶりには憤っていたため、ついつい厳しい言葉となり、最後には芝居じみた口調で、「帰れ」と一喝してしまった。
よりにもよってこんな日に来なくてもよいのに…。
夕飯後、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『加藤周一を読む』を読み進めたりする。
『水の上で歌う』は、原稿用紙に換算して51枚分を超えた。
ほかに、殿山泰司の『JAMJAM日記』<ちくま文庫>の拾い読みもした。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
夜になっても雨が激しく降っている。
鴨川あたりは大丈夫だろうか。
馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなりたくない。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
そして、強い雨の一日。
気温はそれほど上昇しなかったが、湿度が高い分、じめじめとして快ならず。
気圧と湿度のWパンチで、体調が芳しくない。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
安保関連法案に関し、マスコミは政府与党の思惑に沿って三連休中もそれ以降も目くらましの八百長猿芝居を前面に押し出してくるのではないか?
身近な日常生活では、しつこい人間は本当に大嫌いだけれど、事政治経済といった社会的問題に関しては、権力の側が嫌がるほどのしつこさ、執念深さが必要だろう。
目くらましの八百長猿芝居といえば、安倍首相と森元首相が会談し、新国立競技場の抜本的な見直しを検討することになったという。
全くもって見え見えな話で、呆れるかぎりだ。
しかも、森元首相は、「元々。あのスタジアムは嫌だった」云々と例の口調で語っているらしい。
よく思い出して欲しい。
この森喜朗以降、全てとまでは言えないが、ほぼ無責任で不誠実、低劣な言動を平然と繰り返す人間がこの国の首相を続けている。
そのことを、僕(ら)はもっと恥じないといけない。
しかも、この森元首相はオリンピック関連の役職を辞めないのだ。
度し難し。
出番乞食てな言葉を最近時々口にしているが、ネット上には権力の側に立った発言を繰り返して金銭を得ているような、番犬乞食というか奴隷乞食のような連中がうじゃうじゃいるような気がしてならない。
昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンとアルコ&ピースのオールナイトニッポンゼロを聴いたりしながら、3時50分頃まで仕事関係の作業を進める。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』や、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番<DHM>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』について考えたりする。
戸田学の『上方落語の戦後史』<岩波書店>を読了する。
読売新聞大阪本社版に連載された文章を大幅に加筆修正した一冊で、上方落語が如何にして復活を果たしたかを丁寧に追った圧巻だった。
ああ、面白かった!
それにしても、あとがきに記された、六代目笑福亭松鶴と先ごろ亡くなった桂米朝のお二人が語ったという、
「上方落語はいずれまた昭和二十年代のようなどん底の時代が来る」
との言葉が印象深い。
16時台に、夕飯用の買い物に出かける。
びしょびしょに濡れまくった。
やれやれ。
帰宅後、シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第34番&第33番他<DHM>、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>を聴いたりしながら、『水の上で歌う』を書き進めたり、鷲巣力の『加藤周一を読む』<岩波書店>を読み始めたりする。
夕飯の準備中、NHKの契約担当の人間がやって来る。
この雨の中を大変だなあ、ご苦労なことだと思いつつも、もともとテレビはないし、それより何よりここのところのNHKの御用放送ぶりには憤っていたため、ついつい厳しい言葉となり、最後には芝居じみた口調で、「帰れ」と一喝してしまった。
よりにもよってこんな日に来なくてもよいのに…。
夕飯後、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『加藤周一を読む』を読み進めたりする。
『水の上で歌う』は、原稿用紙に換算して51枚分を超えた。
ほかに、殿山泰司の『JAMJAM日記』<ちくま文庫>の拾い読みもした。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
夜になっても雨が激しく降っている。
鴨川あたりは大丈夫だろうか。
馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなりたくない。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2015年07月16日
安保関連法案が衆議院を通過した 今日が宵山だった(CLACLA日記)
午後、本会議で安保関連法案が可決され衆議院を通過した。
NHK(ラジオ)で国会中継が放送されていることをtwitterのツイートで知って途中から聴いたが、公明党の遠山清彦という議員が悪声を張り上げて詭弁を弄していた。
彼の態度、言葉こそがこの安保関連法案の成立過程のいかがわしさを象徴している。
このままこういう馬鹿げたやり口を許していてはいけない。
状況の変化を生み出していくために、自分も為せることをしっかり為していきたい。
(参議院の特別委員会の委員長に鴻池祥肇が就任するらしい。暴言珍言を繰り返してきた人間だけに、明らかに裏がありそうだ)
早速の目くらましか。
安藤忠雄が新国立競技場に関する会見を開いた。
政府による予算の圧縮云々とともに、見え見えのやり方である。
だいたい、東京オリンピックそのものを返上してしまえばいいのだ。
今日が祇園祭の宵山だった。
台風11号の接近で、どんよりとしたお天気の一日。
夕方少し前から雨が降り始める。
で、雨はやむも風が激しい。
気圧と湿度のWパンチで、体調芳しからず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
昨夜、アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>、オリ・ムストネンが弾いた同じくベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、『桑原征平粋も甘いも木曜日』(途中まで)、国会中継(途中から)、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>を聴く。
アーノンクールのアルバムは、オランダ総督夫妻の祝宴のためヨーゼフU世が作曲を依頼し、1786年2月に上演されたサリエリとモーツァルトの二つの舞台作品を収めたもの。
モーツァルトとサリエリといえば、『アマデウス』の影響もあってか、かつてはモーツァルトの天才性ばかりが強調されるきらいが少なくなかったが、このアルバムはそうした評価を再検討させるきっかけの一つとなった。
事実、職人技に秀でるというか、サリエリの作曲技巧は実に巧みであり、なかなか面白い。
そうそう、忘れちゃいけないのは、『劇場支配人』の終曲でアーノンクールが歌を披露しているところ。
これも貴重だ。
(なお、初期のCDということで、西ドイツ製の輸入盤ではあるが、CD自体は日本プレスである)
仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、戸田学の『上方落語の戦後史』<岩波書店>を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
ちなみに、マナコルダの交響曲第6番というと、hr(旧フランクフルト放送)交響楽団とのライヴ映像がyoutubeにアップされている。
解釈的にはほぼ同一であるので、ご興味ご関心がおありの方はこちらのほうをご参照のほど。
夕飯後、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集<EMI>、ヒュー・ウォルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギのボッティチェリの3枚の絵、鳥、リュートのための古風な舞曲とアリア第1&第3組曲<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『上方落語の戦後史』を読み進めたりする。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
利いた風な口をきく人間にはなりたくない。
自省あるのみだ。
そして、馬鹿につける薬はない。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
NHK(ラジオ)で国会中継が放送されていることをtwitterのツイートで知って途中から聴いたが、公明党の遠山清彦という議員が悪声を張り上げて詭弁を弄していた。
彼の態度、言葉こそがこの安保関連法案の成立過程のいかがわしさを象徴している。
このままこういう馬鹿げたやり口を許していてはいけない。
状況の変化を生み出していくために、自分も為せることをしっかり為していきたい。
(参議院の特別委員会の委員長に鴻池祥肇が就任するらしい。暴言珍言を繰り返してきた人間だけに、明らかに裏がありそうだ)
早速の目くらましか。
安藤忠雄が新国立競技場に関する会見を開いた。
政府による予算の圧縮云々とともに、見え見えのやり方である。
だいたい、東京オリンピックそのものを返上してしまえばいいのだ。
今日が祇園祭の宵山だった。
台風11号の接近で、どんよりとしたお天気の一日。
夕方少し前から雨が降り始める。
で、雨はやむも風が激しい。
気圧と湿度のWパンチで、体調芳しからず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
昨夜、アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>、オリ・ムストネンが弾いた同じくベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、『桑原征平粋も甘いも木曜日』(途中まで)、国会中継(途中から)、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>、ラルキブデッリが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>を聴く。
アーノンクールのアルバムは、オランダ総督夫妻の祝宴のためヨーゼフU世が作曲を依頼し、1786年2月に上演されたサリエリとモーツァルトの二つの舞台作品を収めたもの。
モーツァルトとサリエリといえば、『アマデウス』の影響もあってか、かつてはモーツァルトの天才性ばかりが強調されるきらいが少なくなかったが、このアルバムはそうした評価を再検討させるきっかけの一つとなった。
事実、職人技に秀でるというか、サリエリの作曲技巧は実に巧みであり、なかなか面白い。
そうそう、忘れちゃいけないのは、『劇場支配人』の終曲でアーノンクールが歌を披露しているところ。
これも貴重だ。
(なお、初期のCDということで、西ドイツ製の輸入盤ではあるが、CD自体は日本プレスである)
仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、戸田学の『上方落語の戦後史』<岩波書店>を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
ちなみに、マナコルダの交響曲第6番というと、hr(旧フランクフルト放送)交響楽団とのライヴ映像がyoutubeにアップされている。
解釈的にはほぼ同一であるので、ご興味ご関心がおありの方はこちらのほうをご参照のほど。
夕飯後、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたシューベルトの即興曲集<EMI>、ヒュー・ウォルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギのボッティチェリの3枚の絵、鳥、リュートのための古風な舞曲とアリア第1&第3組曲<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『上方落語の戦後史』を読み進めたりする。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
利いた風な口をきく人間にはなりたくない。
自省あるのみだ。
そして、馬鹿につける薬はない。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2015年07月15日
衆院の特別委で安保法案が強行可決された 再びワルティへ 宵山には出かけず(CLACLA日記)
衆議院の特別委員会で、自民公明両党が安保法案を強行採決し可決させた。
安倍首相自らが、国民の理解が進んでいる状況ではないと認めながらである。
そして、政府与党は明日以降の本会議で衆議院での安保法案の可決を強行しようとしている。
まさしく愚劣下劣の極みだ。
安倍内閣の諸政策が行き着く先を考えれば、このような法案を許容黙認することはとうていできない。
結局のところ、行動力と記憶力を鍛えるしかない。
これまで起こっていることを執拗に記憶して、しっかり判断し行動する。
そのことに関して、多くの人たちと意見を交換し続ける。
諦めることは手を貸すことでしかない、普段の不断の努力を重ねていかなければ。
NHKは、今日の国会の中継を行わなかった。
御用放送ここに極まれりである。
自分で自分の首を締める、馬鹿者たちの末路を見極めていこう。
もちろん、これから起こり得るだろう目くらましの八百長猿芝居にも気をつけておかなければ。
そういえば、政府が新国立競技場の見直しを取り沙汰し始め、森喜朗や安藤忠雄が明日あたり会見を行うらしい。
まさしく目くらましの八百長猿芝居だ。
度し難し。
どさくさまぎれといえば、カジノ法案が成立し、原子力規制委員会が四国電力による伊方原発3号機の申請を許可した。
なんでもありかえ。
晴天。
青空の一日。
台風11号の接近で、どんよりとした感じはありつつも。
気温は今日も上昇し、暑さがとてつもなく厳しい。
風は吹いていたが。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
元プロ野球の投手、高橋一三が亡くなった。69歳。
V9時代の左腕のエースとして巨人で活躍したのち、日本ハムに移籍する。
日ハム移籍後球速は急激に衰えたが、変化球主体のピッチングによってここでもリーグ優勝に貢献した。
引退後は現役時代と同じ巨人、日ハムでコーチを務め、その後山梨学院大学の監督に就任した。
極度の肩幅の広さから「衣紋掛け(えもんかけ。ハンガーのこと)」の愛称で知られた。
なお、夫人は元女優の橘和子。
深く、深く、深く黙祷。
昨夜、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第34番&第33番<DHM>を聴いたりしながら、3時50分まで仕事関係の作業を進めたり、戸田学の『上方落語の戦後史』<岩波書店>を読み進めたりする。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』の井戸端ニュース(安保法案に関する)までを聴いてから外出し、阪急で梅田まで出る。
急遽予定が入ったため。
で、予定をすませ、ヨドバシカメラでLANケーブルを購入してから、大阪駅前第1ビルのWALTY(ワルティ)クラシカルへ。
今日は、先日ほどにはお客さんも多くなく、比較的じっくりCDを確認することができた。
結局、6枚を購入する(それでも、税込み2060円!)。
本当はあと少し欲しいCDがあったが、ずっと聴き通すものにはならないだろうという予感も働き断念する。
その後、別の用件を片付け、阪急で大宮に戻る。
祇園の宵山に向かう人もちらほら。
帰宅後、早速購入したばかりのニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>(420円)、ラルキブデッリが演奏した同じくモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>(420円)を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、『上方落語の戦後史』を読み進めたりする。
18時少し前に再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>(300円/未開封)を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>(350円!)を聴く。
続けて、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いた同じくシューベルトの即興曲集<EMI>、ヒュー・ウォルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギのボッティチェリの3枚の絵、鳥、リュートのための古風な舞曲とアリア第1&第3組曲<TELDEC>(420円)を聴く。
これで、今日購入したCDは全部聴いたことになる。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『上方落語の戦後史』を読み進めたりする。
結局、祇園の宵山には出かける気にならず。
今日は、モンテールのワッフル(ホイップカスタード)を食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
ホイップカスタードクリームを包んだ小ぶりなワッフル2個で、なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
絶望とは虚妄である。
希望がそうであるように。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
安倍首相自らが、国民の理解が進んでいる状況ではないと認めながらである。
そして、政府与党は明日以降の本会議で衆議院での安保法案の可決を強行しようとしている。
まさしく愚劣下劣の極みだ。
安倍内閣の諸政策が行き着く先を考えれば、このような法案を許容黙認することはとうていできない。
結局のところ、行動力と記憶力を鍛えるしかない。
これまで起こっていることを執拗に記憶して、しっかり判断し行動する。
そのことに関して、多くの人たちと意見を交換し続ける。
諦めることは手を貸すことでしかない、普段の不断の努力を重ねていかなければ。
NHKは、今日の国会の中継を行わなかった。
御用放送ここに極まれりである。
自分で自分の首を締める、馬鹿者たちの末路を見極めていこう。
もちろん、これから起こり得るだろう目くらましの八百長猿芝居にも気をつけておかなければ。
そういえば、政府が新国立競技場の見直しを取り沙汰し始め、森喜朗や安藤忠雄が明日あたり会見を行うらしい。
まさしく目くらましの八百長猿芝居だ。
度し難し。
どさくさまぎれといえば、カジノ法案が成立し、原子力規制委員会が四国電力による伊方原発3号機の申請を許可した。
なんでもありかえ。
晴天。
青空の一日。
台風11号の接近で、どんよりとした感じはありつつも。
気温は今日も上昇し、暑さがとてつもなく厳しい。
風は吹いていたが。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
元プロ野球の投手、高橋一三が亡くなった。69歳。
V9時代の左腕のエースとして巨人で活躍したのち、日本ハムに移籍する。
日ハム移籍後球速は急激に衰えたが、変化球主体のピッチングによってここでもリーグ優勝に貢献した。
引退後は現役時代と同じ巨人、日ハムでコーチを務め、その後山梨学院大学の監督に就任した。
極度の肩幅の広さから「衣紋掛け(えもんかけ。ハンガーのこと)」の愛称で知られた。
なお、夫人は元女優の橘和子。
深く、深く、深く黙祷。
昨夜、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第34番&第33番<DHM>を聴いたりしながら、3時50分まで仕事関係の作業を進めたり、戸田学の『上方落語の戦後史』<岩波書店>を読み進めたりする。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』の井戸端ニュース(安保法案に関する)までを聴いてから外出し、阪急で梅田まで出る。
急遽予定が入ったため。
で、予定をすませ、ヨドバシカメラでLANケーブルを購入してから、大阪駅前第1ビルのWALTY(ワルティ)クラシカルへ。
今日は、先日ほどにはお客さんも多くなく、比較的じっくりCDを確認することができた。
結局、6枚を購入する(それでも、税込み2060円!)。
本当はあと少し欲しいCDがあったが、ずっと聴き通すものにはならないだろうという予感も働き断念する。
その後、別の用件を片付け、阪急で大宮に戻る。
祇園の宵山に向かう人もちらほら。
帰宅後、早速購入したばかりのニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したサリエリの『まずは音楽、お次に言葉』&モーツァルトの『劇場支配人』<TELDEC>(420円)、ラルキブデッリが演奏した同じくモーツァルトのディヴェルティメントK.563他<SONY>(420円)を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、『上方落語の戦後史』を読み進めたりする。
18時少し前に再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、フォルテピアノのアレクセイ・リュビモフが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第21番「ワルトシュタイン」<ERATO>(300円/未開封)を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第5番&第6番<SONY/BMG>(350円!)を聴く。
続けて、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いた同じくシューベルトの即興曲集<EMI>、ヒュー・ウォルフ指揮セント・ポール室内管弦楽団が演奏したレスピーギのボッティチェリの3枚の絵、鳥、リュートのための古風な舞曲とアリア第1&第3組曲<TELDEC>(420円)を聴く。
これで、今日購入したCDは全部聴いたことになる。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『上方落語の戦後史』を読み進めたりする。
結局、祇園の宵山には出かける気にならず。
今日は、モンテールのワッフル(ホイップカスタード)を食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
ホイップカスタードクリームを包んだ小ぶりなワッフル2個で、なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
絶望とは虚妄である。
希望がそうであるように。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2015年07月14日
とてつもない暑さの一日(CLACLA日記)
晴天。
いいお天気、いい青空が続く。
京都では気温が36度を超えた。
とてつもない暑さの一日。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
暑さと睡眠不足で、身体がだろし。
明日は祇園の宵山。
一方で、政府与党が衆議院の特別委員会で安保関連法案を可決しようとしている。
やったもん勝ちのつもりだろうが、そうそう思い通りにさせてはいけない。
安保法案のみならず、安倍首相以下のやり口には腹を立ててしかるべき状況だ。
それにしても、香具師ペテン師丸出しの見っともない服装をした村田晃嗣や、突然髪を染めた森本敏は、本当に恥を知らない連中だと思う。
それとも、自分自身が率先してお国のために前線に赴くというのか。
御用連中お先棒担ぎの中に、そのような姿勢を示す人間は、まずほとんどいない。
明け方5時過ぎまで作業を進める。
ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』について考えたりする。
萩本欽一の『ばんざい またね』<ポプラ社>を読了する。
学ぶところ、あまりにも多し。
ああ、面白かった!
続けて、戸田学の『上方落語の戦後史』<岩波書店>を読み始める。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>を聴く。
夕飯後、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜39番、第20番<DHM>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『上方落語の戦後史』を読み進めたりする。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
何度でも記すが、馬鹿を支持し許容し黙認するものが一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿は度し難い。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
いいお天気、いい青空が続く。
京都では気温が36度を超えた。
とてつもない暑さの一日。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
暑さと睡眠不足で、身体がだろし。
明日は祇園の宵山。
一方で、政府与党が衆議院の特別委員会で安保関連法案を可決しようとしている。
やったもん勝ちのつもりだろうが、そうそう思い通りにさせてはいけない。
安保法案のみならず、安倍首相以下のやり口には腹を立ててしかるべき状況だ。
それにしても、香具師ペテン師丸出しの見っともない服装をした村田晃嗣や、突然髪を染めた森本敏は、本当に恥を知らない連中だと思う。
それとも、自分自身が率先してお国のために前線に赴くというのか。
御用連中お先棒担ぎの中に、そのような姿勢を示す人間は、まずほとんどいない。
明け方5時過ぎまで作業を進める。
ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』について考えたりする。
萩本欽一の『ばんざい またね』<ポプラ社>を読了する。
学ぶところ、あまりにも多し。
ああ、面白かった!
続けて、戸田学の『上方落語の戦後史』<岩波書店>を読み始める。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>を聴く。
夕飯後、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜39番、第20番<DHM>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『上方落語の戦後史』を読み進めたりする。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
何度でも記すが、馬鹿を支持し許容し黙認するものが一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿は度し難い。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
萩本欽ちゃんの『ばんだい またね』を読み始めたのは大正解だ(深夜のCLACLA)
少し曇ってはいたものの、青空がしっかりと見えるお天気。
晴天の一日。
台風の影響だろう、風は強く吹いていたものの、気温は上昇し、暑さがとても厳しくとても激しい。
暑い暑い暑い暑い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
何がなんでも安保法制を採決しようと、政府与党がたくらんでいる。
15日に特別委員会で採決を行うと菅官房長官らが寝ふざけたことを口にし、維新の党がそれに協力する動きを見せている。
今日の衆議院・特別委員会の公聴会では、与党推薦の岡本行夫や村田晃嗣(言わずと知れた同志社の大学長だ)がお先棒担ぎの発言を行っていた。
そして、反対派に負けじと国会前では法案賛成の団体が賛成の声を上げた。
なんともかとも度し難い。
馬鹿につける薬はない。
中村文則の『去年の冬、きみと別れ』<幻冬舎>を読了する。
作品自体がどうこうの前に、幻冬舎で出版される作品だなあとついつい思ってしまった。
その後、NHKのラジオ深夜便(1時台のクラシックの遺伝子)やアナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。
その後、オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>、フォルテピアノのアンドレス・シュタイアーが弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番<DHM>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
お昼過ぎに外出して仕事関係の用件を片付けてから、下京図書館へ。
『去年の冬、きみと別れ』、西川美和の『永い言い訳』<文藝春秋>、原田マハの『ジヴェルニーの食卓』<集英社>、唯川恵の『手のひらの砂漠』<同>、吉川潮の『芸人という生き方』<新潮選書>を返却し、予約しておいた萩本欽一の『ばんざいまたね』<ポプラ社>、戸田学の『上方落語の戦後史』<岩波書店>、鷲巣力の『加藤周一を読む』<同>、吉村萬壱の『ボラード病』<文藝春秋>、イレーヌ・ネミロフスキーの『フランス組曲』<白水社>を新たに借りる。
ついでにお米(10キロ)も購入し、16時過ぎに帰宅した。
帰宅後、シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第34番&第33番他<DHM>、ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏した同じくハイドンの交響曲第86番、第90番<SONY>を聴いたりしながら、『水の上で歌う』を書き進めたり、『ばんざいまたね』を読み始めたりする。
『ばんざいまたね』は、欽ちゃんこと萩本欽一の言葉をまとめたものだが、思い込みの部分も含めて(ただし、そのことを欽ちゃん自身充分に自覚していると思う)、いろいろと刺激を受ける内容となっている。
これは、読み始めて大正解の一冊だ。
19時過ぎに外出し、仕事関係の用件を片付けてから錦湯さんへ。
月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection39を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
終了後、打ち上げに参加し、さらに遅めの夕飯をすませ、3時25分に帰宅した。
ああ、面白かった!
以上、7月13日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
晴天の一日。
台風の影響だろう、風は強く吹いていたものの、気温は上昇し、暑さがとても厳しくとても激しい。
暑い暑い暑い暑い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
何がなんでも安保法制を採決しようと、政府与党がたくらんでいる。
15日に特別委員会で採決を行うと菅官房長官らが寝ふざけたことを口にし、維新の党がそれに協力する動きを見せている。
今日の衆議院・特別委員会の公聴会では、与党推薦の岡本行夫や村田晃嗣(言わずと知れた同志社の大学長だ)がお先棒担ぎの発言を行っていた。
そして、反対派に負けじと国会前では法案賛成の団体が賛成の声を上げた。
なんともかとも度し難い。
馬鹿につける薬はない。
中村文則の『去年の冬、きみと別れ』<幻冬舎>を読了する。
作品自体がどうこうの前に、幻冬舎で出版される作品だなあとついつい思ってしまった。
その後、NHKのラジオ深夜便(1時台のクラシックの遺伝子)やアナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。
その後、オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>、フォルテピアノのアンドレス・シュタイアーが弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番<DHM>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
お昼過ぎに外出して仕事関係の用件を片付けてから、下京図書館へ。
『去年の冬、きみと別れ』、西川美和の『永い言い訳』<文藝春秋>、原田マハの『ジヴェルニーの食卓』<集英社>、唯川恵の『手のひらの砂漠』<同>、吉川潮の『芸人という生き方』<新潮選書>を返却し、予約しておいた萩本欽一の『ばんざいまたね』<ポプラ社>、戸田学の『上方落語の戦後史』<岩波書店>、鷲巣力の『加藤周一を読む』<同>、吉村萬壱の『ボラード病』<文藝春秋>、イレーヌ・ネミロフスキーの『フランス組曲』<白水社>を新たに借りる。
ついでにお米(10キロ)も購入し、16時過ぎに帰宅した。
帰宅後、シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第34番&第33番他<DHM>、ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏した同じくハイドンの交響曲第86番、第90番<SONY>を聴いたりしながら、『水の上で歌う』を書き進めたり、『ばんざいまたね』を読み始めたりする。
『ばんざいまたね』は、欽ちゃんこと萩本欽一の言葉をまとめたものだが、思い込みの部分も含めて(ただし、そのことを欽ちゃん自身充分に自覚していると思う)、いろいろと刺激を受ける内容となっている。
これは、読み始めて大正解の一冊だ。
19時過ぎに外出し、仕事関係の用件を片付けてから錦湯さんへ。
月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection39を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
終了後、打ち上げに参加し、さらに遅めの夕飯をすませ、3時25分に帰宅した。
ああ、面白かった!
以上、7月13日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
ネオラクゴ・フロンティアsection39(月亭太遊さんのネオラクゴ企画)
☆ネオラクゴ・フロンティアsection39
ゲスト:桂あおばさん、作道雄君
(2015年7月13日20時開演/錦湯)
おなじみ月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection39はサンキュー回を記念して(?)、この度製作されるyoutubeドラマ『フェイク・ショウ』の相棒桂あおばさんがゲスト出演。
ご新規さんに落語ファンと思しき年配の方々、そして常連の面々と今回もバラエティに富んだお客さんでけっこうな入りだったが、そこは冷房導入で涼しく会を愉しむことができた。
まずは開口一番、太遊さんとあおばさんのおしゃべりから。
太遊さんの伊根町での活動やあおばさんと師匠のざこばさんのエピソードで盛り上がる。
で、なんとあおばさんは古典の大ネタ『景清』に挑んだ。
盲いてしまった京都でも指折りの目貫師定次郎は、柳谷観音への願掛けに失敗するが、面倒見のよい甚兵衛さんの強い勧めで今度は清水観音への願掛けを始める。
実は、清水観音には悪七兵衛藤原景清が自らの両目をくり抜いて奉納したとの言い伝えがあったのである。
こうして100日の願掛けを続けた定次郎だったが…。
という、おかかなしさにあふれた展開だ。
今のあおばさんには相当荷の重い噺なのだけれど、ラストのトークで語っていたように、どうしても定次郎を演じてみたいというあおばさんの強い想いはしっかり伝わってきた。
例えば、定次郎が歌う歌がなんとなく今の流行りの歌に聴こえてしまうあたりも含めて、あえてあおばさん自身がもっと前面に出てくるような演じ方、崩し方をしてしまってもいいのではないかと思った。
ぜひとも長いスパンであおばさんの『景清』に接していきたい。
そして、太遊さんの新作は『きいろいおやま〜バカでも達者が溶岩す〜』。
46歳(わしと同い年や)になっても夜伽の話を求める痛いお嬢様と、がんすがんすの語尾でおバカな言葉を繰り返す従者の滑稽なお話、と思いきや、そこは太遊さんである。
駄洒落や過去の作品とのリンクを巧く仕掛けながらも、今回もまたきわきわの線をしっかりついてきた。
カルティベイトなどでの再演がとても愉しみである。
最後は、作道雄君が登場し、『フェイク・ショウ』の設定や見どころ、そしてクラウド・ファンディングなどについて、太遊さんやあおばさんと軽快なトークを繰り広げた。
着々と参加者を増やしているクラウド・ファンディングだが、さらに多くの皆さんにご支援ご協力いただければとのこと。
詳しくは、こちらをご参照のほど。
と、今夜も盛りだくさんなネオラクゴ・フロンティアだった。
まだお越しではない皆さんも、来週はぜひ!!
ゲスト:桂あおばさん、作道雄君
(2015年7月13日20時開演/錦湯)
おなじみ月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection39はサンキュー回を記念して(?)、この度製作されるyoutubeドラマ『フェイク・ショウ』の相棒桂あおばさんがゲスト出演。
ご新規さんに落語ファンと思しき年配の方々、そして常連の面々と今回もバラエティに富んだお客さんでけっこうな入りだったが、そこは冷房導入で涼しく会を愉しむことができた。
まずは開口一番、太遊さんとあおばさんのおしゃべりから。
太遊さんの伊根町での活動やあおばさんと師匠のざこばさんのエピソードで盛り上がる。
で、なんとあおばさんは古典の大ネタ『景清』に挑んだ。
盲いてしまった京都でも指折りの目貫師定次郎は、柳谷観音への願掛けに失敗するが、面倒見のよい甚兵衛さんの強い勧めで今度は清水観音への願掛けを始める。
実は、清水観音には悪七兵衛藤原景清が自らの両目をくり抜いて奉納したとの言い伝えがあったのである。
こうして100日の願掛けを続けた定次郎だったが…。
という、おかかなしさにあふれた展開だ。
今のあおばさんには相当荷の重い噺なのだけれど、ラストのトークで語っていたように、どうしても定次郎を演じてみたいというあおばさんの強い想いはしっかり伝わってきた。
例えば、定次郎が歌う歌がなんとなく今の流行りの歌に聴こえてしまうあたりも含めて、あえてあおばさん自身がもっと前面に出てくるような演じ方、崩し方をしてしまってもいいのではないかと思った。
ぜひとも長いスパンであおばさんの『景清』に接していきたい。
そして、太遊さんの新作は『きいろいおやま〜バカでも達者が溶岩す〜』。
46歳(わしと同い年や)になっても夜伽の話を求める痛いお嬢様と、がんすがんすの語尾でおバカな言葉を繰り返す従者の滑稽なお話、と思いきや、そこは太遊さんである。
駄洒落や過去の作品とのリンクを巧く仕掛けながらも、今回もまたきわきわの線をしっかりついてきた。
カルティベイトなどでの再演がとても愉しみである。
最後は、作道雄君が登場し、『フェイク・ショウ』の設定や見どころ、そしてクラウド・ファンディングなどについて、太遊さんやあおばさんと軽快なトークを繰り広げた。
着々と参加者を増やしているクラウド・ファンディングだが、さらに多くの皆さんにご支援ご協力いただければとのこと。
詳しくは、こちらをご参照のほど。
と、今夜も盛りだくさんなネオラクゴ・フロンティアだった。
まだお越しではない皆さんも、来週はぜひ!!
2015年07月12日
暑い暑い蒸し暑い! 愉しく興味深い時間を過ごした(CLACLA日記)
どんよりとした感じはありつつも、青空の見えた一日。
晴天である。
気温はさらに上昇し、暑さがとてつもなく厳しく激しい。
暑い暑い蒸し暑い!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
昨夜、4時10分まで作業を進める。
朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。
その後、アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>、オリ・ムストネンが弾いた同じくベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
お昼過ぎ、仕事関係の予定をすませる。
終了後、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>を聴いたりしながら、『水の上で歌う』を書き進めたり、中村文則の『去年の冬、きみと別れ』<集英社>を読み進めたりする。
ほかに、服部龍二の『広田弘毅』<中公新書>の拾い読みもした。
急遽演劇と音楽関係で親しくしている人と会うこととなり、17時台に外出する。
で、21時過ぎまでいろいろと愉しく興味深い時間を過ごした。
ああ、面白かった!
22時少し前に帰宅し、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番<DHM>、第34番&第33番他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『去年の冬、きみと別れ』を読み進めたりする。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
晴天である。
気温はさらに上昇し、暑さがとてつもなく厳しく激しい。
暑い暑い蒸し暑い!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
昨夜、4時10分まで作業を進める。
朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。
その後、アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番他<ドイツ・グラモフォン>、オリ・ムストネンが弾いた同じくベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
お昼過ぎ、仕事関係の予定をすませる。
終了後、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>を聴いたりしながら、『水の上で歌う』を書き進めたり、中村文則の『去年の冬、きみと別れ』<集英社>を読み進めたりする。
ほかに、服部龍二の『広田弘毅』<中公新書>の拾い読みもした。
急遽演劇と音楽関係で親しくしている人と会うこととなり、17時台に外出する。
で、21時過ぎまでいろいろと愉しく興味深い時間を過ごした。
ああ、面白かった!
22時少し前に帰宅し、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番<DHM>、第34番&第33番他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『去年の冬、きみと別れ』を読み進めたりする。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
ついにエアコンを入れた(深夜のCLACLA)
どんよりとした感じはありつつも、青空の見えた一日。
気温はさらに上昇し、暑さがとても厳しくとても激しい。
蒸し暑い蒸し暑い蒸し暑い。
汗をかくわかくわ。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
落語家の九代目入船亭扇橋が亡くなった。84歳。
三代目桂三木助に入門するも三木助が亡くなったため、五代目柳家小さんの門下となる。
ほわんとした語り口の噺家さんだったが、扇橋さんというと、どうしても日本共産党の赤旗まつりへの出演と、永六輔や柳家小三治、桂米朝、小沢昭一、加藤武、江國滋、矢野誠一、大西信行、三田純市、永井啓夫、神吉拓郎との東京やなぎ句会(扇橋さんは俳句に親しんでいたため、この会で宗匠を務める)のことを思い出してしまう。
深く、深く、深く、深く黙祷。
昨夜、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番<DHM>を聴いたりしながら、3時半近くまで仕事関係の作業を進める。
朝早くに起きて、仕事関係の作業を進める。
午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、思ったほどにはよからず。
むしっとしていたせいか。
あやや。
11時台に外出し、市バスで京都駅まで出る。
で、近鉄で興戸まで行き、歩いて同志社女子大学京田辺キャンパスへ。
新島記念講堂で、同志社女子大学学芸学部音楽学科オーケストラコンサートを愉しむ。
詳しくは、前回の記事(コンサート記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!
終了後、急いで京都市内に戻り、大切な予定をすませる。
買い物をすませて、21時過ぎに帰宅する。
帰宅後、遅めの夕飯をすませ、あまりの汗にシャワーを浴びる。
そして、ついに我慢ができずエアコンも入れた。
もういいよね、入れてもいいよね。
NHK・FMの『クラシックの迷宮』や、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>、シュタイアーが弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第34番&第33番他<DHM>を聴いたりしながら、コンサート記録の準備をしたり、『水の上で歌う』について考えたり、中村文則の『去年の冬、きみと別れ』<幻冬舎>を読み始めたりする。
『クラシックの迷宮』は、「自動車の音楽」と題して自動車がらみの音楽から、黛敏郎の映画音楽『栄光への5000キロ』のテーマ、『チキチキマシン猛レース』や『マッハGOGOGO』、『ウルトラマンセブン』の音楽、はては小林旭が歌う『赤いトラクター』。そして『クラシック名盤大全 管弦楽曲篇』<音楽之友社>で自ら推したコンヴァースの『安自動車1000万台』と、片山杜秀らしさ全開のラインナップだった。
ああ、面白かった!
以上、7月11日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
気温はさらに上昇し、暑さがとても厳しくとても激しい。
蒸し暑い蒸し暑い蒸し暑い。
汗をかくわかくわ。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
落語家の九代目入船亭扇橋が亡くなった。84歳。
三代目桂三木助に入門するも三木助が亡くなったため、五代目柳家小さんの門下となる。
ほわんとした語り口の噺家さんだったが、扇橋さんというと、どうしても日本共産党の赤旗まつりへの出演と、永六輔や柳家小三治、桂米朝、小沢昭一、加藤武、江國滋、矢野誠一、大西信行、三田純市、永井啓夫、神吉拓郎との東京やなぎ句会(扇橋さんは俳句に親しんでいたため、この会で宗匠を務める)のことを思い出してしまう。
深く、深く、深く、深く黙祷。
昨夜、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番<DHM>を聴いたりしながら、3時半近くまで仕事関係の作業を進める。
朝早くに起きて、仕事関係の作業を進める。
午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、思ったほどにはよからず。
むしっとしていたせいか。
あやや。
11時台に外出し、市バスで京都駅まで出る。
で、近鉄で興戸まで行き、歩いて同志社女子大学京田辺キャンパスへ。
新島記念講堂で、同志社女子大学学芸学部音楽学科オーケストラコンサートを愉しむ。
詳しくは、前回の記事(コンサート記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!
終了後、急いで京都市内に戻り、大切な予定をすませる。
買い物をすませて、21時過ぎに帰宅する。
帰宅後、遅めの夕飯をすませ、あまりの汗にシャワーを浴びる。
そして、ついに我慢ができずエアコンも入れた。
もういいよね、入れてもいいよね。
NHK・FMの『クラシックの迷宮』や、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>、シュタイアーが弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第34番&第33番他<DHM>を聴いたりしながら、コンサート記録の準備をしたり、『水の上で歌う』について考えたり、中村文則の『去年の冬、きみと別れ』<幻冬舎>を読み始めたりする。
『クラシックの迷宮』は、「自動車の音楽」と題して自動車がらみの音楽から、黛敏郎の映画音楽『栄光への5000キロ』のテーマ、『チキチキマシン猛レース』や『マッハGOGOGO』、『ウルトラマンセブン』の音楽、はては小林旭が歌う『赤いトラクター』。そして『クラシック名盤大全 管弦楽曲篇』<音楽之友社>で自ら推したコンヴァースの『安自動車1000万台』と、片山杜秀らしさ全開のラインナップだった。
ああ、面白かった!
以上、7月11日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
同志社女子大学学芸学部音楽学科オーケストラコンサート
☆同志社女子大学学芸学部音楽学科オーケストラコンサート
吹奏楽指揮:関谷弘志
吹奏楽:同志社女子大学音楽学科ウインドオーケストラ
管弦楽指揮:山下一史
管弦楽:同志社女子大学音楽学科管弦楽団
(2015年7月11日14時開演/同志社女子大学京田辺キャンパス・新島記念講堂)
夕暮れ社 弱男ユニットでも活躍中の藤居知佳子さんが出演するということで、同志社女子大学の京田辺キャンパスまで同志社女子大学学芸学部音楽学科のオーケストラコンサートを聴きに行って来た。
同志社女子大学といえば、もう15年以上も前になるか、野入志津子がゲスト出演したリュートアンサンブルのコンサートを聴いたことがあるが、あのときは小ぶりな頌啓館ホールが会場。
新島記念講堂は千人規模の大ホールで、ほわんほわんとよく反響していた。
で、第1部は、関谷弘志指揮による同志社女子大学音楽学科ウインドオーケストラの演奏。
ネリベルのフェスティーヴォ、ホルストの吹奏楽のための組曲第2番、リードのアルメニアン・ダンス パートTと、ブラバン・ファンにはおなじみの作品が並ぶ。
(ちなみに、クラシック音楽のファンとブラバン・ファンには、純然たる境界があるように思う。コーラス・ファンとの間にあるような)
オーケストラの指揮でも知られる関谷さんは、音楽の角をしっかり詰めるというか、まとまりのよいアンサンブルを築きつつ、鳴らすべきところを大いに鳴らして、半歩先に進んだようなネリベル、イギリスの伝統的な様式に則りながらソロの聴かせどころをきちんと設けたホルスト、エンタメ性に富んで愉しいリードという、各々の楽曲の特性魅力をよく表していた。
ウインドオーケストラもそれによく応えて、響きのよい演奏を披露する。
休憩を挟んで第2部は、山下一史指揮の管弦楽団とソリストたちの協演。
まずは、フルートの長谷川夕真とハープの松井夕佳の独奏でモーツァルトのフルートとハープの協奏曲の第1楽章と第3楽章が演奏されたが、作品の持つインティメートな雰囲気がよく再現されていたと思う。
特に、単に技術的に完璧に吹きこなすというのではなく、「笛を吹く」楽しさ心地よさをうかがうことのできた長谷川さんのフルートに好感を覚えた。
続いては、ソプラノの浦山慶子が、ドニゼッティの歌劇『ドン・パスクヮーレ』からノリーナのアリア「騎士はあの眼差しを」を歌う。
女性の恋心を歌った軽快でコケットリーなアリアで、平場というか語りが勝った箇所では少しだけたどたどしさを感じたものの、高音部分では浦山さんの澄んで伸びのある声質がいかんなく発揮されていた。
メゾソプラノの藤居知佳子さんが歌ったのは、サン=サーンスの歌劇『サムソンとデリラ』からデリラのアリア「あなたの歌声にわが心は開く」。
藤居さんの声量の豊かさは夕暮れ社の公演ですでに承知していたけれど、今回大ホールで耳にして、さらにそのことを痛感した。
サムソンに愛を訴えながら、それが大きな策略となっているという一筋縄ではいかないアリアだが、藤居さんは幅が広くて深みのある声と真摯な感情表現で充分に納得のいく歌唱を繰り広げていた。
強弱など、細部のコントロールが一層の緻密さを増せば、さらに活躍の場が増していくように思った。
第2部最後は、林あゆみのピアノ独奏で、シューマンのピアノ協奏曲の第1楽章が演奏される。
林さんの演奏スタイルもあって、作品の持つ歌唱性叙情性よりも、ヴィルトゥオージ性をより感じた。
再び休憩を挟んだ第3部は、山下一史指揮の管弦楽団がシューマンの交響曲第1番「春」に挑んだ。
外枠をしっかり固めるというか、弦管ともに厚みのある音色を築いた上でエネルギッシュにパワフルに鳴らす山下さんの音楽づくりは、相対するオーケストラが技術的に高い場合、作品によっては幾分表層的に聴こえるきらいがなくはなく、例えば京都市交響楽団第528回定期演奏会(2009年9月4日/京都コンサートホール大ホール)のシューマンの交響曲第2番など、強奏がよい意味での狂奏になりきらないもどかしさを感じたりもした。
だが、今回の場合、アンサンブルを一から丁寧に造り上げていかなければならないという制約が、山下さんの特性をひときわプラスに働かせる結果となっていたのではないか。
若干ごたついて聴こえる箇所もなくはなかったが、作品の構造や劇性はよくとらえられ、再現されていたと思う。
ソロの部分を含めて、オーケストラも大健闘だった。
第1楽章の繰り返しなどの省略も、コンサートの時間(3時間近く)を考えれば適切だろう。
アンコールは、ブラームスのハンガリー舞曲第1番。
上述した時間の関係上、相当まきの入った演奏だったが、土台がしっかりしている分、良い意味であおりがついてドラマティックな仕上がりとなっており、わくわくすることができた。
と、予想していた以上に密度が濃くて、聴き応えのあるコンサートだった。
ああ、面白かった!
吹奏楽指揮:関谷弘志
吹奏楽:同志社女子大学音楽学科ウインドオーケストラ
管弦楽指揮:山下一史
管弦楽:同志社女子大学音楽学科管弦楽団
(2015年7月11日14時開演/同志社女子大学京田辺キャンパス・新島記念講堂)
夕暮れ社 弱男ユニットでも活躍中の藤居知佳子さんが出演するということで、同志社女子大学の京田辺キャンパスまで同志社女子大学学芸学部音楽学科のオーケストラコンサートを聴きに行って来た。
同志社女子大学といえば、もう15年以上も前になるか、野入志津子がゲスト出演したリュートアンサンブルのコンサートを聴いたことがあるが、あのときは小ぶりな頌啓館ホールが会場。
新島記念講堂は千人規模の大ホールで、ほわんほわんとよく反響していた。
で、第1部は、関谷弘志指揮による同志社女子大学音楽学科ウインドオーケストラの演奏。
ネリベルのフェスティーヴォ、ホルストの吹奏楽のための組曲第2番、リードのアルメニアン・ダンス パートTと、ブラバン・ファンにはおなじみの作品が並ぶ。
(ちなみに、クラシック音楽のファンとブラバン・ファンには、純然たる境界があるように思う。コーラス・ファンとの間にあるような)
オーケストラの指揮でも知られる関谷さんは、音楽の角をしっかり詰めるというか、まとまりのよいアンサンブルを築きつつ、鳴らすべきところを大いに鳴らして、半歩先に進んだようなネリベル、イギリスの伝統的な様式に則りながらソロの聴かせどころをきちんと設けたホルスト、エンタメ性に富んで愉しいリードという、各々の楽曲の特性魅力をよく表していた。
ウインドオーケストラもそれによく応えて、響きのよい演奏を披露する。
休憩を挟んで第2部は、山下一史指揮の管弦楽団とソリストたちの協演。
まずは、フルートの長谷川夕真とハープの松井夕佳の独奏でモーツァルトのフルートとハープの協奏曲の第1楽章と第3楽章が演奏されたが、作品の持つインティメートな雰囲気がよく再現されていたと思う。
特に、単に技術的に完璧に吹きこなすというのではなく、「笛を吹く」楽しさ心地よさをうかがうことのできた長谷川さんのフルートに好感を覚えた。
続いては、ソプラノの浦山慶子が、ドニゼッティの歌劇『ドン・パスクヮーレ』からノリーナのアリア「騎士はあの眼差しを」を歌う。
女性の恋心を歌った軽快でコケットリーなアリアで、平場というか語りが勝った箇所では少しだけたどたどしさを感じたものの、高音部分では浦山さんの澄んで伸びのある声質がいかんなく発揮されていた。
メゾソプラノの藤居知佳子さんが歌ったのは、サン=サーンスの歌劇『サムソンとデリラ』からデリラのアリア「あなたの歌声にわが心は開く」。
藤居さんの声量の豊かさは夕暮れ社の公演ですでに承知していたけれど、今回大ホールで耳にして、さらにそのことを痛感した。
サムソンに愛を訴えながら、それが大きな策略となっているという一筋縄ではいかないアリアだが、藤居さんは幅が広くて深みのある声と真摯な感情表現で充分に納得のいく歌唱を繰り広げていた。
強弱など、細部のコントロールが一層の緻密さを増せば、さらに活躍の場が増していくように思った。
第2部最後は、林あゆみのピアノ独奏で、シューマンのピアノ協奏曲の第1楽章が演奏される。
林さんの演奏スタイルもあって、作品の持つ歌唱性叙情性よりも、ヴィルトゥオージ性をより感じた。
再び休憩を挟んだ第3部は、山下一史指揮の管弦楽団がシューマンの交響曲第1番「春」に挑んだ。
外枠をしっかり固めるというか、弦管ともに厚みのある音色を築いた上でエネルギッシュにパワフルに鳴らす山下さんの音楽づくりは、相対するオーケストラが技術的に高い場合、作品によっては幾分表層的に聴こえるきらいがなくはなく、例えば京都市交響楽団第528回定期演奏会(2009年9月4日/京都コンサートホール大ホール)のシューマンの交響曲第2番など、強奏がよい意味での狂奏になりきらないもどかしさを感じたりもした。
だが、今回の場合、アンサンブルを一から丁寧に造り上げていかなければならないという制約が、山下さんの特性をひときわプラスに働かせる結果となっていたのではないか。
若干ごたついて聴こえる箇所もなくはなかったが、作品の構造や劇性はよくとらえられ、再現されていたと思う。
ソロの部分を含めて、オーケストラも大健闘だった。
第1楽章の繰り返しなどの省略も、コンサートの時間(3時間近く)を考えれば適切だろう。
アンコールは、ブラームスのハンガリー舞曲第1番。
上述した時間の関係上、相当まきの入った演奏だったが、土台がしっかりしている分、良い意味であおりがついてドラマティックな仕上がりとなっており、わくわくすることができた。
と、予想していた以上に密度が濃くて、聴き応えのあるコンサートだった。
ああ、面白かった!
2015年07月10日
WALTY(ワルティ)クラシカルの閉店セールに足を運んだ(CLACLA日記)
どんよりとした感じはありつつも、ようやく青空が見えた。
気温は上昇し、暑さがとても厳しい一日。
むしむしっとして、全く快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
維新の党の動きが今一つであるためか、政府与党が安保法案の成立のために今度は次世代の党に手を伸ばし始めた。
衆議院の議席は僅か2名。
しかも次世代とは名ばかりのオールド・ファッショな政党を巻き込んで、茶番以下の八百長猿芝居を繰り広げようということか。
安保法案をはじめ、TPP等々、安倍内閣と自民公明両党のやり口には本当に腹を立てねばならないと思う。
昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンやアルコ&ピースのオールナイトニッポンゼロを聴いたりしながら、3時半頃まで仕事関係の作業を進める。
朝早くに起きて、仕事関係の作業を進める。
午前中外出し、阪急で梅田まで出て、仕事関係の用件をいくつか片付ける。
それから大阪駅前第1ビルのWALTY(ワルティ)クラシカルに足を運ぶ。
WALTYクラシカルは、かつてのワルツ堂の衣鉢を継ぐ中古CDショップで、店主の中岡さんが入院したため5月からずっと休業していたのだけれど、再開が難しく、7月末で閉店することとなった。
で、今日から18日まで50パーセントオフの閉店セールを行うこととなり、こちらが店に辿り着いたときには、大勢のお客さんが集まっていた。
女性や若い人もちらほら見かけたが、概して中年老年の男性がほとんど。
クラきちとでも呼ぼうか、まさしくマニアックな方々が押し合いへし合い、CDにむらがる。
こちらも負けじと、とまでは気力が出なかったが、それでも前々から手に入れたいと思っていたCDを5枚見つけ購入した。
しめて税込み2417円。
セールとはいえ安い。
ちょっとは治まりかけたが、それでも混雑していることには変わりはなく、それ以上は粘らず店を出る。
今日は大阪ですませておきたい用件があったのでこれ幸いと参上したものの、交通費との兼ね合いもあってもう一回は無理か。
残り福もあるような気がするが…。
14時40分過ぎに帰宅し、店の中でもやたらと汗をかいたのでシャワーを浴びる。
で、早速購入したばかりのブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番<DHM>を聴く。
ヴァイルとターフェルムジークの交響曲は、ケレン味を避けた良い意味でオーソドックスな演奏。
アンサンブルも安定しており、このコンビによるハイドンの交響曲全集が完成しなかたことはかえすがえす残念である。
一方、シュタイアーが弾いたソナタのほうも、音楽の構造をしっかりと把握した上で、快活さや流麗さにも欠けない聴き心地のよい演奏に仕上がっている。
いずれも、購入しておいて大正解だった。
仕事関係の作業を進めたり、唯川恵の『手のひらの砂漠』<集英社>を読み進めたりする。
17時台に再び外出し、仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、シュタイアーが弾いたハイドンのアリエッタと12の変奏曲第1番、ピアノ・ソナタ第34番、アンダンテと変奏曲、ピアノ・ソナタ第33番、皇帝讃歌による変奏曲<DHM>を聴きながら、雑件を片付ける。
上述したソナタ集とほぼ同様の感想だが、作品の性質もあってより叙情性に富んだ内容になっていると思う。
夕飯後、アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番&6つのバガテル他<ドイツ・グラモフォン>、オリ・ムストネンが弾いた同じくベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>を聴く。
ウゴルスキのベートーヴェンは自らの感覚感情に正直というか、自分自身に呟くような感じで音楽が生み出されている。
音色やテンポの変化の妙が彼の特性ということもあって、ソナタよりも小品のほうが一層魅力的だ。
ゆっくりと弾かれて耽美的ですらある『エリーゼのため』にと、ロンド・ア・カプリッチョ『失われた小銭への怒り』の緩急の差も興味深い。
一方、ムストネンはピリオド奏法の影響もうかがえる速めのテンポ軽いタッチのベートーヴェンで、点描的とでも呼びたくなる。
ムストネンのアルバムにも6つのバガテルが収められているが、ウゴルスキとの違いが、実に面白い。
なお、このCDを購入したことで、変奏曲集<同>、ディアベッリの主題による変奏曲他<RCA>、ピアノ・ソナタ第30番他<同>とムストネンが録音したベートーヴェンのピアノ独奏のための作品集を全て集めたことになる。
仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたりする。
『水の上で歌う』は、原稿用紙に換算して48枚分を超えた。
『手のひらの砂漠』を読了する。
DVの問題を中心に、女性性の問題、母性の問題、罪と罰の問題についてとてもわかりやすく描いた作品。
伏線もきちんと張られているが、登場人物間の会話に古さを感じたりもした。
今日は、オイシスのもちもちオムレット(カスタード&ホイップ)を食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
カスタードクリームとホイップクリームを挟んだもちもちっとした食感のオムレットタイプのケーキで、まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
夜になっても、暑い暑い。
やれやれ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
気温は上昇し、暑さがとても厳しい一日。
むしむしっとして、全く快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
維新の党の動きが今一つであるためか、政府与党が安保法案の成立のために今度は次世代の党に手を伸ばし始めた。
衆議院の議席は僅か2名。
しかも次世代とは名ばかりのオールド・ファッショな政党を巻き込んで、茶番以下の八百長猿芝居を繰り広げようということか。
安保法案をはじめ、TPP等々、安倍内閣と自民公明両党のやり口には本当に腹を立てねばならないと思う。
昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンやアルコ&ピースのオールナイトニッポンゼロを聴いたりしながら、3時半頃まで仕事関係の作業を進める。
朝早くに起きて、仕事関係の作業を進める。
午前中外出し、阪急で梅田まで出て、仕事関係の用件をいくつか片付ける。
それから大阪駅前第1ビルのWALTY(ワルティ)クラシカルに足を運ぶ。
WALTYクラシカルは、かつてのワルツ堂の衣鉢を継ぐ中古CDショップで、店主の中岡さんが入院したため5月からずっと休業していたのだけれど、再開が難しく、7月末で閉店することとなった。
で、今日から18日まで50パーセントオフの閉店セールを行うこととなり、こちらが店に辿り着いたときには、大勢のお客さんが集まっていた。
女性や若い人もちらほら見かけたが、概して中年老年の男性がほとんど。
クラきちとでも呼ぼうか、まさしくマニアックな方々が押し合いへし合い、CDにむらがる。
こちらも負けじと、とまでは気力が出なかったが、それでも前々から手に入れたいと思っていたCDを5枚見つけ購入した。
しめて税込み2417円。
セールとはいえ安い。
ちょっとは治まりかけたが、それでも混雑していることには変わりはなく、それ以上は粘らず店を出る。
今日は大阪ですませておきたい用件があったのでこれ幸いと参上したものの、交通費との兼ね合いもあってもう一回は無理か。
残り福もあるような気がするが…。
14時40分過ぎに帰宅し、店の中でもやたらと汗をかいたのでシャワーを浴びる。
で、早速購入したばかりのブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番<SONY>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番、第20番<DHM>を聴く。
ヴァイルとターフェルムジークの交響曲は、ケレン味を避けた良い意味でオーソドックスな演奏。
アンサンブルも安定しており、このコンビによるハイドンの交響曲全集が完成しなかたことはかえすがえす残念である。
一方、シュタイアーが弾いたソナタのほうも、音楽の構造をしっかりと把握した上で、快活さや流麗さにも欠けない聴き心地のよい演奏に仕上がっている。
いずれも、購入しておいて大正解だった。
仕事関係の作業を進めたり、唯川恵の『手のひらの砂漠』<集英社>を読み進めたりする。
17時台に再び外出し、仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、シュタイアーが弾いたハイドンのアリエッタと12の変奏曲第1番、ピアノ・ソナタ第34番、アンダンテと変奏曲、ピアノ・ソナタ第33番、皇帝讃歌による変奏曲<DHM>を聴きながら、雑件を片付ける。
上述したソナタ集とほぼ同様の感想だが、作品の性質もあってより叙情性に富んだ内容になっていると思う。
夕飯後、アナトール・ウゴルスキが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番&6つのバガテル他<ドイツ・グラモフォン>、オリ・ムストネンが弾いた同じくベートーヴェンのピアノのための変奏曲・舞曲集<DECCA>を聴く。
ウゴルスキのベートーヴェンは自らの感覚感情に正直というか、自分自身に呟くような感じで音楽が生み出されている。
音色やテンポの変化の妙が彼の特性ということもあって、ソナタよりも小品のほうが一層魅力的だ。
ゆっくりと弾かれて耽美的ですらある『エリーゼのため』にと、ロンド・ア・カプリッチョ『失われた小銭への怒り』の緩急の差も興味深い。
一方、ムストネンはピリオド奏法の影響もうかがえる速めのテンポ軽いタッチのベートーヴェンで、点描的とでも呼びたくなる。
ムストネンのアルバムにも6つのバガテルが収められているが、ウゴルスキとの違いが、実に面白い。
なお、このCDを購入したことで、変奏曲集<同>、ディアベッリの主題による変奏曲他<RCA>、ピアノ・ソナタ第30番他<同>とムストネンが録音したベートーヴェンのピアノ独奏のための作品集を全て集めたことになる。
仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたりする。
『水の上で歌う』は、原稿用紙に換算して48枚分を超えた。
『手のひらの砂漠』を読了する。
DVの問題を中心に、女性性の問題、母性の問題、罪と罰の問題についてとてもわかりやすく描いた作品。
伏線もきちんと張られているが、登場人物間の会話に古さを感じたりもした。
今日は、オイシスのもちもちオムレット(カスタード&ホイップ)を食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
カスタードクリームとホイップクリームを挟んだもちもちっとした食感のオムレットタイプのケーキで、まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
夜になっても、暑い暑い。
やれやれ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2015年07月09日
三谷幸喜が天知茂の『江戸川乱歩の美女シリーズ』を高く評価していた(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気が続く。
夕方には、青空が見えていたが。
気温は上昇し、じめじめむしむしとして全く快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度の攻撃で、疲弊のし通しだ。
やれやれ。
何がなんでも権力のやることには反対という姿勢の人間にも困ったものだけれど、お上のやることは何から何まで賛成という批判精神の欠落した人間は、さらに救いがない。
安保法制とそれを巡る安倍首相らの言動言行、新国立競技場、TPP、労働者派遣法その他あれこれ、いずれかならばまだしも、全てを鵜呑み丸呑みにして平気でいられるとは、やはり何かがとちくるっているのではないか。
昨夜、唯川恵の『手のひらの砂漠』<集英社>を読み始める。
その後、KBS京都でAKB48のオールナイトニッポン(と、言いながら乃木坂46のメンバーが出演していた。生駒里奈だけは知っていたが、あとの二人は知らなかった)を聴いたりしながら、3時50分過ぎまで仕事関係の作業を進める。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』(井戸端ニュースでは、安保法制そのものについて切り込んでいた)や、コンチェルト・ケルンが演奏した『バスティーユ襲撃』<CAPRICCIO>、フォルテピアノのマルコム・ビルソンとジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第25番&第26番「戴冠式」<ARCHIV>、ブルーノ・ヴァイル指揮カペラ・コロニエンシスが演奏したウェーバーの交響曲第1番<DHM>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『手のひらの砂漠』を読み進めたりする。
ほかに、服部龍二の『広田弘毅』<中公新書>の拾い読みもした。
『水の上で歌う』は、2を書き終え、原稿用紙に換算して45枚分を超えた。
『バスティーユ襲撃』は、第1楽章に「ラ・マルセイエーズ」が引用されているダヴォーの表題作をはじめ、フランス革命に関係した作品を集めたアルバム。
また、モーツァルトのピアノ協奏曲第25番の第1楽章は、「ラ・マルセイエーズ」の影響がうかがえる。
17時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、グレン・グールドが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」〜第10番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
朝日新聞夕刊の連載「三谷幸喜のありふれた生活」で、三谷さんが天知茂主演の『江戸川乱歩の美女シリーズ』を高く評価している。
最近youtubeで拾い観し続けていたこともあって、ちょっと嬉しい。
夕飯後、ボロディン・カルテットが演奏したブラームスの弦楽4重奏曲第1番&第3番、ピアノ5重奏曲(エリソ・ヴィルサラーゼのピアノ)&弦楽4重奏曲第2番<ともにTELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『手のひらの砂漠』を読み進めたりする。
今日は、オイシスのタルト(オランジェショコラ)を食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
オレンジピールの入ったチョコケーキをのせたタルトで、まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
そろそろすきっとしてくれないものか。
どうやら、晴れてもむしっとしているらしいが…。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
夕方には、青空が見えていたが。
気温は上昇し、じめじめむしむしとして全く快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度の攻撃で、疲弊のし通しだ。
やれやれ。
何がなんでも権力のやることには反対という姿勢の人間にも困ったものだけれど、お上のやることは何から何まで賛成という批判精神の欠落した人間は、さらに救いがない。
安保法制とそれを巡る安倍首相らの言動言行、新国立競技場、TPP、労働者派遣法その他あれこれ、いずれかならばまだしも、全てを鵜呑み丸呑みにして平気でいられるとは、やはり何かがとちくるっているのではないか。
昨夜、唯川恵の『手のひらの砂漠』<集英社>を読み始める。
その後、KBS京都でAKB48のオールナイトニッポン(と、言いながら乃木坂46のメンバーが出演していた。生駒里奈だけは知っていたが、あとの二人は知らなかった)を聴いたりしながら、3時50分過ぎまで仕事関係の作業を進める。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』(井戸端ニュースでは、安保法制そのものについて切り込んでいた)や、コンチェルト・ケルンが演奏した『バスティーユ襲撃』<CAPRICCIO>、フォルテピアノのマルコム・ビルソンとジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第25番&第26番「戴冠式」<ARCHIV>、ブルーノ・ヴァイル指揮カペラ・コロニエンシスが演奏したウェーバーの交響曲第1番<DHM>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『手のひらの砂漠』を読み進めたりする。
ほかに、服部龍二の『広田弘毅』<中公新書>の拾い読みもした。
『水の上で歌う』は、2を書き終え、原稿用紙に換算して45枚分を超えた。
『バスティーユ襲撃』は、第1楽章に「ラ・マルセイエーズ」が引用されているダヴォーの表題作をはじめ、フランス革命に関係した作品を集めたアルバム。
また、モーツァルトのピアノ協奏曲第25番の第1楽章は、「ラ・マルセイエーズ」の影響がうかがえる。
17時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、グレン・グールドが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」〜第10番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
朝日新聞夕刊の連載「三谷幸喜のありふれた生活」で、三谷さんが天知茂主演の『江戸川乱歩の美女シリーズ』を高く評価している。
最近youtubeで拾い観し続けていたこともあって、ちょっと嬉しい。
夕飯後、ボロディン・カルテットが演奏したブラームスの弦楽4重奏曲第1番&第3番、ピアノ5重奏曲(エリソ・ヴィルサラーゼのピアノ)&弦楽4重奏曲第2番<ともにTELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『手のひらの砂漠』を読み進めたりする。
今日は、オイシスのタルト(オランジェショコラ)を食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
オレンジピールの入ったチョコケーキをのせたタルトで、まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
そろそろすきっとしてくれないものか。
どうやら、晴れてもむしっとしているらしいが…。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2015年07月08日
気圧と湿度に押し潰されそうだ(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気が続く。
雨も降る。
じめじめじめじめとして、全く快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
連日の気圧と湿度のWパンチで、身体がどうにもだろし。
やれやれ。
安倍首相がネットの生放送番組に出演し、安保関連法案に関して説明しているという。
まさしく愚の骨頂だ。
一転、民主党と維新の党が領域警備法案を共同提出することとなった。
いずれにしても、維新の党は早々に解党してはどうか。
そのほうが、よっぽどわかりやすい。
目くらましの八百長猿芝居が横行しそうである。
度し難し。
昨夜、3時50分過ぎまで仕事関係の作業を進める。
今日も今日とて、朝早くから近所の工事がかまびすしい。
また別の場所でも作業をやっているようだ。
ほんま、ええかげんにせえよ!
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、ソプラノのルチア・ポップとクラウス・テンシュテット指揮ロンドン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第4番<EMI>、ロリン・マゼール指揮ウィーン・フィルが演奏したラヴェルのラ・ヴァルス&ボレロ<RCA>、アンドレ・プレヴィン指揮ウィーン・フィル他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・ファン』&『ドン・キホーテ』<TELARC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、原田マハの『ジヴェルニーの食卓』<集英社>を読み進めたりする。
ほかに、古川隆久の『昭和天皇』<中公新書>の拾い読みもした。
17時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、シャルル・デュトワ指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したオネゲルの交響曲第2番&第4番「バーゼルの喜び」<ERATO>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
夕飯後、デヴィッド・ロイド=ジョーンズ指揮ロイヤル・バレエ・シンフォニア他が演奏したデヴィッド・ライオンの管弦楽曲集<MARCO POLO>、コリン・デイヴィス指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したレーガーの『モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ』&ヒンデミットの『ウェーバーの主題による交響的変容』<PHILIPS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたりする。
『ジヴェルニーの食卓』を読了する。
表題作をはじめ、モネやドガ、マティス、セザンヌらフランスの画家とそれを取り巻く人々について綴った、史実をもとにしたフィクション。
自らキュレーターとして美術と関わった経験のある原田マハの真価が発揮された連作集だった。
もちろん、単なる専門的な知識の開帳ではなく、表現することや創作することの意味が人間関係の機微を通して描かれている点に好感を持つ。
ああ、面白かった!
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
気圧と湿度に押し潰されそうだ。
うむむ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
雨も降る。
じめじめじめじめとして、全く快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
連日の気圧と湿度のWパンチで、身体がどうにもだろし。
やれやれ。
安倍首相がネットの生放送番組に出演し、安保関連法案に関して説明しているという。
まさしく愚の骨頂だ。
一転、民主党と維新の党が領域警備法案を共同提出することとなった。
いずれにしても、維新の党は早々に解党してはどうか。
そのほうが、よっぽどわかりやすい。
目くらましの八百長猿芝居が横行しそうである。
度し難し。
昨夜、3時50分過ぎまで仕事関係の作業を進める。
今日も今日とて、朝早くから近所の工事がかまびすしい。
また別の場所でも作業をやっているようだ。
ほんま、ええかげんにせえよ!
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、ソプラノのルチア・ポップとクラウス・テンシュテット指揮ロンドン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第4番<EMI>、ロリン・マゼール指揮ウィーン・フィルが演奏したラヴェルのラ・ヴァルス&ボレロ<RCA>、アンドレ・プレヴィン指揮ウィーン・フィル他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・ファン』&『ドン・キホーテ』<TELARC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、原田マハの『ジヴェルニーの食卓』<集英社>を読み進めたりする。
ほかに、古川隆久の『昭和天皇』<中公新書>の拾い読みもした。
17時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、シャルル・デュトワ指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したオネゲルの交響曲第2番&第4番「バーゼルの喜び」<ERATO>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
夕飯後、デヴィッド・ロイド=ジョーンズ指揮ロイヤル・バレエ・シンフォニア他が演奏したデヴィッド・ライオンの管弦楽曲集<MARCO POLO>、コリン・デイヴィス指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したレーガーの『モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ』&ヒンデミットの『ウェーバーの主題による交響的変容』<PHILIPS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたりする。
『ジヴェルニーの食卓』を読了する。
表題作をはじめ、モネやドガ、マティス、セザンヌらフランスの画家とそれを取り巻く人々について綴った、史実をもとにしたフィクション。
自らキュレーターとして美術と関わった経験のある原田マハの真価が発揮された連作集だった。
もちろん、単なる専門的な知識の開帳ではなく、表現することや創作することの意味が人間関係の機微を通して描かれている点に好感を持つ。
ああ、面白かった!
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
気圧と湿度に押し潰されそうだ。
うむむ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2015年07月07日
七夕だが(CLACLA日記)
七夕。
が、あいにく星は見えない。
まあ、仕方ない。
雨が降る。
どんよりとしたお天気の一日。
じめじめじめじめとして、快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいませ。
気圧と湿度のWパンチに睡眠不足も加わって、身体がだろし。
やれやれ。
案の定、維新の党が恥知らずぶりを発揮している。
度し難し。
川内原発の再稼働に向けて、九州電力が作業を開始した。
いろいろと考えることあり。
畢竟、馬鹿につける薬はない。
ギリシャのことをとやかく言えるのか。
正午過ぎに起きて、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第33番、第36番「リンツ」<ともにPHILIPS>、ピエール・ブーレーズ指揮ウィーン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第5番<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたりする。
西川美和の『永い言い訳』<文藝春秋>を読了する。
ふくみがたっぷりとあって仕掛けも豊富な作品で、実に面白かった。
そして、ぜひ映画化を期待してしまう。
(小説と映画とがどう異なってくるのかも愉しみなので)
吉川潮の『芸人という生きもの』<新潮選書>も読了する。
演芸評論家で作家である著者が芸人たちとの交流について綴った一冊。
吉川さんの喜怒哀楽がはっきりと示されている点も面白かった。
17時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。
夕飯後、チャールズ・マッケラス指揮プラハ室内管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第25番&第28番<TELARC>、ボロディン・カルテット他が演奏したシューベルトの弦楽5重奏曲<TELDEC>、ハーゲン・カルテットが演奏したシューマンの弦楽4重奏曲第2番&第3番<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、原田マハの『ジヴェルニーの食卓』<集英社>を読み始めたりする。
『水の上で歌う』は、原稿用紙42枚分を超えた。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
が、あいにく星は見えない。
まあ、仕方ない。
雨が降る。
どんよりとしたお天気の一日。
じめじめじめじめとして、快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいませ。
気圧と湿度のWパンチに睡眠不足も加わって、身体がだろし。
やれやれ。
案の定、維新の党が恥知らずぶりを発揮している。
度し難し。
川内原発の再稼働に向けて、九州電力が作業を開始した。
いろいろと考えることあり。
畢竟、馬鹿につける薬はない。
ギリシャのことをとやかく言えるのか。
正午過ぎに起きて、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第33番、第36番「リンツ」<ともにPHILIPS>、ピエール・ブーレーズ指揮ウィーン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第5番<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたりする。
西川美和の『永い言い訳』<文藝春秋>を読了する。
ふくみがたっぷりとあって仕掛けも豊富な作品で、実に面白かった。
そして、ぜひ映画化を期待してしまう。
(小説と映画とがどう異なってくるのかも愉しみなので)
吉川潮の『芸人という生きもの』<新潮選書>も読了する。
演芸評論家で作家である著者が芸人たちとの交流について綴った一冊。
吉川さんの喜怒哀楽がはっきりと示されている点も面白かった。
17時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。
夕飯後、チャールズ・マッケラス指揮プラハ室内管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第25番&第28番<TELARC>、ボロディン・カルテット他が演奏したシューベルトの弦楽5重奏曲<TELDEC>、ハーゲン・カルテットが演奏したシューマンの弦楽4重奏曲第2番&第3番<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、原田マハの『ジヴェルニーの食卓』<集英社>を読み始めたりする。
『水の上で歌う』は、原稿用紙42枚分を超えた。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
夜明けだぜ(夜明けのCLACLA)
どんよりとしたお天気が続く。
雨も降る。
気温は上昇しないものの、湿度が高い分、じめじめとして快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチで、身体がだろし。
やれやれ。
EUなどによる改革案に関するギリシャの国民投票は、反対が多数を占めた。
いろいろと考えることあり。
ギリシャだけを問題視する論調には、どうにも疑問が湧く。
異論反論承知の上で記すけれど、細谷雄一はやはり御用学者と呼ぶほかない。
公職選挙法が改められ、18歳以上の選挙権が認められた折も折、自民党が高校生の政治活動を抑制する方向に動いているようだ。
馬鹿につける薬はない。
昨夜、NHKでラジオ深夜便を聴いたりしながら、3時40分頃まで仕事関係の作業を進める。
今日も今日とて、朝早くから工事の音がかまびすしい。
うっとうしいや!
午前中、仕事関係の予定をすませる。
その後、下京図書館へ。
再発行されたカードを受け取るため。
和田誠の『ぼくが映画ファンだった頃』<七つ森書館>、エリック・リーヴィーの『モーツァルトとナチス』<白水社>、黒川創の『暗殺者たち』<新潮社>、平野啓一郎の『透明な迷宮』<同>、マリオ・バルガス=リョサの『チボの狂宴』<作品社>を返却し、原田マハの『ジヴェルニーの食卓』<集英社>、唯川恵の『手のひらの砂漠』<同>、中村文則の『去年の冬、きみと別れ』<幻冬舎>、予約しておいた吉川潮の『芸人という生きもの』<新潮選書>を新たに借りる。
帰りがけ、何の気なしに近所を通ると、なんと大がかりな工事が始まっていた。
どうりでかまびすしいと思った。
それにしても、いつまで続く泥濘ぞだなあ。
帰宅後、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、西川美和の『永い言い訳』<文藝春秋>を読み進めたり、『芸人という生きもの』を読み始めたりする。
午後、ウテ・レンパーがジョン・マウチェリー指揮RIASシンフォニエッタ・ベルリン他の伴奏で歌った『ウテ・レンパー・シングス・クルト・ヴァイルvol.2』<DECCA>、ソプラノのドーン・アップショウがエリック・スターン指揮オーケストラの伴奏で歌ったブロードウェーのヒット・ナンバー集『I WISH IT SO』<Nonesuch>、クリスティアン・フレーリヒ指揮ベルリン放送交響楽団が演奏したシュポアの序曲集<CPO>、フランク・ベールマン指揮ハノーヴァーNDRフィルが演奏したフェスカの交響曲第1番他<同>、ニコラウス・アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」&第4番「イタリア」<TELDEC>を聴く。
ウテ・レンパーのアルバムにも、ドーン・アップショウのアルバムにも、クルト・ヴァイルの『マイ・シップ』が収められているが、受ける印象は全く違う。
前者が人生の渋み苦みも感じさせる歌いぶりなら、後者は透明感があって伸びやかな美声を活かした非常にロマンティックな歌唱となっている。
アップショウはディズニー調でもあって、ある種の「きれいごと」っぽくもあるのだけれど、僕はこの「きれいごと」が大好きだ。
もちろん、レンパーの歌は好みにあっている。
19時頃外出し、仕事関係の用件を片付けたのち、錦湯さんへ。
月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection38を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!
終了後打ち上げに参加し、遅めの夕飯をすませ、さらに諸々あって帰宅が3時を過ぎる。
以上、7月6日の日記。
夜明けだぜ。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
雨も降る。
気温は上昇しないものの、湿度が高い分、じめじめとして快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチで、身体がだろし。
やれやれ。
EUなどによる改革案に関するギリシャの国民投票は、反対が多数を占めた。
いろいろと考えることあり。
ギリシャだけを問題視する論調には、どうにも疑問が湧く。
異論反論承知の上で記すけれど、細谷雄一はやはり御用学者と呼ぶほかない。
公職選挙法が改められ、18歳以上の選挙権が認められた折も折、自民党が高校生の政治活動を抑制する方向に動いているようだ。
馬鹿につける薬はない。
昨夜、NHKでラジオ深夜便を聴いたりしながら、3時40分頃まで仕事関係の作業を進める。
今日も今日とて、朝早くから工事の音がかまびすしい。
うっとうしいや!
午前中、仕事関係の予定をすませる。
その後、下京図書館へ。
再発行されたカードを受け取るため。
和田誠の『ぼくが映画ファンだった頃』<七つ森書館>、エリック・リーヴィーの『モーツァルトとナチス』<白水社>、黒川創の『暗殺者たち』<新潮社>、平野啓一郎の『透明な迷宮』<同>、マリオ・バルガス=リョサの『チボの狂宴』<作品社>を返却し、原田マハの『ジヴェルニーの食卓』<集英社>、唯川恵の『手のひらの砂漠』<同>、中村文則の『去年の冬、きみと別れ』<幻冬舎>、予約しておいた吉川潮の『芸人という生きもの』<新潮選書>を新たに借りる。
帰りがけ、何の気なしに近所を通ると、なんと大がかりな工事が始まっていた。
どうりでかまびすしいと思った。
それにしても、いつまで続く泥濘ぞだなあ。
帰宅後、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、西川美和の『永い言い訳』<文藝春秋>を読み進めたり、『芸人という生きもの』を読み始めたりする。
午後、ウテ・レンパーがジョン・マウチェリー指揮RIASシンフォニエッタ・ベルリン他の伴奏で歌った『ウテ・レンパー・シングス・クルト・ヴァイルvol.2』<DECCA>、ソプラノのドーン・アップショウがエリック・スターン指揮オーケストラの伴奏で歌ったブロードウェーのヒット・ナンバー集『I WISH IT SO』<Nonesuch>、クリスティアン・フレーリヒ指揮ベルリン放送交響楽団が演奏したシュポアの序曲集<CPO>、フランク・ベールマン指揮ハノーヴァーNDRフィルが演奏したフェスカの交響曲第1番他<同>、ニコラウス・アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」&第4番「イタリア」<TELDEC>を聴く。
ウテ・レンパーのアルバムにも、ドーン・アップショウのアルバムにも、クルト・ヴァイルの『マイ・シップ』が収められているが、受ける印象は全く違う。
前者が人生の渋み苦みも感じさせる歌いぶりなら、後者は透明感があって伸びやかな美声を活かした非常にロマンティックな歌唱となっている。
アップショウはディズニー調でもあって、ある種の「きれいごと」っぽくもあるのだけれど、僕はこの「きれいごと」が大好きだ。
もちろん、レンパーの歌は好みにあっている。
19時頃外出し、仕事関係の用件を片付けたのち、錦湯さんへ。
月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection38を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!
終了後打ち上げに参加し、遅めの夕飯をすませ、さらに諸々あって帰宅が3時を過ぎる。
以上、7月6日の日記。
夜明けだぜ。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
ネオラクゴ・フロンティアsection38(月亭太遊さんのネオラクゴ企画)
☆ネオラクゴ・フロンティアsection38
ゲスト:桂三河さん、センサールマン、廣瀬信輔君
(2015年7月6日20時開演/錦湯)
なんとか雨もやみ、気温もあまり上昇しないほどよい状態の中で開催された月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection38は、太遊さんとゲストの桂三河さんが思わずネタにしてしまうほどの、男性率の高さ。
どんなお客さんがどのような具合に集まるかがわからないというのも、このネオラクゴ・フロンティアの面白さの一つだ。
で、太遊さんと三河さんの開口一番のおしゃべりのあとは、センサールマンのお二人(客席側から見て左から、愛植男さんと山崎仕事人さん)の漫才が始まる。
仕事人さんの息子に植男さんのお父さんが読み聞かせをするという体のシリーズで、今回は『ウサギとカメ』が主題である。
もちろんそこはセンサールマンのお二人だから、ウサギとカメはウサギとカメでも、突拍子もないウサギとカメで、まさしく勝負はダービー気分。
植男さんの口跡の良さと仕事人さんの反応の良さが妙味の漫才となっていた。
続く、三河さんは古典の『粗忽長屋』をかける。
行き倒れの死体を同じ長屋住まいの友人と勘違いした男が、なんと友人その人を連れて死体を引き取りに来て…。
というおなじみの噺だが、死とはなんぞや自己同一性とはなんぞやといった哲学的な思弁性よりも何よりも、話そのもののおかしさを素直に表した語り口で、登場人物の間の抜けっぷりと三河さんの人の好さそうな雰囲気がよく合っていた。
そして、太遊さんの新作は『友は自らを家畜とも知らずに』。
舞台は養豚所。
人を神様だと信じていた豚だったが、ネオラクゴではおなじみの登場人物の言動によってあることを気付かされる…。
狼は生きろ豚は死ね、なんてどぎつい惹句がかつてあったけれど、それをついつい思い起こさせられるかのような展開だ。
日常性への疑問やコミュニケーションのすれ違いといった仕掛けや寓話性に富んだ内容で、非常にネオ度が高い。
『あしたのジョー』へのオマージュなど、一粒でも何度も愉しい刺激的な作品だった。
最後は、SFトーク「出張未来会議」と題して廣瀬信輔君と出演者の面々がSFについて語ったが、SFの二つの定義(サイエンス・フィクションとサイエンス・ファンタジー)や、SFと現実の関係性などがときに笑いを盛り込みながら丁寧に解説されていて、これは予想以上に面白かった。
廣瀬君の真摯な語り口にも好感が持てた。
さらに、ラストのラストでは、作道雄君も登場。
『フェイク・ショウ』のクラウド・ファンディングの途中経過等に関して詳しく説明が行われた。
と、今夜も盛りだくさんなネオラクゴ・フロンティアだった。
ああ、面白かった!
ゲスト:桂三河さん、センサールマン、廣瀬信輔君
(2015年7月6日20時開演/錦湯)
なんとか雨もやみ、気温もあまり上昇しないほどよい状態の中で開催された月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection38は、太遊さんとゲストの桂三河さんが思わずネタにしてしまうほどの、男性率の高さ。
どんなお客さんがどのような具合に集まるかがわからないというのも、このネオラクゴ・フロンティアの面白さの一つだ。
で、太遊さんと三河さんの開口一番のおしゃべりのあとは、センサールマンのお二人(客席側から見て左から、愛植男さんと山崎仕事人さん)の漫才が始まる。
仕事人さんの息子に植男さんのお父さんが読み聞かせをするという体のシリーズで、今回は『ウサギとカメ』が主題である。
もちろんそこはセンサールマンのお二人だから、ウサギとカメはウサギとカメでも、突拍子もないウサギとカメで、まさしく勝負はダービー気分。
植男さんの口跡の良さと仕事人さんの反応の良さが妙味の漫才となっていた。
続く、三河さんは古典の『粗忽長屋』をかける。
行き倒れの死体を同じ長屋住まいの友人と勘違いした男が、なんと友人その人を連れて死体を引き取りに来て…。
というおなじみの噺だが、死とはなんぞや自己同一性とはなんぞやといった哲学的な思弁性よりも何よりも、話そのもののおかしさを素直に表した語り口で、登場人物の間の抜けっぷりと三河さんの人の好さそうな雰囲気がよく合っていた。
そして、太遊さんの新作は『友は自らを家畜とも知らずに』。
舞台は養豚所。
人を神様だと信じていた豚だったが、ネオラクゴではおなじみの登場人物の言動によってあることを気付かされる…。
狼は生きろ豚は死ね、なんてどぎつい惹句がかつてあったけれど、それをついつい思い起こさせられるかのような展開だ。
日常性への疑問やコミュニケーションのすれ違いといった仕掛けや寓話性に富んだ内容で、非常にネオ度が高い。
『あしたのジョー』へのオマージュなど、一粒でも何度も愉しい刺激的な作品だった。
最後は、SFトーク「出張未来会議」と題して廣瀬信輔君と出演者の面々がSFについて語ったが、SFの二つの定義(サイエンス・フィクションとサイエンス・ファンタジー)や、SFと現実の関係性などがときに笑いを盛り込みながら丁寧に解説されていて、これは予想以上に面白かった。
廣瀬君の真摯な語り口にも好感が持てた。
さらに、ラストのラストでは、作道雄君も登場。
『フェイク・ショウ』のクラウド・ファンディングの途中経過等に関して詳しく説明が行われた。
と、今夜も盛りだくさんなネオラクゴ・フロンティアだった。
ああ、面白かった!
2015年07月05日
何が起こってもおかしくない状況だ(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気が続く。
気温は下がったものの、湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチで、身体がだろし。
やれやれ。
橋下徹大阪市長が、関西維新の会設立を計画しているらしい。
今度は、関西州がどうのこうのと口にしているそうだ。
案の定というかなんというか、こういう人間にいつまで振り回されれば気がすむのだろうか。
安倍首相への擦り寄りも含めて、本当に情けなくなってくる。
目くらましの八百長猿芝居には、ますます気をつけておかなければ。
何が起こってもおかしくない状況だ。
昨夜、マリオ・バルガス=リョサの『チボの狂宴』<作品社>を読了する。
『水の上で歌う』にも、強い刺激を与えられたと思う。
ああ、面白かった!
その後、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、3時半頃まで仕事関係の作業を進める。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、NHK・FMの『トーキング・ウィズ松尾堂』や『きらクラ!』、ソプラノのバーバラ・ボニーとメゾソプラノのベルナルダ・フィンク、ラインハルト・ゲーベル指揮ムジカ・カンティクヮ・ケルンが演奏したハッセの作品集<ARCHIV>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、西川美和の『永い言い訳』<文藝春秋>を読み始めたりする。
『水の上で歌う』は、原稿用紙39枚分を超えた。
実は、換算枚数を数えまちがえていたため、39枚分を超すのに時間がかかってしまったのだ。
17時台に外出し、京都芸術センターで用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて帰宅する。
帰宅後、ドーマスが演奏したブラームスのピアノ4重奏曲第1番<Virgin>を聴きながら、雑件を片付けたり、春日太一の『なぜ時代劇は滅びるのか』<新潮新書>の拾い読みをしたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で、小林研一郎指揮東京フィルが演奏したベートーヴェンの劇音楽『エグモント』序曲とモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番(堀米ゆず子の独奏)、尾高忠明指揮東京フィルが演奏したルロイ・アンダソンの小品のライヴ録音を聴く。
続けて、同じくNHK・FMの『リサイタル・ノヴァ』で、河内仁志のピアノ演奏を聴く。
ビゼーのラインの歌から暁、ドビュッシーの喜びの島、ラヴェルのラ・ヴァルス、メリカントのゆるやかなワルツが演奏されていた。
さらに、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルが演奏したシェーンベルク編曲によるブラームスのピアノ4重奏曲第1番とシェーンベルクの映画の一場面のための伴奏音楽&室内交響曲第1番<EMI>、ヴァイオリンのフランク・ペーター・ツィンマーマンとチェロのハインリヒ・シフ、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮ロンドン・フィルが演奏したブラームスのヴァイオリンとチェロのための2重協奏曲&ピアノのサヴァリッシュ、ツィンマーマン、ホルンのマリー・ルイーゼ・ノイネッカーが演奏したブラームスのホルン3重奏曲<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『永い言い訳』を読み進めたりする。
今日は、モンテールのふんわりロール(生チョコ)を食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
生チョコクリームをチョコ地のスポンジケーキで巻いたケーキ2切れで、なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
見るからに嘘つきのペテン師とわかる人間の口車に乗せられて、あとになってだまされただまされたと騒ぐ人間ほど見苦しくみっともないものもない。
それこそ、一番の愚か者だ。
一番の愚か者にはなりたくない。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
気温は下がったものの、湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチで、身体がだろし。
やれやれ。
橋下徹大阪市長が、関西維新の会設立を計画しているらしい。
今度は、関西州がどうのこうのと口にしているそうだ。
案の定というかなんというか、こういう人間にいつまで振り回されれば気がすむのだろうか。
安倍首相への擦り寄りも含めて、本当に情けなくなってくる。
目くらましの八百長猿芝居には、ますます気をつけておかなければ。
何が起こってもおかしくない状況だ。
昨夜、マリオ・バルガス=リョサの『チボの狂宴』<作品社>を読了する。
『水の上で歌う』にも、強い刺激を与えられたと思う。
ああ、面白かった!
その後、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、3時半頃まで仕事関係の作業を進める。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、NHK・FMの『トーキング・ウィズ松尾堂』や『きらクラ!』、ソプラノのバーバラ・ボニーとメゾソプラノのベルナルダ・フィンク、ラインハルト・ゲーベル指揮ムジカ・カンティクヮ・ケルンが演奏したハッセの作品集<ARCHIV>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、西川美和の『永い言い訳』<文藝春秋>を読み始めたりする。
『水の上で歌う』は、原稿用紙39枚分を超えた。
実は、換算枚数を数えまちがえていたため、39枚分を超すのに時間がかかってしまったのだ。
17時台に外出し、京都芸術センターで用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて帰宅する。
帰宅後、ドーマスが演奏したブラームスのピアノ4重奏曲第1番<Virgin>を聴きながら、雑件を片付けたり、春日太一の『なぜ時代劇は滅びるのか』<新潮新書>の拾い読みをしたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で、小林研一郎指揮東京フィルが演奏したベートーヴェンの劇音楽『エグモント』序曲とモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番(堀米ゆず子の独奏)、尾高忠明指揮東京フィルが演奏したルロイ・アンダソンの小品のライヴ録音を聴く。
続けて、同じくNHK・FMの『リサイタル・ノヴァ』で、河内仁志のピアノ演奏を聴く。
ビゼーのラインの歌から暁、ドビュッシーの喜びの島、ラヴェルのラ・ヴァルス、メリカントのゆるやかなワルツが演奏されていた。
さらに、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルが演奏したシェーンベルク編曲によるブラームスのピアノ4重奏曲第1番とシェーンベルクの映画の一場面のための伴奏音楽&室内交響曲第1番<EMI>、ヴァイオリンのフランク・ペーター・ツィンマーマンとチェロのハインリヒ・シフ、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮ロンドン・フィルが演奏したブラームスのヴァイオリンとチェロのための2重協奏曲&ピアノのサヴァリッシュ、ツィンマーマン、ホルンのマリー・ルイーゼ・ノイネッカーが演奏したブラームスのホルン3重奏曲<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『永い言い訳』を読み進めたりする。
今日は、モンテールのふんわりロール(生チョコ)を食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
生チョコクリームをチョコ地のスポンジケーキで巻いたケーキ2切れで、なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
見るからに嘘つきのペテン師とわかる人間の口車に乗せられて、あとになってだまされただまされたと騒ぐ人間ほど見苦しくみっともないものもない。
それこそ、一番の愚か者だ。
一番の愚か者にはなりたくない。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2015年07月04日
夜になっても雨(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気。
雨も降る。
じめじめむしむしとして、快ならず。
気圧と湿度のWパンチで、身体重たし。
どうにもこうにも。
自民や公明も自民や公明なら、嬉々として尻尾を振る維新も維新だ。
対案などという見え見えのやり口が本当に腹立たしい。
結局、橋下徹も熊手男の二の舞になってしまうだろうに。
いずれにしても、こうした連中を支持することはできない。
昨夜、フォルテピアノのバート・ファン・オールト他が演奏したモーツァルトのピアノ4重奏曲第1番&第2番、オールトが弾いたフィールドの夜想曲集<ともにCOLUMNS>を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
今日も今日とて工事である。
うっとうしいかぎり。
朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。
その後、NHKラジオ第1の『真打ち競演』を少しだけ聴く。
堺すすむの部分のみ。
いつもながら、フィーバーさせていた。
堺さんの芸には、生で触れておきたいなあ。
午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、よろしからず。
まあ、仕方ない。
午後、シャルル・デュトワ指揮モントリオール・シンフォニエッタが演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『ミューズを率いるアポロ』他<DECCA>、ピエール・ブーレーズ指揮シカゴ交響楽団が演奏したバルトークの4つの小品&管弦楽のための協奏曲<ドイツ・グラモフォン>、オルフェウス室内管弦楽団が演奏したシェーンベルクの浄められた夜、室内交響曲第1番&第2番<同>、デュトワ指揮モントリオール交響楽団が演奏したレスピーギのブラジルの印象&バレエ音楽『風変わりな店』<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、マリオ・バルガス=リョサの『チボの狂宴』<作品社>を読み進めたりする。
ほかに、古川隆久の『昭和天皇』<中公新書>の拾い読みもした。
17時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。
雨がひどいので、ゴム草履で出かけた。
帰宅後、クラウディオ・アバド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団他が演奏したプロコフィエフの『ピーターと狼』&古典交響曲他<ドイツ・グラモフォン>を聴きながら、雑件を片付けたり、許光俊の『世界最高のピアニスト』<光文社新書>の拾い読みをしたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
「最も心に残ったソリスト(1953年版)」と題して、その年に録音されたピアノのワルター・ギーゼキングとクルト・ウェス指揮NHK交響楽団の演奏によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」(3月21日、収録場所不明)や、ヴァイオリンのアイザック・スターンとウェス指揮NHK交響楽団が演奏したブラームスのヴァイオリン協奏曲(9月24日、日比谷公会堂)などが放送されていた。
続けて、ベルリン・フィル8重奏団が演奏したブラームスの弦楽5重奏曲第1番&第2番<PHILIPS>を聴く。
で、再びNHK・FMに戻り、『クラシックの迷宮』を聴く。
グラズノフの生誕150年を記念して、彼の作品が取り上げられていた。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『モノは試し』を読み返したり、『チボの狂宴』を読み進めたりする。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
夜になっても雨だ。
やれやれ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
雨も降る。
じめじめむしむしとして、快ならず。
気圧と湿度のWパンチで、身体重たし。
どうにもこうにも。
自民や公明も自民や公明なら、嬉々として尻尾を振る維新も維新だ。
対案などという見え見えのやり口が本当に腹立たしい。
結局、橋下徹も熊手男の二の舞になってしまうだろうに。
いずれにしても、こうした連中を支持することはできない。
昨夜、フォルテピアノのバート・ファン・オールト他が演奏したモーツァルトのピアノ4重奏曲第1番&第2番、オールトが弾いたフィールドの夜想曲集<ともにCOLUMNS>を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
今日も今日とて工事である。
うっとうしいかぎり。
朝早く起きて、仕事関係の予定をすませる。
その後、NHKラジオ第1の『真打ち競演』を少しだけ聴く。
堺すすむの部分のみ。
いつもながら、フィーバーさせていた。
堺さんの芸には、生で触れておきたいなあ。
午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、よろしからず。
まあ、仕方ない。
午後、シャルル・デュトワ指揮モントリオール・シンフォニエッタが演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『ミューズを率いるアポロ』他<DECCA>、ピエール・ブーレーズ指揮シカゴ交響楽団が演奏したバルトークの4つの小品&管弦楽のための協奏曲<ドイツ・グラモフォン>、オルフェウス室内管弦楽団が演奏したシェーンベルクの浄められた夜、室内交響曲第1番&第2番<同>、デュトワ指揮モントリオール交響楽団が演奏したレスピーギのブラジルの印象&バレエ音楽『風変わりな店』<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、マリオ・バルガス=リョサの『チボの狂宴』<作品社>を読み進めたりする。
ほかに、古川隆久の『昭和天皇』<中公新書>の拾い読みもした。
17時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。
雨がひどいので、ゴム草履で出かけた。
帰宅後、クラウディオ・アバド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団他が演奏したプロコフィエフの『ピーターと狼』&古典交響曲他<ドイツ・グラモフォン>を聴きながら、雑件を片付けたり、許光俊の『世界最高のピアニスト』<光文社新書>の拾い読みをしたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
「最も心に残ったソリスト(1953年版)」と題して、その年に録音されたピアノのワルター・ギーゼキングとクルト・ウェス指揮NHK交響楽団の演奏によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」(3月21日、収録場所不明)や、ヴァイオリンのアイザック・スターンとウェス指揮NHK交響楽団が演奏したブラームスのヴァイオリン協奏曲(9月24日、日比谷公会堂)などが放送されていた。
続けて、ベルリン・フィル8重奏団が演奏したブラームスの弦楽5重奏曲第1番&第2番<PHILIPS>を聴く。
で、再びNHK・FMに戻り、『クラシックの迷宮』を聴く。
グラズノフの生誕150年を記念して、彼の作品が取り上げられていた。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『モノは試し』を読み返したり、『チボの狂宴』を読み進めたりする。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
夜になっても雨だ。
やれやれ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2015年07月03日
蒸し暑い一日(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気が続く。
気温も上昇し、蒸し暑さがとても厳しい。
蒸し暑い蒸し暑い蒸し暑い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
身体が重たし。
夏バテが始まっているのか。
やれやれ。
安倍首相が、国会で自民党若手議員の勉強会の問題に関して自らに責任があると答弁したそうだ。
何を今さら、というか本心は全く別のところにあるだろうことが透けて見える。
僕は安倍内閣や自民党公明党を支持することはできないし、安倍晋三という人間を信頼も信用もすることはできない。
昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンを聴いたり、youtubeにアップされた『山里亮太の不毛な議論』(7月1日、松井咲子がゲストの回)を拾い聴きしたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
松井咲子は、水を得た魚のような感じだった。
今日も今日とて、近所の工事がかまびすしい。
うっとうしいや!
午前中、仕事関係の予定をすませる。
その後、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
午後、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』や、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮サンクト・ペテルブルク・マリンスキー劇場管弦楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」&幻想序曲『ロメオとジュリエット』<PHILIPS>、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したドヴォルザークの交響曲第4番&チェコ組曲<SONY/BMG>、ソプラノのバーバラ・ボニーがジェフリー・パーソンズのピアノ伴奏で歌ったシューベルトの歌曲集<TELDEC>を聴く。
『オペラ・ファンタスティカ』は、ヴェネツィア・フェニーチェ歌劇場におけるヴェルディの歌劇『シモン・ボッカネグラ』上演のライヴ録音(チョン・ミュンフン指揮、2014年11月22日)からプロローグのみを聴いた。
仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、マリオ・バルガス=リョサの『チボの狂宴』<作品社>を読み進めたりする。
ほかに、古川隆久の『昭和天皇』と服部龍二の『広田弘毅』<ともに中公新書>の拾い読みもした。
ガスの点検に続いて、鍵の交換をすませる。
土曜の晩の財布紛失以来、いろいろと出費が重なる。
債務不履行はないけれど、観劇不履行は発生しそうだ。
やれやれ。
18時に外出して仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませる。
途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、ゾルタン・コチシュ指揮ハンガリー国立フィルの来日コンサートのライヴ録音(2014年6月23日、サントリーホール大ホール)を聴く。
リストのゲーテ記念祭の祝典行進曲とピアノ協奏曲第1番(金子三勇士の独奏)、ブラームスの交響曲第1番などが放送されていた。
続けて、ギュンター・ヴァント指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したブラームスの交響曲第2番<DHM/EMI>、ネルソン・フレイレが弾いたリストのピアノ作品集<DECCA>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『チボの狂宴』を読み進めたりする。
ほかに、『昭和天皇』の拾い読みもした。
今日は、三浦製菓株式会社のWチョコレート・チョコバーを食す。
卸売ひろばタカギで、税込み23円だったもの。
チョコを挟んだウエハースをチョコでコーティングしたバー状のお菓子で、まあまあ美味しうございました。
この値段ならね。
ごちそうさま!
夜になって、深夜の工事だろう、ギギガガギギガガ、ガタガタガタガタと不快な物音がする。
働いている人たちには申し訳ないが、うっとうしいや!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
気温も上昇し、蒸し暑さがとても厳しい。
蒸し暑い蒸し暑い蒸し暑い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
身体が重たし。
夏バテが始まっているのか。
やれやれ。
安倍首相が、国会で自民党若手議員の勉強会の問題に関して自らに責任があると答弁したそうだ。
何を今さら、というか本心は全く別のところにあるだろうことが透けて見える。
僕は安倍内閣や自民党公明党を支持することはできないし、安倍晋三という人間を信頼も信用もすることはできない。
昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンを聴いたり、youtubeにアップされた『山里亮太の不毛な議論』(7月1日、松井咲子がゲストの回)を拾い聴きしたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
松井咲子は、水を得た魚のような感じだった。
今日も今日とて、近所の工事がかまびすしい。
うっとうしいや!
午前中、仕事関係の予定をすませる。
その後、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
午後、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』や、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮サンクト・ペテルブルク・マリンスキー劇場管弦楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」&幻想序曲『ロメオとジュリエット』<PHILIPS>、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したドヴォルザークの交響曲第4番&チェコ組曲<SONY/BMG>、ソプラノのバーバラ・ボニーがジェフリー・パーソンズのピアノ伴奏で歌ったシューベルトの歌曲集<TELDEC>を聴く。
『オペラ・ファンタスティカ』は、ヴェネツィア・フェニーチェ歌劇場におけるヴェルディの歌劇『シモン・ボッカネグラ』上演のライヴ録音(チョン・ミュンフン指揮、2014年11月22日)からプロローグのみを聴いた。
仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、マリオ・バルガス=リョサの『チボの狂宴』<作品社>を読み進めたりする。
ほかに、古川隆久の『昭和天皇』と服部龍二の『広田弘毅』<ともに中公新書>の拾い読みもした。
ガスの点検に続いて、鍵の交換をすませる。
土曜の晩の財布紛失以来、いろいろと出費が重なる。
債務不履行はないけれど、観劇不履行は発生しそうだ。
やれやれ。
18時に外出して仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませる。
途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、ゾルタン・コチシュ指揮ハンガリー国立フィルの来日コンサートのライヴ録音(2014年6月23日、サントリーホール大ホール)を聴く。
リストのゲーテ記念祭の祝典行進曲とピアノ協奏曲第1番(金子三勇士の独奏)、ブラームスの交響曲第1番などが放送されていた。
続けて、ギュンター・ヴァント指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したブラームスの交響曲第2番<DHM/EMI>、ネルソン・フレイレが弾いたリストのピアノ作品集<DECCA>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『チボの狂宴』を読み進めたりする。
ほかに、『昭和天皇』の拾い読みもした。
今日は、三浦製菓株式会社のWチョコレート・チョコバーを食す。
卸売ひろばタカギで、税込み23円だったもの。
チョコを挟んだウエハースをチョコでコーティングしたバー状のお菓子で、まあまあ美味しうございました。
この値段ならね。
ごちそうさま!
夜になって、深夜の工事だろう、ギギガガギギガガ、ガタガタガタガタと不快な物音がする。
働いている人たちには申し訳ないが、うっとうしいや!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2015年07月02日
ショスタコーヴィチを聴いた一日(CLACLA日記)
どんよりとした感じはありつつも、青空も見えた一日。
気温は上昇し、蒸し暑さが厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチで、頭と身体が重たい。
やれやれ。
東海道新幹線内の放火自殺事件で、東京オリンピックに向けた防犯対策やテロ対策が急に云々かんぬんされている。
対策そのものは当然の課題だろうし、巻き添えとなって亡くなった方のことなどを考えれば、自ら死を選んだ71歳の男性の行いを正当化するつもりは毛頭ないが、対処療法ばかりではなく、こういった人物が現れないような根本的な社会政策を充実させていくことも重要な課題なのではないか。
と、言うより、どこにどういった金が流れて行くのかよくわからない新国立競技場に2520億円もかけることこそ、大きな間違いのように思われてならない。
そういった意味でも、ギリシャの現状はとうてい他国の出来事と思えない。
異論反論は充分承知の上で、それでも、諸悪の根源自民党と口にしたくなる。
昨夜、KBS京都でAKB48のオールナイトニッポン(大家志津香、島田晴香、中西智代梨の出演)を聴いたりしながら、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。
本当は、先ごろAKB48を卒業した松井咲子が復活した『山里亮太の不毛な議論』を聴きたかったんだけど、まあ仕方ない。
あとでyoutubeにアップされたものを拾い聴きしよう。
朝早くから、近所の建築工事がギーギーガーガーとかまびすしい。
まあだやってやがった。
度し難し。
(ここが終わったら、今度はまた別のところで工事が始まるのだろうな。まさしく「普請中」。うっとうしいや!)
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』(井戸端ニュースでは、文化芸術懇話会に関する自民党議員の暴言や、安倍首相の責任などが語られていた)や、ウラディーミル・アシュケナージさん指揮ロイヤル・フィルが演奏したショスタコーヴィチの交響曲第1番&第6番、第9番&第15番<ともにDECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、マリオ・バルガス=リョサの『チボの狂宴』<作品社>を読み始めたりする。
『チボの狂宴』は、独裁者トゥルヒーリョの暗殺とそれによるドミニカの混乱を、トゥルヒーリョ自身をはじめ多様な視座から描いた大作。
まさしく圧巻だ。
17時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。
途中、グルメシティで、週刊文春の小林信彦の連載エッセイと週刊ポストの春日太一の連載インタビュー(江守徹)の立ち読みもした。
帰宅後、アシュケナージさん指揮ロイヤル・フィル他が演奏したショスタコーヴィチの祝典序曲、交響詩『十月革命』、交響曲第2番「十月革命に捧ぐ」、森の歌<DECCA>を聴きながら、雑件を片付ける。
夕飯後、アシュケナージさん指揮ロイヤル・フィルが演奏したショスタコーヴィチの交響曲第8番他<同>、リカルド・シャイー指揮フィラデルフィア管弦楽団が演奏した同じくショスタコーヴィチのダンス・アルバム<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『チボの狂宴』を読み進めたりする。
なお、どうしてアシュケナージに敬称がついているかというと、20年ほど前のザ・シンフォニーホールでの来日ピアノ・リサイタル後に一度ご挨拶をしたことがあるためだ。
ショスタコーヴィチを聴いた一日。
今日は、モンテールのふんわりロール(ミルク)を食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
これはもうおなじみ、ミルククリームを巻いたロールケーキ2切れで、なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
気温は上昇し、蒸し暑さが厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチで、頭と身体が重たい。
やれやれ。
東海道新幹線内の放火自殺事件で、東京オリンピックに向けた防犯対策やテロ対策が急に云々かんぬんされている。
対策そのものは当然の課題だろうし、巻き添えとなって亡くなった方のことなどを考えれば、自ら死を選んだ71歳の男性の行いを正当化するつもりは毛頭ないが、対処療法ばかりではなく、こういった人物が現れないような根本的な社会政策を充実させていくことも重要な課題なのではないか。
と、言うより、どこにどういった金が流れて行くのかよくわからない新国立競技場に2520億円もかけることこそ、大きな間違いのように思われてならない。
そういった意味でも、ギリシャの現状はとうてい他国の出来事と思えない。
異論反論は充分承知の上で、それでも、諸悪の根源自民党と口にしたくなる。
昨夜、KBS京都でAKB48のオールナイトニッポン(大家志津香、島田晴香、中西智代梨の出演)を聴いたりしながら、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。
本当は、先ごろAKB48を卒業した松井咲子が復活した『山里亮太の不毛な議論』を聴きたかったんだけど、まあ仕方ない。
あとでyoutubeにアップされたものを拾い聴きしよう。
朝早くから、近所の建築工事がギーギーガーガーとかまびすしい。
まあだやってやがった。
度し難し。
(ここが終わったら、今度はまた別のところで工事が始まるのだろうな。まさしく「普請中」。うっとうしいや!)
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』(井戸端ニュースでは、文化芸術懇話会に関する自民党議員の暴言や、安倍首相の責任などが語られていた)や、ウラディーミル・アシュケナージさん指揮ロイヤル・フィルが演奏したショスタコーヴィチの交響曲第1番&第6番、第9番&第15番<ともにDECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、マリオ・バルガス=リョサの『チボの狂宴』<作品社>を読み始めたりする。
『チボの狂宴』は、独裁者トゥルヒーリョの暗殺とそれによるドミニカの混乱を、トゥルヒーリョ自身をはじめ多様な視座から描いた大作。
まさしく圧巻だ。
17時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。
途中、グルメシティで、週刊文春の小林信彦の連載エッセイと週刊ポストの春日太一の連載インタビュー(江守徹)の立ち読みもした。
帰宅後、アシュケナージさん指揮ロイヤル・フィル他が演奏したショスタコーヴィチの祝典序曲、交響詩『十月革命』、交響曲第2番「十月革命に捧ぐ」、森の歌<DECCA>を聴きながら、雑件を片付ける。
夕飯後、アシュケナージさん指揮ロイヤル・フィルが演奏したショスタコーヴィチの交響曲第8番他<同>、リカルド・シャイー指揮フィラデルフィア管弦楽団が演奏した同じくショスタコーヴィチのダンス・アルバム<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『チボの狂宴』を読み進めたりする。
なお、どうしてアシュケナージに敬称がついているかというと、20年ほど前のザ・シンフォニーホールでの来日ピアノ・リサイタル後に一度ご挨拶をしたことがあるためだ。
ショスタコーヴィチを聴いた一日。
今日は、モンテールのふんわりロール(ミルク)を食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
これはもうおなじみ、ミルククリームを巻いたロールケーキ2切れで、なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2015年07月01日
今日から7月(CLACLA日記)
今日から7月。
今年も、残すところ半分を切った。
与えられた人生は一回きりだ。
一日一日を本当に大切にして、自分自身の為したいことや為すべきことをしっかり為していきたい。
雨の一日。
どんよりとしたお天気。
気温は下がったものの、湿度が高い分、じめじめとして快ならず。
気圧と湿度のWパンチで、身体が重たし。
やれやれ。
ギリシャの状況についていろいろと考えることあり。
TPPそのほかを考えれば、とうてい他国の出来事と思えず。
イスラム国がハマスに宣戦布告したという。
この間、イスラム国のやり口を目にして感じ続けてきた違和感がさらに増す。
イスラム国の裏で何者かが蠢いているのではないか。
一方日本では、戦時中の国会での三木武吉ではないが、「黙れ茶坊主」と面罵してやりたくような連中がしきりと蠢いている。
馬鹿につける薬はない。
そして、馬鹿を支持し許容し黙認する人間こそ、一番の馬鹿だと改めて痛感する。
一番の馬鹿にはなるまい。
昨夜、ファジル・サイが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ集<naïve>、グレン・グールドが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<SONY/BMG>を聴いたりしながら、4時頃まで仕事関係の作業を進めたり、平野啓一郎の『透明な迷宮』<新潮社>を読み始めたりする。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番<OEHMS>、アルテミス・カルテットが演奏した同じくベートーヴェンの弦楽4重奏曲第11番「セリオーソ」&第7番「ラズモフスキー第1番」<Virgin>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、7月の創作活動について考えたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『透明な迷宮』を読み進めたりする。
『水の上で歌う』は、原稿用紙に換算して36枚分を超えた。
17時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンのディアベッリの主題による変奏曲<RCA>を聴いたりしながら、『透明な迷宮』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。
夕飯後、NHKラジオ第2(教育ラジオ)の『プロテストソングとわれらの時代』を聴く。
第1回目の今夜は、日本の1960年代後半のプロテストソングとしてフォークソングが取り上げられており、高石ともやが歌う『時代は変わる』や高田渡の『事だよ』、中川五郎の『腰まで泥まみれ』などを聴くことができた。
続けて、シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの劇音楽『夏の夜の夢』ハイライト&序曲集<DECCA>、アルフレッド・ブレンデルが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第20番他<PHILIPS>、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラが演奏したブラームスの交響曲第4番&ハンガリー舞曲第5番、第6番<同>を聴く。
仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたりする。
『透明な迷宮』を読了する。
平野啓一郎の熟達がはっきりと示された短篇集だった。
ああ、面白かった!
ほかに、古川隆久の『昭和天皇』<中公新書>の拾い読みもした。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
そして、今月がいい月でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
今年も、残すところ半分を切った。
与えられた人生は一回きりだ。
一日一日を本当に大切にして、自分自身の為したいことや為すべきことをしっかり為していきたい。
雨の一日。
どんよりとしたお天気。
気温は下がったものの、湿度が高い分、じめじめとして快ならず。
気圧と湿度のWパンチで、身体が重たし。
やれやれ。
ギリシャの状況についていろいろと考えることあり。
TPPそのほかを考えれば、とうてい他国の出来事と思えず。
イスラム国がハマスに宣戦布告したという。
この間、イスラム国のやり口を目にして感じ続けてきた違和感がさらに増す。
イスラム国の裏で何者かが蠢いているのではないか。
一方日本では、戦時中の国会での三木武吉ではないが、「黙れ茶坊主」と面罵してやりたくような連中がしきりと蠢いている。
馬鹿につける薬はない。
そして、馬鹿を支持し許容し黙認する人間こそ、一番の馬鹿だと改めて痛感する。
一番の馬鹿にはなるまい。
昨夜、ファジル・サイが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ集<naïve>、グレン・グールドが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<SONY/BMG>を聴いたりしながら、4時頃まで仕事関係の作業を進めたり、平野啓一郎の『透明な迷宮』<新潮社>を読み始めたりする。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番<OEHMS>、アルテミス・カルテットが演奏した同じくベートーヴェンの弦楽4重奏曲第11番「セリオーソ」&第7番「ラズモフスキー第1番」<Virgin>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、7月の創作活動について考えたり、『水の上で歌う』を書き進めたり、『透明な迷宮』を読み進めたりする。
『水の上で歌う』は、原稿用紙に換算して36枚分を超えた。
17時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンのディアベッリの主題による変奏曲<RCA>を聴いたりしながら、『透明な迷宮』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。
夕飯後、NHKラジオ第2(教育ラジオ)の『プロテストソングとわれらの時代』を聴く。
第1回目の今夜は、日本の1960年代後半のプロテストソングとしてフォークソングが取り上げられており、高石ともやが歌う『時代は変わる』や高田渡の『事だよ』、中川五郎の『腰まで泥まみれ』などを聴くことができた。
続けて、シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの劇音楽『夏の夜の夢』ハイライト&序曲集<DECCA>、アルフレッド・ブレンデルが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第20番他<PHILIPS>、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラが演奏したブラームスの交響曲第4番&ハンガリー舞曲第5番、第6番<同>を聴く。
仕事関係の作業を進めたり、『水の上で歌う』を書き進めたりする。
『透明な迷宮』を読了する。
平野啓一郎の熟達がはっきりと示された短篇集だった。
ああ、面白かった!
ほかに、古川隆久の『昭和天皇』<中公新書>の拾い読みもした。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
そして、今月がいい月でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。