2015年05月27日

もっともっと励まなければ(CLACLA日記)

 晴天が続く。
 いいお天気、いい青空。

 気温は上昇を続け、激しい暑さを感じた一日。
 暑い暑い暑い暑い。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 衆議院で、安全保障関連11法案に関する審議が行われている。
 その中で、安倍首相が様々な発言を行っているが、彼のこれまでの一連の言動を振り返ると、全くもって信頼も信用もし難い。
 それにしても、「平和安全法制」ほど安倍首相の姿勢を象徴した言葉もないと思う。


 6時少し前に就寝し、13時半過ぎになって起きる。


 パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第5番&第1番<RCA>、クララ・ハスキルがフェレンツ・フリッチャイ指揮のオーケストラの伴奏で弾いたモーツァルトのピアノ協奏曲第19番(ベルリン・フィル)&第27番(バイエルン州立管弦楽団)<ドイツ・グラモフォン国内盤>、ディヌ・リパッティの2枚組のCD<MEMORIES>を聴く。
 ヤルヴィと手兵ドイツ・カンマーフィルとのベートーヴェンは、以前SACDで発売されていた音源のCDでの再リリース。
 ピリオド奏法を援用するとともに、モダン楽器オーケストラらしい機能性を十二分に活かしたクリアで快活な演奏で、とても聴き心地がよい。
 モーツァルトのピアノ協奏曲は、なんと言ってもハスキルのソロが聴きものである。
 透明感に満ちて情感にあふれた、非常に魅力的な演奏だ。
 フリッチャイの音楽づくりも、そうしたハスキルのソロに合っている。
 リパッティのCDは、エルネスト・アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団とのリストのピアノ協奏曲第1番(ライヴ録音)や自作自演等、珍しい録音を集めたアルバムで、音質は非常に悪いが、リパッティの美質魅力を識る意味で貴重な録音だとも思う。


 仕事関係の作業を進める。


 17時台に外出し、仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませる。
 途中、京都芸術センターにも寄り、18時半過ぎに帰宅した。


 夕飯後、ラドゥ・ルプーがアンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団の伴奏で弾いたシューマン&グリーグのピアノ協奏曲<LONDON国内盤>、セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルが演奏したブルックナーの交響曲第7番<SONY国内盤>を聴く。
 ルプーとプレヴィンによるシューマンとグリーグのピアノ協奏曲は、澱むところのない若々しくて清新な演奏。
 なお、これもネオラクゴの常連さんに貸してもらったCDだ。


 仕事関係の作業を進めたり、新しい作品を書き進めたりする。
 もっともっと励まなければ。


 『MIWA』を読み終え、野田秀樹の『エッグ/MIWA』<新潮社>を読了した。
 いろいろと想い、考えることあり。


 今日は、モンテールのふんわりロール(生チョコ)を食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 生チョコを巻いたチョコ地のスポンジケーキ2切れで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 嘘つきのペテン師には、だまされたくないものだ。
 もっともっと厳しい目を持ち続けたい。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野田秀樹の『エッグ』を読んで ネオラクゴを愉しむ(昨日のCLACLA)

 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温も上昇し、暑さがとても厳しい。
 暑い暑い暑い。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 国会で、安保法制に関する審議が始まった。
 いろいろと考えることあり。


 元プロ野球選手の富田勝が亡くなった。68歳。
 法政大学時代、田淵幸一、山本浩司とともに「法政三羽ガラス」とうたわれる。
 その後、プロ野球の南海に入団し、巨人、日本ハム、中日で活躍した。
 ちょうど僕がプロ野球に慣れ親しんだ時期と重なる日本ハム時代が、強く印象に残る。
 深く、深く、深く黙祷。


 昨夜、グレン・グールドが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲<SONY/BMG>を聴いたりしながら、4時半頃まで仕事関係の作業を進める。


 朝早くから、真向かいマンション奥の元ボロ家の工事がかまびすしい。
 もう終わったかなと思っていたら、またぞろガーガーギーギーやっている。
 やっかましいやい、この野郎!


 セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルが演奏したブルックナーの交響曲第7番<SONY国内盤>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 正午過ぎに外出し、仕事関係の予定をすませる。


 帰宅後、山田一雄指揮大阪センチュリー交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」他<ライヴノーツ>、ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィル他が演奏したブラームスの管弦楽曲集<タワーレコード/DECCA>、チェリビダッケのブルックナーを聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品を書き進めたりする。


 畑農敏哉の『アマチュアオーケストラに乾杯!』<NTT出版>を読了する。
 ああ、面白かった!


 続けて、野田秀樹の『エッグ/MIWA』<新潮社>を読み始め、『エッグ』を読み終える。
 先ごろ再演されたばかりの『エッグ』だが、僕はすぐさま先日亡くなった扇田昭彦さんの『日本の現代演劇』<岩波新書>に引用されている、如月小春の、
>(『走れメルス』には)「天皇制」も「満州大陸」も「病んだ日本」も出てこない。メッセージというものがつかめない。けれど見終わって泣けた。自分が生きていることが切なくなった。言葉を超えて伝わって来るものがあった。それはおそらく同世代感覚としかいいようのないものだったと思う(以下引用略)<
という言葉を思い出した。
 如月さんは早くに亡くなり、扇田さんも亡くなった。
 そして、野田さんは『エッグ』を書き上演し、今年再演した。
 そこに示されている幾重もの流れについて、どうしても考えざるをえない。
(ただし、「時」という抽象的な概念に力点を置きながらも、野田さんが「クロノス」を強く意識した表現者であったことも確かだろう。それと、野田さんはどこかで如月さんの言葉を留意し続けてきたのではないか)


 19時頃外出し、仕事関係の用件を片付け、OPAのタワーレコードでパーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第5番&第1番<RCA>を購入する。

 それからライト商會2Fギャラリーで、月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・カルティベイトX『穢・カムアゲイン』を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。

 終演後の軽い打ち上げのち、皆で遅めの夕飯をとり、面々と別れたのち、さらにいろいろとあって帰宅が朝の7時近くになる。


 以上、5月26日の日記。
posted by figarok492na at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネオラクゴ・カルティベイトX『穢・カムアゲイン』

☆ネオラクゴ・カルティベイトX『穢・カムアゲイン』

(2015年5月26日20時半開演/ライト商會2Fギャラリー)


 ネオラクゴ・フロンティアで初演したネオラクゴのうち、厳撰4本を再演するという月亭太遊さんの月一企画、ネオラクゴ・カルティベイトX「穢・カムアゲイン」を観聴きした。
 昨夜のフロンティアsection32に続いて、太遊さんはネオラクゴ二連投である。

 今回は、某所で予定されている講演のウォーミングアップを兼ねて「住みます芸人になって学んだこと〜これからの芸の在り方〜」と題するスタンダップのおしゃべりから。
 一つには、前回の座りっぱなしの2時間弱が大変だったとも…。

 で、諸々の事情も含めて太遊さんのこれまでの活動が30分ほど語られたのち、高座に上がっての本題が始まる。
 もともと予定されていた作品からちょっと変更があり、『お笑い三百人委員会』(フロンティアsection31)、十八番の『来て!観て!イミテイ村』とそのスピンオフ『流浪の楽団ノシエチミ』(section30)、『アート意固地センター』(section27)が演じられていたが、いずれも主張が明確な線と狙いのはっきりしたネオラクゴらしい作品だと改めて感じた。
 太遊さんご自身、別の場所でネオラクゴを演じた際の話をされていたが、フロンティアやカルティベイト(この二つでも、いろいろと雰囲気が異なるのだけれど)と違った場所で、どのようにネオラクゴが拡がっていくのか、再演を重ねることによってどう作品が練り上げられていくのかが非常に興味深く、愉しみだ。

 昨夜も、フロンティアではお見かけしないお客さんが来られていて、少しお話をうかがうことができた。
 こうした出会いがまた嬉しい。
 フロンティアともども、カルティベイトもぜひ!
posted by figarok492na at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする