晴天。
いいお天気、いい青空の一日。
どんよりとしたお天気になると天気予報にはあったが、日中はずっと陽光が見えていた。
気温も上昇し、暑さを強く感じる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
どうにもこうにも、たがが外れまくった状況だ。
もちろん、それを良しとはしたくない。
昨夜、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンや、youtubeで越路吹雪の歌う『ラストダンスは私に』(レコード音源と、亡くなった1980年4月に放映された『ミュージックフェア』でのもの)を聴いたりしながら、4時20分過ぎまで仕事関係の作業を進めたり、広小路尚祈の『清とこの夜』<中央公論新社>を読み始めたりする。
『ラストダンスは私に』は、NHKのラジオ深夜便で放送されていたものをきちんと聴くことができなかったのが残念で。
何度も繰り返し聴きながら、『古畑任三郎』でこの曲が効果的に使われていたことを思い出す。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
NHK・FMの『トーキング・ウィズ松尾堂』や、『きらクラ!』(途中まで)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、『清とこの夜』を読み進めたりする。
『トーキング・ウィズ松尾堂』は、先ごろ亡くなった三代目桂米朝の特集で、米朝さんの子息米団治さんと林家正蔵がゲスト出演。
米朝さんが演じた『足あがり』(1977年録音)を聴くことができたのが大収穫だった。
15時半頃外出し、仕事関係の用件を片付ける。
それから京阪で東福寺まで移動し、スペース・イサンでTHE GO AND MO’Sの第18回公演『野村の論』を観る。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!
開演前終演後、関係各氏と話をする。
終演後、京阪で祇園四条まで戻り、仕事関係の用件を片付ける。
で、タワーレコードでCDを2枚購入したり、京都芸術センターに寄って用件を片付けたり、夕飯用の買い物をすませたりして、20時過ぎに帰宅した。
CDを購入したのは、もちろん欲しいCDだからではあるのだけれど、精神的な安定の意味も少なからずある。
メンテナンスのおかげで身体はすっきりしているのだが、精神的には諸々重なってあんまりすっきりとはしていなのだ…。
夕飯後、早速購入したばかりのハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィル他が演奏したブラームスの管弦楽曲集<タワーレコード/DECCA>と、山田一雄指揮大阪センチュリー交響楽団(現日本センチュリー交響楽団)が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」&モーツァルトの歌劇『クレタの王イドメネオ』のバレエ音楽からガヴォット<ライヴノーツ>を続けて聴く。
クナッパーツブッシュとウィーン・フィルの管弦楽曲集は、ルクレティア・ウェストのアルト独奏によるアルト・ラプソディと悲劇的序曲の後半2曲が、格調高くシリアスな雰囲気の濃い演奏。
一方、前半の大学祝典序曲とハイドンの主題による変奏曲、特に大学祝典序曲は、クナッパーツブッシュのクセの強さ(と、ブラームスの音楽が持つぎくしゃくとした感じ)がよく表われた演奏だ。
山田一雄と大阪センチュリー交響楽団のエロイカ・シンフォニー他は、ヤマカズさんが亡くなる5ヶ月ほど前の1991年3月15日の第4回定期演奏会(ザ・シンフォニーホール)のライヴ録音をCD化したもの。
実は、僕はこのコンサートを生で聴いていて、ヤマカズさんらしく鳴らすところはよく鳴らしつつも、小編成のセンチュリー響にあわせた見通しのよいすっきりした演奏だったという記憶が残っていたのが、25年近くぶりにこうやってCDで聴き直してみて、やはり大筋では自分の記憶に誤りがないことを確認できた。
ただし、モーツァルトのガヴォットがアンコールで演奏されたことは忘れてしまっていた。
こちらも清潔感に満ちた演奏で、聴き心地がよい。
さらに、セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルが演奏したブルックナーの交響曲第7番<SONY国内盤>も聴く。
夕飯後、観劇記録の準備を行ったり、新しい作品を書き進めたり、『清とこの夜』を読み進めたりする。
今日は、明治ベーカリーのはちみつ入りミニドーナツを食す。
寺町の業務スーパーで、税込み83円だったもの。
オーソドックスなミニドーナツで、まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2015年05月24日
THE GO AND MO'S第18回公演『野村の論』
☆THE GO AND MO’S第18回公演『野村の論』
出演:黒川猛、喜劇王
映像出演:森本研典(喜聖)、丸山交通公演(喜公子)、筒井加寿子(百喜)、ファックジャパン(喜神)、岡嶋秀昭(喜竜)
脚本・演出:黒川猛
構成:黒川猛、中川剛
音楽:Nov.16
照明:真田貴吉
制作・他:丸井重樹
(2015年5月24日17時開演の回/スペース・イサン)
ベトナムからの笑い声で鳴らした黒川猛のワンマン・ライヴ、THE GO AND MO’Sだが、第18回目となる『野村の論』は、「KIGEKI」祭!の副題で、あの喜劇王(あえてH江さんとだけ記しておこう)が登場した。
ちなみに「KIGEKI」とは、1・イメージさせたい映画、2・登場させたい職業(の人)、3・使わせたい小道具の3つのお題*に従って、10分間のシンキング・タイムののち、喜劇王と挑戦者が2分間の演技を競い合うという、GOMO’Sではおなじみの映像シリーズ。
なお、各対戦には黒川さんと丸井さんの解説が施されており、ジャッジの基準は面白いか面白くないかではなく、どちらがより喜劇的かということになっている。
(*例えば、1・スティング、2・火消し、3・霧吹き。ただし、これは中瀬が勝手に考えたお題だ)
で、今日は、上述した面々との過去の対戦の中から、各回の名勝負1本ずつを選んで来場のお客さんが判定をくだすという趣向もあったのだけれど(全ての勝負で、喜劇王が勝利。ほかに、喜劇王と挑戦者二人によるエキシビジョン・マッチも流されていた)、やはり圧巻は喜劇王と黒喜こと黒川さんによる生・KIGEKIだった。
特に、ベトナムからの笑い声のツートップの一方だった喜劇王は、激しくなおかつ軽快な動きと細やかで滑稽な表情仕草で、「七人の侍」、「マクドのレジ打ち」、「梯子」という容易でないお題を見事にクリアし、喜劇王の名に恥じぬ喜劇っぷりを発揮していた。
これまでの映像ももちろん愉しかったのだけれど、やっぱり喜劇王は生が一番と改めて痛感した次第。
黒川さんも必死のパッチのやたけた勝負。
ブラックな方向に進んでしまうのも、その名の通り黒喜らしい。
いずれにしても、京都の小劇場で笑いを手がける人には、ぜひともGOMO’Sの公演に足を運んで欲しいかぎり。
ああ、面白かった!
そして、次回第19回公演『利夫の声』は、7月4日と5日に東京の王子小劇場で開催される予定で、東京の皆さんにもぜひぜひご高覧いただきたい。
出演:黒川猛、喜劇王
映像出演:森本研典(喜聖)、丸山交通公演(喜公子)、筒井加寿子(百喜)、ファックジャパン(喜神)、岡嶋秀昭(喜竜)
脚本・演出:黒川猛
構成:黒川猛、中川剛
音楽:Nov.16
照明:真田貴吉
制作・他:丸井重樹
(2015年5月24日17時開演の回/スペース・イサン)
ベトナムからの笑い声で鳴らした黒川猛のワンマン・ライヴ、THE GO AND MO’Sだが、第18回目となる『野村の論』は、「KIGEKI」祭!の副題で、あの喜劇王(あえてH江さんとだけ記しておこう)が登場した。
ちなみに「KIGEKI」とは、1・イメージさせたい映画、2・登場させたい職業(の人)、3・使わせたい小道具の3つのお題*に従って、10分間のシンキング・タイムののち、喜劇王と挑戦者が2分間の演技を競い合うという、GOMO’Sではおなじみの映像シリーズ。
なお、各対戦には黒川さんと丸井さんの解説が施されており、ジャッジの基準は面白いか面白くないかではなく、どちらがより喜劇的かということになっている。
(*例えば、1・スティング、2・火消し、3・霧吹き。ただし、これは中瀬が勝手に考えたお題だ)
で、今日は、上述した面々との過去の対戦の中から、各回の名勝負1本ずつを選んで来場のお客さんが判定をくだすという趣向もあったのだけれど(全ての勝負で、喜劇王が勝利。ほかに、喜劇王と挑戦者二人によるエキシビジョン・マッチも流されていた)、やはり圧巻は喜劇王と黒喜こと黒川さんによる生・KIGEKIだった。
特に、ベトナムからの笑い声のツートップの一方だった喜劇王は、激しくなおかつ軽快な動きと細やかで滑稽な表情仕草で、「七人の侍」、「マクドのレジ打ち」、「梯子」という容易でないお題を見事にクリアし、喜劇王の名に恥じぬ喜劇っぷりを発揮していた。
これまでの映像ももちろん愉しかったのだけれど、やっぱり喜劇王は生が一番と改めて痛感した次第。
黒川さんも必死のパッチのやたけた勝負。
ブラックな方向に進んでしまうのも、その名の通り黒喜らしい。
いずれにしても、京都の小劇場で笑いを手がける人には、ぜひともGOMO’Sの公演に足を運んで欲しいかぎり。
ああ、面白かった!
そして、次回第19回公演『利夫の声』は、7月4日と5日に東京の王子小劇場で開催される予定で、東京の皆さんにもぜひぜひご高覧いただきたい。