青空が見えているなと思っていたら、どんどんどんよりし始めて、ついには本降りとなる。
夕方の買い物時に強く降り出して、けっこう濡れてしまった。
やれやれ。
安倍内閣が安全保障法制に関連した11法案を閣議決定した。
拙速のなし崩し、と呼ぶほかない。
このことにせよ憲法そのものの問題にせよTPPにせよ、安倍内閣が推し進めていることは、いずれをとっても危うすぎる。
昨夜、KBS京都でAKB48のオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
AKB48のオールナイトニッポンは、仕切りが19歳の木崎ゆりあ(彼女のことはよく知らない)だったものの、峯岸みなみと北原里英という久しぶりにオールドなメンバーが出演していた。
あと、途中作業が行き詰まり、youtubeにアップされていた日本の映画を調べていたところ、野村芳太郎監督の『鬼畜』を見つけた。
朝早めに起きて、仕事関係の作業を進める。
毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、なかなかよろしかった。
ああ、すっきりした!
10時台に外出して、仕事関係の予定をすませる。
その後、下京図書館へ。
中山可穂の『男役』<角川書店>、小林信彦の『つなわたり』<文藝春秋>、尾崎英子の『小さいおじさん』<同>、平松洋子の『野蛮な読書』<集英社>、山下澄人の『緑のさる』<平凡社>、北原尚彦の『シャーロック・ホームズの蒐集』<東京創元社>を返却し、予約しておいた岸松雄の『映画評論家岸松雄の仕事』<ワイズ出版>、青山七恵の『わたしの彼氏』<講談社>、橋本紡の『今日のごちそう』<同>、角田光代の『私のなかの彼女』<新潮社>、広小路尚祈の『清とこの夜』<中央公論新社>を新たに借りる。
帰宅後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』(征平さんは、今日71歳の誕生日だった)や、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番<OEHMS>、ダニエル・ハーディング指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏した同じくベートーヴェンの序曲集<Virgin>、グレン・グールドが弾いた同じくベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」〜第10番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、『映画評論家岸松雄の仕事』を読み始めたりする。
タイトルにもある通り、『映画評論家岸松雄の仕事』は評論家、脚本家、プロデューサー、さらには監督として映画に関わり続けた岸松雄が遺したインタビューや評論をまとめたもの。
面白し面白し。
そうそう、『西鶴一代女』撮影中の溝口健二へのインタビューで、彼が、
>大体、僕は昔から、階級の問題はコミュニズムが解決するが、そのあとには男と女の問題が残る、と考えていましてね。だから男と女の問題を取りあげることに特別な関心をもっていたわけなんです<
と語っているのが面白い。
若き日に社会主義的傾向の強い『都会交響楽』を撮った溝口だけに、なるほどなあと思ったりする。
(いわゆる「レッドパージ」後の発言だから、時流に乗ったものとは言えないだろう)
また、同じインタビューで、
>織田(作之助)は惜しいですよ。まったく……「夫婦善哉」なんかをやりたかったなあ<
と口にしているのも興味深い。
溝口健二が撮影した『夫婦善哉』は、いったいどんな映画になっていただろうか。
夕方になって再び外出し、仕事関係の用件を片付ける。
で、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。
途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、昨年のプラハの春音楽祭からパーヴォ・ヤルヴィ指揮hr(旧フランクフルト放送)交響楽団のコンサートのライヴ録音(2014年6月3日、スメタナ・ホール)を聴く。
ヒラリー・ハーンをソロに迎えたブラームスのヴァイオリン協奏曲、ドヴォルザークの交響曲第8番、アンコールのブラームスのハンガリー舞曲第6番などが放送されていた。
続けて、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したドヴォルザークの交響的変奏曲、チェコ組曲&ブラームスのハンガリー舞曲集<ドイツ・グラモフォン>、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルが演奏したシェーンベルク編曲によるブラームスのピアノ4重奏曲第1番<EMI>を聴く。
夕飯後、新しい作品について考えたり、『映画評論家岸松雄の仕事』を読み進めたりする。
今日は、モンテールのふんわりロール(ミルク)を食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
おなじみミルククリームを巻いたロールケーキ2切れで、なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
そういえば、ここのところローソンストア100の店舗の「整理」が進められているなあ。
これもアベノミクスの「効果」だろうか?
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。