雨天。
どんよりとしたお天気から、青空へ。
気温は少し下がったか。
それでも花粉禍はあり、時折くしゃみの連発や目の周りの痒みに襲われる。
気圧や湿度の攻撃も辛い。
自民党の情報通信戦略調査会が、テレビ朝日とNHKから事情聴取を行うと報じられている。
前者からは『報道ステーション』における古賀茂明コメンテーターの発言について、後者からは『クローズアップ現代』における「やらせ問題」について事情を聴取するということだけれど、どちらも安倍内閣に対して批判的なスタンスをとってきた番組だ。
いずれにしても、あまりにも露骨なやり口と言うほかない。
一方で、安倍首相が韓国によって出国を拒否されていた産経新聞の加藤前ソウル支局長と面会し、慰労の言葉を口にしたとも報じられている。
これまた露骨というかあからさまというか。
なんとも気持ちが悪い。
昨夜、実家から電話があり、母と近況などについて40分ほど話をする。
多謝。
その後、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、3時50分頃まで仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたりする。
ラジオ深夜便の午前1時台で、佐藤愛子のインタビューを聴くことができた。
愛子さん、お元気そうで何よりである。
ABCの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、アンドリュー・デイヴィス指揮ロイヤル・ストックホルム・フィルが演奏した『ノーベル賞授賞式典の音楽』<FINLANDIA>、ルドルフ・ゼルキンがジョージ・セル指揮コロンビア交響楽団の伴奏で弾いたモーツァルトのピアノ協奏曲第19番&第20番他<SONY>、サンソン・フランソワが弾いたドビュッシーのピアノ作品集(映像他)<東芝EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、ワープロ・ファイルの作品を確認したり、上村亮平の『みずうみのほうへ』<集英社>を読み始めたりする。
ワープロ・ファイルの作品では、映画(もしくは、テレビドラマ)用のシナリオ『大義の一滴』が使えそう。
ただし、内容が内容だけに実写化は困難だとも思うが。
あと、『占い師1』という掌編小説は、連作用に改稿したい。
ほかに、『フィンランドの森』(改訂版)や『日本の青い霧』は、いずれも途中まで。
たとえひどい内容でもいいから、最後まで書き上げることが大事だと改めて痛感する。
17時過ぎに外出して仕事関係の用件を片付けたのち、夕飯用の買い物をすませる。
夕飯後、ヴィルヘルム・バックハウスがハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮ウィーン・フィルの伴奏で弾いたベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番<DECCA>、『ノーベル賞授賞式典の音楽』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、ワープロ・ファイルの作品を確認したりする。
ワープロ・ファイルの作品では、「万寿寺通騒動記」という連作を中断していたことを思い出す。
『煙が目にしみる』と『鬼が来た』まで書き上げ、『春は自転車に乗って』を原稿15枚分ほど書いた段階で中断してしまっているのだ。
それなりに面白くはあるが、一応完成している二作品を読むかぎり、いろいろと伏線が張ってある。
にも関わらず、この連作のプロットノートを廃棄してしまったため、どう回収するかが見えてこない。
阿呆だ!
(確か1ヶ月に1作、1年12作で連作が終わる予定だったと思う。黒澤明の『用心棒』を下敷きにした作品もあったはずだし、イサンの松浦さんや俳優の栗塚旭さんをうっすらとモデルにした作品もあったはずだ)
『みずうみのほうへ』を読了する。
諸作業の合間、動画サイトにアップされた大好きな『破れ傘刀舟悪人狩り』の一部を観たり、これまた大好きな『大岡越前』第四部から「天下を盗る後篇」を飛ばし観したりした。
「(大岡越前は)権力のこちら側にあればこそ、天下公平の道を歩まねばならぬことを今さらのように噛み締めていた」
(『大岡越前』第四部「天下を盗る後篇」から、芥川隆行によるラストのナレーションより)
今の日本の政治家たちにもぜひとも噛み締めて欲しいものだ。
今日は、抹茶リングケーキを食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
小豆ホイップクリームを包んだ抹茶地のリングケーキで、まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。