東日本大震災、並びに東京電力福島第一原子力発電所の事故から4年が経った。
犠牲となられた全ての方々に、深く、深く、深く、深く、深く黙祷を捧げます。
そして、様々なことを考える。
どんよりとしたお天気から青空へ。
気温は上昇せず、寒さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれも風邪にはお気をつけくださいね。
それでも花粉はかなり飛散しているようで、目の周りがしばしばしたり、時折くしゃみを連発したりする。
やれやれ。
昨夜、山口昌男の『エノケンと菊谷栄』<晶文社>を読了し、井上ひさしの『笑劇全集』<河出書房新社>を読み始める。
その後、仕事関係の作業を進める。
午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、あまりよろしからず。
気温が気温なだけに、まあ仕方あるまい。
ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、ディオゲネス・カルテット他が演奏したフンパーディンクの室内楽曲集<CPO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、『笑劇全集』を読み進めたりする。
『笑劇全集』は、てんぷくトリオ(三波伸介、戸塚睦夫、伊東四朗)のために井上ひさしが書いたコントを集めた、800ページを超える大部である。
以前、講談社文庫版の一巻目だけは読んだことがあるが、いやあ、面白い面白い。
三人へのあて書きぶりや「同時代」の取り込み方もそうだけれど、東北への意識など井上ひさしの諸作品に通じるモティーフが織り込まれている点も、非常に興味深い。
それにしても、三波伸介を日本のローレンス・オリヴィエ、戸塚睦夫をジャン・ルイ・バロー、伊東四朗をピーター・オトゥールになれるかも知れない、「シェークスピアの喜劇を日本で最も良く演じられる役者は」「三波伸介である、と私は固く信じて」いる、「新劇がそれだけ技術に乏しく、知恵がない」と記す『作者の言葉』には、やはり留意しておかなければならないのではないか。
そしてそれは、矢野誠一の『小幡欣治の歳月』<早川書房>や『エノケンと菊谷栄』で記されていたこと、それからかつて小林信彦がコント55号(萩本欽一と坂上二郎)によるハロルド・ピンターの『料理昇降機』の上演を夢想したことにも通じていると強く思う。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
夕飯後、バリトンのクリスティアン・ゲルハーヘルがゲロルト・フーバーのピアノ伴奏で歌ったベートーヴェン、シェーンベルク、ハイドン、ベルクの歌曲集<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、『笑劇全集』を読み進めたりする。
今日は、ローソンマート(オイシス)の、ぷにもっちり(濃厚ミルククリーム)を食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
濃厚な風味のミルククリームを包んだもちもちとした食感のお菓子で、まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。