青空は見えつつも、雪も降る一日。
気温はぐっと下がり、厳しい寒さが戻る。
皆さん、くれぐれも風邪にはお気をつけくださいね。
そして、そんな中でも花粉は飛散しているようで、目の周りがしばしばしたりする。
やれやれ。
東京大空襲から70年が経った。
犠牲となられた全ての方々に、深く、深く、深く、深く、深く黙祷を捧げます。
そして、ちょうどドイツのメルケル首相が来日していることもあって、様々なことを考える。
これほど賢慮が求められているときもないのではないか。
昨夜、4時まで仕事関係の作業を進める。
午前午後と、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、バリトンのクリスティアン・ゲルハーヘルがゲロルト・フーバーのピアノ伴奏で歌ったベートーヴェン、シェーンベルク、ハイドン、ベルクの歌曲集<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、山口昌男の『エノケンと菊谷栄』<晶文社>を読み進めたりする。
体調、芳しからず。
今夜の大阪行きを断念する。
非常に残念だ。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
こういうときでも外出しなければならないのが、一人暮らしの辛いところである。
夕飯後、アルトゥーロ・トスカニーニ四季NBC交響楽団が演奏したロッシーニの序曲集<RCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、『エノケンと菊谷栄』を読み進めたりする。
『エノケンと菊谷栄』の本文は、第7章「菊谷栄戦場に死す」の途中で中断されたままになっていて、まるで36歳で戦死した菊谷栄の人生のようだ。
なお、執筆された時期もあってだろう、傑作『最後の伝令』に関しては、一切触れられていない。
今日は、ローソンマート(神戸屋)のクッキークリームパイを食す。
クッキー生地にパイ生地を重ねたクリーム入りのパイで、まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2015年03月10日
『エノケンと菊谷栄』を読み始めた(深夜のCLACLA)
雨の一日。
ただし、夜遅くに雨はやみ、星が見えていた。
夜になって気温が下がる。
寒さが戻ってくるようだ。
気圧、湿度、花粉のWパンチに、公演疲れも加わって体調は低調。
やれやれ。
児童文学作家の松谷みよ子が亡くなった。89歳。
『龍の子太郎』やモモちゃんシリーズなど、数々の作品で知られた。
なお、父親は戦前の無産政党所属の代議士で弁護士の松谷與二郎である。
深く、深く、深く、深く黙祷。
昨夜、結局3時50分近くまで作業を進める。
朝早めに起きて外出し、仕事関係の予定をすませる。
それから下京図書館へ移動して、矢野誠一の『小幡欣治の歳月』<早川書房>、渡辺保と高泉淳子の『昭和演劇大全集』<平凡社>、近藤富枝の『大本営発表のマイク』<河出書房新社>、鴻巣友季子の『本の寄り道』<同>、綿矢りさの『大地のゲーム』<新潮社>を返却し、予約しておいた山口昌男の『エノケンと菊谷栄』<晶文社>、井上ひさしの『笑劇全集』<河出書房新社>、鈴木則文の『下品こそ、この世の花』<筑摩書房>、中島岳史の『血盟団事件』<文藝春秋>、周防柳の『八月の青い蝶』<集英社>、諏訪哲史の『領土』<新潮社>と『スワ氏文集』<講談社>を新たに借りる。
帰宅後、ディオゲネス・カルテット他が演奏したフンパーディンクの室内楽曲集<CPO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『エノケンと菊谷栄』を読み始めたりする。
『エノケンと菊谷栄』は、エノケンこと榎本健一と座付き作家の菊谷栄の交流と活動を、精神史思想史的文脈を交えながら詳述考察した一冊だ。
面白し面白し。
そうそう、菊谷栄といえば三谷幸喜の『笑の大学』の椿一のモデルだけれど、ラジオドラマの『笑の大学』で椿を演じていたのが、先ごろ亡くなった坂東八十助だったんだ。
19時過ぎに外出し、仕事関係の用件を片付けてから錦湯さんへ。
月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection22を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!
終了後、打ち上げに参加したりして帰宅が24時台となる。
以上、3月9日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
ただし、夜遅くに雨はやみ、星が見えていた。
夜になって気温が下がる。
寒さが戻ってくるようだ。
気圧、湿度、花粉のWパンチに、公演疲れも加わって体調は低調。
やれやれ。
児童文学作家の松谷みよ子が亡くなった。89歳。
『龍の子太郎』やモモちゃんシリーズなど、数々の作品で知られた。
なお、父親は戦前の無産政党所属の代議士で弁護士の松谷與二郎である。
深く、深く、深く、深く黙祷。
昨夜、結局3時50分近くまで作業を進める。
朝早めに起きて外出し、仕事関係の予定をすませる。
それから下京図書館へ移動して、矢野誠一の『小幡欣治の歳月』<早川書房>、渡辺保と高泉淳子の『昭和演劇大全集』<平凡社>、近藤富枝の『大本営発表のマイク』<河出書房新社>、鴻巣友季子の『本の寄り道』<同>、綿矢りさの『大地のゲーム』<新潮社>を返却し、予約しておいた山口昌男の『エノケンと菊谷栄』<晶文社>、井上ひさしの『笑劇全集』<河出書房新社>、鈴木則文の『下品こそ、この世の花』<筑摩書房>、中島岳史の『血盟団事件』<文藝春秋>、周防柳の『八月の青い蝶』<集英社>、諏訪哲史の『領土』<新潮社>と『スワ氏文集』<講談社>を新たに借りる。
帰宅後、ディオゲネス・カルテット他が演奏したフンパーディンクの室内楽曲集<CPO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『エノケンと菊谷栄』を読み始めたりする。
『エノケンと菊谷栄』は、エノケンこと榎本健一と座付き作家の菊谷栄の交流と活動を、精神史思想史的文脈を交えながら詳述考察した一冊だ。
面白し面白し。
そうそう、菊谷栄といえば三谷幸喜の『笑の大学』の椿一のモデルだけれど、ラジオドラマの『笑の大学』で椿を演じていたのが、先ごろ亡くなった坂東八十助だったんだ。
19時過ぎに外出し、仕事関係の用件を片付けてから錦湯さんへ。
月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection22を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!
終了後、打ち上げに参加したりして帰宅が24時台となる。
以上、3月9日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
ネオラクゴ・フロンティアsection22(月亭太遊さんのネオラクゴ企画)
☆ネオラクゴ・フロンティアsection22
ゲスト:センサールマン、桂三河さん、日本夢之助さん
(2015年3月9日20時開演/錦湯)
22回目を迎えたネオラクゴ・フロンティアのゲストは、おなじみ桂三河さんとセンサールマン(愛植男さん、山崎仕事人さん)に日本夢之助さんの四人。
開口一番、月亭太遊さんとセンサールマンのお二人が地元(植男さんは門真、太遊さんは大分、残りは鳥取!)を肴にわかせたのち、三河さんが新作を演じた。
スマホの課金アプリを題材にした作品で、そのあざといやり口をからかったりもするのだけれど、アプリの設定やアプリをやっているヒロユキさんとキャラクターとのやり取りが実に愛らしかったりするあたり、やはり三河さんらしい。
それにしても、三河さんの紫色の着物はインパクトがあるなあ。
続くは、夢之助さんの漫談。
昭和の寄席芸人っぽい雰囲気というか、オフビートな感じに満ちた芸風である。
ネタが自転車の撤去だったこともあって、前輪のブレーキが壊れた自転車をゆらゆらと揺らしながら乗っている人を目にしているようなスリリングさを覚える笑いだった。
そんな夢之助さんのあとだけに、センサールマンの漫才は一層きっちりと造り込まれているように感じられた。
プロ野球の場内アナウンスを扱ったネタで、まずもって愛植男さんの口跡の良さが光る。
また、電車に衣裳を忘れたという仕事人さんがそれにしっかりと応じつつ、足元の絨毯の歪みにささっと対応したのも印象に残った。
そして、太遊さんのネオラクゴは『地球溶接倶楽部(アースヨウセツクラブ)』。
地球溶接倶楽部なる慈善団体の偽善性を鋭く突いた内容で、その嘘臭さ胡散臭さ、閉塞性が巧みに笑いに転じられていた。
溶接ならではの「アイテム」も、非常に効果的だった。
最後は三河さん司会の大喜利で、四者四様の特性が十二分に発揮されていた。
と、今夜も大いに愉しむことのできたネオラクゴ・フロンティアでした。
皆さんもぜひ一度お越しになられては。
ゲスト:センサールマン、桂三河さん、日本夢之助さん
(2015年3月9日20時開演/錦湯)
22回目を迎えたネオラクゴ・フロンティアのゲストは、おなじみ桂三河さんとセンサールマン(愛植男さん、山崎仕事人さん)に日本夢之助さんの四人。
開口一番、月亭太遊さんとセンサールマンのお二人が地元(植男さんは門真、太遊さんは大分、残りは鳥取!)を肴にわかせたのち、三河さんが新作を演じた。
スマホの課金アプリを題材にした作品で、そのあざといやり口をからかったりもするのだけれど、アプリの設定やアプリをやっているヒロユキさんとキャラクターとのやり取りが実に愛らしかったりするあたり、やはり三河さんらしい。
それにしても、三河さんの紫色の着物はインパクトがあるなあ。
続くは、夢之助さんの漫談。
昭和の寄席芸人っぽい雰囲気というか、オフビートな感じに満ちた芸風である。
ネタが自転車の撤去だったこともあって、前輪のブレーキが壊れた自転車をゆらゆらと揺らしながら乗っている人を目にしているようなスリリングさを覚える笑いだった。
そんな夢之助さんのあとだけに、センサールマンの漫才は一層きっちりと造り込まれているように感じられた。
プロ野球の場内アナウンスを扱ったネタで、まずもって愛植男さんの口跡の良さが光る。
また、電車に衣裳を忘れたという仕事人さんがそれにしっかりと応じつつ、足元の絨毯の歪みにささっと対応したのも印象に残った。
そして、太遊さんのネオラクゴは『地球溶接倶楽部(アースヨウセツクラブ)』。
地球溶接倶楽部なる慈善団体の偽善性を鋭く突いた内容で、その嘘臭さ胡散臭さ、閉塞性が巧みに笑いに転じられていた。
溶接ならではの「アイテム」も、非常に効果的だった。
最後は三河さん司会の大喜利で、四者四様の特性が十二分に発揮されていた。
と、今夜も大いに愉しむことのできたネオラクゴ・フロンティアでした。
皆さんもぜひ一度お越しになられては。