2014年12月09日

作業を進めた一日(CLACLA日記)

 青空は見えつつも、どんよりとした感じもするお天気。
 小雨も降る。

 日中は若干気温が上昇したものの、朝晩の冷え込みがとても厳しく激しい。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザにはお気をつけくださいね。


 昨日は、日本軍による真珠湾攻撃(太平洋戦争の開戦)から73年目の日だった。

>(前略)1940年から42年にかけて、わが国は世を挙げてあたかも一大癲狂院と化しつつあるの観があった。
 そこに生起するいっさいは、私の眼には、尊大と愚昧と軽信との烙印を捺された、気負い立った牡牛の、とめどもない仮装行列のようにしか映じなかった<
(林達夫の『歴史の暮方』<中公文庫>から序より)


 朝日新聞夕刊によると、ウィーンで開催された「核兵器の人道的影響に関する国際会議」中、日本の佐野利男軍縮大使が、議長総括で確認された「核兵器の爆発時には国際社会が対応できないほどの悲惨な結果を招く」という見解について、「人道支援を提供するための能力を築き上げないといけない」「もう少し前向きな面から見てほしい」と求めたという。
 さらに、取材に対して、「(対応できないと)あきらめるのではなく、国や国際機関が(被害者の)救出の研究をすべきではないのか、という意味。安保理決議でも『助けていこう』ということになっている」と説明したとも報じられている。
 って、そもそも核兵器の使用自体を禁じること大前提ではないのか。
 なんともかとも。


 昨夜、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 午前午後と、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、モザイク・カルテットが演奏したモーツァルトの弦楽4重奏曲第17番「狩」&第16番<Astree>、フォルテピアノのメルヴィン・タンとニコラウス・マッギガン指揮フィルハーモニア・バロック管弦楽団が演奏した同じくモーツァルトのピアノ協奏曲第19番&第18番<ハルモニアムンディ・フランス>、フォルテピアノのトゥイヤ・ハッキラが弾いた同じくモーツァルトのピアノ・ソナタ第4番、第10番、第13番<FINLANDIA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、『ゆかいなどろぼうたち』の台本を読んだりする。


 塩田武士の『盤上に散る』<講談社>を読了する。
 ああ、面白かった!

 続けて、津村記久子の『やりたいことは二度寝だけ』<同>を読み始める。
 日経新聞夕刊の連載をはじめ、著者のエッセイをまとめた一冊である。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 夕飯後、アンドリュー・デイヴィス指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏した管弦楽名曲集『マドンナの宝石』<東芝EMI>と飯森範親指揮チェコ・フィル室内管弦楽団が演奏した管弦楽名曲集『チェコ・フィル プロムナード・コンサート』<ポニー・キャニオン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『三人姉妹』を読み直したり、『やりたいことは二度寝だけ』を読み進めたりする。


 今日は、ユーラクのクリスプサンダー・Wナッツレボリューションを食す。
 壬生のローソンストア100で、税込み32円だったもの。
 ごちそうさま!
 アーモンドとピーナッツ、コーンパフをコーティングしたチョコバーで、まあまあ美味しうございました。
 我慢我慢。


 うんざりするような状況だが、ただただうんざりしていても仕方がない。
 諦めることは手を貸すことだ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

読書とネオラクゴを愉しんだ一日(深夜のCLACLA)

 青空は見えつつも、どんよりとした感じも増す。

 今日も気温は上昇せず、寒さがとても厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザにはお気をつけくださいね。


 衆議院選挙。
 マスコミがこぞって、自民党の300議席超えを伝えている。
 公正もへったくれもない状況だ。


 昨夜、4時近くまで仕事関係の作業を進める。


 午前午後と、仕事関係の作業を進める。


 高野史緒の『ヴェネツィアの恋人』<河出書房新社>を読了する。
 佐藤亜紀もそうだけど、高野さんの作品には舌を巻くというか、適わないという気持ちにさせられてしまう。
 ああ、面白かった!


 14時台に外出して仕事関係の予定をすませたのち、下京図書館へ。
 『ヴェネツィアの恋人』、西村賢太の『下手に居丈高』<徳間書店>、田中伸尚の『未完の戦時下抵抗』<岩波書店>、高三啓輔の『字幕の名工』<白水社>、辻村深月の『鍵のない夢を見る』<文藝春秋>を返却し、予約しておいた塩田武士の『盤上に散る』<講談社>、津村記久子の『やりたいことは二度寝だけ』<同>、西村賢太の『ヤマイダレの歌』<新潮社>、誉田哲也の『ドルチェ』<同>、彩瀬まるの『あのひとは蜘蛛を潰せない』<同>を新たに借りる。


 帰宅後、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したモーツァルトの交響曲第40番&第41番「ジュピター」<ドイツ・ハルモニアムンディ>と、ハイドンの交響曲第88番「V字」〜第90番<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ゆかいなどろぼうたち』の台本を読んだり、『盤上に散る』を読み始めたりする。
 『盤上に散る』は、『盤上のアルファ』の姉妹篇だ。
 面白くって、ついつい読み進めてしまう。


 19時過ぎに外出し、仕事関係の用件を片付けてから、錦湯へ。
 月亭太遊さんの「ネオラクゴ」のネタおろし落語会、ネオラクゴ・フロンティアsection10を観聴きする。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 桂三幸さんのポストカードを買ってサインをいただき、太遊さんからは千社札(月亭天使さんのクリスマス・プレゼント)をいただいた。
 あと、天使さんと少しお話ができたのも嬉しかった。

 で、22時45分頃帰宅した。


 遅めの夕飯後、雑件を片付けたり、落語記録の準備をしたりする。


 以上、12月8日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネオラクゴ・フロンティアsection10(月亭太遊さんのネタおろし落語会)

☆ネオラクゴ・フロンティアsection10(月亭太遊さんのネタおろし落語会)

 ゲスト:桂三幸さん、月亭天使さん
(2014年12月8日20時開演/錦湯)


 月亭太遊さんの「ネオラクゴ」のネタおろし会、ネオラクゴ・フロンティアもついにsection10を迎えたが、今夜はそんな10回目に相応しい密度の濃い(濃過ぎる?)会となっていた。

 で、太遊さんとゲストの三幸さん、天使さんのトークで場があたたまったところで、天使さんの落語が始まる。
 気のながあーい男と気の短い男の掛け合いを描いた古典の『長短』を現代の女性どうしの会話に置き換えた作品で、まずは、演者さんの「実感」を大切にしたアイデアが興味深い。
 そして、「長」の側のもちゃもちゃあっとした話ぶりには、対する「短」の側のいーっとする感じも伝わってきたりもして面白かった。
 古典をきっちり語り込む天使さんもいいけど、こういう仕立て直しも愉しみだ。
 あっ、あと増村保造のファンとしては、京橋の落語会でやった大映ドラマ風の新作も聴いてみたい。

 続いては、三幸さん。
 前回、「目から口に抜けるよう」と記したけど、軽口の速射砲というか、次から次へと繰り出される言葉にまずもって笑ってしまう。
 そして、留学生を主人公とする本題でも、そうした三幸さんの特性魅力がよく発揮されていた。
 脱線も「らしい」。
 残念だったのは、三幸さんの歌が聴けなかったこと。
 次回(別の場所で)は、ぜひ。

 そして、最後は太遊さんのネタおろし『くぐつぐつ傀儡軒』で、これはもう留めの一発という感じ。
 とあるラーメン屋を舞台とした話だが、設定自体巧みだし、伏線もきちんと張ってあるし、それより何より、やり取りの畳みかけが面白く、笑いの地雷を踏まされた踏まされた。

 と、全篇笑い過ぎて喉が痛くなってしまったほどだ。
 ああ、面白かった!

 やっぱりネオラクゴ・フロンティアは観逃せません。
 皆さん、ぜひ!!
posted by figarok492na at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする