2014年08月01日

今日から8月(CLACLA日記)

 今日から8月。
 今年も残すところ5ヶ月を切った。
 一日一日を本当に大切にしながら、為したいこと為すべきことをしっかり為していきたい。
 そして、死を忘れないこと。


 イスラエル政府とハマスが72時間の停戦に合意したという。
 しかし、双方の部隊とも撤退せず、イスラエル軍によるガザ地区の地下トンネルへの防御的な活動は継続されるという条件には、疑念と不安を抱く。
 結局、ハマス側がミサイルを発射し、イスラエル軍が激しい反撃を行う…という展開になるのではないか。
 すでに、パレスチナ側の死者は1400人を超えた。
 子供たちも殺されている。
 いろいろと考えることあり。


 日本の武器輸出が安倍内閣の閣議決定によって認められることとなった。
 戦争が始まれば軍需産業が儲かる。
 政権党も政治献金で儲かる。
 自分で自分の首を絞める愚か者どもが。
 そして、愚か者を支持し、黙認し、許容する人間が一番の愚か者だ。


 8月9日の長崎原爆の日の平和記念式典で、田上富久長崎市長が集団的自衛権の行使容認に関する懸念について言及するとのこと。


 どんよりとした感じお天気。

 気温は上昇し、暑さがとてつもなく厳しい。
 暑い暑い暑い暑い。
 皆さん、くれぐれも熱中症にはお気をつけくださいね。


 昨夜、綿矢りさの『憤死』<河出書房新社>を読み始める。

 その後、KBS京都でナインティナインのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、3時40分頃まで仕事関係の作業を進める。


 午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
 乾き、それほどよろしからず。
 まあ、仕方ない。

 その間、仕事関係の用件で外出。
 ついでに、近くのクリーニング屋にダウンジャケットを持って行く。


 KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第33番<PHILIPS>を聴く。
 『妹尾和夫のパラダイスkyoto』の11時台には、ヨーロッパ企画の本多力君がゲスト出演していて、今度の公演の話などをしていた。
 『オペラ・ファンタスティカ』では、ジュゼッペ・パタネー指揮ミュンヘン放送管弦楽団他が演奏したドニゼッティの歌劇『マリア・ストゥアルダ』全曲(PHILIPSレーベルへの録音)が放送されていた。
 音楽そのものはちょっと大向こう受けのうかがえる大芝居調だが、タイトルロールを歌うエディタ・グルベローヴァが実に立派な歌唱だった。
 対するアグネス・バルツァやフランシスコ・アライサも優れており、パタネーの音楽づくりも劇場感覚に満ち満ちていた。
 解説の堀内修さんのおっしゃる通り、パタネーの早世が悔やまれる。


 午前午後と、仕事関係の作業を進めたり、8月の創作活動について考えたり、ドキドキぼーいずからの退団が発表された福田(きみどり)さんへの惜別の文章『さよなら福田きみどりさん』をブログ等にアップしたりする。


 仕事関係の予定をすませる。


 で、夕飯用の買い物をすませ、クリーニング屋でダウンジャケットを受け取って帰宅した。
 ダウンジャケットは、まあきれいになったか。
 相当汚れていたんでねえ。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、ミヒャエル・ザンデルリンク指揮ドレスデン・フィルの来日コンサートのライヴ録音(2013年6月25日、サントリーホール)を聴く。
 ベートーヴェンの交響曲第7番、ブラームスの交響曲第1番とハンガリー舞曲第5番(アンコール)が演奏されていた。
 この音源は以前聴いたことがある。


 続けて、オランダのネットラジオRadio4の音源から、ロリン・マゼール指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの『町人貴族』組曲と家庭交響曲のライヴ録音(2000年10月14日、アムステルダム・コンセルトヘボウ)を聴く。
 『町人貴族』組曲は、ゆったりというかねっとりたっぷりというか、遅めのテンポがとられていた。
 はて、ウィーン・フィルとの1960年代の録音もこんな感じだったかなあ。
 家庭交響曲も同様の音楽づくりで、官能的に歌う演奏だ。


 夕飯後、『憤死』を読み進め、読了する。
 綿矢りさの変化充実がよくわかる短篇集だった。
 ああ、面白かった!


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 ちょいと一発のつもりで売って
 いつの間にやらぼろ儲け
 気がつきゃ戦地に兵まで出して
 これじゃ平和にいいわきゃないよ
 わかっちゃいるけどやめられない


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

さよなら福田きみどりさん

☆さよなら福田きみどりさん


 福田きみどりさんがドキドキぼーいずを退団し、京都を離れることが発表された。
 今回の福田さんの決断に関しては、発表前にちらと伝わって来ていたし、僕自身いろいろと考えることもあるのだけれど、ここではあえて詳しく述べない。
 ただ、京都小劇場の中で期待と好感を抱いて接してきた演者さんの一人なだけに、自分なりの惜別の文章を綴ってみたいと思う。

 僕が福田さんの出演する舞台に接したのは、第2回京都学生演劇祭におけるドキドキぼーいずの『ブサイクハニーベイベー』(2012年2月19日、20日/アートコンプレックス1928)が初めてだった。
 お尻の大きさをコンプレックスに抱えつつ、ブサイクアイドルの頂点を目指して奮闘努力する田舎出の女の子を福田さんは熱演好演していた。
 ばかりではなく、自分自身の置かれた状況と内面をハト胸という登場人物に託して吐露する本間広大君を、福田さんは演技面でも精神面でも大きく支えているように僕には感じられた。
「彼女は主演女優じゃないんですか?」
 と、福田さんを第2回京都学生演劇祭の優秀助演女優賞に(勝手に)推したことについて問いかける人に、「まあ、彼女は黒澤明の『酔いどれ天使』の三船敏郎みたいなもんやから」と言って僕はお茶をにごしたのだけれど、実際はそうした彼女のサポートぶりを高く評価してのものだった。
 そして、『ブサイクハニーベイベー』の切ない完結篇となる京都造形芸術大学での公演(同年4月6日/京都芸術劇場Studio21)では、福田さんの補助者としての存在の大きさが一層鮮明に表わされていた。
(その意味で大きく悔やまれるのは、福田さんを最優秀助演女優賞に推さなかったことである。いや、西城瞳さんの受賞自体は全く問題ない。どうで自分勝手な賞なのだから、遠慮などせず最優秀だろうが優秀だろうがどんどん乱発しておけばよかったのだ)

 ところで、ドキドキぼーいずでの福田さんといえば、どうしてもその表情の魅力について触れておかなければなるまい。
 かつての日本テレビの名プロデューサー井原高忠(『ブサイクハニベイベー』で本間君が演じたプロデューサーの先駆者のような人だ)は、今は亡き坂本九へ「笑顔千両」という言葉を与えたそうだが、その伝でいくと、福田さんは「表情千両」ということになるのではないか。
 特に、ドキドキぼーいずにとって再旗揚げ公演となる『夢の愛』(2013年7月26日/KAIKA)での、全てを引き受けた上で踏み留まって見せる、ときにおかしく、ときに哀しく、ときに儚く、ときに力強い彼女の表情を、僕は忘れることができない。

 もちろん、ドキドキぼーいずの公演以外での福田さんも強く記憶に残っている。
 象牙の空港の第2回公演『20のアマルガム』(2012年7月15日/UrBANGUILD)での福田さんは、作・演出の伊藤元晴君の意図に沿って、同じ出演者の柳沢友里亜さんともども、くすんで鬱屈した感じをよく出していたし、それより何より、森陽平君や小堀結香さん、染谷有紀さんとのHOME『わたしのあいだ』。
 中でも、移転前のFactory Kyotoでの上演(2012年11月13日)では、一見すると澄んで静止しているような水面が空の青さや陽光、翳りを反映しつつ細かく動いているかのような作品世界に、福田さんの弱さと強さをためた身体性と、心の内を吐き出したくてそれでもそう出来ず内に向かって響かせているかの如き彼女の声が、よく合っていた。

 そうそう、福田さんが京都を離れることでとても残念なのが、福田さんが唖の娘カトリンを演じる、ベルトルト・ブレヒトの『肝っ玉おっ母とその子供たち』を観ることができなくなることだ。
 カトリンの弱さと強さとは、福田さんの抱えたそれとぴったりあてはまっただろうから。
 まあ、永榮紘実さんのおっ母と玉木青君の演出は無理としても、例えば岩手で森君の演出で上演される機会がないとまでは言い切れまい。
 その際は、ぜひおっ母は阿部潤さん(斎藤晴彦さんが演じてたんだから、男性だって無問題!てか、性別でとやかく言いなさんなよ)、イヴェットは島あやさん、なんてキャストはどうだろう。
 いやあ、これはぜひとも観てみたいなあ。
 いや、下手は承知で大佐役か何かで出演させてもらえないかなあ。

 いずれにしても、福田さんの今後のさらなるご活躍を心から祈るとともに、本間君をはじめとしたドキドキぼーいずの面々の今後のさらなるご活躍も心から祈りたい。

 それでは、さよなら福田きみどりさん。
 そして福田さん、ではではまたまた!
posted by figarok492na at 15:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする