七夕。
なれど、雨が降るなど、どんよりとしたお天気の一日。
台風8号も接近中と。
じめじめむしむしとして、快ならず。
うっとうしい。
安倍首相が、安保法制担当の大臣を新しく設ける旨、表明したという。
今後の動きをさらに注視していかなければなるまい。
昨夜、深水黎一郎の『人間の尊厳と八〇〇メートル』<東京創元社>を読了する。
ああ、面白かった!
その後、プーランクの室内楽曲全集からフルート・ソナタ&チェロ・ソナタ<RCA>、youtubeにアップされたピアノのフランチェスコ・ピエモンテージとスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮ガリシア交響楽団が演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番の第1楽章、レナード・スラットキン指揮ガリシア交響楽団が演奏したバーンスタインの『キャンディード』序曲を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
正午過ぎに外出して仕事関係の用件を片づけたのち、下京図書館へ。
『人間の尊厳と八〇〇メートル』、絲山秋子の『不愉快な本の続編』<新潮社>、鹿島田真希の『ハルモニア』<同>、若竹七海の『暗い越流』<光文社>、水村美苗の『母の遺産』<中央公論新社>、森絵都の『漁師の愛人』<文藝春秋>を返却し、予約しておいた山田太一の『月日の残像』<新潮社>、伊坂幸太郎の『PK』<講談社>、田中慎弥の『燃える家』<同>、西加奈子の『ふくわらい』<朝日新聞出版>、村山由佳の『放蕩記』<集英社>を新たに借りる。
帰宅後、プーランクの室内楽曲全集からオーボエ・ソナタ、トランペットとトロンボーンのためのソナタ、クラリネットとファゴットのためのソナタ、6重奏曲<RCA>、youtubeにアップされたナタリー・シュトゥッツマン指揮タピオラ・シンフォニエッタが演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏したモーツァルトのディヴェルティメント集<ERATO>、ニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第33番&第31番「パリ」<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『深雪またなん』や『千春日和』の手直しをしたり、『月日の残像』を読み始めたりする。
『月日の残像』は、山田太一が自らの記憶を綴った「考える人」連載の文章をまとめた一冊だ。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、セミョン・ビシュコフ指揮ミュンヘン・フィルのブカレスト公演のライヴ録音を聴く。
チェロ独奏にゴーディエ・カプソンを迎えたエネスコのチェロと管弦楽のための協奏交響曲や、マーラーの交響曲第1番「巨人」などが放送されていた。
ルーマニアでのコンサートということで、同国出身のエネスコの作品がとり上げられたのだろうが、カプソンのソロがなかなかの聴きものだった
おどろおどろしい感じというか、あおり過ぎというか、作品そのものはあんまり好みではなかったが。
マーラーのほうは、この曲の持つドラマ性がよく表わされた演奏だった。
細やかさには若干欠けるものの、生で聴いたらだいぶん興奮したかもしれない。
続けて、NHKラジオ第1の『DJ日本史』を聴く。
七夕ということもあって、「恋する日本史」のタイトルで、歴史の中の男と女の恋模様が語られていた。
「ねるとん紅鯨団」の物真似が面白かった。
(小森のおばちゃまを真似する片岡鶴太郎の物真似もあったので、前番組の「上海紅鯨団が行く」も踏まえられていたのかな)
さらに、モザイク・カルテットが演奏したハイドンの弦楽4重奏曲第42番、第37番、第40番<ASTREE>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『月日の残像』を読み進めたりする。
今日は、八風堂の田舎まんじゅうを食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
粒あんたっぷりのいわゆる小ぶりな吹雪饅頭(3個)で、まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。