2013年10月24日

台風が近づいている(CLACLA日記)

 台風27号、28号接近の影響で、どんよりとしたお天気の一日。
 夕方には激しい雨降りとなる。
 やれやれ。

 湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。


 昨夜、youtubeに投稿された、バリトンのディートリヒ・フィッシャー=ディースカウがシャーンドル・ヴェーグ指揮ヨーロッパ室内管弦楽団の伴奏で歌ったモーツァルトのコンサート・アリア(4曲)やダニエル・バレンボイムが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第1番を聴いたりしながら、4時40分過ぎまで仕事関係の作業を進めたり、笹沢信の『ひさし伝』<新潮社>を読み進めたりする。


 午前中外出し、仕事関係の用件を片づける。
 ついでに近くのコンビニで、週刊文春の小林信彦の連載エッセイを立ち読みする。
 先頃亡くなった、やなせたかしを悼む内容となっていた。


 帰宅後、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮サンクト・ペテルブルク・マリンスキー(キーロフ)劇場管弦楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」&幻想序曲『ロメオとジュリエット』<PHILIPS>を2回聴き、CDレビューをアップする。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ほかに、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」<SONY/BMG>も聴く。


 仕事関係の作業を進めたり、『ひさし伝』を読み進めたり、文書類の整理を行ったりする。


 隣室の莫迦がかまびすしい。
 うっとうしいかぎり。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟んで、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、ヴァシリー・シナイスキー指揮フランス国立管弦楽団のコンサートのライヴ録音を聴く。
 ドヴォルザークの序曲『謝肉祭』、ジュリアン・ラクリンを独奏に迎えたメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、シベリウスの交響曲第1番などが放送されていた。
 シベリウスの交響曲は、音楽の勘どころ盛り上げどころをよく心得た熱演で、生で聴いたら興奮しただろうなと思う。


 続けて、メゾ・ソプラノのマグダレーナ・コジェナーがサイモン・ラトル指揮エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団の伴奏で歌ったモーツァルトのアリア集<ARCHIV>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『ねちこい男』という短篇小説について考えたり、『ひさし伝』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「外省」的な音のドラマ ヴァレリー・ゲルギエフの悲愴と『ロメオとジュリエット』

☆チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」&幻想序曲『ロメオとジュリエット』

 指揮:ヴァレリー・ゲルギエフ
管弦楽:サンクト・ペテルブルク・マリンスキー(キーロフ)劇場管弦楽団
(1997年7月/デジタル・セッション録音)
<PHILIPS>456 580-2


 いつの間にかPHILIPSレーベルもDECCAレーベルに吸収され、何を今さら15年近くも前にリリースされたCDを、の感なきにしもあらずだが、ちょうど手元に悲愴交響曲と『ロメオとジュリエット』のCDがなかったこともあって購入した一枚。
 まあ、50パーセント・オフに釣られたっちゃ釣られたんだけどね。

 一言で表わせば、劇場感覚に満ちた演奏。
 あと少し詳しく説明するならば、チャイコフスキーが歌劇『スペードの女王』や『エフゲニ・オネーギン』、そして三大バレエといった舞台音楽の優れた造り手だったことを教えてくれる演奏、ということになるだろうか。
 まさしく、両作品の持つ劇性、音のドラマの要所急所をよく押さえた演奏である。
 中でも、悲愴第3楽章など、あとに第4楽章が控えていることがわかっていても、生なら思わず拍手してしまいそうな迫力だし、第1楽章中盤の衝撃(トラック1の10分過ぎあたり)の決まり具合も見事というほかない。
 また第1楽章第2主題や『ロメオとジュリエット』での美しい旋律の歌わせ方も堂に入っている。
 ただ、悲愴の第4楽章や『ロメオとジュリエット』の強奏部分で特に感じることなのだけれど、技術的にどうこうというよりも、音楽のとらえ方、表現の仕方が大づくりというか、若干表面的な効果に傾き過ぎているように思われないでもなかった。

 いずれにしても、「外省」的に優れた音楽づくりと演奏で、両曲をエネルギッシュでドラマティックな音楽の劇として愉しみたい方々には大いにお薦めしたい。
 録音もクリアだ。
posted by figarok492na at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

また雨だった(深夜のCLACLA)

 台風の影響か、またぞろ雨。
 どんよりとしたお天気の一日となる。

 湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。
 皆さん、くれぐれも風邪にはお気をつけくださいね。


 昨夜、3時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 朝早めに起きて仕事関係の作業を進めたのち外出し、地下鉄でくいな橋へ。
 龍谷大学深草学舎で、被害者学を受講する。

 で、講義終了後仕事関係の予定をすませ、お昼過ぎに帰宅した。


 帰宅後、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番<OEHMS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、笹沢信の『ひさし伝』<新潮社>を読み進めたりする。


 17時台に外出し、市バスで出町柳へ。
 左京西部いきいき市民活動センターに寄ったのち、養生市営住宅へ。
 11棟集会室でHOMEの『わたしのあいだ』を観る。
 詳しくは、前回の記事(観劇記録)をアップする。

 終演後、森陽平君はじめ出演者の面々と話しをする。

 その後、ジェイムズキッチンが混んでいたので、ハイライトで夕飯をすませ、22時40分過ぎに帰宅した。


 以上、10月23日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 01:23| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

個と個による生活の叙事詩 HOME『わたしのあいだ』

☆HOME『わたしのあいだ』

 小堀結香、染谷有紀、福田きみどり(ドキドキぼーいず)、森陽平
(2013年10月23日19時過ぎ開演/養生市営住宅11棟集会室)


 京都国際舞台芸術祭(KEX)のフリンジ企画「使えるプログラム」の支援事業の一つ、HOMEの『わたしのあいだ』を観た。
 なお、この『わたしのあいだ』は、昨年Factory Kyotoで上演された作品を今回のプログラム、及び上演会場の養生市営住宅にあわせて仕立て直したものである。
(上述の出演者も前回と同じだが、役回りが変わったり、出演者も「わたし」と「あなた」の二人のほかに、コロス的なもう一人が加わっている)

 ある家に住む「わたし」と、なんらかの理由でそこへとやって来た「あなた」の関係(谷川俊太郎や中原中也、永瀬清子らの文章の引用も含むモノローグの積み重ね等)を通して、「個」人と「個」人が根幹において束ねられることのない違いを持っていること、「個」人と「個」人の距離感のあり様、そしてそうした諸々を踏まえた上で生活していくということ、断絶することなく生きていくということへの思索のきっかけ、思考の時限爆弾がふんだんに施された内容となっている。
 観る者に強い感興や激しい興奮、大きな心の動きを与えるような展開を目指していないことは、フライヤーの言葉(宣言)からも明白で、細やかで透明感はありながらも、ウェットでもリリカルでもない叙事詩的な作品世界が造り上げられていた。

 かえすがえすも惜しまれるのは、天候のせいで本来の12棟の中庭ではなく11棟の集会室で今夜の上演が行われたことだ。
 確かに、家の中(部屋の中)を舞台にした作品だから、室内で上演されること自体おかしいことではないのだけれど(実際、マイクを使用したナレーターの森君はもちろんのこと、三人の演者の言葉・テキストも聴きとりやすかった)、場所がつき過ぎるというか、室内であることが当為過ぎて、一見淡々とした展開だけにインティメートな雰囲気や「家具の演劇」的要素、筋の起伏のなさが勝ってしまったように感じられなくもない。
 それより何より、そもそも中庭(屋外)での上演であるからこその作品の結構意匠(ギリシャ古典劇やブレヒト劇の援用)と、問題提起を多分にはらんでアクチュアリティに満ちたテキストだっただけに、それらの仕掛けが如何に効果を発揮するか(もしくはそうでないか)を確認することができなかったのは、本当に残念でならない。

 室内ということで、出演者陣の細部の傷がかえって目立った形にもなったが、過剰な演劇調ではない彼女彼らの発語(それは、声優を使わないジブリ作品の吹き替えにも通じる)と、作品そのものにつながる演者間の距離感関係性には好感を抱いた。

 いずれにしても、今改めて上演されるに相応しい作品だったと思う。
posted by figarok492na at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする