2013年08月29日

今日はほとんどベートーヴェンばかり聴いていたなあ(CLACLA日記)

 台風15号の影響か、青空は見えつつもどんよりとした感じの強いお天気へ。
 週末は悪天候か。
 やれやれ。

 日中は気温が上昇し、まだまだ暑い。
 皆さん、くれぐれも熱中症にはお気をつけくださいね。


 アメリカ国務省の定例記者会見で、米英仏によるシリアのアサド政権への軍事介入に関連し、ロイター通信の記者が、(化学兵器の使用が国際法違反であるならば)アメリカ政府による広島・長崎への原子爆弾投下も国際法違反ではないのかという趣旨の質問をしたという。
 全くもって同感だ。
 それにしても、シリアへの軍事介入は、軍需産業をはじめとした諸々の利権のためのものではないのか?
 なんとも胡散臭くきな臭い。


 昨夜、4時近くまで仕事関係の作業を進めたり、『夏美の夏は』の筆入れを行ったりする。
 その後、5時台まで寝つけず。
 やれやれ。


 山田一雄指揮日本フィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第5番&第7番と交響曲第3番「英雄」&モーツァルトの歌劇『後宮からの逃走』序曲<ともにタワーレコード>を聴いて、CDレビューをアップする。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。

 ほかに、ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団が演奏した同じくベートーヴェンのバレエ音楽『プロメテウスの創造物』抜粋&交響曲第3番「英雄」<SONY/BMG>を聴く。


 仕事関係の作業を進めたり、『夏美の夏は』の筆入れを行ったり、島田雅彦の『ニッチを探して』<新潮社>を読み進め、読了したりした。
 ほかに、許光俊の『生きていくためのクラシック』<光文社新書>の拾い読みもした。
 『ニッチを探して』は、島田雅彦らしくクセの強い、そしてアクチュアリティを持った作品だった。
 ああ、面白かった!


 夕方前に外出し、仕事関係の予定をすませ、ついでに烏丸のダックスでセールのお米(10キロ)を購入する。
 で、いったん帰宅したのち再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、ヘンシェル・カルテットの来日コンサートのライヴ録音を聴く。
 ベートーヴェンの弦楽4重奏曲第8番「ラズモフスキー第2番」&第12番と、第5番の第2、第3楽章が放送されていた。
 会場(サントリーホールの小ホールのほう)のせいもあってか、よくも悪くも筋と骨の浮き出た演奏だったように思う。


 続けて、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第5番&第6番「田園」<SONY/BMG>を聴く。
 ピリオド・スタイルによる、強弱がはっきりと色づけされた速いテンポの演奏だ。


 さらに、youtubeにアップされているファビオ・ルイジ指揮デンマーク国立交響楽団(放送交響楽団)が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」を聴く。
 ピリオド・スタイルにも目配せをしつつ、オーケストラをしっかりとドライヴしきった演奏。
 ヨーロッパの放送局のオーケストラのレベルの高さがわかる演奏でもある。
 ファビオ・ルイジの指揮は、今から20年前のヨーロッパ滞在中に、デュッセルドルフのライン・ドイツ・オペラでプッチーニの歌劇『トゥーランドット』を聴いたことがあるだけだが、趣味の悪い演出に閉口しつつも、オーケストラ(デュッセルドルフ交響楽団)の引き締まり具合のよさにとても感心した記憶がある。

 今日は、ほとんどベートーヴェンの作品ばかり聴いていたなあ。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『夏美の夏は』の打ち直し作業を行ったり、『生きていくためのクラシック』の拾い読みをしたりする。
 『夏美の夏は』は、ようやく第2稿が出来上がった。


 今日は、ヤマザキのマロン&マロンを食す。
 近くのドラッグランドひかりで、半額引き、税込み51円だったもの。
 カスタードクリームとマロン風味のホイップクリームが入り、マロンあんののった菓子パンで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

山田一雄と日本フィルが演奏したベートーヴェンの交響曲

☆山田一雄と日本フィルが演奏したベートーヴェンの交響曲

 *交響曲第3番「英雄」&モーツァルト:歌劇『後宮からの逃走』序曲
<タワーレコード>TWCO-1013

 *交響曲第5番&第7番
<タワーレコード>TWCO-1014


 ヤマカズさんの愛称で知られた山田一雄の録音が、タワーレコードから系統立ててリリースされている。
 今月は、日本フィルとの1980年代の演奏がまとめて発売されたが、そのうちベートーヴェンの交響曲を集めた2枚を聴いた。
 なお、交響曲第3番「英雄」は1988年4月4日の第100回名曲コンサートの、交響曲第5番は1986年4月11日の第381回定期演奏会の、交響曲第7番とモーツァルトの序曲は1988年2月29日の第398回定期演奏会の、それぞれライヴ録音である。

 ヤマカズさんというと、激しい身振り手振りに唸り声と、まさしく熱演爆演系の指揮者と見なされていて、実際いずれの作品でもあの指揮姿を彷彿とさせる熱のこもった演奏を繰り広げているのだけれど(第5番の第2楽章では、山田一雄の踏み込むような音すら聴こえるほどだ)、その根本には、作品の構造を明晰に再現するという新古典派流の音楽のとらえ方があるように感じられる。
 そして、ブックレット中にも引用されたインタビューにもあるように、自分自身の楽曲解釈をよく表現しきるための手段として、あの「踊るから笛吹いてくれ」と言わんばかりの身振り手振りに唸り声があったのではないかとも僕は思う。
 中でもそうした山田一雄の姿勢が如実に示されているのが、交響曲第3番「英雄」ではないだろうか。
 作品の要所急所と劇的な性格を押さえつつ、音楽の流れを重視した演奏で、最晩年のヤマカズさんと大阪センチュリー交響楽団による「英雄」(1991年3月15日の第4回定期演奏会)も、確かにこのCDと同様に見通しのよい音楽づくりだったことを思い出した。

 もともと記録用に録音された音源だが、リマスタリングの成果もあってか、思ったほどには音質に不満は感じない。
 ただし、東京文化会館での第5番と第7番、モーツァルトの序曲は、サントリーホールでの第3番に比して、相当乾いた音質であることも事実だ。
 金管と打楽器の強奏が一層粗く感じられるのも、このことが大きく関係していると思う。

 いずれにしても、山田一雄という指揮者音楽家の特性を識ることのできるCDで、東京フィルや東京交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルなどとの録音のリリースも強く期待したい。
posted by figarok492na at 15:05| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする